JP6757977B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技機に関する。
遊技機においては、種々の不正行為対策が施されている。例えば、下記特許文献1には、10分間に発生した第1始動口への入賞回数が100〜150回となると警告動作を行なう遊技機が開示されている。
特開2014−133086号公報
本発明が解決しようとする課題は、不正行為を見逃してしまうおそれを低減することが可能な遊技機を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、遊技球の入球が遊技者に有利な事象を発生させる契機となる特定入賞領域に遊技球が入球したことを検出する入賞球検出手段と、前記特定入賞領域の下流側に設けられ、当該特定入賞領域に入球しなかった遊技球を検出する非入賞球検出手段と、前記非入賞球検出手段によってある遊技球が検出されてからその後別の遊技球が検出されるまでの間に、前記入賞球検出手段によって所定数の遊技球が連続して前記特定入賞領域に入球したことが検出されたときに、異常を報知する異常報知手段と、を備えることを特徴とする。
上記本発明によれば、不自然な特定入賞領域への連続入球が検出されたときには異常が報知されることになるため、不正行為を見逃してしまうおそれを低減することが可能である。
前記特定入賞領域に入球しなかった遊技球の全てが、前記非入賞球検出手段に検出されるように構成されているとよい。
このような構成とすることで、不正行為発見の確度を高めることが可能となる。
前記特定入賞領域は、遊技球の入球を契機として、当否抽選に用いられる当否判定情報が取得されるとともに、予め定められた賞球が払い出される領域であり、当否抽選の結果を報知する演出が開始されていない前記当否判定情報を保留情報として記憶する記憶手段が設けられており、前記所定数は、前記特定入賞領域に遊技球が入球することを契機として取得された保留情報について前記記憶手段に記憶可能な最大数を超える値に設定されているとよい。
通常、記憶手段が記憶可能な最大数の保留情報が記憶されている場合に遊技を継続するのは遊技者にとって不利なものとなる蓋然性が高い。したがって、最大保留情報の数を超える特定入賞領域への連続入球が検出された場合には、不正行為が行われている蓋然性が高いとして、異常が報知されるようにするとよい。
本発明にかかる遊技機によれば、不正行為を見逃してしまうおそれを低減することが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 本実施形態の不正監視機構を説明するための概念図である。 異常報知態様の例を示した図である。 第三具体例を説明するための図である。 第四具体例を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口10、大入賞口906、アウト口20などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、表示領域911の形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口10や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口10への遊技球の入賞を契機として実行する。具体的には、始動入賞口10への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(当否判定情報)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、始動入賞口10として、第一始動入賞口11および第二始動入賞口12の二種類が設けられている。第一始動入賞口11は、いわゆる左打ち遊技を行うことにより狙う入賞口である。第二始動入賞口12は、いわゆる右打ち遊技を行うことにより狙う入賞口である。本実施形態では、通常遊技状態(低ベース状態)中は左打ち遊技を行い、時間短縮遊技状態(高ベース状態)中は右打ち遊技を行う遊技性である。
本実施形態では、当該数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定の報知が開始されていない数値(以下保留情報と称することもある)の最大の記憶数(記憶可能な最大の保留情報の数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口10につき四つである。つまり、第一始動入賞口11に遊技球が入球することを契機として取得される保留情報(以下、第一保留情報と称することもある)を最大四つ、第二始動入賞口12に遊技球が入球することを契機として取得される保留情報(以下、第二保留情報と称することもある)を最大四つ記憶することが可能である。記憶手段に記憶されている保留情報が存在していることは図示されない保留表示により示されるようにするとよい。なお、本実施形態では、当否判定の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい(この場合には当否判定結果自体が、当否判定情報に相当することとなる)。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用されるようにしてもよい。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される識別図柄70の組み合わせによって当否判定結果を遊技者に報知する。具体的には、複数種の識別図柄70を含む識別図柄群が変動を開始し、最終的に各識別図柄群から一の識別図柄70が選択されて停止する。大当たりに当選している場合には各識別図柄群から選択されて停止した識別図柄70の組み合わせは所定の組み合わせ(例えば、同じ識別図柄70の三つ揃い)となる。はずれである場合にはそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせとなる。
