JP2022054617A - 圧電アクチュエータ - Google Patents

圧電アクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP2022054617A
JP2022054617A JP2020161756A JP2020161756A JP2022054617A JP 2022054617 A JP2022054617 A JP 2022054617A JP 2020161756 A JP2020161756 A JP 2020161756A JP 2020161756 A JP2020161756 A JP 2020161756A JP 2022054617 A JP2022054617 A JP 2022054617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
conducting
electrodes
piezoelectric layer
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020161756A
Other languages
English (en)
Inventor
貴司 相羽
Takashi Aiba
圭司 蔵
Keiji Kura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2020161756A priority Critical patent/JP2022054617A/ja
Priority to US17/471,635 priority patent/US20220102617A1/en
Publication of JP2022054617A publication Critical patent/JP2022054617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14233Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/20Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators
    • H10N30/204Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using bending displacement, e.g. unimorph, bimorph or multimorph cantilever or membrane benders
    • H10N30/2047Membrane type
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/50Piezoelectric or electrostrictive devices having a stacked or multilayer structure
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/87Electrodes or interconnections, e.g. leads or terminals
    • H10N30/872Interconnections, e.g. connection electrodes of multilayer piezoelectric or electrostrictive devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/87Electrodes or interconnections, e.g. leads or terminals
    • H10N30/872Interconnections, e.g. connection electrodes of multilayer piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/874Interconnections, e.g. connection electrodes of multilayer piezoelectric or electrostrictive devices embedded within piezoelectric or electrostrictive material, e.g. via connections
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one piezoelectric, electrostrictive or magnetostrictive element covered by groups H10N30/00 – H10N35/00
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14459Matrix arrangement of the pressure chambers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/18Electrical connection established using vias

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】圧電アクチュエータにおいて圧電層にクラックを発生しにくくする。【解決手段】圧電アクチュエータ22のY方向の一方側の端部には、アクチュエータ表面K3に配置された第1、第2表面電極54a,55a、第2境界面K2に配置された接続部524及び接続電極56Bの部分562、並びに、第1境界面K1に配置された接続電極57Aの部分572及び接続部535が配置されている。さらに、アクチュエータ表面K3、第2境界面K2及び第1境界面K1に、Y方向における一方側の端部に、それぞれ、複数の非導通電極63a、複数の非導通電極64a及び複数の非導通電極66aが配置されている。これにより、圧電アクチュエータのY方向における一方側の端部の、X方向において複数の個別電極が配置される範囲内に位置する部分には、Y方向の位置によらず少なくとも1つの電極が配置される。【選択図】図10

Description

本発明は、圧電アクチュエータに関する。
圧電アクチュエータの一例として、特許文献1には、インクジェットヘッドにおいて圧力室内のインクに圧力を付与する圧電アクチュエータが記載されている。特許文献1に記載の圧電アクチュエータでは、3つの圧電層が積層されることによって圧電体が形成されている。また、上側の圧電層の上面に、複数の圧力室に個別の複数の個別電極が配置されている。また、下側の圧電層と中央の圧電層との間の面に、複数の個別電極に共通の第1共通電極が配置されている。また、中央の圧電層と上側の圧電層との間の面に、複数の個別電極に共通の第2共通電極が配置されている。また、第1共通電極は、中央の圧電層及び上側の圧電層に形成されたスルーホールを介して、上側の圧電層の上面の、走査方向の端部に配置された第1接続電極に接続されている。また、第2共通電極は、上側の圧電層に形成されたスルーホールを介して、上側の圧電層の上面の、走査方向の端部に配置された第2接続電極に接続されている。
特開2014-189017号公報
ここで、特許文献1の圧電アクチュエータでは、圧電体の走査方向の端部の、搬送方向における第1接続電極と第2接続電極との間の部分に電極が存在しておらず、圧電体のこの部分は、圧電体の第1接続電極及び第2接続電極と重なる部分よりも剛性が低い。そのため、圧電体のこの部分においては、圧電アクチュエータを流路部材に接合するために圧電アクチュエータを押圧したときに圧電層にクラックが発生しやすい。
本発明の目的は、圧電層にクラックが発生しにくい圧電アクチュエータを提供することである。
本発明の圧電アクチュエータは、少なくとも第1方向における一方側の面において絶縁性を有する振動板と、前記振動板の、前記第1方向における前記一方側の面に配置された第1圧電層と、前記第1圧電層の、前記第1方向における前記一方側の面に配置された第2圧電層と、前記第2圧電層の、前記第1方向における前記一方側の面であるアクチュエータ表面に配置された複数の個別電極と、前記振動板と前記第1圧電層との間の面である第1境界面に配置された、前記複数の個別電極に対して共通の第1共通電極と、前記第1圧電層と前記第2圧電層との間の面である第2境界面に配置された、前記複数の個別電極に共通の第2共通電極と、前記アクチュエータ表面の、前記第1方向と直交する第2方向における端部に配置され、前記第1共通電極と導通する第1表面電極と、前記アクチュエータ表面の、前記第2方向における端部に配置され、前記第2共通電極と導通する第2表面電極と、前記アクチュエータ表面、前記第1境界面及び前記第2境界面のうち少なくとも2つの面の、前記第2方向における端部に配置され、前記複数の個別電極、前記第1共通電極、及び、前記第2共通電極のいずれとも導通していない複数の非導通電極と、を備え、前記非導通電極が、前記振動板、前記第1圧電層及び前記第2圧電層の積層体の、前記第2方向における端部のうち、少なくとも、前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向において、前記複数の個別電極が配置されている範囲内に位置し、且つ、他の電極が配置されていない部分に配置されている。
