JP2008279219A - 走行路の一部に設置された磁石により走行制御される電動走行玩具 - Google Patents

走行路の一部に設置された磁石により走行制御される電動走行玩具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008279219A
JP2008279219A JP2007148605A JP2007148605A JP2008279219A JP 2008279219 A JP2008279219 A JP 2008279219A JP 2007148605 A JP2007148605 A JP 2007148605A JP 2007148605 A JP2007148605 A JP 2007148605A JP 2008279219 A JP2008279219 A JP 2008279219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
traveling body
path
magnet
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007148605A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Kimura
元 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2007148605A priority Critical patent/JP2008279219A/ja
Publication of JP2008279219A publication Critical patent/JP2008279219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】走行体に搭載した電動モーターによって車輪を駆動して走行路を自走する走行玩具において走行体へ与える指示を簡単な電気的方法で遠隔操作可能とする。
【解決手段】走行体2に搭載した電動モーター6によって車輪5を駆動して走行路1を自走する走行玩具2において、走行体2には走行路1上の一部に設置された磁石3を検出するための磁気センサ4と、上記磁気センサ4からの信号を受け取って走行用モーター6の回転を制御するための制御装置を搭載し、磁気センサ4が走行路1上の磁石3を検出すると、上記制御装置は、磁石3の配置パターンに応じて上記走行体2の走行する方向を逆転させる、または上記走行体2の走行速度を上げる、または上記走行体2の走行速度を下げる、または上記走行体2を停止させるように走行用モーター6の制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は走行路を走る電動玩具の走行を自動制御するための技術に関する。
従来より、遠隔操作で走行路を走行させる鉄道模型や自動車等の走行システムがある。この従来の走行システムは、操作者が走行体の走行状態を見ながら、速度をリモコン送信機で遠隔操作するものである。例えば走行体が直線状の走行路を走行する場合は、リモコン操作により走行体の速度を上げ、カーブを走行する場合は、リモコン操作により走行体の速度を下げ、走行路終端部ではリモコン操作によって走行体の走行方向を反転させ、信号や駅ではリモコン操作によって走行体を停止させていた。しかしこのようなリモコン操作では、走行体を良好な走行状態で無人自動運転させることはできない。
走行路に走行体を検出するための複数のセンサを設置し、センサからの信号に基づいて走行体をリモートコントロールにより自動運転する方法がある(特許文献1、実用新案文献1および2参照)。これらはセンサとリモートコントローラを電線で接続することが必要であり、システムの組立てや移動が煩雑であり、また自動運転の実施にはコントローラをプログラムするための専門知識が必要となる問題がある。
そこで走行路内に移動盤を設け、この移動盤と走行体に設置された操作レバーを物理的に接触させて走行体へ発車・停止および通過・バック等の指示を与える方法(実用新案文献3参照)や、走行路上にマークを貼り付け、このマークを走行体に取り付けた光学的センサで読み取り、走行体の速度を上記センサの光信号に基づいて予め入力された速度レベルに切り替えるよう制御装置を構成する方法がある(特許文献2参照)。しかし走行路上のマークを光学的に読み取る方法では、マーク面の汚れや環境光などによる誤動作が起きやすい問題がある。また、移動盤や光学的マークは、走行路の形状や色彩のデザインに制約を強制する問題があり、さらに、どの位置で指示を与えているのかが視覚的に明らかになってしまうので、自動制御で決められた場所を勝手に動くというミステリアスな玩具としての要素を半減させてしまう問題がある。
特開平03−205090 特許3806572
実用新案文献1
実開平5−9598
実用新案文献2
実開平02−035789
実用新案文献3
実願昭54−56635
本発明は、走行路の状況に合わせて走行体の速度および走行方向・停止や発進を行う位置を予め指示しておき、走行体を指示通りに、しかも簡単に自動運転させるためのシステムを提供し、さらに前述の問題点である光学的なノイズの影響による誤動作の問題を解消し、また走行体に指示を与えるためのマークを不可視として、玩具として意外性を持たせるものである。さらに、走行体へ与える指示を簡単かつ安価な電気的回路によって遠隔操作を可能とする。
