JP2022051404A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022051404000001
【課題】施設で利用する鍵の受け渡しを不要とすることが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】ネットワークに接続されたサーバ及び複数の端末を有する情報処理システムにおいて、、情報処理装置であるサーバは、ユーザの施設利用の受付時に、ユーザの生体情報を取得することと、ユーザの生体情報と、ユーザを示す情報とを関連付けることと、ユーザの生体情報を、施設の施錠個所を解錠する鍵や、施設で提供される商品又はサービスの取得に用いる鍵として登録することを実行する。
【選択図】図8

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、端末と、端末とネットワークで接続された受付管理装置とを含む管理システムがある。端末は、移動型宿泊施設に備えられる。受付管理装置は、端末に、移動型宿泊施設へのチェックイン案内を出力する出力部と、所定の条件によって、出力部により出力されるチェックイン案内の出力内容を示す出力パターンを決定する出力パターン決定部と、出力パターン決定部により決定された出力パターンにより出力部によるチェック案内の出力を制御する出力制御部とを備える(例えば、特許文献1)。
特開2019-121199号公報
本開示は、施設で利用する鍵の受け渡しを不要とする情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の態様の一つは、ユーザの施設利用の受付時に、前記ユーザの生体情報を取得することと、前記ユーザの生体情報と、前記ユーザを示す情報とを関連付けることと、前記ユーザの生体情報を、前記施設で利用する鍵として登録することとを実行する制御部を含む情報処理装置である。
本開示の態様は、情報処理装置と同様の特徴を有する、情報処理方法、情報処理システム、プログラム、及びプログラムを記録した記録媒体の少なくとも一つを含んでもよい。
本開示によれば、施設で利用する鍵の受け渡しを不要とすることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概要図である。 図2は、施設の一例を示す図である。 図3は、サーバの構成例を示す。 図4は、サーバが管理するテーブルのデータ構造例を示す。 図5は、端末の構成例を示す。 図6は、サーバのプロセッサによって実行される処理例を示すフローチャートである。 図7は、受付用の端末のプロセッサの処理例を示すフローチャートである。 図8は、受付用の端末とやりとりするサーバのプロセッサの処理例を示すフローチャートである。 図9は、生体認証用の端末のプロセッサの処理例を示すフローチャートである。 図10は、生体認証用の端末とやりとりするサーバのプロセッサの処理例を示すフローチャートである。 図11は、生体認証用の端末のプロセッサの処理例を示すフローチャートである。 図12は、生体認証用の端末とやりとりするサーバのプロセッサの処理例を示すフローチャートである。
実施形態に係る情報処理装置は、ユーザの施設利用の受付時に、ユーザの生体情報を取得することと、ユーザの生体情報と、ユーザを示す情報とを関連付けることと、ユーザの生体情報を、施設で利用する鍵として登録することとを実行する制御部を含む。
情報処理装置によれば、ユーザの施設の受付時に、ユーザの生体情報とユーザを示す情報(例えば、ユーザの個人情報、或いはユーザの施設の予約情報)が関連づけられる。そして、ユーザの生体情報が、施設で利用する鍵として登録される。これによって、施設で利用する鍵のユーザへの受け渡しが不要となる。また、施設の利用において、ユーザが鍵を持ち歩くことが不要となる。
以下、図面を参照して実施形態に係る情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムについて説明する。実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。
<情報システムの構成>
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概要図である。図1において、情報処理システムは、ネットワーク1に接続されたサーバ2、端末3、端末4、及び端末5を含む。端末3、端末4、及び端末5の夫々は、施設6において利用される。
ネットワーク1は、例えば、インターネット等の公衆通信網であり、WAN(Wide Area Network)又はその他の通信網を採用し得る。ネットワーク1は、LTE(Long Term Evolution)、5Gなどのセルラー網、或いは無線LAN(Local Area Network:Wi-Fi含
む)、BLE等の無線網(無線経路)を含んでもよい。
端末3は、施設6を利用するユーザ11の受付用の端末である。端末4は、施設6の施錠個所の解錠に用いる端末である。端末5は、施設6で提供される商品又はサービスをユーザ11が取得するために使用される端末である。端末4及び端末5は、ユーザ11の生体情報を用いた認証(生体認証)に用いられる。端末3、端末4、及び端末5は、施設6に単数又は複数設けることができる。図1に示す例では、一つの端末3と、複数の端末4と、複数の端末5とが例示されている。
施設6の施錠個所は、ドア(扉)、門(ゲート)、窓、及び設備(ロッカーなど)、及び道具(レンタル用の自転車、ラケットなどの運動具、及びキャンプ用品など)の少なくとも一つである。但し、施錠個所はこれらに制限されない。商品又はサービスの種類は、施設6において適正にユーザ11に提供し得る限りにおいて制限されない。鍵は、生体認証の結果が成功で正当性が証明されたことを施設6の従業員に報知し、ユーザ11へ商品及びサービスの提供が可能であることを知らせるものであってもよい。
