JP2022508879A - 自動車用ロック - Google Patents

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Abstract

本発明は、回転ラッチ(1)と爪部(2,3)とから実質的に成るロック機構(1,2,3)を備えた自動車用ロック、特に自動車用ドアロックに関する。また、2つのロック機構の構成要素(1,2;1,3;2,3)間の係合領域に配置されたラッチ要素(5)が備えられ、前記ラッチ要素は、回転ラッチ(1)及び/又は爪部(2、3)に、ロック機構の面(E)内の大部分が旋回可能に装着されている。本発明によれば、ラッチ要素(5)は、軸方向および/または径方向の更なる案内のために、ロック機構の面(E)に対して突出するガイド延長部(6)を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、実質的に回転ラッチおよび爪部からなるロック機構を備え、回転ラッチと爪部との間の係合領域に、または一般的には2つのロック機構の構成部品の間の係合領域に配置されたラッチ要素を備え、このラッチ要素は、ロック機構の面の大部分において、回転ラッチおよび/または爪部に旋回可能に装着されている自動車用ロック、特に自動車用ドアロックに関する。
自動車用ロックとは、自動車用ドアロックのような自動車内または自動車上のロックのことであるが、自動車のフード、自動車の後部扉のロック、自動車用タンクのロック、座席ロック機構のためのロック、充電ポートのロックなども含まれる。自動車内および自動車上で長年にわたって行われてきた音響の最適化により、自動車用ロックの騒音挙動に対する要求がますます高まっている。同時に快適性(comfort)の向上にも注力している。回転ラッチと爪部との間の係合領域は、2つのロック機構構成要素として、音響効果および動作中のハプティックス(haptics)及び快適性(コンフォート)に決定的な影響を及ぼす。しかしながら、原則的には、係合領域は、多爪ロック機構における2つの爪部の間の係合領域、例えば、いわゆるコンフォート爪部と爪部の間の係合領域であってもよい。
このため、回転ラッチと爪部との間または2つの爪部の間の係合領域の表面品質を改善するための従来技術のアプローチが既に存在する。この目的のために、出願人によるWO2016/146110A1は、ロック機構構成要素の構成要素として可撓性ダンピング要素を使用して動作する。このために、ロック機構構成要素のハウジングには、金属本体を収容するためのポケットが設けられており、このハウジング内にも可撓性を有する減衰要素が挿入される。実際には、可撓性減衰要素は、例えば、ケーシングにラッチ可能である。
このようにして、単純な設計および安価な製造が認められる。
WO2014/090216A2による更なる先行技術は、個々のロック機構構成要素がスタンプされるときに、パズル構成要素の外形部が係合領域内でスタンプされる自動車用ロックを開示している。パズル構成要素は、スライドまたは低摩擦のエッジ表面によって位置的に固定された方法で外形部に挿入される。これは、回転ラッチと爪部とが係合領域内で互いに擦られるときにプラスの効果を有する。この場合、パズル片の外形部は、回転ラッチのメインラッチ領域に配置することができる。
出願人による別の自動車用ロックにおいて、ラッチ要素は、回転ラッチと爪部との間の係合領域の回転ラッチ内に回動可能に収容される。この場合、ラッチ要素の旋回運動は、大部分がロック機構の面内で行われ、したがって、回転ラッチおよび爪部が及ぶ面内で行われる。このようにして、このような自動車用ロックを容易に且つ低騒音動作を保証することができるようにするための構造的に簡単な解決策及び安価な変形例が提供される。これは原理的に証明されている。
DE11 2012 002 272T5による一般的な従来技術の結果として、補助回転ラッチ内に回転可能に装着された一次爪部を有する自動車用ロックが一般的に知られるようになった。二次爪部も設けられている。一次爪部は、回転ラッチをロック用ボルト係合位置に保持することができる。さらに、一次爪部が回転ラッチをロック用ボルト係合位置から移動させる回転ラッチ解除位置も設けられている。この場合、一次爪部は、実質的に、前述のラッチ要素の機能を果たす。