本発明の第1実施形態に係る圧電アクチュエータを含むプリンタ1の全体構成図である。 図1のヘッド3の平面図である。 図2の領域IIIの拡大図である。 図3のIV-IV線に沿った断面図である。 図3のV-V線に沿った断面図である。 アクチュエータ表面K0を示す平面図である。 第1圧電層42の上面を示す平面図である。 振動板41の上面を示す平面図である。 (a)は圧電アクチュエータ22のY方向における一方側の端部における、Z方向に投影したときの電極の位置関係を説明するための図であり、(b)は圧電アクチュエータ22のY方向における他方側の端部における、Z方向に投影したときの電極の位置関係を説明するための図である。 (a)は、図6、図7、図8のXA-XA線断面図であり、(b)は、図6、図7、図8のXB-XB線断面図である。 (a)は、個別電極51に低電位(GND電位)が付与されているときの図5の断面におけるアクチュエータ部90の状態を示す図であり、(b)は、個別電極51に高電位(VDD電位)が付与されているときの図5の断面におけるアクチュエータ部90の状態を示す図である。 (a)は、第2実施形態に係る圧電アクチュエータ100の、図9(a)に対応する図であり、(b)は、第2実施形態に係る圧電アクチュエータ100の、図9(b)に対応する図である。 a)は、第2実施形態に係る圧電アクチュエータ100の、図10(a)に対応する図であり、(b)は、第2実施形態に係る圧電アクチュエータ100の、図10(b)に対応する図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の好適な第1実施形態について説明する。以下の説明において、X方向及びY方向は、Z方向と直交し、X方向とY方向とは直交する。例えば、Z方向は鉛直方向であり、X方向及びY方向は水平方向である。なお、Z方向が本発明の「第1方向」に該当し、Y方向が本発明の「第2方向」に該当し、X方向が本発明の「第3方向」に該当する。また、Z方向における上側が本発明の「第1方向の一方側」に該当し、Z方向における下側が本発明の「第1方向の他方側」に該当する。
<プリンタ1の全体構成>
図1に示すように、第1実施形態に係るプリンタ1は、キャリッジ2と、ヘッド3と、2つの搬送ローラ対4とを備えている。
キャリッジ2は、Y方向に延びる2本のガイドレール5に支持され、ガイドレール5に沿ってY方向に移動可能である。
ヘッド3は、シリアル式のものであって、キャリッジ2に搭載され、キャリッジ2と共にY方向に移動可能である。ヘッド3の下面には、複数のノズル15が形成されている。
2つの搬送ローラ対4は、X方向にキャリッジ2を挟んで配置されている。搬送ローラ対4が用紙Pを挟持した状態で回転することで、用紙PがX方向に沿った搬送方向に搬送される。
プリンタ1の制御部(図示略)は、キャリッジ2と共にヘッド3をY方向に移動させながらノズル15からインクを吐出させる吐出動作と、搬送ローラ対4によって用紙Pを搬送方向に所定量搬送する搬送動作とを、交互に行わせる。これにより、用紙Pに画像が記録される。
<ヘッド3の構成>
図2に示すように、ヘッド3は、流路ユニット21と、圧電アクチュエータ22とを有する。
<流路ユニット21>
図2~図4に示すように、流路ユニット21は、Z方向に投影した形状が矩形であり、Z方向に積層された4枚のプレート31~34で構成されている。
プレート31には、複数の圧力室10が形成されている。プレート32には、圧力室10毎に、連通路12,13が形成されている。連通路12,13は、それぞれ、対応する圧力室10のY方向の一端部及び他端部とZ方向に重なっている。プレート33には、連通路13毎に、連通路14が形成されている。連通路14は、対応する連通路13とZ方向に重なっている。プレート33には、さらに、12本のマニホールド流路11が形成されている。マニホールド流路11は、X方向に配列された圧力室10の列10R毎に設けられている。各マニホールド流路11は、X方向に延び、対応する列10Rに属する複数の圧力室10と連通路12を介して連通している。プレート34には、複数のノズル15が形成されている。各ノズル15は、連通路14とZ方向に重なっている。
プレート31の上面において、圧電アクチュエータ22が配置されない領域に、4つのインク供給口8が形成されている。各インク供給口8は、チューブ(図示略)などを介してインクカートリッジ(図示略)と連通し、かつ、3本のマニホールド流路11と連通している。インクカートリッジから各インク供給口8に供給されたインクは、3本のマニホールド流路11に供給される。各マニホールド流路11から、各列10Rに属する複数の圧力室10に、連通路12を介してインクが供給される。
<圧電アクチュエータ22>
図2~図5に示すように、圧電アクチュエータ22は、流路ユニット21の上面に配置されている。圧電アクチュエータ22は、それぞれZ方向を厚み方向としてZ方向に積層された振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43と、複数の個別電極51と、高電位電極52(本発明の「第2共通電極」)と、低電位電極53(本発明の「第1共通電極」)とを有する。
振動板41は、流路ユニット21(プレート31)の上面に配置されている。第1圧電層42は、振動板41の上面に配置されている。第2圧電層43は、第1圧電層42の上面に配置されている。
振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43は、チタン酸とジルコン酸鉛との混晶であるチタン酸ジルコン酸鉛等を主成分とする圧電材料からなる。ただし、振動板41は、圧電材料以外の絶縁材料からなるものであってもよい。あるいは、振動板41は、例えば、ステンレス鋼等の金属材料、合成樹脂材料等からなり、流路ユニット21の上面に配置されたインク分離層と、圧電材料等の絶縁材料からなり、インク分離層の上面に配置された絶縁層と、によって形成されていてもよい。すなわち、振動板41は、少なくともその上面を形成する部分が絶縁性を有していればよい。
振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43は、厚み(Z方向の長さ)が例えば5μm程度であり同じである。また、圧電アクチュエータ22では、後述するように、振動板41と第1圧電層42との間の面である第1境界面K1、第1圧電層42と第2圧電層43との間の面である第2境界面K2、及び、第2圧電層43の上面であるアクチュエータ表面K3に電極が配置されているのに対して、振動板41の下面には電極が配置されていない。すなわち、圧電アクチュエータ22では、電極が上側に偏って配置されている。これらのことから、圧電アクチュエータ22の中立面C1が、第1圧電層42のZ方向における中央部よりも若干上方に位置している。ここで、中立面C1とは、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43と後述する電極との積層体の厚み方向の中心の位置である。これにより、第2境界面K2は、第1境界面K1よりも中立面C1から近い。
また、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43は、Y方向の長さLyがX方向の長さLxよりも短い。例えば、Lyが30~35mm程度であり、Lxが35~40mm程度である。これにより、圧電アクチュエータ22は、Y方向の長さがX方向の長さよりも短い。
図3に示すように、複数の個別電極51は、アクチュエータ表面K3に、圧力室10のそれぞれに対応して配置されている。各個別電極51は、主部51aと、突出部51bとを有する。主部51aは、対応する圧力室10の略全域とZ方向に重なっている。突出部51bは、主部51aからY方向に突出し、対応する圧力室10とZ方向に重なっていない。突出部51bには、COF(Chip On Film)(図示略)と電気的に接続される接点が設けられている。COFに実装されたドライバIC(図示略)は、制御部の制御により、COFの配線を介して各個別電極51に対して個別に、高電位(VDD電位)及び低電位(GND電位)のいずれかを選択的に付与する。
図6に示すように、複数の個別電極51は、アクチュエータ表面K3の、X方向における両端部及びY方向の両端部を除く領域において、X方向に配列されており、圧力室10の列10R(図2参照)のそれぞれに対応する、複数の駆動電極列51Rを形成している。複数の駆動電極列51Rは、Y方向に並んでいる。
各駆動電極列51Rに対し、X方向の一方側(図6の上側)及び他方側(図6の下側)のそれぞれに、ダミー電極59が設けられている。ダミー電極59は、対応する駆動電極列51Rに属する個別電極51と、サイズ及び形状が同じであり、当該個別電極51と共にX方向に等間隔で並んでいる。ダミー電極59は、COFと電気的に接続されず、電位が付与されない。ダミー電極59を設けることで、X方向に沿ったスクリーン印刷による電極形成時に、X方向の端部にあるダミー電極59の厚みが小さくなった場合でも、個別電極51の厚みには影響が出ず、個別電極51を適切に形成できる。また、各駆動電極列51RにおいてX方向の中央にある個別電極51とX方向の端部にある個別電極51とにおける電極形成による収縮量の差を抑制でき、ひいては各駆動電極列51Rに対応する複数のノズル15からの吐出量のばらつきを抑制できる。
アクチュエータ表面K3には、個別電極51及びダミー電極59に加え、第1表面電極54a、54b、第2表面電極55a、55b、及び、複数の非導通電極63a,63b、(本発明の「第1非導通電極」)が配置されている。
図6、図9(a)、図10(a)に示すように、第1表面電極54aは、アクチュエータ表面K3のY方向における一端部(図6の左端部)の領域のうち、X方向における他端部(図6の左下端部)に配置されている。図6、図9(b)、図10(b)に示すように第1表面電極54bは、アクチュエータ表面K3のY方向における他端部(図6の右端部)の領域のうち、X方向における一端部(図6の右上端部)に配置されている。第1表面電極54a、54bは、X方向に延びている。
図6、図9(a)、図10(a)に示すように、第2表面電極55aは、アクチュエータ表面K3のY方向における一端部(図6の左端部)の領域のうち、X方向における一端部(図6の左上端部)に配置されている。図6、図9(b)、図10(b)に示すように第2表面電極55bは、アクチュエータ表面K3のY方向における他端部(図6の右端部)の領域のうち、X方向における他端部(図6の右下端部)に配置されている。第2表面電極55a、55bは、X方向に延びている。
また、第1表面電極54aと第2表面電極55aとは、Y方向の位置が同じである。そして、第1表面電極54aと第2表面電極55aとは、X方向に間隔をあけて配置されている。また、第1表面電極54bと第2表面電極55bとは、Y方向の位置が同じである。そして、第1表面電極54bと第2表面電極55bとは、X方向に間隔をあけて配置されている。