サーバ2は、「情報処理装置」の一例である。サーバ2は、施設6を利用するユーザ11に係る情報を管理する。ユーザ11に係る情報は、ユーザ11の施設6の予約情報、ユーザ11が施設6で利用する鍵の情報、及びユーザ11に関して施設6において発生した代金及び料金(チャージ)に係る情報を含む。ユーザ11に係る情報は、ユーザ11の識別情報(ユーザID)を用いて管理される。
施設6では、ユーザ11の生体情報が鍵として用いられる。生体情報は、指紋、静脈、虹彩、及び顔などを含む。ユーザ11の生体情報を用いた生体認証が行われ、認証の成功時に、施錠個所の解錠、及び商品又はサービスの提供の決定が行われる。
ユーザ11は、施設6を利用する場合に、ユーザ11の端末12を用い、ネットワーク1を介して予約希望情報をサーバ2に送信する。予約希望情報は、ユーザ11の個人情報を含む。個人情報は、氏名、住所、連絡先(電話番号、ショートメールアドレス及びメールアドレスなど)、及びクレジットカード番号などの料金の支払い方法などを含み得る。また、予約希望情報は、利用日と、施設6の利用開始時刻及び利用終了時刻とを含み得る。但し、施設6において利用開始時刻及び利用終了時刻が予め決められている場合には、利用開始時刻及び利用終了時刻は予約希望情報に含まれなくてもよい。
サーバ2は、施設6の予約が成立した場合に予約情報を登録して管理する。ユーザ11の施設6での受付(チェックイン)時に、端末3がユーザ11から生体情報を取得し、ネットワーク1を介してサーバ2に送る。サーバ2は、ユーザを示す情報としての予約情報と生体情報との関連づけを行い、生体情報をユーザ11の鍵として登録する。サーバ2は、生体情報を、施設6の施錠個所を解錠する鍵、及び施設6で提供される商品又サービスの提供に用いる鍵として登録する。ユーザ11の施設6の利用において、端末4又は端末5を用いた生体認証により、解錠及び商品又はサービスの提供が行われる。なお、鍵(生体情報)を用いた商品及びサービスの提供は、オプションである。
<施設>
施設6は、宿泊施設、運動施設、遊戯施設(遊技施設)、遊興施設、図書館、博物館、及びコンサートホールなどを含むことができる。宿泊施設は、ホテル、旅館、民宿、コンドミニアム、及びキャンプ場などを含むことができる。運動施設及び遊戯施設は、体育館、運動場、球技場、テニスコート、水泳場、ボーリング場、ビリヤード場、スポーツクラブ、麻雀店、パチンコ店、及びゲームセンターなどを含むことができる。遊興施設は、バー、ダンスホール、ネットカフェ、カラオケボックス、及びライブハウスなどを含むことができる。
図2は、施設6の一例を示す図である。図2には、施設6の一例である施設6Aが例示されている。施設6Aは宿泊施設である。施設6Aの敷地内には、多目的ホール(エントランスホール)41と、複数のコンドミニアム(宿泊棟)50と、テニスコート52とが設けられている。テニスコート52は、運動施設の一例である。複数のコンドミニアム50は、建物内の複数の宿泊室であってもよい。
敷地内では、ユーザ11を乗せて所望の位置まで運ぶ車両53が走行している。車両53は、ユーザ11を施設6の入り口61まで迎えにきてくれる。車両53内には、端末3が設置されており、ユーザ11は、車両53がユーザ11の宿泊するコンドミニアム50までユーザ11を運んでいる間に、端末3を用いた受付(ユーザ11の生体情報(鍵)の登録)を済ませることができる。車両53は、人の運転により走行するのでも、自動運転により走行するのでもよい。なお、車両53の走行範囲は、施設6内に限られず、例えば、駅及び空港などを含む所定のピックアップ位置までユーザ11を迎えにいく等、施設6の敷地外も走行する車両であってもよい。
コンドミニアム50の入り口61には、施錠されたドア50Aが設けられており、ドア50Aの周辺に端末4が設置されている。端末4を用いた生体認証により、ドア50Aを解錠することができる。また、テニスコート52の入り口には、施錠されたゲート52Aが設けられており、ゲート52Aの周辺に端末4が設置されている。テニスコート52を利用するユーザ11は、端末4を用いた生体認証により、ゲート52Aを解錠することが
できる。
また、多目的ホール41の建屋内には、受付(フロント)42と、更衣室45と、共同浴場46と、休憩室47と、店舗48と、自動販売機43と、ロッカー49とが設置されている。更衣室45、共同浴場46、及び休憩室47の中は、男女用のスペースに分かれている。
受付42には、端末3及び4として動作可能な端末42Aが設置され、端末42Aは、施設6の従業員により操作される。ユーザ11は、受付42でも受付(チェックイン)手続きを行うことができる。また、受付42は、ユーザ11に対して商品やサービスの提供場所としても使用される。なお、施設6での商品及びサービスの購入代金を含む施設6の利用費は、クレジットカード番号を用いたクレジットカード支払いとなる。このため、ユーザ11のチェックアウト手続きは不要である。
例えば、受付42では、レンタル用の自転車55の受付を行っており、端末42Aを用いて、従業員は、端末42Aを用いた生体認証の成功時に、ユーザ11に自転車55のレンタル許可を与えることができる。許可を与える場合、従業員は、ユーザ11に自転車55の鍵番号を教える。自転車55には、番号入力式の錠(ロック)が設けられており、ユーザ11は、伝えられた鍵番号を入力することで、自転車55のロックを解除することができる。また、受付42では、売店を兼ねており、商品の販売の決済は、端末42Aの生体認証を用いて行われる。売店では、土産品、日用品、飲食物、薬品及びテニスボールの販売、ラケット及びボールの貸与サービスが行われる。
更衣室45、及び共同浴場46,47の夫々には、ドア45A、46A、及び47Aが設けられており、ドア45A、46A、及び47Aの夫々の解錠は、ドア45A、46A、及び47Aの夫々の周辺に設けられた端末4を用いた生体認証により行われる。
店舗48は、一例として、ユーザ11を含む施設6の利用者にマッサージサービスを提供する店舗であり、受付台48Aの上に、端末5が置かれている。従業員は、マッサージサービスの受付時に、端末5を用いてユーザ11の生体認証を行い、マッサージサービスの料金の決済を行う。
