JP2020101850A - 利用者の部屋への入室を管理するサーバ、システム及び方法 - Google Patents

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毅宜 田河
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晃也 東出
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Abstract

【課題】利用者がコンピュータ又は携帯通信端末等の装置を携帯することなく、利用者の部屋への入室を管理可能なサーバを提供する。【解決手段】サーバ10は、部屋を利用する利用者を管理するための利用者管理情報と、利用者のステータスとを関連づけて記憶する記憶部12と、利用者管理情報を有する情報コードに基づいて得られた利用者管理情報を取得する情報取得部15と、記憶部12を参照して、利用者管理情報と関連付けられている利用者のステータスが、第1の状態を示すか否かを判定して、利用者のステータスが第1の状態を示す場合、利用者の顔の第1画像を取得することを決定する第1判定部11aと、第1画像と、部屋への入室を要求する利用者の顔を撮影した第2画像とを比較して、両画像が一致する場合、当該利用者の部屋への入室を許可する第2判定部11bと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、利用者の部屋への入室を管理するサーバ、システム及び方法に関する。
近年、部屋の入室を、情報技術を用いて管理することが提案されている。
特に、不特定多数の利用者が利用可能なホテル等の宿泊施設の部屋、又は、機密事項が保管されている部屋への利用者の入室を管理することが期待されている。
例えば、特許文献1は、利用者のコンピュータに表示される二次元データコードを用いて、宿泊施設装置での自動チェックインを可能にすると共に、この二次元データコードに基づいて別の二次元データコードを発行し、この別の二次元データコードによって、利用者が客室の解錠を可能にする技術を提案している。
また、特許文献2は、施設利用管理システムの施設管理サーバが、部屋の予約を受けると、予約情報に対応させる鍵情報を対応付けて予約情報を記憶し、電子錠装置が携帯通信端末から読み取った鍵情報が電子錠装置から送信されると、電子錠装置が設置された部屋の部屋番号とこの時点の日付に適合する予約情報を検索し、検索した予約情報に対応付けられた鍵情報を用いて、電子錠装置が携帯通信端末から読み取った鍵情報を照合し,鍵情報の照合に成功すると、電子錠装置は施錠を解錠する技術を提案している。
特開2007−249549号公報 特開2016−148920号公報
特許文献1の技術では、利用者は、部屋の外に出る場合、二次元データコードを表示するコンピュータを携帯することが、再度入室するために必要である。
同様に、特許文献2の技術でも、利用者は、部屋の外に出る場合、鍵情報を送信する携帯通信端末を携帯することが、再度入室するために必要である。
しかし、利用者が、部屋の外に出る時に、コンピュータ又は携帯通信端末を部屋に置き忘れた場合、部屋へ入室することができなくなる。
また、特許文献1の技術では、コンピュータに表示される二次元データコードを用いて、利用者が客室の解錠を行うが、二次元コードは複製可能であるため、利用者以外の他者が、複製した二次元コードを用いて利用者の部屋へ入室するおそれもある。
本明細書では、利用者がコンピュータ又は携帯通信端末等の装置を携帯することなく、利用者の部屋への入室を管理可能サーバを提供することを課題とする。
本明細書に開示するサーバによれば、部屋を利用する利用者を管理するための利用者管理情報と、利用者のステータスとを関連づけて記憶する記憶部と、利用者管理情報を有する情報コードに基づいて得られた利用者管理情報を取得する情報取得部と、記憶部を参照して、利用者管理情報と関連付けられている利用者のステータスが、第1の状態を示すか否かを判定して、利用者のステータスが第1の状態を示す場合、利用者の顔の第1画像を取得することを決定する第1判定部と、第1画像と、部屋への入室を要求する利用者の顔を撮影した第2画像とを比較して、両画像が一致する場合、当該利用者の部屋への入室を許可する第2判定部と、を備える。
また、本明細書に開示するシステムによれば、部屋を利用する利用者を管理するための利用者管理情報を有する情報コードに基づいて、当該利用者管理情報を取得し、且つ、部屋の扉の錠の解錠を制御する第1端末と、第1端末と通信可能に接続される通信部と、利用者の利用者管理情報と、利用者のステータスとを関連づけて記憶する記憶部と、通信部を用いて、第1端末から利用者管理情報を受信し、記憶部を参照して、利用者管理情報と関連付けられている利用者のステータスが、第1の状態を示すか否かを判定して、利用者のステータスが第1の状態を示す場合、利用者の顔の第1画像を取得することを決定する第1判定部と、第1画像と、部屋への入室を要求する利用者の顔を撮影した第2画像とを比較して、両画像が一致する場合、通信部を用いて、第1端末に対して部屋の錠の解錠を要求する解錠要求を送信する第2判定部と、を有するサーバと、を備える。
