JP2022119837A - 自走式デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストかつ高耐久性を有する別体玩具の状況の判定を実現すること。【解決手段】自走式のデバイスは、磁界の向き及び大きさを検知する磁気センサと、前記磁気センサが内蔵される筐体と、を含む。磁気センサは、それぞれ基準姿勢において異なる向きに磁界を発生させるように磁界発生手段が取り付けられた別体玩具が生じる磁界の向き及び大きさを検知する。検知された磁界の向きおよび大きさに基づいて、別体玩具の接触、接近、方向、可動部の向きが検出される。【選択図】図2

Description

本発明は自走式デバイスに関する。
玩具本体とは別体の玩具を用いる玩具システムが数多く提案されている。こうした別体玩具としては、動物、人間、ロボットなどのフィギュア、コイン、自動車などの乗り物などが考えられる。玩具本体は、遊戯者が現在どの別体玩具で遊んでいるかなどの状況を判断する必要があり、機械構造、通信、光学センサなどによりこうした判断を行うことが考えられる。
特許文献1には、台車の上に別体の玩具を取り付け、その玩具の種類をNFCタグにより識別することが開示されている。
国際公開第2018/025467号
別体の玩具の種類を識別するために、機械構造を用いる場合には耐久性を高めることが困難であり、通信や光学センサを用いる場合には低コスト化が困難である。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、別体玩具の状況を判断する、より低コストかつ耐久性の高い技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかる玩具システムは、磁界の向き及び大きさを検知する磁気センサと、それぞれ基準姿勢において異なる向きに磁界を発生させるように磁界発生手段が取り付けられた複数の別体玩具のうち、いずれかが前記磁気センサに接近したこと、及び前記磁気センサに接近したのが前記複数の別体玩具のうちいずれであるかを、前記磁気センサの出力に基づいて判断する判断部と、を含む。
本発明にかかる筐体は、それぞれ基準姿勢において異なる向きに磁界を発生させるように磁界発生手段が取り付けられた複数の別体玩具のそれぞれに設けられた係合部が係合する被係合部と、前記複数の別体玩具のうちいずれかに取り付けられた磁界発生手段が発生する磁界の向き及び大きさを検知する磁気センサと、を含む。
本発明にかかる別体玩具は、筐体に設けられた被係合部に係合される係合部と、基準姿勢において他の別体玩具と異なる向きに磁界を発生させ、かつ前記磁界が発生する磁界の向きおよび大きさが前記筐体に備えられる磁気センサにより検知されるように取り付けられた磁界発生手段と、を含む。
本発明にかかる別体玩具判定方法は、磁気センサにより検知される磁界の向き及び大きさを取得するステップと、それぞれ基準姿勢において異なる向きに磁界を発生させるように磁界発生手段が取り付けられた複数の別体玩具のうち、いずれかが前記磁気センサに接近したこと、及び前記磁気センサに接近したのが前記複数の別体玩具のうちいずれであるかを、前記取得された磁界の向き及び大きさに基づいて判断するステップと、を含む。
本発明にかかるプログラムは、磁気センサにより検知される磁界の向き及び大きさを取得する手段、および、それぞれ基準姿勢において異なる向きに磁界を発生させるように磁界発生手段が取り付けられた複数の別体玩具のうち、いずれかが前記磁気センサに接近したこと、及び前記磁気センサに接近したのが前記複数の別体玩具のうちいずれであるかを、前記取得された磁界の向き及び大きさに基づいて判断する手段、としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、より低コストかつ高耐久性を実現しつつ別体玩具の状況を判断することができる。
本発明の一形態では、前記複数の別体玩具をさらに含んでもよい。
本発明の一形態では、前記磁気センサは筐体に内蔵され、前記筐体は、前記複数の別体玩具のそれぞれに設けられた係合部が係合する、被係合部を備えてもよい。
本発明の一形態では、前記判断部は、閾値以上の大きさの所定方向の磁界が所定時間継続して検知される場合に、いずれかの前記別体玩具が前記磁気センサに接近したこと、及び前記磁気センサに接近したのが前記複数の別体玩具のうちいずれであるかを、判断してもよい。
本発明の一形態では、前記磁気センサが移動中であるか否かを検知する移動検知手段をさらに含み、前記判断部は、前記磁気センサが移動中である場合に、いずれかの前記別体玩具が前記磁気センサに接近したこと、及び前記磁気センサに接近したのが前記複数の別体玩具のうちいずれであるかを、判断してもよい。
