JP2525828B2 - レ―シング玩具の走行軌道変更装置 - Google Patents
レ―シング玩具の走行軌道変更装置Info
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- JP2525828B2 JP2525828B2 JP62227560A JP22756087A JP2525828B2 JP 2525828 B2 JP2525828 B2 JP 2525828B2 JP 62227560 A JP62227560 A JP 62227560A JP 22756087 A JP22756087 A JP 22756087A JP 2525828 B2 JP2525828 B2 JP 2525828B2
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- Japan
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- guide
- track
- traveling
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- racing
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H18/00—Highways or trackways for toys; Propulsion by special interaction between vehicle and track
- A63H18/10—Highways or trackways for toys; Propulsion by special interaction between vehicle and track with magnetic means for steering
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、案内軌道を備えた走行基板を使用するレ
ーシング玩具の走行軌道変更装置に関する。
ーシング玩具の走行軌道変更装置に関する。
従来、単一の走行基板上に複数の無端案内軌道をそれ
ぞれ所定間隔離間して平行に設け、1台もしくは複数台
の走行体を同時に走行させることができるレーシング玩
具が知られている。この種のレーシング玩具に使用され
る走行体としては、一般に駆動モータと、このモータの
駆動制御を行なう制御回路とを内蔵し、その給電方式と
してレーシング基板上の案内軌道に沿って給電路を設け
たものや、二次電池を内蔵させて無線操縦システムによ
り運転を行うもの等が知られている。
ぞれ所定間隔離間して平行に設け、1台もしくは複数台
の走行体を同時に走行させることができるレーシング玩
具が知られている。この種のレーシング玩具に使用され
る走行体としては、一般に駆動モータと、このモータの
駆動制御を行なう制御回路とを内蔵し、その給電方式と
してレーシング基板上の案内軌道に沿って給電路を設け
たものや、二次電池を内蔵させて無線操縦システムによ
り運転を行うもの等が知られている。
しかしながら、前述した従来のレーシング玩具におい
ては、案内軌道に沿って給電路を設ける給電方式を採用
する場合、走行体に対し独立した方向変換等のステアリ
ング制御を行うことができないため、例えば隣接する軌
道への変更を行うことはできない。また、走行体に二次
電池を内蔵させた給電方式とした場合には、無線操縦シ
ステムを採用することができ、走行体の単なる駆動およ
び停止制御は勿論のこと、例えばステアリング制御等も
採用することができる。しかしながら、この種のレーシ
ング玩具においては、例えば案内軌道としてスロットを
構成するものでは、走行体にガイドピンを突設してこれ
を前記スロットに嵌合させるものであるから、走行体を
走行させながら無線操縦システムのみによって軌道変更
を行うことは極めて困難である。
ては、案内軌道に沿って給電路を設ける給電方式を採用
する場合、走行体に対し独立した方向変換等のステアリ
ング制御を行うことができないため、例えば隣接する軌
道への変更を行うことはできない。また、走行体に二次
電池を内蔵させた給電方式とした場合には、無線操縦シ
ステムを採用することができ、走行体の単なる駆動およ
び停止制御は勿論のこと、例えばステアリング制御等も
採用することができる。しかしながら、この種のレーシ
ング玩具においては、例えば案内軌道としてスロットを
構成するものでは、走行体にガイドピンを突設してこれ
を前記スロットに嵌合させるものであるから、走行体を
走行させながら無線操縦システムのみによって軌道変更
を行うことは極めて困難である。
