JP2022094764A - ブラケットおよび什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ブラケットの抜き止め部を外観から見えない位置に取り付けることで意匠性を確保しつつ、抜け止め部にアクセスしにくくするブラケットおよび什器を提供する。【解決手段】ブラケット33は、被取付面に形成された係合穴25に係合され、係合穴25に挿入される。ブラケット33は、係合穴25に係合された係合状態と、係合穴25から引き抜き可能な解除状態とを有する。ブラケット33は、係合爪が係合状態から解除状態へ移動することを規制する抜け止め部を有する。係合爪は、ブラケット本体に対して第2方向一方側に位置をずらして配されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ブラケットおよび什器に関する。
従来より、スリット孔が形成された支柱に取付け可能なブラケットとして、後端にスリット孔に挿入可能な鉤型の係合爪を備え、係合爪をスリット孔に挿入してスリット孔の端部に位置させることで係合爪が支柱に係合するブラケットが知られている(特許文献1)。また、これらのブラケットが支柱に対して外れないようにするために、係合爪がスリット孔に挿入係合した状態で、係合爪が挿入されたスリット孔の残余の孔部分に対して抜け止め部材を挿入する方法が知られている(特許文献2)。
特開2001-008748号公報 特開2018-051203号公報
特許文献2に記載のブラケットは、抜け止め部材が外観に現れるため、意匠性に欠けていた。また、抜け止め部材に外側から容易アクセス可能であるため、不必要に抜け止め部材が取り外される恐れがあった。
そこで、本発明は、ブラケットの抜き止め部を外観から見えない位置に取り付けることで意匠性を確保しつつ、抜け止め部にアクセスしにくくするブラケットおよび什器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るブラケットは、被取付面に形成された係合穴に係合されるブラケットであって、前記係合穴に挿入されるとともに、前記係合穴に係合された係合状態と前記係合穴から引き抜き可能な解除状態との間で、前記被取付面に沿う第1方向に移動可能な係合爪と、前記被取付面の前方に配され、前記被取付面に沿い前記第1方向に交差する第2方向を厚さ方向とした板状部を有するブラケット本体と、前記係合爪と前記ブラケット本体を接続する接続部と、前記係合状態の前記係合爪と共に前記係合穴に挿入され、前記係合爪が前記係合状態から前記解除状態へ移動することを規制する抜け止め部とを有し、前記係合爪は、前記板状部に対して前記第2方向一方側に位置をずらして配されている。
本態様によれば、係合爪はブラケット本体の板状部に対して第2方向一方側に位置をずらして配されているため、第2方向他方側から見て、係合爪とともに係合穴に挿入される抜け止め部を見えにくくすることができる。また、抜け止め部を第2方向他方側からアクセスしにくい位置に設けることができる。
上記態様のブラケットは、前記係合穴に前記係合爪が係合された状態で前記ブラケット本体と前記被取付面との前後方向の離間距離は、前記板状部の前記第2方向他方側の面から前記係合爪までの第2方向の距離よりも小さくてもよい。
上記態様のブラケットは、板状部と抜け止め部が第2方向に離間していて、その距離が、ブラケット本体と被取付面との前後方向の離間距離、すなわち抜け止め部へアクセスするための隙間よりも大きいことで、外部から抜け止め部に対して、よりアクセスしにくくなる。
上記態様のブラケットにおいて、前記ブラケット本体は、前記板状部の前記第2方向一方側に設けられ、前後方向に貫通する貫通孔が形成された補強部材を有し、前記抜け止め部は、前記貫通孔に貫通する貫通部と、貫通部から延びて前記係合穴に挿入される嵌合部とを有してもよい。
上記態様のブラケットによれば、ブラケット本体の補強部材に対して、抜け止め部がより強固に固定され、ブラケットの係合状態をより確実に維持することができる。
上記態様のブラケットにおいて、前記抜け止め部を前記補強部材に固定する固定部材を有してもよい。
上記態様のブラケットによれば、固定部材により、抜け止め部を補強部材により強固に固定することができる。
本発明の他の態様に係る什器は、上記態様に係るブラケットと、上下方向に沿って延び、上下方向を前記第1方向として前記係合穴が形成された前記被取付面を有する支柱と、前記ブラケットに対して前記第2方向一方側に配され、前記ブラケットに保持される収納部と、を備え、前記抜け止め部は前記ブラケットと前記収納部との間に配されている。
上記態様に什器によれば、抜け止め部は上記のとおり第2方向他方側からアクセスしにくい位置であるとともに、さらに第2方向一方側からも収納部によってアクセスしにくい位置であることで、抜け止め部をより取り外しにくい構造とすることができる。
