JP2022159900A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れたドライ性能を有する。【解決手段】 トレッド部2に、ショルダー周方向溝5Aとトレッド端Teとで画定される第1陸部3が設けられたタイヤ1である。第1陸部3には、タイヤ周方向に延びる第1サイプ7と、複数の横サイプ8と、トレッド端Teから延びる第1ラグ溝9とが設けられている。第1サイプ7は、第1ラグ溝9に連通していない。横サイプ8の内端8iはショルダー周方向溝5Aに接続されている。横サイプ8の外端8eは、第1サイプ7に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤに関する。
下記特許文献1には、車両装着時にタイヤ赤道よりも車両外側となる外側領域を有する空気入りタイヤが記載されている。前記外側領域には、ミドル陸部とショルダ陸部とが設けられている。前記ミドル陸部には、前記ミドル陸部を横切る外側ミドル横溝が設けられており、前記ショルダ陸部には、このショルダ陸部を横切る外側ショルダ横溝が設けられている。下記特許文献1は、前記外側ミドル横溝と前記外側ショルダ横溝との傾斜方向及び傾斜角度を規定することで、ドライ性能、ウェット性能及び耐摩耗性能を向上するとされている。
特開2020-196286号公報
近年、ドライ性能をさらに向上することが望まれている。ドライ性能を高めるためには、例えば、タイヤの等価コーナリングパワー(等価CP)を大きくすることが求められる。
等価CPは、コーナリングパワー(CP)をセルフアライニングトルクパワー(SATP)で除したものである。CPは、一般に、トレッド部の剛性を高めることで大きくなる。SATPは、走行中のタイヤに1度のスリップ角が与えられたときのセルフアライニングトルク(SAT)である。SATは、トレッド接地面のタイヤ周方向線上での制動力と駆動力との総和で示される。このため、トレッド部のタイヤ周方向の剛性の増加は、SATPの増加を招き、等価CPを大きくすることができない。
したがって、ドライ性能を高めるためには、CPの低下を抑えつつSATPを小さく維持すること、即ち、トレッド部のタイヤ周方向の剛性の増加を抑えることが効果的である。とりわけ、SATが最大となるトレッド端上においてタイヤ周方向の剛性の増加を抑えることが望まれる。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、ドライ性能をさらに向上させたタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部には、最もトレッド端側をタイヤ周方向に延びるショルダー周方向溝と、前記ショルダー周方向溝と前記トレッド端とで画定される第1陸部とが設けられており、前記第1陸部には、タイヤ周方向に延びる複数の第1サイプと、複数の横サイプと、前記トレッド端からタイヤ軸方向内側に延びる複数の第1ラグ溝とが設けられており、前記第1サイプは、前記第1ラグ溝に連通しておらず、前記横サイプのそれぞれのタイヤ軸方向の内端が前記ショルダー周方向溝に接続され、前記横サイプのそれぞれのタイヤ軸方向の外端が、前記第1サイプのいずれかに接続されている。
本発明に係るタイヤは、前記複数の第1サイプの少なくとも1本には、前記複数の横サイプの複数本が接続されている、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第1陸部には、複数の第2サイプが設けられており、前記第2サイプのそれぞれは、前記複数の第1ラグ溝のいずれかのタイヤ軸方向の内端に繋がっている、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記複数の第2サイプは、タイヤ周方向に延びる、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記複数の第2サイプは、前記複数の第1ラグ溝のみに接続されている、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第1ラグ溝のタイヤ軸方向の長さは、前記第1陸部のタイヤ軸方向の幅の75%~85%である、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第1ラグ溝のタイヤ軸方向に対する角度は、20~45度である、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