JP2022165487A - ガスコンロ - Google Patents

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Hiroshi Ohori
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Abstract

Figure 2022165487000001
【課題】調理時の使用者の使い勝手を損なうことなく、ガスコンロに隣接する室内壁面の温度上昇を防止する。
【解決手段】少なくとも1つの側面を室内壁面Wに隣接させて設置するガスコンロ1において、隣接する室内壁面Wに対向する天板5の側縁近傍に遮熱板7を設ける。遮熱板7は、ガスコンロ1から隣接する室内壁面Wに向かって外方に延びる底壁70と、底壁70の外側端から隣接する五徳6の支持部61以下の高さまで上方に延びる立設壁71とを有し、底壁70は、遮熱板7の内外を連通させる吸気口75を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスコンロに関する。特に、本発明は、ガスコンロに隣接する室内壁面の温度上昇の防止に関する。
ガスコンロのバーナを燃焼させると、バーナに形成される火炎や燃焼排ガスは調理容器と天板との間の隙間を通って外方に流れる。一般に、ガスコンロは左右いずれかの側面や後側面が室内壁面に沿って設置されるため、火炎や燃焼排ガスによってガスコンロに隣接する室内壁面が損傷しやすい。このため、火災予防条例によりガスコンロに隣接する室内壁面の温度を一定以下に抑えることが求められている。
上記のようなバーナの燃焼時におけるガスコンロに隣接する室内壁面の温度上昇を防止するため、バーナの燃焼量を低減することが考えられる。しかしながら、バーナの燃焼量を低減すると、火力が不足して、調理の種類や調理条件が制限される。ガスコンロの後側面に隣接する室内壁面の損傷を防止するため、調理容器の後方部分全体を囲むように天板上から立設させた半円筒状のバックガードを設けることも提案されている(例えば、特許文献1)。しかしながら、このような大きなバックガードを設けると、調理時にバックガードと調理容器とが干渉し、使い勝手が悪いという問題がある。
特開2007-271129号公報
本発明は上記課題を解決するものであり、本発明の目的は、調理時の使用者の使い勝手を損なうことなく、ガスコンロに隣接する室内壁面の温度上昇を防止することにある。
本発明によれば、
天板と、天板に設けられたバーナ用開口に設置されるバーナと、バーナの周囲の天板上に載置され、調理容器を下方から支持する支持部が設けられた五徳とを備え、少なくとも1つの側面を室内壁面に隣接させて設置するガスコンロであって、
隣接する室内壁面に対向する天板の側縁近傍に遮熱板が設けられ、
遮熱板は、ガスコンロから隣接する室内壁面に向かって外方に延びる底壁と、底壁の外側端から隣接する五徳の支持部以下の高さまで上方に延びる立設壁とを有し、
底壁は、遮熱板の内外を連通させる吸気口を有するガスコンロが提供される。
上記ガスコンロによれば、遮熱板の立設壁によって天板と調理容器との間から溢れる火炎や燃焼排ガスが室内壁面に向かって流れるのを抑えることができる。また、上記ガスコンロによれば、バーナの燃焼時、ドラフト効果によって遮熱板の底壁の外方の空気が吸気口を通って遮熱板の内方に導入され、導入された空気は立設壁に沿って上方に流れるから、火炎や燃焼排ガスの流れる方向を外方から上方に偏向することができ、火炎や燃焼排ガスが室内壁面に向かって流れ難くなる。また、底壁の吸気口から導入される低温の空気が立設壁の内面に沿って上方に向かって流れるから、遮熱板の温度上昇を抑えることができる。従って、遮熱板から隣接する室内壁面への輻射熱も抑えることができる。これにより、ガスコンロに隣接する室内壁面の温度上昇を防止することができる。また、遮熱板の立設壁の高さが立設壁に隣接する五徳の支持部以下であっても、室内壁面の温度上昇を防ぐことができるから、調理時に遮熱板と調理容器との衝突を防止できる。これにより、使用者は円滑に調理を実行することができるから、使い勝手を損なうこともない。
好ましくは、上記ガスコンロにおいて、
遮熱板と五徳とは、立設壁と立設壁に隣接する五徳の支持部の外側端との間に空気層が形成されるように離間して設けられる。
上記ガスコンロによれば、五徳からの伝熱による遮熱板の温度上昇を防止することができる。また、上記ガスコンロによれば、吸気口から導入される空気が空気層を流れるから、立設壁に隣接する五徳の支持部から立設壁への輻射熱も抑えることができる。
好ましくは、上記ガスコンロにおいて、
立設壁の上辺部は、ガスコンロの手前側から見たとき、前端部に前方に向かって下方に傾斜する前切欠部または後端部に後方に向かって下方に傾斜する後切欠部の少なくともいずれか一方を有する。