上述した本発明の態様によれば、ブラケットの抜き止め部を外観から見えない位置に取り付けることで意匠性を確保しつつ、抜け止め部にアクセスしにくくするブラケットおよび什器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る什器の斜視図である。 本発明の実施形態に係る什器の部分拡大図である。 本発明の実施形態に係るブラケットの斜視図である。 図3のIV-IV断面図である。 図4のV-V断面図である。 本発明の実施形態に係るブラケットの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るブラケットの解除状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るブラケットの変形例を示す断面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下で説明する実施形態や変形例において、対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。なお、以下の説明において、例えば「平行」や「直交」、「中心」、「同軸」等の相対的又は絶対的な配置を示す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差や同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
[什器1]
図1は、什器1の斜視図である。図2は、什器1から、後述する収納部60を取り外した部分拡大図である。
本実施形態に係る什器1は、例えば薬品保存庫であって、薬品を収納するために用いられる。
什器1は、床面F上に設置されている。什器1は、床面Fから上方に延びている。
以下、什器1の高さ方向を上下方向D1(例えば、請求項の「第1方向」に相当)といい、上下方向に直交する2方向をそれぞれ左右方向D2(例えば、請求項「第2方向」に相当)、前後方向D3(例えば、請求項の「前後方向」に相当)という。この場合、左右方向D2とは、後述する支柱22が並ぶ方向である(什器1の幅方向)。前後方向D3とは、左右方向D2に直交する方向であって、什器1の奥行方向である。以下の説明に用いる図中において、矢印UPは上方、矢印FRは前方、矢印LHは左方をそれぞれ示している。
什器1は、床面F上に設けられた支持体2と、支持体2に支持された什器本体3とを備える。
<支持体2>
本実施形態において、支持体2は、脚部21と、支柱22と、下部連結部材23と、上部連結部材24と、を備えている。
脚部21は、床面F上に設けられている。脚部21は、左右方向D2に離間して一対設けられている。脚部21は、脚部本体21aと、アジャスタ21bと、を有している。脚部本体21aは、前後方向D3に延びる角筒状の部材である。アジャスタ21bは、脚部本体21aの前後方向D3両端部に1個ずつ設けられている。アジャスタ21bは、脚部本体21aと床面Fとの間に介在している。脚部本体21aは、アジャスタ21bを介して床面Fに接地している。
支柱22は、左右方向D2に離間して一対設けられている。支柱22は、対応する脚部本体21aの後端部から上方に延びている。
支柱22の前壁22aが有する側面うち、前方を向く被取付面22bには、係合穴25が複数設けられている。複数の係合穴25は、上下方向D1で等間隔に設けられている。上下方向D1に並ぶ係合穴25の列は、左右方向D2に2列設けられている。係合穴25は、前壁22aを前後方向D3に貫通している。係合穴25は、上下方向D1に延びる矩形状に形成されている。
下部連結部材23は、一対の支柱22の下部を連結している。下部連結部材23は、第1下部ビーム23aと、第2下部ビーム23bと、を有している。
第1下部ビーム23aは、左右方向D2に延びている。第1下部ビーム23aは、左右方向D2断面視で、下方に開口するC字状に形成されている。第1下部ビーム23aの左右方向D2両端部は、支柱22の下端部に固定されている。第1下部ビーム23aの左右方向D2両端部は、支柱22における左右方向D2内側を向く部分(内側壁22c)に固定されている。
第2下部ビーム23bは、第1下部ビーム23aより上方に設けられている。第2下部ビーム23bは、左右方向D2に延びている。第2下部ビーム23bは、左右方向D2断面視で、下方に開口するC字状に形成されている。第2下部ビーム23bの左右方向D2両端部は、支柱22に固定されている。第2下部ビーム23bの左右方向D2両端部は、支柱22の内側壁22cに固定されている。
上部連結部材24は、一対の支柱22の上部を連結している。上部連結部材24は、上部ビーム24aと、L字ブラケット24bと、を有している。
上部ビーム24aは、左右方向D2に延びている。上部ビーム24aは、左右方向D2断面視で、下方に開口するU字状に形成されている。
