JP7435604B2 - ステータユニット及びモータ - Google Patents

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Description

本発明は、ステータユニット及びモータに関する。本発明は、2019年6月6日に日本に出願された特願2019-106507に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
コイルに接続されたバスバーの温度を計測する温度センサを備えたステータユニットが知られている。このようなステータユニットとして、例えば特許文献1には、ステータコイルの中性点に接続してU字状に折り曲げられたU字部を有する中性線と、該中性線の温度を検出する温度センサとを備える回転電機のステータが開示されている。
前記温度センサは、サーミスタ素子が埋設されて中性線のU字部に嵌合する本体部と、該本体部から前記U字部の各脚を抱き込むようにそれぞれ延出する腕部とを備える。前記各腕部は、弾性を有し、前記U字部に対して着脱可能である。
特開2018-61389号公報
上述の特許文献1に開示されるステータでは、中性線をU字状に湾曲させて、該U字状に湾曲した中性線の間に温度センサが位置付けられている。このような構成の場合、前記中性線をU字状に精度良く湾曲させる加工を行う必要がある。このような前記中性線の加工は難しく、ステータの生産性を向上することが難しかった。
また、前記特許文献1に開示されるステータでは、前記温度センサは、前記U字状に湾曲した中性線の間に配置される。そのため、前記温度センサの配線の引き出し方向は制限され、前記温度センサの配置も制約を受ける。
本発明の目的は、バスバーの温度を計測する温度センサの配置の自由度を確保しつつ、前記温度センサを前記バスバーに容易に取り付け可能なステータユニットを提供することである。
本発明の一実施形態に係るステータユニットは、内周面または外周面に周方向に並んだ複数のスロットを有する円筒状のステータコアと、前記スロット内に挿入された複数のコイルと、前記複数のコイルに接続された複数のバスバーと、樹脂材料によって構成され、前記複数のバスバーの少なくとも一部を覆う樹脂部と、前記複数のバスバーのうち少なくとも一つのバスバーに接触した状態で前記樹脂部に固定され、前記少なくとも一つのバスバーの温度を計測する温度センサと、を有する。
本発明の一実施形態に係るモータは、上述のステータユニットと、前記ステータユニットのステータに対して中心軸を中心として回転可能なロータと、を有する。
本発明の一実施形態に係るステータユニットによれば、バスバーの温度を計測する温度センサの配置の自由度を確保しつつ、前記温度センサを前記バスバーに容易に取り付け可能なステータユニットを得ることができる。
図1は、実施形態1に係るステータユニットを有するモータの概略構成を示す図である。 図2は、ステータユニットの概略構成を示す斜視図である。 図3は、バスバーホルダ及び配線収容部を外した状態のステータユニットの概略構成を示す斜視図である。 図4は、ステータコア及びコイルの位置関係を模式的に示す斜視図である。 図5は、バスバーホルダ、配線収容部及び外部端子カバーを外した状態のバスバーユニットの概略構成を示す斜視図である。 図6は、配線収容部のカバーを外した状態のステータユニットの概略構成を示す斜視図である。 図7は、図6の一部を拡大して示す部分拡大図である。 図8は、実施形態2に係るステータユニットのバスバーと温度センサとの位置関係を模式的に示す斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。また、各図中の構成部材は、各図中に記載されている寸法及び各構成部材の寸法比率に限定されない。
なお、以下の説明では、ステータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、前記中心軸に直交する方向を「径方向」、前記中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」とそれぞれ称する。また、軸方向について、ステータに対してバスバーが位置する側を「一方」、ステータに対してバスバーが位置する側とは反対側を「他方」と称する。すなわち、本明細書では、図2において、上方向が「一方」であり、下方向が「他方」である。ただし、この方向の定義により、本発明に係るモータの使用時の向きを限定する意図はない。
また、以下の説明において、“固定”、“接続”及び“取り付ける”等(以下、固定等)の表現は、部材同士が直接、固定等されている場合だけでなく、他の部材を介して固定等されている場合も含む。すなわち、以下の説明において、固定等の表現には、部材同士の直接的及び間接的な固定等の意味が含まれる。
[実施形態1]

(全体構成)