しかしながら、先行技術は、今でも、ラッチ要素の案内が改善されるという効果に対する最適化を可能にする。これは、前述の解決策が、実際には、係合領域における爪部と回転ラッチとの間の相互作用中に、ラッチ要素が傾き、さらに/またはロック機構の面から離れるという問題を引き起こす可能性があるためである。本発明は全体としてこれを改善しようとする。
本発明は、構造的に簡単であると同時に低騒音である解決手段を考慮して、ラッチ要素の案内が改善されるように、このような自動車用ロック、特に自動車ドア用ロックをさらに開発するという技術的課題に基づいている。
この技術的問題を解決するために、本発明に関連する一般的な自動車用ロックは、ラッチ要素が、付加的な軸方向及び/又は径方向の案内のためにロック機構の面に対して突出するガイド延長部を有することを特徴とする。
本発明の状況では、回転ラッチと爪部との間または2つの爪部の間の係合領域、従って、2つのロック機構構成要素間の係合領域におけるラッチ要素の案内が最初に改善される。この場合、ラッチ要素は、ロック機構を特に容易にかつスラット(slat)に開放できることを、変更されない方法で依然として保証する。
ロック機構の面の大部分において回転ラッチに旋回可能に装着されたラッチ要素、または、たとえば、コンフォート爪部に装着されたラッチ要素は、上述のトルク伝達中に、爪部と回転ラッチまたはコンフォート爪部と爪部とが互いに完全に、かつ、ほとんど騒音を伴わずに、確実に回転できるようにする。本発明によれば、ラッチ要素上に付加的に設けられた突出ガイド延長部は、ラッチ要素が旋回面またはロック機構の面を離れず、傾斜しないことを保証する。むしろ、ロック機構の面に対して突出するガイド延長部は、ラッチ要素が追加の軸方向および/または径方向の案内を備えることを保証する。その結果、上述した、爪部と回転ラッチとの間、または、コンフォート爪部と爪部との間の転回処理が更に改善される。その結果、機能信頼性が向上し、従来技術に比べて、ノイズ値がさらに向上することが認められている。ここに本質的な利点がある。
有利な実施形態によれば、ガイド延長部は、例えばエンボス加工として、ラッチ要素と一体的に形成される。その結果、ガイド延長部をラッチ要素の製造処理に特に容易に組み込むことができる。これは、ラッチ要素が、通常、鋼製の型打ちされた構成要素であるためであり、型打ち処理をエンボス加工処理と組み合わせて、ガイド延長部を形成することができる。
あるいは、ガイド延長部は、付加的な要素として設計することもできる。この場合、ガイド延長部は、プラスチック部品または異なる材料で作られた別個の構成部品であってもよい。たとえば、ガイド延長部は、ラッチ要素のプラスチックカバーの構成要素としてプラスチック材料から形成することができる。また、ガイド延長部を、たとえば、突き通しピンとして設計することも可能である。この目的のために、この突き通しピンは、たとえば、ラッチ要素の凹部に挿入される。
このようにしてガイド延長部を使用して所望の追加の軸方向および/または径方向の案内を提供するために、ガイド延長部が、回転ラッチの凹部に係合するか、または一般に、前記ガイド延長部を支持するロック機構構成要素の凹部に係合することが有用であることがわかった。ガイド延長部が、たとえば、突き通しピンとして設計され、凹部が、限定的な弧状設計を有さない場合、ラッチ要素の追加の径方向案内が、このようにして提供され、実施できる。この場合、回転ラッチの凹部は、回転ラッチのケーシングに設けることができる。ラッチ要素が、多爪ロック機構の場合には、コンフォート爪部内に旋回可能に装着されると、凹部は、それに対応して、コンフォート爪部のケーシング内に置かれる。
回転ラッチまたはコンフォート爪部のケーシングは、典型的にはプラスチックのケーシングであり、通常、いかなる場合にも、騒音減衰を改善するために設けられる。その結果、ガイド延長部のための凹部を特に容易かつ正確に設けることができる。これに関連して、ラッチ要素が、回転ラッチ(コンフォート爪部)と共に、たとえば、射出成形ツールに挿入されるように、設計を実施し、実現することもできる。回転ラッチ(コンフォート爪部)を封入する場合、たとえば、突き通しピンのための凹部は、回転ラッチ(コンフォート爪部)のケーシング内のガイド延長部として直接画定することができる。
次に、ラッチ要素が、回転ラッチのケーシングによって形成されたポケット(コンフォート爪部)内に収容される場合、ラッチ要素は、プラスチック材料によるカプセル封入の過程で、ロック機構の面の大部分において、必要とされる旋回可能な装着を備えるだけでなく、同時に、回転ラッチのケーシング内の凹部内のガイド延長部の助けを借りて、径方向にも案内される。これは、特に簡単かつ安価な方法で実施することができる。
