JP2022063832A - 電気自動車用スクラムタイプサイドシル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気自動車用サイドシル構造を提供する。【解決手段】本発明の電気自動車1に適用されるサイドシル7は、車体の底を成すセンターフロア3の側面に位置するサイドシルインナ10と、サイドシルインナ10に結合され、サイドシルの内部空間7-1を形成するサイドシルアウタ20と、サイドシルの内部空間7-1において、車両の長さ方向に複数個備えられた第1、2、3、4スクラムメンバ30a、…、30dと、を含むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車用サイドシル構造に関し、特に、シートクロスメンバとの結合によって三重結合支持が可能なスクラムメンバ(Scrum Member)により、サイドシルの内部を強化させることで、横方向荷重の支持に有利な方向性を有する電気自動車用スクラムタイプサイドシル構造に関する。
通常、電気自動車(Electronic Vehicle)は、走行距離延長に対する要求を、電池の中でも高電圧電池のサイズを増加させることで満たしている。
その理由は、前記電気自動車は、既存の内燃機関車両との共用化のために、リアフロアに高電圧電池を位置させていた方式を越え、センターフロア(Center Floor)の下段に高電圧電池を位置させることができるためである。特に、前記センターフロアの下段は、高電圧電池のサイズ増大に有利なレイアウトを確保可能な構造的特徴を有している。
さらに、近年、電気自動車市場の急激な成長に伴い、側面ポール(Pole)衝突状況(例えば、電信柱衝突)における電気自動車の安全性も問題となっている。その理由は、破損による火災危険性を有する高電圧電池が、電気自動車において側面ポール衝突に最も弱い部位であるセンターフロアの下段に取り付けられると、サイズが増大された高電圧電池が側面ポール衝突状況で破損する危険性が大きくなり、火災危険性もともに大きくなり得るためである。
そのため、電気自動車は、高電圧電池のサイズ増大に応じて側面ポール衝突強化構造とすることで、高電圧電池の破損危険性を低める必要があり、そのために、サイドシル(Side Sill)を押出材タイプのサイドシルまたはスチールプレスタイプのサイドシルに変更することで、センターフロア構造を変更しなくてもよいという利点がある。
一例として、前記押出材タイプのサイドシルは、アルミニウム押出材をサイドシルインナ/アウタ(すなわち、ブラケットパネル)の内部空間に格子構造で適用することで、前記アルミニウム押出材がサイドシルの衝突剛性を強化させるようにする。そして、前記スチールプレスタイプのサイドシルは、多数のスチールプレス部品を折り曲げ、溶接により組み合わせてサイドシルインナ/アウタ(すなわち、ブラケットパネル)の内部空間に折り曲げ構造で適用することで、前記スチールプレス部品がサイドシルの衝突剛性を強化させる。
したがって、上記の電気自動車は、センターフロアを用い、走行距離延長が可能な大きいサイズの高電圧電池を使用しながらも、押出材タイプのサイドシルまたはスチールプレスタイプのサイドシルにより、衝突による変形を最小化することが可能な側面ポール衝突強化構造を適用することで、走行距離延長及び衝動安定性強化により、急激に成長する電気車市場に対応している。
しかしながら、上記の電気自動車の側面ポール衝突強化構造に適用された前記押出材タイプのサイドシル及び前記スチールプレスタイプのサイドシルは、衝突変形の最小化による高電圧電池の保護に比べて、下記のような欠点を有している。
一例として、前記押出材タイプのサイドシルは、アルミニウム押出材の高いコストのため、電気自動車の車体のコスト競争力の確保を非常に困難とし、特に、横方向断面は構造間の結合がないため、側面ポール衝突の横方向衝撃時に、断面が広げられるしかない。
一例として、前記スチールプレスタイプのサイドシルは、アルミニウム押出材に比べてコスト競争力を有するが、多数のスチールプレス部品とそれらの溶接結合により重量が大幅に上昇するため、電気自動車の車体の重量を増加させ、特に、縦方向荷重の支持に有利な方向性を有しているため、側面ポール衝突の横方向衝撃に弱いだけでなく、アルミニウム押出材に比べてスチールプレス部品の断面変形が多いため、衝突エネルギー支持性能の点から不利であるしかない。
何よりも、前記押出材タイプのサイドシル及び前記スチールプレスタイプのサイドシルは、サイドシルの内部構造がシートクロスメンバと結合されていないため、側面ポール衝突による荷重の伝達が断絶されている。ここで、前記シートクロスメンバは、センターフロア内の横方向部材であって、サイドシルの横方向変形を支持する役割をするように車体を構成する部品である。