図1に、本発明の実施形態1に係るモータ1の概略構成を示す。モータ1は、ステータユニット10と、ロータ3とを備える。ステータユニット10は、ステータ2と、バスバーユニット50とを備える。ロータ3は、ステータ2に対して、中心軸Pを中心として回転する。すなわち、モータ1は、ステータ2と、ステータ2に対して回転可能なロータ3とを有する。
本実施形態では、モータ1は、筒状のステータ2内に、ロータ3が中心軸Pを中心として回転可能に位置する、いわゆるインナーロータ型のモータである。ロータ3は、中心軸Pを中心として周方向に並んだ複数のマグネットを有する。なお、ロータ3の構成は、一般的なロータと同様の構成であるため、ロータ3の詳しい説明は省略する。
ステータ2は、ステータコア21と、コイル26とを備える。図1では、説明のために、コイル26を簡略化して示す。コイル26には、後述するバスバーユニット50のバスバー51及び外部端子61を介して、電力が供給される。なお、本実施形態では、コイル26は、後述するように、3相のコイル26u,26v,26wを含む。
図2は、本実施形態に係るモータ1におけるステータユニット10の斜視図である。図3は、図2で示すステータユニット10から、バスバーユニット50のバスバーホルダ52及び配線収容部72を取り除いた図である。また、図4は、ステータコア21及びコイル26の位置関係の一例を模式的に示す斜視図である。図4では、説明のために、ステータコア21のスロット24内に位置するコイル26の一部のみを図示する。また、図4は、説明のために、ステータコア21及びコイル26を、他の図とは軸方向の反対側から見た図である。すなわち、図4は、ステータコア21及びコイル26を、軸方向他方側から見た図である。
ステータコア21は、軸方向に延びる円筒状である。ステータコア21は、所定の形状に形成された電磁鋼板を、厚み方向に複数枚、積層することによって構成される。
図4に示すように、ステータコア21は、円筒状のヨーク22と、ヨーク22から径方向内側に延びる複数のティース23と、スロット24とを有する。本実施形態では、ステータコア21は、円筒状の丸コアである。ヨーク22及び複数のティース23は、単一の部材である。ステータコア21は、例えば、分割コア、ストレートコアであってもよい。
図4に示すように、複数のティース23は、周方向に等しい間隔で並んでいる。各ティース23は、軸方向において、ステータコア21の一方の端部から他方の端部まで延びている。スロット24は、複数のティース23のうち隣り合うティース23の間に位置する。スロット24は、ステータコア21において軸方向に延びる溝である。スロット24は、中心軸Pに沿って延びている。ステータコア21は、内周面に、周方向に並んだ複数のスロット24を有する。複数のスロット24内には、後述するように、複数のコイル26が挿入される。
(コイル)



本実施形態では、コイル26は、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wを含む。コイル26は、複数のティース23に分布巻きで巻回され、4つのバスバー51によって、Y結線されている。本実施形態では、コイル26は、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wを、2組含む。なお、以下の説明及び図において、各構成要素の相を区別する必要がある場合は、各構成要素の符号の末尾に、U相、V相、W相及び中性点をそれぞれ示す、u、v、w及びnを付与する。
U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wでは、それぞれ、複数のセグメントコイル27が直列接続されている。各セグメントコイル27は、矩形の断面形状を有し且つ曲げられた平角線によって構成されている。なお、セグメントコイル27の断面形状は、矩形以外の形状であってもよい。



図2から図4に示すように、各セグメントコイル27は、スロット24内に位置する一対の直線状のスロット収納部30と、一対のスロット収納部30を連結するセグメントコイル接続部31と、セグメントコイル27の端部である一対のセグメントコイル端部32とを有する。なお、複数のセグメントコイルは、直線状のスロット収納部と、前記スロット収納部の両端に位置するセグメントコイル端部とを有するセグメントコイルを含んでいてもよい。


複数のセグメントコイル27のスロット収納部30は、スロット24内に径方向に積層された状態で収納されている。複数のセグメントコイル27のセグメントコイル接続部31は、スロット収納部30がステータコア21のスロット24内に収納された状態で、ステータコア21に対して軸方向一方側に位置する。スロット収納部30は、コイル26のスロット収納部を構成する。セグメントコイル接続部31は、コイル26の第1コイル接続部を構成する。なお、以下の説明では、コイル26のスロット収納部には、セグメントコイル27のスロット収納部30と同じ符号を付すとともに、コイル26の第1コイル接続部にも、セグメントコイル27のセグメントコイル接続部31と同じ符号を付す。
複数のセグメントコイル27は、スロット収納部30がスロット24内に収納された状態で、各セグメントコイル27における一対のセグメントコイル端部32のうち一方の先端部と、他のセグメントコイル27における一対のセグメントコイル端部32のうち一方の先端部とが溶接等により接続されている。すなわち、各セグメントコイル27における一対のセグメントコイル端部32は、それぞれ、異なるセグメントコイル27のセグメントコイル端部32に接続されている。これにより、複数のセグメントコイル27は、直列に接続されている。このように直列に接続された複数のセグメントコイル27により、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wがそれぞれ構成される。
本実施形態では、前記接続されたセグメントコイル端部32が、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wにおいて、一対のスロット収納部30を連結する第2コイル接続部33を構成する。第2コイル接続部33は、ステータコア21に対して軸方向他方側に位置する。
U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wは、それぞれ、他のセグメントコイル27のセグメントコイル端部32に接続されないセグメントコイル端部32を、一対有する。U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wにおいて他のセグメントコイル端部32に接続されないセグメントコイル端部32は、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wのコイル端部である。U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wにおける前記コイル端部は、各相のコイルにおける一方側の端部及び他方側の端部に位置する。また、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wにおける前記コイル端部は、ステータコア21の軸方向一方側に突出している。
以下では、説明のため、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wの両端に位置するコイルの端部を、それぞれ、第1コイル端部34、第2コイル端部35と呼ぶ。