走行体が移動する走行路上の一部に永久磁石または電磁石を設ける。電動モーターによって車輪を駆動して走る走行体には上記磁石を検出するための磁気センサと、上記磁気センサからの信号を受け取って走行用モータの回転を制御するための制御装置を搭載する。上記制御装置は、走行用モータの回転制御において、回転の開始と停止、回転方向の反転、または回転速度の段階的切替のうちのどれかを行い、切り替える前の状態を記憶し、切り替えた後の状態を保持できるように構成する。磁気センサが走行路上の磁石を検出すると、上記制御装置により、磁石の配置パターンに応じて上記走行体の走行する方向を逆転させる、または上記走行体の走行速度を上げる、または上記走行体の走行速度を下げる、または上記走行体を発進あるいは停止させるように動作を切替える。走行体の走行する方向を逆転させたり、走行速度を上下した場合は、再び磁気センサが別の磁石を検出するまで、切替えた状態を保持する。走行体が停止中の場合は、磁石が検出されなくなるまでか、一定時間経過するまで、停止した状態を保持し、その後停止する以前の走行状態に戻って走行を再開する。
本発明は、走行路の状況に合わせて走行体の速度および走行方向・停止や発進を行う位置を予め走行路へ磁石を配置することで指示しておき、走行体を指示通りに簡単に自動運転させるシステムが実現される。このとき、走行体のレイアウトが変更されても、走行体の制御装置のプログラムを変更することなく、走行路の磁石の位置を変えるだけで対応できるため、プログラミングやシステム構築のための高度な専門知識が不要となる効果が得られる。
本発明は走行路をプラスチック等の非磁性体で構成すれば、磁石を走行路に露出させる必要がないので、走行路の形状デザインについて制約は小さく、色彩デザインについては制約が無いという効果が得られる。また、視覚的にマークの存在しない走行路において、自動制御で決められた場所を勝手に動くようなミステリアスな玩具としての効果が得られる。
走行路に設置した磁石による磁気を制御信号として用いるため、走行路の汚れや環境光による誤動作が生じないという効果が得られる。
走行路に設置する永久磁石を電磁石へ置き換えれば、電磁石へ流す電流をON/OFFするという簡単な電気的方法により走行体へ与える指示を遠隔操作できる。
本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。図1および図2において、符号2で示される走行体は符号1の走行路を符号6のモーターで車輪を駆動して走行する。符号2の走行体の下部には、車体中央を中心にして左右対称の位置に符号4で示される一対の磁気センサが取り付けられており、走行路の右側または左側または左右両方に埋め込まれた符号3で示される磁石をそれぞれ検出する。図1では走行路の片側のみに符号3の磁石が埋め込まれている様子を示し、図2は走行路の両側に符号3の磁石が埋め込まれている様子である。図3は符号4の磁気センサと走行用モーターおよび制御装置の構成図を示し、図4は図3の符号7で示すモーター制御装置の制御プログラムのフローチャートを示す。
符号7で示される走行体の制御装置は、符号4の磁気センサが反応しているかどうかを監視し、進行方向右側の磁気センサが反応したら、その後進行方向左側のセンサが反応するか、あるいは進行方向左側のセンサが反応せずに進行方向右側の磁気センサの反応が消えるかどうかを判別する。もし、両側の磁気センサが反応する状況を検出したら、走行体を一時停止させた後、進行方向を反転させて走行を再開する。あるいは、進行方向右側の磁気センサのみ反応した後その反応が消える場合、走行体の速度を一段階減らす。
また、進行方向左側の磁気センサが反応したら、その後進行方向右側のセンサが反応するか、あるいは進行方向右側のセンサが反応せずに進行方向左側の磁気センサの反応が消えるかどうかを判別する。もし、両側の磁気センサが反応する状況を検出したら、走行体を一時停止させた後、進行方向を反転させて走行を再開する。あるいは、進行方向左側の磁気センサのみ反応した後その反応が消える場合、走行体の速度を一段階増やす。
両側の磁気センサが反応して進行方向を反転させる場合、その動作切替のトリガとなった磁石に再び反応してしまうことを防ぐため、一定時間だけ磁気センサの信号を無視した走行を行い、上記磁石の上を通過する。
図5は本発明の走行路のレイアウトの一例で、直線状の走行路の終端部の両側にそれぞれ一対の磁石が埋め込まれており、本発明による走行体は走行路の終端部で自動的に反転する。また、走行路の中心部からみて終端部近くに埋め込まれた一対の磁石の手前部分には、走行路の片側にのみ磁石が埋め込まれた箇所がある。走行路の中央部分から終端部方向へと走行する走行体は、上記の片側のみ磁石が埋め込まれた場所を通過するとき進行方向右側のみ磁気センサが反応するので、速度を減速していくように動作する。逆に終端部で反転してから走行路の中央部分に向かう走行体は、上記の片側のみ磁石が埋め込まれた場所を通過するとき進行方向左側のみ磁気センサが反応するので、速度を加速していくように動作する。よって、図5の中央部分では常に高速に走行し、端部に近づくと自動的に減速して進行方向を反転することを繰り返すような自動制御が実現される。