本発明の一形態では、前記別体玩具は、前記係合部に対して相対的に向きを変化させる可動部を含むとともに、前記磁界発生手段は前記可動部に設けられ、前記判断部は、前記可動部の向きを前記磁気センサの出力に基づいて判断してもよい。
上記課題を解決するために、本発明にかかる他の玩具システムは、筐体と、前記筐体に設けられ、磁界の向き及び大きさを検知する磁気センサと、磁界を発生させる磁界発生手段が取り付けられた前記筐体とは別体の別体玩具が前記筐体に接触または接近したことを、前記磁気センサの出力に基づいて判断する判断部と、を含む。
本発明によっても、別体玩具の状況を判断することが可能な玩具システムにおいて、より低コストかつ高耐久性を実現することができる。
本発明の一形態では、前記判断部は、前記磁気センサが所定の第1閾値以上の大きさの磁界を検知する場合に、前記別体玩具が前記筐体に接触したと判断し、前記第1閾値より小さな第2閾値以上の大きさの磁界を検知する場合に前記別体玩具が前記筐体に接近したと判断し、前記第2閾値は前記磁気センサが検知する地磁気の大きさの値よりも大きくてもよい。
本発明の一形態では、前記判断部は、前記磁気センサにより検知される磁界の向きに基づいて、前記別体玩具が前記筐体に接触または接近した際の前記別体玩具の方向を判断してもよい。
本発明の一形態では、前記判断部は、前記磁気センサにより検知される磁界の大きさの変化に基づいて、前記別体玩具が前記筐体に当たった後に跳ね返ったことを判断してもよい。
本発明の第1の実施形態にかかる玩具システムの一例を示す図である。 玩具システムのハードウェア構成を示す図である。 台車を下から見た図である。 台車および付加物の一例を示す斜視図である。 磁石による磁界と磁気センサとの関係の一例を示す図である。 磁石による磁界と磁気センサとの関係の他の一例を示す図である。 玩具システムが実現する機能を示すブロック図である。 磁気判断部、移動検知部および台車制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態にかかる付加物の磁石と磁気センサとの関係の一例を示す図である。 磁気判断部および台車制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 台車および付加物の他の一例を示す図である。 第3の実施形態にかかる台車と外部の物体との一例を示す図である。 磁気判断部の処理の一例を示すフローチャートである。 台車と他の台車の一例を示す図である。 台車と他の台車の他の一例を示す図である。
以下では、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。出現する構成要素のうち同一機能を有するものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態では、自走式のデバイスと、その上に載せされる別体の玩具とを含み、別体の玩具の種類を識別する玩具システムについて説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる玩具システムの一例を示す図である。図2は、本発明の実施形態にかかる玩具システムのハードウェア構成の一例を示す図である。本発明にかかる玩具システムは、デバイス制御装置10と、台車20a,20bと、コントローラ17と、カートリッジ18とを含む。台車20a,20bはカメラ24および磁気センサ26を有する移動デバイスであり、どちらも同じ機能を有する。以下では特に区別する必要がない限り、これらの台車20a,20bを台車20と記載する。デバイス制御装置10は、無線を介して台車20を制御する。コントローラ17はユーザによる操作を取得する入力装置であり、ケーブルによりデバイス制御装置10に接続されている。図3は、台車20の一例を示す図であり、台車20を下からみた図である。台車20は、電源スイッチ250、スイッチ222、2つの車輪254をさらに含む。
デバイス制御装置10は、プロセッサ11、記憶部12、通信部13、入出力部14を含む。台車20は、プロセッサ21、記憶部22、通信部23、カメラ24、2つのモータ25、磁気センサ26を含む。デバイス制御装置10は、制御のための専用の装置であってもよいし、汎用的なコンピュータであってもよい。