以下、本実施形態にかかる遊技機1が備える不正行為抑制のための構成について、詳細に説明する。本実施形態にかかる遊技機1は、第一始動入賞口11(本発明における特定入賞領域に相当する)への不正な入賞を見逃してしまうおそれを低減するためのものである。つまり、監視対象の入賞領域として第一始動入賞口11が設定されたものである。
第一始動入賞口11に遊技球が入球したことは、当該入賞口内に設けられたセンサ(本発明における入賞球検出手段に相当する。以下、入賞センサ31と称する)(図1参照)により検出される。第一始動入賞口11への遊技球の入球が検出された場合、上記当否判定情報(第一保留情報)が取得される(ただし、第一保留情報が記憶可能な最大数(本実施形態では四つ)記憶手段に記憶されているときを除く)。また、予め規定された所定数の遊技球(以下、賞球と称する)が払い出される。なお、本実施形態における第一始動入賞口11の賞球数は四つである。
第一始動入賞口11よりも下流側(下方)には、上述したアウト口20が設けられている。第一始動入賞口11およびその他の入賞口(入球した遊技球が内部に取り込まれる入賞口)に入球しなかった遊技球は、アウト口20を通過することになる。アウト口20に進入した遊技球は、当該アウト口20内に設けられたセンサ(本発明における非入賞球検出手段に相当する。以下、非入賞センサ32と称する)(図1参照)により検出される。本実施形態では、第一始動入賞口11よりも下流にはその他の入賞口が設けられていないため、第一始動入賞口11に入球しなかった遊技球は、極めてイレギュラーな事象(例えば、遊技球が予想しない方向に大きく跳ねる等)が発生する場合を除き、必ずアウト口20に進入して通過センサに検出されることとなる。
図2に示すように、本実施形態では、非入賞センサ32によってある遊技球が検出されてから次の遊技球が検出されるまでの間(以下、当該期間を特定期間Sと称することもある)に、入賞センサ31によって所定数(以下、当該値をXとすることもある)の遊技球が連続して第一始動入賞口11に入球したことが検出されたときには、異常が発生している(異常が発生している蓋然性が高い)として、異常報知手段により異常を報知する。つまり、アウト口20への遊技球の進入が検出されていない間に、第一始動入賞口11に連続して所定数の遊技球が入球しているのは、遊技機本来の構成(スペック)から考えて異常な事態であるとして異常を報知する。このような事態が発生するのは、遊技者にとって不利な方向(第一始動入賞口11に入球しない方向)へ遊技球を導く通路が球詰まり等により封鎖されている、磁石等によって遊技球の流れが強制的に第一始動入賞口11に向くようにする不正が行われているといった状況が考えられるため、異常を報知する。
上記「X」の値は、異常の有無の閾値となるものである。当該値Xをあまりにも小さくするのは好ましくない。例えば、X=2とすると、第一始動入賞口11に連続的に遊技球が入球するという比較的発生しやすい入球態様が発生したときにも異常が報知されることになるため好ましくない。
上記「X」の値は、監視対象の入賞領域である第一始動入賞口11に遊技球が入球することを契機として取得される当否判定情報(第一保留情報)について、記憶手段が記憶することが可能な最大数を超える値に設定されていることが好ましい。本実施形態では記憶手段に記憶可能な第一保留情報の最大数は4であるのであるから、Xの値は4超とされる。このような考え方に基づき、本実施形態ではX=5に設定されている(図2参照)。
このように設定する理由は次のようなものである。第一始動入賞口11に遊技球が入球することによる大当たり当選を目指す状態(本実施形態では通常遊技状態)においては、記憶手段が記憶可能な最大数の第一保留情報が記憶されている(保留が満タンの状態である)場合に遊技を継続するのは遊技者にとって不利なものとなる蓋然性が高い。保留が満タンである状態では、第一始動入賞口11に遊技球が入球したとしてもそれを契機とした大当たり抽選を受けることができないから(大当たり抽選を受けることができない状態で遊技球の数が減少していくから)である。しかし、不正行為等により第一始動入賞口11に遊技球が容易に入球するのであれば、第一始動入賞口11に遊技球が入球することにより賞球が払い出されて遊技球の数が増加していく状態となって、保留が満タンであっても(大当たり抽選を受けることができなくても)、不正な利益の獲得を狙って遊技が継続される可能性がある。したがって、最大保留情報の数を超える特定入賞領域への連続入球が検出された場合には、不正行為が行われている蓋然性が高いとして、異常が報知されるようにするとよい。