そこで、本発明の目的は、無線その他の遠隔操縦シス
テムを採用するレーシング玩具において、無線送信機等
のコントローラからの指令によって、案内軌道と係合す
る走行体に設けた係合手段につき、その係合を解除する
と同時にステアリングの制御も行い、隣接する任意の案
内軌道への軌道変更を簡便に行うことができるレーシン
グ玩具の走行軌道変更装置を提供するにある。
テムを採用するレーシング玩具において、無線送信機等
のコントローラからの指令によって、案内軌道と係合す
る走行体に設けた係合手段につき、その係合を解除する
と同時にステアリングの制御も行い、隣接する任意の案
内軌道への軌道変更を簡便に行うことができるレーシン
グ玩具の走行軌道変更装置を提供するにある。
本発明に係るレーシング玩具の走行軌道変更装置は、
複数の案内軌道を並設した走行基板上に前記案内軌道と
係合するガイド部材を設けたモータ駆動走行体を走行さ
せるよう構成したレーシング玩具において、前記ガイド
部材を案内軌道に対し係合離脱させる電磁コイルを設
け、この電磁コイルの両極部にそれぞれ異極性に励磁さ
れるヨークを設けると共にこれらヨークの一部を所定方
向に突出させて並設し一対の磁極部を構成し、前記磁極
部に対向して車輪のステアリング制御を行うロッドを揺
動自在に配置しかつこのロッドの中央部に磁石を取付け
てこれを前記磁石部に近接配置することを特徴とする。
複数の案内軌道を並設した走行基板上に前記案内軌道と
係合するガイド部材を設けたモータ駆動走行体を走行さ
せるよう構成したレーシング玩具において、前記ガイド
部材を案内軌道に対し係合離脱させる電磁コイルを設
け、この電磁コイルの両極部にそれぞれ異極性に励磁さ
れるヨークを設けると共にこれらヨークの一部を所定方
向に突出させて並設し一対の磁極部を構成し、前記磁極
部に対向して車輪のステアリング制御を行うロッドを揺
動自在に配置しかつこのロッドの中央部に磁石を取付け
てこれを前記磁石部に近接配置することを特徴とする。
前記の走行軌道変更装置において、案内軌道と係合す
るガイド部材はガイドピンからなり、このガイドピンを
電磁コイルの一端にスプリングを介して保持した可動鉄
心の先端部に突設することができる。
るガイド部材はガイドピンからなり、このガイドピンを
電磁コイルの一端にスプリングを介して保持した可動鉄
心の先端部に突設することができる。
また、電磁コイルは無線操縦システムによってそれぞ
れ異なる極性に選択して付勢し得るよう構成することが
できる。
れ異なる極性に選択して付勢し得るよう構成することが
できる。
さらに、走行基板の両側に導電ラインを配設してこの
ラインに操作指令信号を誘導し、走行基板上を走行する
モータ駆動走行体に設けたピックアップコイルに操作指
令信号を送出するよう構成することができる。
ラインに操作指令信号を誘導し、走行基板上を走行する
モータ駆動走行体に設けたピックアップコイルに操作指
令信号を送出するよう構成することができる。
本発明に係るレーシング玩具の走行軌道変更装置によ
れば、走行基板上に設けた案内軌道に対し、これと係合
して走行を行う走行体のガイド部材を遠隔操縦システム
を応用した制御回路により、電磁コイルを所要の極性に
付勢させて車輪のステアリング制御を行うと同時に前記
ガイド部材の案内軌道に対する離脱を行って、走行体を
隣接する任意の案内軌道へ簡便に移動させることができ
る。
れば、走行基板上に設けた案内軌道に対し、これと係合
して走行を行う走行体のガイド部材を遠隔操縦システム
を応用した制御回路により、電磁コイルを所要の極性に
付勢させて車輪のステアリング制御を行うと同時に前記
ガイド部材の案内軌道に対する離脱を行って、走行体を
隣接する任意の案内軌道へ簡便に移動させることができ
る。
次に、本発明に係るレーシング玩具の走行軌道変更装
置の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
置の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図は本発明に係る走行軌道変更装置を備えたレー
シング玩具の走行体の一実施例を示す概略構成図、第2
図は第1図に示す走行体を走行させるレーシング基板の
一構成例を示す平面図である。
シング玩具の走行体の一実施例を示す概略構成図、第2
図は第1図に示す走行体を走行させるレーシング基板の
一構成例を示す平面図である。
第2図において、参照符号10はレーシング基板を示
し、このレーシング基板10には後述する走行体を案内す
るための複数本の無端スロット12が所定間隔離間して平
行に設けられ、さらにレーシング基板10の両側縁部には
走行体の飛び出しを防止するための側壁14,14が設けら