プロセッサ11は、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作し、通信部13、入出力部14などを制御する。プロセッサ21は、記憶部22に格納されているプログラムに従って動作し、通信部23、カメラ24、モータ25などを制御する。上記プログラムは、カートリッジ18内のフラッシュメモリ等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納されて提供されるが、インターネット等のネットワークを介して提供されてもよい。
記憶部12は、デバイス制御装置10に内蔵されるDRAMおよびフラッシュメモリと、カートリッジ18内のフラッシュメモリ等によって構成されている。記憶部22は、DRAMおよびフラッシュメモリ等によって構成されている。記憶部12,22は、上記プログラムを格納する。また、記憶部12,22は、プロセッサ11,21や通信部13,23等から入力される情報や演算結果を格納する。
通信部13,23は他の機器と通信するための集積回路やアンテナなどにより構成されている。通信部13,23は、例えばBluetooth(登録商標)プロトコルに従って互いに通信する機能を有する。通信部13,23は、プロセッサ11,21の制御に基づいて、他の装置から受信した情報をプロセッサ11,21や記憶部12,22に入力し、他の装置に情報を送信する。なお、通信部13はLANなどのネットワークを介して他の装置と通信する機能を有してもよい。
入出力部14は、コントローラ17などの入力デバイスからの情報を取得する回路と、音声出力デバイスや画像表示デバイスなどの出力デバイスを制御する回路とを含む。入出力部14は、入力デバイスから入力信号を取得し、その入力信号が変換された情報をプロセッサ11や記憶部12に入力する。また入出力部14は、プロセッサ11などの制御に基づいて、音声をスピーカに出力させ、画像を表示デバイスに出力させる。
モータ25は、プロセッサ21により回転方向、回転量および回転速度が制御される、いわゆるサーボモータである。2つのモータ25のそれぞれには、1つの車輪254が割り当てられており、モータ25は、割り当てられた車輪254を駆動する。
カメラ24は、台車20の下方を撮影するように配置され、台車20が置かれているシートなどに印刷されたパターンを撮影する。本実施形態では、そのシートなどには赤外線の周波数領域で認識されるパターンが印刷されており、カメラ24は、その赤外線の画像を撮影する。シートなどの上には、所定の大きさ(例えば0.2mm角)の単位パターンがマトリクス状に並んでいる。単位パターンのそれぞれは、そのパターンが配置される位置の座標が符号化された画像である。台車20およびデバイス制御装置10は、カメラ24により撮影された画像に含まれるパターンを復号し、台車20の位置や向きを取得する。
磁気センサ26は、磁石等により生じる磁界を検出する。磁気センサ26は、いわゆる3軸磁気センサであり、磁界を3次元のベクトルとして取得する。磁気センサ26は、2軸の磁気センサであってもよい。
図4は、台車20および付加物40の一例を示す斜視図である。付加物40は台車20と別体の玩具である。図4では1つの付加物40のみが示されているが、実際には他の種類の付加物40も存在する。複数の付加物40は玩具システムに含まれていてもよい。付加物40は台座45と、台座45に接続されるヒンジ43と、ヒンジ43により稼働する可動部44とを含んでいる。付加物40の形状は図4に示されるものには限られず、例えば一部の付加物40にはヒンジ43および可動部44が設けられなくてもよい。台車20の上面には突起29が設けられており、台座45の下側には、突起29と係合するための係合部を有する。係合部は、例えば突起29に応じた形状を有する凹部である。磁気センサ26は、台車20の筐体に内蔵されている。図4の例では、磁気センサ26は台車20の上面の裏側に設けられている。
また、付加物40には、磁界を発生する磁石41が埋め込まれている。磁気センサ26が磁石41により生じる磁界を検出できるように磁石41の位置および強さが決められている。
磁石41の磁極の向きは、付加物40により異なっている。図5Aは磁石41による磁界と磁気センサ26との関係の一例を示す図であり、図5Bは、磁石41による磁界と磁気センサ26との関係の他の一例を示す図である。図5A,図5Bに示されるx軸は台車20の2つの車輪254を結ぶ方向に平行であり、z軸は上下方向に延び、y軸は、x軸およびz軸に対して垂直であるとする。図5A,5Bには、磁気センサ26を通る磁力線83のみが示されている。図5Aの例では、磁石41の2つの磁極はx軸にそって並んでおり、磁気センサ26は、x軸負方向の成分が他の成分より大きい磁界を検出する。一方、図5Bの例では、磁石41の2つの磁極はz軸にそって並んでおり、磁気センサ26は、z軸負方向の成分が他の成分に比べて大きい磁界を検出する。
