JP2022130848A - 車両用外装部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】回動部が樹脂ヒンジを介して基部に対して回動可能に接続された車両用外装部品において、回動部と基部とをリベットで締結可能とする。【解決手段】基部2と、基部2に対して樹脂ヒンジを介して回動可能に接続されたことで姿勢変更可能な回動部3とを有する樹脂製のサイドスポイラであって、基部2が、外縁2b1に接続された切欠部2dを有すると共に回動部3が固定される底壁部2bを有し、回動部3が、底壁部2bに固定される姿勢である固定姿勢にて切欠部2dに差し込まれて切欠部2dの一部に貫通孔6を形成する差込部3eを有している。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用外装部品に関するものである。
一般的に車両に対しては、様々な外装部品が設置されている。例えば、特許文献1においては、車両ドアの下方に取り付けられる樹脂製のサイドスプラッシュガードが開示されている。このような樹脂製の車両用外装部品では、特許文献1に開示されているように、一部を基部に対して樹脂ヒンジを介して回動可能とした構造が採用される。このような構造によれば、車両に装着する時の形状と成形時の形状と異なる形状とすることができ、射出成形が容易な形状で成形を行うことが可能となる。
特開2005-75056号公報
ところで、基部に対して一部(以下、回動部と称する)が樹脂ヒンジを介して回動可能とされた樹脂製の車両用外装部品では、回動部の姿勢が成形時の姿勢である成形姿勢と基部に対して固定される固定姿勢とに変更可能である。車両に取り付けられた状態では、回動部の姿勢を固定姿勢に保持する必要がある。このため、回動部には例えば爪部が設けられており、爪部が基部に係止されることで回動部が基部に対して固定される。
しかしながら、回動部が大型化すると、回動部の熱伸縮が大きくなり、爪部が基部から外れる恐れがある。このような場合には、回動部が車両走行の振動等によって基部に対して繰り返し位置が変動し、異音等の原因ともなる。このため、基部と回動部とをリベットで固定することが望ましいが、基部と回動部とをリベットで締結可能な構造の提案はなされていない。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、回動部が樹脂ヒンジを介して基部に対して回動可能に接続された車両用外装部品において、回動部と基部とをリベットで締結可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
本発明の第1の態様は、基部と、上記基部に対して樹脂ヒンジを介して回動可能に接続されたことで姿勢変更可能な回動部とを有する樹脂製の車両用外装部品であって、上記基部が、縁に接続された切欠部を有すると共に上記回動部が固定される固定壁を有し、上記回動部は、上記固定壁に固定される姿勢である固定姿勢にて上記切欠部に差し込まれて切欠部の一部に貫通孔を形成する差込部を有するという構成を採用する。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、上記回動部が、上記固定姿勢にて上記固定壁に当接されると共に上記差込部が立設された支持壁を有するという構成を採用する。
本発明の第3の態様は、上記第2の態様において、上記支持壁が、上記固定姿勢にて上記貫通孔に連通する連通孔を有するという構成を採用する。
本発明の第4の態様は、上記第1~第3いずれかの発明において、上記切欠部が、上記固定壁の上記縁から奥部に向かうに連れて幅が縮小して窄む形状に形成され、上記差込部が、先端に向けて幅が縮小して窄む形状に形成され、上記切欠部の奥部に上記固定壁と上記差込部の先端とで囲まれた上記貫通孔を形成するという構成を採用する。
本発明によれば、基部の固定壁に形成された切欠部に固定姿勢とされた回動部の差込部が差し込まれることによって貫通孔が形成される。つまり、回動部を回動させて固定姿勢とすることで貫通孔が形成される。このような貫通孔にリベットを挿入することで、回動部を基部に対して強固に固定することができる。したがって、本発明によれば、回動部が樹脂ヒンジを介して基部に対して回動可能に接続された車両用外装部品において、回動部と基部とをリベットで締結することが可能となる。さらに、本発明によれば、車両用外装部品の成形時に、基部の固定壁に切欠部を形成すれば良く、基部の固定壁に貫通孔を形成する必要がない。このため、固定壁に貫通孔を形成するためのスライド型を用いる必要がなく、容易に車両用外装部品を形成することが可能となる。
