JP6944706B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技機に関する。
下記特許文献1等に記載される保留変化演出等、保留画像(当否判定結果の報知が完了していない当否判定情報の存在を示す画像)を用いて遊技の趣向性向上を図った遊技機が種々知られている。
特開2017−035253号公報
本発明が解決しようとする課題は、保留画像を用いて遊技の趣向性向上を図ることが可能な遊技機を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、当否判定情報の存在を示す保留画像を表示する表示手段と、演出の対象となる対象保留画像について、画像を構成する一部が取り除かれるような態様の変化の発生が、遊技者にとって有利な方向への変化として設定されている特定保留変化演出を実行する演出実行手段と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機によれば、保留画像を用いて遊技の趣向性向上を図ることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 (a)は表示装置の表示領域に表示される識別図柄と保留画像を示した図、(b)は保留図柄の種類を示した図である。 特定保留変化演出の流れを説明するための図である。 第一具体例を説明するための図である。 第二具体例を説明するための図である。 第三具体例を説明するための図である。 第五具体例を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。各種演出を実行する表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、表示領域911の形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口904は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(以下、当否判定情報と称することもある)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、公知の遊技機と同様に、大当たりとなる場合には、識別図柄80(図2(a)参照)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合にははずれとなる。
本実施形態では、上記当否判定のための数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(識別図柄80の変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定結果の報知(識別図柄80の変動)が開始されていない数値(当該数値のそれぞれに対応するものが「保留(情報)」である。保留(情報)は当否判定情報の下位概念であるといえる)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口904につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定結果の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
本実施形態にかかる遊技機1では、記憶手段に記憶されている当否判定結果の報知が開始されていない取得された数値(当否判定情報)のそれぞれに対応するマークである保留画像10が、表示装置91の表示領域911に表示される。具体的には、当否判定を実行するための数値が取得された順に並ぶよう、保留画像10が表示装置91の表示領域911に表示される(図2(a)参照)。本実施形態では、数値が取得されたタイミングが早いものから(いわゆる保留消化が早いものから)順に左から並ぶよう表示される。当否判定結果の報知は完了していないが、既に当否判定結果を報知する演出(識別図柄80の変動)が開始されているもの(いわゆる当該変動)に対応する保留画像10も表示される。以下では、当否判定結果を報知する演出が開始されていないものに対応する保留画像10を未変動画像101と、当否判定結果を報知する演出が開始されているものに対応する保留画像10を当該変動画像102と称することもある。保留画像10は、静止画であってもよいし動画であってもよい。
本実施形態にかかる遊技機1は、当否判定結果を報知する報知演出中に種々の演出を実行することが可能である。以下、当該演出の一種として設定された特定保留変化演出について、図3を用いて詳細に説明する。
特定保留変化演出は、保留画像10を用いた演出である。当該演出の対象となる保留画像10を対象保留画像10Tとする。対象保留画像10Tは、当該画像を構成する要素として、特定要素12Tを含む。本実施形態では、対象保留画像10Tは、本体要素11T(本体部分を構成する画像の一部)および特定要素12T(本体部分を構成する画像の一部とは異なる画像の一部)を含む(図3(a)(b)参照)。特定要素12Tは、他の保留画像10、すなわち特定保留変化演出の対象となっていない保留画像10が有していない要素である。本体要素11Tは、他の保留画像10と略同じ態様を有する部分である(ただし、本体要素11Tは、その一部(特定要素12Tと重複する部分)が特定要素12Tに覆われて見えなくなっているかのような態様とされる)。つまり、本実施形態における対象保留画像10Tは、特定要素12Tを有する分、他の保留画像10と態様が異なるということである。特定要素12Tは、対象保留画像10Tを構成するものであることが把握できればよい。対象保留画像10Tは、本体要素11Tと特定要素12Tと一体化されたような態様であってもよいし、本体要素11Tと特定要素12Tが離れた態様(ただし、本体要素11Tと特定要素12Tの距離が、他の保留画像10と特定要素12Tの距離よりも近い態様であることが好ましい)であってもよい。また、本体要素11Tや特定要素12Tは動きうるものであってもよい。本実施形態における対象保留画像10Tは、本体要素11T(円形の部分)に対し、特定要素12Tを構成する何らかの部材(例えば鎖のようなもの)が巻きついた態様とされる。