上記ガスコンロによれば、ガスコンロの前方または後方から調理容器を五徳上に載置させるときに遮熱板と調理容器との衝突を防止できる。
好ましくは、上記ガスコンロにおいて、
複数のバーナを有し、
遮熱板は、隣接するバーナ間の中間部の外方に位置する底壁に吸気口を有する。
複数のバーナの燃焼時には、隣接するバーナ間の中間部から外方に燃焼排ガスが流れやすい。従って、上記ガスコンロによれば、複数のバーナの燃焼時でも確実に隣接する室内壁面の温度上昇を防止することができる。
以上のように、本発明によれば、調理時の使用者の使い勝手を損なうことなく、ガスコンロに隣接する室内壁面の温度上昇を防止することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの一例を示す概略斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの一例を示す概略分解斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの一例を示す概略断面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの一例を示す要部概略断面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るガスコンロに用いられる遮熱板の一例を示す概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係るガスコンロを、テーブルコンロに適用した場合を例に挙げて説明する。なお、本発明は、ビルトインコンロにも適用することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの一例を示す概略斜視図であり、図2は、五徳を取り外した状態を示す概略分解斜視図である。図1及び図2に示すように、本実施の形態のガスコンロ1は、2つのバーナ8を有する所謂二口テーブルガスコンロであり、上方開放部20を有する略矩形箱状のコンロ本体2と、コンロ本体2の上方開放部20を覆う天板5とを有する。コンロ本体2の前方には、天板5から一段上方に突出する段差部21が形成されており、コンロ本体2の前側面24には、各バーナ8の点消火及び火力を調節するための点消火操作ボタン22が設けられている。なお、本明細書では、ガスコンロ1の使用者がガスコンロ1に対面する手前側を正面側とし、正面側から見たときのガスコンロ1の奥行方向を前後方向、幅方向を左右方向、高さ方向を上下方向という。
段差部21よりも後方のコンロ本体2の上端には、左右側面25,26及び後側面27の上端から内方に延びるフランジ部3が形成されており、左右のフランジ部3と略同一平面を形成するように段差部21の後側面から内方に延びるフランジ部3が形成されている。左右のフランジ部3の前後方向中央部には連結板31が架設されており、連結板31を挟んでバーナ8が前後に並設されている。
図3に示すように、各バーナ8は、混合管80と、混合管80の下流端に続くバーナボディ81と、バーナボディ81上に載置される環状のバーナヘッド82とを備える。混合管80は、図示しないガスノズルから噴出する燃料ガスを一次空気とともに取り入れることにより、燃料ガスと一次空気との混合ガスを生成する。バーナヘッド82の上壁部の下面には多数の溝が形成されており、バーナヘッド82をバーナボディ81上に載置させると、外向きに火炎を形成する複数の外周炎孔83が形成される。また、バーナヘッド82の上壁部の上面には、上向きに火炎を形成する複数の内周炎孔84(図2参照)が形成される。
連結板31の前方には、上方開放部20の前方領域を覆うように、前及び左右のフランジ部3と連結板31とに周縁フランジ部41が支持された平面視略矩形状の汁受け皿4が収容されており、連結板31の後方には、上方開放部20の後方領域を覆うように、左右のフランジ部3と連結板31とに周縁フランジ部41が支持された平面視略矩形状の汁受け皿4が収容されている。これらの汁受け皿4は、絞り加工によって周縁フランジ部41の内側端から下方に突出する周壁部42と、周壁部42の下端から内方に連続形成された皿部43と、皿部43の中央部に開設されたバーナ8を臨ませるバーナ用開口44とを有する。従って、本実施の形態では、コンロ本体2の上端に設けられた前後左右のフランジ部3と、汁受け皿4と、連結板31とによって天板5が構成されており、後及び左右のフランジ部3の外側縁によって、天板5の後及び左右の側縁が構成されている。なお、天板5は、バーナ用開口を有し、上方開放部全体を覆う一枚の薄板から構成されてもよい。
