JP6872246B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技機に関する。
遊技機の技術分野において、遊技意欲の向上を図るための様々な試みがなされている。例えば下記特許文献1には、遊技者の期待感を高める演出を遊技機外においても行うことで、遊技意欲の向上を図った遊技機が記載されている。
特開2011−30841号公報
本発明は、遊技者の遊技意欲の向上に資する遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、電源ON時の状態または所定期間遊技が実行されなかったときの状態であるリセット状態にあるときに、遊技者が遊技を開始することによって成立しうる特定条件が成立することを契機として特定演出を実行することを特徴とする。
本発明によれば、遊技者の遊技意欲を向上させることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示装置の表示領域に表示される識別図柄と保留画像を示した図である。 特定演出の概要を説明するための図である。 第二具体例を説明するための図である。 第二具体例の変形例を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置40(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する発射通路50を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。各種演出を実行する表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、表示領域911の形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置40を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口904は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(以下、当否判定情報と称することもある)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、公知の遊技機と同様に、大当たりとなる場合には、識別図柄80(図2参照)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合にははずれとなる。
本実施形態では、上記当否判定のための数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(識別図柄80の変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定結果の報知(識別図柄80の変動)が開始されていない数値(当該数値のそれぞれに対応するものが「保留(情報)」である。保留(情報)は当否判定情報の下位概念であるといえる)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口904につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定結果の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
本実施形態にかかる遊技機1では、記憶手段に記憶されている当否判定結果の報知が開始されていない取得された数値(当否判定情報)のそれぞれに対応するマークである保留画像70が、表示装置91の表示領域911に表示される。具体的には、当否判定を実行するための数値が取得された順に並ぶよう、保留画像70が表示装置91の表示領域911に表示される(図2参照)。本実施形態では、数値が取得されたタイミングが早いものから(いわゆる保留消化が早いものから)順に左から並ぶよう表示される。当否判定結果の報知は完了していないが、既に当否判定結果を報知する演出(識別図柄80の変動)が開始されているもの(いわゆる当該変動)に対応する保留画像70も表示される。以下では、当否判定結果を報知する演出が開始されていないものに対応する保留画像70を未変動画像101と、当否判定結果を報知する演出が開始されているものに対応する保留画像70を当該変動画像102と称することもある。保留画像70は、静止画であってもよいし動画であってもよい。
本実施形態にかかる遊技機1は、遊技が開始することにより発生する特定演出を実行する手段を備える。以下、当該特定演出およびそれに関する構成等について説明する。
特定演出は、遊技機1がリセット状態にあるときにおいて、遊技者が遊技を開始することによって成立しうる所定条件(図3(a)参照。以下、特定条件と称することもある)が成立したときに実行される演出である。ここで、リセット状態とは、遊技機1の電源がONされた後の状態(遊技店が開店前に電源をONしているのであれば、当該状態はいわゆる「朝一」状態である)または所定期間遊技がなされなかったときに移行する状態(待機状態。一般的な遊技機においては、当該待機状態中には専用の画像(デモ画像等)が表示される)である。このようなリセット状態にあるときに遊技が開始されたときには、新たな遊技者が遊技を始めた、または休憩後遊技を再開した蓋然性が高いとして、遊技意欲を向上させるための特定演出を実行する。なお、一旦待機状態に移行した後、時間経過等により当該待機状態が解消されるような構成とする場合であっても、待機状態に移行後実際に遊技が行われていない状態にあるときにはリセット状態にあるものとする。