すなわち、本実施形態のコイル26は、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wを含み、コイル26は、複数のスロット内に位置する複数のスロット収納部30と、ステータコア21に対して軸方向一方側に位置し且つスロット収納部30同士を接続する複数の第1コイル接続部31と、ステータコア21に対して軸方向他方側に位置し且つスロット収納部30同士を接続する複数の第2コイル接続部33と、コイル26の端部にそれぞれ位置し且つスロット収納部30から延びてステータコア21の軸方向一方側に突出する第1コイル端部34及び第2コイル端部35と、を有する。


これにより、ステータコア21に対して軸方向一方側には、ステータコア21から軸方向一方側に突出した複数の第1コイル接続部31を含むコイルエンド部40が構成される。また、ステータコア21に対して軸方向他方側には、ステータコア21から他方側に突出した複数の第2コイル接続部33を含むコイルエンド部が構成される。

本実施形態では、すべての第1コイル接続部31が、ステータコア21に対して軸方向一方側(図2で上側)に位置し、すべての第2コイル接続部33が、ステータコア21に対して軸方向他方側(図2で下側)に位置している。また、すべての第1コイル端部34及びすべての第2コイル端部35は、第1コイル接続部31が位置する前記軸方向一方側に位置している。本実施形態では、コイル26は、2組のU相コイル26u、V相コイル26v、W相コイル26wを含む。このため、6つの第1コイル端部34及び6つの第2コイル端部35が、ステータコア21に対して軸方向一方側に位置する。
U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wにおける第1コイル端部34及び第2コイル端部35は、それぞれ、スロット24の最も径方向外側に位置するスロット収納部30から延びてステータコア21から突出している。第1コイル端部34及び第2コイル端部35は、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wにおいて、スロット24の最も径方向外側に位置するセグメントコイル27のセグメントコイル端部32である。
本実施形態では、第1コイル端部34及び第2コイル端部35は、それぞれ、スロット24の最も径方向外側に位置するセグメントコイル27のセグメントコイル端部32である。しかしながら、第1コイル端部及び第2コイル端部は、上記以外の位置に位置するセグメントコイルのセグメントコイル端部であってもよい。
(バスバーユニット)