特定保留変化演出は、このような対象保留画像10Tが表示されることにより開始する。ある遊技球が始動入賞口904に入賞することを契機として、それに対応する保留画像10がいきなり対象保留画像10Tとして表示されうる(特定要素12Tを含むものとされる)構成としてもよいし、通常の保留画像10として表示されたものが対象保留画像10Tに変化しうる(例えば、通常の保留画像(本体要素11T)に特定要素12Tが付加されたかのような表示がなされることで対象保留画像10Tに変化する)構成としてもよい。ただし、詳細を後述するように、特定保留変化演出の成功結末は、特定要素12Tが取り除かれるような態様の変化が発生することであるから、前者のような構成とすることが好ましい。後者のような構成とすると、付加された特定要素12Tが、成功結末時には再び離れるような変化が生じることになるから、特定要素12Tが付加されることおよび離れることのいずれが遊技者にとって好ましい状況なのか分かりにくくなってしまうおそれがあるからである。
特定保留変化演出の結末としては、大まかに、遊技者に有利な結末である成功結末(図3(c)参照)と、成功結末に至らなかったことを示す結末である失敗結末(図3(d)参照)とに分けられる。成功結末は、所定時点に至るまでに、対象保留画像10Tから当該画像を構成する特定要素12Tが取り除かれるような態様の変化が発生するというものである。失敗結末は、所定時点に至るまでに、このような変化が発生しない、すなわち特定要素12Tが取り除かれずに残るというものである。本実施形態では、失敗結末時には、対象保留画像10Tが消去されるまで特定要素12Tが残った状態が維持される。なお、失敗結末に至った後、特定要素12Tが取り除かれるような変化が発生するようにしてもよい(ただし、対象保留画像10Tの態様は後述する通常態様11とされる)。
本実施形態では、上記所定時点は、対象保留画像10Tに対応する当否判定結果を報知する演出が開始される(識別図柄80の変動が開始される)時点に設定される。つまり、対象保留画像10Tが、未変動画像101から当該変動画像102となる時点までに特定要素12Tが取り除かれるような変化が発生したとき(図3(c−1)参照)が成功結末であり、当該変動画像102となる時点までこのような変化が発生しなかったとき(図3(d−1)参照)は失敗結末となるように設定されている。なお、上記所定時点(特定保留変化演出の終了時点)は適宜変更可能である。当該所定時点がその都度変化しうるような構成としてもよい。また、当該所定時点に至るまでの時間が表示されるような構成としてもよい。
特定保留変化演出が成功結末に至った場合、対象保留画像10Tの態様が変化する(図3(c−2))。本実施形態では、保留画像10の態様として、通常態様11と、それとは異なる特殊態様12が設定されている(図2(b)参照)。本実施形態における特殊態様12は、第一特殊態様121(青色)、第二特殊態様122(緑色)、第三特殊態様123(赤色)の三つである(各図においては当該色を文字で表している)。なお、これらの態様は、対象保留画像10Tを構成する本体要素11Tに相当する部分であるともいえる。対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、(大当たり)信頼度と称することもある)は、通常態様11(最も低い)、第一特殊態様121、第二特殊態様122、第三特殊態様123(最も高い)の順で高くなる。特殊態様12の種類の数は適宜増減可能である。また、通常態様11や各特殊態様12のデフォルトの態様(例えば、いわゆるステージに応じて決まる態様)として複数種の態様が設定されていてもよい。また、本実施形態では、未変動画像101と当該変動画像102は基本的態様の差を設定していないが、両者の区別を分かりやすくするため、未変動画像101と当該変動画像102の基本的態様に差を設定してもよい。
特定保留変化演出が成功結末となった場合、対象保留画像10T(本実施形態では、当該変動画像102となっている)の態様は信頼度が高まる方向に変化する(図3(c−1)から(c−2)の変化参照)。つまり、特定要素12Tが取り除かれることにより、本体要素11Tのみとなった対象保留画像10T(他の保留画像10と同様の態様となったもの)の態様が、信頼度が高まる方向に変化して、対象保留画像10Tに対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高まったということ遊技者に有利な事象として示される。つまり、本実施形態にかかる遊技機1では、特定保留変化演出が成功結末となった場合に、信頼度が高まったことを示す保留変化演出が発生するといえる。実際に対象保留画像10Tの態様が変化するタイミングは、特定要素12Tが取り除かれるような変化が発生した時点と略同時またはそれ以降であればどのようなものであってもよい。例えば、特定要素12Tが取り除かれるような変化と略同時に信頼度が高まったことを示す保留変化演出が発生するようにしてもよい。また、対象保留画像10Tが未変動画像101から当該変動画像102に移行するタイミングで変化するようにしてもよい。また、対象保留画像10Tが当該変動画像102に移行してから所定時間経過後に変化するようにしてもよい。