しかしながら、原理的には、ラッチ要素と回転ラッチ(コンフォート爪部)を別々にケーシングと共に製造し、次いで、たとえば、突き通しピンを、回転ラッチ(コンフォート爪部)のケーシングのポケットに保持されたラッチ要素の凹部に挿入することによって、互いに組み合わせることも可能である。
回転ラッチ(コンフォート爪部)のケーシングの凹部内のガイド延長部の例示的な係合による、回転ラッチ(コンフォート爪部)に対するラッチ要素の径方向の案内に加えて、原理的には、ラッチ要素の付加的な軸方向の案内の更なる可能性もある。この目的のために、突出ガイド延長部が再び使用される。実際、この目的のために、ガイド延長部は、ハウジング内の凹部に係合することができる。この場合、ハウジングは、一般に、その内部にロック機構を収容する。ハウジングの凹部によって、ガイド延長部は軸方向および径方向の両方に案内される。同様のことが、ロック機構の面内で回転ラッチに旋回可能に装着されたラッチ要素にも当然当てはまる。
しかしながら、これに代えて、ガイド延長部を、ロック機構を把持するように収容するハウジングに単に寄りかからせることも可能である。このようにして、ガイド延長部は、ハウジングとの接触によって、本発明に従って望まれる付加的な軸方向の案内を提供される。もちろん、この2つの追加の手段は、互いに組み合わせることもできる。いずれにしても、回転ラッチ(コンフォート爪部)に旋回可能に装着されたラッチ要素は、特に、ラッチ要素を収容する回転ラッチ(コンフォート爪部)に対して、および/または、ハウジングに対して、付加的に固定される。この付加的な固定により、たとえば、ロック機構を収容するハウジングに対して、ラッチ要素の軸方向支持が保証される。
しかしながら、これに代えて又はこれに加えて、ラッチ要素は、補助的な径方向案内を備えることもできる。この径方向の案内は、再び、ハウジングに対して行うことができる。しかしながら、一般に、ラッチ要素の径方向の案内は、ラッチ要素上のガイド延長部が、この目的のために回転ラッチ(コンフォート爪部)の凹部に係合するように、実施され、もたらされる。
本発明は、回転ラッチに旋回可能に装着されたラッチ要素が回動ラッチと共に移動し、その結果、回転ラッチ(コンフォート爪部)上のラッチ要素の付加的な径方向の案内を、回転ラッチに旋回可能に装着できるという知見に基づいている。この径方向の案内は、ラッチ要素上のガイド延長部と回転ラッチのケーシング内の凹部(コンフォート爪部)との間の相互作用によって、特に容易に提供され実施される。
独立した有意性の更なる有利な実施形態によれば、ラッチ要素は、突出部を備えることができる。この突出部は、爪部と相互作用するエンドストップとして設計することができる。したがって、この場合、突出部は、エンドストップまたは一般に停止部の機能を担い、すなわち、回転ラッチに対するラッチ要素のいかなる旋回運動も制限する。突出部は、この目的のために爪部と相互作用する。
しかしながら、これに代えて又はこれに加えて、突出部をラッチ要素のための開放レバーとして設計することもできる。この場合、突出部は、ラッチ要素に作用する開放レバーとして作用し、たとえば、回転ラッチに対する爪部の開放機能を支持する。この目的のために、手動および/またはモータによって作動される解除レバーによって、問題の突出部または、このようにして設けられた開放レバーを作用させることができる。
さらに有利な実施形態によれば、ラッチ要素の旋回運動を制限するために、ラッチ要素に対して停止部を設けることもできる。この場合、停止部は必ずしもエンドストップではなく、前述のラッチ要素の突出部である。むしろ、停止部は、ロック機構を収容するハウジング上に有利に形成される。本発明は、典型的には、ロック機構が金属製のロックケースに装着され、この金属製のロックケースは、プラスチック材料製のロックカバーまたはロックハウジングの助けを借りて閉鎖されるという知見に基づいている。その結果、いずれにしても必要な、ハウジングのプラスチック射出成形処理に特に一体化された、ハウジング上またはハウジング内に、ガイド延長部または停止部のための凹部のような任意の追加の構成を容易に設けることができる。