また、上記値Xをあまりにも大きくした場合には、不正行為等が見逃されてしまうおそれが高まるため好ましくない。例えば、不正行為等が行われることで、正常な状態よりも第一始動入賞口11に遊技球が入球しやすい状態となっているものの、もれなく第一始動入賞口11に遊技球が入球する状態ではなく、(正常時に比して少ないが)アウト口20に入球する遊技球も生じ得る状態となることが考えられる。Xの値を大きくしすぎると、このような状態にあることを見逃してしまうおそれがある。したがって、本実施形態のように、Xの値を「記憶手段が記憶可能な最大保留情報の数+1」程度にすることが好ましいといえる。
図2に示すように、本実施形態では、非入賞センサ32による遊技球の検出が認められたときに値が0となる(リセットされる)カウンタを用いる。入賞センサ31による遊技球の検出が認められた場合には当該カウンタを1プラスする。当該カウンタの値が設定された「X」の値(本実施形態ではX=5)となった場合には異常を報知する。正常時には、Xの値が5に到達する前に非入賞センサ32による遊技球の検出が認められる(その蓋然性が極めて高い)から、その時点でカウンタが0となり、カウンタの値がXに到達することがない。
異常報知の具体的態様はどのようなものであってもよい。例えば、スピーカ92(音出力装置)より、警告音を出力させる構成(図3(a)参照)や、表示装置91の表示領域911に異常が発生していることを示すような表示をすること(図3(b)参照)が考えられる。つまり、スピーカ92や表示装置91を異常報知手段として機能させることが考えられる。また、遊技店が有する情報収集装置(いわゆるホールコンピュータ)等に異常が発生したことを示す信号を送信する構成としてもよい(かかる構成とする場合には、異常が発生したことを示す信号を送信する手段が異常報知手段に相当する)。複数の異常報知手段により異常が報知される構成としてもよい。
以上説明したように、本実施形態にかかる遊技機1によれば、不自然な特定入賞領域への連続入球が検出されたときには異常が報知されることになるため、不正行為を見逃してしまうおそれを低減することが可能である。
また、本実施形態では、Xの値を、監視対象の入賞領域(本実施形態では第一入賞口)に遊技球が入球することによって取得される当否判定情報(第一保留情報)の最大の記憶数を超える値としている。このような構成とすることで、不正行為発見の確度を高めること(不正行為の見逃し頻度の低減、誤報知の低減)が可能となる。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、変形、具体化等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術的事項を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
○第一具体例
上記実施形態では、監視対象の入賞領域が第一始動入賞口11であることを説明したが、これに加えてまたはこれに代えて、その他の始動入賞口(第二始動入賞口12)を監視対象としてもよい。
また、監視対象とされるのは始動入賞口10に限られない。遊技球の入球が遊技者に有利な事象を発生させる契機となる領域であればよい。例えば、大入賞口906を監視対象としてもよい。ただし、この場合には、始動入賞口10と異なる観点に基づき、異常報知の閾値となるXの値を設定しなければならない。大入賞口906は、大当たりに当選したときに実行される大当たり遊技中に解放されるものである。大当たり遊技は、大入賞口906が開放状態となる一または複数回の単位遊技(一回の単位遊技が、いわゆる1ラウンド分の遊技に相当する)を繰り返す。各単位遊技は、基本的には予め決められた所定数(以下、大当たりカウントと称する)の遊技球の入賞を契機として終了する。大入賞口906の形状やその周囲の構成次第であるが、大入賞口906が開放状態にあるときには比較的容易に遊技球が入球するため、正常な状態であっても、大当たりカウントの値分連続して遊技球が入球することは発生しうる。例えば大当たりカウントが10に設定されている場合には、10球連続して遊技球が大入賞口906に入球することは発生しうる。したがって、上記Xの値は、少なくとも当該大当たりカウントを超える値にする必要があるといえる。誤報知の発生を低減するのであれば、Xの値を、大当たりカウントの二倍以上の値(大当たりカウントが10であれば20以上)とすることが好ましい。
○第二具体例
異常報知の閾値となるXの値を任意の値に設定すること(変更すること)ができる構成とする。監視対象の入賞領域に対する遊技球の入球しやすさは、製品によって変化すること(個体差があること)が考えられる。したがって、不正行為の見逃しの発生や誤報知の発生を低減するため、Xの値を任意の値に設定することができるようにする。具体的には、記憶手段に記憶されたXの値を、図示されない入力装置により書き換えることができるようにする。これにより、遊技機の製造者が製品出荷前にXの値を好適な値に設定すること、遊技店が遊技機設置後にXの値を好適な値に設定することが可能となる。なお、当然ではあるが、当該Xの値の変更操作は、一般の遊技者が遊技中に行うことができないようにする必要がある。
○第三具体例