図5は、バスバーホルダ52及び外部端子ホルダ62を外した状態のバスバーユニット50の斜視図である。バスバーユニット50は、バスバー51と、バスバーホルダ52と、外部端子61と、外部端子ホルダ62と、温度センサユニット71と、配線収容部72とを有する。
図3及び図5に示すように、バスバー51は、U相バスバー51uと、V相バスバー51vと、W相バスバー51wと、中性点用バスバー51nとを含む。U相バスバー51u、V相バスバー51v、W相バスバー51w及び中性点用バスバー51nは、それぞれ、板状の部材である。U相バスバー51u、V相バスバー51v、W相バスバー51w及び中性点用バスバー51nの厚み方向は、ステータコア21の径方向と一致する。
図3に示すように、U相バスバー51u、V相バスバー51v、W相バスバー51w及び中性点用バスバー51nは、一部が径方向に重なった状態で、コイルエンド部40の径方向外周側に位置する。
図5に示すように、U相バスバー51uは、U相バスバー本体部53uと、2つのU相バスバー接続部54uと、U相外部端子接続部55uとを有する。U相バスバー本体部53u、2つのU相バスバー接続部54u及びU相外部端子接続部55uは、単一の部材である。
V相バスバー51vは、V相バスバー本体部53vと、2つのV相バスバー接続部54vと、V相外部端子接続部55vとを有する。V相バスバー本体部53v、2つのV相バスバー接続部54v及びV相外部端子接続部55vは、単一の部材である。
W相バスバー51wは、W相バスバー本体部53wと、2つのW相バスバー接続部54wと、W相外部端子接続部55wとを有する。W相バスバー本体部53w、2つのW相バスバー接続部54w及びW相外部端子接続部55wは、単一の部材である。
中性点用バスバー51nは、中性点用バスバー本体部53nと、6つの中性点用バスバー接続部54nとを有する。中性点用バスバー本体部53n及び6つの中性点用バスバー接続部54nは、単一の部材である。
U相バスバー本体部53u、V相バスバー本体部53v及びW相バスバー本体部53wは、それぞれ、軸方向から見て、コイルエンド部40の外周に沿った円弧状である。U相バスバー本体部53u、V相バスバー本体部53v及びW相バスバー本体部53wは、それぞれ、ステータコア21の径方向から見て、各相のコイル26の第1コイル端部34と重なる位置に位置し、ステータコア21の周方向に延びる。
具体的には、U相バスバー本体部53uは、ステータコア21の径方向から見て、2つのU相コイル26uにおける各第1コイル端部34と重なる位置に位置し、ステータコア21の周方向に延びる。V相バスバー本体部53vは、ステータコア21の径方向から見て、2つのV相コイル26vにおける各第1コイル端部34と重なる位置に位置し、ステータコア21の周方向に延びる。W相バスバー51wのW相バスバー本体部53wは、ステータコア21の径方向から見て、2つのW相コイル26wにおける各第1コイル端部34と重なる位置に位置し、ステータコア21の周方向に延びる。
中性点用バスバー51nの中性点用バスバー本体部53nは、軸方向から見て、コイルエンド部40の外周に沿った円弧状である。中性点用バスバー本体部53nは、ステータコア21の径方向から見て、2つのU相コイル26u、2つのV相コイル26v及び2つのW相コイル26wにおける各第2コイル端部35と重なる位置に位置し、ステータコア21の周方向に延びる。本実施形態では、中性点用バスバー本体部53nは、U相バスバー本体部53u、V相バスバー本体部53v及びW相バスバー本体部53wに比べて、周方向に長い。
外部端子61は、U相外部端子61uと、V相外部端子61vと、W相外部端子61wとを含む。U相外部端子61u、V相外部端子61v及びW相外部端子61wは、図示しない電力供給源に接続される。
U相外部端子接続部55uは、U相バスバー本体部53uの一方の端部から径方向外側に延びてU相外部端子61uに接続される。V相外部端子接続部55vは、V相バスバー本体部53vの一方の端部から径方向外側に延びてV相外部端子61vに接続される。W相外部端子接続部55wは、W相バスバー本体部53wの一方の端部から径方向外側に延びてW相外部端子61wに接続される。
図5に示すように、2つのU相バスバー接続部54uは、U相バスバー本体部53uからステータコア21の軸方向一方側に延びる。図3に示すように、2つのU相バスバー接続部54uは、それぞれ、U相コイル26uの第1コイル端部34に接続される。
図5に示すように、2つのV相バスバー接続部54vは、V相バスバー本体部53vからステータコア21の軸方向一方側に延びる。図3に示すように、2つのV相バスバー接続部54vは、それぞれ、V相コイル26vの第1コイル端部34に接続される。
図5に示すように、2つのW相バスバー接続部54wは、W相バスバー本体部53wからステータコア21の軸方向一方側に延びる。図3に示すように、2つのW相バスバー接続部54wは、それぞれ、W相コイル26wの第1コイル端部34に接続される。
図5に示すように、6つの中性点用バスバー接続部54nは、中性点用バスバー本体部53nからステータコア21の軸方向一方側に延びる。図3に示すように、6つの中性点用バスバー接続部54nは、2組の各相のコイルにおける第2コイル端部35に接続される。本実施形態では、第2コイル端部35が、中性点用バスバー51nに接続されるコイル端部である。
図5に示すように、U相バスバー本体部53u、V相バスバー本体部53v、W相バスバー本体部53w及び中性点用バスバー本体部53nは、軸方向から見て、U相外部端子接続部55u、V相外部端子接続部55v及びW相外部端子接続部55wに対してステータコア21の周方向の一方側に位置する。中性点用バスバー本体部53nにおける周方向の一方側の端部は、U相バスバー本体部53u、V相バスバー本体部53v及びW相バスバー本体部53wよりも、周方向の一方側に延出している。
図2に示すように、U相バスバー51u、V相バスバー51v、W相バスバー51w及び中性点用バスバー51nは、U相バスバー本体部53u、V相バスバー本体部53v、W相バスバー本体部53w及び中性点用バスバー本体部53nを、樹脂製のバスバーホルダ52で覆われている。バスバーホルダ52は、軸方向から見て、U相バスバー本体部53u、V相バスバー本体部53v、W相バスバー本体部53w及び中性点用バスバー本体部53nに沿った円弧状である。このバスバーホルダ52が、樹脂材料によって構成され、バスバー51の少なくとも一部を覆う樹脂部として機能する。
本実施形態では、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wは、U相バスバー51u、V相バスバー51v、W相バスバー51w及び中性点用バスバー51nによって、Y結線されている。
具体的には、U相コイル26uの第1コイル端部34は、U相バスバー51uのU相バスバー接続部54uに接続されている。V相コイル26vの第1コイル端部34は、V相バスバー51vのV相バスバー接続部54vに接続されている。W相コイル26wの第1コイル端部34は、W相バスバー51wのW相バスバー接続部54wに接続されている。また、U相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wにおける6つの第2コイル端部35は、中性点用バスバー51nに接続されている。
これにより、ステータコア21に巻線されたU相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wが、U相バスバー51u、V相バスバー51v、W相バスバー51w及び中性点用バスバー51nによってY結線された、ステータ2が得られる。
(温度センサユニット)