複数の付加物40は互いに異なる種類であるとすると、複数の付加物40のそれぞれには、異なる向きの磁界を発生するように磁石41が取り付けられている。付加物40が台車20に対してあらかじめ定められた姿勢で係合される場合、磁気センサ26が検知する磁界も付加物40に応じて異なるものになる。仮に、2つの磁極をx,y,z軸のいずれかに沿って並べたとしても、そのそれぞれの軸についてN極とS極との向きを反転させることが可能であるので、磁界の一番強い成分および向きを判定するだけでも6種類の付加物40を判別することができる。また、磁気センサ26に到達する磁界の向きの範囲を細かく調整すれば、さらに多くの種類の付加物40を判別することができる。
なお、磁石41はマグネットシートであってもよい。この場合、付加物40に取り付けられるマグネットシートから出力される磁界が、付加物40に応じたものになるようにシートの特性や取り付け位置が設計される。
次に、種類を判別する処理について、より詳細に説明する。図6は、玩具システムが実現する機能を示すブロック図である。玩具システムは、機能的に、磁気判断部51、台車制御部52および移動検知部53を含む。磁気判断部51、台車制御部52および移動検知部53は、主に、デバイス制御装置10に含まれるプロセッサ11が記憶部12に格納されるプログラムを実行し、通信部13を介して台車20を制御することにより実現される。また、これらの機能の一部または全部は、台車20に含まれるプロセッサ21が記憶部22に格納されるプログラムを実行し、カメラ24、磁気センサ26を制御することにより実現されてよい。また、これらの機能の一部または全部が、デバイス制御装置10および台車20が通信部13,23を介してデータをやり取りして連携する処理により実行されてもよい。
磁気判断部51は、磁気センサ26が検出した磁界の向きおよび大きさに基づいて、複数の付加物40のいずれかが磁気センサ26に接近したこと、および、磁気センサ26に接近した付加物40が複数の付加物40のうちどれであるかを判断する。
移動検知部53は、モータ25の動作状況、または、図示しない加速度センサにより取得される加速度に基づいて、磁気センサ26を有する台車20が移動中であるか否かを検知する。
台車制御部52は、磁気判断部51の判断結果に基づいて、台車20の動作を制御する。
図7は、磁気判断部51、移動検知部53および台車制御部52の処理の一例を示すフローチャートである。図7に示される処理は、ユーザによる付加物40の取り付けの開始より後であって、付加物40を利用した台車制御部52によるゲームなどの処理が実行される前に実行される。以下では、磁気判断部51の処理がデバイス制御装置10により実行される場合について説明するが、台車20によりこの処理が実行されてもよい。なお、後述の継続カウントは、処理の実行前に初期化され、0になっているものとする。
はじめに、磁気判断部51は、磁気センサ26が計測した磁界を取得する(ステップS101)。より具体的には、デバイス制御装置10のプロセッサ11は、通信部13を介して台車20を制御し、磁気センサ26が出力する磁界の向きおよび強さを示す情報を取得する。
そして、取得された磁界の強さが強度閾値より小さい場合には(ステップS102のN)、磁気判断部51は付加物40が台車20に接近もしていないと判断し、継続カウントを0に初期化し(ステップS103)、ステップS101から繰り返す。
取得された磁界の強さが強度閾値以上である場合には(ステップS102のY)、磁気判断部51は付加物40が台車20に接近していると判断し、継続カウントを増加させる(ステップS104)。そして、継続カウントが時間閾値より小さい場合には(ステップS105のN)、付加物40の取り付けの途中の可能性があるため、磁気判断部51はステップS101以降の処理を繰り返し、時間閾値が示す時間が経過するまで判断を保留する。
継続カウントが時間閾値以上である場合には(ステップS105のY)、磁気判断部51は付加物40が取り付けられたかさらに確認するため、移動検知部53は台車20が動いているか否かを判定する(ステップS106)。移動検知部53は台車20が動いているか否かを、モータ25が動いているか否かによって判定してもよいし、台車20がユーザに操作されているか否かにより判定してもよいし、台車20に取り付けられた加速度センサの出力によって判定してもよい。台車20が動いていないと判定された場合には(ステップS106のN)、磁気判断部51はモータ25を駆動し、台車20を試験走行させる(ステップS107)。そして、磁気判断部51はステップS101からの処理を繰り返す。