また、多目的ホール41には、自動販売機43が設けられており、商品の購入は端末5を用いた生体認証により行われる。生体認証が成功すると、自動販売機43の全ての商品に対する購入ボタンが受付可能状態となり、ユーザ11のボタンの押し下げによって選択された商品が、商品の排出口から排出される。このとき、端末5によって、ユーザ11によって選択された商品の代金が課金される。
また、多目的ホール41には、ロッカー49が設けられており、ロッカー49の貸与は、端末5を用いた生体認証により行われる。ユーザ11は、端末5に、空き状態のロッカー番号を入力し、生体認証を行う。生体認証が成功すると、対応する番号のロッカー49のドアのロックが解除され、ユーザ11は荷物を入れることが可能となる。ロッカー49の貸与は無償又は有償で行われ、有償の場合には、端末5によって課金処理が行われる。以下、サーバ2、端末3、端末4、端末5の夫々の構成の詳細について説明する。
<サーバの構成>
図3は、サーバ2の構成例を示す。サーバ2は、パーソナルコンピュータ(PC)及びワークステーションなどの汎用の情報処理装置(コンピュータ)、或いはサーバマシンのような専用の情報処理装置を用いて構成することができる。サーバ2は、通信機能を有し、有線又は無線により、ネットワーク1と接続可能である。
サーバ2は、バス26を介して相互に接続された、処理部又は制御部(コントローラ)としてのプロセッサ21と、記憶装置22と、通信インタフェース23(通信IF23)と、入力装置24と、ディスプレイ25とを含む。サーバ2は、1台の情報処理装置でも、2以上の情報処理装置の集合(クラウド)でもよい。
記憶装置22は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置は、プログラム及びデータの記憶領域、プログラムの展開領域、プログラムの作業領域、及び通信データのバッファ領域などとして使用される。主記憶装置はRAM(Random Access Memory)、又はRAMとROM(Read Only Memory)との組み合わせで構成される。補助記憶装置は、データ及びプログラムの記憶領域として使用される。補助記憶装置として、例えば、ハードディスク、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ、及びEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性記憶媒体を適用できる。
通信IF23は、通信処理を行う回路である。例えば、通信IF23は、ネットワークインタフェースカード(NIC)である。また、通信IF23は、無線通信(LTE、5G、無線LAN(Wi-Fi)、BLEなど)を行う無線通信回路であってもよい。また
、通信IF23は、有線の通信処理を行う回路と、無線通信回路との組み合わせであってもよい。
入力装置24は、キー、ボタン、ポインティングデバイス、及びタッチパネル等を含み、情報の入力に使用される。ディスプレイ25は例えば液晶ディスプレイなどであり、情報及びデータを表示する。
プロセッサ21は、例えばCPU(Central Processing Unit)などである。プロセッ
サ21は、記憶装置22に記憶された各種のプログラムを実行することによって、様々な処理を行う。
例えば、プロセッサ21は、施設6がユーザ11の予約を受け付けた(施設6の予約が成立した)場合に、ユーザ11の予約情報をユーザ11の識別情報(ユーザID)と関連づけて記憶装置22に記憶(登録)する処理を行う。ユーザIDは、予約情報の検索に用いられる。ユーザIDの代わりに、予約番号又は受付番号と呼ばれる固有の番号と予約情報とが関連づけられ、予約情報の検索に、予約番号又は受付番号が用いられてもよい。
プロセッサ21は、予約情報に対応するQRコード(登録商標)(二次元コードの一例)を生成し、ユーザ11の端末12に送信する処理と実行する。QRコード(登録商標)は、ユーザIDと、予約情報とを含む。
また、プロセッサ21は、ユーザ11の端末3を用いた受付(チェックイン)時に、ユーザ11が持参したQRコード(登録商標)から読み取られたユーザIDと、ユーザ11の生体情報とを受信する。プロセッサ21は、ユーザIDに対応する予約情報を記憶装置22から読み出して、生体情報を予約情報と関連づけるともに、生体情報をユーザ11が施設6で用いる鍵として記憶装置22に記憶(登録)する。すなわち、プロセッサ21は、ユーザ11の生体情報を、施設6の施錠個所を解錠する鍵、及び施設6で提供される商品又はサービスの取得に用いる鍵として登録する。
また、プロセッサ21は、端末4又は5から生体情報を受信した場合に、受信した生体情報と、記憶装置22に登録中の生体情報との照合による生体認証処理を行い、生体認証処理の結果を送信元の端末4又は5に送信する。
なお、サーバ2(プロセッサ21)が施設6を利用中の全てのユーザの生体情報を端末4及び5に送信する構成を採用し、生体認証処理が端末4及び5の夫々において実行されるようにしてもよい。
また、プロセッサ21は、ユーザ11の施設6の利用を通じて行った課金(商品の代金及びサービスの料金など)の額を端末5から受信し、ユーザ11が予約情報で指定した支払い方法(クレジットカード払いなど)で課金額を請求するための処理を行う。例えば、プロセッサ21は、ユーザ11のクレジットカードの番号と、請求額とをクレジットカード会社のコンピュータ(ネットワークアドレスは既知)へ送信する処理を行う。
図4は、サーバ2が管理するテーブルのデータ構造例を示す。テーブルは、ユーザIDと、予約情報と、生体情報と、課金情報とを含むレコード(エントリ)の集合である。
予約情報は、上述したように、ユーザの個人情報と、施設6の利用に関する情報と、生体情報と、課金情報とを含む。施設6の利用に関する情報は、施設6の利用日、施設6の利用開始時刻(日時)及び利用終了時刻(日時)、使用する施設6内の設備及び道具の識別情報(宿泊する部屋(コンドミニアム)の番号等)、及びその他の情報を含む。生体情報は、生体認証に用いるユーザの生体情報であり、指紋、虹彩、掌などの静脈、及び顔の情報のいずれかを記憶する。本実施形態では、一種類の生体情報を用いた生体認証が行われるが、二種類以上の生体情報が生体認証に用いられてもよい。課金情報は、施設6の利用料金、商品及びサービスの代金及び料金の合計額などを含む。