さらに有利な実施形態によれば、ラッチ要素および/または爪部は、相互接触表面の領域に補強部を有する。この補強部により、必要に応じて、爪部上およびラッチ要素上の接触領域または接触表面が補強される。本発明は、ロック機構のラッチ位置(プレラッチ位置および/またはメインラッチ位置)において、爪部が、回転ラッチ(コンフォート爪部)上に旋回可能に装着されたラッチ要素に寄りかかるという知見に基づいている。したがって、爪部の開放運動は、回転ラッチ(コンフォート爪部)に対するラッチ要素の旋回運動に変換される。ラッチ要素と爪部との間の相互接触表面の、この領域の摩耗をできるだけ低く保つために、問題の補強部を相互接触表面の領域に設けることができる。これに加えて、またはこれに代わるものとして、特に低い摩擦係数を有する表面は、ここでは好ましいことが証明されている。
さらに有利な実施形態によれば、実質的に回転ラッチおよび爪部からなるロック機構は、回転ラッチおよび爪部を有する単純なロック機構ではない。むしろ、爪部に加えて、追加のプレラッチ用爪部および/またはコンフォート爪部を設けることができる。この場合、ロック機構は、多爪ロック機構または多重ロック機構として設計される。これに関連して、本発明は、ラッチ要素が回転ラッチまたはコンフォート爪部に依然として旋回可能に装着されていることを推奨する。しかしながら、このような場合、爪部との相互作用は、典型的には、メインラッチ位置においてのみ生じ、一方、プレラッチ用爪部と回転ラッチとの間の相互作用は、図面の説明を参照して以下により詳細に説明するように、回転ラッチ上に付加的に設けられたプレラッチ用ボルトを介して実現され、実施される。
しかしながら、回転ラッチがコンフォートラッチと相互作用することも可能である。この場合、ラッチ要素は、旋回可能にコンフォート爪部に装着される。次に、コンフォート爪部は、その上またはその中に旋回可能に収容されたラッチ要素と共に、爪部と相互作用する。
また、更に有利な実施形態によれば、爪部および/またはラッチ要素にアンダーカットを設けることができる。本発明の状況では、爪部の、このようなアンダーカットは、ラッチ要素から爪部に向かう力のベクトルが爪部の軸を通過せず、代わりに爪部を閉鎖するトルクを発生することを意味する。逆に、爪部は、ラッチ要素の軸を通過せず、その代わりにラッチ要素に対して閉鎖する向きで、すなわち閉鎖トルクで作用する力ベクトルで、ラッチ要素に作用することもできる。次に、ラッチ要素にアンダーカットが備え付けられる。
最後に、ラッチ要素は、一般に、関連するロック機構の構成要素または回転ラッチまたはコンフォート爪部のケーシング内に装着されて、ロック機構の構成要素のコア、および任意に介在する減衰要素との追加の負荷接触を有する。その結果、ラッチ要素と関連するロック機構の構成要素(回転ラッチまたはコンフォート爪部)との間の金属接触は、荷重を受けた場合にのみ認められ、その結果、ロック機構の構成要素に対するラッチ要素の旋回運動は、ケーシングによってのみ案内されるので、特に少ない騒音で実施することができる。大きな荷重が加えられた場合にのみ、ラッチ要素とロック機構の構成要素のコアとの金属接触又は荷重接触が生じ、その場合に大きな力を伝達することができる。
また、ラッチ要素とラッチ要素を支持するロック機構の構成要素(回転ラッチまたはコンフォート爪部との間に任意に挿入される減衰要素は、特に低騒音動作を保証する。この減衰要素は、ケーシング内に形成されたばねポケットとすることができる。
その結果、ラッチ要素を収容するロック機構の構成要素に対するラッチ要素のノイズを最適化した装着と共に、特に機能的に信頼できる動作を提供する自動車用ロックが提供される。これらの全ては、構造的に単純で、製造に関して最適化された解決策を用いて達成される。ここに本質的な利点がある。
以下、1つの実施形態のみを示す図面を参照して、より詳細に本発明を説明する。
図1(A)は、本質的な構成部品に限定される本発明による自動車用ロックの概略図、図1(B)は、本質的な構成部品に限定される本発明による自動車用ロックの側面図である。 図2(A)は、修正された実施形態の斜視図であり、図2(B)は、修正された実施形態の側面図である。 図3(A)および(B)は、他の変形例の斜視図であり、図3(C)は、他の変形例の側面図である。 図4は、追加のプレラッチ用爪部を有する第4実施形態の変形例を示す。 図5(A)、(B),(C)は、異なる機能位置においてラッチ要素上に突出部を有する他の実施形態を示す。 図6は、第6変形例を示す。 図7は、ラッチ要素上に突出部を有する本発明の他の実施形態を示す。 図8Aは、爪部にアンダーカットを有する変形例を示す。 図8Bは、ラッチ要素にアンダーカットを有する変形例を示す。 図9は、本発明の第9実施例を示す。 図10は、本発明による第10実施形態の変形例を示す。
