JP2022071301A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
本実施形態にかかる遊技機1は、振分装置30を備える。振分装置30は、遊技領域を流下する遊技球が進入可能な位置に設けられている(図1参照)。振分装置30の入口(球入口31)は、常態において開放されたものであってもよいし、常態において閉鎖されており、所定の開放条件が成立したときに開放されるものであってもよい(図1に示した例は、常態において閉鎖されたものである)。
上記の通り、特定出口領域421に遊技球が進入することは遊技者にとって有利な事象であるため、遊技者は特定出口領域421に遊技球が進入することを願うことになる。本実施形態では、不正行為により多くの遊技球が特定出口領域421に進入してしまう(設計上あり得ない(極めて確率が低い)ほどの遊技球が特定出口領域421に進入してしまう)ことを異常として判断する異常判断手段を備える。異常判断手段により異常であると判断されたときには、異常であることを遊技店(遊技店員)に知らせるための報知がなされる。本実施形態では、スピーカ80(図1参照)から警告音が出力される。当該警告音に加えて、または代えて表示領域911に所定の警告画像が表示されるようにしてもよい。
上記実施形態では、非特定出口領域422が基準領域として設定されていることを説明したが、特定出口領域421とは異なる領域であればその他の領域を基準領域として設定することも可能である。例えば、入口領域41(例1-1)や全進入領域50(例1-2)を基準領域として設定することが考えられる。
上述した通り、入口領域41は、振分装置30の内部に進入する遊技球の全てが通過する領域である。当該入口領域41に設けられた入口センサにより検出される遊技球数(装置進入遊技球数)を基準遊技球数とする。異常判断手段は、装置進入遊技球数(基準遊技球数)がN個(Nは2以上の自然数である)増加する度に異常の有無を判断する。例えばN=10とされる。つまり、振分装置30に遊技球が新たに10個進入したことが検出される度に異常の有無を判断する。装置進入遊技球数(基準遊技球数)N個増加するまでの期間を判断期間とすれば、判断期間毎に異常の有無を判断する。
全進入領域50は、発射された遊技球の全てが進入する領域である。なお、ここでいう「発射された遊技球」とは、遊技領域まで到達した遊技球のことをいい、遊技領域まで到達しなかったいわゆるファウル球は含まれないものとする。換言すれば、遊技者が遊技に使用した遊技球(持ち球)の数をいい、発射されたものの遊技者の元に戻ってくるファウル球は含まれない。当該遊技球は、一般的には「アウト(球)」と称されるものである。全進入領域50にはアウトセンサが設けられており、全進入領域50を通過した遊技球は当該アウトセンサに検出される。
上記実施形態では、基準遊技球数がN個増加する度に異常の有無を判断することを説明したが、基準遊技球数がX個(X<Nである)増加する度に異常の有無を判断するものとしてもよい(図6「本例」参照)。具体的には、基準遊技球数がN個増加する度に、基準遊技球数がN個(Nは2以上の自然数)増加する間における特定遊技球数の増加数が閾値以上である場合に異常と判断する。当該Nの値は、上記実施形態と同様の観点から設定すればよい。つまり、Nの値は5以上とすることが好ましい。
上記実施形態における異常判断に関し、基準遊技球数と特定遊技球数の関係を逆に設定してもよい。つまり、特定遊技球数がN個(Nは2以上の自然数)増加する度に異常の有無を判断することとし、特定遊技球数がN個増加する間における基準遊技球数の増加数が閾値未満である場合に異常と判断するようにする。例えば、基準遊技球数を非特定遊技球数とし、N=10、閾値=5とすれば、特定出口領域421に遊技球が10個進入する間に、非特定出口領域422に進入した遊技球数が5個未満である場合には、異常であると判断されることとなる(図7参照)。
上記実施形態における振分装置30は各球出口32(特定出口321、非特定出口322)に振り分けられる確率が等分(約1/3ずつ)であることを説明したが、ある球出口32に進入する確率よりも他の球出口32に進入する確率の方が高いといった構成としてもよい。例えば、二つの非特定出口322のそれぞれに振り分けられる確率が2/5ずつであり(トータル4/5)であり、一つの特定出口321に振り分けられる確率が1/5である設定としてもよい。特定出口321に振り分けられる確率に応じ、上述したNの値や閾値が設定されるようにすればよい。特定出口321に振り分けられる確率によっては、Nの値よりも閾値の方を小さくしてもよい。
上記実施形態における振分装置30は、すり鉢状の振分部材301(クルーン)を有するものであることを説明したが、これはあくまで一例である。いずれの出口(振分先)に振り分けられるかを遊技者が制御することができるものではない(遊技者が振り分けられる球出口32を選べるものではない)装置であり、遊技球が振り分けられた(進入した)ときの利益が異なる複数の出口(振分先)が設けられたものであればよい。
内部に進入した遊技球を複数の出口領域のいずれかに振り分ける装置であって、当該複数の出口領域のうちのいずれかである特定出口領域に遊技球が進入することが遊技者に有利な事象とされている振分装置と、前記複数の出口領域のうちのいずれかである特定出口領域に進入した特定遊技球数と、当該特定出口領域とは異なる基準領域に進入した基準遊技球数との関係に基づき、異常であるか否かを判断する異常判断手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、振分装置に対する不正行為を見逃してしまうおそれを低減することが可能である。
前記基準領域は、前記振分装置における前記特定出口領域以外の出口領域である非特定出口領域であることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすることで、振分装置内部での不正行為が発見されやすくなる。
前記基準領域は、前記振分装置内部に進入する遊技球が通過することになる入口領域であることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすることで、振分装置内部での不正行為が発見されやすくなる。
前記基準領域は、発射された全ての遊技球が進入する全進入領域であることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすることで、振分装置内部での不正行為だけでなく、振分装置外での不正行為も発見されやすくなる。