<端末の構成>
図5は、端末3、端末4、端末5、端末42A、及び端末12として利用可能な端末30の構成例を示す。端末30として、PC及びWSを含む汎用又は専用の固定端末、或いは無線通信機能を有する携帯端末(移動端末:可搬性を有する端末)を適用することができる。携帯端末は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ(PC)、Personal Digital Assistant(PDA)、又はウェアラブルコンピュータである。
図5において、端末30は、バス36を介して相互に接続された、プロセッサ31と、記憶装置32と、通信インタフェース(通信IF)33と、入力装置34と、ディスプレイ35と、バーコードリーダ37と、カメラ38と、センサ39とを含む。
プロセッサ31、記憶装置32、通信IF33、入力装置34、ディスプレイ35の夫々は、プロセッサ21、記憶装置22、通信IF23、入力装置24、及びディスプレイ25について説明したものと同様のものを適用可能である。但し、用途及び使用目的等の違いに応じて、サーバ2に適用されるものと性能の異なるものが適用される。
バーコードリーダ37は、予約成立時に予約情報の一次元コード(バーコードがユーザ11に提供される場合に使用される。予約情報の二次元コード(QRコード(登録商標))がユーザに提供される場合、QRコード(登録商標)はカメラ38の撮像画像を用いて読み取りされる。この場合、バーコードリーダ37は省略可能である。
カメラ38は、QRコード(登録商標)などの二次元コードの読み取りに使用される。また、カメラ38は、或いは、顔、静脈、及び虹彩などの生体の撮像に使用される。センサ39は、例えば指紋センサを含み、生体情報としての指紋の取得に使用される。但し、生体情報として指紋以外が用いられる場合、センサ39は省略されてもよい。
入力装置34が静電容量式のタッチパネルを含む場合、そのタッチパネルは、ユーザ11が指等を接触または近接させることでユーザ11を検出するセンサとして使用される。もっとも、タッチパネルとは別に、ユーザ11を検出するセンサ(静電容量センサ及びフォトセンサなど)を端末30は含んでいてもよい。
プロセッサ31は、記憶装置32に記憶された各種のプログラムを実行することによって、様々な処理を行う。例えば、端末3として動作する端末30のプロセッサ31は、カメラ38又はバーコードリーダ37を用いてユーザが持参した一次元又は二次元コードの情報を読み取る処理を行う。また、プロセッサ31は、カメラ38又はセンサ39を用いてユーザ11から生体情報を取得する処理を行う。また、プロセッサ31は、一次元又は二次元コードの情報と生体情報とをサーバ2へ送信する処理を行う。
また、端末4として動作する端末30のプロセッサ31は、ユーザ11から生体情報を取得してサーバ2へ送り、サーバ2から生体認証の結果を受信する処理を行う。また、プロセッサ31は、生体認証の結果が成功(OK)である場合に、端末4と対応する施錠個所を解錠する処理を行う。
端末5として動作する端末30のプロセッサ31は、端末4のプロセッサ31と同様に、ユーザ11から取得した生体情報をサーバ2に送り、生体認証の結果を受信する処理を行う。また、プロセッサ31は、生体認証の結果が成功である場合に、商品及びサービスを提供可能な状態にする処理を行う。商品及びサービスを提供可能な状態にする処理は、例えば、自動販売機43の商品選択ボタンを有効にする処理、或いは、ディスプレイ35に商品及びサービス提供可能な旨を表示して、ユーザ11に商品及びサービスを提供してもよいことを従業員に報知する処理などを含む。提供可能な旨は、音声或いは振動によって従業員に報知されてもよい。さらに、プロセッサ31は、商品の代金及びサービスの料金をサーバ2に送り、代金及び料金を課金(チャージ)させる処理を行う。
なお、端末30の構成は、ユーザ11の端末12に適用することができる。端末12として動作する端末30のプロセッサ31は、入力装置34及びディスプレイ35を用いてユーザ11に予約情報を編集する環境を提供する処理と、通信IF33を用いて予約情報をネットワーク1へ送信し、一次元又は二次元コードをネットワーク1から受信する処理を行う。また、ユーザ11の操作に応じて、ディスプレイ35に一次元又は二次元コードを呼び出す処理を行う。
なお、プロセッサ21及びプロセッサ31の夫々として、複数個のCPUを適用しても、マルチコア型のCPUを適用してもよい。CPUによって行われる処理の少なくとも一部が、DSP(Digital Signal Processor)又はGPU(Graphical Processing Unit)
のようなCPU以外のプロセッサによって行われてもよい。また、CPUによって行われる処理の少なくとも一部が、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及
びFPGA(Field Programmable Gate Array)などの専用又は汎用の集積回路(ハード
ウェア)、或いはプロセッサと集積回路との組み合わせにより実行されてもよい。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラ(MCU)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、又はチップセットなどと呼ばれる。
<サーバにおける処理>
図6は、サーバ2のプロセッサ21によって実行される処理例を示すフローチャートである。施設6として、図2に示した施設6A(宿泊施設)を例に説明する。
ステップS001では、サーバ2のプロセッサ21は、予約情報を受け付ける。予約情報は、少なくともユーザ11の個人情報と、宿泊日とを含む。施設6Aのチェックイン時