なお、通常態様11が第一特殊態様121に変化する、第二特殊態様122が第三特殊態様123に変化するといったように、信頼度の段階が一段階上昇する変化のみが発生しうるようにしてもよいし、通常態様11が第二特殊態様122に変化する、第一特殊態様121が第三特殊態様123に変化するといったように、信頼度の段階が二段階以上上昇する変化が発生しうるようにしてもよい。
このように、本実施形態にかかる遊技機1は、対象保留画像10Tから特定要素12Tが取り除かれるという態様の変化が発生した場合には、信頼度が高まる方向に当該対象保留画像10Tの態様が変化するという特定保留変化演出を実行することが可能である。つまり、特定要素12Tが対象保留画像10Tから取り除かれることを遊技者が願うという斬新な遊技性を実現することができ、遊技の趣向性を向上させることが可能である。
また、上記所定時点は、対象保留画像10Tに対応する当否判定結果を報知する演出が開始される時点(識別図柄80の変動が開始される時点)に設定されている。このようにすることで、遊技者に有利な事象が発生する可能性がある時点(ゴール)が明確となって、特定保留変化演出が分かりやすいものとなる。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、変形、具体化等した具体例について説明する。なお、以下の各具体例を用いて説明する事項を複数適用した構成としてもよい。
○第一具体例
特定要素12Tの態様として、複数種の態様が設定されている構成とする。例えば、図4に示すように、特定要素12Tの態様として、第一特定態様121T〜第三特定態様123Tの三種が設定されているとする。各特定要素12Tの態様は、特定保留変化演出が成功結末となる蓋然性を示唆するものとする。例えば、対象保留画像10Tが第一特定態様121Tの特定要素12Tを有する特定保留変化演出が発生した場合が成功結末に至る蓋然性が最も低く、第二特定態様122T、第三特定態様123Tの順で当該蓋然性が高くなるように設定することが考えられる。
このような構成とすることにより、特定保留変化演出が発生したとき、遊技者は特定要素12Tの態様にも注目することになる。遊技者の立場からいえば、第一特定態様121Tよりも第二特定態様122T、第二特定態様122Tよりも第三特定態様123Tが表示されたときの方が喜ばしい状況であるといえる。
○第二具体例(第一具体例をさらに発展させた例)
上記第一具体例のように、特定要素12Tの態様として複数種の態様が設定された構成において、特定保留変化演出中に特定要素12Tの態様が変化しうるものとする(図5参照)。特定要素12Tの態様の変化は、遊技者に有利な方向に発生しうるものとする。上記第一具体例のように、第一特定態様121T〜第三特定態様123Tが設定されているのであれば、第一特定態様121Tから第二特定態様122Tまたは第三特定態様123Tへの変化や、第二特定態様122Tから第三特定態様123Tへの変化が発生しうるものとする。一回の特定保留変化演出を通じて、二以上の変化が発生しうるようにしてもよい。本例において、上記特定要素12Tの態様の変化は、所定時点(上記実施形態に則していえば対象保留画像10Tに対応する当否判定結果を報知する演出が開始される時点)よりも前に発生しうるものとする。
○第三具体例
特定保留変化演出が成功結末に至ったときに、対象保留画像10Tの態様がどのようなものとなるかが前もって示唆されるものとする(図6参照)。上記実施形態と同様に、結末に至る前の対象保留画像10Tは、本体要素11Tと特定要素12Tを有する。このうち、本体要素11Tを構成する部分が、第一特殊態様121、第二特殊態様122、第三特殊態様123のいずれかに設定される。仮に、結末に至る前の対象保留画像10Tが、第三特殊態様123に相当する本体要素11Tと特定要素12Tを有するものとされる特定保留変化演出(図6(a)参照)が発生した場合には、当該演出が成功結末に至ったとき、すなわち特定要素12Tが取り除かれたときには、第三特殊態様123に相当する本体要素11Tが残った状態となる(図6(b)参照)。つまり、対象保留画像10Tが第三特殊態様123に変化するという結末となる。このように、特定保留変化演出において、特定要素12T以外の部分の態様(すなわち本体要素11T)により、成功結末に至った場合には対象保留画像10Tがどのような態様に変化するのかを前もって示唆する構成とすることが可能である。本例のような構成は、特定要素12Tが取り除かれるということが遊技者にとって有利な事象として設定されている特定保留変化演出の基本的形態に調和したものであるといえる。
なお、特定要素12T以外の部分の態様(すなわち本体要素11T)により、成功結末に至った場合における対象保留画像10Tの態様について、「最低レベル」の態様が示唆されるという設定としてもよい。例えば、結末に至る前の対象保留画像10Tが、第二特殊態様122に相当する本体要素11Tと特定要素12Tを有するものとされる特定保留変化演出が発生した場合には、当該演出が成功結末に至ったとき、対象保留画像10Tは信頼度が第二特殊態様122以上である態様、すなわち第二特殊態様122または第三特殊態様123のいずれかとなるような構成としてもよい。
また、失敗結末となる場合には、対象保留画像10Tが消去されるまで特定要素12Tが残った状態が維持されるようにしてもよいし、対象保留画像10Tが通常態様11とされるようにしてもよい。
○第四具体例