L字ブラケット24bは、上部ビーム24aの左右方向D2両端部に1個ずつ設けられている。L字ブラケット24bは、対応する支柱22の内側壁22cに取り付けられている。一対のL字ブラケット24bは、不図示のフックにより、上部ビーム24aを支持している。
<什器本体3>
什器本体3は、支持体2に支持されている。具体的に、什器本体3は、左右方向D2に離間している一対の支柱22の前方に位置し、支柱22の前壁22aで支持されている。
什器本体3は、取付ベース30と、収納部60と、を備えている。
<<取付ベース30>>
図3は、取付ベース30の斜視図である。図4は、図3に示す取付ベース30のIV-IV断面図である。図5は、図4に示す取付ベース30のV-V断面図である。図6は、取付ベース30の分解斜視図である。
取付ベース30は、前後方向D3に開口する角筒状に形成されている。取付ベース30は、左右方向D2の両端部が支柱22に前方から取り付けられている。取付ベース30は、上板31と、下板32と、側板を構成するブラケット33とを備えている。
上板31および下板32は、長方形の板であり、平面視で長手方向が左右方向D2になるように配置されている。上板31および下板32は、正面視で左右方向D2に平行に配置されている。上板31は、左右方向D2に離間している一対の支柱22の間に配置されている。下板32は、上板31よりも下側で、左右方向D2に離間している一対の支柱22の間に配置されている。
ブラケット33は、一対が左右方向D2に離間して設けられている。図1および図2に示すように、ブラケット33は、対応する支柱22の前壁22aに設けられている。ブラケット33は、左右対称の部材である。したがって、以下の説明では一方のブラケット33(正面視で什器1の右側のブラケット33)を例にして説明する。
図1~図2に示すとおり、ブラケット33は、上板31と、下板32との間に設けられている。図3~6に示すとおり、ブラケット33は、前壁22aに支持されている。
ブラケット33は、取付部34と、抜け止め部40とを備えている。
取付部34は、係合穴25に係止されることで、前壁22aに着脱可能に取り付けられる。取付部34は、係合穴25で前壁22aに支持され、前壁22aから前方に延びる部材である。
取付部34は、ブラケット本体35と、係合爪(第1係合爪35c及び第2係合爪35d)と、接続部35bと、を備えている。
ブラケット本体35は、正面視で什器1の右側に位置する側板部(請求項の「板状部」に相当)35aと、補強部材38とを備えている。
側板部35aは、前壁22aから前方に延び、左右方向D2を厚さ方向とする板状の部材である。図1および図2に示すように、側板部35aは、上板31の右端部から下板32の右端部まで設けられている。
側板部35aの前端部80(図2参照)は、正面視で左方向に向かって垂直に屈曲し、さらに後方に向かって垂直に屈曲している。前端部80の下端には、下板32が挿入される下板挿入部81が設けられている。側板部35aの下端部82は、正面視で左方向に向かって垂直に屈曲している。下端部82は、下板32が挿入されたときに、下板32を保持することができる。正面視において、前端部80の下端は、下端部82よりも上方に設けられており、前端部80の下端と、下端部82とで形成する隙間に下板32を挿入することができる。
接続部35bは、側板部35aと、第1係合爪35cおよび第2係合爪35dとを接続する。図3~5に示すように、本実施形態において、接続部35bは、側板部35aの後端部から左右方向D2左側(請求項の「第2方向一方側」に相当)に延びている。接続部35bは、前後方向D3において前壁22aに平行に延びている。同様に、接続部35bは、上下方向D1において前壁22aに対して平行に延びている。
第1係合爪35cおよび第2係合爪35dは、接続部35bの内側端部(左側端部)から後方に突出している。第1係合爪35cおよび第2係合爪35dは、上下方向D1に直線上に配列している。第1係合爪35cおよび第2係合爪35dは、対応する係合穴25にそれぞれ係合されている。
第1係合爪35cおよび第2係合爪35dは、正面視において、側板部35aよりも左右方向D2左側に位置をずらして配されている。
第1係合爪35cは、側板部35aの後方上端部に位置する。第1係合爪35cは、側面視で碇状に形成されており、基部70と、第1鉤部36と、第2鉤部37を備える。基部70は、接続部35bの左側端部から後方へ延びて係合穴25に挿入されている。基部70は、第1係合爪35cが係合穴25に係合された状態において、係合穴25の開口部下端に配され、上方に移動可能な隙間Sを有している。第1鉤部36は基部70から上方に延びている。
第1鉤部36は、上端部36aと、係止部36bと、凹部36cとを備えている。第1鉤部36の上端部36aは、側板部35aの上端部よりも上方に位置している。係止部36bは、上端部36aよりも下方に設けられ、前壁22aの内部側面22d(図4および図5参照)に当接している。凹部36cは、係止部36bの下端部と接続部35bの内側端部との間に設けられた凹部である。凹部36cは、係止部36bよりも什器1の後方に向かって凹んでいる。前壁22aの内部側面22dと、凹部36cの間には空間が形成されている。
