JP3369804B2 - 自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造 - Google Patents

自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のサイドボ
デイ アウタパネルの下辺に取り付けられる自動車用サイ
ドスプラッシュガードの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用サイドスプラッシュガード(サ
イドモールデイングとも言う)は、車体サイド部の保護
を図るため、デザイン面の向上を図るため、あるいは空
気抵抗を少なくするため等の理由からサイドボデイ アウ
タパネルの下辺に取り付けられることがある。
【0003】図10ないし図12は、従来のサイドスプ
ラッシュガードの取付構造を示したもので、自動車のサ
イドボデイ アウタパネル100の下辺に、ネジ用の穴1
01とクリップ用の穴102を開け、ネジ103とクリ
ップ104を介してサイドスプラッシュガード105を
サイドボデイ アウタパネル100に取り付けている。ネ
ジ103はサイドボデイ アウタパネル100に取り付け
られている樹脂ナット106に螺合することにより固定
されている。一方、クリップ104はサイドスプラッシ
ュガード105の裏面に形成された係合部107に頭部
104aを係止されており、このクリップ104を穴1
02に圧入することによりサイドボデイアウタパネル1
00に取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリッ
プ104を使う方法はクリップ104を複数使うため、
コストが高くなる課題がある。また、サイドボデイ アウ
タパネル100の下辺に、ネジ用の穴101とクリップ
用の穴102を開ける必要があり、作業が煩雑である。
【0005】本発明は上記課題を解決し、クリップを使
わないため、コストダウンを図ることができる自動車用
サイドスプラッシュガードの取付構造を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、自動車のサイドボデイ アウタパネルの下辺に
取り付けられる自動車用サイドスプラッシュガードの取
付構造において、上記サイドスプラッシュガードの裏面
に対向するサイドボデイ アウタパネルの下辺に沿って、
上端側先端部に上方に向けて断面く字状に延出した係合
片が形成され、この係合片の先端屈曲部を、一旦、サイ
ドボデ アウタパネルに近づけた後、離れる方向に僅か
に折り曲げて形成したブラケットを装着し、上記サイド
スプラッシュガードの内側上部には、ブラケットの係合
片に係合する係合片で、両側が開口した横断面鈎型の係
合片を設け、該係合片の先端に、サイドボデ アウタパ
ネル側に反るようにして延出部を設け、この延出部をサ
イドボデ アウタパネル側に沿うようにしてサイドスプ
ラッシュガードの係合片をサイドボデ アウタパネルの
係合片に係合させて組み付けたことにある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0008】図1ないし図3において、1は自動車の車
体、2,3は自動車のサイドボデイアウタパネル4の下
辺に前後して取り付けられるフロントおよびリヤの自動
車用サイドスプラッシュガードである。
【0009】5はサイドボデイ アウタパネル4の下辺に
沿って所定間隔で溶接により装着された複数のブラケッ
トである。このブラケット5は、図4に示すように、縦
断面コ字型に形成されており、上端側先端部に上方に向
けて断面く字状に延出した係合片6が形成されている。
この係合片6はサイドボデイ アウタパネル4との間に一
定の間隙7を形成している。この係合片6の先端は、一
旦、サイドボデイ アウタパネル4に近づけた後離れる方
向に僅かに折曲げて形成し、後述するサイドスプラッシ
ュガード2,3の係合片8の挿入を容易にしている。
【0010】上記サイドスプラッシュガード2,3の構
造について、図5および図6に示すフロント側サイドス
プラッシュガード2に基づいて説明する。サイドスプラ
ッシュガード2の内側上部には、両側が開口した横断面
鈎型の係合片8が車体の前後方向に所定間隔で設けられ
ており、この係合片8をブラケット5の係合片6に係合
して係止されている。この係合片8の先端には、サイド
ボデイ アウタパネル4側に反るようにして延出部9が設
けられており、この延出部9をサイドボデイ アウタパネ
ル4側に沿うようにして係合片8を係合片6に係合させ
るものである。
【0011】上記サイドスプラッシュガード2は側面お
よび下面部にネジ10,11を通すためのネジ穴12,
13が複数形成されており、一方、サイドボデイ アウタ
パネル4の側面および下面に取付孔14,15が形成さ
れている。サイドボデイ アウタパネル4の下面の取付孔
15には、樹脂ナット16が装着されている。サイドス
プラッシュガード2の下端部をネジ11および樹脂ナッ
ト16でサイドボデイアウタパネル4に固定し、サイド
スプラッシュガード2側面をネジ10により、取付孔1
4に固定している。サイドスプラッシュガード3もサイ
ドスプラッシュガード2と同様の構成である。
【0012】上記構成によると、図7に示すように、サ
イドスプラッシュガード2を上方から下方に向けてサイ
ドボデイ アウタパネル4に沿って移動させ、サイドスプ
ラッシュガード2の係合片8の延出部9をサイドボデイ
アウタパネル4とブラケット5の係合片6との間隙7内
に係合させる。サイドスプラッシュガード2の係合片8
の延出部9は、サイドボデイ アウタパネル4にガイドさ
れて間隙7内に組み付けられる。
【0013】このとき、サイドスプラッシュガード2の
係合片8は、図8に示すように、サイドボデイ アウタパ
ネル4側のブラケット5の係合片6の屈曲部6aによっ
て図示矢視方向に押され、延出部9が逆方向(サイドボ
デイ アウタパネル4から離れる方向)に押される。これ