そこで、本発明は、上記のような点に鑑みて、溶接結合部品の構造間結合を有する横方向断面構造とともに、横方向に連続配列された剛性断面構造が適用されたスクラムメンバにより、横方向荷重の支持に有利な方向性を有するようにすることで、側面ポール衝突の横方向衝撃により加えられる衝撃エネルギーの支持に有利であり、特に、スクラムメンバがサイドシルを介してシートクロスメンバと結合されることで、三重結合支持構造により連続的な荷重の伝達が可能な電気自動車用スクラムタイプサイドシル構造を提供することを目的とする。
上記のような目的を達成するための本発明のスクラムタイプサイドシル構造は、車体の底を成すセンターフロアの側面に位置するサイドシルインナと、前記サイドシルインナに結合され、サイドシルの内部空間を形成するサイドシルアウタと、前記サイドシルの内部空間において、車両の長さ方向に複数個備えられた第1、2、3、4スクラムメンバと、を含むことを特徴とする。
好ましい実施形態として、前記サイドシルインナ、前記サイドシルアウタ、及び前記スクラムメンバは、溶接により固定され、特に、前記スクラムメンバは、前記サイドシルインナに溶接により固定される。
好ましい実施形態として、前記第1、2、3、4スクラムメンバは、第1スクラムメンバ、第2スクラムメンバ、第3スクラムメンバ、及び第4スクラムメンバが互いに隣接して前記車両の長さ方向に配列されており、前記第1スクラムメンバ、前記第2スクラムメンバ、前記第3スクラムメンバ、及び前記第4スクラムメンバのそれぞれは、スクラムの内部空間が形成される上部ブラケットと下部ブラケットとで構成される。
好ましい実施形態として、前記第1スクラムメンバ、前記第2スクラムメンバ、前記第3スクラムメンバ、及び前記第4スクラムメンバは、隣接したものが互いに前方スクラムメンバと後方スクラムメンバとに区分されて上部結合部及び下部結合部を形成し、前記上部結合部は、前記前方スクラムメンバの前記上部ブラケットと、前記後方スクラムメンバの前記上部ブラケット及び前記下部ブラケットとで三重結合を成し、前記下部結合部は、前記前方スクラムメンバの前記上部ブラケット及び前記下部ブラケットと、前記後方スクラムメンバの前記下部ブラケットとで三重結合を成す。
好ましい実施形態として、前記上部結合部及び前記下部結合部は、前記上部ブラケットと前記下部ブラケットとが互いに当接した側面部位で形成され、前記三重結合は、溶接により固定される。
好ましい実施形態として、前記上部ブラケットと前記下部ブラケットは、直線長さで垂直に立てられたパイプナットにより締結されて前記スクラムの内部空間を形成する。
好ましい実施形態として、前記上部ブラケットは、前記パイプナットの上部が締結されるナット締結部を中間区間として左側折り曲げ羽ボディと右側折り曲げ羽ボディとが形成され、前記下部ブラケットは、前記パイプナットの下部が締結されるナット締結部を中間区間として左側垂直羽ボディと右側垂直羽ボディとが形成されており、前記左側折り曲げ羽ボディと前記左側垂直羽ボディ、及び前記右側折り曲げ羽ボディと前記右側垂直羽ボディが、互いに噛み合わされる。
好ましい実施形態として、前記上部ブラケットは、前記左側折り曲げ羽ボディと前記右側折り曲げ羽ボディとが前記ナット締結部よりも突出して前記サイドシルインナと結合され、前記下部ブラケットは、前記ナット締結部により前記サイドシルインナと結合される。
好ましい実施形態として、前記サイドシルインナと前記サイドシルアウタのそれぞれには、フランジ部位が形成され、前記フランジ部位が互いに連結されて前記サイドシルの内部空間を形成する。
好ましい実施形態として、前記シートクロスメンバにシートクロスエンドが形成され、前記サイドシルインナ及び前記スクラムメンバと重なる。
好ましい実施形態として、前記センターフロアに前記サイドシルインナが位置するサイドシルエンドが形成され、その下部に高電圧電池が取り付けられる。
かかる本発明の電気自動車に適用されて車体の一部を構成するスクラムタイプサイドシル構造は、下記のような作用及び効果を実現する。
