JP2022144595A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
Description
実施形態では説明を分かり易くするため、本発明の主要部以外の構造や要素については、簡略化または省略して説明する。また、図面において、同じ要素には同じ符号を付す。なお、図面に示す各要素の形状、寸法などは模式的に示したもので、実際の形状、寸法などを示すものではない。
本実施形態の回転電機1は、車両などに搭載されて電動機や発電機として使用される。また本実施形態の回転電機1は、例えば、三相交流のインナーロータ型モータとして以下に説明するが回転電機1は複相のモータの場合に限定されず、例えば単相であってもよい。
ハウジング10は例えば、鋳造品からなり、ロータ13及びステータ20を収容するモータハウジングとして機能する。
ステータコア14の内周には、径方向内側に突出する複数のティース部14aが周方向に沿って設けられ、ティース部14aの間にはそれぞれスロット14bが形成される。
さらに、ステータコア14は、ティース部14aにそれぞれ複数の巻線(素線)によって構成されるコイル15が巻回される。コイル15には、ステータコア14の端面から突出するようにコイルエンド部16が備えられている。
比較例における回転電機も本実施形態における回転電機1と同様に、三相交流のインナーロータ型モータとして説明する。
口線50における各相の出力線として、U相のコイル用の出力線50U、V相のコイル用の出力線50V、W相のコイル用の出力線50Wを含む。
比較例のコイルエンド部51及びステータコア52の配置や機能は、本実施形態のコイルエンド部16及びステータコア14と同様である。
なお、説明の簡略化のために、図3及び図5で示しているような口線30及びコイルエンド部16は一部表記を省略している。本来であれば、口線30の中性線及び出力線は導線30aの束、即ち複数の導線を束ねて構成され、コイル15及びコイルエンド部16は巻線16aの束、即ち複数の巻線を束ねて構成されている。
口線30における各相の出力線として、U相のコイル(15)用の出力線30U、V相のコイル(15)用の出力線30V、W相のコイル(15)用の出力線30Wを含む。
なお、本実施形態では、スリーブ31によって部分的に被覆している口線30の箇所をスリーブ部と呼び、口線30の出力線の各相でスリーブ部31U、スリーブ部31V、スリーブ部31Wと呼ぶ。また、スリーブ31によって被覆されていない箇所を、口線30の導線部と呼ぶ。なお、図3に示しているように、本実施形態の口線30は、例えば出力線の場合は可撓性が必要な端子部周辺をスリーブ31で被覆している。中性線も不図示であるが可撓性が必要な箇所周辺をスリーブ31で被覆している。本実施形態では、当該スリーブ31で被覆されている箇所以外は導線が露出している導線部として構成される。
本実施形態の温度センサ40は、短辺と長辺を有する角形形状(扁平形状)に構成される。温度センサ40は、感温素子である温度測定部(温度検出部)41と、温度測定部41を封止している外装材42と、温度測定部41に接続されるリード線43により構成されうる。さらに、温度センサ40は、第1の面44と、第1の面44の反対側の面である第2の面45を有する形状で構成される。温度センサ40の第1の面44は、口線30に接触する平面であり、温度センサ40の第2の面45は、コイルエンド部16に接触する平面である。なお、口線30に接触とは、口線30の中性線、出力線30U、出力線30V、出力線30Wのいずれか1つに接触することをいう。
第1温度センサ40aは、感温素子である温度測定部41aと、温度測定部41aを封止している外装材42aと、温度測定部41aに接続されるリード線43aにより構成されうる。第2温度センサ40bは、感温素子である温度測定部41bと、温度測定部41bを封止している外装材42bと、温度測定部41bに接続されるリード線43bにより構成されうる。
したがって、口線50とコイルエンド部51の間に、本実施形態の温度センサ40を固定した場合、コイルエンド部51の高温状態が正しく検出できても、口線50はスリーブで被覆されているため、口線50の高温状態を正しく検出できない恐れがある。さらに、上記のように口線50はほぼ全てがスリーブで被覆されているため、口線50とコイルエンド部51に接触する周方向のいずれの場所に温度センサ40を固定したとしても、口線50の高温状態を正しく検出できない恐れがある。
なお、温度センサ40の固定位置は、図3に示している位置に限らず、口線30の導線部とコイルエンド部16とが接触する箇所であれば、コイルエンド部16の周方向のいずれの場所に配置してもよい。
