JP7360713B2 - ワイパアームのカバー取付構造 - Google Patents
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Description
上記課題を解決するワイパアームのカバー取付構造は、ワイパアームの基端部に収容部が形成され、前記収容部にはピボット軸が挿通される貫通孔が形成され、前記貫通孔に挿通された前記ピボット軸の先端部には前記ワイパアームを締め付けて固定するナットが前記収容部内において螺合され、前記収容部内に配置された前記ナットを覆うカバーを前記ワイパアームの取付位置に取り付けたワイパアームのカバー取付構造であって、前記カバーは、前記ナットを覆う弾性を有した本体部と、前記本体部に設けられて前記ワイパアームの基端部を係止可能な係止部とを備え、前記係止部は、前記ワイパアームの基端部を係止して前記カバーを前記ワイパアームの前記取付位置に取り付ける際に、前記カバーを第1方向において前記取付位置に案内する第1案内部と、前記カバーを前記第1方向と交差する第2方向において前記取付位置に案内する第2案内部とを備えていることを要旨とする。
この構成によれば、係止部の第1案内部及び第2案内部によりカバーを互いに直交する第1方向及び第2方向のどちらの方向においてもワイパアームの取付位置に案内して取り付けることができる。したがって、カバーのワイパアームに対する取り付け作業の自由度をより一層向上できる。
図1に示すように、図示しない車両に設けられたピボット軸12の先端部には、テーパ部12a及び雄ねじ部12bが形成されている。雄ねじ部12bは、テーパ部12aよりもピボット軸12の先端側に位置し、テーパ部12aと隣接して配置されている。ピボット軸12の先端部には、一方向に延びるワイパアーム11の基端部13が連結されている。ワイパアーム11は、例えばアルミダイキャストなどの金属によって構成されている。
カバー23をX方向においてワイパアーム11の基端部13の取付位置に取り付ける場合には、まず、ワイパアーム11の基端部13がカバー23の第1開口部28からカバー23内にX方向において挿入されるように、カバー23を移動させる。すると、一対の突起25の第1案内部31が連結部14におけるY方向の両外側面を摺動する過程で本体部24の外側壁26がY方向の外側に広がるように弾性変形する。そして、一対の突起25が連結部14を乗り越えると、図7に示すように、弾性変形されていた本体部24の外側壁26が自らの弾性復元力によって元の形状に戻る。
カバー23をZ方向においてワイパアーム11の基端部13の取付位置に取り付ける場合には、まず、図8に示すように、ワイパアーム11の基端部13がカバー23の第2開口部29からカバー23内にZ方向において挿入されるように、カバー23を移動させる。すると、一対の突起25の第2案内部32が接続部16におけるY方向の両外側面を摺動する過程で本体部24の外側壁26がY方向の外側に広がるように弾性変形する。そして、一対の突起25が接続部16のY方向の両外側面を乗り越えると、図6に示すように、弾性変形されていた本体部24の外側壁26が自らの弾性復元力によって元の形状に戻る。
(1)ワイパアーム11のカバー取付構造は、ワイパアーム11の基端部13に収容部17が形成され、収容部17にはピボット軸12が挿通される貫通孔19が形成され、貫通孔19に挿通されたピボット軸12の先端部にはワイパアーム11を締め付けて固定するナット20が収容部17内において螺合され、収容部17内に配置されたナット20を覆うカバー23をワイパアーム11の取付位置に取り付けた構造になっている。カバー23は、ナット20を覆う弾性を有した本体部24と、本体部24に設けられてワイパアーム11の基端部13を係止可能な一対の突起25とを備える。一対の突起25は、ワイパアーム11の基端部13を係止してカバー23をワイパアーム11の取付位置に取り付ける際に、カバー23をX方向において取付位置に案内する第1案内部31と、カバー23をX方向と直交(交差)するZ方向において当該取付位置に案内する第2案内部32とを備えている。
この構成によれば、一対の突起25の第1案内部31及び第2案内部32により、カバー23を互いに直交するX方向及びZ方向のどちらの方向においてもワイパアーム11の取付位置に案内して取り付けることができる。したがって、カバー23のワイパアーム11に対する取り付け作業の自由度をより一層向上できる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・一対の突出部22のうち少なくとも一方は、省略してもよい。
12…ピボット軸
12a…テーパ部
12b…雄ねじ部
13…基端部
14…連結部
14a…凹部
15…中間部
16…接続部
16a…第1傾斜面
17…収容部
18…隔壁
19…貫通孔
20…ナット
21…段差部
22…移動規制部を構成する突出部
23…カバー
23a…先端面
24…本体部
25…移動規制部を構成するとともに、係止部の一例としての突起
26…外側壁
27…表壁
28…第1開口部
29…第2開口部
30…内側壁
30a…第2傾斜面
30b…端面
31…第1案内部
32…第2案内部
Claims (3)
- ワイパアームの基端部に収容部が形成され、前記収容部にはピボット軸が挿通される貫通孔が形成され、前記貫通孔に挿通された前記ピボット軸の先端部には前記ワイパアームを締め付けて固定するナットが前記収容部内において螺合され、前記収容部内に配置された前記ナットを覆うカバーを前記ワイパアームの取付位置に取り付けたワイパアームのカバー取付構造であって、
前記カバーは、前記ナットを覆う弾性を有した本体部と、前記本体部に設けられて前記ワイパアームの基端部を係止可能な係止部とを備え、
前記係止部は、前記ワイパアームの基端部を係止して前記カバーを前記ワイパアームの前記取付位置に取り付ける際に、前記カバーを第1方向において前記取付位置に案内する第1案内部と、前記カバーを前記第1方向と交差する第2方向において前記取付位置に案内する第2案内部とを備えていることを特徴とするワイパアームのカバー取付構造。 - 前記ワイパアームの前記取付位置に取り付けられた状態の前記カバーが、前記第1方向において前記ワイパアームの基端部から外れる方向及び前記第2方向において前記ワイパアームの基端部から外れる方向に移動することを規制する移動規制部を備えることを特徴とする請求項1に記載のワイパアームのカバー取付構造。
- 前記第1方向と前記第2方向とは、互いに直交していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイパアームのカバー取付構造。
Priority Applications (1)
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JP2020205098A JP7360713B2 (ja) | 2020-12-10 | 2020-12-10 | ワイパアームのカバー取付構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020205098A JP7360713B2 (ja) | 2020-12-10 | 2020-12-10 | ワイパアームのカバー取付構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2022092336A JP2022092336A (ja) | 2022-06-22 |
JP7360713B2 true JP7360713B2 (ja) | 2023-10-13 |
Family
ID=82068176
Family Applications (1)
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JP2020205098A Active JP7360713B2 (ja) | 2020-12-10 | 2020-12-10 | ワイパアームのカバー取付構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7360713B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5272243U (ja) * | 1975-11-27 | 1977-05-30 | ||
JPH0872676A (ja) * | 1994-09-08 | 1996-03-19 | Mitsuba Electric Mfg Co Ltd | ワイパ装置におけるアームヘッドのカバー体取付け構造 |
-
2020
- 2020-12-10 JP JP2020205098A patent/JP7360713B2/ja active Active
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JP2022092336A (ja) | 2022-06-22 |
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