第2係合爪35dは、第1係合爪35cよりも下方に複数設けられている。第2係合爪35dは、第1係合爪35cとは異なる形状である。第2係合爪35dは、側面視でL字状に形成されており、第1係合爪35cと同様の基部70と、第3鉤部71とを備える。基部70は、第2係合爪35dが係合穴25に係合された状態において、係合穴25の下端に配され、上方に移動可能な隙間Sを有している。第3鉤部71は、基部70から下方に延びている。
本実施形態において、第2係合爪35dは、上下方向D1に間隔を空けて6個設けられている。6個設けられている第2係合爪35dのうち、一番上に設けられている第2係合爪35dは、第1係合爪35cが係合されている係合穴25の1つ下の係合穴25に係合されている。残りの5個の第2係合爪35dは、一番上に設けられている第2係合爪35dが係合している係合穴25の下方に設けられている係合穴25にそれぞれ係合されている。
図7に示すように、第1係合爪35cおよび第2係合爪35dが、前後方向D3に移動可能な状態を解除状態P1という。具体的に、第1係合爪35cおよび第2係合爪35dが、係合穴25から取り外しできる状態を解除状態P1という。解除状態P1において、第2鉤部37および第3鉤部71と、前壁22aとが正面視で重なり合っていない。
第1係合爪35cおよび第2係合爪35dが、係合穴25に係合された状態において、係合穴25の開口部下端に配され、上方に移動可能な隙間Sを有している状態を係合状態P2という。具体的には、図3~図6に示すように、第1係合爪35cおよび第2係合爪35dが、前後方向D3に移動することができない状態を係合状態P2という。係合状態P2においては、抜け止め部40が第2係合爪35dとともに係合穴25内に挿入可能になっている。係合状態P2には、抜け止め部40が第2係合爪35dとともに係合穴25内に挿入され、取付部34の上下方向D1への移動が規制されている状態(ロック状態)も含まれる。
本実施形態では、補強部材38は、ブラケット本体35に対して2個設けられている。2個の補強部材38として、第1補強部材381と、第2補強部材とが設けられている。補強部材38は、正面視で側板部35aの第2方向一方側の側面(左右方向D2左側側面)に設けられている。補強部材38は、上板31の底面から下板32の上面に亘って上下方向D1に延びている。第1補強部材381は、第2補強部材382よりも後方側に配置されている。第2補強部材382は、側面視で側板部35aの中央付近に配置されている。
補強部材38は、上下方向D1断面視でハット型に形成され、左右方向D2内側に突出している。補強部材38は、側板部35a(ブラケット本体35)の上端部から下端部まで設けられている。
具体的に、補強部材38は、前後方向D3に沿う第1壁38aと、第1壁38aから断面視で左方向に垂直に屈曲する第2壁38bと、第2壁38bから断面視で後方に垂直に屈曲する第3壁38cと、第3壁38cから断面視で右方向に垂直に屈曲する第4壁38dと、第4壁38dから断面視で後方に垂直に屈曲する第5壁38eとを備えている。第5壁38eは、第1壁38aよりも接続部35bに近い位置に配され、接続部35bに対して平行に配置される。
補強部材38を構成する面のうち、第1壁38aおよび第5壁38eは、側板部35aに対して溶接等により固定されている。
なお、本実施形態において、側板部35aと、第1補強部材381および第2補強部材382とは、異なる部材で形成されているが、一体形成されていてもよい。
補強部材38のうち、少なくとも第1補強部材381には、貫通孔39が設けられている。貫通孔39は、補強部材38を構成する面のうち、第2壁38bと第4壁38dとを前後方向D3に貫通する孔であり、第2壁38bおよび第4壁38dにそれぞれ設けられている。第2壁38bのうち、第1壁38aの接続部分に近い位置に貫通孔39bが設けられている。また、第4壁38dのうち、第5壁38eとの接続部分に近い位置に貫通孔39dが設けられている。第2壁38bおよび第4壁38dにそれぞれ設けられている2つの貫通孔39b、39dは、正面視で重なり合う位置に形成されている。貫通孔39b、39dは、上下方向D1に長手方向を有する矩形状に形成されている。
抜け止め部40は、ブラケット33の係合状態から解除状態への移動を規制する。抜け止め部40は、板状の部材である。抜け止め部40は、上面視でL字状に形成されており、正面視で什器1の前方から後方に向かって、貫通孔39b、39dから係合穴25に挿入することができる。本実施形態において、抜け止め部40は、ブラケット本体35の貫通孔39b、39dに挿入されている。
抜け止め部40は、被固定部41と、貫通部42と、嵌合部43と、固定部材50とを備えている。