一方、台車20が動いていると判断された場合には(ステップS106)、磁気センサ26が前回計測した磁界と、今回の磁界との変化を求め、その変化量があらかじめ定められた許容範囲内であるか否かを判定する(ステップS108)。磁界の変化量が許容範囲を超える場合には(ステップS108のN)、磁気判断部51は、付加物40がぐらついていると判断し、付加物40が適切に取り付けられていない旨のエラーメッセージを出力する(ステップS109)。ここで、磁界の変化量は、単に磁界の強さの変化量であってもよいし、成分ごとの磁界の変化量からなるベクトルであってもよい。許容範囲は、磁界の強さの変化量やベクトルの大きさがあらかじめ定められた閾値に収まることであってもよいし、ベクトルのすべての成分の大きさがあらかじめ定められた閾値に収まることであってもよい。磁気センサ26と台車20の動作とを組み合わせることにより、付加物40が確実に取付けられているかを確認することができ、確実に取り付けられた付加物40の種類も判定することができる。
磁界の変化量が許容範囲に収まる場合には(ステップS108のY)、磁気判断部51は磁界の向きに応じて、取り付けられた付加物40が複数の種類のうちいずれの種類のものであるかを特定する(ステップS110)。通常は、互いに異なる種類の複数の付加物40が存在するため、この処理により、磁気判断部51は複数の付加物40のうちどれが取り付けられたかを判断する。
そして、台車制御部52は、特定された付加物40の種類に基づいて、台車20の動作設定を変更する(ステップS111)。例えば、台車制御部52は、ユーザが操作する台車20であるか、ゲームプログラムが操作する台車20であるかなどを設定し、その設定に応じて台車20の移動を制御する。
上記の例では、台車20が移動している場合に、磁気センサ26によって検知される磁界によって、台車20に取り付けられている付加物40の取り付け(これは接近の一種である)および取り付けられた付加物40の種類を磁気判断部51が判断している。代わりに、台車20が移動中であり、かつ新たに強度閾値を超える磁界を検出した場合には、磁気判断部51が、台車20に取り付けられた付加物40ではなく、例えば障害物などの玩具に取り付けられた磁石41が接近していると判断してもよい。
これまでに説明したように、磁石41が生じる磁界を利用することにより、ICタグのような複雑かつコストのかかるデバイスを用いなくても、付加物40の種類を判定することができる。また構造が単純であるので、耐久性を高めることもできる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、付加物40の可動部44の姿勢を検出することができる。以下では、主に第1の実施形態との相違点について説明する。
図8は、第2の実施形態にかかる付加物40の磁石41と磁気センサ26との関係の一例を示す図である。図8の例では、ヒンジ43により、可動部44と非可動部46とのなす角を変更できる。また、磁石41は、可動部44に取り付けられている。図8の例では、磁石41の2つの磁極がy軸方向に並んでおり、N極が図8の手前側にあるとする。図8には、磁気センサ26を通る磁力線83のみが示されている。磁気センサ26はN極よりさらに手前側にある。N極からでた磁力線83は、磁気センサ26を通過した後に磁気センサ26の下側へ達し、その後にS極に戻っていくものとする。
図8の磁力線83の記載からわかるように、可動部44が直立状態(破線参照)から変化した角度αにより、磁気センサ26が検出する磁界の向きのxz平面成分が角度βだけ変化する。見方を変えると、磁界の向きから可動部44の向きを検出することができる。また、例えば図8の磁石41の磁極を反転させることで、少なくとも2種類の付加物40を判定することができる。また、以下の2つの手法のいずれかによりさらに多くの付加物40の種類を判別することもできる。1つ目の手法は、互いに異なる種類の付加物40の間で、磁気センサ26が検出する磁界の向きが重複しないように可動部44の可動範囲を限定することであり、2つ目の手法は、磁気センサ26が検出する磁界の強さが互いに重複しないように磁石41が発生する磁力の大きさを異ならせることである。
図9は、磁気判断部51および台車制御部52の処理の一例を示すフローチャートである。図9に示される処理は、ユーザによる付加物40の取り付け後に実行され、付加物40を利用した台車制御部52によるゲームなどの処理が実行される間に実行されてよい。図7の例と同様に、これらの処理がデバイス制御装置10により実行されてもよいし、台車20により実行されてもよい。
