JP2023027410A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】空隙部を容易に形成できるコイル部品を提供する。【解決手段】コイル部品は、素体と、前記素体内に設けられたコイルとを備え、前記素体は、積層された複数の第1磁性層および第2磁性層を含み、前記コイルは、積層された複数のコイル導体層を含み、前記コイル導体層は、前記第1磁性層と前記第2磁性層の間に挟まれ、前記第2磁性層のポア面積率は、前記第1磁性層のポア面積率よりも小さく、前記第2磁性層と前記コイル導体層の間に、空隙部が存在する。【選択図】図4

Description

本発明は、コイル部品に関する。
従来、コイル部品としては、特開2017-59749号公報(特許文献1)に記載されたものがある。コイル部品は、素体と、素体内に設けられたコイルとを備え、コイルは、積層された複数のコイル導体層を含む。素体内には、コイル導体層の表面に接する応力緩和空間が設けられている。応力緩和空間には、ZrOの粉体が存在している。
特開2017-59749号公報
ところで、前記従来のようなコイル部品を実際に製造しようとすると、セラミックグリーンシート上に形成されたコイル導体層上に、スクリーン印刷等によりZrOの粉体を含むペーストを付与して、応力緩和空間となる粉体パターンを形成する。その後、粉体パターンを焼成することで、応力緩和空間を形成する。このように、コイル導体層上にZrO等のペーストを印刷する必要があり、工程が煩雑になるおそれがある。
そこで、本開示は、空隙部を容易に形成できるコイル部品を提供することにある。
前記課題を解決するため、本開示の一態様であるコイル部品は、
素体と、
前記素体内に設けられたコイルと
を備え、
前記素体は、積層された複数の第1磁性層および第2磁性層を含み、
前記コイルは、積層された複数のコイル導体層を含み、
前記コイル導体層は、前記第1磁性層と前記第2磁性層の間に挟まれ、
前記第2磁性層のポア面積率は、前記第1磁性層のポア面積率よりも小さく、
前記第2磁性層と前記コイル導体層の間に、空隙部が存在する。
ここで、ポア面積率とは、素体の断面において、所定の範囲における単位面積当たりのポア(孔)の面積の割合をいう。
前記態様によれば、第2磁性層のポア面積率は、第1磁性層のポア面積率よりも小さいので、ポアを形成するバインダーの量について、第2磁性層は、第1磁性層よりも少ない。このため、密着力に寄与するバインダーの量の違いにより、第2磁性層とコイル導体層の間の密着力は、第1磁性層とコイル導体層の間の密着力よりも小さくなる。そして、焼成時、バインダーが消失してポアが形成されるとともに、コイル導体層は、密着力の弱い部分である第2磁性層との接触部分から収縮していく。この結果、コイル導体層と第2磁性層の間に、空隙部が形成される。したがって、空隙部を容易に形成できる。
好ましくは、コイル部品の一実施形態では、前記第1磁性層のポア面積率と前記第2磁性層のポア面積率の差は、2%以上である。
前記実施形態によれば、第1磁性層のポア面積率と第2磁性層のポア面積率の差は、2%以上であるので、第2磁性層とコイル導体層の間の密着力を、第1磁性層とコイル導体層の間の密着力よりも確実に小さくでき、空隙部をより容易に形成できる。
好ましくは、コイル部品の一実施形態では、前記第1磁性層のポア面積率と前記第2磁性層のポア面積率の差は、5%以上である。
前記実施形態によれば、第1磁性層のポア面積率と第2磁性層のポア面積率の差は、5%以上であるので、第2磁性層とコイル導体層の間の密着力を、第1磁性層とコイル導体層の間の密着力よりも確実に小さくでき、空隙部をより容易に形成できる。
好ましくは、コイル部品の一実施形態では、前記第2磁性層のポア面積率は、1%以上5%以下である。
好ましくは、コイル部品の一実施形態では、前記第1磁性層のポア面積率は、5%以上15%以下である。
好ましくは、コイル部品の一実施形態では、
前記素体の表面に設けられ、前記コイルに電気的に接続された外部電極を有し、