記トレッド部には、前記ショルダー周方向溝とタイヤ軸方向の内側で隣接する第2陸部が設けられており、前記第2陸部には、タイヤ軸方向に延びる第2ラグ溝が設けられる、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第2ラグ溝のタイヤ軸方向の長さは、前記第2陸部のタイヤ軸方向の幅の50%~85%である、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記トレッド部には、前記第2陸部をタイヤ軸方向の内側で画定するクラウン周方向溝が設けられ、前記第2ラグ溝は、前記クラウン周方向溝に繋がる、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第2ラグ溝と前記クラウン周方向溝との間の角度は、30~60度である、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第2陸部には、前記クラウン周方向溝からタイヤ軸方向の外側に延びて前記第2陸部内で終端するラグサイプが設けられる、のが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第2陸部には、前記第2陸部を横断する横断サイプが設けられる、のが望ましい。
本発明のタイヤは、上記の構成を採用したことによって、優れたドライ性能を発揮することができる。
本発明のタイヤの一実施形態を示すトレッド部の第1陸部の平面図である。 (a)は、第1サイプの拡大図、(b)は、第2サイプの拡大図である。 トレッド部の全体平面図である。 第1陸部の平面図である。 第2陸部の平面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の拡大平面図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤに好適に用いられる。但し、本発明は、例えば、重荷重用やライトトラック用等の空気入りタイヤや、圧縮空気が充填されない非空気式のタイヤに採用することができる。
図1に示されるように、本実施形態のトレッド部2には、タイヤ周方向に連続して延びる周方向溝5が設けられている。周方向溝5は、本実施形態では、最もトレッド端Te側に配されたショルダー周方向溝5Aを含んでいる。トレッド部2には、例えば、ショルダー周方向溝5Aとトレッド端Teとで画定される第1陸部3が設けられる。
トレッド端Teは、正規リム(図示せず)にリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。特に断りがない場合、タイヤの各部の寸法等は、前記正規状態で測定された値である。また、タイヤ軸方向の両側のトレッド端Te間のタイヤ軸方向の距離がトレッド幅TW(図3に示す)である。
前記「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。
前記「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
前記「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
第1陸部3には、タイヤ周方向に延びる複数の第1サイプ7と、複数の横サイプ8と、トレッド端Teからタイヤ軸方向の内側に延びる第1ラグ溝9とが設けられている。トレッド端Teから延びる第1ラグ溝9は、第1陸部3のトレッド端Te上のタイヤ周方向の剛性を小さくしてSATPを低下し、等価CPを高める。これにより、ドライ性能が向上する。また、第1ラグ溝9は、第1陸部3の踏面3a上の水膜をトレッド端Teからスムーズに排出するので、ウェット性能を高める。本明細書では、「サイプ」とは、幅が1.5mm未満の切込み状体を意味する。また、ラグ溝及び周方向溝を含む「溝」は、本明細書では、溝幅が1.5mm以上の溝状体を意味する。
第1サイプ7は、第1ラグ溝9に連通していない。このような第1サイプ7は、第1陸部3の剛性の局所的な低下を抑えるので、ドライ性能を高く維持する。また、このような第1サイプ7は、耐偏摩耗性能を高める。第1サイプ7は、本実施形態では、第1陸部3に配される全ての溝及びショルダー周方向溝5Aに連通していない。
