JP2022115307A - ホース用金属ワイヤの仕様決定方法およびホース - Google Patents

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Abstract

【課題】ホースの耐圧耐久性を効果的に向上させる適切な仕様の金属ワイヤを簡便に選定できる方法及び適切な仕様の金属ワイヤからなる補強層を備えたホースを提供する。【解決手段】ホース1の内面層2と外面層5との間に介在するスパイラル構造の補強層3を形成する金属ワイヤ4の最大引張応力Txに対する0.2%耐力Taの比率Ta/Txと、ホース1に対して所定内圧の条件下で繰り返し内圧を与える耐圧耐久試験の結果とに基づいて、耐圧耐久試験の結果が予め設定されている目標値を満足する比率Ta/Txの適切範囲Rを把握し、その把握した適切範囲Rである0.85以上0.99以下の比率Ta/Txを有する仕様の金属ワイヤ4を、ホース1の補強層3を形成する部材として選定する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ホース用金属ワイヤの仕様決定方法およびホースに関し、さらに詳しくは、ホースの耐圧耐久性をより効果的に向上させる適切な仕様の金属ワイヤを簡便に選定できるホース用金属ワイヤの仕様決定方法および適切な仕様の金属ワイヤにより形成されている補強層を備えたホースに関するものである。
油圧ホースや車両用エアコンディショナー用ホースなどには、高い内圧に耐えるために内面層と外面層との間に、例えば金属ワイヤが螺旋状に巻回されて形成されたスパイラル構造の補強層が介在している。ホースの耐圧耐久性を評価するには、ホースに対して所定の内圧を繰り返し負荷する耐圧耐久試験(インパルス試験)が行われている(例えば、特許文献1の段落0022~0026を参照)。
一方、補強層を形成する金属ワイヤに対しては疲労試験を実施して、金属ワイヤ単体の引張耐久性の程度を把握している。そして、例えば、ホースの使用条件下で金属ワイヤに作用する引張力を想定して、十分な引張耐久性を有する金属ワイヤが選定される。そして、選定された金属ワイヤにより形成された補強層を備えたホースに対して、インパルス試験を実施してホースが目標とする耐圧耐久性を有しているか否かが確認される。金属ワイヤ単体の疲労試験には相応の時間と手間を要するため、ホースの耐圧耐久性を効果的に向上させることができる適切な仕様の金属ワイヤを簡便に選定するには改善の余地がある。
特開2004-060747号公報
本発明の目的は、ホースの耐圧耐久性をより効果的に向上させる適切な仕様の金属ワイヤを簡便に選定できるホース用金属ワイヤの仕様決定方法および適切な仕様の金属ワイヤにより形成されている補強層を備えたホースを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のホース用金属ワイヤの仕様決定方法は、ホースの内面層と外面層との間に介在するスパイラル構造の補強層を形成する金属ワイヤの仕様を決定するホース用金属ワイヤの仕様決定方法であって、前記金属ワイヤの最大引張応力に対する0.2%耐力の比率と、前記ホースに対して所定内圧の条件下で繰り返し内圧を与える耐圧耐久試験の結果とに基づいて、前記耐圧耐久試験の結果が予め設定されている目標値を満足する前記比率の適切範囲を把握し、その把握した前記適切範囲の前記比率を有する仕様の金属ワイヤを前記ホースの前記補強層を形成する部材として選定することを特徴とする。
本発明のホースは、同軸状に積層されている内面層および外面層と、前記内面層と前記外面層との間に介在して、金属ワイヤで形成されているスパイラル構造の補強層とを備えたホースにおいて、前記金属ワイヤの最大引張応力に対する0.2%耐力の比率が0.85以上0.99以下であることを特徴とする。