前記コイルは、前記コイル導体層に電気的に接続され、前記素体の表面から露出して前記外部電極に接続する引出導体層を有し、
前記引出導体層は、前記コイル導体層と異なる層に設けられている。
前記実施形態によれば、引出導体層は、コイル導体層と異なる層に設けられているので、引出導体層は、空隙部に接しない。これにより、空隙部は、素体の外部に連通しないので、素体の外部からのめっき液などの侵入を防止できる。
好ましくは、コイル部品の一実施形態では、前記引出導体層は、2層の前記第2磁性層の間に挟まれている。
前記実施形態によれば、引出導体層は、2層の第2磁性層の間に挟まれているので、引出導体層の周囲にはポアが少ない。これにより、ポアは、素体の外部に連通しないので、素体の外部からのめっき液などの侵入を防止できる。
本開示の一態様であるコイル部品によれば、空隙部を容易に形成できる。
コイル部品の第1実施形態を示す斜視図である。 図1のコイル部品のX-X断面図である。 コイル部品の分解平面図である。 コイル導体層の周囲の拡大断面図である。 コイル部品の第2実施形態を示すコイル導体層の周囲の拡大断面図である。 コイル部品の第3実施形態を示す分解平面図である。 コイル部品の第3実施形態を示す拡大断面図である。
以下、本開示の一態様であるコイル部品を図示の実施の形態により詳細に説明する。なお、図面は一部模式的なものを含み、実際の寸法や比率を反映していない場合がある。
(第1実施形態)
図1は、コイル部品の第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示す第1実施形態のX-X断面図であり、W方向の中心を通るLT断面図である。図3は、コイル部品の分解平面図であり、下図から上図にわたってT方向に沿った図を表している。なお、L方向は、コイル部品1の長さ方向であり、W方向は、コイル部品1の幅方向であり、T方向は、コイル部品1の高さ方向である。
図1に示すように、コイル部品1は、素体10と、素体10の内部に設けられたコイル20と、素体10の表面に設けられコイル20に電気的に接続された第1外部電極31および第2外部電極32とを有する。
コイル部品1は、第1、第2外部電極31、32を介して、図示しない回路基板の配線に電気的に接続される。コイル部品1は、例えば、ノイズ除去フィルタとして用いられ、パソコン、DVDプレーヤー、デジカメ、TV、携帯電話、カーエレクトロニクスなどの電子機器に用いられる。
素体10は、略直方体状に形成されている。素体10の表面は、第1端面15と、第1端面15の反対側に位置する第2端面16と、第1端面15と第2端面16の間に位置する4つの側面17とを有する。第1端面15および第2端面16は、L方向に対向している。
図2に示すように、素体10は、複数の第1磁性層11および第2磁性層12を含む。第1磁性層11および第2磁性層12は、T方向に交互に積層される。第1磁性層11および第2磁性層12は、例えば、Ni-Cu-Zn系のフェライト材料などの磁性材料からなる。第1磁性層11および第2磁性層12のそれぞれの厚みは、例えば、5μm以上でかつ30μm以下である。なお、素体10は、部分的に非磁性層を含んでいてもよい。
第1外部電極31は、素体10の第1端面15の全面と、素体10の側面17の第1端面15側の端部とを覆う。第2外部電極32は、素体10の第2端面16の全面と、素体10の側面17の第2端面16側の端部とを覆う。第1外部電極31は、コイル20の第1端に電気的に接続され、第2外部電極32は、コイル20の第2端に電気的に接続される。
なお、第1外部電極31は、第1端面15と1つの側面17に渡って形成されるL字形状であってもよく、第2外部電極32は、第2端面16と1つの側面17に渡って形成されるL字形状であってもよい。
図2と図3に示すように、コイル20は、T方向に沿って、螺旋状に巻回されている。コイル20は、例えば、AgまたはCuなどの導電性材料からなる。コイル20は、複数のコイル導体層21と複数の引出導体層61,62とを有する。