詳細な説明
なお、図面には、自動車用ドアロックが示されているが、自動車用ドアロックに限定されるものではない。自動車用ロックまたは自動車ドア用ロックは、ロック機構1,2,3を有するが、図1(A)、(B)から図3(A)、(B)、(C)および図5(A)、(B)、(C)および図7から図10に従った変形例では、回転ラッチおよび爪部2を有する単純なロック機構1,2である。しかしながら、図4および図6による変形例では、多爪ロック機構、または、回転ラッチ1および2つの爪部2,3を有する複数のロック機構1,2,3が使用される。
実際には、多爪ロック機構1,2,3は、回転ラッチ1、プレラッチ用爪部として設計された第1爪部2と図4に示すような第2爪部3とを使用して動作する。この場合、第1爪部2は、回転ラッチ1上のプレラッチ用ボルト4と相互作用する。この場合の第2爪部3は、メインラッチ位置(図示せず)においてのみ、回転ラッチ1または後に詳述するラッチ要素5と相互作用する。
図6に係る多爪ロック機構1,2,3の場合、回転ラッチ1、コンフォート爪としての第1爪部2及び第2爪部3が設けられている。この場合、第1爪部2は、第1爪部2に装着されたラッチ要素5を介して爪部3と相互作用する。個々のロック機構の構成要素1,2,3は、通常、鋼製である。しかしながら、鋳造亜鉛またはプラスチック材料で作られた個々のロック機構の構成要素1,2,3(たとえば、図6に従う多爪ロック機構1,2,3における第2爪部3)を提供する可能性もある。ラッチ要素5は、以下に、より詳細に説明するが、鋳造亜鉛またはプラスチック材料で作ることもできる。
ロック機構1,2,3の基本的に示された変形例の全ては、ラッチ要素5を特徴とし、このラッチ要素5は、単純なロック機構1,2では回転ラッチ1と爪部との間の係合領域に配置され、図4に従う多爪ロック機構1,2,3では回転ラッチ1と爪部2との間の係合領域に配置される。図6に従う多爪ロック機構1,2,3において、ラッチ要素5は、コンフォート爪部2と爪部3との間に配置される。その結果、ラッチ要素5は、一般に、2つのロック機構の構成要素1,2;1,3;2,3の間の係合領域に置かれる。
この目的のために、問題のラッチ要素5は、前記ラッチ要素を収容するロック機構構成要素1,2に装着される。図1(A),(B)から図5(A)、(B)、(C)および図7から図10に従う実施形態の状況において、問題のロック機構の構成要素1,2は、回転ラッチ1である。これに対して、図6に係る多爪ロック機構1,2,3では、ラッチ要素5は、ロック機構の構成要素2として第1爪部2に装着される。加えて、大部分のラッチ要素5は、ロック機構の面E、すなわち、関連するロック機構1,2またはロック機構1,2,3が及ぶ面において背内運動を行う。
本発明によれば、ラッチ要素5は、さらに、ロック機構の面Eから突出するガイド延長部6が備えられている。ガイド延長部6は、以下により詳細に説明するように、ラッチ要素5の付加的な軸方向および/または径方向の案内のために使用される。ロック機構の面Eに対するガイド延長部6の突出設計は、図3(A)、(B)及び図1(A)、(B)および図3(A),(B),(C)におけるロック機構1,2,3の関連側面図で最もよく見ることができる。
この場合、ガイド延長部6は、原理的に、例えばエンボス加工として、ラッチ要素5と一体的に形成することができる。これは、図1(A)及び図1(B)に示されている。ここで、側面図(部分的に断面)において、ラッチ要素5は、ロック機構の面Eに対して突出するガイド延長部6またはエンボス加工が備えられることが分かる。その結果、ラッチ要素5は、この実施例では、ロック機構1,2,3を収容するハウジング7に寄りかかることができる。本実施形態では、ハウジング7は、ロック機構1,2,3を装着するためのロックケース(詳細には図示せず)を閉鎖するためのロック用ハウジング7である。いずれの場合でも、図1(B)に従って部分的に断面を見ると、エンボス加工またはガイド延長部6がラッチ要素5の一方の側に形成され、ラッチ要素5がハウジング7またはロック用ハウジング7の一方の側に寄りかかることができ、このようにして、軸方向A、即ち、規定された回転軸Aの方向における所望の軸方向の案内が、ラッチ要素5を装着するために、関連するロック機構の構成要素1,2に対して支持されることが分かる。