図6、図9(a)、図10(a)に示すように、複数の非導通電極63aは、第1表面電極54aと第2表面電極55aとの間に配置され、X方向に並んでいる。これにより、X方向において、第1表面電極54aと最も他方側(図6の下側)の非導通電極63aとの間、第2表面電極55aと最も一方側(図6の上側)の非導通電極63aとの間、及び、隣接する2つの非導通電極63aの間には、それぞれ、隙間71a(本発明の「第1隙間」)が形成されている。
図6、図9(b)、図10(b)に示すように、複数の非導通電極63bは、第1表面電極54bと第2表面電極55bとの間に配置され、X方向に並んでいる。これにより、X方向において、第1表面電極54bと最も一方側(図6の上側)の非導通電極63bとの間、第2表面電極55bと最も他方側(図6の下側)の非導通電極63bとの間、及び、隣接する2つの非導通電極63bの間には、それぞれ、隙間71b(本発明の「第1隙間」)が形成されている。
また、各非導通電極63aは、X方向に並ぶ2つの電極部分63a1に分割されている。また、各非導通電極63bは、X方向に並ぶ2つの電極部分63b1に分割されている。電極部分63a1,63b1のZ方向に投影した形状は、Y方向を長手方向とする長方形である。また、電極部分63a1,63b1のY方向の長さは、第1表面電極54a及び第2表面電極55aのY方向の長さとほぼ同じである。そして、電極部分63a1は、Y方向において、第1表面電極54a及び第2表面電極55aが配置されているのと同じ範囲に配置されている。また、電極部分63b1は、Y方向において、第1表面電極54b及び第2表面電極55bが配置されているのと同じ範囲に配置されている。
また、X方向において、各非導通電極63aにおける2つの電極部分63a1の間の隙間70aのX方向の長さは、隙間71aのX方向の長さよりも短い。また、各非導通電極63bにおける2つの電極部分63b1の間の隙間70bのX方向の長さは、隙間71bのX方向の長さよりも短い。
ここで、非導通電極63a,63bを、それぞれ、2つの電極部分63a1及び2つの電極部分63b1に分割されたものとしているのは、圧電アクチュエータ22の製造時の加熱の際に、圧電アクチュエータ22のY方向の端部に反りを生じにくくするためである。ただし、各非導通電極63a,63bは、それぞれ、上記とは異なり分割されていない1つの電極であってもよい。
第1表面電極54a,54b及び第2表面電極55a,55bは、COF(図示略)と電気的に接続されている。ドライバIC(図示略)は、制御部の制御により、COFの配線を介して、第1表面電極54a,54bに低電位(GND電位)を付与し、かつ、第2表面電極55a,55bに高電位(VDD電位)を付与する。一方、非導通電極63a,63bは、COFと電気的に接続されていない。また、非導通電極63a,63bは、個別電極51、高電位電極52及び低電位電極53のいずれとも導通しておらず、電位が付与されない。
図4、図5に示すように、高電位電極52は第2境界面K2に配置されている。
また、図7、図9(a)、(b)、図10(a)、(b)に示すように、高電位電極52は、Y方向に延びる2つの幹部521,522と、各幹部521,522から分岐してX方向に延びる複数の枝部523と、X方向に配列されかつ枝部523によって連結された複数の個別部52aと、第2表面電極55a,55bとZ方向に重なる接続部524,525とを含む。各個別部52aは、各圧力室10に対応するものであり、各圧力室10のX方向の中央部分とZ方向に重なっている(図5参照)。各幹部521,522は、複数の枝部523を連結している。
第2境界面K2の、X方向における一端部(図7の上端部)の、Y方向における一方側(図7の左側)の部分に、幹部521が配置され、第2境界面K2の、X方向における他端部(図7の下端部)の、Y方向における他方側(図7の右側)の部分に、幹部522が配置されている。幹部521,522は、Y方向に延びている。
幹部521から、3つの枝部523が、第2境界面K2のX方向の一端(図7の上端)から他端(図7の下端)に向かって、X方向に延びている。幹部522から、4つの枝部523が、第2境界面K2のX方向の他端(図7の下端)から一端(図7の上端)に向かって、X方向に延びている。各幹部521,522から分岐した枝部523が、Y方向に並んでいる。
接続部524は、図7、図9(a)、図10(a)に示すように、第2境界面K2のY方向の一端部(図7の左端部)においてX方向に延び、第2表面電極55a、X方向において最も一方側の非導通電極63aのX方向における一方側の端部、及び、これらの電極の間の隙間71aと、Z方向に重なっている。また、接続部524は、第1表面電極54a及び第2表面電極55aよりも、Y方向の長さが長い。そして、接続部524は、Y方向の両側に、第1表面電極54a及び第2表面電極55aよりも外側まで延びている。また、接続部524は、幹部521におけるY方向の一端(図7の左端)に接続し、かつ、幹部521から分岐した複数の枝部523のうち最もY方向の一方側(図7の左側)に位置する枝部523に接続している。
接続部525は、図7、図9(b)、図10(b)に示すように、第1圧電層42のY方向の他端部(図7の右端部)においてX方向に延び、第2表面電極55b、X方向において最も他方側の非導通電極63bのX方向における他方側の端部、及び、これらの電極の間の隙間71bと、Z方向に重なっている。また、接続部525は、第1表面電極54b及び第2表面電極55bよりも、Y方向の長さが長い。そして、接続部525は、Y方向の両側に、第1表面電極54b及び第2表面電極55bよりも外側まで延びている。また、接続部525は、幹部522におけるY方向の他端(図7の右端)に接続し、かつ、幹部522から分岐した複数の枝部523のうち最もY方向の他方側(図7の右側)に位置する枝部523に接続している。
接続部524,525は、それぞれ、第2圧電層43に形成された貫通孔43xを介して、第2表面電極55a,55bと導通している。
第2境界面K2には、高電位電極52に加え、接続電極56A,56B、複数の非導通電極64a,64b(本発明の「第3非導通電極」)、及び、複数の非導通電極65が配置されている。
図7に示すように、接続電極56A,56Bは、それぞれ、L字状であり、Y方向に延びる部分561と、X方向に延びる部分562とを有する。接続電極56Aは、第2境界面K2の、X方向の一方側(図7の上側)かつY方向の他方側(図7の右側)の角部に配置されている。接続電極56Bは、第2境界面K2の、X方向の他方側(図7の下側)かつY方向の一方側(図7の左側)の角部に配置されている。
図7、図9(b)、図10(b)に示すように、接続電極56Aの部分562は、第1表面電極54b、X方向において最も一方側の非導通電極63bのX方向における他方側の端部、及び、これらの電極の間の隙間71bと、Z方向に重なっている。また、接続電極56Aの部分562は、第1表面電極54b及び第2表面電極55bよりも、Y方向の長さが長い。そして、接続電極56Aの部分562は、Y方向の両側に、第1表面電極54b及び第2表面電極55bよりも外側まで延びている。また、接続電極56Aの部分562は、第2圧電層43に形成された貫通孔43yを介して、第1表面電極54bと導通している。
図7、図9(a)、図10(a)に示すように、接続電極56Bの部分562は、第1表面電極54a、X方向において最も他方側の非導通電極63aのX方向における一方側の端部、及び、これらの電極の間の隙間71aと、Z方向に重なっている。また、接続電極56Bの部分562は、第1表面電極54a及び第2表面電極55aよりも、Y方向の長さが長い。そして、接続電極56Bの部分562は、Y方向の両側に、第1表面電極54a及び第2表面電極55aよりも外側まで延びている。また、接続電極56Bの部分562は、第2圧電層43に形成された貫通孔43yを介して、第1表面電極54aと導通している。
接続電極56Aの部分561は、図7の右から1つ目及び2つ目の枝部523とX方向に重なり、また、複数の駆動電極列51Rのうち図6の右側の3つの列とX方向に重なっている。接続電極56Bの部分561は、図7の左から1つ目及び2つ目の枝部523とX方向に重なり、また、複数の駆動電極列51Rのうち図6の左側の3つの列とX方向に重なっている。
図7、図9(a)、図10(a)に示すように、複数の非導通電極64aは、接続部524と、接続電極56Bの部分562との間に配置され、Y方向に間隔をあけて並んでいる。また、各非導通電極64aは、X方向において、隣接する2つの非導通電極63aにわたって延びている。そして、各非導通電極64aは、これら2つの非導通電極63aのうち、X方向における一方側の非導通電極63aの他方側の端部、及び、X方向における他方側の非導通電極63aの一方側の端部、並びに、これら2つの非導通電極63aの間の隙間71aとZ方向に重なっている。
また、複数の非導通電極64aがこのように配置されていることにより、接続部524とX方向における最も一方側の非導通電極64aとの間、接続電極56Bの部分562とX方向における最も他方側の非導通電極64aとの間、及び、隣接する2つの非導通電極64aとの間に、それぞれ、非導通電極63aのX方向における中央部とZ方向に重なる隙間72aが形成されている。
また、非導通電極64aのX方向の長さL2axは、非導通電極63aのX方向の長さ(X方向における、一方側の電極部分63a1の一方側の端と、他方側の電極部分63a1の他方側の端との間の長さ)L1axよりも長い。また、非導通電極64aのY方向の長さL2ayは、非導通電極63aのY方向の長さL1ayよりも長く、非導通電極64aは、Y方向の両側に非導通電極63aよりも外側まで延びている。これにより、非導通電極64aの面積が、非導通電極63aの面積よりも大きい。