はじめに、磁気判断部51は、磁気センサ26が計測した磁界を取得する(ステップS151)。より具体的には、デバイス制御装置10のプロセッサ11は、通信部13を介して台車20を制御し、磁気センサ26が出力する磁界の向きおよび強さを示す情報を取得する。
そして、取得された磁界の強さが強度閾値より小さい場合には(ステップS152のN)、磁気判断部51は付加物40が台車20から取り外されたと判断し、その旨の情報を台車制御部52へ出力する(ステップS153)。図示しないが、台車制御部52は、付加物40が台車20から取り外されたと判断された場合に、ゲームの負けなどを判定し、その状態に応じたメッセージを出力し、台車20の動きを制御する。
取得された磁界の強さが強度閾値以上である場合には(ステップS152のY)、磁気判断部51は磁界の向きおよび強さのうち少なくとも一方に応じて、取り付けられた付加物40が複数の種類のうちいずれの種類のものであるかを特定する(ステップS154)。また、磁気判断部51は磁界の向きに応じて付加物40の可動部44の姿勢を判断する(ステップS155)。
そして、台車制御部52は、特定された付加物40の種類および可動部44の姿勢に基づいて、台車20の動作を制御する(ステップS156)。例えば、台車制御部52は、可動部44の角度が所定の大きさより変化した場合には、ほかの台車20などにより人形が倒されたとして、ゲームで負けたと判断し、負けた状態に応じて台車20を動作させてもよい。
ここで、可動部44はヒンジ43により動くものでなくてもよい。図10は、台車20および付加物40の他の一例を示す図である。図10の例では、台車20に係合される付加物40は、軸48を中心にして回転するつまみ47を含み、つまみ47は可動部44に相当する。軸48は、磁気センサ26の上にある台車20の上面に対して垂直な方向に延び、磁石41は、つまみ47の回転軸と重ならない位置に設けられている。図10の例では、磁石41の磁極は上下方向に並んでいる。図10の例では、磁気判断部51は、磁界の向きおよび強さのうち少なくとも一方に応じて、付加物40の種類を特定し、磁界の向きに応じてつまみ47の角度を判断する。また、つまみ47の代わりに軸48により回転可能なトレーラ49が連結されてもよい。
このように、磁気センサ26を用いることで、付加物40の種類だけでなく、つまみ47を含む可動部44の姿勢を特定することができる。また、特定された姿勢に基づいて、台車20の動作を変更することで、動作のバリエーションを増やすことも可能になる。例えばトレーラ49の異常動作や障害物との衝突を防ぐことも可能である。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、第1の実施形態や第2の実施形態と異なり、玩具システムは台車20に取り付けられていない物体の接近および衝突と、その物体の存在する方向を検出することができる。以下では、主に第1の実施形態および第2の実施形態との相違点について説明する。
図11は、第3の実施形態にかかる台車20と外部の物体との一例を示す図である。図11は平面図であり、この例では、台車20dと、オブジェクト81とが互いに離間するように配置されている。オブジェクト81には、磁石42が取り付けられている。磁石42の2つの磁極は上下方向に並んでおり、N極は上側、S極は下側にある。図11の実線で示される磁力線83はN極から台車20dが配置されるシートの上を通って磁気センサ26に達しており、破線の磁力線83は磁気センサ26からシートの下側を通ってS極に戻っている。
図11の例では、オブジェクト81の磁石42に近づくほど磁界の強さが増す。また、図11では、台車20eからみた磁石42の方向は台車20dからみた方向と異なっているが、台車20dおよび台車20eのどちらにおいても、磁気センサ26に達する磁力線83の平面に沿った成分の向きは磁石42の存在する方向の反対側になっている。なお、磁石42の磁極が反転している場合は磁力線26の平面に沿った成分の向きは磁石42の存在する方向となる。このことからわかるように、磁石42の極性磁気センサ26で検知される磁界の向きは、オブジェクト81の存在する方向を示している。これを利用して、玩具システムは、磁気センサ26により検出される磁界の強さに基づいてオブジェクト81との接近および衝突を判定することができ、磁界の向きに基づいてオブジェクト81の方向を判定することができる。
図12は、磁気判断部51の処理の一例を示すフローチャートである。図7の例と同様に、これらの処理がデバイス制御装置10により実行されてもよいし、台車20により実行されてもよい。図12に示される処理は、台車20が動作している際に繰り返し実行される。