れる(第3図参照)。そこで、前記レーシング基板10に
適用する本発明に係る走行軌道変更装置を備えた走行体
16は、第1図に示すように、前輪18と後輪20とを備えた
車体22を有し、この車体22には後輪20を駆動するための
モータ24、軌道変更機構26、前輪18のステアリング制御
機構28、前記モータ24および軌道変更機構26を付勢する
ための電源用電池30がそれぞれ搭載されている。なお、
第1図に示していないが、走行体16には無線送信機等の
コントローラから送出される操作指令信号を受信してモ
ータ24の駆動制御と軌道変更機構26並びにステアリング
制御機構28の作動制御とを行うための制御回路が設けら
れる。なお、モータ24と後輪20との結合構成、ステアリ
ング制御機構28と前輪18との結合構成は、従来の無線操
縦走行玩具と同様に構成することができる。
し、このレーシング基板10には後述する走行体を案内す
るための複数本の無端スロット12が所定間隔離間して平
行に設けられ、さらにレーシング基板10の両側縁部には
走行体の飛び出しを防止するための側壁14,14が設けら
れる(第3図参照)。そこで、前記レーシング基板10に
適用する本発明に係る走行軌道変更装置を備えた走行体
16は、第1図に示すように、前輪18と後輪20とを備えた
車体22を有し、この車体22には後輪20を駆動するための
モータ24、軌道変更機構26、前輪18のステアリング制御
機構28、前記モータ24および軌道変更機構26を付勢する
ための電源用電池30がそれぞれ搭載されている。なお、
第1図に示していないが、走行体16には無線送信機等の
コントローラから送出される操作指令信号を受信してモ
ータ24の駆動制御と軌道変更機構26並びにステアリング
制御機構28の作動制御とを行うための制御回路が設けら
れる。なお、モータ24と後輪20との結合構成、ステアリ
ング制御機構28と前輪18との結合構成は、従来の無線操
縦走行玩具と同様に構成することができる。
しかるに、本実施例において、前記軌道変更機構26
は、第4図に示すように、電磁コイル32を備え、この電
磁コイル32の空芯部に可動鉄心34を挿通し、この可動鉄
心34の下端部をスプリング36で保持すると共にその先端
部にガイドピン38を同軸的に接続した構成からなる。さ
らに、前記電磁コイル32の上下端部にはそれぞれヨーク
40,42を設け、これらヨーク40,42の一部をそれぞれ一定
方向に突出させると共に互いに向き合うよう折曲して一
対の磁極部44,46を並設する(第5図参照)。従って、
このように構成した軌道変更機構26は、電磁コイル32の
付勢状態すなわち電流の流れる方向によって、磁極部4
4,46に起生する極性が変化すると共に可動鉄心34を吸引
保持してガイドピン38を上動させることができる。
は、第4図に示すように、電磁コイル32を備え、この電
磁コイル32の空芯部に可動鉄心34を挿通し、この可動鉄
心34の下端部をスプリング36で保持すると共にその先端
部にガイドピン38を同軸的に接続した構成からなる。さ
らに、前記電磁コイル32の上下端部にはそれぞれヨーク
40,42を設け、これらヨーク40,42の一部をそれぞれ一定
方向に突出させると共に互いに向き合うよう折曲して一
対の磁極部44,46を並設する(第5図参照)。従って、
このように構成した軌道変更機構26は、電磁コイル32の
付勢状態すなわち電流の流れる方向によって、磁極部4
4,46に起生する極性が変化すると共に可動鉄心34を吸引
保持してガイドピン38を上動させることができる。
そこで、前記軌道変更機構26に設けた磁極部44,46
は、ステアリング制御機構28のステアリングロッド48の
中央部に指向させると共に、このステアリングロッド48
の中央部に磁石50を取付け、この磁石50の一方の極性面
と近接対向させる。このように構成することにより、前
述した軌道変更機構26の付勢状態に応じて磁極部44,46
に起生する極性が定まり、磁石50がいずれか一方の磁極
部44または46に吸引され、これに伴いステアリングロッ
ド48が変位して前輪18のステアリング制御を行うことが
できる。そして、これと同時に走行体16の軌道変更を行
うことができる。
は、ステアリング制御機構28のステアリングロッド48の
中央部に指向させると共に、このステアリングロッド48
の中央部に磁石50を取付け、この磁石50の一方の極性面
と近接対向させる。このように構成することにより、前
述した軌道変更機構26の付勢状態に応じて磁極部44,46
に起生する極性が定まり、磁石50がいずれか一方の磁極
部44または46に吸引され、これに伴いステアリングロッ
ド48が変位して前輪18のステアリング制御を行うことが