本発明の一実施形態であるサイドスポイラを備える車両の概略構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態であるサイドスポイラを裏側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態であるサイドスポイラの平面図である。 図2の領域Aの拡大斜視図であり、(a)がリベットを図示した図であり、(b)がリベットを省略した図である。 図4(b)において回動部を省略した図である。 図3(b)において底壁部を省略した図である。 本発明の一実施形態であるサイドスポイラの成形方法について説明するための模式図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る車両用外装部品の一実施形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明の車両用外装部品をサイドスポイラに適用した例について説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施形態のサイドスポイラ1を備える車両100の概略構成を示す側面図である。図1に示すように、本実施形態のサイドスポイラ1をは、車両100の一部として設けられた外装部品であり、車体の側面に設けられたドアパネル101の下方に固定されている。本実施形態のサイドスポイラ1は、不図示の車体フレームに固定されることで、車両100の側部に配置されている。
図1に示すように、本実施形態のサイドスポイラ1は、車両100の前後方向に直線状に延伸した長尺状の樹脂部材である。図2は、本実施形態のサイドスポイラ1を裏側(車体フレーム側)から見た斜視図である。また、図3は、本実施形態のサイドスポイラ1の平面図である。これらの図に示すように、本実施形態のサイドスポイラ1は、基部2と、回動部3と、樹脂ヒンジ4と、リベット5(図4参照)を有しており、これらが樹脂によって一体的に形成されている。
基部2は、外壁部2aと、底壁部2b(固定壁)と、側壁部2cとを有している。外壁部2aは、外壁面が車両100の外部に向けられた意匠面である壁部である。この外壁部2aの内壁面には、車体フレームに側方から取り付けられる取付部(不図示)や外壁部2aを補強する補強リブ(不図示)が設けられている。
底壁部2bは、外壁部2aの下縁から車体フレーム側に水平に突出して設けられた壁部である。なお、この底壁部2bの外壁部2aと反対側の縁を外縁2b1と称する。底壁部2bには、外縁から外壁部2aに向けて窪み、回動部3を収容するための収容凹部2b2が形成されている。収容凹部2b2は、平面視にて略矩形状とされており、本実施形態においてはサイドスポイラ1の延伸方向に配列されて2つ設けられている。なお、本実施形態においては同一形状の収容凹部2b2が設けられているが、収容凹部2b2の設置数及び各々の形状は回動部3の設置数及び形状に応じて変更可能である。
ここで、図4は、図2の領域Aの拡大斜視図であり、(a)がリベット5を図示した図であり、(b)がリベット5を省略した図である。また、図5は、図4(b)において回動部3を省略した図である。また、図6は、図3(b)において底壁部2bを省略した図である。
図4及び図5に示すように、底壁部2bには、収容凹部2b2の側方に切欠部2dが設けられている。この切欠部2dは、底壁部2bの外縁2b1に接続されるように形成されており、奥部2e(外壁部2a側)に向かうに連れて幅が縮小して窄む形状に形成されている。奥部2eの内壁面は、平面視にて円弧を描くように湾曲して形成されている。この切欠部2dの奥部2eは、回動部3の後述する差込部3eと共に後述する貫通孔6を形成する。
このような切欠部2dは、奥部2eから外縁2b1に向けて拡幅されるように形成されており、外縁2b1にて側方(外壁部2aと反対側に向かう水平方向)に開放された形状に形成された空間部である。
なお、図2に示すように、本実施形態において切欠部2dは、収容凹部2b2の両側方に設けられている。つまり、1つの収容凹部2b2に対して2つの切欠部2dが設けられており、本実施形態では合計で4つの切欠部2dが設けられている。ただし、収容凹部2b2に対して設置される切欠部2dの数を1つとすることや、収容凹部2b2に対して切欠部2dを設けないことも可能である。切欠部2dは、リベット5を挿通させる貫通孔6を形成するものであるが、基部2と回動部3とを強固に固定する必要がない場合や切欠部2dを形成するスペースを確保できない場合には、収容凹部2b2に対して切欠部2dを1つとする構成や切欠部2dを設けない構成とすることも可能である。例えば、回動部3が小さい場合には、リベット5で基部2と回動部3とを強固に固定する必要がない場合も考えられる。
回動部3は、収容凹部2b2の外壁部2a側の縁に設けられた樹脂ヒンジ4を中心として回動可能とされた部位である。この回動部3は、図2において仮想線で示す成形姿勢と、図2において実線で示す固定姿勢とに、樹脂ヒンジ4を中心として回動することで姿勢変更可能である。なお、成形姿勢は、本実施形態のサイドスポイラ1を射出成形にて形成した際の姿勢であり、回動部3が底壁部2bの下方に垂下された姿勢である。また、固定姿勢は、回動部3が基部2に対して固定される際の姿勢であり、成形姿勢に対して樹脂ヒンジ4を中心として90°回動された姿勢である。