特定演出の具体的態様はどのようなものであってもよい。本実施形態では、スピーカ20(音出力手段)より、所定の効果音(以下、特定音と称することもある)が出力される(図3(b)参照)。特定音の態様はどのようなものであってもよい。本実施形態では、遊技機1のモチーフとなったアニメのキャラクタの声の、遊技者を鼓舞するようなセリフが特定音として出力される(例えば、あるキャラクタの声で「いくぜ」が出力される)。
特定条件は、遊技者が遊技を開始することによって成立しうる事象である。なお、ここでいう「遊技」とは、遊技球を発射する行為を開始点とするものではない。後述するような遊技球を借りる行為等、遊技球を発射するために必要な行為も「遊技」に含まれるものとする。本実施形態では、かかる特定条件が成立したことを契機として上記特定演出を発生させる。特定条件としては、種々の観点から設定することができる。その具体例を以下に列挙する。
1)貸出条件
新たに遊技球を貸し出す貸出ボタン30(図1参照)が操作される貸出条件の成立を特定条件の成立として設定する。貸出ボタン30自体は公知であるため詳細な説明を省略するが、遊技を開始する遊技者は遊技店から遊技球を借りることになるところ、新たな遊技球を借りる際に遊技者が操作するボタンが貸出ボタン30である。貸出ボタン30が操作されたときには、例えば、遊技機1に設けられた遊技球の貯留空間(いわゆる上皿)に遊技球(貸し出される遊技球)が送られることになる。
2)操作条件
遊技球を発射させる発射装置40(発射ハンドル)(図1参照)が操作される操作条件の成立を特定条件の成立として設定する。発射装置40自体は公知であるため詳細な説明を省略する。発射装置40が操作されたと判断する契機はどのようなものであってもよい。例えば、発射ハンドルに設けられたタッチセンサに遊技者が触れたことが検出されたことを契機として発射装置40が操作されたと判断することが考えられる。また、発射ハンドルが回転されたことを契機として発射装置40が操作されたと判断することも考えられる。
3)発射条件
発射通路50(図1参照)を通過する遊技球が検出される発射条件の成立を特定条件の成立として設定する。具体的には、発射通路50を通過する遊技球を検出可能なセンサ(以下、通路センサ51と称することもある)が設けられており、当該通路センサ51に検出されることを特定条件の成立として設定する。発射通路50は、遊技領域に進入する遊技球が必ず通過する通路である。通路センサ51が設けられる位置は、発射通路50の末端(出口近傍)であることが好ましい。このようにすることで、いわゆるファウル球(遊技領域まで到達しない遊技球)が検出されることで発射条件が成立してしまうことが防止される。
4)進入条件
発射通路50を通過し、遊技領域に進入した遊技球が、当該遊技領域に設けられた所定領域に進入したことが検出される進入条件の成立を特定条件の成立として設定する。所定領域としては、遊技領域に設けられる各種入賞口(当否抽選の契機となる始動入賞口904だけでなく、賞球のみが得られる一般入賞口を含む)やいずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球が進入するアウト口907を設定することが考えられる。各種入賞口およびアウト口907のいずれかに遊技球が進入したことが検出された場合には、実際に遊技が行われているのは確実である。なお、各種入賞口およびアウト口907の一方のみを進入条件の成立に寄与する要素として設定した構成としてもよい。また、全ての入賞口ではなく、一部の入賞口のみを進入条件の成立に寄与する要素として設定された構成としてもよい。例えば、始動入賞口904に遊技球が入賞することを契機として遊技が開始されてから最初の当否抽選が実行されるのであるから、当該始動入賞口904に遊技球が入賞したことを、特定条件の成立として設定した構成としてもよい。
上述した特定条件のうちのいずれか一つが設定された構成としてもよいし、複数種の特定条件が設定された構成としてもよい。前者の場合には、設定した特定条件が「最初に」成立したことを契機として特定演出を発生させる。後者の場合には、リセット状態中またはリセット状態後、各種の特定条件が「最初」に成立したことを契機として特定演出を発生させる。つまり、最初にある種の特定条件が成立したことを契機として特定演出を発生させるともにそれを契機としてリセット状態が解除されるとしても、その後別種の特定条件が成立したことを契機として特定演出を発生させる。また、例示した条件以外の条件が特定条件として設定されていてもよい(遊技を開始することによって成立しうる条件であればよい)。
このように、本実施形態にかかる遊技機1によれば、新たに遊技者が遊技を開始することで特定条件が成立したときに遊技者を鼓舞するような態様の特定演出が実行されるから、遊技者の遊技意欲向上に資する。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、変形、具体化等した具体例について説明する。なお、以下の各具体例を用いて説明する事項を複数適用した構成としてもよい。
○第一具体例
上記実施形態では、特定音が出力されることが特定演出として設定されていることを説明したが、遊技者の遊技意欲を向上させるような演出であれば、特定演出の具体的態様は適宜変更可能である。例えば、表示領域911に所定の画像(例えば、「遊技開始!」といった画像)を表示することが特定演出として設定された構成とすることが考えられる。