第一に、スクラムタイプサイドシルにより、側面ポール衝突の横方向衝撃に耐えられるため、電気自動車の車体の側面剛性が強化される。第二に、スクラムタイプサイドシルに適用されたスクラムメンバが、横方向荷重の支持に有利な方向性を有してサイドシルの内部を強化することで、横方向衝撃に弱いアルミニウム押出材や、縦方向荷重を支持して衝突エネルギー支持性能には弱いスチールプレス部品の欠点を全て克服することができる。第三に、スクラムメンバが、溶接結合部品を構造間結合し、横方向に連続配列された剛性断面構造のスクラム補強パターンを形成することで、サイドシルの長さ及び内部構造に好適に適用可能である。第四に、スクラムタイプサイドシルがサイドシル固有の機能を果たしながらも、従来の押出材タイプのサイドシル及びスチールプレスタイプのサイドシルに比べて性能を向上させることができるとともに、コスト及び重量が低減される。第五に、スクラムタイプサイドシルがスクラムメンバ/サイドシルインナ/シートクロスメンバの三重結合支持構造となることで、側面ポール衝突の横方向衝撃に対して、センターフロアの方に連続的な荷重伝達を可能とする支持構造が可能である。
本発明に係る電気自動車の車体フレームに適用されたスクラムタイプサイドシル構造の構成図である。 本発明に係るスクラムタイプサイドシル構造に適用されたスクラムメンバの構成図である。 本発明に係るスクラムメンバを構成するスクラムメンバの横配列レイアウトの例である。 本発明に係る電気自動車の車体フレームを成すスクラムタイプサイドシル構造の断面構成の例である。 本発明に係るスクラムタイプサイドシル構造の断面構成のためのスクラムメンバの横配列結合状態である。 本発明に係る電気自動車の側面ポール衝突により車体フレームのサイドシルに横方向衝撃が加えられる状態である。 本発明に係るスクラムタイプサイドシル構造に横方向衝撃が加えられた際に、スクラムメンバの横方向断面により衝撃エネルギー支持性能を確保することを示す衝突シミュレーション状態である。
以下、添付の例示図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。かかる実施形態は一例であって、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が様々な異なる形態で実現可能であるため、ここで説明する実施形態に限定されない。
図1を参照すると、電気自動車1は、車体フレーム1-1の左右両側面の下方部位に重ね当てられたサイドシル7を含む。
具体的には、前記車体フレーム1-1は、車体形状ボディと、その底面を成すセンターフロア3及びシートクロスメンバ5(図4参照)と、を含む。一例として、前記車体形状ボディは、車体の骨格を成す部分であり、前記センターフロア3は、その下面に高電圧電池100が取り付けられる場所を提供し、前記シートクロスメンバ5は、センターフロア3内の横方向部材であって、サイドシル7の横方向変形を支持する。
特に、前記センターフロア3の左右両側面には、サイドシル7が載置されるように段差部(図4~図6参照)が形成される。
具体的には、前記サイドシル7は、サイドシルインナ10、サイドシルアウタ20、及びスクラムメンバ30で構成されており、前記スクラムメンバ30が、サイドシルの内部空間7-1に満たされたスクラムタイプサイドシル構造であることを特徴とする。
一例として、前記サイドシルインナ10は、センターフロア3の段差部に溶接されてセンターフロア3と一体化され、前記サイドシルアウタ20は、サイドシルインナ10に溶接されてサイドシルインナ10と一体化される。
そのため、前記サイドシルインナ10と前記サイドシルアウタ20は「⊂⊃」からなり、その上下部位に互いに当接するフランジにより互いに溶接された状態で、スクラムメンバ30で満たされるサイドシルの内部空間7-1を形成する。
また、前記サイドシルインナ10と前記サイドシルアウタ20のそれぞれには、横方向(Transverse direction)(すなわち、前/後方の車両の長さ方向)に溶接部位を成す溶接部10-1が穿孔されており、特に、前記サイドシルインナ10の溶接部10-1は、スクラム補強パターン(図5参照)のための溶接位置として提供される。
一例として、前記スクラムメンバ30は、サイドシルインナ10とサイドシルアウタ20の溶接結合により形成された「⊂⊃」のサイドシルの内部空間7-1で、横方向(Transverse direction)に連続配列された第a~nスクラムメンバ(aは1、nは2以上の整数)で構成される。
したがって、前記サイドシル7は、スクラムメンバ30を構成する第a~nスクラムメンバ30a、…、30nの横方向配列によるスクラム補強パターンでサイドシルの内部空間7-1が満たされた、スクラムタイプサイドシル構造であることを特徴とする。
一方、図2及び図3は、前記スクラムメンバ30の具体的な構成を例示する。この際、前記スクラムメンバ30は、第a~nスクラムメンバ30a、…、30nのn個を、第1~4スクラムメンバ30a、…、30dの4個で構成したものを例として説明するが、その数量は、サイドシル7の横方向の長さまたはサイドシルに求められる剛性差などによって適切な数量に変更されてもよい。
