JP2022099499A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】機体の前後、左右の重量バランスを保持し、点検、整備の向上を図ることを目的とする。【解決手段】左右に走行クローラ(2),(2)を備えた車体(1)上の左側に刈取後の穀稈を供給して脱穀処理する脱穀部(3)を、その右側には収穫された穀物を一時的に貯留するグレンタンク(6)を搭載し、グレンタンクの後部に立設されて貯留される穀物を機外に排出する排出揚穀筒(7)を備えたコンバインにおいて、グレンタンク前方の運転部下方位置に搭載されたエンジンと連通する第1燃料タンク(10)と、第1燃料タンクに連通する第2燃料タンク(11)を車体の後端部において右側と左側とに分割状態で横方向に並設し、左側の第2燃料タンク(11)は脱穀部(3)側後部に配置し、右側の第1燃料タンク(10)は脱穀部(3)とグレンタンク(6)側の排出揚穀筒(7)との間に配置する。【選択図】図3
Description
この発明は、コンバインに搭載する燃料タンクに関する。
特許文献1に開示されたコンバインには、2個の燃料タンクが搭載され、エンジンに連通する後部の第1燃料タンクは、長手方向が前後方向に沿うように(脱穀部とグレンタンクの間)搭載され、第2燃料タンクは、機体後部の左側において長手方向が左右横方向に沿うように搭載されている。
この種の燃料タンクの配置構成にあっては、特に、メインの第1燃料タンクは、脱穀部とグレンタンとの間の空間部を利用して搭載しているため、着脱作業に手間がかかるばかりでなく、点検、整備にも容易にはし難い。
本発明は、第1燃料タンクと第2燃料タンクを機体後部側で左右に並設することで、機体の前後、左右の重量バランスを保持し、点検、整備の向上を図ることを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、左右に走行クローラ(2),(2)を備えた車体(1)上左側に刈取後の穀稈を供給して脱穀処理する脱穀部(3)を、その右側には収穫された穀物を一時的に貯留するグレンタンク(6)を搭載し、グレンタンクの後部に立設されて貯留される穀物を機外に排出する排出揚穀筒(7)を備えたコンバインにおいて、グレンタンク前方の運転部下方位置に搭載されたエンジン(E)と連通する第1燃料タンク(10)と、第1燃料タンクに連通する第2燃料タンク(11)を車体の後端部において右側と左側とに分割状態で横方向に並設し、左側の第2燃料タンク(11)は脱穀部(3)側後部に配置し、右側の第1燃料タンク(10)は脱穀部(3)とグレンタンク(6)側の排出揚穀筒(7)との間に配置してあることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1において、前記第1燃料タンク(10)には、底部を左右の走行クローラ(2),(2)間の中央部付近において車体の上面より下方に大きく膨出する膨出部(10a)を設けてあることを特徴とする。
以上要するに、請求項1記載の本発明によれば、第1燃料タンクと第2燃料タンクは車体後端側で左右横方向に並設して搭載する構成であるため、機体の前後、左右の重量バランスが保持でき、いづれの燃料タンクにおいても機体後部側からの点検、整備が容易にでき、燃料補給も後側から容易にできる。
請求項2記載の本発明によれば、請求項1記載の効果に加えて、第1燃料タンクは、膨出部の成型によって燃料タンクの増量アップを図ることができ、しかも、タンク自体の強度アップも可能となる。また、膨出部が左右走行クローラ間の中央部付近であるため、走行障害にならず、低位にして安定良く保持できる。
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1~図3は、コンバインの要部を示すものであり、この走行車体1には、下方に左右一対の走行クローラ2,2を備え、刈取部からの刈取穀稈を供給してフイードチエンにより送りながら脱穀処理する脱穀部(脱穀装置)3が車体1の左側に搭載され、車体1の右側には、刈取部の横側部において操作ボックス4や運転席5(運転席の下方にはコンバイン各部に動力を伝達するエンジンEが搭載されている)等からなる運転操作部と、その運転操作部の後方で脱穀部の横側部には、脱穀粒を一時的に貯留するグレンタンク6が装備されている。
グレンタンク6内の穀粒が一杯になると、グレンタンク6の後部に立設された排出揚穀筒7に対し、上下に昇降並びに左右に旋回可能な排出オーガ8によって外部に排出するようになっている。
図3に示すように、グレンタンク6の下部は、漏斗状に形成され、底面が傾斜して穀粒の流下を促進する構成となっている。
なお、脱穀部の後部とグレンタンク側にわたって排藁を切断処理する排藁切断装置(排藁カッター)9が装備されている。
運転席5下方のエンジンEに連通接続する樹脂製の第1燃料タンク10と、該第1燃料タンク10に連通する樹脂製の第2燃料タンク11とが、車体1の後端部において右側と左側とに二つに分割された状態で横方向に並列載置されている。