上記実施形態では、ある遊技球が非入賞センサ32に検出されてから、次の遊技球が非入賞センサ32に検出されるまでの期間が特定期間Sとして設定されていることを説明したが、ある遊技球が検出されてからN個(Nは2以上の自然数)先の遊技球が検出されるまでの期間が特定期間Sとして設定された構成としてもよい。例えば、図4に示すように、ある遊技球が非入賞センサ32に検出された後、次の遊技球が非入賞センサ32に検出された時点ではなく、さらにその次の遊技球が非入賞センサ32に検出された時点でカウンタがリセットされるようにする(N=2とする)。
正常時であっても偶発的に監視対象の入賞領域に遊技球が連続して入球する可能性はあるから、本例のように特定期間Sに幅をもたせることで誤報知が発生してしまうおそれを低減することが可能となる。
また、上記第二具体例と同様の考え方に基づき、Nの値を変更すること(Nを1以上の自然数のいずれかの値に設定すること)が可能な構成としてもよい。N=1とすれば上記実施形態にて説明した監視レベル(図2に示した構成)となるし、N=2とすれば本例にて説明した監視レベル(図4に示した構成)となる。
○第四具体例
上記実施形態は、特定期間S中に入賞センサ31によって所定数の遊技球が連続して監視対象の入賞領域に入球したことが検出されたときに異常が報知されるというものであるが、この条件に加えて、特定期間Sが開始されてから所定時間(以下、基準時間Tと称する)以内という条件を加える。つまり、特定期間S中に入賞センサ31によってX個の遊技球が連続して監視対象の入賞領域に入球したことが検出され、X個目の遊技球が入球した時点が特定期間Sの開始から基準時間T以内であった場合に異常を報知する。図5に示すように、特定期間S内にX個目の遊技球が入球したとしても、X個目の遊技球が入球した時点が特定期間Sの開始から基準時間Tを超えている場合には異常を報知しない。防止すべきは連続的な遊技により不正な利益を得ようとする行為であるため、連続した入球が比較的長い時間で発生した場合には、このような不正行為がなされている蓋然性が低い(遊技者が遊技を停止していたこと等が考えられる)として、異常報知がなされない構成とする。
図5に示した構成は、基準時間Tに到達しても、カウンタの値がリセットされない構成であるが、基準時間Tに到達した時点でカウンタの値がリセットされる構成としてもよい。このような構成としても、同様の効果を得ることができる。
○第五具体例
上記実施形態では、非入賞センサ32によりアウト口20内への遊技球の進入が検出されたことに基づき特定期間Sが設定されることを説明したが、かかる非入賞センサ32はアウト口20以外の場所に設けられていてもよい。つまり、非入賞センサ32(非入賞検出手段)は、監視対象の入賞領域に入球しなかった遊技球を検出するような位置(監視対象の入賞領域の下流側)に設けられていればよい。監視対象の入賞領域に入球しなかった遊技球の全て(監視対象の入賞領域以外の入賞領域に入球した遊技球を除く)が、非入賞センサ32に検出されるような位置に当該センサが設けられていることが望ましい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1 遊技機
10 始動入賞口
11 第一始動入賞口
12 第二始動入賞口
20 アウト口
31 入賞センサ
32 非入賞センサ
S 特定期間
T 基準時間
911 表示領域
911s 特定領域
92 スピーカ

Claims (2)

  1. 遊技球の入球が遊技者に有利な事象を発生させる契機となる特定入賞領域に遊技球が入球したことを検出する入賞球検出手段と、
    前記特定入賞領域の下流側に設けられ、当該特定入賞領域に入球しなかった遊技球を検出する非入賞球検出手段と、
    前記非入賞球検出手段によってある遊技球が検出されてからその後別の遊技球が検出されるまでの間に、前記入賞球検出手段によって所定数の遊技球が連続して前記特定入賞領域に入球したことが検出されたときに、異常を報知する異常報知手段と、
    を備え
    前記特定入賞領域に入球しなかった遊技球の全てが、前記非入賞球検出手段に検出されるように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球の入球が遊技者に有利な事象を発生させる契機となる特定入賞領域に遊技球が入球したことを検出する入賞球検出手段と、
    前記特定入賞領域の下流側に設けられ、当該特定入賞領域に入球しなかった遊技球を検出する非入賞球検出手段と、
    前記非入賞球検出手段によってある遊技球が検出されてからその後別の遊技球が検出されるまでの間に、前記入賞球検出手段によって所定数の遊技球が連続して前記特定入賞領域に入球したことが検出されたときに、異常を報知する異常報知手段と、
    を備え
    前記特定入賞領域は、遊技球の入球を契機として、当否抽選に用いられる当否判定情報が取得されるとともに、予め定められた賞球が払い出される領域であり、
    当否抽選の結果を報知する演出が開始されていない前記当否判定情報を保留情報として記憶する記憶手段が設けられており、
    前記所定数は、前記特定入賞領域に遊技球が入球することを契機として取得された保留情報について前記記憶手段に記憶可能な最大数を超える値に設定されていることを特徴とする遊技機。
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