各汁受け皿4の上方には、五徳6が配設されている。五徳6は、平面視略矩形環状の五徳枠60と、五徳枠60からバーナ8に向かって内方に延びる複数の支持部61とを有する。五徳枠60は汁受け皿4よりも外方のフランジ部3に載置されており、支持部61は五徳枠60に放射状に設けられている。五徳枠60の下面には、下方に突出する複数の位置決め突起63が形成されている。位置決め突起63は、五徳6を汁受け皿4の上方に配置させたとき、汁受け皿4の周壁部42の内方に近接して配置され、それによってバーナ8に対して五徳6が位置決めされる。支持部61は、外側端が五徳枠60の外周縁から上方に延びるように立設している。また、五徳6は、五徳6を汁受け皿4の上方に配置させたとき、五徳枠60の前方の外周縁から上方に立設し、バーナ8から前方への火炎及び燃焼排ガスを遮蔽する前方壁62を有する(図1及び図2参照)。
本実施の形態では、ガスコンロ1の左側面25が室内壁面Wに隣接するようにガスコンロ1が設置されるため、天板5を構成する左のフランジ部3に前方視略L字状を有する遮熱板7が設けられている。なお、ガスコンロ1の右側面26や後側面27が室内壁面Wに隣接する場合、これらの側面側のフランジ部3に遮熱板7が設けられる。
図2~図5に示すように、遮熱板7は、左のフランジ部3の上面にネジ締結され、左のフランジ部3の外側縁(すなわち、天板5の左側縁)30よりも左外方に延びる底壁70と、底壁70の外側端から上方に延びる立設壁71とを有する。遮熱板7は、打ち抜き加工した一枚のステンレスなどの金属板を所定形状に成形することによって製作される。具体的には、例えば、底壁70と立設壁71との連結部となる所定箇所に複数(ここでは、3箇所)の細長長方形状の吸気口75を遮熱板7の長手方向に長辺が位置するように開設した金属板を作成し、吸気口75の短辺中央部で略直角に金属板を折り曲げ、金属板の上辺の所定箇所を内方に折り返すことにより、底壁70と立設壁71とが一体に形成された遮熱板7を製作することができる。なお、遮熱板7は、天板5と一体に形成されてもよい。また、底壁70と立設壁71とは、別部材から構成されてもよい。
遮熱板7は、立設壁71の内面と立設壁71に隣接する五徳6の支持部61の外側端とが所定距離、離間するように、フランジ部3と接続されている。遮熱板7の底壁70は、底壁70の外側端から下方に突出する2つの位置決め片74を有する。これらの位置決め片74は、遮熱板7をフランジ部3に取り付けるとき、コンロ本体2の左側面25に当接し、それによってコンロ本体2に対する遮熱板7の左右方向の位置が位置決めされる。遮熱板7の立設壁71は、遮熱板7がフランジ部3に取り付けられると、上端が隣接する五徳6の支持部61以下の高さに位置するように形成されている。また、立設壁71の前後に延びる上辺部は、前端部及び後端部にそれぞれ、前方及び後方に向かって傾斜する前後の切欠部72,73を有する。
吸気口75は、底壁70から立設壁71に亘って開口している。また、吸気口75は、遮熱板7がフランジ部3に取り付けられると、フランジ部3よりも外方に位置しており、吸気口75によって遮熱板7の内外が連通している。また、前後3つの吸気口75のうち中央の吸気口75は、前後バーナ8の前後方向中間部の左側方に位置するように開口しており、前方及び後方の吸気口75はそれぞれ、前後バーナ8の一部と重なるように前後バーナ8の左側方に開口している。
バーナ8の燃焼時、バーナ8に形成される火炎及び燃焼排ガスは、天板5と五徳6上に載置される調理容器Pの底面との間から外方に向かって流れるため、本実施の形態では、ガスコンロ1の左側面25に隣接する室内壁面Wの温度が上昇しやすい。しかしながら、本実施の形態によれば、室内壁面Wに隣接する天板5の左側縁(すなわち、左のフランジ部3の外側縁30)近傍には遮熱板7が設けられているから、遮熱板7の立設壁71によって天板5と調理容器Pとの間から溢れる火炎や燃焼排ガスが室内壁面Wに向かって流れるのを抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、遮熱板7の底壁70には遮熱板7の内外を連通させる吸気口75が設けられているから、バーナ8の燃焼時、ドラフト効果によって遮熱板7の底壁70の外方の空気が吸気口75を通って遮熱板7の内方に導入され、導入された空気は立設壁71に沿って上方に流れる。従って、火炎や燃焼排ガスの流れる方向を外方から上方に偏向することができ、火炎や燃焼排ガスが室内壁面Wに向かって流れ難くなる。また、底壁70の吸気口75から導入される低温の空気が立設壁71の内面に沿って上方に向かって流れるから、遮熱板7の温度上昇を抑えることができる。従って、遮熱板7から室内壁面Wへの輻射熱も抑えることができる。これにより、ガスコンロ1に隣接する室内壁面Wの温度上昇を防止することができる。なお、本実施の形態では、吸気口75は底壁70から立設壁71に亘って形成されているが、少なくとも底壁70に形成されていれば、ドラフト効果により吸気口75から導入される低温の空気が上方に向かって流れるため、必ずしも立設壁71に吸気口75が形成されている必要はない。