はじめに、磁気判断部51は、磁気センサ26が計測した磁界を取得する(ステップS201)。より具体的には、デバイス制御装置10のプロセッサ11は、通信部13を介して台車20を制御し、磁気センサ26が出力する磁界の向きおよび強さを示す情報を取得する。また、磁気判断部51は、磁界の時間変化を確認可能にするために、計測された磁界を記憶部12に記憶させる(ステップS202)。
そして、取得された磁界の強さが接近閾値より小さい場合には(ステップS203のN)、磁気判断部51はオブジェクト81を未検出であると判断し、その旨の情報を台車制御部52へ出力する(ステップS204)。接近閾値は、台車20がオブジェクト81に接近したか否かを判定するための閾値であり、磁気センサ26が検知する地磁気の強さの値より大きい。例えば、台車20の磁気センサ26と磁石42との距離が5cm程度になると接近閾値より大きい磁界が検出される。
取得された磁界の強さが接近閾値以上である場合には(ステップS203のY)、磁気判断部51は磁界の向きに基づいて、オブジェクト81の存在する方向を特定する(ステップS205)。より具体的には、磁気判断部51は測定された磁界の平面成分(xy成分)に基づいて、オブジェクト81の存在する方向を特定する。そして、磁気判断部51は磁界の強さが接触閾値以上であるか否かを判定する(ステップS206)。接触閾値は、台車20が接触したか否かを判断するための閾値であり、接近閾値より大きい。
磁界の強さが接触閾値以上である場合には(ステップS206のY)、磁気判断部51は台車20がオブジェクト81と接触していると判断し、その旨を示す情報および、特定されたオブジェクト81の方向を台車制御部52へ出力する(ステップS207)。一方、磁界の強さが接触閾値より小さい場合には(ステップS206のN)、さらに前回の磁界の強さが接触閾値以上であるか否か判定する(ステップS208)。なお、磁界の強さが接触閾値より小さい場合、台車20はオブジェクト81に接近している。
前回の磁界の強さが接触閾値より小さい場合には(ステップS208のN)、磁気判断部51は、台車20が単にオブジェクト81に接近したと判断し、その旨を示す情報および、特定されたオブジェクト81の方向を台車制御部52へ出力する(ステップS209)。また、前回の磁界の強さが接触閾値以上である場合には(ステップS208のY)、磁気判断部51は、オブジェクト81が接近し、かつ、オブジェクト81が台車20に接触後に跳ね返っていると判断し、その旨を示す情報および、特定されたオブジェクト81の方向を台車制御部52へ出力する(ステップS210)。
台車制御部52は、磁気判断部51から得られた情報に基づいて、台車20の動作を制御する。例えば、台車制御部52は、オブジェクト81が未検出である場合には、ユーザが指示する方向に基づいて台車20を動作させ、台車20が単にオブジェクト81に接近していると判断された場合には、台車20をオブジェクト81の方向へ移動させ、台車20がオブジェクト81に接触したと判断された場合には、台車20の移動を停止してよい。また、オブジェクト81が跳ね返ったと判断された場合には、台車制御部52は台車20にあらかじめ定められた動作(例えば困っている動作)をさせ、跳ね返りがあったことを示してもよい。このような動作により、例えば宝探しゲーム、および、動物(台車20に相当)が餌(オブジェクト81に相当)を見つけたら近寄っていく動作を実現することができる。
ここで、磁石42および2つの台車20f,20gを用いて鬼ごっこのようなゲームを実現することもできる。この場合、オブジェクト81の代わりに磁石42が取り付けられた台車20gを用いる。図13は、台車20fと他の台車20gの一例を示す図である。図13の例では、台車20fが配置されるマット31fと、台車20gが配置されるマット31gとは異なっており、また、マット31gの上にマット31fが配置されている。台車20fはあるユーザが操作し、台車20gは他のユーザまたはプログラムのロジックが操作する。
磁気判断部51が、磁石42と台車20fとが接近したと判断した場合、例えば、台車制御部52が、台車20fが捕まったと判定し、台車20fにそれを示す態様の動作をさせる。これにより、台車20f,20gの接近を容易に判定することができる。
また、他の台車20gに取り付けられる付加物80の先に磁石42を取り付けてもよい。図14は、台車20fと他の台車20gの他の一例を示す図である。図14の例では、同一のシート上に台車20fおよび台車20gが配置される。図14の例では、付加物80がオブジェクト81に相当する。これにより、磁気判断部51が付加物80との接触を判断することができ、例えば台車制御部52が台車20f,20gの強い衝突を防ぐように動作させることで、台車20f,20gの転倒を防ぐことができる。また接近または接触と判断された場合に台車20f,20gにあらかじめ定められた動きをさせることで、台車20の動作のバリエーションを増やすことができる。