温度センサユニット71は、中性点用バスバー51nの温度を計測する。詳しくは、図5に示すように、温度センサユニット71は、中性点用バスバー51nの周方向の一方側の端部に取り付けられていて、該端部の温度を計測する。
温度センサユニット71は、温度センサ71aと、配線71bと、温度センサコネクタ71cとを有する。
温度センサ71aは、中性点用バスバー51nにおける周方向の一方側の端部に物理的に接触する。詳しくは、温度センサ71aは、U相バスバー本体部53uとU相外部端子接続部55uとの接続部分、V相バスバー本体部53vとV相外部端子接続部55vとの接続部分、及び、W相バスバー本体部53wとW相外部端子接続部55wとの接続部分の近傍に位置する。
温度センサ71aは、中性点用バスバー51nの温度を計測可能な温度素子を有する。温度センサ71aは、前記温度素子で検出した中性点用バスバー51nの温度を、温度検出信号として出力する。この温度素子の構成は、従来の温度素子の構成と同様であるため、詳しい説明を省略する。
配線71bの一方側は、温度センサ71aに接続される。配線71bの他方側は、温度センサコネクタ71cに接続される。配線71bは、温度センサ71aからステータ2の径方向外側に向かって延びている。温度センサコネクタ71cは、図示しない外部の機器に接続される。すなわち、配線71bは、温度センサ71aから出力された温度検出信号を、ステータ2の外に出力する。
以上のように、本実施形態では、中性点用バスバー51nは、ステータコア21の周方向に延びている。温度センサ71aは、中性点用バスバー51nの長手方向の端部に接触する。これにより、中性点用バスバー51nに接触させた温度センサ71aに繋がる配線71bを、ステータ2の外部に容易に引き出すことができる。
また、本実施形態では、バスバー51は、3相のコイルのコイル端部が接続される中性点用バスバー51nを含む。温度センサ71aは、中性点用バスバー51nに接触する。これにより、Y結線のステータ2において、中性点用バスバー51nの温度を温度センサ71aによって容易に計測できる。
図6は、バスバーユニット50において、後述する配線収容部72のカバー74を外した状態を示す斜視図である。図7は、図6における温度センサユニット71を拡大して示す部分拡大図である。
図7に示すように、温度センサ71aは、バスバーホルダ52の端部に位置する凹部52a内に収容される。凹部52aは、中性点用バスバー51nにおける周方向の一方側の端部を露出させる。
凹部52aは、その内面に、中性点用バスバー51nにおける周方向の一方側の端部に対して温度センサ71aを中性点用バスバー51nの厚み方向に押し付ける突出部52bを有する。すなわち、突出部52bは、凹部52aの内面から中性点用バスバー51nに向かって突出している。これにより、温度センサ71aを、バスバーホルダ52に固定しつつ、中性点用バスバー51nにより確実に接触させることができる。
このように、本実施形態では、バスバーホルダ52は、凹部52aを有する。温度センサ71aは、凹部52a内に収容された状態でバスバーホルダ52に固定される。これにより、温度センサ71aを、バスバー51及びバスバーホルダ52に対してコンパクトに配置できる。
配線71bは、配線収容部72によって覆われている。配線収容部72は、軸方向から見て、バスバーホルダ52から、バスバー51とは反対側に延びている。すなわち、配線収容部72は、バスバーホルダ52に接続されていて、径方向外側且つ周方向一方側に向かって延びている。配線収容部72は、バスバーホルダ52と同様、樹脂によって構成されている。
配線収容部72は、バスバーホルダ52と単一の部材であり、配線71bを収納可能な溝73aを有する樹脂製の配線収容ケース73と、溝73aを覆うカバー74とを有する。配線収容ケース73の溝73a内に収納された配線71bをカバー74によって覆うことにより、温度センサ71aに繋がる配線71bは、配線収容部72によって覆われる。また、配線71bは、樹脂によって封止されることなく、配線収容ケース73内に収納されるため、温度センサユニット71を容易に交換することができる。
以上のように、本実施形態に係るステータユニット10は、内周面に周方向に並んだ複数のスロット24を有する円筒状のステータコア21と、スロット24内に挿入された複数のコイル26u,26v,26wと、複数のコイル26u,26v,26wに接続された複数のバスバー51u,51v,51w,51nと、樹脂材料によって構成され、複数のバスバー51u,51v,51w,51nの少なくとも一部を覆うバスバーホルダ52と、複数のバスバー51u,51v,51w,51nのうち少なくとも一つのバスバー51nに接触した状態で固定され、前記少なくとも一つのバスバー51nの温度を計測する温度センサ71aと、を有する。
これにより、温度センサ71aは、バスバー51nに接触した状態で、バスバー51nの少なくとも一部を覆うバスバーホルダ52に固定される。これにより、バスバー51nの温度を計測する温度センサ71aを容易に配置できる。
本実施形態では、モータ1は、上述の構成を有するステータユニット10と、ステータユニット10のステータ2に対して中心軸Pを中心として回転可能なロータ3と、を有する。これにより、バスバー51nの温度を計測する温度センサ71aを容易に配置可能なモータ1が得られる。
[実施形態2]