2層の第1引出導体層61と、複数のコイル導体層21と、2層の第2引出導体層62とは、T方向に順に配置され、ビア導体を介して電気的に順に接続される。複数のコイル導体層21は、T方向に順に接続されて、T方向に沿った螺旋を形成する。第1引出導体層61は、素体10の第1端面15から露出して第1外部電極31に接続され、第2引出導体層62は、素体10の第2端面16から露出して第2外部電極32に接続される。なお、第1、第2引出導体層61,62の層数は、特に限定されず、例えば、それぞれ1層であってもよい。
コイル導体層21は、平面上に1ターン未満に巻回された形状に形成されている。引出導体層61,62は、直線形状に形成されている。コイル導体層21の厚みは、例えば、10μm以上でかつ40μm以下である。第1、第2引出導体層61,62の厚みは、例えば、30μmであるが、コイル導体層21の厚みより薄くてもよい。
コイル導体層21は、第1磁性層11と第2磁性層12の間に挟まれている。図3では、わかりやすくするために、第2磁性層12をハッチングで示す。第1磁性層11は、コイル導体層21のT方向の下側に位置し、第2磁性層12は、コイル導体層21のT方向の上側に位置する。コイル導体層21は、第1、第2磁性層11,12の間に挟まれているため、コイル導体層21の延在方向(巻回方向)に直交する断面において、コイル導体層21の形状は、楕円形となっている。
第1、第2引出導体層61,62は、それぞれ、コイル導体層21と異なる層に設けられている。第1、第2引出導体層61,62は、それぞれ、2層の第2磁性層12の間に挟まれている。
素体10内には、空隙部51が存在する。図3では、空隙部51を省略して描いている。空隙部51は、第2磁性層12とコイル導体層21の間に位置している。空隙部51は、コイル導体層21の上面に接するように設けられている。空隙部51は、コイル導体層21と第2磁性層12の界面の全面に沿って設けられているが、その界面の一部に沿って部分的に設けられてもよい。空隙部51の厚みは、一定であってもよいし、変動があってもよい。空隙部51の最大厚みは、例えば、0.5μm以上でかつ8μm以下である。
空隙部51を設けることにより、コイル導体層21と磁性層11,12の熱膨張係数の差から生じる、コイル導体層21の温度変化による磁性層11,12への応力を、抑制できる。この結果、内部応力によるインダクタンスおよびインピーダンス特性の劣化を解消できる。
図4は、図2のコイル導体層21の周囲の拡大断面図である。図4は、コイル導体層21の幅方向に沿った断面を示し、言い換えると、コイル導体層21の延在方向に直交する断面を示す。
図4に示すように、第2磁性層12のポア面積率は、第1磁性層11のポア面積率よりも小さい。ここで、ポア面積率は、素体10の断面において所定の範囲における単位面積当たりのポア(孔)100の面積の割合をいう。具体的に述べると、ポア面積率の測定に用いる断面は、コイル部品1のLT面であり、かつ、コイル部品1のW方向の中心を通過する面である。
ポア面積率は、以下のようにして測定する。コイル部品1のLT面であり、コイル部品1のW方向の中心を通過する断面を集束イオンビーム加工(FIB加工)する。FIB加工は、測定対象試料を垂直になるように立てて、必要に応じて試料の周囲を樹脂で固めて行う。また、測定面であるLT面の断面は、研磨機で試料のW方向に、W方向の略中央部が露出する深さまで研磨を行って得ることができる。ここで、FIB加工はエスアイアイ・ナノテクノロジー(株)のFIB加工装置SMI3050Rを用いて行う。その後、得られた断面において、走査型電子顕微鏡(SEM)写真を撮影する。得られたSEM写真を、画像解析ソフトを用いて解析してポア面積率を求める。画像解析ソフトは、旭化成エンジニアリング(株)製のA像くん(登録商標)を用いる。