図6は本発明の走行路のレイアウトの一例で、走行路に分岐と終端部が存在している場合を示す。終端部から図6左側へ走行を開始した走行体は、走行路片側に磁石が埋め込まれた場所を通過する際、進行方向左側のみ磁気センサが反応するので、速度を加速していくように動作する。その後、曲線状の走行路と分岐を経て再び走行路片側に磁石が埋め込まれた同じ場所へ戻ってくるが、今度は進行方向右側のみ磁気センサが反応するので、速度を減速していくように動作する。走行路の終端部には一対の磁石が埋め込まれており、ここでは走行体の左右両方の磁気センサーが反応するため、進行方向が自動的に反転する。よって、図6の走行路の曲線部分では常に高速に走行し、端部に近づくと自動的に減速して進行方向を反転するような自動制御が実現される。
ここで注目してもらいたいのは、図6や図7のようなレイアウトにおいて従来の鉄道模型の技術によって同様の自動制御を行おうとした場合、走行路に設置したセンサをコントローラに接続する必要があり、またシステムの制御プログラムはぞれぞれのレイアウト毎にプログラミングを行う必要があり、システムの構築には高度な専門知識が必要になる点である。本発明による実施例では、図6や図7のようなレイアウトは走行路が異なるだけであり走行体の制御プログラムの変更は不要である。よって小さな子供でも簡単に自動制御システムを構築できる。
図示しないが、符号3で示される磁石は、電磁石に置き換えることにより、簡単な電気回路によって遠隔操作が実現できる。
走行路の片側に磁石が埋め込まれた場合の三面図を示したものである。 走行路の両側に磁石が埋め込まれた場合の三面図を示したものである。 走行体に搭載する制御系の構成図を示す。 符号7のモーター制御装置の制御プログラムのフローチャートを示す。 走行路のレイアウトの例を示す。 走行路のレイアウトの例を表す。
符号の説明
符号1…走行路、符号2…走行体の車体、符号3…走行路に埋め込まれた磁石、符号4…磁気センサ、符号5…車輪、符号6…モーター、符号7…モータ制御装置。

Claims (2)

  1. 走行体に搭載した電動モーターによって車輪を駆動して走行路を自走する走行玩具において、上記走行体には走行路上の一部に設置された磁石を検出するための磁気センサと、上記磁気センサからの信号を受け取って走行用モーターの回転を制御するための制御装置が搭載され、磁気センサが走行路上の磁石を検出すると、上記制御装置は、磁石の配置パターンに応じて上記走行体の走行する方向を逆転させる、または上記走行体の走行速度を上げる、または上記走行体の走行速度を下げる、または上記走行体を停止させるように走行用モーターを制御することを特徴とする走行玩具用走行体。
  2. 請求項1の走行体が走行する走行路の一部に永久磁石または電磁石を設置し、その磁石の配置パターンによって請求項1の走行体に走行する方向の逆転または走行速度の増加、または走行速度の減少、または停止を指示することを特徴とする走行路および請求項1の走行体より構成される走行玩具。
JP2007148605A 2007-05-08 2007-05-08 走行路の一部に設置された磁石により走行制御される電動走行玩具 Pending JP2008279219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007148605A JP2008279219A (ja) 2007-05-08 2007-05-08 走行路の一部に設置された磁石により走行制御される電動走行玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007148605A JP2008279219A (ja) 2007-05-08 2007-05-08 走行路の一部に設置された磁石により走行制御される電動走行玩具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008279219A true JP2008279219A (ja) 2008-11-20

Family

ID=40140530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007148605A Pending JP2008279219A (ja) 2007-05-08 2007-05-08 走行路の一部に設置された磁石により走行制御される電動走行玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008279219A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2578284A3 (en) * 2011-10-04 2013-07-10 Innovation First, Inc. Autonomous vehicle system
KR101776619B1 (ko) * 2016-10-12 2017-09-08 현종윤 미니어처 교차로 제어 시스템
JP2022119837A (ja) * 2018-08-17 2022-08-17 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 自走式デバイス