したがって、前記スクラムメンバ30は、第1スクラムメンバ30a、第2スクラムメンバ30b、第3スクラムメンバ30c、及び第4スクラムメンバ30dで構成されており、第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dのそれぞれは、同一のスクラムメンバ構成要素からなり、且つ互いに隣接した状態で溶接結合され、横方向スクラムメンバの連結構造を形成する。
図2のスクラムメンバ構成要素を参照すると、前記第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dのそれぞれは、上部ブラケット31、下部ブラケット34、及びパイプナット37で構成される。
一例として、前記上部ブラケット31は、所定の厚さの板材からなり、平らな中間区間を成すナット締結部32の左側部位が2段の折り曲げ構造で折り曲げられて左側折り曲げ羽ボディ33-1が形成されるとともに、右側部位が2段の折り曲げ構造で折り曲げられて右側折り曲げ羽ボディ33-2が形成される。この際、前記ナット締結部32は、穿孔された溶接孔にパイプナット37の上部を位置させて溶接部位を形成する。
したがって、前記上部ブラケット31は、左右側の折り曲げ羽ボディ33-1、33-2が、ナット締結部32、35を中間区間として略「3」字状の屈曲した構造を成すことで上部ブラケット31の剛性を強化させ、左右側の折り曲げ羽ボディ33-1、33-2の2段の折り曲げ構造における平らな上面部にサイドシルインナ10の溶接部10-1とシートクロスメンバ5のシートクロスエンド5-1(図4参照)を位置させて溶接部位を形成する。
一例として、前記下部ブラケット34は、所定の厚さの板材からなり、平らな中間区間を成すナット締結部35の左側部位が直角の折り曲げ構造で折り曲げられて左側垂直羽ボディ36-1が形成されるとともに、右側部位が直角の折り曲げ構造で折り曲げられて右側垂直羽ボディ36-2が形成される。この際、前記ナット締結部35は、穿孔された溶接孔にパイプナット37の下部を位置させて溶接部位を形成する。
したがって、前記下部ブラケット34は、左右側の垂直羽ボディ36-1、36-2がナット締結部35を中間区間として略「U」字状の垂直な直線構造を成すことで、上部ブラケット31の左右側の折り曲げ羽ボディ33-1、33-2への結合を容易にする。
一例として、前記パイプナット37は、その上部部位が、上部ブラケット31のナット締結部32に穿孔された溶接孔に位置してナット締結部32と溶接固定され、その下部部位が、下部ブラケット34のナット締結部35に穿孔された溶接孔に位置してナット締結部35と溶接固定される。
したがって、前記パイプナット37は通常のパイプナットであるが、但し、上部ブラケット31と下部ブラケット34とが間隔をおいてスクラムの内部空間39が形成されるように所定の長さを有し、前記所定の長さは、サイドシルの内部空間7-1に応じて設定される。
このように、前記上部ブラケット31と前記下部ブラケット34は、溶接結合されたパイプナット37によりスクラムの内部空間39を形成した第1スクラムメンバ30a、第2スクラムメンバ30b、第3スクラムメンバ30c、及び第4スクラムメンバ30dで構成され、前記第1スクラムメンバ30a、前記第2スクラムメンバ30b、前記第3スクラムメンバ30c、及び前記第4スクラムメンバ30dは、互いに隣接して横方向に配列され、1つに一体化された第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dで形成される。
図3の横方向スクラムメンバの連結構造を参照すると、前記横方向スクラムメンバの連結構造は、下部ブラケット34の左右の両側が、上部ブラケット31の下方で上部ブラケット31の左右の両側とずれて噛み合わされる構造をなして形成される。この際、前記ずれて噛み合わされる構造は、下部ブラケット34の左側部位が上部ブラケット31の左側部位の内側に入り込み、上部ブラケット31の右側部位が下部ブラケット34の右側部位の内側に入り込む構造を意味する。
一例として、前記横方向スクラムメンバの連結構造は、上部ブラケット31の左側折り曲げ羽ボディ33-1が下部ブラケット34の左側垂直羽ボディ36-1を包み、且つ下部ブラケット34の右側垂直羽ボディ36-2が上部ブラケット31の右側折り曲げ羽ボディ33-2を包むことで、上部ブラケット31と下部ブラケット34が互いにずれた状態を成す。