刻及びチェックアウト時刻(施設6の利用開始時刻及び利用終了時刻に相当)は予め決まっている。但し、チェックイン時刻及びチェックアウト時刻をユーザ11が指定できるようにしてもよい。
ステップS002では、プロセッサ21は、予約が成立したか否かを判定する。例えば、記憶装置22には、施設6Aのコンドミニアム50の空き状況を示す情報が記憶されており、予約情報に含まれる宿泊希望日に空き状態のコンドミニアム50があるか否かを判定する。空き状態のコンドミニアム50がある場合には、プロセッサ21は、予約成立と判定し、処理をステップS003に進める。
これに対し、ステップS002にて、コンドミニアム50の空きがないと判定される場合には、処理がステップS006に進み、プロセッサ21は、通信IF23を介して、予約NGを示す情報を端末12へ送信する。その後、サーバ2の処理が終了する。
なお、ステップS002において、上記処理の代わりに、サーバ2(プロセッサ21)は、コンドミニアム50の予約状況を管理するサーバ2以外のコンピュータに空き情報を問い合わせ、空きの有無を示す情報を含む返信を受け取ってもよい。この場合、空きがある場合には、さらに、空き状態のコンドミニアム50の識別情報(コンドミニアム50に割り当てられた番号など)を受け取る。
ステップS003では、プロセッサ21は、予約登録を行う。すなわち、プロセッサ21は、例えば、ユーザの個人情報と、宿泊日と、貸与するコンドミニアム50の識別情報と、予め設定されたチェックイン時刻及びチェックアウト時刻とを含む予約情報がユーザ11のユーザIDと関連づけて記憶装置22に登録する。記憶場所は、プロセッサ21がアクセスできる限り、記憶装置22以外であってもよい。
ステップS004では、プロセッサ21は、一次元又は二次元コードの一例であるQRコード(登録商標)を生成する。QRコード(登録商標)には、ユーザ11のユーザIDと予約情報が含まれる。但し、QRコード(登録商標)は少なくともユーザ11のユーザIDが含まれればよい。
ステップS005では、プロセッサ21は、通信IFを介して、QRコード(登録商標)をユーザ11の端末12に送信する。S005の処理が終了すると、サーバ2の処理が終了する。
このように、施設6の利用を所望するユーザ11は、ユーザ11が管理する端末12を用いて、施設6の利用を予約する予約希望情報をネットワーク1に送信する。予約希望情報が、サーバ2にて受け付けられた場合、サーバ2に予約情報が登録されて管理される。ユーザ11の予約が受け付けられた場合、サーバ2は、ユーザ11の端末12に対し、QRコード(登録商標)などを送信する。
ユーザ11は、施設6Aの利用日に、施設6を訪問する。利用開始時刻(チェックイン時刻)近くになると、車両53が施設6Aの入り口61付近にある乗車場所に停車する。ユーザ11は、車両53に乗り込む。車両53内には、受付用の端末3が置かれている。ユーザ11は、端末3を操作して、受付(チェックイン)の手続きを行う。
<端末3における処理>
図7は、受付用の端末3として動作する端末30のプロセッサ31の処理例を示すフローチャートである。図8は、端末3とやりとりするサーバ2のプロセッサ21の処理例を示すフローチャートである。
図7のステップS011において、端末3のプロセッサ31は、例えば、ユーザ11の入力装置34を用いて受付処理の開始入力を受け付けた場合に処理を開始する。
ステップS012では、プロセッサ31は、カメラ38を起動させるとともに、ディスプレイ35に、QRコード(登録商標)の読み取り画面を表示し、ユーザ11に、事前に提供したQRコード(登録商標)を読み取らせることを促す。ユーザ11は、端末12の画面にQRコード(登録商標)を呼び出して、端末3にQRコード(登録商標)を読み取らせる。QRコード(登録商標)は、紙などのシートに印刷されたハードコピーであってもよい。
ステップS013では、プロセッサ31は、QRコード(登録商標)の読み取りによって、ユーザID及び予約情報を取得し、ユーザID及び予約情報を、通信IF33を介してサーバ2に送信する。
図8に示すように、サーバ2のプロセッサ21は、端末3からユーザID及び予約情報を受信する(ステップS021)。すると、プロセッサ21は、ユーザID及び予約情報に合致する予約情報を記憶装置22から検索する(ステップS022)。このとき、プロセッサ21は、ユーザIDに対応する予約情報の有無を判定し、予約情報があると判定する場合には、予約情報の内容の合致を判定する。そして、予約情報の内容が合致する場合に、合致する予約情報が検索されたと判定し、そうでない場合に、合致する予約情報が検索されなかったと判定する。
なお、上記構成に代えて、対応する予約情報が存在することを以て、合致する予約情報があると判定されてもよい。この場合では、QRコード(登録商標)には、少なくともユーザIDのような、予約情報の検索に用いる情報(予約情報と紐付けされた情報)が含まれていればよく、予約情報は含まれていなくてもよい。
プロセッサ21は、合致する予約情報が検索されたか否かを判定する(ステップS023)。予約情報が検索されたと判定される場合には、プロセッサ21は、通信IF23を介して、予約情報が存在する旨を示す情報を端末3に送信する(ステップS024)。
これに対し、予約情報が検索されないと判定される場合には、プロセッサ21は、通信IF23を介して、予約情報が存在しない旨を示す情報を端末3に送信する(ステップS028)。
端末3では、ステップS014において、プロセッサ31が、サーバ2からの予約情報の有無を示す情報に基づいて、対応する予約情報があるか否かを判定する。予約情報があると判定される場合には、処理がステップS015に進み、そうでない場合には、処理がステップS018に進む。
ステップS018に処理が進んだ場合には、プロセッサ31は、予約情報がないことを示す情報を、ディスプレイ25に表示し、図7に示す処理を終了する。