横サイプ8のタイヤ軸方向の内端8iは、ショルダー周方向溝5Aに接続されている。また、横サイプ8のタイヤ軸方向の外端8eが、第1サイプ7のいずれかに接続されている。これにより、横サイプ8と第1サイプ7との接続部、及び、横サイプ8とショルダー周方向溝5Aとの接続部において、SATPが低下されて、路面との接地性が高められるので、ドライ性能がさらに向上する。
図3は、トレッド部2の平面図である。図3に示されるように、本実施形態の周方向溝5は、一対のショルダー周方向溝5A、5Aと、ショルダー周方向溝5A、5Aの間に配されたクラウン周方向溝5Bとを含んでいる。クラウン周方向溝5Bは、本実施形態では、タイヤ赤道C上に配される。トレッド部2は、本実施形態では、タイヤ赤道C上の任意の点を中心とする点対称パターンである。
また、トレッド部2には、ショルダー周方向溝5Aとタイヤ軸方向の内側で隣接する第2陸部4が設けられている。第2陸部4は、本実施形態では、ショルダー周方向溝5Aとクラウン周方向溝5Bとで画定されている。本実施形態の第2陸部4は、タイヤ赤道Cの両側に配されている。
ショルダー周方向溝5A及びクラウン周方向溝5Bは、本実施形態では、タイヤ周方向に沿って直線状に延びている。ショルダー周方向溝5A及びクラウン周方向溝5Bは、例えば、波状やジグザグ状に延びていても良い。
クラウン周方向溝5Bの溝幅Wbは、ショルダー周方向溝5Aの溝幅Waよりも大きいのが望ましい。これにより、排水されにくい第2陸部4の踏面4a上の水膜を効果的に排出することができるのでウェット性能が高められる。ドライ性能とウェット性能とを両立させる観点より、クラウン周方向溝5Bの溝幅Wbは、ショルダー周方向溝5Aの溝幅Waの110%~140%程度が望ましい。ショルダー周方向溝5Aの溝幅Waは、例えば、トレッド幅TWの3%~10%程度が望ましい。また、ショルダー周方向溝5Aの溝深さ(図示省略)は、例えば、8.5~11.5mmが望ましい。さらに、クラウン周方向溝5Bの溝深さ(図示省略)は、ショルダー周方向溝5Aの溝深さの85%~115%が望ましい。
このように、第1陸部3は、トレッド端Teを含んでおり、最もタイヤ軸方向の外側に配されているので、旋回走行時、大きな横力の作用する陸部である。この第1陸部3に第1サイプ7が設けられているので、とりわけ、旋回走行時のドライ性能やウェット性能が高められる。
図1に示されるように、複数の第1サイプ7は、それぞれ、円弧状に延びている。このような第1サイプ7は、直線状のサイプ(図示省略)に比して、長さが相対的に大きくなる。これにより、路面と第1陸部3の踏面3aとの間の水膜を、第1サイプ7の引っ掻き力によって排出する効果が高められので、ウェット性能が向上する。「円弧状」とは、サイプのタイヤ軸方向に対する角度が連続して変化する態様は勿論、サイプ上の任意の点を境に前記角度が5度以下で変化する屈曲部を少なくとも2箇所有する態様も含む。
図2(a)は、第1サイプ7の拡大図である。図2(a)に示されるように、トレッド平面視における第1サイプ7において、第1サイプ7の両端7e、7eを直線で繋いだ仮想サイプ基準線n1は、タイヤ周方向に対して10度以下の角度α1を有している。このような第1サイプ7は、第1陸部3のタイヤ周方向の剛性の過度の低下を抑えつつ路面との接地性を高めるので、ドライ性能やウェット性能を向上する。
図1に示されるように、トレッド平面視において、第1サイプ7の曲率半径R1(図2(a)に示す)は、第1陸部3のタイヤ軸方向の幅Wsの100%以上が望ましく、150%以上がさらに望ましく、250%以下が望ましく、200%以下がさらに望ましい。第1サイプ7の曲率半径R1が第1陸部3の幅Wsの100%以上であるので、第1陸部3の剛性の過度の低下が抑制される。第1陸部3の幅Wsの250%以下であるので、第1サイプ7の長さを大きく確保することができる。第1サイプ7の曲率半径R1は、第1陸部3のタイヤ軸方向の幅Wsよりも大きいのが望ましい。曲率半径は、本明細書では、サイプの両端とその中心との3点を通る単一円弧の半径である。
第1サイプ7のタイヤ周方向の長さL1は、例えば、タイヤ周方向に隣接する第1サイプ7のピッチP1の40%以上が望ましく、45%以上がさらに望ましく、70%以下が望ましく、65%以下がさらに望ましい。これにより、第1陸部3の剛性の過度の低下を抑制しつつ、第1サイプ7の引っ掻き力によるウェット性能の向上を維持することができる。
第1サイプ7の深さ(図示省略)は、例えば、ショルダー周方向溝5Aの溝深さの50%以上が望ましく、75%以上がより望ましく、100%以下が望ましく、85%以下がより望ましい。第1サイプ7の深さは、ショルダー周方向溝5Aの溝深さよりも小さいのが望ましい。