回動部3は、図2に示すように、箱状の本体部3aと、本体部3aの両側壁に設けられた爪部3bと、本体部3aの下端から側方に張り出して設けられる支持壁3cと、支持壁3cの縁部に立設された縁壁部3dと、支持壁3cに立設された差込部3e(図6参照)とを有している。
本体部3aは、固定姿勢にて下方及び外壁部2aと反対側に開放された箱状の部位である。この本体部3aの外壁部2a側の下縁は、樹脂ヒンジ4を介して基部2に接続されている。爪部3bは、本体部3aの各々の側壁に設けられており、本体部3aの側方(サイドスポイラ1の延伸方向)に突出して設けられている。各々の爪部3bは、可撓性を有しており、固定姿勢にて支持壁3cの上方に配置されている。これらの爪部3bは、回動部3を成形姿勢から固定姿勢に姿勢変更する際に、基部2の底壁部2bを通過する。底壁部2bを通過する場合に、爪部3bに収容凹部2b2の縁部が上方から当接し、爪部3bが内側に弾性変形することで爪部3bが底壁部2bを通過可能になる。爪部3bは底壁部2bを通過した後に元の形状に復元し、底壁部2bに上方から係止される。
支持壁3cは、図6に示すように、本体部3aの側壁の下縁から側方に向けて水平に突出して設けられた板状の部位である。この支持壁3cは、固定姿勢にて、底壁部2bの下面に上面が当接される。また、本実施形態においては、支持壁3cは、図4に示すように、固定姿勢にて、底壁部2bに設けられた切欠部2dを下方から覆うように配置される。また、支持壁3cは、固定姿勢にて、切欠部2dの奥部2e(すなわち貫通孔6)と連通する連通孔3fを有している。この連通孔3fは、平面視にて貫通孔6と重ねて配置され、貫通孔6と共にリベット5が挿通される。
縁壁部3dは、図6に示すように、支持壁3cの固定姿勢における外壁部2aと反対側の縁部に沿って設けられている。回動部3を成形姿勢から固定姿勢に姿勢変更する場合には、支持壁3cの端部を把持する可能性が高い。縁壁部3dは、このような支持壁3cの端部を補強するリブとして機能する。
差込部3eは、底壁部2bに設けられた切欠部2dの内壁面に沿った形状に形成された壁部であり、支持壁3cの上面(底壁部2bの下面との当接面)から固定姿勢における上方に突出して設けられている。この差込部3eは、切欠部2dの内部に挿入可能なように、切欠部2dの内壁面の平面視形状よりも僅かに小さい形状に形成されている。このような差込部3eの端部は、一方が本体部3aの側面に接続され、他方が縁壁部3dの側面に接続されている。
また、差込部3eは、図6に示すように、全体として、支持壁3cの外縁3c1(樹脂ヒンジ4と反対側の縁)から連通孔3fに先端3e1が向けられた形状に形成されている。さらに差込部3eは、先端3e1側の部位が、先端3e1に向けて幅が縮小して窄む形状に形成されている。
このような差込部3eが、図4に示すように、底壁部2bの切欠部2dに挿入されると、先端3e1と切欠部2dの内壁面とで環状に囲まれた貫通孔6が形成される。つまり、差込部3eは、先端3e1に向けて幅が縮小して窄む形状に形成されており、切欠部2dの奥部2eに底壁部2bの内壁面と先端3e1とで囲まれた貫通孔6を形成する。
樹脂ヒンジ4は、図2に示すように、基部2と回動部3とを接続する部位であり、回動部3を基部2に対して回動可能としている。本実施形態においては、1つの回動部3に対して2つの樹脂ヒンジ4が設けられている。ただし、1つの回動部3に対して設けられる樹脂ヒンジ4の数は変更可能である。
リベット5は、図4(a)に示すように、貫通孔6及び連通孔3fに挿通されており、端部が潰されることによって基部2の底壁部2bと回動部3の差込部3eとを締結する。さらに、本実施形態においてリベット5は、底壁部2bに対して回動部3の支持壁3cも締結している。これによって、基部2と回動部3とが締結され、回動部3が固定姿勢に保持される。なお、本実施形態においては、サイドスポイラ1がリベット5を備える構成について説明している。しかしながら、サイドスポイラ1がリベット5を備えず、リベットが外部の部品である構成を採用することも可能である。
図7は、本実施形態のサイドスポイラ1の成形方法について説明するための模式図である。この図に示すように、本実施形態のサイドスポイラ1は、回動部3が成形姿勢となったサイドスポイラ1を射出成形によって形成する。このとき、基部2の外壁部2aの外壁面、回動部3の本体部3aの内壁面等がキャビティ型K1で形成され、基部2の外壁部2aの内壁面、基部の底壁部2b、回動部3の本体部3aの外壁面等がコア型K2で形成される。
ここで、回動部3に設けられた連通孔3fは、キャビティ型K1及びコア型K2のいずれでも形成することが可能である。また、回動部3に設けられた差込部3eは、コア型K2によって形成することが可能である。また、基部2に設けられた切欠部2dもコア型K2で形成することが可能である。このように、本実施形態のサイドスポイラ1では、コア型K2によって、貫通孔6を形成する切欠部2d及び差込部3eを形成することができる。また、連通孔3fは、キャビティ型K1及びコア型K2のいずれでも形成することができる。したがって、本実施形態のサイドスポイラ1では、リベット5が挿入される部位を、スライド型を用いることなく形成することが可能である。