更に、本明細書に開示する方法によれば、部屋を利用する利用者を管理するための利用者管理情報を有する情報コードに基づいて得られた利用者管理情報を取得することと、利用者管理情報と関連付けられている利用者のステータスが、第1の状態を示すか否かを判定することと、利用者のステータスが第1の状態を示す場合、利用者の顔の第1画像を取得して記憶することを決定することと、第1画像と、部屋への入室を要求する利用者の顔を撮影した第2画像とを比較して、両画像が一致する場合、当該利用者の部屋への入室を許可すること、をコンピュータが実行することを含む。
上述した本明細書に開示するサーバによれば、利用者がコンピュータ又は携帯通信端末等の装置を携帯することなく、利用者の部屋への入室を管理できる。
本明細書に開示するシステムの一実施形態の構成を示す図である。 第1サーバのハードウェア構成を示す図である。 利用者管理表を説明する図(その1)である。 第2サーバのハードウェア構成を示す図である。 顔画像管理表を説明する図(その1)である。 部屋端末のハードウェア構成を示す図である。 フロント端末のハードウェア構成を示す図である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その1)である。 端末の画面を示す図(その1)である。 利用者管理表を説明する図(その2)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その2)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その3)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その4)である。 端末の画面を示す図(その2)である。 端末の画面を示す図(その3)である。 利用者管理表を説明する図(その3)である。 顔画像管理表を説明する図(その2)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その5)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その6)である。 端末の画面を示す図(その4)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その7)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その8)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その9)である。 端末の画面を示す図(その5)である。 端末の画面を示す図(その6)である。 顔画像管理表を説明する図(その3)である。 利用者管理表を説明する図(その4)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その10)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その11)である。 システムの動作を説明するシーケンス図(その12)である。 端末の画面を示す図(その7)である。 端末の画面を示す図(その8)である。 利用者管理表を説明する図(その5)である。
以下、本明細書で開示するシステムの好ましい一実施形態を、図を参照して説明する。但し、本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図1は、本明細書に開示するシステムの一実施形態の構成を示す図である。
本実施形態のシステム1は、ホテルHに宿泊する利用者の部屋の予約、チェックイン、部屋への入室、チェックアウト等を管理する。
システム1は、第1サーバ10及び第2サーバ20を有するサーバ装置2と、ホテルHの部屋の外に配置される部屋端末30と、ホテルHの部屋のドアの錠の解錠及び施錠を行う解施錠装置40と、ホテルHのフロントに配置されるフロント端末50を備える。解施錠装置40の動作は、部屋端末30により制御される。
第1サーバ10と、部屋端末30と、フロント端末50は、ネットワークNを介して通信可能に接続される。
利用者が有する利用者端末60は、ネットワークNを介して、第1サーバ10と通信可能に接続される。
次に、システム1の動作の概要を、以下に説明する。
まず、第1サーバ10は、ホテルHの部屋を予約した利用者の利用者端末60に対して、利用者を管理する利用者管理番号(利用者管理情報)を含む二次元コード(情報コード)が添付された電子メールを、ネットワークNを介して送信する。また、第1サーバ10は、利用者の状態を示すステータスを「予約あり」として、利用者管理番号と関連づけて利用者管理表に登録する。
次に、利用者は、ホテルHのフロントにおいて、フロント端末50を用いて面接行為を行う。面接行為では、フロント端末50が、利用者端末60に表示された二次元コードに基づいて、利用者管理番号を取得する。第1サーバ10は、フロント端末50が取得した利用者管理番号が、利用者管理表に登録されており、利用者管理番号と関連づけられている利用者のステータスが「予約あり」であること等の所定の条件を満たす場合、利用者のステータスを「予約あり」から「面接行為済」へ変更する。
次に、利用者は、ホテルHの部屋の前において、部屋端末30を用いてチェックイン行為を行う。チェックイン行為では、部屋端末30が、利用者端末60に表示された二次元コードの画像に基づいて、利用者管理番号を取得する。第1サーバ10は、部屋端末30が取得した利用者管理番号が、利用者管理表に登録されており、利用者管理番号と関連づけられている利用者のステータスが「面接行為済」であること等の所定の条件を満たす場合、利用者管理番号と関連づけられている利用者のステータスを「面接行為済」から「チェックイン済」へ変更する。