できる。そして、これと同時に走行体16の軌道変更を行
うことができる。
第6図および第7図は、本発明に係るレーシング玩具
を最も好適に運転制御する制御回路の一実施例を示すも
のである。すなわち、走行体16に対しては、操作指令信
号を受信するピックアップコイル52を備えた受信回路54
を設け、この受信回路54で受信されたモータ駆動制御信
号をモータ駆動回路56へ転送してモータ24の駆動制御を
行い、後輪20の正転,逆転および停止を行う。また、前
記受信回路54で受信された軌道変更操作信号(ステアリ
ング制御信号も兼ねる)を軌道変更操作回路58へ転送し
て電磁コイル32の付勢操作を行い、ステアリングロッド
48とガイドピン38を変位させ、前輪18のステアリング制
御と走行体の軌道変更が達成される。また、この場合、
レーシング基板10上を走行する走行体16に対し、操作指
令信号を有効に送出するため、第3図に示すように合成
樹脂製レーシング基板10の両側壁14,14の外面に沿って
導電ライン60を張設し、この導電ライン60に対しコント
ローラ62からの操作指令を信号発信機64を介して導出す
ることにより、走行体16はレーシング基板10のいずれの
位置においても、ピックアップコイル52を介して適正な
操作指令信号を受信することができる。
を最も好適に運転制御する制御回路の一実施例を示すも
のである。すなわち、走行体16に対しては、操作指令信
号を受信するピックアップコイル52を備えた受信回路54
を設け、この受信回路54で受信されたモータ駆動制御信
号をモータ駆動回路56へ転送してモータ24の駆動制御を
行い、後輪20の正転,逆転および停止を行う。また、前
記受信回路54で受信された軌道変更操作信号(ステアリ
ング制御信号も兼ねる)を軌道変更操作回路58へ転送し
て電磁コイル32の付勢操作を行い、ステアリングロッド
48とガイドピン38を変位させ、前輪18のステアリング制
御と走行体の軌道変更が達成される。また、この場合、
レーシング基板10上を走行する走行体16に対し、操作指
令信号を有効に送出するため、第3図に示すように合成
樹脂製レーシング基板10の両側壁14,14の外面に沿って
導電ライン60を張設し、この導電ライン60に対しコント
ローラ62からの操作指令を信号発信機64を介して導出す
ることにより、走行体16はレーシング基板10のいずれの
位置においても、ピックアップコイル52を介して適正な
操作指令信号を受信することができる。
次に、前記構成からなる本発明レーシング玩具の走行
軌道変更装置の動作につき、さらに具体的に説明する。
軌道変更装置の動作につき、さらに具体的に説明する。
今、第2図において、走行体16がBスロット12を走行
しているものとする。この時、コントローラ62からの操
作指令によって、後輪20を駆動するモータ24の回転速度
を低下させ、Bスロット12の直線コースへ入って来た際
に、再びコントローラ62からの操作指令によって電磁コ
イル32を付勢させる。この場合、電磁コイル32の付勢状
態によって決定される磁極部44,46の極性に応じて磁石5
0がステアリングロッド48と共に所定方向に変位すると
同時に、可動鉄心34がスプリング36の弾力に抗して吸引
保持されてガイドピン38がBスロット12から外れる。こ
の結果、低速走行する走行体16は、隣接するAスロット
12またはBスロット12に向けて移動する。そして、走行
体16が目標位置に達した際に、コントローラ62からの操
作指令を解除すれば、ガイドピン38はスプリング36の弾
力作用により復帰して移動したスロット12内に嵌合し、
再び安定した軌道走行を行うことができる。
しているものとする。この時、コントローラ62からの操
作指令によって、後輪20を駆動するモータ24の回転速度
を低下させ、Bスロット12の直線コースへ入って来た際
に、再びコントローラ62からの操作指令によって電磁コ
イル32を付勢させる。この場合、電磁コイル32の付勢状
態によって決定される磁極部44,46の極性に応じて磁石5
0がステアリングロッド48と共に所定方向に変位すると
同時に、可動鉄心34がスプリング36の弾力に抗して吸引
保持されてガイドピン38がBスロット12から外れる。こ
の結果、低速走行する走行体16は、隣接するAスロット
12またはBスロット12に向けて移動する。そして、走行
体16が目標位置に達した際に、コントローラ62からの操
作指令を解除すれば、ガイドピン38はスプリング36の弾
力作用により復帰して移動したスロット12内に嵌合し、
再び安定した軌道走行を行うことができる。
前述した実施例から明らかなように、本発明によれ
ば、走行体に設けた軌道走行用のガイドピンを電磁コイ