図8に、実施形態2に係るステータユニットのバスバーユニット150の概略構成を示す。図8では、バスバーユニット150においてバスバーホルダ及び外部端子を取り外した状態を示す。実施形態2に係るバスバーユニット150は、ステータのコイルに対する結線方法が実施形態1の構成とは異なる。そのため、バスバーユニット150のバスバー151の構成が実施形態1の構成とは異なる。また、バスバー151に対する温度センサ71aの取付位置が実施形態1の取付位置とは異なる。
以下では、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
バスバーユニット150は、バスバー151と、図示しないバスバーホルダと、図示しない外部端子と、を有する。なお、バスバーホルダは、バスバー151を覆う構成を有する点で実施形態1の構成と同様であるため、詳しい説明を省略する。また、外部端子は、実施形態1の構成と同様であるため、詳しい説明を省略する。
バスバー151は、U相バスバー151uと、V相バスバー151vと、W相バスバー151wとを含む。U相バスバー151u、V相バスバー151v及びW相バスバー151wは、それぞれ、板状の部材である。U相バスバー151u、V相バスバー151v及びW相バスバー151wの厚み方向は、ステータコア21の径方向と一致する。
U相バスバー151uは、U相バスバー本体部153uと、2つのU相バスバー接続部154uと、U相外部端子接続部155uとを有する。U相バスバー本体部153u、2つのU相バスバー接続部154u及びU相外部端子接続部155uは、単一の部材である。
V相バスバー151vは、V相バスバー本体部153vと、2つのV相バスバー接続部154vと、V相外部端子接続部155vとを有する。V相バスバー本体部153v、2つのV相バスバー接続部154v及びV相外部端子接続部155vは、単一の部材である。
W相バスバー151wは、W相バスバー本体部153wと、2つのW相バスバー接続部154wと、W相外部端子接続部155wとを有する。W相バスバー本体部153w、2つのW相バスバー接続部154w及びW相外部端子接続部155wは、単一の部材である。
U相バスバー本体部153u、V相バスバー本体部153v及びW相バスバー本体部153wは、それぞれ、軸方向から見て、コイルエンド部40の外周に沿った円弧状である。特に図示しないが、U相バスバー本体部153u、V相バスバー本体部153v及びW相バスバー本体部153wは、それぞれ、ステータコア21の径方向から見て、各相のコイル26の第1コイル端部34と重なる位置に位置し、ステータコア21の周方向に延びる。
U相バスバー本体部153uは、V相バスバー本体部153v及びW相バスバー本体部153wに比べて、周方向に長い。
U相外部端子接続部155uは、U相バスバー本体部153uの両端部以外の位置から径方向外側に延びる。V相外部端子接続部155vは、V相バスバー本体部153vの一方の端部から径方向外側に延びる。W相外部端子接続部155wは、W相バスバー本体部153wの一方の端部から径方向外側に延びる。
U相外部端子接続部155u、V相外部端子接続部155v及びW相外部端子接続部155wは、それぞれ、図示しない外部端子に接続する。W相外部端子接続部155wには、後述する温度センサ71aが接触する。
U相バスバー151u、V相バスバー151v及びW相バスバー151wは、一部が径方向または軸方向に重なった状態で、コイルエンド部40の径方向外周側に位置する。
図8に示すように、U相外部端子接続部155u、V相外部端子接続部155v及びW相外部端子接続部155wの一部は、厚み方向に重なっている。
W相バスバー151wのW相バスバー本体部153wは、U相バスバー151uのU相外部端子接続部155uに対して周方向の一方側に位置する。V相バスバー151vのV相バスバー本体部153vは、U相バスバー151uのU相外部端子接続部155uに対して周方向の他方側に位置する。V相外部端子接続部155v及びW相外部端子接続部155wは、U相外部端子接続部155uを挟んで周方向に並んでいる。
U相バスバー151uにおけるU相バスバー本体部153uの一部は、軸方向から見て、W相バスバー151wのW相バスバー本体部153w及びV相バスバー151vのV相バスバー本体部153vと重なっている。
本実施形態では、U相コイル126u、V相コイル126v及びW相コイル126wは、U相バスバー151u、V相バスバー151v及びW相バスバー151wによって、Δ結線されている。
具体的には、U相コイル26uの第1コイル端部34は、U相バスバー151uのU相バスバー接続部154uに接続されている。V相コイル26vの第1コイル端部34は、V相バスバー151vのV相バスバー接続部154vに接続されている。W相コイル26wの第1コイル端部34は、W相バスバー151wのW相バスバー接続部154wに接続されている。
U相コイル26uの第2コイル端部35は、V相バスバー151vのV相バスバー接続部154vに接続されている。V相コイル26vの第2コイル端部35は、W相バスバー151wのW相バスバー接続部154wに接続されている。W相コイル26wの第2コイル端部35は、U相バスバー151uのU相バスバー接続部154uに接続されている。

これにより、ステータコア21に巻線されたU相コイル26u、V相コイル26v及びW相コイル26wが、U相バスバー151u、V相バスバー151v及びW相バスバー151wによってΔ結線されたステータが得られる。
なお、本実施形態では、第1コイル端部34及び第2コイル端部35が、バスバー151に接続されるコイル端部である。
(温度センサユニット)