1本の第1サイプ7には、例えば、複数の横サイプ8が連通している。本実施形態では、1本の第1サイプ7には、2本の横サイプ8が連通している。これにより、より接続部Kでの接地性が高められる。また、このような横サイプ8は、第1陸部3のタイヤ周方向の剛性を適度に小さくし、SATPを低減する。1本の第1サイプ7に連通する横サイプ8のタイヤ周方向のピッチP2は、例えば、第1サイプ7のタイヤ周方向の長さL1の40%以上が望ましく、45%以上がさらに望ましく、60%以下が望ましく、55%以下がさらに望ましい。
横サイプ8は、例えば、タイヤ軸方向の一方側に連続して傾斜している(図では、左下がり)。また、横サイプ8は、タイヤ周方向の一方側(図では下側)に凸の円弧状で形成されている。このような横サイプ8は、直線状のサイプよりも相対的に大きい長さを有し、ウェット性能を高める。横サイプ8は、このような態様に限定されるものではなく、種々の形状を採用し得る。
特に限定されるものではないが、横サイプ8のタイヤ軸方向の長さW1は、第1陸部3の幅Wsの25%以上が望ましく、30%以上がさらに望ましく、55%以下が望ましく、50%以下がさらに望ましい。また、横サイプ8の深さ(図示省略)は、第1サイプ7の深さの80%以上が望ましく、90%以上がさらに望ましく、120%以下が望ましく、110%以下がさらに望ましい。
第1ラグ溝9は、例えば、タイヤ周方向に隣接する第1サイプ7間に配されている。第1ラグ溝9は、例えば、第1サイプ7間に1つ配されている。これにより、第1陸部3は、剛性の過度の低下が抑制されてウェット性能とドライ性能とを両立する。
第1ラグ溝9は、例えば、タイヤ軸方向の一方側に連続して傾斜している(図では、左下がり)。このように、第1ラグ溝9は、横サイプ8と同じ向きに傾斜している。また、第1ラグ溝9は、タイヤ周方向の一方側(図では下側)に凸の円弧状で形成されている。このように、第1ラグ溝9は、横サイプ8と同じ向きに凸の円弧状に形成されている。これにより、第1ラグ溝9と横サイプ8との間のタイヤ周方向の長さが確保されるので、第1陸部3の剛性の局所的な低下が抑えられ、偏摩耗性能が高く維持される。
第1ラグ溝9は、例えば、横サイプ8とタイヤ軸方向で重複している。換言すると、第1陸部3には、第1ラグ溝9と横サイプ8とがタイヤ軸方向に重複する重複領域Jがタイヤ周方向に延びるように形成される。このような重複領域Jは、第1陸部3のタイヤ周方向の剛性を適度に低下させるので、さらにSATPの低減を図ることができる。
特に限定されるものではないが、重複領域Jのタイヤ軸方向の幅Wjは、第1陸部3の幅Wjの5%以上が望ましく、10%以上がさらに望ましく、35%以下が望ましく、30%以下がさらに望ましい。
図4は、第1陸部3の平面図である。図4に示されるように、第1ラグ溝9のタイヤ軸方向に対する角度θ2は、横サイプ8のタイヤ軸方向に対する角度θ1よりも小さいのが望ましい。これにより、横力の大きく作用する第1陸部3のトレッド端Te側のタイヤ軸方向の剛性が高く維持されて耐偏摩耗性能が向上する。第1ラグ溝9の角度θ2は、本明細書では、第1ラグ溝9の中心線9cの両端9d、9dを繋ぐ仮想直線m2の傾きである。横サイプ8の角度θ1は、その両端を繋ぐ仮想直線m1の傾きである。
特に限定されるものではないが、ドライ性能と耐偏摩耗性能とを向上するために、横サイプ8の角度θ1と第1ラグ溝9の角度θ2との差(θ1-θ2)は、5度以上が望ましく、7度以上がさらに望ましく、15度以下が望ましく、13度以下がさらに望ましい。また、第1ラグ溝9の角度θ2は、20度以上が望ましく、25度以上がさらに望ましく、40度以下が望ましく、35度以下がさらに望ましい。
第1ラグ溝9のタイヤ軸方向の長さL2は、第1陸部3の幅Wsの75%以上が望ましく、77%以上がさらに望ましく、85%以下が望ましく、83%以下がさらに望ましい。第1ラグ溝9の長さL2が第1陸部3の幅Wsの75%以上であるので、ウェット性能が高められる。第1ラグ溝9の長さL2が第1陸部3の幅Wsの85%以下であるので、剛性の過度の低が抑制されて耐偏摩耗性能が高められる。
特に限定されるものではないが、第1ラグ溝9の溝幅W1は、ショルダー周方向溝5Aの溝幅Waの65%以上が望ましく、70%以上がさらに望ましく、85%以下が望ましく、80%以下がさらに望ましい。また、第1ラグ溝9の溝深さ(図示省略)は、ショルダー周方向溝5Aの溝深さの60%以上が望ましく、70%以上がさらに望ましく、100%以下が望ましく、90%以下がさらに望ましい。