ただし、特定演出は当否判定結果を報知する報知演出(識別図柄80の変動開始から停止までを一の当否判定結果を報知する報知演出とする)が開始されるよりも前に発生しうるものであるが、所定の画像が表示される演出とすると、当該画像が報知演出の一部を構成するものと遊技者が勘違いするおそれがある。かかる点を考慮するのであれば、上記実施形態のように特定演出として「音」(特定音)が出力されるようにすることが好ましいといえる。
○第二具体例
特定演出として互いに態様が異なる複数種の演出が設定された構成とする。当該複数種の特定演出は、所定の順が設定されているとする。例えば、「順番1」として特定演出Aが、「順番2」として特定演出Bが、「順番3」として特定演出Cが設定されているものとする(図4(a)参照)。
また、特定条件として、複数種の条件が設定された構成とする。特定条件は、成立する順に区分けされる。例えば、上述した貸出条件、発射条件、進入条件の三つを特定条件として設定するのであれば、貸出条件(遊技球の貸し出しを受けること)、発射条件(遊技球が発射通路50を通過すること)、進入条件(遊技球が遊技領域内の所定領域に進入すること)の順で成立することが決まっているといえる。つまり、「順番1」として貸出条件が、「順番2」として発射条件が、「順番3」として進入条件が設定されているということである(図4(a)参照)。
このような前提の下、貸出条件の成立時には特定演出Aを発生させ、発射条件成立時には特定演出Bを発生させ、進入条件の成立時には特定演出Cを発生させる構成とする(図4(b)参照)。つまり、ある特定条件が成立することを契機としてある特定演出を発生させる場合、当該ある特定条件の次に成立する特定条件が成立することを契機として、当該ある特定演出の次の順の特定演出を発生させるようにする。
本例のような構成とすれば、複数種の特定演出が、予め決められた順で出力される構成となる。例えば、特定演出AとしてキャラクタAの「いくぜ」というセリフの効果音が出力され(図4(b−1)参照)、特定演出BとしてキャラクタBの「了解」というセリフの効果音が出力され(図4(b−2)参照)、特定演出Cとして、キャラクタAおよびBの「突撃」というセリフの効果音が出力される(図4(b−3)参照)ようにする。このように、予め定められた順で出力される複数種の特定演出が組み合わされてなる一連の演出(物語性をもつような一連の演出)を構築することができる。
なお、本例においては、複数種の特定演出に所定の順が設定されていることを説明したが、いずれかの順に対応する特定演出が複数設定された構成としてもよい。例えば、「順番1」として特定演出A1およびA2が、「順番2」として特定演出B1およびB2が、「順番3」として特定演出C1およびC2が設定されている構成とする(図5(a)参照)。このような構成とする場合、各順に属するいずれの特定演出が選択されたとしても、一連の演出の物語性等が構築されるようにする。
また、本例においては、成立順が決まっている複数種の特定条件が設定されることを説明したが、いずれかの順に対応する特定条件が複数設定された構成としてもよい。例えば、「順番1」として貸出条件および操作条件が、「順番2」として発射条件が、「順番3」として進入条件が設定されている構成とする(図5(b)参照)。このようにすれば、貸出ボタン30が操作されることおよび発射装置40が操作されることのいずれかの事象が発生することを契機として、「順番1」の特定演出が発生することになる。遊技者が遊技を開始するとき、貸出ボタン30が操作されるよりも前に発射装置40が操作されることも考えられるから、同じ「順番1」に属する一方の条件成立(先に成立する条件)を契機として、「順番1」の特定演出が発生するようにする。「順番1」に属する他方の条件は、特定演出の発生の契機とはならない。つまり、「順番1」の特定演出が発生した後は、発射条件が成立したことを契機として「順番2」の特定演出が発生することになる。
○第三具体例
上記進入条件を特定条件として設定する構成において、始動入賞口904に遊技球が入賞したことを当該進入条件の成立として設定する場合、特定演出の種類(態様)によって、当該始動入賞口904に遊技球が入賞したことを契機とする当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(大当たり信頼度)が示唆される設定とする。例えば、複数種の特定演出が実行可能な構成において、いずれの特定演出が実行されるかにより、上記当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が示唆されるものとする。発生したときには、上記当否判定結果が大当たりとなることが確定する特定演出が設定されていてもよい。
本例のような構成とすれば、どのような態様の特定演出が発生するかということについて、遊技者に注目させる遊技性を実現することが可能となる。
○第四具体例