本発明のホース用金属ワイヤの仕様決定方法によれば、金属ワイヤの最大引張応力に対する0.2%耐力の比率を利用する。この比率は、ホースの耐圧耐久性の程度に密接に関係するので、ホースの耐圧耐久性をより効果的に向上させる適切な仕様の金属ワイヤを、この比率に基づいて選定することが可能になる。しかもこの比率は、金属ワイヤ単体の引張試験を行うことで取得できるので、金属ワイヤ単体の疲労試験が不要になり、適切な仕様の金属ワイヤを簡便に選定することが可能になる。
本発明のホースによれば、前記比率が0.85以上0.99以下の仕様の金属ワイヤによって補強層が形成されているので、ホースの耐圧耐久性をより効果的に向上させるには有利になっている。
本発明のホースの実施形態を一部切開して例示する説明図である。 図1のホースを横断面視で例示する説明図である。 図1の金属ワイヤの引張応力と引張ひずみとの関係を例示するグラフ図である。 金属ワイヤの最大引張応力に対する0.2%耐力の比率と、ホースの耐圧耐久性試験の結果との関係を模式的に例示するグラフ図である。 図4に例示する関係を実測値で示すグラフ図である。
以下、本発明のホース用金属ワイヤの仕様決定方法およびホースを図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1、図2に例示する本発明のホース1の実施形態は、いわゆる油圧ホースや車両用エアコンディショナーの冷媒を流通させるエアコン用ホースとして使用される。ホース使用圧力は例えば15MPa以上50MPa以下の高圧ホースのカテゴリに属するホース1である。ホース外径は例えば20mm以上75mm以下、ホース内径は例えば10mm以上55mm以下である。
このホース1は、内周側から順に、内面層2、補強層3(3a、3b、3c、3d)、外面層5が同軸状に積層されている。さらに、ホース1の半径方向に隣り合って積層されている補強層3どうしの間には、層間ゴム層6が介在している。図面の一点鎖線CLは、ホース軸心を示している。
内面層2、外面層5は樹脂またはゴムにより形成される。内面層2、外面層5は樹脂とゴムの複層構造の場合も、ゴムのみで構成される場合も、樹脂のみで構成される場合もある。例えば、内面層2は、樹脂層の外周面にゴム層が積層された複層構造になることもある。内面層2、外面層5には、ホース1に対する要求性能に応じて適切な材料が選択され、適切な層厚が設定される。使用する材質は特に限定されないが、内面層2には例えば、ブチルゴム、ニトリルゴム、フッ素ゴム、塩素化ポリエチレン等、ナイロン11、ナイロン6、ナイロン6-66、EVOH等が用いられる。外面層5には例えばEPDM、シリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、エチレンアクリルゴム等が用いられる。
層間ゴム層6の層厚はホース外径等によって異なるが、例えば0.1mm以上0.5mm以下である。層間ゴム層6は半径方向に隣り合って積層されている補強層3どうしを接合して一体化させるとともに、これら補強層3どうしの緩衝材として機能し、さらにガスや水分等の透過を防止するバリアとして機能する場合もある。層間ゴム層6のゴム種としては、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、及び、そのブレンドゴム等を例示できる。
この実施形態では4層の補強層3を備えたホース1になっている。補強層3は、金属ワイヤ4をホース軸心CLに対して所定の編組角度A(A1、A2、A3、A4)で螺旋状に巻き付けたスパイラル構造になっている。具体的には、最内周の補強層3aでは編組角度A1に設定され、順次外周側に位置する補強層3b、3c、3dでは編組角度A2、A3、A4に設定されている。半径方向に隣り合って配置されている補強層3どうしの金属ワイヤ4の巻き付け方向は反対になっている。