図1(A)、(B)による変形例の状況でガイド延長部6を提供するエンボス加工の代わりに、ガイド延長部6は、その実施のためにラッチ要素5とは異なる材料であってもよい。たとえば、ガイド延長部6は、ロック機構の面Eに対して同様に突出するラッチ要素5のプラスチック製ケーシングの成形部分として実施することができる。別の実施形態では、ガイド延長部6は、クリップまたは圧入によってラッチ要素5に接続される別個の構成要素として設計することもできる。もちろん、組み合わせも考えられる。ガイド延長部6の変形例が図2(A)、(B)に示されている。この場合、ガイド延長部6は、本実施例では回転ラッチ1の凹部8に案内される突き通しピン(push-through pin)である。この目的のために、突き通しピンをラッチ要素5の凹部に挿入することができる。この場合、回転ラッチ1の凹部8は、例えばプラスチックから作られる回転ラッチ1のケーシング9内に実現されている。
図2(A)、(B)による変形例を製造するために、回転ラッチ1およびラッチ要素5を、射出成形ツール内に一緒に置くことができる。このようにして形成された、ラッチ要素5を収容するためのポケットによって、この場合のケーシング9は、まず、ラッチ要素5が回転ラッチ1に旋回可能に装着されることを保証し、回転ラッチ1には、この目的のために、特に図8A、図8Bに見られるように、凹部として設計された装着点1aが備えられる。ここで、プラスチック材料で作られたケーシング9は、回転ラッチ1の凹部又は装着点1aと共に、この実施例では、ラッチ要素5の回転ラッチ1への旋回可能な装着を保証する。
突き通しピンまたはガイド延長部6と凹部8との間の相互作用の結果として、ラッチ要素5の径方向の案内が付加的に実現され、実施される。この目的のために、凹部8は円弧状であり、延長部5は、回転ラッチ1における装着点1aに対する旋回運動の間に円弧状凹部8に従うか、または、突き通しピン8が円弧状に凹部8に案内される。その結果、ラッチ要素5にも所望の径方向の案内が与えられる。さらに、凹部8を区切る壁は、突き通しピン8のためのエンドストップを形成する。
図3による実施形態の変形例では、そこに置かれたガイド延長部6は、例えば、ピンまたは突き通しピンとしても設計され、ハウジングまたはロック用ハウジング7内の凹部10に入る。この場合も、ガイド延長部6は、ハウジング又はロック用ハウジング7内の凹部10との相互作用によって案内される。これは、上で詳細に説明したものと同様に、径方向および/または軸方向に再び行うことができる。しかしながら、原則として、ガイド延長部6は、図1(A)、(B)に従った実施形態の変形例によって示されるように、ロック機構1,2,33を収容するハウジング7またはロック用ハウジング7に対して平面的に寄りかかることもできる。
図5に従った第5実施形態の変形例の状況では、ラッチ要素5が突出部5aを有することが分かる。この変形例において、ラッチ要素5は、回転ラッチ1内または上の装着点1aまたは関連凹部の領域に再び装着される。この場合、ラッチ要素5上の突出部5aは、爪部2と共に、ラッチ要素5のためのエンドストップが実現され、そのように実施されることを保証する。これは、図5に従う異なる機能位置を比較するとわかる。
実際には、図5(A)の左側面図には、単純ロック機構1,2の閉鎖状態が示されている。この閉鎖状態において、ラッチ要素5の接触表面5bが回転ラッチ1に寄りかかっている。図5(A)の左側面図に示す閉鎖状態から進み、例えば解除レバーを用いて回転ラッチ1をリフトオフするなどして、モータまたは手動で爪部2を開放すると、爪部2がその軸を中心に反時計回りに回転することに相当する。その結果、ラッチ要素5も、図5(B),(C)に従った機能図に示されるように、ラッチ要素5の突出部5aが爪部2に寄りかかるまで、接触表面5bを伴って回転ラッチ1の装着部1aに対して移動し、回転ラッチ1から離れる。すなわち、この場合、突出部5aは、ロック機構1,2の開放過程において、爪部2と相互作用するエンドストップとして作用する。