これに対し、ステップS015に処理が進んだ場合には、プロセッサ31は、所定の生体情報を取得する処理を実行する。本実施形態では、生体情報の一例として、顔情報を取得し、生体認証として顔認証を行う。このため、端末3は、カメラ38を用いて、ユーザ11の顔画像を撮像する環境を提供し、ユーザ11の顔を撮像することで、生体情報を取得する。
ステップS016では、プロセッサ31は、ステップS015で取得した生体情報とし
ての顔画像を、サーバ2に送信する。サーバ2では、端末3からの生体情報としての顔画像が受信される(図8のステップS025)。
サーバ2のプロセッサ21は、顔画像から生体認証(顔認証)に用いる顔情報を生成し、顔情報(生体情報の一例)をユーザID及び予約情報と関連づけ、顔情報を施設6Aで利用する鍵情報として記憶装置22に登録(記憶)する(ステップS026)。顔情報の記憶場所は、記憶装置22以外の、プロセッサ21がアクセス可能な記憶媒体であってもよい。
ステップS027では、プロセッサ21は、通信IF23を介して、鍵登録が完了した旨を示す情報を送信する。端末3では、プロセッサ31は、鍵登録が完了した旨を示す情報を受信し(ステップS016)、ディスプレイ35に表示する(ステップS017)。このようにして、受付処理(チェックイン処理)が行われる。
車両53がユーザ11の宿泊するコンドミニアム50の前に到着すると、ユーザ11は降車する。ユーザ11は、コンドミニアム50の入り口のドア50Aの近傍のコンドミニアム50の壁面に設置された端末4(端末4として動作する端末30)を用いて、顔認証を行う。
<端末4の処理例>
図9は、生体認証用の端末4として動作する端末30のプロセッサ31の処理例を示すフローチャートであり、図10は、端末4とやりとりを行うサーバ2のプロセッサ21の処理例を示すフローチャートである。
ステップS031では、ユーザが端末4の入力装置34を操作することによって、端末4のプロセッサ31が処理を開始する。例えば、ユーザ11が端末4のディスプレイ35に手を近づけると、ディスプレイ35に設けられたタッチパネルが静電容量の変化を検知して、プロセッサ31が処理を開始する。このように、処理開始の操作は非接触で行われるようにしてもよいが、接触操作で行われるようにしてもよい。ユーザ11の検知は、タッチパネル以外のフォトセンサ等によって行われてもよい。
ステップS032では、プロセッサ31は、生体情報を取得する。例えば、プロセッサ31は、カメラ38を起動させて、ユーザ11に、カメラ38を向くように促す。このとき、プロセッサ31は、ディスプレイ35にカメラ38で撮像された顔を表示し、ユーザ11が顔認証に適した状態でカメラ38に撮像されるように促す。このようにして、カメラ38がユーザ11の顔を撮像し、生体情報としての顔画像をプロセッサ31は取得する。
ステップS033では、プロセッサ31は、生体認証としての顔認証を行う。すなわち、プロセッサ31は、ステップS032で撮像したユーザ11の顔画像を、ユーザIDとともにサーバ2に送信し、サーバ2から顔認証の結果を受信する。
サーバ2は、端末4から送信された生体情報としての顔画像を受信して、顔画像から顔認証に用いる顔情報を生成する(図8、ステップS041)。ステップS042では、プロセッサ21は、記憶装置22に記憶されているテーブル(図4)から一つのレコードを特定し、そのレコード中の生体情報である顔情報を、受信した顔情報と照合する比較対象として取得する。
ステップS043では、プロセッサ21は、生体認証、すなわち顔情報の照合を行い、顔情報同士が合致するか否かを判定する。顔情報が合致すると判定される場合には、プロ
セッサ21は、顔認証の成功を示す情報をユーザIDとともに端末4へ送信し(ステップS046)、処理を終了する。
これに対し、顔情報が合致しない場合には、テーブル中の全ての顔情報についての照合が終了したか否かをプロセッサ21は判定する(ステップS044)。このとき、全ての顔情報についての照合が終了していないと判定される場合には、処理がステップS042に戻り、テーブルから次の顔情報が取得される。
全ての顔情報についての照合が終了していると判定される場合には、処理がステップS045に進み、プロセッサ21は、顔認証のNGを示す情報を端末4へ送信し、処理を終了する。
端末4では、図7のステップS034において、プロセッサ31が、サーバ2から受信された生体認証の結果が成功か否かを判定する。認証の結果が成功と判定される場合には、処理がステップS035に進み、そうでない場合(NGと判定される場合)には、処理が終了する。
ステップS035では、プロセッサ31は、解錠処理を行う。すなわち、プロセッサ31は、ドア50Aの電磁ロックを解除する。また、ドア50Aが自動ドアである場合には、プロセッサ31は、ドア50Aの開閉動作を行うアクチュエータの制御によってドア50Aに一定時間の開動作を行わせる。
ステップS036では、プロセッサ31は、所定時間のタイマの計時を開始し、タイマが満了すると、処理をステップS037に進めて、電磁ロックの実行により、ドア50Aの施錠を行う。その後、処理が終了する。
なお、顔情報が合致した場合(S043のYES)に、ユーザがそのコンドミニアム50のユーザか否かを判定し、ユーザである場合に、処理がステップS046に進み、ユーザ以外であればNGとなるようにしてもよい。このようにすれば、コンドミニアム50には、施設6Aのユーザであっても、該当のコンドミニアム50のユーザでない場合には、本来のユーザにドア50Aを開けてもらわないと入ることはできない。このようにしてセキュリティ向上を図ることができる。また、サーバ2又は端末4で、ドア50Aの解錠に関するログを、顔認証が成功したユーザのユーザIDと紐付けて記録してもよい。
このように、ユーザ11は、チェックイン時に鍵の受け渡しがなくとも、ドア50Aの解錠を顔認証により行うことができる。図9及び図10に示した端末4及びサーバ2の処理は、テニスコート52のゲート52A、更衣室45のドア45A、共同浴場46のドア46A、及び休憩室47のドア47Aの夫々に対応する端末4についても適用される。よって、ユーザ11は、テニスコート52、更衣室45、共同浴場46、及び休憩室47の利用に物理的な鍵を所持する必要がない。