本実施形態の第1陸部3には、第1ラグ溝9のタイヤ軸方向の内端9iに繋がる第2サイプ10が設けられる。このような第2サイプ10は、第1ラグ溝9の内端9i付近のタイヤ軸方向の剛性を適度に低下させて、SATPを低減させるのに役立つ。
第2サイプ10は、例えば、タイヤ周方向に延びている。これにより、第1陸部3の踏面3aの接地性が高められるので、ドライ性能やウェット性能が向上する。
図2(b)は、第2サイプ10の拡大図である。図2(b)に示されるように、トレッド平面視での第2サイプ10において、第2サイプ10の両端10eを直線で繋いだ仮想サイプ基準線n2は、タイヤ周方向に対して10度以下の角度α2を有している。これにより、上述の作用が効果的に発揮される。
図4に示されるように、トレッド平面視において、第2サイプ10は、タイヤ軸方向の内側に凸の円弧状である。このように本実施形態の第2サイプ10は、第1サイプ7と逆向きの凸の円弧状である。換言すると、トレッド平面視において、第1サイプ7は、タイヤ軸方向の外側に凸の円弧状である。このように、本実施形態の第1陸部3には、タイヤ軸方向の外側に凸の第1サイプ7と、タイヤ軸方向の内側に凸の第2サイプ10とがタイヤ周方向に交互に設けられている。これにより、第1サイプ7と第2サイプ10とによる第1陸部3の剛性の局所的な低下が緩和されるので、耐偏摩耗性能が高く維持される。
第2サイプ10は、第1サイプ7よりもタイヤ軸方向の内側に配される。これにより、本実施形態の第1陸部3では、第2サイプ10の凹側部10aと第1サイプ7の凹側部7aとが対向するように形成されている。このような第1サイプ7及び第2サイプ10の配置は、旋回走行時のハンドル操作性(過渡特性)を高める。また、第1サイプ7のタイヤ周方向の一方側の端と第2サイプ10のタイヤ周方向の他方側の端とが近づいた配置となる。これにより、一方のサイプ8又は10で吸い上げ切れなかった水膜を、他方のサイプ8又は10で吸い上げることができやすくなるので、ウェット性能が向上する。また、このような第1サイプ7及び第2サイプ10の配置は、これらが1本の波状のサイプに近い形状となるので、各サイプ7、10内の水の流れをスムーズにしてウェット性能を高める。
第2サイプ10は、例えば、第1ラグ溝9のタイヤ周方向の第1端9aに連なる第1部分10Aと、第1端9aとは反対側の第2端9bに連なる第2部分10Bと、第1部分10Aと第2部分10Bとを継ぐ第3部分10Cとで形成されている。第3部分10Cは、例えば、第1ラグ溝9を形成するように延びている。第1部分10Aの深さ(図示省略)は、例えば、第2部分10Bの深さ(図示省略)と同じである。
第1部分10A及び第2部分10Bの深さは、第1ラグ溝9の溝深さ以下であるのが望ましい。また、第3部分10Cの深さ(図示省略)は、第1部分10Aの深さ以上であるのが望ましい。さらに、第3部分10Cの深さ(図示省略)は、第1ラグ溝9の溝深さ以上であるのが望ましい。
第2サイプ10は、第1ラグ溝9のみに接続されている。換言すると、第2サイプ10は、本実施形態では、第1サイプ7及び横サイプ8に接続されていない。これにより、第1陸部3の剛性の過度の低下が抑制される。
図5は、第2陸部4の平面図である。図5に示されるように、本実施形態の第2陸部4には、タイヤ軸方向に延びる第2ラグ溝15が設けられる。本実施形態の第2ラグ溝15は、クラウン周方向溝5Bに繋がっている。このようなタイヤ軸方向に延びる第2ラグ溝15も、SATPを小さくすることに役立つ。また、第2ラグ溝15は、その溝内の水を溝幅の相対的に大きいクラウン周方向溝5Bに排出するので、ウェット性能を高める。
第2ラグ溝15は、クラウン周方向溝5Bから延びる第1溝部15Aと、第1溝部15Aに連なって第1溝部15Aよりもタイヤ軸方向に対して大きな角度θ4で傾斜する第2溝部15Bとを含んでいる。第1溝部15Aは、例えば、タイヤ軸方向に対して傾斜している。
第2ラグ溝15のタイヤ軸方向の長さL3は、第2陸部4のタイヤ軸方向の幅Wcの50%以上が望ましく、55%以上がさらに望ましく、85%以下が望ましく、80%以下がさらに望ましい。