具体的に述べると、コイル導体層21の端部から素体10の外側へ距離D(例えば50μm)だけ離れた位置までの領域を測定領域Zとする。この測定領域Zにおいて、SEMでポア面積率の大きい第1磁性層11とポア面積率の小さい第2磁性層12を判別する。そして、各磁性層11,12の厚み方向の中央で20μm×20μmの領域をSEM写真で撮影し、画像解析を行うことで第1磁性層11および第2磁性層12のポア面積率を求める。
前記コイル部品1によれば、磁性層11,12のポア100は、例えば、磁性層11,12の材料となるバインダーを焼成することにより形成される。つまり、ポア面積率は、バインダーの量に応じて大きくなる。そして、バインダーは、密着力を高めることに寄与するため、コイル部品1の製造工程における素体10(磁性層11,12)とコイル導体層21を焼成する前に、コイル導体層21を第1磁性層11と第2磁性層12の間に挟むと、バインダーの量の少ない(ポア面積率の小さい)第2磁性層12とコイル導体層21の間の密着力は、バインダーの量の多い(ポア面積率の大きい)第1磁性層11とコイル導体層21の間の密着力よりも小さくなる。
その後、素体10とコイル導体層21を焼成すると、バインダーが消失してポア100が形成されていく。このとき、バインダーの消失により密着力も低下していき、コイル導体層21は、密着力の弱い部分である第2磁性層12との接触部分(つまり上面部分)から収縮していく。この結果、コイル導体層21と第2磁性層12の間に、空隙部51が形成される。
したがって、従来のようにコイル導体層に空隙形成用ペーストを別途塗布しなくても、第2磁性層12とコイル導体層21の間に空隙部51を形成でき、空隙部51を容易に形成できる。
このように、本願発明では、コイル導体層21を挟む第1磁性層11と第2磁性層12におけるコイル導体層21に対する密着力の偏りに着目し、コイル導体層21の密着力の弱い側で空隙部51を形成することを見出した。
前記コイル部品1によれば、第1、第2引出導体層61,62は、コイル導体層21と異なる層に設けられているので、第1、第2引出導体層61,62は、空隙部51に接しない。これにより、空隙部51は、素体10の外部に連通しないので、素体10の外部からのめっき液などの侵入を防止できる。したがって、第1、第2引出導体層61,62あるいはコイル導体層21のマイグレーションを防止できる。
前記コイル部品1によれば、第1、第2引出導体層61,62は、2層の第2磁性層12の間に挟まれているので、第1、第2引出導体層61,62の周囲にはポア100が少ない。これにより、ポア100は、素体10の外部に連通しないので、外部からの素体10へのめっき液などの侵入をより防止できる。また、引出導体層61,62は、同一の第2磁性層12で挟まれているため、引出導体層61,62の両面で密着力に差が生じないので、引出導体層61,62の両面に空隙部51は生じにくくなる。
好ましくは、第1磁性層11のポア面積率と第2磁性層12のポア面積率の差は、2%以上である。これによれば、第2磁性層12とコイル導体層21の間の密着力を、第1磁性層11とコイル導体層21の間の密着力よりも確実に小さくでき、空隙部51をより容易に形成できる。
好ましくは、第1磁性層11のポア面積率と第2磁性層12のポア面積率の差は、5%以上である。これによれば、第2磁性層12とコイル導体層21の間の密着力を、第1磁性層11とコイル導体層21の間の密着力よりも確実に小さくでき、空隙部51をより容易に形成できる。
好ましくは、第2磁性層12のポア面積率は、1%以上5%以下である。好ましくは、第1磁性層11のポア面積率は、5%以上15%以下である。
ポア100の大きさは特に限定されないが、例えば、0.5μm以下、具体的には、0.4μm以下である。ポア100の大きさの下限値は、例えば、0.05μmである。ポア100の平均粒径は、特に限定されないが、例えば、0.1μm以上でかつ0.3μm以下である。
ポア100の形状は特に限定されないが、例えば、その断面形状は、実質的に円形、楕円、多角形などである。
次に、図2および図3を用いて、コイル部品1の製造方法の一例を説明する。