ルによって軌道との係合離脱を可能とすると共に、この
電磁コイルの付勢状態によってそのヨークに起生する磁
極の変化を利用し、ステアリングロッドに永久磁石を設
けてこれを変位させてステアリング制御を行うことがで
きる。従って、従来の走行玩具の無線操縦システムをそ
のまま応用して簡便かつ確実な走行軌道変更を達成する
ことができる。
ば、走行体に設けた軌道走行用のガイドピンを電磁コイ
ルによって軌道との係合離脱を可能とすると共に、この
電磁コイルの付勢状態によってそのヨークに起生する磁
極の変化を利用し、ステアリングロッドに永久磁石を設
けてこれを変位させてステアリング制御を行うことがで
きる。従って、従来の走行玩具の無線操縦システムをそ
のまま応用して簡便かつ確実な走行軌道変更を達成する
ことができる。
特に、本発明に係る走行軌道変更装置は、電磁コイル
とガイドピンの組合せで構成し、しかもその制御システ
ムは従来の無線操縦によるステアリング制御システムを
そのまま適用することができるため、特別に制御回路を
設計する必要がなく、走行軌道変更の操作性に優れた著
しく興趣に富むレーシング玩具を低コストに提供するこ
とができる。
とガイドピンの組合せで構成し、しかもその制御システ
ムは従来の無線操縦によるステアリング制御システムを
そのまま適用することができるため、特別に制御回路を
設計する必要がなく、走行軌道変更の操作性に優れた著
しく興趣に富むレーシング玩具を低コストに提供するこ
とができる。
なお、前述した実施例においては、走行体に電源用電
池を内蔵した構成を示したが、走行軌道に沿って電源ラ
インを設け、外部電源によって走行体の駆動制御を行う
よう構成したレーシング玩具についても、本発明装置を
適用し得ることは勿論である。
池を内蔵した構成を示したが、走行軌道に沿って電源ラ
インを設け、外部電源によって走行体の駆動制御を行う
よう構成したレーシング玩具についても、本発明装置を
適用し得ることは勿論である。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本
発明は前述した実施例に限定されることはなく、本発明
の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更をな
し得ることは勿論である。
発明は前述した実施例に限定されることはなく、本発明
の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更をな
し得ることは勿論である。
第1図は本発明に係る走行軌道変更装置を備えたレーシ
ング玩具の走行体の一実施例を示す概略構成図、第2図
は第1図に示す走行体を走行させるレーシング基板の平
面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は第
1図に示す走行体のIV−IV線断面図であって軌道変更機
構の要部を示し、第5図は第1図に示す走行体のステア
リング制御機構を作動する軌道変更機構の外観斜視図、
第6図は第1図に示す走行体の駆動並びに作動制御を行
う制御回路のブロック結線図、第7図は走行体の遠隔操
縦を行う操作信号を送出する導電ラインの結線図であ
る。 10……レーシング基板、12……スロット 14……側壁、16……走行体 18……前輪、20……後輪 22……車体、24……モータ 26……軌道変更機構 28……ステアリング制御機構 30……電源用電池、32……電磁コイル 34……可動鉄心、36……スプリング 38……ガイドピン、40,42……ヨーク 44,46……磁極部、48……ステアリングロッド 50……磁石、52……ピックアップコイル 54……受信回路、56……モータ駆動回路 58……軌道変更操作回路、60……導電ライン 62……コントローラ、64……信号発信機
ング玩具の走行体の一実施例を示す概略構成図、第2図
は第1図に示す走行体を走行させるレーシング基板の平
面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は第
1図に示す走行体のIV−IV線断面図であって軌道変更機
構の要部を示し、第5図は第1図に示す走行体のステア
リング制御機構を作動する軌道変更機構の外観斜視図、
第6図は第1図に示す走行体の駆動並びに作動制御を行
う制御回路のブロック結線図、第7図は走行体の遠隔操
縦を行う操作信号を送出する導電ラインの結線図であ