図7、図9(b)、図10(b)に示すように、複数の非導通電極64bは、接続部525と、接続電極56Aの部分562との間に配置され、Y方向に間隔をあけて並んでいる。また、各非導通電極64bは、X方向において、隣接する2つの非導通電極63bにわたって延びている。そして、各非導通電極64bは、これら2つの非導通電極63bのうち、X方向における一方側の非導通電極63bの他方側の端部、及び、X方向における他方側の非導通電極63bの一方側の端部、並びに、これら2つの非導通電極63bの間の隙間71bと、Z方向に重なっている。
そして、複数の非導通電極64bがこのように配置されていることにより、接続部525とX方向における最も他方側の非導通電極64bとの間、接続電極56Aの部分562とX方向における最も一方側の非導通電極64bとの間、及び、隣接する2つの非導通電極64bとの間に、それぞれ、非導通電極63bのX方向の中央部とZ方向に重なる隙間72bが形成されている。
また、非導通電極64bのX方向の長さL2bxは、非導通電極63bのX方向の長さ(X方向における、一方側の電極部分63b1の一方側の端と、他方側の電極部分63b1の他方側の端との間の長さ)L1bxよりも長い。また、非導通電極64bのY方向の長さL2byは、非導通電極63bのY方向の長さL1byよりも長く、非導通電極64bは、Y方向の両側に非導通電極63bよりも外側まで延びている。これにより、非導通電極64bの面積が、非導通電極63bの面積よりも大きい。
複数の非導通電極65は、接続電極56Aの部分561と幹部521との間、及び、接続電極56Bの部分561と幹部522との間に配置され、Y方向に間隔をあけて並んでいる。
非導通電極64a,64b,65は、個別電極51、高電位電極52及び低電位電極53のいずれとも導通しておらず、電位が付与されない。
低電位電極53は、図4、図5に示すように、第1境界面K1に配置されている。
図8、図10(a)、(b)に示すように、低電位電極53は、Y方向に延びる2つの幹部531,532と、各幹部531,532から分岐してX方向に延びる複数の枝部533と、X方向に配列されかつ枝部533によって連結された複数の個別部53aと、第1表面電極54a,54b(図6参照)とそれぞれZ方向に重なる接続部534,535とを含む。X方向に配列された複数の個別部53aのうち、X方向の最も一方側及び他方側に位置する個別部53aを除き、各個別部53aは、X方向に互いに隣接する2つの圧力室10に跨り、当該2つの圧力室10のX方向の端部とZ方向に重なる部分を有する(図5参照)。上記X方向の最も一方側及び他方側に位置する個別部53aは、1つの圧力室10のX方向の端部とZ方向に重なる部分を有する。各幹部531,532は、複数の枝部533を連結している。
第1境界面K1の、X方向における一端部(図8の上端部)の、Y方向における他方側(図8の右側)の部分に、幹部531が配置され、第1境界面K1の、X方向における他端部(図8の下端部)の、Y方向における一方側(図8の右側)の部分に、幹部532が配置されている。幹部531,532は、Y方向に延びている。
幹部531から、4つの枝部533が、第1境界面K1の、X方向の一端(図8の上端)から他端(図8の下端)に向かって、X方向に延びている。幹部532から、3つの枝部533が、第1境界面K1の、X方向の他端(図8の下端)から一端(図8の上端)に向かって、X方向に延びている。
各幹部531,532から分岐した枝部533が、Y方向に並んでいる。ここで、幹部531から分岐した複数の枝部533のうち、最もY方向の一方側(図8の左側)に位置する枝部533Xは、幹部532に接続している。換言すると、幹部531から分岐した4つの枝部533のうち、最もY方向の一方側(図8の左側)に位置する枝部533Xと、幹部532から分岐した3つの枝部533のうち、最もY方向の他方側(図8の右側)に位置する枝部533Xとは、同じである。当該枝部533Xは、X方向の一端が幹部531に接続し、X方向の他端が幹部532に接続している。
接続部534は、第1境界面K1の、Y方向の他端部(図8の右端部)においてX方向に延びている。接続部534は、幹部531におけるY方向の他端(図8の右端)に接続している。
また、図8、図9(a)、図10(a)に示すように、接続部534は、接続電極56Aの部分562とZ方向に重なっている。また、接続部534は、第1表面電極54b及び第2表面電極55bよりも、Y方向の長さが長い。そして、接続部534は、Y方向の両側に、第1表面電極54b及び第2表面電極55bよりも外側まで延びている。また、接続部534は、第1圧電層42に形成された貫通孔42yを介して、接続電極56Aの部分562と導通している。
図8に示すように、接続部535は、第1境界面K1の、Y方向の一端部(図8の左端部)において、X方向に延びている。接続部535は、幹部532におけるY方向の一端(図8の左端)に接続している。
また、図8、図9(b)、図10(b)に示すように、接続部535は、接続電極56Bの部分562とZ方向に重なっている。また、接続部535は、第1表面電極54a及び第2表面電極55aよりも、Y方向の長さが長い。そして、接続部535は、Y方向の両側に、第1表面電極54a及び第2表面電極55aよりも外側まで延びている。また、接続部535は、第1圧電層42に形成された貫通孔42yを介して、接続電極56Bの部分562と導通している。
第1境界面K1には、低電位電極53に加え、接続電極57A,57B及び複数の非導通電極66a,66b(本発明の「第2非導通電極」)が配置されている。
接続電極57A,57Bは、それぞれ、L字状であり、Y方向に延びる部分571と、X方向に延びる部分572とを有する。接続電極57Aは、第1境界面K1の、X方向の一方側(図9の上側)かつY方向の一方側(図9の左側)の角部に配置されている。接続電極57Bは、第1境界面K1の、X方向の他方側(図9の下側)かつY方向の他方側(図9の右側)の角部に配置されている。
図9(a)、図10(a)に示すように、接続電極57Aの部分572は、接続部524、X方向における最も一方側の非導通電極64aの一方側の端部、及び、これらの電極の間の隙間72aと、Z方向に重なっている。また、接続電極57Aの部分572は、第1表面電極54a及び第2表面電極55aよりもY方向の長さが長く、Y方向の両側に、第1表面電極54a及び第2表面電極55aよりも外側まで延びている。また、接続電極57Aの部分572は、第1圧電層42に形成された貫通孔42xを介して、接続部524と導通している。
接続電極57Aの部分571は、図8の左から1つ目及び2つ目の枝部533とX方向に重なり、また、複数の駆動電極列51Rのうち図6の左側の5つの列とX方向に重なっている。また、接続電極57Aの部分571は、高電位電極52の幹部521(図7参照)とZ方向に重なっている。
図9(b)、図10(b)に示すように、接続電極57Bの部分572は、接続部525、X方向における最も他方側の非導通電極64bの他方側の端部、及び、これらの電極の間の隙間72bと、Z方向に重なっている。また、接続電極57Bの部分572は、第1表面電極54b及び第2表面電極55bよりもY方向の長さが長く、Y方向の両側に、第1表面電極54b及び第2表面電極55bよりも外側まで延びている。また、接続電極57Bの部分572は、第1圧電層42に形成された貫通孔42xを介して、接続部525と導通している。
接続電極57Bの部分571は、図8の右から1つ目~3つ目の枝部533とX方向に重なり、また、複数の駆動電極列51Rのうち図6の右側の7つの列とX方向に重なっている。また、接続電極57Bの部分571は、高電位電極52の幹部522(図7参照)とZ方向に重なっている。
複数の非導通電極66aは、接続部535と、接続電極57Aの部分572との間に配置され、X方向に間隔をあけて並んでいる。また、複数の非導通電極66aのうち、X方向における最も他方側の非導通電極66a以外の非導通電極66aは、X方向において、隣接する2つの非導通電極64aにわたって延びている。そして、これらの非導通電極66aは、これら2つの非導通電極64aのうち、一方側の非導通電極64aの他方側の端部、及び、他方側の非導通電極64aの一方側の端部、並びに、これら2つの非導通電極64aの間の隙間72aとZ方向に重なっている。
また、複数の非導通電極66aのうち、X方向における最も他方側の非導通電極66aは、X方向において、接続電極56Bの部分562、及び、X方向における最も他方側の非導通電極64aにわたって延びている。そして、この非導通電極66aは、接続電極56Bの部分562のX方向における一方側の端部、上記非導通電極64aのX方向における他方側の端部、及び、これらの間の隙間72aとZ方向に重なっている。
そして、複数の非導通電極66aがこのように配置されていることにより、接続電極57Aの部分572とX方向における最も一方側の非導通電極66aとの間、接続部535とX方向における最も他方側の非導通電極66aとの間、及び、隣接する2つの非導通電極66aとの間に、それぞれ、隙間71aとZ方向に重なる隙間73a(本発明の「第2隙間」)が形成されている。また、これにより、上述の非導通電極64aは、隙間71aに加えて隙間73aともZ方向に重なっている。
また、非導通電極66aのX方向の長さL3axは、非導通電極64aのX方向の長L2axよりも長い。また、非導通電極66aのY方向の長さL3ayは、非導通電極64aのY方向の長さL2ayよりも長く、非導通電極66aは、Y方向の両側に非導通電極64aよりも外側まで延びている。これにより、非導通電極66aの面積が、非導通電極64aの面積よりも大きい。
複数の非導通電極66bは、接続部534と接続電極57Bの部分572との間に配置され、X方向に間隔をあけて並んでいる。また、複数の非導通電極66bのうち、X方向における最も一方側の非導通電極66b以外の非導通電極66bは、X方向において、隣接する2つの非導通電極64bにわたって延びている。そして、これらの非導通電極66bは、これら2つの非導通電極64bのうち、一方側の非導通電極64bの他方側の端部、及び、他方側の非導通電極64bの一方側の端部、並びに、これら2つの非導通電極64bの間の隙間72bとZ方向に重なっている。