このような前記第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dにおいて、第1スクラムメンバ30aと第4スクラムメンバ30dの左右両端部は、上部ブラケット31の左側折り曲げ羽ボディ33-1が下部ブラケット34の左側垂直羽ボディ36-1を外側から包んで溶接されることで、スクラム補強パターンのための構造において左側端部を一体化させ、前記第4スクラムメンバ30dは、下部ブラケット34の右側垂直羽ボディ36-2が上部ブラケット31の右側折り曲げ羽ボディ33-2を外側から包んで溶接されることで、スクラム補強パターンのための構造において右側端部を一体化させる。
また、前記第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dにおいて、互いに隣接した第1スクラムメンバ30a、第2スクラムメンバ30b、第3スクラムメンバ30c、及び第4スクラムメンバ30dは、サイドシルインナ10に対して上部部位の上部結合部及び下部部位の下部結合部を形成する。
一例として、前記第1スクラムメンバ30aと前記第2スクラムメンバ30bの連結部位は、第1スクラムメンバ30aの第1スクラムメンバ右側連結部及び第2スクラムメンバ30bの第2スクラムメンバ左側連結部が互いに合わせられて溶接される。つまり、前記第1スクラムメンバ右側連結部は、第1スクラムメンバ30aの下部ブラケット34が、右側垂直羽ボディ36-2で上部ブラケット31の右側折り曲げ羽ボディ33-2を外側から包んで溶接されて形成される。そして、前記第2スクラムメンバ左側連結部は、第2スクラムメンバ30bの上部ブラケット31が、左側折り曲げ羽ボディ33-1で下部ブラケット34の左側垂直羽ボディ36-1を外側から包んで溶接されて形成される。
一例として、前記第2スクラムメンバ30bと前記第3スクラムメンバ30cの連結部位は、第2スクラムメンバ30bの第2スクラムメンバ右側連結部及び第3スクラムメンバ30cの第3スクラムメンバ左側連結部が互いに合わせられて溶接される。つまり、前記第2スクラムメンバ右側連結部は、第2スクラムメンバ30bの下部ブラケット34が、右側垂直羽ボディ36-2で上部ブラケット31の右側折り曲げ羽ボディ33-2を外側から包んで溶接されて形成される。前記第3スクラムメンバ左側連結部は、第3スクラムメンバ30cの上部ブラケット31が、左側折り曲げ羽ボディ33-1で下部ブラケット34の左側垂直羽ボディ36-1を外側から包んで溶接されて形成される。
一例として、前記第3スクラムメンバ30cと前記第4スクラムメンバ30dの連結部位は、第3スクラムメンバ30cの第3スクラムメンバ右側連結部及び第4スクラムメンバ30dの第4スクラムメンバ左側連結部が互いに合わせられて溶接される。つまり、前記第3スクラムメンバ右側連結部は、第3スクラムメンバ30cの下部ブラケット34が、右側垂直羽ボディ36-2で上部ブラケット31の右側折り曲げ羽ボディ33-2を外側から包んで溶接されて形成される。前記第4スクラムメンバ左側連結部は、第4スクラムメンバ30dの上部ブラケット31が、左側折り曲げ羽ボディ33-1で下部ブラケット34の左側垂直羽ボディ36-1を外側から包んで溶接されて形成される。
これにより、前記第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dの横方向配列において隣り合うスクラムメンバを前方スクラムメンバと後方スクラムメンバとに区分した際に、前記上部結合部は、前方スクラムメンバ(例えば、第1スクラムメンバ30a)の上部ブラケット31と、後方スクラムメンバ(例えば、第2スクラムメンバ30b)の上部ブラケット31及び下部ブラケット34とで三重結合を成し、前記下部結合部は、前方スクラムメンバ(例えば、第1スクラムメンバ30a)の上部ブラケット31及び下部ブラケット34と、後方スクラムメンバ(例えば、第2スクラムメンバ30b)の下部ブラケット34とで三重結合を成す。
したがって、前記スクラムメンバ30は、サイドシルの内部空間7-1を横方向(Transverse direction)に満たす複数の第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dで構成され、その横方向断面において、上部部位の上部結合部及び下部部位の下部結合部により一体化されて固定されることにより、そのそれぞれが互いに隣接した状態で互いに結合された構造のスクラム補強パターンを形成する。特に、前記スクラム補強パターンは、車両の長さ方向において、横方向断面の支持力(f)(図7参照)を強く形成するのに寄与する。