る。 10……レーシング基板、12……スロット 14……側壁、16……走行体 18……前輪、20……後輪 22……車体、24……モータ 26……軌道変更機構 28……ステアリング制御機構 30……電源用電池、32……電磁コイル 34……可動鉄心、36……スプリング 38……ガイドピン、40,42……ヨーク 44,46……磁極部、48……ステアリングロッド 50……磁石、52……ピックアップコイル 54……受信回路、56……モータ駆動回路 58……軌道変更操作回路、60……導電ライン 62……コントローラ、64……信号発信機
Claims (4)
- 【請求項1】複数の案内軌道を並設した走行基板上に前
記案内軌道と係合するガイド部材を設けたモータ駆動走
行体を走行させるよう構成したレーシング玩具におい
て、前記ガイド部材を案内軌道に対し係合離脱させる電
磁コイルを設け、この電磁コイルの両極部にそれぞれ異
極性に励磁されるヨークを設けると共にこれらヨークの
一部を所定方向に突出させて並設し一対の磁極部を構成
し、前記磁極部に対向して車輪のステアリング制御を行
うロッドを揺動自在に配置しかつこのロッドの中央部に
磁石を取付けてこれを前記磁石部に近接配置することを
特徴とするレーシング玩具の走行軌道変更装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の走行軌道変更
装置において、案内軌道と係合するガイド部材はガイド
ピンからなり、このガイドピンを電磁コイルの一端にス
プリングを介して保持した可動鉄心の先端部に突設して
なるレーシング玩具の走行軌道変更装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の走行軌道変更
装置において、電磁コイルは無線操縦システムによって
それぞれ異なる極性に選択して付勢し得るよう構成して
なるレーシング玩具の走行軌道変更装置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載の走行軌道変更
装置において、走行基板の両側に導電ラインを配設して
このラインに操作指令信号を誘導し、走行基板上を走行
するモータ駆動走行体に設けたピックアップコイルに操
作指令信号を送出するよう構成してなるレーシング玩具
の走行軌道変更装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62227560A JP2525828B2 (ja) | 1987-09-12 | 1987-09-12 | レ―シング玩具の走行軌道変更装置 |
US07/221,466 US4878876A (en) | 1987-09-12 | 1988-07-19 | Apparatus for changing the running track of a racing toy |
DE8888113563T DE3873458T2 (de) | 1987-09-12 | 1988-08-20 | Geraet zum wechseln der fahrspur eines rennspielzeuges. |
EP88113563A EP0307659B1 (en) | 1987-09-12 | 1988-08-20 | An apparatus for transferring a running track of a racing toy |
AT88113563T ATE79048T1 (de) | 1987-09-12 | 1988-08-20 | Geraet zum wechseln der fahrspur eines rennspielzeuges. |
ES198888113563T ES2034069T3 (es) | 1987-09-12 | 1988-08-20 | Aparato para cambio de la via de movimiento de un juguete de carreras. |
GR920401870T GR3005541T3 (ja) | 1987-09-12 | 1992-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62227560A JP2525828B2 (ja) | 1987-09-12 | 1987-09-12 | レ―シング玩具の走行軌道変更装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6472784A JPS6472784A (en) | 1989-03-17 |
JP2525828B2 true JP2525828B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=16862820
Family Applications (1)
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