10 デバイス制御装置、11,21 プロセッサ、12,22 記憶部、13,23 通信部、14 入出力部、17 コントローラ、18 カートリッジ、20,20a,20b,20d,20e,20f,20g 台車、24 カメラ、25 モータ、26 磁気センサ、29 突起、222 スイッチ、250 電源スイッチ、254 車輪、31f,31g マット、40,80 付加物、41,42 磁石、43 ヒンジ、44 可動部、45 台座、46 非可動部、47 つまみ、48 軸、49 トレーラ、51 磁気判断部、52 台車制御部、53 移動検知部、80 付加物、81 オブジェクト、83 磁力線。

Claims (7)

  1. 磁界の向き及び大きさを検知する磁気センサと、
    前記磁気センサが内蔵される筐体と、
    を含み、
    前記磁気センサは、それぞれ基準姿勢において異なる向きに磁界を発生させるように磁界発生手段が取り付けられた複数の別体玩具のうちいずれかが生じる磁界の向き及び大きさを検知し、
    前記検知された磁界が、閾値以上の大きさかつ所定方向で所定時間継続して検知される場合に、前記複数の別体玩具のうちいずれかが前記磁気センサに接近したことが検出される、
    ことを特徴とする自走式デバイス。
  2. 請求項1に記載の自走式デバイスにおいて、
    前記筐体は、前記複数の別体玩具のそれぞれに設けられた係合部が係合する、被係合部を備える、
    自走式デバイス。
  3. 請求項1または2に記載の自走式デバイスにおいて、
    前記自走式デバイスが移動中である場合に、前記検知された磁界に基づいて、前記複数の別体玩具のうちいずれが前記磁気センサに接近したことが検出される、
    自走式デバイス。
  4. 磁界の向き及び大きさを検知する磁気センサと、
    前記磁気センサが内蔵され、別体玩具に設けられた係合部が係合する被係合部を備える筐体と、
    を含み、
    前記被係合部に係合される前記別体玩具は、当該係合部に対して相対的に向きを変化させる可動部を含み、かつ、当該可動部に磁界発生手段が設けられ、
    前記磁気センサは、前記磁界発生手段が生じる磁界であって、前記可動部の向きを示す磁界の向き及び大きさを検知し、
    前記磁気センサが検知した磁界の向き及び大きさにより前記別体玩具の前記可動部の向きが検出される、
    ことを特徴とする自走式デバイス。
  5. 磁界の向き及び大きさを検知する磁気センサと、
    前記磁気センサが内蔵される筐体と、
    を含み、
    前記磁気センサは、磁界を発生させる磁界発生手段が取り付けられた前記筐体とは別体の別体玩具が生じる磁界であって、当該別体玩具の接近または接触を示す磁界の向きおよび大きさを検知し、
    前記磁気センサが所定の第1閾値以上の大きさの磁界を検知する場合に、前記別体玩具と前記筐体との接触が検出され、前記磁気センサが前記第1閾値より小さな第2閾値であって前記磁気センサが検知する地磁気の大きさの値よりも大きい第2閾値以上の大きさの磁界を検知する場合に前記別体玩具の前記筐体への接近が検出される、
    ことを特徴とする自走式デバイス。
  6. 磁界の向き及び大きさを検知する磁気センサと、
    前記磁気センサが内蔵される筐体と、
    を含み、
    前記磁気センサは、磁界を発生させる磁界発生手段が取り付けられた前記筐体とは別体の別体玩具が生じる磁界であって、当該別体玩具の接近または接触を示す磁界の向きおよび大きさを検知し、
    前記磁気センサにより検知される磁界の向きに基づいて、前記別体玩具が前記筐体に接触または接近した際の前記別体玩具の方向が検出される、
    ことを特徴とする自走式デバイス。
  7. 磁界の向き及び大きさを検知する磁気センサと、
    前記磁気センサが内蔵される筐体と、
    を含み、
    前記磁気センサは、磁界を発生させる磁界発生手段が取り付けられた前記筐体とは別体の別体玩具が生じる磁界であって、当該別体玩具の接近または接触を示す磁界の向きおよび大きさを検知し、
    前記磁気センサにより検知される磁界の大きさの変化に基づいて、前記別体玩具が前記筐体に当たった後に跳ね返ったことが検出される、
    ことを特徴とする自走式デバイス。

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