まず、第1磁性層11および第2磁性層12となるグリーンシートを準備する。第1、第2磁性層11,12となるグリーンシートは、例えば、磁性フェライト材料を含む磁性体スラリーをシート状に成形加工し、必要に応じて打ち抜きなどにより加工して作製し得る。
磁性体スラリーを、シート状に加工する方法としては、例えば、ドクターブレード法を挙げることができる。得られるシートの厚さは、例えば厚さ15μm以上でかつ25μm以下である。
磁性フェライト材料の組成は、特に限定されないが、例えば、Fe、ZnO、CuOおよびNiOを含むものを用いることができる。磁性フェライト材料がFe、ZnO、CuOおよびNiOを含む場合、これらの含有量は、例えば、Feが40.0mol%以上でかつ49.5mol%以下、ZnOが5mol%以上でかつ35mol%以下、CuOが8mol%以上でかつ12mol%以下、およびNiOが8mol%以上でかつ40mol%以下の範囲にある。磁性フェライト材料は、添加剤をさらに含み得る。添加剤としては、例えば、Mn、Co、SnO、Bi、SiOを挙げることができる。
磁性フェライト材料を、通常行い得る方法を用いて湿式で混合粉砕した後、乾燥する。乾燥により得られた乾燥物を、700℃以上でかつ800℃以下で仮焼し、原料粉末を形成する。なお、原料粉末(仮焼粉末)には、不可避な不純物が含まれ得る。
原料粉末に、水系アクリルバインダーおよび分散剤を添加し、湿式で混合粉砕して、磁性体スラリーを作製する。湿式での混合粉砕は、例えば部分安定化ジルコニア(PSZ)ボールとともにポットミルに入れて行うことができる。
第1磁性層11となるグリーンシートとして、添加するバインダーの量を第2磁性層12よりも多くしたグリーンシートを用いる。例えば、原料粉末100重量部に対して、バインダー35重量部以上でかつ40重量部以下とする。バインダー量が相対的に多いことで、焼成後のポア面積率が相対的に大きくなる。バインダーは、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、アクリル樹脂など公知の樹脂材料を用いることができる。
第2磁性層12となるグリーンシートとして、添加するバインダーの量を第1磁性層11よりも少なくしたグリーンシートを用いる。例えば、原料粉末100重量部に対して、バインダー25重量部以上でかつ30重量部以下とする。バインダー量が相対的に少ないことで、焼成後のポア面積率が相対的に小さくなる。
その後、第1磁性層11としてのグリーンシート、および、第2磁性層12としてのグリーンシートの所定箇所に、レーザー照射を行ってスルーホールを形成する。そして、Agペーストをスクリーン印刷することで、スルーホールにAgペーストを充填してビア導体を形成するとともに、コイル導体層21および引出導体層11,12を形成する。これを図3に示した順で重ね合わせ、熱圧着することで積層体ブロックを作製する。
このとき、コイル導体層21を挟み込むグリーンシートを、一方を第1磁性層11のグリーンシート(バインダーが相対的に多い)とし、他方を第2磁性層12のグリーンシート(バインダーが相対的に少ない)とする。焼成時にバインダーがシートから除去されると、コイル導体層21とシートの間の密着力が低下する。従って、コイル導体層21をバインダーが少ないシートと多いシートで挟むことで、バインダーが少ないシートにおいて先にバインダーが除去されるので、密着力が相対的に低下する。このように、コイル導体層21との密着力に差があると、コイル導体層21の密着力の低い側で空隙部51を形成することができる。
一方、引出導体層61,62の両面を、第2磁性層12のグリーンシートで挟む。これにより、両面で密着力に差が生じないので、空隙部51は生じにくくなる。また、第2磁性層12のグリーンシートを用いるため、引出導体層61,62に接するポア100を少なくできる。引出導体層61,62の両面を、第1磁性層11のグリーンシートで挟むようにしてもよく、これにより、両面で密着力に差が生じないので、空隙部51は生じにくくなる。