それぞれの編組角度A1~A4は52°以上57°以下に設定されている。この実施形態では、それぞれの編組角度A1~A4は実質的に同じになっているが、外周側の補強層3になる程、編組角度Aを大きくすることも、小さくすることもできる。
補強層3の積層数は例えば2以上8以下であり、所望の複数の積層数が採用される。それぞれの補強層3は同じ仕様の金属ワイヤ4によって形成されていて、この実施形態ではすべての補強層3は実質的に同じ仕様になっている。
金属ワイヤ4は複数の金属素線を撚り合わせて構成されている。金属ワイヤ4としては、一般的なゴムホースの補強層を形成する部材として使用されている種々の鋼線が用いられる。金属ワイヤ4の線径は例えば0.20mm以上1.00mm以下である。
金属ワイヤ4の最大引張応力Txに対する0.2%耐力Taの比率Ta/Txは、0.85以上0.99以下である。比率Ta/Txは、0.90以上0.94以下であることがより好ましい。
最大引張応力Txはいわゆる金属ワイヤ4の引張強さであり、最大引張応力Txおよび0.2%耐力Taは、JIS Z 2241:2011に規定されている金属材料引張試験方法に準拠した引張試験によって得られる値である。最大引張応力Txは、図3に例示する金属ワイヤ4の応力-ひずみ曲線Dによって把握される。この曲線Dの弾性変形域(図3の一点鎖線L1)を横軸方向に0.2%のひずみ分だけオフセットさせた一点鎖線L2と曲線Dとの交点での引張応力が0.2耐力Taとして把握される。
この金属ワイヤ4の仕様は、本発明のホース用金属ワイヤの仕様決定方法によって決定されている。この仕様決定方法の手順の一例を説明する。
まず、候補となる種々の仕様の金属ワイヤ4に対して応力―ひずみ曲線Dを得るために上述した引張試験を行う。この引張試験によって、それぞれの金属ワイヤ4の最大引張応力Txおよび0.2%耐力Taを把握して、比率Ta/Txを算出する。
また、それぞれの金属ワイヤ4により形成されたスパイラル構造の補強層3を備えたホース1を製造し、それぞれのホース1に対して所定内圧を繰り返し負荷する耐圧耐久試験を行い、その結果を把握する。この耐圧耐久試験は、直線状に延在させたホース1の内部に液体を充填して、所定の周波数で繰り返し内圧を負荷してホース1が破損するまで行い、破損するまでに内圧を与えた回数を測定結果として把握する。例えば、100℃程度の作動油をホース1に充填して、42MPa×150%の内圧を周波数1.33Hzの台形波によって負荷する。
耐圧耐久試験でのホース1に充填する液体の種類や温度、ホース1に負荷する内圧の大きさ、周波数およびその波形の種類(台形波、三角波、sin波など)は、上述した条件に限定されず、ホース1の使用条件に応じて若干変更することができる。ホース1に対する要求性能として、この耐圧耐久試験の結果(耐久回数)に対しては予め目標値Gが設定されている。
次いで、算出した比率Ta/Txと、耐圧耐久試験の結果(耐久回数)とに基づいて、目標値Gを満足する比率Ta/Txの適切範囲Rを把握する。この比率Ta/Txは、ホース1の耐圧耐久性の程度に密接に関係していて、図4に例示するように、ホース1の耐圧耐久性(耐久回数)を向上させるには、比率Ta/Txを特定の範囲にするとよい。即ち、本願発明者は、図4に例示するように、ホース1の耐圧耐久性をピーク状態にさせる比率Ta/Txの適切範囲Rが存在することを見出し、本発明を創作している。
図4では、耐久回数が目標値G以上になる比率Ta/Txの範囲が適切範囲Rとなる。その把握した適切範囲Rの比率Ta/Txを有する仕様の金属ワイヤ4をホース1の補強層3を形成する部材として選定する。尚、比率Ta/Txを異ならせるには、金属ワイヤ4の線径、材質、熱処理、撚り数、構造(金属素線の数など)等のうちの1項目または複数項目を組み合わせて異ならせる(変化させる)。