しかしながら、代替的には、図7に従った実施形態に示されているように、ラッチ要素5の突出部5aは、ラッチ要素5のための開放レバーとして作用し、設計することもできる。そのとき、たとえば、ラッチ要素5の突出部5aの矢印方向への力の付加は、ロック機構1の開放処理を支持する。実際に、この場合、ラッチ要素5は、2つの突出部5a、具体的には、ラッチ要素5の爪部側端部におけるエンドストップとして作用する突出部5aと、ラッチ要素5のための開放レバーとしてラッチ要素5の反対側端部における更なる突出部5aとを備える。いずれにしても、このようにして、ラッチ要素5を開放レバーまたは突出部5aを介して使用して、本実施例におけるロック機構1,2の開放処理を支持することができる。この目的のために、前述の解除レバーは、爪部2が反時計回り方向の旋回運動によって回転ラッチ1からリフトオフされることを確実にするだけでなく、この開放処理は、突出部5aに図7に示される力の方向に作用し、ラッチ要素5が回転ラッチ1上の装着点1aに対して時計回り方向に旋回することを確実にする解除レバー(または他のレバー)によって更に支持されてもよい。
図3(B)による実施形態の変形例では、ラッチ要素5の旋回運動を制限し、突出部5aの代わりにするための同様の停止部11またはエンドストップも示されている。ハウジングまたはロック用ハウジング7内またはその上に形成された停止部11が設けられ、前記図に示されている。この場合にも、停止部11は、ラッチ要素を支持する回転ラッチ1に対するラッチ要素5のいかなる旋回運動も、この実施例では制限されることを保証する。
図9は、装着点1aで回転ラッチ1に装着されたラッチ要素5または爪部2が、関連する相互接触表面の領域に補強部12を有するように、回転ラッチ1および爪部2を有する単純なロック機構1,22の更なる変形例を示す。図9の実施形態によれば、ラッチ要素5及び爪部2の両方が、相互接触表面の領域内で問題の補強部12を有するように設計される。補強部12は、たとえば、溶接されたプレート又は鋼板とすることができる。さらに、この場合、ロック機構1,22の開放処理をできるだけ低労力かつ低騒音にするために、特に摩擦を最適化した表面で作業することが有利である。
図8A、図8Bによる実施形態では、アンダーカットも示されている。この場合、図8Aは、爪部2上にアンダーカットを示し、一方、図8Bに従った変形例では、同図に示された関連する単純なロック機構1,2におけるラッチ要素5上のアンダーカットが示され、描かれている。いずれの場合も、ラッチ要素5は、ロック機構のロック面Eにおいて、特に装着点1aにおいて、回転ラッチ1に再び旋回可能に装着される。
図8Aに示す爪部2のアンダーカットは、爪部2が、ラッチ要素5と爪部2との間の相互接触表面の領域において、ラッチ要素5の軸Aを起点とする力のベクトルによって作用されることを意味し、この力のベクトルは、2つの回転軸の間の接続線より下に延び、その結果、爪部2は、ラッチ要素5の方向に閉鎖するトルクによって作用される。これに対して、図8Bによるラッチ要素5のアンダーカットは、爪部2がラッチ要素5の軸Aの下方に向かう力ベクトルでラッチ要素5に作用し、この場合、ラッチ要素5の接触表面5bを回転ラッチ1に寄りかからせるか、またはラッチ要素5を回転ラッチ1に接触させるように設計される。
最後に、図10に従った更なる実施形態において、更なる、特に音響的に好ましい変形例が示される。実際に、ここでは、回転ラッチ1に再び装着されるラッチ要素5は、ラッチ要素5が回転ラッチ1の方向に大きな力で作用されたときに、図10に示すような負荷接触点13のみを有することが分かる。実際には、金属ラッチ要素5は、回転ラッチ1の同様の金属コアと接触する。そうでなければ、ラッチ要素5を支持する回転ラッチ1のケーシング9は、通常動作中にそのような金属接触が観察されないことを確実にする。むしろ、ラッチ要素5は、ケーシング9内に形成されたポケットの内部にのみ、装着点1aに対して装着される。
さらに、この実施形態では、回転ラッチ1のケーシング9内、またはその上に形成されたバネポケット14も見られる。バネポケット14は、ラッチ要素5の低騒音エンドストップを保証する。さらに、ラッチ要素5のバックラッシュのない装着は、爪部2による力の伝達がなくても、バネポケット14によって提供される。
参照符合
ロック機構…1,2,3、回転ラッチ…1、装着部…1a、装着点…1a、ロック機構の構成要素…1,2,3、ロック機構の構成要素…2、多爪ロック機構/多重ロック機構…1,2,3、単純ロック…1,2、プレラッチ用爪部…2、コンフォート爪部…2、爪部…2、爪部…2,3、プレラッチ用ボルト…4、ラッチ要素…5、突出部…5a、接触表面…5b、ガイド延長部…6、ハウジング部…7、ロック用ハウジング…7、凹部…8、突き通しピン…8、ケーシング…9、凹部…10、停止部…11、補強部…2、荷重接部…13、軸方向…A、ロック機構面…E。