その後、形成された積層体ブロックに通常行い得る操作、例えば個片化、焼成、外部電極の形成などを行い、コイル部品1を形成する。個片化、焼成、外部電極の形成は、通常行い得る方法を用いて行い得る。例えば、個片化は、得られた積層体ブロックをダイサーなどで切断して行いえる。必要に応じて、回転バレルを行うことでコーナーなどに丸みを形成する。焼成は、880℃以上でかつ920℃以下の温度で行い得る。外部電極31,32の形成は、Agペーストを所定の厚みに引き伸ばした層に、引出導体層61,62が露出した端面を浸漬し、約800℃程度の温度で焼き付けることにより下地電極を形成し、その後、電解めっきにより下地電極の上にNi被膜、Sn被膜を順次形成することで設けることができる。このようにして製造されたコイル部品1において、例えば、第1磁性層11のポア面積率は8.9%となり、第2磁性層12のポア面積率は1.5%となった。
(第2実施形態)
図5は、コイル部品の第2実施形態を示す拡大断面図である。第2実施形態は、第1実施形態(図4)とは、素体の構成が相違する。この相違する構成を以下に説明する。その他の構成は、第1実施形態と同じ構成であり、第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、第2実施形態のコイル部品では、素体10Aは、第1磁性層11および第2磁性層12に加えて、第3磁性層13を含む。第3磁性層13は、第1磁性層11上でコイル導体層21と同一層に設けられている。つまり、第3磁性層13は、第1磁性層11上で、コイル導体層21が形成されていない領域に、形成されている。第3磁性層13の材料は、第1磁性層11または第2磁性層12の材料と同様の材料である。第3磁性層13のポア面積率は、第1絶縁層11および第2絶縁層12のポア面積率に対して、大きくてもよく、または、小さくてもよい。なお、図5では、第3磁性層13は、ポアを省略して描いている。
このように、第3磁性層13をコイル導体層21と同一層とすることで、コイル導体層21の厚みを保持でき、コイル導体層21の直流抵抗値(Rdc)を低減できる。
また、第3磁性層13のポア面積率を、第1絶縁層11のポア面積率よりも小さくすると、コイル導体層21の側面と第3磁性層13との間に、空洞部51を形成することができる。また、第3磁性層13のポア面積率を、第2絶縁層12のポア面積率よりも大きくすると、コイル導体層21の側面と第3磁性層13との間の密着力を大きくすることができる。
(第3実施形態)
図6は、コイル部品の第3実施形態を示す分解平面図であり、図7は、コイル部品の第3実施形態を示す拡大断面図である。第3実施形態は、第1実施形態(図3、図4)とは、素体におけるコイル導体層の位置が相違する。この相違する構成を以下に説明する。その他の構成は、第1実施形態と同じ構成であり、第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図6と図7に示すように、第3実施形態のコイル部品1Bでは、素体10Bは、T方向に沿って、第2磁性層12と第1磁性層11を交互に含んでいる。具体的に述べると、T方向に沿って順に、1番目の第2磁性層12、2番目の第1磁性層11、3番目の第2磁性層12、4番目の第1磁性層11、および、5番目の第2磁性層12が、配置されている。また、T方向に沿って順に、1番目のコイル導体層21、2番目のコイル導体層21、3番目のコイル導体層21、および、4番目のコイル導体層21が、配置されている。
そして、1番目の第2磁性層12と2番目の第1磁性層11の間に1番目のコイル導体層21が配置され、2番目の第1磁性層11と3番目の第2磁性層12の間に2番目のコイル導体層21が配置され、3番目の第2磁性層12と4番目の第1磁性層11の間に3番目のコイル導体層21が配置され、4番目の第1磁性層11と5番目の第2磁性層12の間に4番目のコイル導体層21が配置されている。