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49129697A (ja) * 1973-04-17 1974-12-12
JPS5473897A (en) * 1977-11-22 1979-06-13 Toray Ind Inc Production of polytetramethylene terephthalate
JPH0453581A (ja) * 1990-06-20 1992-02-21 Yonezawa:Kk 光センサを備えた移動玩具
JP2006181241A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Tomy Co Ltd 走行玩具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49129697A (ja) * 1973-04-17 1974-12-12
JPS5473897A (en) * 1977-11-22 1979-06-13 Toray Ind Inc Production of polytetramethylene terephthalate
JPH0453581A (ja) * 1990-06-20 1992-02-21 Yonezawa:Kk 光センサを備えた移動玩具
JP2006181241A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Tomy Co Ltd 走行玩具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2578284A3 (en) * 2011-10-04 2013-07-10 Innovation First, Inc. Autonomous vehicle system
US9162154B2 (en) 2011-10-04 2015-10-20 Innovation First, Inc. Autonomous vehicle system
KR101776619B1 (ko) * 2016-10-12 2017-09-08 현종윤 미니어처 교차로 제어 시스템
JP2022119837A (ja) * 2018-08-17 2022-08-17 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 自走式デバイス
JP7291267B2 (ja) 2018-08-17 2023-06-14 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 自走式デバイス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN204864955U (zh) 寻迹玩具车
JP2525828B2 (ja) レ―シング玩具の走行軌道変更装置
CN101905673B (zh) 转向指示灯点亮控制装置
JP5166068B2 (ja) 位置検出装置及びシフトレバー装置
JP2011008597A (ja) 無人搬送車の走行制御装置
JP2008279219A (ja) 走行路の一部に設置された磁石により走行制御される電動走行玩具
JP4327849B2 (ja) 左右対称ギヤシフトのための装置
JPS6315982A (ja) レ−シング玩具の走行軌道変更装置
KR100761634B1 (ko) 자동차용 수동변속기의 변속레버 중립상태 감지장치
JP2016115207A (ja) 無人搬送車及びその走行プログラム制御方法
KR101776619B1 (ko) 미니어처 교차로 제어 시스템
JP6113543B2 (ja) ワイパ装置
JP4205443B2 (ja) ポイント切替え装置
KR101379994B1 (ko) 비접촉식 스위치
JP2009247383A (ja) 走行監視システム
JP4728118B2 (ja) 自動変速機のシフト位置検出装置
WO2023085168A1 (ja) 車載表示装置、表示制御装置、及び、表示制御方法
JPS6325709A (ja) 無人搬送車システム
JP6405760B2 (ja) 無人搬送車の制御方法
JP2014089537A (ja) ビジョン走行システム
KR101357807B1 (ko) 측면 가이드 벽체에 의한 반자동 운전 유도 시스템
JPS63292309A (ja) 移動車の誘導設備
DE602005016380D1 (de) Magnetischer Flussleiter für elektronisch geregelte Motoren, Motor mit diesem Magnetflussleiter und Antriebseinheit für mechanische Systeme
JP2008033715A (ja) オートガイダンス車両およびオートガイダンス車両のステアリング制御方法
KR20240008744A (ko) 차량용 액티브 스포일러 방식 조명장치 및 조명방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111011