一方、図4及び図5は、前記サイドシル7に適用されたスクラムタイプサイドシル構造の特徴を具体的に示す。
図4を参照すると、前記サイドシル7はセンターフロア3の段差部に位置し、シートクロスエンド5-1を溶接連結部として少なくとも1個以上のシートクロスメンバ5と連結される。
特に、図4のA-A断面を参照すると、前記サイドシル7は、サイドシルインナ10とサイドシルアウタ20のフランジ部位を互いに溶接してサイドシルの内部空間7-1を形成し、前記スクラムメンバ30は、サイドシルの内部空間7-1で、サイドシルインナ10の溶接部10-1を介して段差部と溶接されてセンターフロア3と連結されるとともに、シートクロスエンド5-1と溶接されてシートクロスメンバ5と連結される。
図5を参照すると、前記第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dは、サイドシルの内部空間7-1と同一の幅と高さで横方向配列された状態で、スクラムの内部空間39が、連続された横方向剛性断面を形成する。
特に、前記横方向剛性断面は、第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dの各構造間の連続結合により、ラグビー競技のスクラム隊形と類似なスクラム補強パターンで形成され、かかるスクラム補強パターンは、サイドシルの内部/外部構造(すなわち、スクラムメンバ30とシートクロスメンバ5)が有する剛性以上の性能を持たせることで、横方向衝撃(F)に強い横方向剛性断面(図7参照)とする。
また、前記第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dのそれぞれにおいて、上部ブラケット31は、左右側の折り曲げ羽ボディ33-1、33-2の平らな上面部を利用して2ヶ所の溶接部を形成し、下部ブラケット34は、ナット締結部35を利用して2ヶ所の溶接部を形成する。
特に、前記上部ブラケット31の溶接部は、スクラム補強パターンを形成し、前記スクラム補強パターンは、サイドシルインナ10の溶接部10-1、上部ブラケット31の左右側の折り曲げ羽ボディ33-1、33-2、及びシートクロスメンバ5のシートクロスエンド5-1が互いに重なった溶接構造で形成されることで、サイドシル7を基準として、サイドシルの内部/外部構造(すなわち、スクラムメンバ30とシートクロスメンバ5)間の直接的な溶接結合構造を形成する。
このように、前記スクラム補強パターンは、シートクロスメンバ5/サイドシルインナ10/サイドシル内部構造のスクラムメンバ30が、三重結合により連続的な荷重伝達と構造支持を可能とし、これは、シートクロスメンバ5とサイドシルの内部構造(すなわち、アルミニウム押出材またはスチールプレス部品)が結合されていなくて荷重伝達が断絶されていた従来の構造の欠点を解消することができる。
一方、図6及び図7は、電気自動車1の側面が衝突体200と衝突する側面ポール衝突試験において、第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dをスクラムメンバ30に適用したサイドシル7のシミュレーション性能結果を例示する。
この際、図6及び図7のシミュレーション性能結果は下記条件下で導出される。
一例として、前記電気自動車1のスクラムタイプサイドシル構造には、車体の底を成すセンターフロア3の側面に位置するサイドシルインナ10と、前記サイドシルインナ10に結合され、サイドシルの内部空間7-1を形成するサイドシルアウタ20と、前記サイドシルの内部空間7-1に横方向(Transverse direction)に備えられ、前記サイドシルの内部空間7-1の横方向断面をスクラム補強パターンで形成するスクラムメンバ30と、が適用される。
したがって、前記電気自動車1は、車体の底を成すセンターフロア3の側面に位置するサイドシルインナ10と結合されたサイドシルアウタ20から形成されたサイドシルの内部空間7-1で、複数の第1、2、3、4スクラムメンバ30a、…、30dにより、前記サイドシルの内部空間7-1の横方向断面がスクラム補強パターンで形成されるサイドシル7と、車体の底を成し、左右側部位に前記サイドシル7が結合されるセンターフロア3と、前記センターフロア3の横方向変形を支持し、複数の前記第1、2、3、4スクラムメンバ30a、…、30dと連結されるシートクロスメンバ5と、前記センターフロア3の下部に取り付けられる高電圧電池100と、を含む。