したがって、この比率Ta/Txを利用することで、ホース1の耐圧耐久性をより効果的に向上させる適切な仕様の金属ワイヤ4を選定することが可能になる。そして、この比率Ta/Txは、金属ワイヤ4単体の引張試験を行うことで取得できる。従来のように金属ワイヤ4単体の疲労試験を行う必要がないので、簡便に適切な仕様の金属ワイヤ4を選定することができる。
図1、2に例示するような高圧ホースの一般的な構造の場合、比率Ta/Txが0.85以上0.99以下であると、ホース1の耐圧耐久性を向上させるには有利になる。したがって、比率Ta/Txが0.85以上0.99以下の金属ワイヤ4によって補強層3が形成されている本発明のホース1では耐圧耐久性をより効果的に向上させるには有利になっている。
ホース1の耐圧耐久性を効率的に向上させるには、比率Ta/Txを0.94以下にすることがより好ましい。同様に、比率Ta/Txを0.90以上にすることがより好ましい。比率Ta/Txの適切範囲Rは、ホース1が既述した通常採用される高圧ホースの構造であれば、大幅に変化することは無い。
表1に示すように、金属ワイヤの仕様のみを4種類(実施例1~3、比較例)に異ならせて、図1~図2に例示する構造のホースの試験サンプルを製造した。それぞれの金属ワイヤは金属素線を撚り合わせて構成された線径0.38mmの鋼線(ブラスめっきされたスチールワイヤ)である。補強層の積層数は4であり、それぞれの補強層での金属ワイヤの編組角度Aは概ね同じであり、54°~55°程度である。それぞれの層間ゴム層の層厚は0.3mm程度である。内面層はアクリロニトリル・ブタジエンゴム及びスチレンブタジエンゴム、外面層はクロロプレンゴム及びスチレン・ブタジエンゴム、層間ゴム層はアクリロニトリル・ブタジエンゴムにより形成されている。
それぞれの試験サンプルに対して、約100℃の作動油を内部に充填して、42MPa×150%の内圧を周波数1.33Hzの台形波によって負荷する上述の耐圧耐久試験を行った。その結果は表1、図5に示すとおりである。図5は表1の結果をプロットしたグラフ図である。耐久回数の目標値Gは100万回であり、実施例1では耐久回数が200万回を超えても試験サンプルに破損が生じないため試験を途中で中止した。
Figure 2022115307000002
表1、図5の結果から、比率Ta/Txが0.93以上0.99以下である実施例1~3は、耐久回数の目標値を満足する耐圧耐久性を有していることが分かる。また、比率Ta/Txが0.93近傍の場合に、耐久回数がピークになると推測される。
1 ホース
2 内面層
3(3a、3b、3c、3d) 補強層
4 金属ワイヤ
5 外面層
6 層間ゴム層
CL ホース軸

Claims (4)

  1. ホースの内面層と外面層との間に介在するスパイラル構造の補強層を形成する金属ワイヤの仕様を決定するホース用金属ワイヤの仕様決定方法であって、
    前記金属ワイヤの最大引張応力に対する0.2%耐力の比率と、前記ホースに対して所定内圧の条件下で繰り返し内圧を与える耐圧耐久試験の結果とに基づいて、前記耐圧耐久試験の結果が予め設定されている目標値を満足する前記比率の適切範囲を把握し、その把握した前記適切範囲の前記比率を有する仕様の金属ワイヤを前記ホースの前記補強層を形成する部材として選定することを特徴とするホース用金属ワイヤの仕様決定方法。
  2. 同軸状に積層されている内面層および外面層と、前記内面層と前記外面層との間に介在して、金属ワイヤで形成されているスパイラル構造の補強層とを備えたホースにおいて、
    前記金属ワイヤの最大引張応力に対する0.2%耐力の比率が0.85以上0.99以下であることを特徴とするホース。
  3. 前記比率が0.94以下である請求項2に記載のホース。
  4. 前記金属ワイヤの線径が0.20mm以上1.00mm以下であり、前記補強層の積層数が2以上8以下である請求項2または3に記載のホース。
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