被固定部41は、補強部材38の第2壁38bに当接する。正面視において、被固定部41の左右方向D2の幅は、第2壁38bの左右方向D2の幅よりも小さい。被固定部41には、後述する固定部材50を貫通させる孔が設けられている。
貫通部42は、被固定部41から後方に向かって垂直に屈曲し、第2壁38bおよび第4壁38dに設けられた貫通孔39を貫通する。貫通部42は、第2壁38bの貫通孔39bから第4壁38dの貫通孔39dを貫通する部分までは、上下方向D1に同じ幅で形成されている。貫通部42は、係合穴25に接近するに従って、上下方向D1の幅が漸次小さくなっている。
嵌合部43は、貫通部42の後方先端部から突出する。嵌合部43は、上から2番目の第2係合爪35dが係合している係合穴25の上側の隙間Sに挿入されている。この係合穴25の上下方向D1の隙間の長さ(係合穴25の上端部から、上から2番目の第2係合爪35dの上端部までの長さ)と、嵌合部43の上下方向D1の長さは、同等に設けられている。本実施形態において、各係合爪(第1係合爪35cおよび第2係合爪35d)が、係合穴25の開口部の縁を乗り越えないように、嵌合部43によって規制していればよい。
具体的に、本実施形態において、第2係合爪35dの下端部と、嵌合部43の上端部との距離が、係合穴25の開口部の上下方向D1の距離よりも大きければよい。
固定部材50は、取付部34の補強部材38に対して、抜け止め部40を固定する。具体的に、被固定部41に設けられた孔および補強部材38に設けられた穴を重ね合わせ、ビス等の固定部材50を挿入することで、抜け止め部40と、補強部材38とを固定させる。
ここで、第1係合爪35cおよび第2係合爪35dが、係合穴25に係合された状態において、ブラケット本体35と、支柱22の被取付面22bとの前後方向D3の離間距離(図4におけるd1)は、ブラケット本体35の外壁面から各係合爪(第1係合爪35cおよび第2係合爪35d)の基部70までの左右方向D2の距離(図4におけるd2)よりも小さくなる。図4に示すように、抜け止め部40は、断面視で各係合爪(第1係合爪35cおよび第2係合爪35d)と重なる位置で、係合穴25に係合している。そのため、抜け止め部40は、什器の外側から視認しくい。
<<収納部60>>
収納部60は、取付ベース30の内側に嵌めこまれており、収納部本体61と、仕切板62と、扉63と、を備えている。本実施形態において、収納部60は、左右方向D2における幅が等しい三連のロッカーが嵌めこまれている。
収納部本体61は、取付ベース30の内側に嵌め込まれた状態において、前方に開口する箱型に形成されている。
収納部本体61は、図4に示すように、周壁部64と、後壁部66と、を備えている。
周壁部64は、天壁(不図示)と、底壁(不図示)と、側壁65(図4参照)とを有する。天壁は、上板31と向かい合う。底壁は、下板32に向かい合う。図4に示すように、側壁65は、ブラケット33が備える補強部材38の第3壁38cに向かい合う。互いに向かい合う壁同士は、周壁部64の内側からビス等により固定される。例えば、側壁65と、ブラケット33が備える補強部材38の第3壁38cとは、側壁65の内側からビス等により固定される。これにより、収納部60が、取付ベース30の内側に固定される。そのため、抜け止め部40は、什器1の外側からも、収納部60の内側からも視認することができず、アクセスもできなくなる。
仕切板62は、収納部本体61を左右方向D2に仕切っている。収納部本体61内において、仕切板62で囲まれた空間は、それぞれ薬品等の収納空間を構成する。
扉63は、仕切板62又は側壁65に対して上下方向D1に延びる軸線回りに回動可能に設けられている。扉63は、対応する収納空間を開閉する。扉63は、扉63を収納部本体61に施錠するための鍵が設けられている。鍵は、ダイヤル式のであってもよく、シリンダ錠や非接触錠等であってもよい。
[支持体2に対する什器本体3の取付方法]
以下、支持体2に対する什器本体3の取付方法について説明する。
図6は、支持体2に対する什器本体3の取付方法を示す図である。
まず、取付部34を準備し、取付部34の上端部および下端部を把持する。そして、支持体2の前壁22aに対して、取付部34の第1係合爪35cを最も接近させる。
前壁22aの係合穴25に対して、第1係合爪35cの第1鉤部36を挿入させる。第1鉤部36の上端部36aから凹部36cまでが、係合穴25に挿入された状態で、取付部34を上方に持ち上げる。取付部34を上方に持ち上げると、第1係合爪35cの第2鉤部37が、係合穴25に挿入できる。
第1係合爪35cを、係合穴25に挿入しつつ、前壁22aの内部側面22dに当接させた状態で、側面視において、上下方向D1および前後方向D3で斜めに傾いている取付部34の上端部および下端部を、側面視において、上下方向D1に対して平行にしていく。このとき、取付部34は、前後方向D3に移動可能であり、解除状態P1である。
そして、第2係合爪35dが、対応する係合穴25に全て挿入されるように操作する。