また、複数の非導通電極66bのうち、X方向における最も一方側の非導通電極66bは、X方向において、接続電極56Aの部分562、及び、X方向における最も一方側の非導通電極64bにわたって延びている。そして、この非導通電極66bは、接続電極56Aの部分562のX方向における他方側の端部、上記非導通電極64bのX方向における一方側の端部、及び、これらの間の隙間72bとZ方向に重なっている。
そして、複数の非導通電極66bがこのように配置されていることにより、接続電極57Bの部分572とX方向における最も一方側の非導通電極66bとの間、接続部535とX方向における最も他方側の非導通電極66bとの間、及び、隣接する2つの非導通電極66bとの間に、それぞれ、隙間72bとZ方向に重なる隙間73b(本発明の「第2隙間」)が形成されている。また、これにより、上述の非導通電極64bは、隙間71bに加えて隙間73bともZ方向に重なっている。
また、非導通電極66bのX方向の長さL3bxは、非導通電極64bのX方向の長L2bxよりも長い。また、非導通電極66bのY方向の長さL3byは、非導通電極64bのY方向さL2byよりも長く、非導通電極66bは、Y方向の両側に非導通電極64bよりも外側まで延びている。これにより、非導通電極66bの面積が、非導通電極64bの面積よりも大きい。
また、非導通電極66a,66bは、個別電極51、高電位電極52及び低電位電極53のいずれとも導通しておらず、電位が付与されない。
また、アクチュエータ表面K3の端部に配置された、第1表面電極54a,54b、第2表面電極55a,55b、及び、非導通電極63a,63bは、いずれもアクチュエータ表面K3の縁(第2圧電層43の縁)までは延びていない。また、第2境界面K2の端部に配置された、高電位電極52の幹部521,522、接続部524,525、接続電極56A,56Bの部分561,562、及び、非導通電極64a,64bは、いずれも第2境界面K2の縁(第1圧電層42及び第2圧電層43の縁)までは延びていない。また、第1境界面K1の端部に配置された、低電位電極53の幹部531,532、接続部534,535、接続電極57A,57Bの部分571,572、及び、非導通電極66a,66bは、いずれも第1境界面K1の縁(振動板41及び第1圧電層42の縁)までは延びていない。
また、第1境界面K1、第2境界面K2及びアクチュエータ表面K3に配置された上述の各電極の厚みは、例えば0.5~1.5μm程度である。
そして、第1実施形態では、圧電アクチュエータ22において、各電極が上述したような位置関係で配置されていることにより、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43の積層体のY方向における一方側の端部の、Y方向において第1表面電極54a及び第2表面電極55aが配置された範囲で、且つ、X方向において少なくとも複数の個別電極51が配置されている範囲内に位置する部分に、X方向の位置によらず、第1表面電極54a、第2表面電極55a、複数の非導通電極63a、接続部524、接続電極56Bの部分562、複数の非導通電極64a、接続部535、接続電極57Aの部分572、及び、複数の非導通電極66aのうち、少なくとも1つの電極が配置されている。
また、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43の積層体のY方向における他方側の端部の、Y方向において第1表面電極54b及び第2表面電極55bが配置された範囲で、且つ、X方向において少なくとも複数の個別電極51が配置されている範囲内に位置する部分に、X方向の位置によらず、第1表面電極54b、第2表面電極55b、複数の非導通電極63b、接続部525、接続電極56Aの部分562、複数の非導通電極64b、接続部534、接続電極57Bの部分572、及び、複数の非導通電極66bのうち、少なくとも1つの電極が配置されている。
<アクチュエータ部>
圧電アクチュエータ22では、図5に示すように、第2圧電層43のうち、Z方向において個別電極51と高電位電極52の個別部52aとに挟まれた部分が、主に上向きに分極された第1活性部91となっている。また、第1圧電層42及び第2圧電層43のうち、Z方向において個別電極51と低電位電極53の個別部53aとに挟まれた部分が、主に下向きに分極された第2活性部92となっている。圧電アクチュエータ22は、圧力室10毎に、1つの第1活性部91と、X方向に第1活性部91を挟む2つの第2活性部92とから構成される、アクチュエータ部90を有する。
ここで、あるノズル15からインクを吐出させる際の、当該ノズル15に対応するアクチュエータ部90の動作について説明する。
ヘッド3においてノズル15からのインクの吐出が行われる前には、図11(a)に示すように、各個別電極51に低電位(GND電位)が付与されている。このとき、個別電極51と高電位電極52との電位差によって、第1活性部91にその分極方向に等しい上向きの電界が生じ、第1活性部91が面方向(X方向及びY方向に沿った方向)に収縮している。これにより、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43の圧力室10とZ方向に重なる部分が、圧力室10に向かって(下向きに)凸となるように撓んでいる。このとき圧力室10は、第1圧電層42及び第2圧電層43がフラットな場合と比べ、容積が小さくなっている。
あるノズル15からインクが吐出させる際には、先ず、図11(b)に示すように、当該ノズル15に対応する個別電極51の電位が、低電位(GND電位)から高電位(VDD電位)に切り換えられる。このとき、個別電極51と高電位電極52との電位差がなくなることで、第1活性部91の収縮が解消される。一方、個別電極51と低電位電極53との電位差が生じることで、第2活性部92にその分極方向に等しい下向きの電界が生じ、第2活性部92が面方向に収縮する。ただし、第2活性部92は、クロストーク(ある圧力室10におけるアクチュエータ部90の変形に伴う圧力変動が、当該圧力室10にX方向に隣接する別の圧力室10に伝わる現象)を抑制するためのものであり、アクチュエータ部90の変形にほとんど寄与しない。つまり、このとき第1圧電層42及び第2圧電層43は、圧力室10とZ方向に重なる部分が圧力室10から離れる方向に(上向きに)凸となるように撓まず、フラットな状態となる。これにより、圧力室10の容積は、図11(a)の状態に比べて大きくなる。
その後、図11(a)に示すように、当該ノズル15に対応する個別電極51の電位が高電位(VDD電位)から低電位(GND電位)に切り換えられる。すると、上述したのと同様に、第1圧電層42及び第2圧電層43の圧力室10とZ方向に重なる部分が、圧力室10に向かって(下向きに)凸となるように撓む。このとき、圧力室10の容積が大きく減少することで、圧力室10内のインクに大きな圧力が付与され、ノズル15からインクが吐出される。
<効果>
ここで、圧電アクチュエータ22は、例えば、スクリーン印刷によって表面に電極を形成した、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43となる圧電材料のシートを積層させて形成した積層体を焼成することによって製造することができる。
上記積層体の焼成時の加熱の際に、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43を構成する圧電材料と、電極を構成する金属材料との線膨張係数の差により、圧電アクチュエータ22に反りが発生することがある。
このとき、圧電アクチュエータ22の中央部は、その周囲の全周に圧電アクチュエータ22の他の部分が存在するため、当該他の部分によって反りが抑えられる。これに対して、圧電アクチュエータ22の端部は、これよりも外側に圧電アクチュエータ22の他の部分が存在しないため、当該他の部分によって反りが抑えられにくい。また、圧電アクチュエータの焼成時には、圧電アクチュエータ22の中央部と端部とに雰囲気(温度等)に違いが生じる。これらのことから、圧電アクチュエータ22の端部において、圧電アクチュエータ22の中央部よりも反りが発生しやすい。また、第1実施形態では、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43は、Y方向の長さLyがX方向の長さLxよりも短い。そのため、圧電アクチュエータ22のY方向の端部には、特に反りが生じやすい。
Y方向の端部の反りが大きい圧電アクチュエータ22を用いてヘッド3を製造してしまうと、圧電アクチュエータ22を流路ユニット21に接合するときや、圧電アクチュエータ22にCOFを接合する際に圧電アクチュエータ22のY方向の端部に加えられる力によって振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43にクラックが発生してしまう虞がある。また、製造されたヘッド3において、Y方向の中央部と端部とで、ノズル15からのインクの吐出特性が異なってしまう虞がある。
そこで、第1実施形態では、上述したように、アクチュエータ表面K3、第2境界面K2及び第1境界面K1に、それぞれ、複数の非導通電極63a,63b、複数の非導通電極64a,64b、及び複数の非導通電極66a,66bを配置している。これにより、図9(a)、(b)、図10(a)、(b)に示すように、非導通電極63a,63b,64a,64b,66a,66bのいずれかが、圧電アクチュエータ22(振動板41及び第1、第2圧電層42,43の積層体)のY方向における一方側及び他方側の端部のうち、少なくとも、X方向において、複数の個別電極51が配置されている範囲内に位置し、且つ、他の電極が配置されていない部分に配置される。その結果、圧電アクチュエータ22のY方向における一方側及び他方側の端部の、X方向において少なくとも複数の個別電極51が配置されている範囲内に位置する部分においては、X方向の位置によらず、非導通電極63a,63b,64a,64b,66a,66b、第1表面電極54a,54b、第2表面電極55a,55b、接続部524,525,534,535及び部分562,572のうち、いずれか電極が配置されている。これにより、圧電アクチュエータ22のY方向における端部の剛性を確保して、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43にクラックを発生しにくくすることができる。