本実施形態では、温度センサユニット71の温度センサ71aは、W相バスバー151wのW相外部端子接続部155wに物理的に接触する。すなわち、本実施形態では、温度センサ71aは、W相バスバー151wの温度を計測する。
なお、温度センサユニット71の構成は、実施形態1の構成と同様である。よって、温度センサユニット71の構成に関する説明は、省略する。
温度センサ71aは、図示しないバスバーホルダ内に収容される。また、温度センサユニット71の配線71bは、実施形態と同様、樹脂製の配線収容部内に収納される。この配線収容部も、実施形態1の配線収容部72の構成と同様である。



以上のように、本実施形態では、バスバー151は、3相のコイル26のうち2相のコイルのコイル端部に接続される。このようなΔ結線のステータユニットにおいて、本実施形態のように温度センサ71aをバスバー151に接触させることにより、バスバー151の温度を容易に計測できる。
また、W相バスバー151wは、ステータコアの周方向に延びるW相バスバー本体部153wと、W相バスバー本体部153wからステータコアの径方向外側に向かって延びて、電力供給源に電気的に接続されるW相バスバー接続部154wと、を有する。温度センサ71aは、W相バスバー151wのうちW相バスバー本体部153wとW相バスバー接続部154wとの接続部分に接触する。
一般的に、バスバーのうち、バスバー本体部と電力供給源に電気的に接続されるバスバー接続部との接続部分の温度が、最も高い。よって、前記接続部分の温度を温度センサ71aによって計測することにより、ステータの温度上昇を精度良く検出することができる。
なお、本実施形態では、温度センサ71aは、W相バスバー151wに接触してW相バスバー151wの温度を計測するが、U相バスバー151uまたはV相バスバー151vに接触してU相バスバー151uまたはV相バスバー151vの温度を計測してもよい。また、温度センサ71aは、複数のバスバーの温度を計測してもよい。また、温度センサ71aは、バスバーの複数の位置で温度を計測してもよい。
(その他の実施形態)



以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記各実施形態では、コイル26は、3相のコイルを含む。しかしながら、コイルは、3相以外の複数相のコイルを含んでいてもよい。



前記各実施形態では、コイル26は、2組の3相のコイルを含む。しかしながら、コイルは、1組または3組以上の3相のコイルを含んでいてもよい。
前記各実施形態では、すべての第1コイル接続部31が、ステータコア21に対して軸方向一方側に位置し、すべての第2コイル接続部33が、ステータコア21に対して軸方向他方側に位置している。しかしながら、すべての第1コイル接続部がステータコアに対して軸方向他方側に位置していてもよい。すべての第2コイル接続部がステータコアに対して軸方向一方側に位置していてもよい。第1コイル接続部の一部がステータコアに対して軸方向一方側に位置していてもよい。第2コイル接続部の一部がステータコアに対して軸方向他方側に位置していてもよい。第1コイル接続部の一部がステータコアに対して軸方向他方側に位置していてもよい。第2コイル接続部の一部がステータコアに対して軸方向一方側の端部に位置していてもよい。
前記各実施形態では、第1コイル端部34及び第2コイル端部35は、ステータコア21に対して、軸方向において第1コイル接続部31が位置する側に位置している。しかしながら、第1コイル端部は、ステータコアに対して軸方向一方側または軸方向他方側のいずれか一方に位置していればよい。また、第2コイル端部は、ステータコアに対して軸方向一方側または軸方向他方側のいずれか一方に位置していればよい。
前記実施形態1では、バスバー51は、U相バスバー本体部53u、V相バスバー本体部53v、W相バスバー本体部53w及び中性点用バスバー本体部53nを、樹脂製のバスバーホルダ52で覆われている。しかしながら、バスバーは、バスバーホルダによって全体を覆われていてもよい。
前記実施形態1では、バスバー51は、U相バスバー本体部53u、V相バスバー本体部53v、W相バスバー本体部53w及び中性点用バスバー本体部53nを、樹脂製のバスバーホルダ52で覆われている。また、前記実施形態2でも、特に図示しないが、バスバー151は、バスバーホルダで覆われている。しかしながら、バスバーは、バスバーホルダの代わりに、樹脂によってモールドされていてもよい。この場合、バスバーの温度を計測する温度センサも樹脂によってモールドされていてもよい。なお、バスバーが樹脂によってモールドされる一方、温度センサは樹脂製のケース内に収容されていてもよい。
前記実施形態1では、温度センサ71aは、中性点用バスバー51nの温度を計測する。しかしながら、温度センサは、他のバスバーの温度を計測してもよい。また、温度センサは、複数のバスバーの温度を計測してもよい。また、温度センサは、バスバーの複数の位置で温度を計測してもよい。
前記各実施形態では、ステータコア21は円筒状である。しかしながら、ステータコアは、筒状であれば、円筒状以外であってもよい。
前記各実施形態では、モータ1は、筒状のステータ2内にロータ3が中心軸Pを中心として回転可能に位置する、いわゆるインナーロータ型のモータである。しかしながら、モータは、筒状のロータ内にステータが位置する、いわゆるアウターロータ型のモータであってもよい。この場合には、ステータは、外周面に、周方向に並んだ複数のスロットを有する。
前記実施形態1では、ステータ2のY結線を実現するバスバーの構成の一例を開示した。しかしながら、ステータのY結線を実現可能なバスバーの構成であれば、バスバーは他の構成を有していてもよい。
前記実施形態2では、ステータのΔ結線を実現するバスバーの構成の一例を開示した。しかしながら、ステータのΔ結線を実現可能なバスバーの構成であれば、バスバーは他の構成を有していてもよい。
本発明は、少なくとも一部が樹脂部によって覆われたバスバーを有するステータユニットに利用可能である。
1 モータ,2 ステータ,3 ロータ,10 ステータユニット,21 ステータコア,22 ヨーク,23 ティース,24 スロット,26 コイル,26u U相コイル,26v V相コイル,26w W相コイル,27 セグメントコイル,30 スロット収納部,31 セグメントコイル接続部,32 セグメントコイル端部,33 第2コイル接続部,34 第1コイル端部,35 第2コイル端部,50 バスバーユニット,51 バスバー,51u U相バスバー,53u U相バスバー本体部,54u U相バスバー接続部,55u U相外部端子接続部,51v V相バスバー,53v V相バスバー本体部,54v V相バスバー接続部,55v V相外部端子接続部,51w W相バスバー,53w W相バスバー本体部,54w W相バスバー接続部,55w W相外部端子接続部,51n 中性点用バスバー,53n 中性点用バスバー本体部,54n 中性点用バスバー接続部,52 バスバーホルダ(樹脂部),61 外部端子,62 外部端子カバー,71 温度センサユニット,71a 温度センサ,71b 配線,72 配線収容部,73 配線収容ケース,73a 溝,74 カバー,P 中心軸