なお、第1燃料タンク10と第2燃料タンク11とは、燃料が相互に流通するようにロワーホースを介して連通されるようになっている。
第2燃料タンク11は、脱穀部3側に対応する(脱穀部の左側板12Lと右側板12Rとの間)後部に配置され、第1燃料タンク10は、脱穀部3とグレンタンク6側の排出揚穀筒7との間に配置されている。
第1燃料タンク10には、増量アップのため、車体より下方に向けて大きく膨出するように膨出部11aが一体成形されている。この膨出部10aは、左右走行クローラ2,2間の中央付近に位置し、中央のミッションより下方へは露出しないようになっている。
従って、第1燃料タンクは増量アップにもかかわらず低位にして安定良く保持されることになる。
燃料の補給は、第1燃料タンク10側から給油するようになっており、給油口を有する給油ホース13をグレンタンク6と排出揚穀筒7との間を通して保持し、外部から給油できるようになっている。
なお、第1燃料タンク10は、脱穀部3下部の揺動選別装置の側部に位置する揺動バランスウエイト14より下方位置に設定している(図3参照)。
排藁カッター9は、図4に示すように、グレンタンク6側まで幅広く構成されているため、切り藁が左右の燃料タンク側に飛散し堆積するが、図5に示すように、カッター下方のスカート部15によって、カッターの切り藁が飛散しないように内側が垂直上に案内落下するよう構成され、燃料タンク10,11上に堆積するのを防止することができる。
図6~図8に示す実施例は、第1、第2燃料タンクを左右一体的に成形したものであるが、第1燃料タンク10に相当する膨出部10aは、前述の分割タンクと同様に、左右の走行クローラ2,2間でその中央付近に設定している。
また、第1燃料タンクに相当する部分には、上方にも膨出部10bが一体成形されており、容量の増大を図るようにしている。
また、一体成形の樹脂製燃料タンクの右側部分は、脱穀部の2番揚穀筒16の後方位置に設けた構成になっている。
1 車体
2 走行クローラ
3 脱穀部
6 グレンタンク
7 排出揚穀筒
10 第1燃料タンク
11 第2燃料タンク
10a 第1燃料タンクの膨出部
E エンジン
2 走行クローラ
3 脱穀部
6 グレンタンク
7 排出揚穀筒
10 第1燃料タンク
11 第2燃料タンク
10a 第1燃料タンクの膨出部
E エンジン
Claims (2)
- 左右に走行クローラ(2),(2)を備えた車体(1)上左側に刈取後の穀稈を供給して脱穀処理する脱穀部(3)を、その右側には収穫された穀物を一時的に貯留するグレンタンク(6)を搭載し、グレンタンク(6)の後部に立設されて貯留される穀物を機外に排出する排出揚穀筒(7)を備えたコンバインにおいて、グレンタンク(6)前方の運転部下方位置に搭載されたエンジン(E)と連通する第1燃料タンク(10)と、第1燃料タンクに連通する第2燃料タンク(11)を車体(1)の後端部において右側と左側とに分割状態で横方向に並設し、左側の第2燃料タンク(11)は脱穀部(3)側後部に配置し、右側の第1燃料タンク(10)は脱穀部(3)とグレンタンク(6)側の排出揚穀筒(7)との間に配置してあることを特徴とするコンバイン。
- 前記第1燃料タンク(10)には、底部を左右の走行クローラ(2),(2)間の中央部付近において車体の上面より下方に大きく膨出する膨出部(10a)を設けてあることを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020213292A JP2022099499A (ja) | 2020-12-23 | 2020-12-23 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020213292A JP2022099499A (ja) | 2020-12-23 | 2020-12-23 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022099499A true JP2022099499A (ja) | 2022-07-05 |
Family
ID=82269497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020213292A Pending JP2022099499A (ja) | 2020-12-23 | 2020-12-23 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022099499A (ja) |
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2020
- 2020-12-23 JP JP2020213292A patent/JP2022099499A/ja active Pending
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