また、第1実施形態では、図6~図8に示すように、非導通電極63a,63b,64a,64b,66a,66bが、高電位電極52及び低電位電極53の、各非導通電極63a,63b,64a,64b,66a,66bとX方向の位置が同じである部分よりも、Y方向の外側に位置している。これにより、圧電アクチュエータ22の、Y方向において高電位電極52及び低電位電極53の各部分よりも外側の部分の剛性を確保することができる。
また、第1実施形態では、図6~図8に示すように、第1表面電極54aと第2表面電極55aのY方向の位置が同じであり、第1表面電極54aと第2表面電極55aとがX方向に間隔をあけて配置されている。また、第1表面電極54bと第2表面電極55bのY方向の位置が同じであり、第1表面電極54bと第2表面電極55bとがX方向に間隔をあけて配置されている。これに対して、X方向における第1表面電極54aと第2表面電極55aとの間に非導通電極63a,64a,66aが配置され、X方向における第1表面電極54bと第2表面電極55bとの間に非導通電極63b,64b,66bが配置されている。これにより、圧電アクチュエータ22のY方向の端部の、Y方向において第1表面電極54aと第2表面電極55aとの間の部分、及び、Y方向において第1表面電極54bと第2表面電極55bとの間の部分の剛性を確保することができる。
また、第1実施形態では、アクチュエータ表面K3及び第2境界面K2が中立面C1よりも上方に位置する。そのため、上記積層体の焼成時に、上記積層体は、非導通電極63a,63bが配置された部分、及び、非導通電極64a,64bが配置された部分において、下側に凸となるように反ろうとする。
また、このとき、アクチュエータ表面K3が中立面C1から遠いため、圧電アクチュエータ22の、X方向において非導通電極63a,63bの中央部が位置する部分が大きく反ろうとする。一方で、第2境界面K2が中立面C1に近いため、圧電アクチュエータ22の、X方向において非導通電極64a,64bの中央部が位置する部分は、それほど大きく反ろうとはしない。
第1実施形態では、非導通電極64a,64bを、それぞれ、非導通電極63a,63bの間の隙間71aとZ方向に重なるように配置している。これにより、圧電アクチュエータ22のY方向の端部では、大きく反った部分(非導通電極63a,63bの中央部が位置する部分)と、それほど大きく反っていない部分(非導通電極64a,64bの中央部が位置する部分)とが交互に並ぶことになる。この場合、大きく反る部分がX方向に連続して並ぶ場合と比較して、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43を押圧して平坦にしやすく、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43にクラックを発生しにくくすることができる。
また、第1実施形態では、アクチュエータ表面K3が、第1境界面K1及び第2境界面K2よりも中立面C1から遠い。そのため、アクチュエータ表面K3に配置される非導通電極63a,63bは、第2境界面K2に配置される非導通電極64a,64b、及び、第1境界面K1に配置される非導通電極66a,66bよりも、圧電アクチュエータ22の反りに影響を与えやすい。そこで、第1実施形態では、アクチュエータ表面K3に配置される非導通電極63aの面積を、第2境界面K2に配置される非導通電極64a及び第1境界面K1に配置される非導通電極66aの面積よりも小さくする。また、アクチュエータ表面K3に配置される非導通電極63bの面積を、第2境界面K2に配置される非導通電極64b及び第1境界面K1に配置される非導通電極66bの面積よりも小さくする。これにより、非導通電極63a,63b,64a,64b,66a,66bによる上記積層体の焼成時の、振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43の反りに影響を小さくすることができる。
また、第1実施形態では、上記の通り、アクチュエータ表面K3、第1境界面K1及び第2境界面K2のうち、アクチュエータ表面K3が中立面C1から最も遠い。また、Z方向において、アクチュエータ表面K3、第1境界面K1及び第2境界面K2のうち、アクチュエータ表面K3が最も一方側に位置し、第1境界面K1が最も他方側に位置する。したがって、アクチュエータ表面K3に非導通電極63a,63bが配置されているのに対して、第1境界面K1に配置される非導通電極66a,66bの面積を大きくすることにより、アクチュエータ表面K3に配置された非導通電極63a,63bによる、上記積層体の焼成時の振動板41、第1圧電層42及び第2圧電層43の反りの影響を極力抑えることができる。
また、第1実施形態では、アクチュエータ表面K3、第1境界面K1及び第2境界面K2の端部に配置された各電極が、自身が配置された面の縁までは延びていない。これにより、アクチュエータ表面K3、第1境界面K1及び第2境界面K2の端部に配置された各電極が、圧電アクチュエータ22のX方向及びY方向の端面を介して、圧電アクチュエータ22の別の面に配置された電極や、流路ユニット21等と導通してしまうのを防止することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の好適な第2実施形態について説明する。
図12(a)、(b)、図13(a)、(b)に示すように、第2実施形態に係る圧電アクチュエータ100は、振動板101の厚み(Z方向の長さ)が第1圧電層42の厚み及び第2圧電層43の厚みよりも大きい。例えば、第1圧電層42及び第2圧電層43の厚みが5μm程度であるのに対して、振動板101の厚みが10μm程度である。これにより、振動板101、第1圧電層42と及び第2圧電層の積層体の中立面C2が、振動板101と第1圧電層42との間の面である第1境界面K1近傍に位置している。
また、圧電アクチュエータ100では、第2境界面K2において、第1実施形態における接続部524に対応する接続部824と、第1実施形態における接続電極56Bの部分562に対応する部分862aとの間に、複数の非導通電極112a(本発明の「第2非導通電極」)がX方向に間隔をあけて並んでいる。
接続部824は、第2表面電極55aとZ方向に重なっているが、X方向における最も一方側の非導通電極63aとZ方向に重なる位置までは延びていない。部分862aは、第1表面電極54aとZ方向に重なっているが、X方向における最も他方側の非導通電極63aとZ方向に重なる位置までは延びていない。
複数の非導通電極112aは、複数の非導通電極63aに対して個別に設けられている。各非導通電極112aは、対応する非導通電極63aとZ方向に重なっている。また、X方向において、非導通電極63aの中心(隙間70aの中心)の位置と、非導通電極112aの中心の位置とが同じとなっている。
また、接続部824、部分862a及び複数の非導通電極112aがこのように配置されていることにより、隣接する2つの非導通電極112aの間、接続部824とX方向における最も一方側の非導通電極112aとの間、及び、部分862aとX方向における最も他方側の非導通電極112aとの間に、隙間71aとZ方向に重なる隙間116a(本発明の「第2隙間」)が形成されている。
また、圧電アクチュエータ100では、第2境界面K2において、第1実施形態における接続部525に対応する接続部825と、第1実施形態における接続電極56Aの部分562に対応する部分862bとの間に、複数の非導通電極112b(本発明の「第2非導通電極」)がX方向に間隔をあけて並んでいる。
接続部825は、第1表面電極54aとZ方向に重なっているが、X方向における最も他方側の非導通電極63bとZ方向に重なる位置までは延びていない。部分862bは、第1表面電極54aとZ方向に重なっているが、X方向における最も一方側の非導通電極63bとZ方向に重なる位置までは延びていない。
複数の非導通電極112bは、複数の非導通電極63bに対して個別に設けられている。各非導通電極112bは、対応する非導通電極63bとZ方向に重なっている。また、X方向において、非導通電極63bの中心(隙間70bの中心)の位置と、非導通電極112bの中心の位置とが同じとなっている。
また、接続部825、部分862b及び複数の非導通電極112bがこのように配置されていることにより、隣接する2つの非導通電極112bの間、部分862bとX方向における最も一方側の非導通電極112bとの間、及び、接続部825とX方向における最も他方側の非導通電極112bとの間に、隙間71aとZ方向に重なる隙間116b(本発明の「第2隙間」)が形成されている。
また、圧電アクチュエータ100では、第1境界面K1において、第1実施形態における接続部535に対応する接続部835と、第1実施形態における接続電極57Aの部分572に対応する部分872aとの間に、複数の非導通電極113a(本発明の「第3非導通電極」)がX方向に間隔をあけて並んでいる。また、これにより、接続部835とX方向における最も他方側の非導通電極113aとの間、部分872aとX方向における最も一方側の非導通電極113aとの間、及び、隣接する2つの非導通電極113aの間に、隙間117aが形成されている。
接続部835は、部分862a、及び、X方向における最も他方側の非導通電極112aの他方側の部分とZ方向に重なっている。部分872aは、接続部824、及び、X方向における最も一方側の非導通電極112aの一方側の部分とZ方向に重なっている。
各非導通電極113aは、隣接する2つの非導通電極112aにわたってX方向に延びている。そして、各非導通電極113aは、これら2つの非導通電極112aのうち、X方向における一方側の非導通電極112aの一方側の部分、及び、X方向における他方側の非導通電極112aの他方側の部分と、Z方向に重なっている。