第1係合爪35cおよび第2係合爪35dの全ての係合爪が、係合穴25に挿入されたことを確認し、取付部34を下方にゆっくりと移動させる。上述の方法により、取付部34を、支柱22の係合穴25に対して係合させることができる。各係合爪は、係合穴25の下端に配され、上方に移動可能な隙間Sを有している。このとき、取付部34は、係合状態P2である。
次に、抜け止め部40を用いて、係合穴25に係合させた取付部34を、係合穴25から引き抜き不可能な状態、つまり係合状態P2にする。
抜け止め部40の被固定部41を把持する。そして、図5に示すように、抜け止め部40の嵌合部43の先端部を支柱22に接近させつつ、抜け止め部40の被固定部41を、貫通孔39に対して左側に配置させる。その配置を維持しつつ、抜け止め部40を後方に移動させながら、補強部材38の第2壁38bに形成されている貫通孔39bから、補強部材38の第4壁38dに形成されている貫通孔39dまで挿入させる。さらに、被固定部41を後方に押し込むことで、嵌合部43を係合穴25に挿入させる。その後、補強部材38の第2壁38bに当接した被固定部41を、固定部材50で固定させる。これにより、ブラケット33は、抜け止め部40によって解除状態P1へ移動することを規制され、係合状態P2のロック状態にできる。
上述の方法で、ブラケット33を支持体2に対して取り付けることができる。
次いで、下板32、収納部60、上板31の順に、取付方法について説明する。
まず、側板部35aに設けられている前端部80の下端と、下端部82とで形成する隙間に、下板32を挿入する。下板32を挿入した後、左右の側板部35aの下端部82と、下板32とをビス等で固定する。このとき、側板部35aの左右の下端部82の外側面から上方に向けて、下板32までビス等を打ち込む。これにより、下板32を取付部34に取り付けることができる。
下板32を取付部34に取り付けた後、収納部60を、下板32の上側面に設置する。このとき、収納部の左右の外側壁は、補強部材38の第3壁38cに接触している。収納部60の左右の内側面から、補強部材38の第3壁38cに向けてビス等を打ち込み、収納部60と、補強部材38の第3壁38cとを固定させる。これにより、収納部60と、ブラケット33とを固定することができる。
さらに、収納部60の底面の上側面から、下板32に向けてビス等を打ち込むことにより、収納部60の底面と、下板32の上側面とを固定させる。これにより、収納部60と、下板32とを固定することができる。
収納部60を下板32に固定した後、上板31の左右の端部が、左右の側板部35aの上端部に載るように、上板31を、収納部60の上側面に設置する。収納部60の内側から、上板31に向けてビス等を打ち込むことにより、収納部60の上側面と、上板31の底面とを固定させる。これにより、収納部60と、上板31とを固定することができる。
上述の方法により、什器本体3を支持体2に対して取り付けることができる。
[効果]
上述の実施形態によれば、以下の作用及び効果が得られる。
本実施形態に係るブラケット33は、係合穴25に対して第2係合爪35dとともに、抜け止め部40が挿入されることで、係合穴25に係合させたブラケット本体35が解除状態に移動するのを規制できる。そのため、第2係合爪35dが係合穴25から引き抜き不可能な状態、つまり係合状態に維持することができる。また、本実施形態に係るブラケット33は、第2係合爪35dが側板部35aに対して左右方向D2にずれて配置される。
当該構成を有することにより、抜け止め部40は、ブラケット33の外部から視認することができない位置に設けることができる。そのため、意匠性を確保することができる。
抜け止め部40の嵌合部43の上下方向D1の長さは、第2係合爪35dが係合されている係合穴25の上下方向D1の隙間の長さ(例えば、本実施形態において、係合穴25の上端部から、上から2番目の第2係合爪35dの上端部までの長さ)と、同等に設けられている。
当該構成を有することにより、嵌合部43が、第2係合爪35dが係合されている係合穴25の隙間に挿入されると、取付部34の上下方向D1の動きが規制され、係合状態を維持することができる。
本実施形態において、取付部34に設けられた第1係合爪35cおよび第2係合爪35dは、正面視において側板部35aよりも左側に位置している。
当該構成を有することにより、抜け止め部40が、側板部35aよりも収納部60に近い位置(取付ベース30の内側)に配されるため、什器1の外側(第2方向他方側)から抜け止め部40にアクセスしにくくすることができる。
本実施形態のブラケット33は、接続部35bを有する。そのため、第1係合爪35cおよび第2係合爪35dが係合穴25に係合された状態において、ブラケット本体35と、支柱22の前壁22aとの前後方向D3の離間距離(図4におけるd1)は、ブラケット本体35(側板部35a)の外壁面から各係合爪(第1係合爪35cおよび第2係合爪35d)までの左右方向D2の距離(図4におけるd2)よりも小さくなる。