第2ラグ溝15とクラウン周方向溝5Bとの間の角度α3は、30~60度であるのが望ましい。角度α3が30度以上であるので、第2ラグ溝15とクラウン周方向溝5Bとの間で水の流れがスムーズになり、高いウェット性能が発揮される。角度α3が60度以下であるので、第2ラグ溝15とクラウン周方向溝5Bとの交差部での剛性低下が抑制されるので、偏摩耗の発生が抑制される。このため、角度αは、35度以上がさらに望ましく、55度以下がさらに望ましい。角度α3は、本明細書では、第2ラグ溝15の一方の溝縁15iと、一方の溝縁15iと連なるクラウン周方向溝5Bの溝縁5iとの間の角度である。
第2陸部4には、例えば、クラウン周方向溝5Bからタイヤ軸方向の外側に延びて第2陸部4内で終端するラグサイプ16が設けられる。ラグサイプ16は、クラウン周方向溝5Bから延びる第1サイプ部16Aと、第1サイプ部16Aに連なって第1サイプ部16Aよりもタイヤ軸方向に対して大きな角度θ6で傾斜する第2サイプ部16Bとを含んでいる。本実施形態の第1サイプ部16Aは、タイヤ軸方向に対して傾斜している。
第2陸部4には、例えば、第2陸部4を横断する横断サイプ17が設けられる。本実施形態の横断サイプ17は、クラウン周方向溝5Bから延びる第3サイプ部17Aと、第3サイプ部17Aに連なって第3サイプ部17Aよりもタイヤ軸方向に対して大きな角度θ8で傾斜する第4サイプ部17Bとを含んでいる。本実施形態の第3サイプ部17Aは、タイヤ軸方向に対して傾斜している。
第1溝部15Aと第2溝部15Bとが繋がる第1屈曲点19、第1サイプ部16Aと第2サイプ部16Bとが繋がる第2屈曲点20、及び、第3サイプ部17Aと第4サイプ部17Bとが繋がる第3屈曲点21のそれぞれは、タイヤ軸方向の同じ位置に配されている。これにより、第1屈曲点19が設けられたタイヤ周方向線上での第2陸部4のタイヤ周方向の剛性が低下し、SATPを小さくすることができる。前記同じ位置とは、本明細書では、各屈曲点19ないし21のそれぞれが最もタイヤ軸方向に離隔する最大離隔距離L4が、第2陸部4の幅Wcの10%以内にあることを意味する。また、第1屈曲点19と第2陸部4のタイヤ軸方向の内端4iとの間のタイヤ軸方向距離L5は、第2陸部4の幅Wcの45%~55%の位置に配されるのが望ましい。これにより、第2陸部4の剛性の過度の低下が抑制される。
第1溝部15Aのタイヤ軸方向に対する角度θ3、第1サイプ部16Aのタイヤ軸方向に対する角度θ5、及び、第3サイプ部17Aのタイヤ軸方向に対する角度θ7は、同じであるのが望ましい。これにより、直進走行時、大きな接地圧の作用する第2陸部4の剛性の過度の低下が抑制される。前記角度が「同じ」とは、本明細書では、第1溝部15Aの角度θ3と各サイプ部16A、17Aの角度θ5、θ7とのそれぞれの差の絶対値が5度以下であることを意味する。第1溝部15Aの角度θ3は、例えば、30度以上が望ましく、35度以上がより望ましく、60度以下が望ましく、55度以下がより望ましい。
同様の観点より、第2溝部15Bの角度θ4、第2サイプ部16Bの角度θ6、及び、第4サイプ部17Bの角度θ8は、同じであるのが望ましい。第2溝部15Bの角度θ4は、例えば、35度以上が望ましく、40度以上がより望ましく、55度以下が望ましく、50度以下がより望ましい。
第2溝部15Bのタイヤ軸方向の長さL6は、第2サイプ部16Bのタイヤ軸方向の長さL7と同じであるのが望ましい。長さが「同じ」とは、本明細書では、第2溝部15Bの長さL6と第2サイプ部16Bの長さL7との差の絶対値が、第2陸部4の幅Wcの10%以下であることを意味する。
第2ラグ溝15の深さ(図示省略)は、ラグサイプ16の深さ(図示省略)よりも大きいのが望ましい。これにより、ブロック剛性の低下を抑えつつ、排水性を向上させるという効果が発揮される。
同様の観点より、第2ラグ溝15の溝深さ(図示省略)は、横断サイプ17の深さ(図示省略)よりも大きいのが望ましい。
特に限定されるものではないが、第2ラグ溝15の溝深さは、クラウン周方向溝5Bの溝深さの30%以上が望ましく、40%以上がより望ましく、100%以下が望ましく、90%以下がより望ましい。
以上、本発明の一実施形態のタイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図3の基本パターンを有するタイヤが試作された。そして、各試供タイヤのドライ性能、ウェット性能及び耐偏摩耗性能がテストされた。各試供タイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
<ドライ性能、ウェット性能及び耐偏摩耗性能>