以上のような本実施形態のサイドスポイラ1は、基部2と、基部2に対して樹脂ヒンジ4を介して回動可能に接続されたことで姿勢変更可能な回動部3とを有する樹脂製のサイドスポイラ1である。また、基部2は、外縁2b1に接続された切欠部2dを有すると共に回動部3が固定される底壁部2bを有している。また、回動部3は、底壁部2bに固定される姿勢である固定姿勢にて切欠部2dに差し込まれて切欠部2dの一部に貫通孔6を形成する差込部3eを有している。
このような本実施形態のサイドスポイラ1によれば、基部2の底壁部2bに形成された切欠部2dに固定姿勢とされた回動部3の差込部3eが差し込まれることによって貫通孔6が形成される。つまり、回動部3を回動させて固定姿勢とすることで貫通孔6が形成される。このような貫通孔6にリベット5を挿入することで、回動部3を基部2に対して強固に固定することができる。したがって、本実施形態のサイドスポイラ1によれば、回動部3が樹脂ヒンジ4を介して基部2に対して回動可能に接続されたサイドスポイラ1において、回動部3と基部2とをリベット5で締結することが可能となる。
さらに、本実施形態のサイドスポイラ1によれば、サイドスポイラ1の成形時に、基部2の底壁部2bに切欠部2dを形成すれば良く、基部2の底壁部2bに貫通孔を形成する必要がない。このため、底壁部2bに貫通孔を形成するためのスライド型を用いる必要がなく、容易にサイドスポイラ1を形成することが可能となる。
また、本実施形態のサイドスポイラ1において回動部3は、固定姿勢にて底壁部2bに当接されると共に差込部3eが立設された支持壁3cを有している。このため、差込部3eのみを設けて支持壁3cを設置しない場合と比較して、差込部3eの強度を向上させることが可能となる。
また、本実施形態のサイドスポイラ1において支持壁3cは、固定姿勢にて貫通孔6に連通する連通孔3fを有している。このような本実施形態のサイドスポイラ1によれば、支持壁3cを含めてリベット5で回動部3を締結することが可能となる。このため、締結部位の強度をより向上させることが可能となる。
また、本実施形態のサイドスポイラ1においては、切欠部2dが、底壁部2bの外縁2b1から奥部2eに向かうに連れて幅が縮小して窄む形状に形成されている。また、差込部3eが、先端3e1に向けて幅が縮小して窄む形状に形成され、切欠部2dの奥部に底壁部2bと差込部3eの先端3e1とで囲まれた貫通孔6を形成する。このため、貫通孔6を小径とすることが可能となり、小径のリベット5で基部2と回動部3とを締結することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、本発明の車両用外装部品がサイドスポイラ1である構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。基部に対して樹脂ヒンジを介して回動可能に接続された回動部を有する樹脂製の車両用外装部品であれば本発明を適用することが可能である。
1……サイドスポイラ(車両用外装部品)、2……基部、2a……外壁部、2b……底壁部(固定壁)、2b1……外縁、2b2……収容凹部、2c……側壁部、2d……切欠部、2e……奥部、3……回動部、3a……本体部、3b……爪部、3c……支持壁、3c1……外縁、3d……縁壁部、3e……差込部、3e1……先端、3f……連通孔、4……樹脂ヒンジ、5……リベット、6……貫通孔、100……車両

Claims (4)

  1. 基部と、前記基部に対して樹脂ヒンジを介して回動可能に接続されたことで姿勢変更可能な回動部とを有する樹脂製の車両用外装部品であって、
    前記基部は、縁に接続された切欠部を有すると共に前記回動部が固定される固定壁を有し、
    前記回動部は、前記固定壁に固定される姿勢である固定姿勢にて前記切欠部に差し込まれて切欠部の一部に貫通孔を形成する差込部を有する
    ことを特徴とする車両用外装部品。
  2. 前記回動部は、前記固定姿勢にて前記固定壁に当接されると共に前記差込部が立設された支持壁を有することを特徴とする請求項1記載の車両用外装部品。
  3. 前記支持壁は、前記固定姿勢にて前記貫通孔に連通する連通孔を有することを特徴とする請求項2記載の車両用外装部品。
  4. 前記切欠部は、前記固定壁の前記縁から奥部に向かうに連れて幅が縮小して窄む形状に形成され、
    前記差込部は、先端に向けて幅が縮小して窄む形状に形成され、前記切欠部の奥部に前記固定壁と前記差込部の先端とで囲まれた前記貫通孔を形成する
    ことを特徴とする請求項1~3いずれか一項に記載の車両用外装部品。
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