また、接続部835、部分872a及び複数の非導通電極113aがこのように配置されていることにより、接続部835は、X方向における最も他方側の隙間71a,116aとZ方向に重なっている。また、部分862aは、X方向における最も一方側の隙間71a,116aとZ方向に重なっている。また、非導通電極113aは、隣接する2つの非導通電極63aの間の隙間71a、及び、隣接する2つの非導通電極112aの間の隙間116aとZ方向に重なっている。
また、圧電アクチュエータ100では、第1境界面K1において、第1実施形態における接続部534に対応する接続部834と、第1実施形態における接続電極57Bの部分572に対応する部分872bとの間に、複数の非導通電極113b(本発明の「第3非導通電極」)が配置されている。また、これにより、接続部834とX方向における最も一方側の非導通電極113bとの間、部分872bとX方向における最も他方側の非導通電極113bとの間、及び、隣接する2つの非導通電極113bの間に、隙間117bが形成されている。
接続部834は、部分862b、及び、X方向における最も一方側の非導通電極112bの一方側の部分とZ方向に重なっている。部分872bは、接続部825、及び、X方向における最も他方側の非導通電極112bの他方側の部分とZ方向に重なっている。
各非導通電極113bは、隣接する2つの非導通電極112bにわたってX方向に延びている。そして、各非導通電極113bは、これら2つの非導通電極112bのうち、X方向における一方側の非導通電極112bの一方側の部分、及び、X方向における他方側の非導通電極112bの他方側の部分と、Z方向に重なっている。
また、接続部834、部分862b及び複数の非導通電極113bがこのように配置されていることにより、接続部834は、X方向における最も一方側の隙間71b,116bとZ方向に重なっている。また、部分862bは、X方向における最も他方側の隙間71b,116bとZ方向に重なっている。また、非導通電極113bは、隣接する2つの非導通電極63bの間の隙間71b、及び、隣接する2つの非導通電極112bの間の隙間116bとZ方向に重なっている。
<効果>
第2実施形態では、図12(a)、(b)、図13(a)、(b)に示すように、非導通電極63a,63b,112a,112b,113a,113bのいずれかが、圧電アクチュエータ100(振動板101及び第1、第2圧電層42,43の積層体)のY方向における一方側及び他方側の端部のうち、少なくとも、X方向において、複数の個別電極51が配置されている範囲内に位置し、且つ、他の電極が配置されていない部分に配置される。その結果、圧電アクチュエータ100のY方向における一方側及び他方側の端部の、X方向において少なくとも複数の個別電極51が配置されている範囲内に位置する部分においては、X方向の位置によらず、非導通電極63a,63b,112a,112b,113a,113b、第1表面電極54a,54b、第2表面電極55a,55b、接続部824,825,834,835及び部分562a,562b,572a,572bのうち、いずれかの電極が配置されている。これにより、圧電アクチュエータ100のY方向における端部の剛性を確保して、振動板101、第1圧電層42及び第2圧電層43にクラックを発生しにくくすることができる。
第2実施形態では、アクチュエータ表面K3及び第2境界面K2が中立面C2から遠いのに対して、第1境界面K1が中立面C2に近い。これに対して、第2実施形態では、非導通電極112a,112bの間の隙間116a,116bが、それぞれ、非導通電極63a,63bの間の隙間71a,71bとZ方向に重なっていることにより、非導通電極63a,63bのX方向の中央部が、それぞれ、非導通電極116a,116bのX方向の中央部とZ方向に重なっている。したがって、振動板101、第1圧電層42及び第2圧電層43の積層体の焼成時に、当該積層体の、X方向において非導通電極63a,63b,112a,112bの中央部が位置する部分が大きく反ろうとする。
一方で、第2実施形態では、非導通電極113aのX方向の中央部が、非導通電極63aの間の隙間71a及び非導通電極112aの間の隙間116aとZ方向に重なっており、非導通電極113bのX方向の中央部が、非導通電極63bの間の隙間71b及び非導通電極112bの間の隙間116bとZ方向に重なっている。したがって、上記積層体の焼成時に、上記積層体の、X方向において非導通電極113a,113bの中央部が位置する部分はそれほど大きく反ろうとはしない。
これらのことから、圧電アクチュエータ100においては、大きく反った部分(非導通電極63a,63b,112a,112bの中央部が位置する部分)と、それほど大きく反っていない部分(非導通電極113a,113bの中央部が位置する部分)とが、X方向に交互に並ぶことになる。この場合、大きく反る部分がX方向に連続して並ぶ場合と比較して、振動板101、第1圧電層42及び第2圧電層43を押圧して平坦にしやすく、振動板101、第1圧電層42及び第2圧電層43にクラックを発生しにくくすることができる。
以上、本発明の好適な第1、第2実施形態について説明したが、本発明は第1、第2実施形態には限られず、特許請求の範囲に記載の限りにおいて様々な変更が可能である。
第1、第2実施形態では、圧電アクチュエータの各面の端部に配置された電極が、当該電極が配置された面の縁(振動板、第1、第2圧電層のいずれかの縁)までは延びていなかったが、これには限られない。圧電アクチュエータの各面の端部に配置された電極のうち少なくとも一部の電極が、当該電極が配置された面の縁まで延びていてもよい。
また、第1実施形態では、アクチュエータ表面K3に配置された非導通電極63a,63bの面積が、それぞれ、第2境界面K2に配置された非導通電極64a,64bの面積よりも小さい。また、第2境界面K2に配置された非導通電極64a,64bの面積が、第1境界面K1に配置された非導通電極66a,66bの面積よりも小さい。しかしながらこれには限られない。
例えば、第2境界面K2に配置された非導通電極64aの面積が、第1境界面K1に配置された非導通電極66aの面積以上であってもよいし、第2境界面K2に配置された非導通電極64bの面積が、第1境界面K1に配置された非導通電極66bの面積以上であってもよい。また、アクチュエータ表面K3に配置された非導通電極63aの面積が、第2境界面K2に配置された非導通電極64aの面積以上であってもよいし、アクチュエータ表面K3に配置された非導通電極63bの面積が、第2境界面K2に配置された非導通電極64bの面積以上であってもよい。
第2実施形態における非導通電極63a、非導通電極112a及び非導通電極113aの面積の大小関係、並びに、非導通電極63b、非導通電極112b及び非導通電極113bの面積の大小関係についても同様である。
また、振動板、第1、第2圧電層の厚み(Z方向の長さ)の大小関係は、第1、第2実施形態に説明したものと異なっていてもよい。そして、この場合にも、第1境界面及び第2境界面のうち、中立面から遠い方の面に配置される非導通電極(本発明の「第2非導通電極」)の間の隙間(本発明の「第2隙間」)と、アクチュエータ表面に配置された非導通電極(本発明の「第1非導通電極」)の間の隙間(本発明の「第1隙間」)とがZ方向に重なり、中立面から近い方の面に配置される非導通電極(本発明の「第3非導通電極」)が、アクチュエータ表面に配置された非導通電極の間の隙間、及び、中立面から遠い方の面に配置される非導通電極の間の隙間と、Z方向に重なるようにすることが好ましい。このようにすれば、第1、第2実施形態で説明したのと同様、振動板、第1圧電層及び第2圧電層を押圧して平坦にしやすく、振動板、第1圧電層及び第2圧電層にクラックを発生しにくくすることができる。
また、振動板、第1、第2圧電層の厚み(Z方向の長さ)の大小関係によらず、中立面から近い方の面に配置される非導通電極の間の隙間と、アクチュエータ表面に配置された非導通電極の間の隙間とがZ方向に重なり、中立面から遠い方の面に配置される、非導通電極が、アクチュエータ表面に配置された非導通電極の間の隙間、及び、中立面から近い方の面に配置される非導通電極の間の隙間と、Z方向に重なっていてもよい。
また、第1、第2実施形態では、第1表面電極54aと第2表面電極55a、及び、第1表面電極54bと第2表面電極55bの、Y方向の位置が同じであり、第1表面電極54aと第2表面電極55a、及び、第1表面電極54bと第2表面電極55bが、それぞれ、X方向に間隔をあけて配置されている。そして、X方向において、第1表面電極54aと第2表面電極55aとの間、及び、第1表面電極54bと第2表面電極55bとの間に、非導通電極が配置されている。しかしながら、これには限られない。
例えば、第1表面電極54aと第2表面電極55aとが、アクチュエータ表面K3のY方向の端部のうち、X方向における中央部に隣接して配置されていてもよい。これに対応して、貫通孔を介して第1表面電極54a及び第2表面電極55aと導通する接続部及び接続電極も、第1境界面K1及び第2境界面K2のY方向の端部のうち、X方向における中央部に配置されていてもよい。そして、非導通電極が、X方向において第1表面電極54a及び第2表面電極55aよりも外側に配置されていてもよい。
同様に、第1表面電極54bと第2表面電極55bとが、アクチュエータ表面K3のY方向の端部のうち、X方向における中央部に隣接して配置されていてもよい。これに対応して、貫通孔を介して第1表面電極54b及び第2表面電極55bと導通する接続部及び接続電極も、第1境界面K1及び第2境界面K2のY方向の端部のうち、X方向における中央部に配置されていてもよい。そして、非導通電極が、X方向において第1表面電極54b及び第2表面電極55bよりも外側に配置されていてもよい。
また、第1、第2実施形態では、圧電アクチュエータのY方向の長さLyがX方向の長さLxよりも短くなっていたが、これには限られない。長さLyは、長さLx以上であってもよい。
また、第1、第2実施形態では、アクチュエータ表面、第1境界面及び第2境界面のいずれにも非導通電極が配置されていたが、これには限られない。アクチュエータ表面、第1境界面及び第2境界面のうち2つの面にのみ非導通電極が配置されていてもよい。