1番目の第2磁性層12と1番目のコイル導体層21の間に空隙部51が設けられ、3番目の第2磁性層12と2番目のコイル導体層21の間に空隙部51が設けられ、3番目の第2磁性層12と3番目のコイル導体層21の間に空隙部51が設けられ、5番目の第2磁性層12と4番目のコイル導体層21の間に空隙部51が設けられている。このように、空隙部51は、T方向に沿って、上下交互に設けられる。
前記コイル部品1Bの製造方法を説明すると、コイル導体層を印刷するグリーンシートを、第2磁性層となるグリーンシートと第1磁性層となるグリーンシートとを交互に用いて、順に積層し、焼成する。これにより、空隙部を形成し、コイル部品1Bを製造する。
前記コイル部品1Bでは、前記第1実施形態の効果に加えて、第1と第2磁性層の数量を低減できる。
なお、本開示は上述の実施形態に限定されず、本開示の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、第1から第3実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
前記第1、第2実施形態では、コイル導体層21の下面に第1磁性層11を配置し、コイル導体層21の上面に第2磁性層12を配置しているが、コイル導体層21の下面に第2磁性層12を配置し、コイル導体層21の上面に第1磁性層11を配置してもよい。このとき、空隙部51は、コイル導体層21の下面と第2磁性層12の間に形成される。
前記第1から第3実施形態では、引出導体層61,62は、第2磁性層12で挟まれているが、第1磁性層11で挟むようにしてもよく、これにより、引出導体層61,62の両面で密着力に差が生じないので、引出導体層61,62の両面に空隙部51は生じにくくなる。
前記第1から第3実施形態では、空隙部51は、コイル導体層21と第2磁性層12の間に形成されているが、さらにコイル導体層21と第1磁性層11の間にも部分的に形成されていてもよい。
1,1B コイル部品
10,10A,10B 素体
11 第1磁性層
12 第2磁性層
13 第3磁性層
15 第1端面
16 第2端面
17 側面
20 コイル
21 コイル導体層
31 第1外部電極
32 第2外部電極
51 空隙部
61 第1引出導体層
62 第2引出導体層
100 ポア
D 距離
Z 測定領域
T 高さ方向
W 幅方向
L 長さ方向

Claims (7)

  1. 素体と、
    前記素体内に設けられたコイルと
    を備え、
    前記素体は、積層された複数の第1磁性層および第2磁性層を含み、
    前記コイルは、積層された複数のコイル導体層を含み、
    前記コイル導体層は、前記第1磁性層と前記第2磁性層の間に挟まれ、
    前記第2磁性層のポア面積率は、前記第1磁性層のポア面積率よりも小さく、
    前記第2磁性層と前記コイル導体層の間に、空隙部が存在する、コイル部品。
  2. 前記第1磁性層のポア面積率と前記第2磁性層のポア面積率の差は、2%以上である、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第1磁性層のポア面積率と前記第2磁性層のポア面積率の差は、5%以上である、請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記第2磁性層のポア面積率は、1%以上5%以下である、請求項1から3の何れか一つに記載のコイル部品。
  5. 前記第1磁性層のポア面積率は、5%以上15%以下である、請求項1から4の何れか一つに記載のコイル部品。
  6. 前記素体の表面に設けられ、前記コイルに電気的に接続された外部電極を有し、
    前記コイルは、前記コイル導体層に電気的に接続され、前記素体の表面から露出して前記外部電極に接続する引出導体層を有し、
    前記引出導体層は、前記コイル導体層と異なる層に設けられている、請求項1から5の何れか一つに記載のコイル部品。
  7. 前記引出導体層は、2層の前記第2磁性層の間に挟まれている、請求項6に記載のコイル部品。
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