特に、前記センターフロア3、前記シートクロスメンバ5、前記サイドシルインナ10、前記サイドシルアウタ20、及び複数の前記第1、2、3、4スクラムメンバ30a、…、30dは、溶接により結合され、前記スクラム補強パターンは、複数の前記第1、2、3、4スクラムメンバ30a、…、30dが隣接して横方向(Transverse direction)に配列され、車両の長さ方向に位置する状態で、互いに三重結合構造を形成する。
また、前記センターフロア3は、前記左右側部位に前記サイドシル7が結合されるサイドシルエンドが形成され、前記シートクロスメンバ5は、互いに間隔をおいて複数個からなりそれぞれシートクロスエンド5-1が形成されて、前記サイドシルインナ10と重なった状態で複数の前記第1、2、3、4スクラムメンバ30a、…、30dに連結される。
図6を参照すると、前記側面ポール衝突試験は、サイドシル7に衝突体200がぶつかることで、衝突体200が加える横方向衝撃(F)が、サイドシル7のスクラムメンバ30を経てセンターフロア3とシートクロスメンバ5に分散されつつ、センターフロア3の下部に取り付けられた高電圧電池100に伝達される。
図7を参照すると、前記サイドシル7は、サイドシルの内部空間7-1で、第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dが横方向に連続する横方向断面を成し、前記横方向断面は、スクラム補強パターンのための構造(図3参照)の連続的なスクラム補強パターンにより、横方向断面の支持力(f)を形成する。
したがって、前記横方向断面の支持力(f)は、衝突体200が加える横方向衝撃(F)に対する一次的なエネルギー吸収性能を実現することで、サイドシル7が高電圧電池100の方へ押し寄せられることを阻止する。
また、前記サイドシル7は、シートクロスメンバ5/サイドシルインナ10/サイドシル内部構造のスクラムメンバ30の三重結合構造でスクラム補強パターン(図5参照)を形成し、前記スクラム補強パターンは、センターフロア3の内側で第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dの横方向断面を支持する。
したがって、前記スクラム補強パターンは、横方向断面支持構造により、衝突体200が加える横方向衝撃(F)に対する二次的なエネルギー吸収性能を実現することで、横方向断面の支持力(f)に対するエネルギー分散及び支持性能をより強化させる。
このように、スクラムタイプサイドシル7は、第1~4スクラムメンバ30a、30b、30c、30dの連続的なスクラム補強パターンのための構造のスクラム補強パターン、及びスクラム補強パターンによる2回のエネルギー吸収/分散並びに支持性能を有することができ、これは、従来のアルミニウム押出材またはスチールプレス部品の適用時に、シートクロスメンバ5とサイドシルの内部構造が結合されていなくて荷重伝達が断絶されていた構造的欠点を解消させる。
これにより、前記側面ポール衝突試験のシミュレーション結果は、前記スクラムタイプサイドシル7が、衝突体200が加える横方向衝撃(F)により発生するサイドシルの侵入量(L)を、従来のアルミニウム押出材またはスチールプレス部品の適用時に比べて約15~25%縮小することで、高電圧電池100が破損危険性からの安全性をその分確保することができることを立証した。
上述のように、本実施形態に係る電気自動車1に適用されるサイドシル7は、車体の底を成すセンターフロア3の側面に位置するサイドシルインナ10に結合されたサイドシルアウタ20から形成されたサイドシルの内部空間7-1で、スクラム補強パターンのための構造で互いに結合された複数の第1、2、3、4スクラムメンバ30a、…、30dにより、前記サイドシルの内部空間7-1の横方向断面をスクラム補強パターンで形成するスクラムタイプサイドシル構造とすることで、横方向断面構造と、横方向に連続配列された剛性断面構造とにより、横方向荷重の支持に有利な方向性を確保し、側面ポール衝突の横方向衝撃により加えられる衝撃エネルギーに対する支持に有利であって、特に、複数の第1、2、3、4スクラムメンバ30a、…、30dがサイドシル7を介してシートクロスメンバ5と結合されることで三重結合支持構造により連続的な荷重伝達が可能である。
1 電気自動車
1-1 車体フレーム
3 センターフロア
5 シートクロスメンバ
5-1 シートクロスエンド
7 サイドシル
7-1 サイドシルの内部空間
10 サイドシルインナ
10-1 溶接部
20 サイドシルアウタ
30 スクラムメンバ
30a、…、30n 第a~nスクラムメンバ
31 上部ブラケット
32、35 ナット締結部