当該構成を有することにより、ブラケット本体35の後端と、前壁22aとが接近するため、什器1の外側から抜け止め部40に対して、よりアクセスしにくくなる。
当該構成を有することにより、側板部35aの後端と、前壁22aとが接近するため、什器1の外側から抜け止め部40に対して、よりアクセスしにくくなる。
本実施形態のブラケット33の抜け止め部40は、補強部材38に設けられた貫通孔39を貫通しつつ、補強部材38に固定されている。
当該構成を有することにより、抜け止め部40が、取付部34に対して強固に固定されるため、取付部34の係合状態P2のロック状態をより確実に維持することができる。また、補強部材38によって、各係合爪(第1係合爪35cおよび第2係合爪35d)が係合されている係合穴25の左右方向D2の隙間による左右方向D2の遊びを規制することができる。
本実施形態のブラケット33の抜け止め部40は、抜け止め部40を補強部材38に固定する固定部材50を有している。
当該構成を有することにより、固定部材50により、振動等によって抜け止め部40が係合穴25または貫通孔39から抜けることを防止することができる。
本実施形態において、収納部60の内側から取付ベース30の内側面に向かってビス等を打ち込むことにより、収納部60と、取付ベース30とを固定している。
当該構成を有することにより、取付ベース30の外側面には、収納部60を固定するビス等を視認することができなくなるため、意匠性を確保することができる。また、取付ベース30の外側面には、収納部60を固定するビス等を視認することができなくなるため、防盗性を高めることができる。
[変形例]
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
上記実施形態に係る什器1は、薬品保存庫であって、薬品を収納するために用いられるとしたが、これに限られない。什器1は、例えばオフィスや教室等で、事務用品や勉強道具等を収納するために用いられてもよい。
上記実施形態において、請求項の「第1方向」に相当する方向を上下方向D1と、請求項の「第2方向」に相当する方向を左右方向D2と定義したが、これに限られない。請求項の「第1方向」および「第2方向」は、直交する2方向であればよい。また、請求項の「第1方向」を左右方向D2としてもよく、請求項の「第2方向」を上下方向D1としてもよい。
上記実施形態に係る取付ベース30は、取付ベース30は、上板31と、下板32と、ブラケット33とを備えているとしたが、これに限られない。取付ベース30は、一対のブラケット33間に棚板等が支持されていてもよい。
本実施形態において、ブラケット本体35の側板部35aは、前壁22aから前方に延び、左右方向D2を厚さ方向とする板状の部材であるとしたが、これに限られない。側板部35aは、前壁22aから前方に延びる部材であればよい。例えば、側板部35aは、棒状の部材等や、上板31および/または下板32と一体成型されている部材等であってもよい。
上記実施形態において、係合穴25は、上下方向D1に延びる矩形状に形成されているとしたが、これに限られない。係合穴25は、各係合爪(第1係合爪35cおよび第2係合爪35d)が係合可能な形状で形成されていればよい。例えば、楕円形状や、三角形状、L字形状等が挙げられる。
本実施形態に係る抜け止め部40は、板状の部材であるとしたが、これに限られない。抜け止め部40は、棒状で形成されてもよい。また、本実施形態に係る抜け止め部40は、上面視でL字状に形成されているとしたが、これに限られない。係合爪とともに係合穴25に挿入することができる形状であればよい。
上記実施形態に係る抜け止め部40は、補強部材38の貫通孔39b、39dから係合穴25に挿入するとしたが、これに限られない。補強部材38に挿入されていなくてもよい。
上記実施形態に係る抜け止め部40の嵌合部43は、上から2番目の第2係合爪35dが係合している係合穴25の上側の隙間に挿入されているとしたが、これに限られない。嵌合部43は、係合爪が係合している係合穴25の隙間に挿入されていればよい。また、嵌合部43は、係合爪が係合している係合穴25の下側の隙間に挿入されていればよい。
上記実施形態に係る抜け止め部40は、什器1の外側からも、収納部60の内側からも視認することができないとしたが、これに限られない。抜け止め部40は、少なくとも什器1の外側(左右方向他方側)から見えにくくなっていればいい。
上記実施形態に係る抜け止め部40は、取付部34の上下方向D1の動きを規制するとしたが、これに限られない。抜け止め部40は、取付部34の左右方向D2の動きを規制するように構成されてもよい。
上記実施形態に係る什器1は、支柱22の前壁22aに係合穴25が形成されているとしたが、これに限られない。支柱22が、前壁22aを露出した状態で、建物等の壁面に埋め込まれていてもよい。また、什器1は、支柱22を備えず、被取付面22bおよび係合穴25が、建物等の壁面に形成されていてもよい。