Claims (7)

  1. 内周面または外周面に周方向に並んだ複数のスロットを有する円筒状のステータコアと、
    前記スロット内に挿入された複数のコイルと、
    前記複数のコイルに接続された複数のバスバーと、
    樹脂材料によって構成され、前記複数のバスバーの少なくとも一部を覆う樹脂部と、
    前記複数のバスバーのうち少なくとも一つのバスバーに接触した状態で前記樹脂部に固定され、前記少なくとも一つのバスバーの温度を計測する温度センサと、
    を有
    前記複数のバスバーは、それぞれ、
    前記ステータコアの周方向に延びるバスバー本体部と、
    前記バスバー本体部の周方向の一方側の端部から前記ステータコアの径方向外側に向かって延びて、電力供給源に電気的に接続されるバスバー接続部と、
    を有し、
    前記温度センサは、前記ステータコアの径方向において、前記少なくとも一つのバスバーの長手方向の端部であって、前記バスバー本体部と前記バスバー接続部との接続部分に接触する、ステータユニット。
  2. 請求項1に記載のステータユニットにおいて、
    前記温度センサは、前記少なくとも一つのバスバーと、前記複数のコイルのコイル端部が接続される中性点用バスバーに接触する、ステータユニット。
  3. 請求項1に記載のステータユニットにおいて、
    前記複数のバスバーは、前記複数のコイルのうち2相のコイルのコイル端部に接続される、ステータユニット。
  4. 請求項1からのいずれか一つに記載のステータユニットにおいて、
    前記樹脂部は、凹部を有し、
    前記温度センサは、前記凹部内に収容された状態で前記樹脂部に固定される、ステータユニット。
  5. 請求項1からのいずれか一つに記載のステータユニットにおいて、
    前記樹脂部と単一の部材であり、前記温度センサに繋がる配線を収納可能な溝を有する樹脂製の配線収容ケースと、
    前記溝を覆うカバーと、
    をさらに有する、ステータユニット。
  6. 請求項1からのいずれか一つに記載のステータユニットと、
    前記ステータユニットのステータに対して中心軸を中心として回転可能なロータと、
    を有する、モータ。
  7. 内周面または外周面に周方向に並んだ複数のスロットを有する円筒状のステータコアと、
    前記スロット内に挿入された複数のコイルと、
    前記複数のコイルに接続された複数のバスバーと、
    樹脂材料によって構成され、前記複数のバスバーの少なくとも一部を覆う樹脂部と、
    前記複数のバスバーのうち少なくとも一つのバスバーに接触した状態で前記樹脂部に固定され、前記少なくとも一つのバスバーの温度を計測する温度センサと、
    を有
    前記樹脂部は、前記温度センサを収容する凹部を有し、
    前記凹部の内面には、前記温度センサを前記少なくとも一つのバスバーに向かって押し付けるように前記ステータコアの径方向に突出する突出部が設けられる、ステータユニット。
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