各試供タイヤが下記テスト車両に装着された。テストドライバーが、前記テスト車両を乾燥アスファルト路面及びウェットアスファルト路面のテストコースにて走行させたときのそれぞれの安定性や操作性に基づくドライ性能及びウェット性能を官能により評価した。また、テストドライバーが、前記テストコースを走行したことで生じた偏摩耗に基づく耐偏摩耗性能を目視による官能で評価した。結果は、それぞれ、比較例1を100とする評点で示される。数値が、大きい程優れている。
タイヤサイズ:205/65R16
リム:16×6.5J
内圧(kPa):390(前輪)/420(後輪)
車両:排気量2000ccの乗用車
テストの結果が表1に示される。
Figure 2022159900000002
Figure 2022159900000003
テストの結果、実施例のタイヤは、優れたドライ性能を有していることが確認できた。また、実施例のタイヤは、優れたウェット性能及び耐偏摩耗性能を有している
1 タイヤ
2 トレッド部
3 第1陸部
7 第1サイプ
8 横サイプ
8i 横サイプの内端
8e 横サイプの外端
9 第1ラグ溝
Te トレッド端

Claims (13)

  1. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部には、最もトレッド端側をタイヤ周方向に延びるショルダー周方向溝と、前記ショルダー周方向溝と前記トレッド端とで画定される第1陸部とが設けられており、
    前記第1陸部には、タイヤ周方向に延びる複数の第1サイプと、複数の横サイプと、前記トレッド端からタイヤ軸方向内側に延びる複数の第1ラグ溝とが設けられており、
    前記第1サイプは、前記第1ラグ溝に連通しておらず、
    前記横サイプのそれぞれのタイヤ軸方向の内端が前記ショルダー周方向溝に接続され、
    前記横サイプのそれぞれのタイヤ軸方向の外端が、前記第1サイプのいずれかに接続されている、
    タイヤ。
  2. 前記複数の第1サイプの少なくとも1本には、前記複数の横サイプの複数本が接続されている、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記第1陸部には、複数の第2サイプが設けられており、
    前記第2サイプのそれぞれは、前記複数の第1ラグ溝のいずれかのタイヤ軸方向の内端に繋がっている、請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 前記複数の第2サイプは、タイヤ周方向に延びる、請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記複数の第2サイプは、前記複数の第1ラグ溝のみに接続されている、請求項3又は4に記載のタイヤ。
  6. 前記第1ラグ溝のタイヤ軸方向の長さは、前記第1陸部のタイヤ軸方向の幅の75%~85%である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のタイヤ。
  7. 前記第1ラグ溝のタイヤ軸方向に対する角度は、20~45度である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のタイヤ。
  8. 前記トレッド部には、前記ショルダー周方向溝とタイヤ軸方向の内側で隣接する第2陸部が設けられており、
    前記第2陸部には、タイヤ軸方向に延びる第2ラグ溝が設けられる、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のタイヤ。
  9. 前記第2ラグ溝のタイヤ軸方向の長さは、前記第2陸部のタイヤ軸方向の幅の50%~85%である、請求項8に記載のタイヤ。
  10. 前記トレッド部には、前記第2陸部をタイヤ軸方向の内側で画定するクラウン周方向溝が設けられ、
    前記第2ラグ溝は、前記クラウン周方向溝に繋がる、請求項8又は9に記載のタイヤ。
  11. 前記第2ラグ溝と前記クラウン周方向溝との間の角度は、30~60度である、請求項10に記載のタイヤ。
  12. 前記第2陸部には、前記クラウン周方向溝からタイヤ軸方向の外側に延びて前記第2陸部内で終端するラグサイプが設けられる、請求項10又は11に記載のタイヤ。
  13. 前記第2陸部には、前記第2陸部を横断する横断サイプが設けられる、請求項8ないし12のいずれか1項に記載のタイヤ。
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