Claims (15)

  1. 自動車用ロック、特に自動車用ドアロックにおいて、
    回転ラッチ(1)と爪部(2,3)とから実質的に成るロック機構(1,2,3)と、
    前記ロック機構の面(E)の大部分において前記回転ラッチ(1)及び/又は爪部(2,3)に旋回可能に装着される2つのロック機構の構成要素(1,2;1,3;2,3)の間の係合領域に配置されるラッチ要素(5)と、
    を備え、
    前記ラッチ要素(5)は、軸方向及び/又は径方向の更なる案内のために、前記ロック機構の面(E)に対して突出するガイド延長部(6)を有することを特徴とする、自動車用ロック。
  2. 前記ガイド延長部(6)は、前記ラッチ要素(5)と一体的に、例えばエンボス加工により形成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用ロック。
  3. 前記ガイド延長部(6)は、付加的な要素、例えば別個の突き通しピン及び/又はラッチ要素(5)のカバーの構成要素として設計されることを特徴とする、請求項1または2に記載の自動車用ロック。
  4. 前記ガイド延長部(6)は、前記ガイド延長部を支持する前記ロック機構の構成要素(1,2,3)の凹部(8)に係合することを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
  5. 前記凹部(8)は、前記ロック機構の構成要素(1,2,3)のケーシング(9)に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の自動車用ロック。
  6. 前記ガイド延長部(6)は、前記ロック機構(1,2,3)を収容するハウジング(7)の凹部(10)に係合することを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
  7. 前記ガイド延長部(6)は、前記ロック機構(1,2,3)を収容する前記ハウジング(7)に寄りかかることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
  8. 前記ラッチ要素(5)は、突出部(5a)を有することを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
  9. 前記突出部(5a)は、前記爪部(2,3)と相互作用するエンドストップとして設計されることを特徴とする、請求項8に記載の自動車用ロック。
  10. 前記突出部(5a)は、前記ラッチ要素(5)の為の開放レバーとして設計されることを特徴とする、請求項8または9に記載の自動車用ロック。
  11. 前記ラッチ要素(5)の為の停止部(11)は、前記ハウジング(7)上に設けられることを特徴とする、請求項1~10のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
  12. 前記ラッチ要素(5)及び/又は前記爪部(2,3)は、相互接触表面の領域に補強部を有することを特徴とする、請求項1~11のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
  13. 前記爪部(2,3)に加えて、追加のプレラッチ用爪部(2)及び/又はコンフォート爪部(2)が設けられることを特徴とする、請求項1~12のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
  14. 前記爪部(2,3)および/または前記ラッチ要素(5)にアンダーカットが設けられることを特徴とする、請求項1~13のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
  15. 前記ラッチ要素(5)は、それを支持する前記ロック機構の構成要素(1,2,3)のケーシング(9)に、前記コアおよび任意に介在される減衰要素(14)との追加の負荷接触部(13)を有するように装着されることを特徴とする、請求項1~14のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
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