<端末5の処理例>
ユーザ11は、自動販売機43から商品(飲料など)を購入する場合、ロッカー49を利用する場合、及び店舗48でサービスの提供を受ける場合などに、自動販売機43、ロッカー49、及び店舗48の夫々に対応する端末5を用いて、商品及びサービスの提供を受けることを可能にする。
図11は、生体認証用の端末5として動作する端末30のプロセッサ31の処理例を示すフローチャートである。
ステップS031~S034までの処理は、図9に示した端末4における処理と同様であるため、重ねての説明は省略する。但し、ロッカー49に対応する端末5については、ステップS031にて、ユーザ11が利用を所望するロッカー49の番号を入力する。
ステップS048の解錠処理では、自動販売機43、ロッカー49、及び店舗48の夫々に応じた独自の動作が行われる。自動販売機43に対応する端末5のプロセッサ31は、解錠処理として、自動販売機43の状態を、ユーザ11が全ての商品を購入可能な状態(最も高価な商品の代金よりも高い金額が自動販売機43に入金された状態)に設定し、ユーザ11が所望の商品の購入ボタンを押すことで、所望の商品を選択及び購入可能な状態にする。
また、ロッカー49に対応する端末5のプロセッサ31は、ユーザ11が指定した番号のロッカー49の電磁ロックを解除し、ロッカー49の扉が開いた状態にする。これによって、ユーザ11は、荷物をロッカー49内に入れることができる。ユーザ11が扉を閉じると、プロセッサ31は、施錠動作、すなわちロッカー49の電磁ロックを行う。
また、店舗48に対応する端末5のプロセッサ31は、ユーザ11にサービスを提供可能な旨をディスプレイ35に表示し、店舗48の従業員にサービス提供可能なことを報知する。これによって、従業員は、ユーザ11に対してサービスを提供する。
ステップS049では、プロセッサ31は、課金処理を行う。すなわち、プロセッサ31は、商品の代金、ロッカー49使用の料金、及びサービス提供の料金に関する課金関連情報をユーザIDとともにサーバ2に送信する。代金及び料金の情報がサーバ2で管理されている場合には、プロセッサ31は、課金関連情報として、商品、ロッカー使用の旨、及びサービスの夫々を示す情報がサーバ2に送信する。これに対し、代金及び料金の情報(課金額)がサーバ2で管理されていない場合には、課金関連情報として、商品、ロッカー49の番号、及びサービスの夫々を示す情報とともに、代金及び料金(課金額)を示す情報を送信する。
図12に示すように、サーバ2では、課金関連情報を受信し(ステップS051)、ユーザIDに対応する課金情報をテーブルから読み出し、課金関連情報を用いて課金情報を更新する。課金関連情報が課金額を含んでいる場合には、課金情報が示す課金額の累計に今回の課金額を加算することで、課金情報を更新する(ステップS052)。課金関連情報が課金額を含んでいない場合には、サーバ2のプロセッサ21は、記憶装置22に記憶されている代金及び料金の情報を用いて、商品、ロッカー49の番号、又はサービスに対応する課金額を算出し、課金情報が示す課金額の累計に今回の課金額を加算する。課金額は、税込みの値段で扱われ、クレジットカード支払い等の、支払い額となる。
端末42Aとして動作する端末30は、端末42Aが端末3として振る舞う場合には、図7及び図8の処理が行われる。一方、端末42Aが端末5として振る舞う場合には、図10、図11及び図12の処理が行われる。
<実施形態の作用効果>
実施形態における情報処理装置としてのサーバ2は、ユーザ11の施設6の利用の受付時に、ユーザ11の生体情報(顔情報)を取得する。また、サーバ2は、ユーザ11の生体情報と、ユーザ11を示す情報(予約情報)とを関連付ける。さらに、サーバ2は、ユーザ11の生体情報を、施設6で利用する鍵として登録する。これによって、ユーザ11が施設6で利用する物理的な鍵の受け渡しが不要となり、ユーザ11は施設内で鍵を持ち歩かなくてすむ。また、鍵の受け渡しなど、人の接触の機会を減らすことができる。
サーバ2のプロセッサ21は、ユーザ11の生体情報を、施設6の施錠個所を解錠する鍵、及び施設6で提供される商品又はサービスの取得に用いる鍵として登録する。これによって、ユーザ11は、施設6において生体情報を施錠個所の解錠、及び商品又はサービスの購入に用いることができる。
実施形態では、サーバ2の制御部(プロセッサ21)は、読み取り装置(端末3のカメラ38又はバーコードリーダ37)によってユーザ11が所持する一次元コード(バーコード)又は二次元コード(QRコード(登録商標))から読み取られたユーザを示す情報を取得する。これによって、ユーザが施設6の受付において、個人情報などを記載する手間が不要となる。また、プロセッサ21は、ユーザ11を示す情報を記憶した記憶装置22、或いはUSBメモリなどからユーザ11を示す情報を取得してもよい。
また、実施形態において、サーバ2のプロセッサ21は、鍵の利用場所(ドア50A、ドア52A、ロッカー49及び自動販売機43の前など)でユーザ11から検出されたユーザ11の生体情報と、登録済みのユーザ11の生体情報とを照合することで、ユーザ11に関する生体認証を行う。これによって、セキュリティの高い本人認証を行うことができる。なお、サーバ2のプロセッサ21は、鍵の利用場所に設けられた生体情報の照合装置(端末4又は端末5)に、登録済みのユーザ11の生体情報を送信し、端末4又は端末5のプロセッサ31が生体情報の照合(生体認証)を行ってもよい。
また、実施形態では、サーバ2のプロセッサ21は、施設内を走行する車両53に載せられた端末3は、車両53に乗車中のユーザ11の生体情報を取得することができる。これによって、ユーザ11がコンドミニアム50への移動中に、受付(生体情報の登録)を済ませることができる。
なお、実施形態の構成に代えて、端末3は、QRコード(登録商標)から読み取ったユーザ11を示す情報と、ユーザ11から取得した生体情報とを関連づけてサーバ2に送信し、サーバ2が関連づけられた生体情報とユーザ11を示す情報とを記憶装置22に登録することで、鍵の登録が行われるようにしてもよい。