33-1、33-2 左右側折り曲げ羽ボディ
34 下部ブラケット
36-1、36-2 左右側垂直羽ボディ
37 パイプナット
39 スクラムの内部空間
100 高電圧電池
200 衝突体

Claims (13)

  1. 車体の底を成すセンターフロアの側面に位置するサイドシルインナと、
    前記サイドシルインナに結合され、サイドシルの内部空間を形成するサイドシルアウタと、
    前記サイドシルの内部空間において、車両の長さ方向に複数個備えられたスクラムメンバと、を含むことを特徴とする、電気自動車のサイドシル構造。
  2. 前記スクラムメンバは、前記サイドシルインナに溶接により固定されることを特徴とする、請求項1に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  3. 前記スクラムメンバは、スクラムの内部空間が形成される上部ブラケットと下部ブラケットとで構成されることを特徴とする、請求項1に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  4. 前記スクラムメンバは、互いに隣接して複数個配列されており、隣接したものが互いに前方スクラムメンバと後方スクラムメンバとに区分されて上部結合部及び下部結合部を形成し、
    前記上部結合部は、前記前方スクラムメンバの前記上部ブラケットと、前記後方スクラムメンバの前記上部ブラケット及び前記下部ブラケットとで結合を成し、
    前記下部結合部は、前記前方スクラムメンバの前記上部ブラケット及び前記下部ブラケットと、前記後方スクラムメンバの前記下部ブラケットとで結合を成すことを特徴とする、請求項3に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  5. 前記上部結合部及び前記下部結合部は、前記上部ブラケットと前記下部ブラケットとが互いに当接した側面部位で形成されることを特徴とする、請求項4に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  6. 前記スクラム間の結合は、溶接により固定されることを特徴とする、請求項4に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  7. 前記上部ブラケットと前記下部ブラケットは、パイプナットにより締結されて前記スクラムの内部空間を形成することを特徴とする、請求項3に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  8. 前記上部ブラケットは、前記パイプナットの上部が締結されるナット締結部を中間区間として左側折り曲げ羽ボディと右側折り曲げ羽ボディとが形成され、
    前記下部ブラケットは、前記パイプナットの下部が締結されるナット締結部を中間区間として左側垂直羽ボディと右側垂直羽ボディとが形成されており、
    前記左側折り曲げ羽ボディと前記左側垂直羽ボディ、及び前記右側折り曲げ羽ボディと前記右側垂直羽ボディが、互いに噛み合わされることを特徴とする、請求項7に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  9. 前記上部ブラケットは、前記左側折り曲げ羽ボディと前記右側折り曲げ羽ボディとが前記ナット締結部よりも突出して前記サイドシルインナと結合されることを特徴とする、請求項8に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  10. 前記下部ブラケットは、前記ナット締結部により前記サイドシルインナと結合されることを特徴とする、請求項8に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  11. 前記パイプナットは、直線長さで前記スクラムの内部空間に垂直に立てられることを特徴とする、請求項7に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  12. 前記スクラムメンバは、前記センターフロアの上部に位置するシートクロスメンバと連結されることを特徴とする、請求項1に記載の電気自動車のサイドシル構造。
  13. 前記センターフロアに、高電圧電池が取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の電気自動車のサイドシル構造。
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