上記実施形態は、特定保留変化演出が成功結末に至った場合、対象保留画像10Tの態様が変化することを説明したが、成功結末に至った場合に発生する事象は、遊技者に有利な事象であれば適宜変更可能である。ただし、特定要素12Tが対象保留画像10Tの一部である以上、当該事象は、対象保留画像10Tに対応する当否判定結果に関するものであることが好ましい。例えば、ある当否判定結果を報知する報知演出中に発生することで、当該当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高まったことを示す所定の演出(例;可動体が動作する、いわゆるチャンスアップの画像が表示される等)が発生するようにしてもよい。
ただし、特定保留変化演出は、対象保留画像10Tに付随画像20が付随するという演出であるから、上記実施形態のように対象保留画像10Tの態様の変化が成功結末時に発生する事象として設定された構成とすることで、特定保留変化演出の内容と結末(結果)の内容がリンクした分かりやすい演出となるといえる。
○第五具体例
特定保留変化演出が成功結末となるか否かが、遊技機に設けられた遊技者が操作可能な操作手段60(例えば押しボタン)(図1参照)が操作されることを契機として示される構成とする。例えば、対象保留画像10Tとともに操作手段60を表した画像(操作手段60を表した画像であることが分かる程度に変更等が加えられていてもよい)を表示し(図7(b)参照)、遊技者に対して操作手段60の操作を促す。操作手段60の操作が有効となる期間(操作有効期間)を示すメータ等が併せて表示されるようにしてもよい。成功結末となる場合には、操作手段60の操作がなされたことを契機として特定要素12Tが取り除かれる(図7(c)参照)。失敗結末となる場合には、操作手段60の操作がなされても特定要素12Tがそのまま残る(対象保留画像10Tの態様変化が発生しない)(図7(d)参照)。なお、操作手段60の操作がなされなかった場合には、操作有効期間経過後、成功結末となるか否かが示されるようにする。
このように、遊技者による操作手段60の操作を契機として、対象保留画像10Tから特定要素12Tが取り除かれる成功結末に至るかどうかが示されるようにすることで、遊技の趣向性をさらに向上させることが可能である。本例は、成功結末となるか否かの区切の時点(上記実施形態でいう所定時点)が、遊技者の意思(操作手段60の操作タイミング)によって種々変化するものであるともいえる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
当否判定情報の存在を示す保留画像を表示する表示手段と、
演出の対象となる対象保留画像について、画像を構成する一部が取り除かれるような態様の変化の発生が、遊技者にとって有利な方向への変化として設定されている特定保留変化演出を実行する演出実行手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機のように、保留画像を構成する一部が取り除かれるような変化が、遊技者にとって有利な変化として設定されている斬新な保留変化演出が発生するようにすることで、遊技の趣向性を向上させることが可能である
・手段2
前記対象保留画像は、その構成要素として、その他の保留画像が有していない特定要素を含むものであり、
前記特定保留変化演出は、前記対象保留画像が有する特定要素が取り除かれるような演出であることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このような構成とすれば、対象保留画像と他の保留画像が特定要素の有無という点において相違することが把握されるため、特定保留変化演出の対象となる要素が特定要素であるということを分かりやすくすることが可能である。
・手段3
前記特定要素を含まない前記保留画像の態様として、対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性である信頼度が異なる複数種の態様が設定されており、
前記対象保留画像は、前記特定保留変化演出によって前記特定要素が取り除かれた場合に限り、その態様が信頼度が高まる方向に変化する可能性があるように設定されていることを特徴とする手段2に記載の遊技機。
このように、特定要素が取り除かれるという結末に至った場合に、対象保留画像の態様が変化(信頼度が高まる方向に変化)する可能性があるようにすることで、一連の演出を分かりやすいものとすることが可能である。
1 遊技機
10 保留画像
101 未変動画像
102 当該変動画像
10T 対象保留画像
11T 本体要素
12T 特定要素
91 表示装置
911 表示領域

Claims (1)

  1. 当否判定情報の存在を示す画像であって、当該画像を構成する本体要素の態様により対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性を示唆する保留画像を表示する表示手段と、
    前記本体要素に加えて特定要素を有する前記保留画像である対象保留画像について、当該特定要素が取り除かれるような態様の変化が発生する成功結末に至ることの方が、当該成功結末に至らないことよりも遊技者に有利な事象として設定されている特定保留変化演出を実行する演出実行手段と、
    を備え、
    前記特定保留変化演出は、前記成功結末に至ったと仮定した場合における前記本体要素の態様を、前記成功結末に至るかどうかが決まっていない段階における前記対象保留画像の前記本体要素の態様にて示すものであることを特徴とする遊技機。
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