上記実施形態に係る側板部35aは、前壁22aの被取付面22bから前方に延びる板状の部材であるとしたが、これに限られない。図8に示すように、側板部35aは、支柱22の左右方向D2外側の側面よりも外側に配置され、支柱22の左右方向D2外側の側面まで後方に延在していてもよい。
上記実施形態において、接続部35bは、側板部35aの後端部から左右方向D2左側に延びているとしたが、これに限られない。図8に示すように、接続部35bは、側板部35aの後端部よりも前方で側板部35aに接続し、左右方向D2左側に延びていてもよい。
上記実施形態に係る補強部材38は、ブラケット本体35に対して2個設けられているとしたが、これに限られない。補強部材38は、少なくとも第1補強部材381が設けられていればよい。
上記実施形態に係る貫通孔39は、補強部材38のうち、少なくとも第1補強部材381に設けられているとしたが、これに限られない。ブラケット本体35が備える全ての補強部材38に対して設けられていてもよい。
一例として、貫通孔39が、第1補強部材381および第2補強部材382に設けられていてもよい。この場合、第2補強部材382に設けられている貫通孔39から、第1補強部材381に設けられている貫通孔39に向けて抜け止め部40が貫通する。
その他の例として、貫通孔39が、一対のブラケット33が備える左右対象の第1補強部材381に設けられていてもよい。この場合、抜け止め部40は、左右の第1補強部材381に挿入してもよい。
上記実施形態に係る抜け止め部40は、上から2番目の第2係合爪35dが係合している係合穴25に挿入されているとしたが、これに限られない。抜け止め部40は、第2係合爪35dが係合している係合穴25であれば、どこでも挿入することができる。また、第2係合爪35dと同様の形状をしている第3係合爪35eが係合している係合穴25に挿入することもできる。
上記実施形態に係る抜け止め部40は、ブラケット33に対して1つ設けられていたが、これに限られない。抜け止め部40は、ブラケット33に対して複数個設けてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 什器
2 支持体
3 什器本体
21 脚部
21a 脚部本体
21b アジャスタ
22 支柱
22a 前壁
22b 被取付面
22c 内側壁
22d 内部側面
25 係合穴
30 取付ベース
33 ブラケット
34 取付部
35 ブラケット本体
35a 側板部(板状部)
35b 接続部
35c 第1係合爪
35d 第2係合爪
38 補強部材
39 貫通孔
40 抜け止め部
50 固定部材
60 収納部

Claims (5)

  1. 被取付面に形成された係合穴に係合されるブラケットであって、
    前記係合穴に挿入されるとともに、前記係合穴に係合された係合状態と前記係合穴から引き抜き可能な解除状態との間で、前記被取付面に沿う第1方向に移動可能な係合爪と、
    前記被取付面の前方に配され、前記被取付面に沿い前記第1方向に交差する第2方向を厚さ方向とした板状部を有するブラケット本体と、
    前記係合爪と前記ブラケット本体を接続する接続部と、
    前記係合状態の前記係合爪と共に前記係合穴に挿入され、前記係合爪が前記係合状態から前記解除状態へ移動することを規制する抜け止め部とを有し、
    前記係合爪は、前記板状部に対して前記第2方向一方側に位置をずらして配されているブラケット。
  2. 前記係合穴に前記係合爪が係合された状態で前記ブラケット本体と前記被取付面との前後方向の離間距離は、前記板状部の前記第2方向他方側の面から前記係合爪までの第2方向の距離よりも小さい請求項1に記載のブラケット。
  3. 前記ブラケット本体は、前記板状部の前記第2方向一方側に設けられ、前後方向に貫通する貫通孔が形成された補強部材を有し、
    前記抜け止め部は、前記貫通孔に貫通する貫通部と、貫通部から延びて前記係合穴に挿入される嵌合部とを有する、請求項1又は2に記載のブラケット。
  4. 前記抜け止め部を前記補強部材に固定する固定部材を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載のブラケット。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載のブラケットと、
    上下方向に沿って延び、上下方向を前記第1方向として前記係合穴が形成された前記被取付面を有する支柱と、
    前記ブラケットに対して前記第2方向一方側に配され、前記ブラケットに保持される収納部と、
    を備え、
    前記抜け止め部は前記ブラケットと前記収納部との間に配されている什器。
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