遊技球が始動入賞口904に入賞したことを契機として実行される当否判定抽選に当選する確率(抽選確率)が異なる複数種の「抽選設定」が設けられている構成とする。例えば、通常遊技状態(いわゆる確率変動状態中ではない状態)における抽選確率が異なる「設定1」「設定2」「設定3」(設定1が当否抽選に当選する確率が最も高く、設定3が最も低い。つまり、設定1が高設定、設定3が低設定ということになる)の三段階が設けられており、遊技店が当該「抽選設定」を任意に切り替えることが可能であるとする。かかる構成において、特定演出の態様により現在設定されている上記「抽選設定」が示唆されるものとする。例えば、複数種の特定演出が搭載されており、いずれの特定演出を実行するかを演出決定抽選により決定する態様とする。当該演出決定抽選の態様は、「設定1」〜「設定3」のいずれであるかに応じて異なるものとする(例えば、ある種の特定演出が発生した場合には、設定1である蓋然性が高まるといったようにする)。このようにすれば、実行される特定演出の種類により、現状の「抽選設定」が示唆されるものとなる。いずれかの特定演出が実行された場合には「設定1」が確定するといったように、ある特定演出の発生と、一または複数の「設定」とが対応づけられたものとしてもよい。
本例のような構成とすれば、どのような態様の特定演出が発生するかということについて、遊技者に注目させる遊技性を実現することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
電源ON時の状態または所定期間遊技が実行されなかったときの状態であるリセット状態にあるときに、遊技者が遊技を開始することによって成立しうる特定条件が成立することを契機として特定演出を実行することを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、遊技を開始した遊技者に対して特定演出が提供されることになるため、遊技者の遊技意欲を向上させることが可能である。
・手段2
前記特定演出は、音出力手段より特定音を出力するものであることを特徴とする手段2に記載の遊技機。
このようにすれば、特定演出が、当否判定結果を報知する演出の一部であると勘違いしてしまうこと等が抑制される。
・手段3
前記特定条件として、成立する順が決まっている複数種の条件が設定されており、
前記特定演出として発生しうる演出として、所定の順が設定された複数種の演出が設定されており、
ある前記特定条件が成立することを契機としてある前記特定演出が実行される場合、当該ある特定条件の次に成立する特定条件が成立することを契機として当該ある特定演出の次の順の特定演出が実行されることを特徴とする手段1または手段2に記載の遊技機。
このようにすれば、複数種の特定演出が組み合わされてなる一連の演出を構築することができる。
・手段4
前記特定条件の少なくとも一つとして、新たに遊技球を貸し出す貸出ボタンが操作される貸出条件が設定されていることを特徴とする手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機。
遊技を開始する遊技者は、遊技店から遊技球の貸し出しを受けるのが通常であるから、貸出ボタンが操作されたことを特定条件の成立とすることが可能である。
・手段5
前記特定条件の少なくとも一つとして、遊技球を発射する発射装置が操作される操作条件が設定されていることを特徴とする手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機。
遊技を開始する遊技者は、遊技球を発射する発射装置を操作することになるから、当該発射装置が操作されたことを特定条件の成立とすることが可能である。
・手段6
遊技領域に向かって発射される遊技球が通過する発射通路を備え、
前記特定条件の少なくとも一つとして、前記発射通路を通過する遊技球が検出される発射条件が設定されていることを特徴とする手段1から手段5のいずれかに記載の遊技機。
発射された遊技球は発射通路を通過することになるから、当該発射通路を遊技球が通過することを特定条件の成立とすることが可能である。
・手段7
発射された遊技球が通過する発射通路から出た遊技球が進入する遊技領域が設けられており、
前記特定条件として、前記遊技領域に設けられた所定領域に遊技球が進入したことが検出される進入条件が設定されていることを特徴とする手段1から手段6のいずれかに記載の遊技機。
このように、遊技領域に設けられた所定の領域に遊技球が進入したことを特定条件の成立としてもよい。
・手段8
当否判定抽選の当選確率に関する抽選設定を切り替えることが可能であり、
前記特定演出として、複数種の演出が設定されており、
前記特定条件成立時に実行される前記特定演出の種類により、現在の前記抽選設定が示唆されることを特徴とする手段1から手段7のいずれかに記載の遊技機。
このように、特定演出を、いわゆる「設定示唆要素」として機能させることも可能である。
1 遊技機
20 スピーカ
30 貸出ボタン
40 発射装置
50 発射通路
51 通路センサ
91 表示装置
911 表示領域

Claims (1)

  1. 電源ON時の状態または所定期間遊技が実行されなかったときの状態であるリセット状態にあるときに、遊技者が遊技を開始することによって成立しうる特定条件が成立することを契機として特定演出を実行する遊技機であって、
    前記特定条件として、抽選により成立の有無が判断されるものではない条件であって成立する順が決まっている複数種の条件が設定されており、
    前記特定演出として発生しうる演出として、所定の順が設定され、それぞれの演出態様が予め決まっている複数種の演出が設定されており、
    ある前記特定条件が成立することを契機としてある前記特定演出が実行される場合、当該ある特定条件の次に成立する特定条件が成立することを契機として当該ある特定演出の次の順の特定演出が実行されることを特徴とする遊技機。
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