また、以上では、ノズルからインクを吐出するヘッドを構成する圧電アクチュエータ及びその検査に本発明を適用した例について説明したが、これには限られない。ヘッド以外の装置を構成する圧電アクチュエータに本発明を適用することも可能である。
22 圧電アクチュエータ
41 振動板
42 第1圧電層
43 第2圧電層
51 個別電極
52 高電位電極
53 低電位電極
54a,54b 第1表面電極
55a,55b 第2表面電極
63a,63b 非導通電極
64a,64b 非導通電極
66a,66b 非導通電極
71a,71b 隙間
72a,72b 隙間
100 圧電アクチュエータ
112a,112b 非導通電極
113a,113b 非導通電極
116a,116b 隙間

Claims (10)

  1. 少なくとも第1方向における一方側の面において絶縁性を有する振動板と、
    前記振動板の、前記第1方向における前記一方側の面に配置された第1圧電層と、
    前記第1圧電層の、前記第1方向における前記一方側の面に配置された第2圧電層と、
    前記第2圧電層の、前記第1方向における前記一方側の面であるアクチュエータ表面に配置された複数の個別電極と、
    前記振動板と前記第1圧電層との間の面である第1境界面に配置された、前記複数の個別電極に対して共通の第1共通電極と、
    前記第1圧電層と前記第2圧電層との間の面である第2境界面に配置された、前記複数の個別電極に共通の第2共通電極と、
    前記アクチュエータ表面の、前記第1方向と直交する第2方向における端部に配置され、前記第1共通電極と導通する第1表面電極と、
    前記アクチュエータ表面の、前記第2方向における端部に配置され、前記第2共通電極と導通する第2表面電極と、
    前記アクチュエータ表面、前記第1境界面及び前記第2境界面のうち少なくとも2つの面の、前記第2方向における端部に配置され、前記複数の個別電極、前記第1共通電極、及び、前記第2共通電極のいずれとも導通していない複数の非導通電極と、を備え、
    前記非導通電極が、
    前記振動板、前記第1圧電層及び前記第2圧電層の積層体の、前記第2方向における端部のうち、少なくとも、前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向において、前記複数の個別電極が配置されている範囲内に位置し、且つ、他の電極が配置されていない部分に配置されていることを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 前記振動板、前記第1圧電層及び前記第2圧電層は、前記第3方向の長さが前記第2方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  3. 各非導通電極は、前記第1共通電極及び前記第2共通電極の、当該非導通電極と前記第3方向の位置が同じである部分よりも、前記第2方向の外側に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧電アクチュエータ。
  4. 前記第1表面電極と前記第2表面電極とは、前記第2方向の位置が同じであり、前記第3方向に間隔をあけて配置され、
    前記複数の非導通電極が、前記少なくとも2つの面の、前記第3方向において前記第1表面電極と前記第2表面電極との間の部分に配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の圧電アクチュエータ。
  5. 前記複数の非導通電極は、
    前記アクチュエータ表面に配置され、前記第3方向に第1隙間をあけて配列された複数の第1非導通電極と、
    前記第1境界面及び前記第2境界面のうち、前記振動板と前記第1圧電層と前記第2圧電層との積層体の中立面から遠い方の面に配置され、前記第1隙間と前記第1方向に重なる第2隙間をあけて前記第3方向に配列された複数の第2非導通電極と、
    前記第1境界面及び前記第2境界面のうち、前記中立面から近い方の面に配置され、前記第1隙間及び前記第2隙間と前記第1方向に重なるように配置された第3非導通電極と、を有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の圧電アクチュエータ。
  6. 前記振動板、前記第1圧電層及び前記第2圧電層の、前記第1方向の長さが同じであることによって、前記第2境界面が前記第1境界面よりも前記中立面から近くなっており、
    前記複数の第2非導通電極が、前記第1境界面に配置され、
    前記第3非導通電極が、前記第2境界面に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の圧電アクチュエータ。
  7. 前記振動板の前記第1方向の長さが、前記第1圧電層及び前記第2圧電層の前記第1方向の長さよりも長くなっていることによって、前記第1境界面が前記第2境界面よりも前記中立面から近くなっており、
    前記複数の第2非導通電極が、前記第2境界面に配置され、
    前記第3非導通電極が、前記第1境界面に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の圧電アクチュエータ。
  8. 前記非導通電極は、
    前記アクチュエータ表面、前記第1境界面及び前記第2境界面のいずれにも配置され、
    前記アクチュエータ表面に配置された前記非導通電極の面積が、前記第1境界面に配置された前記非導通電極の面積、及び、前記第2境界面に配置された前記非導通電極の面積よりも小さいことを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の圧電アクチュエータ。
  9. 前記第2境界面に配置された前記非導通電極の面積が、前記第1境界面に配置された前記非導通電極の面積よりも小さいことを特徴とする請求項8に記載の圧電アクチュエータ。
  10. 前記非導通電極は、前記第2方向における、前記振動板、前記第1圧電層及び前記第2圧電層の縁までは延びていないことを特徴とする請求項1~9のいずれかに記載の圧電アクチュエータ。
JP2020161756A 2020-09-28 2020-09-28 圧電アクチュエータ Pending JP2022054617A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020161756A JP2022054617A (ja) 2020-09-28 2020-09-28 圧電アクチュエータ
US17/471,635 US20220102617A1 (en) 2020-09-28 2021-09-10 Piezoelectric Actuator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020161756A JP2022054617A (ja) 2020-09-28 2020-09-28 圧電アクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022054617A true JP2022054617A (ja) 2022-04-07

Family

ID=80823604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020161756A Pending JP2022054617A (ja) 2020-09-28 2020-09-28 圧電アクチュエータ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20220102617A1 (ja)
JP (1) JP2022054617A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
US20220102617A1 (en) 2022-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011212865A (ja) 圧電アクチュエータ
JP5126208B2 (ja) 圧電アクチュエータ、液体吐出ヘッド、圧電アクチュエータの製造方法、及び液体吐出ヘッドの製造方法
US7854498B2 (en) Piezoelectric actuator
JP2003311954A (ja) インクジェットヘッド及びこれを有するインクジェットプリンタ
JP5240001B2 (ja) 圧電アクチュエータの製造方法、圧電アクチュエータ、及び、液体移送装置
JP2022054617A (ja) 圧電アクチュエータ
JP7106940B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP4831186B2 (ja) 液体移送装置の製造方法
JP2012066565A (ja) 液体吐出ヘッド及びその製造方法
JP7415737B2 (ja) 圧電アクチュエータ
JP2022071749A (ja) 圧電アクチュエータ
JP5381516B2 (ja) 圧電アクチュエータの製造方法
JP7404996B2 (ja) 圧電アクチュエータ、及び、その製造方法
JP6187104B2 (ja) 液体吐出装置
JP7275769B2 (ja) 圧電アクチュエータ及び液体吐出装置
US20230382111A1 (en) Liquid discharge head
JP7459614B2 (ja) 圧電アクチュエータ
JP2022128659A (ja) 圧電アクチュエータ、及び、その製造方法
JP2022110478A (ja) 圧電アクチュエータ
JP2023080461A (ja) 圧電アクチュエータ
JP2022054645A (ja) 圧電アクチュエータ、及び、液体吐出ヘッド
JP2022182301A (ja) 液体吐出ヘッド及びその製造方法
JP2021187022A (ja) 圧電アクチュエータ
JP2006150808A (ja) 液体移送装置
JP2022130104A (ja) 液体吐出ヘッド、及び、その製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230901