<その他>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスクである。また、非一時的なコンピュータ可読媒体には、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・・ネットワーク
2・・・サーバ
3,4,5・・・端末
6,6A・・・施設
21,31・・・プロセッサ
22,32・・・記憶装置
23,33・・・通信インタフェース
24,34・・・入力装置
25,35・・・ディスプレイ
50A・・・ドア
52A・・・ゲート
53・・・車両

Claims (20)

  1. ユーザの施設の利用の受付時に、前記ユーザの生体情報を取得することと、前記ユーザの生体情報と、前記ユーザを示す情報とを関連付けることと、前記ユーザの生体情報を、前記施設で利用する鍵として登録することとを実行する制御部
    を含む情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記ユーザの生体情報を、前記施設の施錠個所を解錠する鍵として登録する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記ユーザの生体情報を、前記施設で提供される商品又はサービスの取得に用いる鍵として登録する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、読み取り装置によって前記ユーザが所持する一次元コード又は二次元コードから読み取られた前記ユーザを示す情報を取得する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記鍵の利用場所で前記ユーザから検出された前記ユーザの生体情報と、登録済みの前記ユーザの生体情報とを照合する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記鍵の利用場所に設けられた生体情報の照合装置に、登録済みのユーザの生体情報を送信する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記施設は、宿泊施設、運動施設、遊戯施設、遊興施設、図書館、博物館、及びコンサートホールのうちの少なくとも一つを含む
    請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記施設内を走行する車両に乗車中の前記ユーザから、前記ユーザの生体情報を取得する
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記生体情報は、指紋、静脈、虹彩及び顔の少なくとも一つである
    請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記施錠個所は、前記施設における、扉、門、窓、設備、及び道具の少なくとも一つを含む
    請求項2に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置が、ユーザの施設の利用の受付時に、前記ユーザの生体情報を取得することと、
    前記情報処理装置が、前記ユーザの生体情報と、前記ユーザを示す情報とを関連付けることと、
    前記情報処理装置が、前記ユーザの生体情報を、前記施設で利用する鍵として登録することとを含む情報処理方法。
  12. 前記情報処理装置は、前記ユーザの生体情報を前記施設の施錠個所を解錠する鍵として登録する請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記情報処理装置は、前記ユーザの生体情報を、前記施設で提供される商品又はサービスの取得に用いる鍵として登録する請求項11又は12に記載の情報処理方法。
  14. 前記情報処理装置は、読み取り装置によって前記ユーザが所持する一次元コード又は二次元コードから読み取られた前記ユーザを示す情報を取得する
    請求項11から13のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  15. 前記情報処理装置は、前記鍵の利用場所で前記ユーザから検出された前記ユーザの生体情報と、登録済みの前記ユーザの生体情報とを照合する、
    請求項11から14のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  16. 前記情報処理装置は、前記施設内を走行する車両に乗車中の前記ユーザから、前記ユーザの生体情報を取得する
    請求項11から15のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  17. ユーザの施設の利用の受付時に、前記ユーザの生体情報を取得することと、
    前記ユーザの生体情報と前記ユーザを示す情報とを関連付けて、前記ユーザの生体情報を、前記施設で利用する鍵として登録する装置に前記ユーザの生体情報を送信すること
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  18. 前記施設の施錠個所を解錠する鍵及び前記施設で提供される商品又はサービスの取得に用いる鍵との少なくとも一方として登録される前記ユーザの生体情報を取得する
    ことを前記コンピュータに実行させる請求項17に記載のプログラム。
  19. 読み取り装置によって前記ユーザが所持する一次元コード又は二次元コードから読み取られた前記ユーザを示す情報を取得する
    ことを前記コンピュータに実行させる請求項17又は18に記載のプログラム。
  20. 前記施設内を走行する車両に乗車中の前記ユーザから、前記ユーザの生体情報を取得することを前記コンピュータに実行させる請求項17から19のいずれか一項に記載のプログラム。
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