また、本実施の形態によれば、遮熱板7の立設壁71の高さが立設壁71に隣接する五徳6の支持部61以下であっても、隣接する室内壁面Wの温度上昇を防ぐことができるから、調理時に遮熱板7と調理容器Pとの衝突を防止できる。これにより、使用者は円滑に調理を実行することができ、使い勝手を損なうこともない。なお、遮熱板7の立設壁71の高さは、立設壁71の上端が天板5よりも上方で、立設壁71に隣接する五徳6の支持部61以下に位置するように設けられれば特に限定されないが、好ましくは、上端が立設壁71に隣接する五徳6の支持部61の半分以上の高さに位置するように設けられる。
また、本実施の形態によれば、遮熱板7と五徳6とは、立設壁71と立設壁71に隣接する五徳6の支持部61の外側端との間に空気層が形成されるように離間して設けられているから、五徳6からの伝熱による遮熱板7の温度上昇を防止することができる。また、本実施の形態によれば、吸気口75から導入される空気が空気層を流れるから、立設壁71に隣接する五徳6の支持部61から立設壁71への輻射熱も抑えることができる。また、本実施の形態によれば、底壁70の吸気口75から遮熱板7の内方に導入される空気が支持部61によって分離されないから、遮熱板7の内方にまとまった量の空気を導入することができる。これにより、さらに遮熱板7の立設壁71の温度を低下させることができ、隣接する室内壁面Wの温度上昇を防止することができる。
また、複数のバーナ8が前後に隣接して設けられている場合、両バーナ8の燃焼時にはバーナ8間の中間部の外方に燃焼排ガスが流れやすい。しかしながら、本実施の形態によれば、前後方向中央の吸気口75は、前後で隣接するバーナ8間の中間部の外方に位置するから、両バーナ8の燃焼時でも確実に隣接する室内壁面Wの温度上昇を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、遮熱板7の立設壁71の上辺部は前端部及び後端部にそれぞれ前方及び後方に向かって傾斜する前後切欠部72,73を有するから、ガスコンロ1の前方や後方から調理容器Pを五徳6上に載置させるときに遮熱板7と調理容器Pとの衝突を防止でき、使用者は円滑に調理を実行することができる。
なお、本実施の形態の遮熱板7が設けられたガスコンロ1を用いて、前後バーナ8を所定の燃焼量(4.07kWの大火)で燃焼させて、試験用の鍋(材質:アルミニウム,外径:260mm,深さ:118mm)を加熱したときにガスコンロ1の左側面から15cm離れた壁面の温度を測定したところ、95℃であった。これに対して、吸気口のない同一形状の遮熱板が設けられたガスコンロ及び遮熱板が設けられていないガスコンロを用いて、同一条件で壁面の温度を測定したところ、それぞれ105℃及び117℃であった。このように、本実施の形態によれば、調理時の使用者の使い勝手を損なうことなく、ガスコンロ1に隣接する室内壁面Wの温度上昇を防止することができる。
なお、上記実施の形態では、遮熱板の底壁が天板の側縁近傍の天板の上面に接続されている。しかしながら、遮熱板は、天板の側縁近傍のコンロ本体の側面に接続してもよい。この場合、遮熱板は、底壁がコンロ本体の側面から隣接する室内壁面に向かって延び、立設壁が天板よりも下方から五徳の支持部以下の高さまで延びるように設けられる。
1 ガスコンロ
5 天板
6 五徳
7 遮熱板
8 バーナ
70 底壁
71 立設壁
75 吸気口

Claims (4)

  1. 天板と、天板に設けられたバーナ用開口に設置されるバーナと、バーナの周囲の天板上に載置され、調理容器を下方から支持する支持部が設けられた五徳とを備え、少なくとも1つの側面を室内壁面に隣接させて設置するガスコンロであって、
    隣接する室内壁面に対向する天板の側縁近傍に遮熱板が設けられ、
    遮熱板は、ガスコンロから隣接する室内壁面に向かって外方に延びる底壁と、底壁の外側端から隣接する五徳の支持部以下の高さまで上方に延びる立設壁とを有し、
    底壁は、遮熱板の内外を連通させる吸気口を有するガスコンロ。
  2. 請求項1に記載のガスコンロにおいて、
    遮熱板と五徳とは、立設壁と立設壁に隣接する五徳の支持部の外側端との間に空気層が形成されるように離間して設けられるガスコンロ。
  3. 請求項1または2に記載のガスコンロにおいて、
    立設壁の上辺部は、ガスコンロの手前側から見たとき、前端部に前方に向かって下方に傾斜する前切欠部または後端部に後方に向かって下方に傾斜する後切欠部の少なくともいずれか一方を有するガスコンロ。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のガスコンロにおいて、
    複数のバーナを備え、
    遮熱板は、隣接するバーナ間の中間部の外方に位置する底壁に吸気口を有するガスコンロ。





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