また、図3に示しているように、第1温度センサ40a及び第2温度センサ40bの短辺をステータコア14の径方向に沿って配置することが好ましい。即ち、ステータコア14の径方向と第1温度センサ40a及び第2温度センサ40bの短辺方向が略平行となるように配置することが好ましい。口線とコイルエンド部の間で、温度センサの位置が口線側あるいはコイルエンド部側に偏ってしまうと、共通の温度センサでいずれかの高温状態が正しく検出できなくなる可能性があるためである。
丸線を巻回して成る丸線コイルの場合は、各相のコイル15に対しワニスを用いて含浸処理をして固定する。そのため、ワニス処理後の口線30の端子部周辺は可撓性を確保することが重要である。なお、本実施形態ではコイル15を構成する導線は丸線を使用する。
このように、本実施形態における口線30及びコイル15はそれぞれ絶縁処理されている。そのため、口線30とコイルエンド部16が接触したとしても短絡することはない。
本実施形態の口線30及びコイルエンド部16を含むコイル15は上記のように丸線を使用している。そのため、図6に示しているように、本実施形態の温度センサ40を丸形形状にした場合、配置または固定した際にコイルエンド部16の複数の巻線16aに温度センサ40の全部または一部が埋没してしまう可能性がある。さらに、配置時には埋没していなかったとしても、回転電機1の使用による振動等でコイルエンド部16に埋没してしまう可能性がある。
温度センサ40が口線30やコイルエンド部16に埋没せずに口線30およびコイルエンド部16の境界に配置されるので、口線30とコイルエンド部16のいずれかが高温状態になっても共通の温度センサである温度センサ40で正しく検出することができる。
さらに、本実施形態の口線30は、スリーブ31の量を低減することができるため口線30の製造コストを低減することも可能となる。
また、温度センサ40の第1の面44は口線の中性線、出力線30U、出力線30V、出力線30Wにおけるいずれか1つの導線部に臨み、第2の面45がコイルエンド部16に臨むように、口線30とコイルエンド部16に挟み込まれて配置している。しかし、これに限らず、温度センサ40の第1の面44はコイルエンド部16に臨み、第2の面45が口線の中性線、出力線30U、出力線30V、出力線30Wにおけるいずれか1つの導線部に臨むように、口線30とコイルエンド部16に挟み込まれて配置してもよい。
Claims (6)
- ステータコアに巻き付けられた複数の巻線によって構成され、前記ステータコアの端面から突出するように配置されているコイルエンド部を有するコイルと、
長さ方向の一端部に前記巻線が接続される口線と、
第1の面及び前記第1の面の反対側の面である第2の面を有する形状の温度センサと、を備え、
前記口線は、複数の導線を束ねて構成され、前記長さ方向の他端部にいずれかの相が結線される中性線と、前記長さ方向の他端部に電源が接続される出力線を含み、
前記温度センサは、前記第1の面が前記中性線または前記出力線のいずれかに臨み、前記第2の面が前記コイルエンド部に臨むように、前記口線と前記コイルエンド部に挟み込まれて配置され、
前記第1の面は、前記ステータコアの径方向において複数の前記導線を跨いでおり、
前記第2の面は、前記ステータコアの前記径方向において複数の前記巻線を跨いでいる
回転電機。 - 前記第1の面における前記ステータコアの前記径方向に沿った距離は、前記口線の導線径の少なくとも2倍以上である
請求項1に記載の回転電機。 - 前記第2の面における前記ステータコアの前記径方向に沿った距離は、前記コイルの巻線径の少なくとも2倍以上である
請求項1に記載の回転電機。 - 前記口線は可撓性を有するスリーブで部分的に被覆され、
前記温度センサの前記第1の面は、前記口線の前記導線が露出する部位に配置される
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転電機。 - 前記温度センサは、少なくとも第1温度センサと第2温度センサを含む
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回転電機。 - 前記口線は、前記長さ方向の他端部に三相が結線される前記中性線と、前記長さ方向の他端部に三相電源の第1相電源が接続される第1相用の出力線と、第2相電源が接続される第2相用の出力線と、第3相電源が接続される第3相用の出力線を含み、
前記第1温度センサ及び前記第2温度センサの前記第1の面はそれぞれ異なるように、前記第1相用の出力線、前記第2相用の出力線、前記第3相用の出力線、または前記中性線のうちいずれか1つに臨み、前記第1温度センサ及び前記第2温度センサの前記第2の面は、前記コイルエンド部に臨むように、前記口線と前記コイルエンド部に挟み込まれて配置される
請求項5に記載の回転電機。
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