前記異常判断手段は、前記基準遊技球数がN個(Nは2以上の自然数である)増加する度に異常の有無を判断するものであり、前記基準遊技球数がN個増加する間における前記特定遊技球数の増加数が閾値以上である場合に異常と判断することを特徴とする手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機。
このように、基準遊技球数がN個増加することを一つの区間として異常の有無を判断することが考えられる。
前記異常判断手段は、前記基準遊技球数がX個(Xは1以上の自然数である)増加する度に異常の有無を判断するものであり、前記基準遊技球数がN個(Nは2以上の自然数であり、X<Nである)増加する間における前記特定遊技球数の増加数が閾値以上である場合に異常と判断することを特徴とする手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機。
このように、基準遊技球数がX個増加することを一つの区間として異常の有無を判断することも考えられる(手段5よりも判断する区間の数が増加する)。
前記異常判断手段は、前記特定遊技球数がN個(Nは2以上の自然数である)増加する度に異常の有無を判断するものであり、前記特定遊技球数がN個増加する間における前記基準遊技球数の増加数が閾値未満である場合に異常と判断することを特徴とする手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機。
このように、特定遊技球数がN個増加することを一つの区間として異常の有無を判断することが考えられる。非特定出口領域に遊技球が進入しないようにする不正行為であっても発見されるという利点がある。
前記異常判断手段は、前記特定遊技球数がX個(Xは1以上の自然数である)増加する度に異常の有無を判断するものであり、前記特定遊技球数がN個(Nは2以上の自然数であり、X<Nである)増加する間における前記基準遊技球数の増加数が閾値未満である場合に異常と判断することを特徴とする手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機。
このように、特定遊技球数がX個増加することを一つの区間として異常の有無を判断することが考えられる(手段7よりも判断する区間の数が増加する)。非特定出口領域に遊技球が進入しないようにする不正行為であっても発見されるという利点がある。
10 始動領域(11 第一始動領域 12 第二始動領域)
20 アウト口
30 振分装置
301 振分部材
31 球入口
32 球出口(321 特定出口 322 非特定出口)
41 入口領域(入口センサ)
42 出口領域(421 特定出口領域(特定センサ) 422 非特定出口領域(非特定センサ))
50 全進入領域(アウトセンサ)
80 スピーカ
911 表示領域
91 表示装置
Claims (8)
- 内部に進入した遊技球を複数の出口領域のいずれかに振り分ける装置であって、当該複数の出口領域のうちのいずれかである特定出口領域に遊技球が進入することが遊技者に有利な事象とされている振分装置と、
前記複数の出口領域のうちのいずれかである特定出口領域に進入した特定遊技球数と、当該特定出口領域とは異なる基準領域に進入した基準遊技球数との関係に基づき、異常であるか否かを判断する異常判断手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 前記基準領域は、前記振分装置における前記特定出口領域以外の出口領域である非特定出口領域であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記基準領域は、前記振分装置内部に進入する遊技球が通過することになる入口領域であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記基準領域は、発射された全ての遊技球が進入する全進入領域であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記異常判断手段は、前記基準遊技球数がN個(Nは2以上の自然数である)増加する度に異常の有無を判断するものであり、前記基準遊技球数がN個増加する間における前記特定遊技球数の増加数が閾値以上である場合に異常と判断することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記異常判断手段は、前記基準遊技球数がX個(Xは1以上の自然数である)増加する度に異常の有無を判断するものであり、前記基準遊技球数がN個(Nは2以上の自然数であり、X<Nである)増加する間における前記特定遊技球数の増加数が閾値以上である場合に異常と判断することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記異常判断手段は、前記特定遊技球数がN個(Nは2以上の自然数である)増加する度に異常の有無を判断するものであり、前記特定遊技球数がN個増加する間における前記基準遊技球数の増加数が閾値未満である場合に異常と判断することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記異常判断手段は、前記特定遊技球数がX個(Xは1以上の自然数である)増加する度に異常の有無を判断するものであり、前記特定遊技球数がN個(Nは2以上の自然数であり、X<Nである)増加する間における前記基準遊技球数の増加数が閾値未満である場合に異常と判断することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
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JP2015150357A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2018082863A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | サミー株式会社 | ぱちんこ遊技機 |
JP2018175408A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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