によって、サイドスプラッシュガード2の上端のプロテ
クタ2aがサイドボデイ アウタパネル4側に引きつけら
れる。こうして、上端のプロテクタ2aとサイドボデイ
アウタパネル4との間に間隙が生じることが防止され
る。また、サイドスプラッシュガード2の係合片8の側
面が開放されているので、車体1前後方向の位置決めが
楽になり、組み付け性の向上を図ることができる。サイ
ドスプラッシュガード2の係合片8は側面が開放されて
縦壁部分がないので、製品表面に生じるヒケがなくなる
ので、外観の向上を図ることができる。
【0014】次に、サイドスプラッシュガード2の下端
部をネジ11および樹脂ナット16でサイドボデイ アウ
タパネル4に固定し、サイドスプラッシュガード2側面
をネジ10により、取付孔14に固定する。こうして、
サイドスプラッシュガード2の上端がサイドボデイ アウ
タパネル4から離れることなく、サイドスプラッシュガ
ード2を車体1のサイドボデイ アウタパネル4に組み付
けることができる。
【0015】図9は本発明の変形例であり、この場合、
サイドスプラッシュガード2の係合片8の延出部として
膨出部17を形成したものである。この膨出部17をサ
イドボデイ アウタパネル4に沿わせることにより、ブラ
ケット5の係合片6に係合させることができる。また、
係合片8に大きな力がかかる場合等には、サイドスプラ
ッシュガード2の係合片8の付け根部分にストッパー1
8を設けることにより、係合片8が図示矢印のように開
くことを防ぐことができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用サイドスプラッシュガードの取付構造によれば、以下
のような効果を奏する。
【0017】請求項1において、自動車のサイドボデイ
アウタパネルの下辺に取り付けられる自動車用サイドス
プラッシュガードの取付構造において、上記サイドスプ
ラッシュガードの裏面に対向するサイドボデイ アウタパ
ネルの下辺に沿って、上端側先端部に上方に向けて断面
く字状に延出した係合片が形成され、この係合片の先端
屈曲部を、一旦、サイドボデ アウタパネルに近づけた
後、離れる方向に僅かに折り曲げて形成したブラケット
を装着し、上記サイドスプラッシュガードの内側上部に
は、ブラケットの係合片に係合する係合片で、両側が開
口した横断面鈎型の係合片を設け、該係合片の先端に、
サイドボデ アウタパネル側に反るようにして延出部を
設け、この延出部をサイドボデ アウタパネル側に沿う
ようにしてサイドスプラッシュガードの係合片をサイド
ボデ アウタパネルの係合片に係合させて組み付けた
で、サイドスプラッシュガードの上端がサイドボデイ ア
ウタパネルの壁面から離れることを防止することができ
る。よって、サイドスプラッシュガードの組み付け性を
向上することができる。サイドスプラッシュガードの上
端がサイドボデイ アウタパネルの壁面から離れることを
防止できるので、サイドスプラッシュガードの車体へに
密着性が向上し、外観および防水性の向上をはかること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車体を示す斜視図である。
【図2】図1のサイドスプラッシュガード部分を取り外
して示す拡大斜視図である。
【図3】本発明の自動車用サイドスプラッシュガードの
取付構造を概念的に示す斜視図である。
【図4】サイドボデイ アウタパネルを示す断面図であ
る。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】本発明の自動車用サイドスプラッシュガードを
示す概念図である。
【図7】本発明の自動車用サイドスプラッシュガードの
組み付け手順を示す概念斜視図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】本発明の変形例による自動車用サイドスプラッ
シュガードを示す断面図である。
【図10】自動車の車体を示す斜視図である。
【図11】従来の自動車用サイドスプラッシュガードの
取付構造を示す断面図である。
【図12】従来の自動車用サイドスプラッシュガードの
組み付け方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動車の車体 2 自動車用サイドスプラッシュガード 3 自動車用サイドスプラッシュガード 4 サイドボデイ アウタパネル 5 ブラケット 6 係合片 7 間隙 8 係合片 9 延出部 10 ネジ 11 ネジ 12 ネジ孔 13 ネジ孔 14 取付孔 15 取付孔 16 樹脂ナット 17 膨出部 18 ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/04 F16B 5/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のサイドボデイ アウタパネルの下
    辺に取り付けられる自動車用サイドスプラッシュガード
    の取付構造において、上記サイドスプラッシュガードの
    裏面に対向するサイドボデイ アウタパネルの下辺に沿っ
    て、上端側先端部に上方に向けて断面く字状に延出した
    係合片が形成され、この係合片の先端屈曲部を、一旦、
    サイドボデ アウタパネルに近づけた後、離れる方向に
    僅かに折り曲げて形成したブラケットを装着し、上記サ
    イドスプラッシュガードの内側上部には、ブラケットの
    係合片に係合する係合片で、両側が開口した横断面鈎型
    の係合片を設け、該係合片の先端に、サイドボデ アウ
    タパネル側に反るようにして延出部を設け、この延出部
    をサイドボデ アウタパネル側に沿うようにしてサイド
    スプラッシュガードの係合片をサイドボデ アウタパネ
    ルの係合片に係合させて組み付けたことを特徴とする自
    動車用サイドスプラッシュガードの取付構造。
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