次に、第1サーバ10は、部屋端末30を用いて、チェックイン行為を行う利用者の顔画像を取得して、顔画像を、第2サーバ20へ送信する。第2サーバ20は、顔画像に基づいて、顔画像の特徴を抽出した顔画像情報を生成し、顔画像管理番号と関連付けて顔画像管理表に登録した後、顔画像管理番号を第1サーバ10へ送信する。第1サーバ10は、顔画像管理表を、利用者管理番号と関連付けて利用者管理表に登録する。
次に、利用者は、部屋端末30を用いて部屋への入室行為を行う。部屋端末30は、部屋への入室を要求する利用者の顔画像を取得して、顔画像を第1サーバ10へ送信する。第1サーバ10は、顔画像を第2サーバ20へ送信する。第2サーバ20は、顔画像に基づいて、顔画像の特徴を抽出した照会用顔画像情報を生成し、顔画像管理表を参照して、照会用顔画像情報と一致する顔画像情報と関連付けられている顔画像管理番号を取得して第1サーバ10へ送信する。
次に、第1サーバ10は、利用者管理表を参照して、第2サーバ20から受信した顔画像管理番号と関連付けられている利用者のステータスが「チェックイン済」であること等の所定の条件を満たす場合、利用者の部屋への入室を許可する。第1サーバ10は、部屋端末30に対して、部屋のドアの錠の解錠を要求する解錠要求を送信する。部屋端末30は、解施錠装置40を制御して、部屋のドアの錠を解錠する。これにより、利用者は、顔画像が撮影されるだけで、部屋へ入室することができる。
以下、システム1の構成について、更に詳述する。
図2は、第1サーバ10のハードウェア構成を示す図である。
第1サーバ10は、処理部11と、記憶部12と、表示部13と、操作インターフェース(I/F)14と、通信インターフェース(I/F)15を有する。
第1サーバ10は、第2サーバ20、部屋端末30、フロント端末50との間で情報の送受信を行い、記憶部12に記憶する利用者管理表12bに基づいて、ホテルHに宿泊する利用者の部屋の予約、チェックイン、部屋への入室、チェックアウト等を管理する。
処理部11は、第1サーバ10において制御及び演算を行うコンピュータプログラムを実行する一以上のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部11は、第1判定部11a及び第2判定部11bを有する。第1判定部11a及び第2判定部11bは、例えば、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール又はファームウェアとして実現される。第1判定部11a及び第2判定部11bが行う処理については後述する。なお、処理部11が有するこれらの各部は、それぞれ、別個の回路として、第1サーバ10に実装されてもよい。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)、光記録媒体、又は半導体メモリ等の記憶媒体を有し、処理部11において実行されるコンピュータプログラム12aを記憶する。また、記憶部12は、処理部11によって生成されたデータ、又は処理部11がネットワークNを介して受信したデータ等を記憶する。また、記憶部12は、利用者管理表12bを記憶する。
図3は、利用者管理表12bを説明する図である。
利用者管理表12bは、利用者管理番号欄A1と、利用者氏名欄A2と、利用者生年月日欄A3と、宿泊開始日欄A4と、宿泊日数欄A5と、利用者数欄A6と、ホテル名欄A7と、部屋番号欄A8と、利用者メールアドレス欄A9と、ステータス欄A10と、二次元コード欄A11と、署名画像欄A12と、顔画像管理番号欄A13を有する。
利用者管理番号欄A1には、ホテルHの部屋を利用する利用者を管理する利用者管理番号が登録される。利用者氏名欄A2には、利用者の氏名が登録される。部屋を利用する利用者が複数である場合、利用者氏名欄A2には、複数の利用者の中の代表者の氏名が登録される。複数の利用者の中の代表者は、一人である場合と、複数である場合がある。利用者生年月日欄A3には、利用者氏名欄A2に登録された利用者の生年月日が登録される。宿泊開始日欄A4には、利用者が部屋の利用を開始する日が登録される。宿泊日数欄A5には、利用者が部屋に宿泊する日数が登録される。利用者数欄A6には、部屋を利用する利用者の数が登録される。ホテル名欄A7には、ホテルの名称が登録される。システム1は、一つ又は複数のホテルの部屋の利用者の管理を行うことができる。部屋番号欄A8には、利用者が利用する部屋の番号が登録される。利用者メールアドレス欄A9には、利用者氏名欄A2に登録された利用者の電子メールアドレスが登録される。ステータス欄A10には、利用者の状態が登録される。システム1では、ステータスとして、「予約あり」、「面談行為済」、「チェックイン済」及び「チェックアウト」を有する。二次元コード欄A11には、利用者管理番号を含む二次元コードの画像が登録される。署名画像欄A12には、チェックイン行為の際に部屋端末30が入力した利用者の署名の画像が登録される。顔画像管理番号欄A13には、第2サーバ20から受信した顔画像管理番号が登録される。上述した欄の情報は、互いに関連付けられて利用者管理表12bに登録される。
表示部13は、処理部11に制御されて、第1サーバ10の動作に伴う各種の情報を表示可能である。表示部13として、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
操作I/F14は、第1サーバ10の管理者により操作されて、操作を入力可能である。操作I/F14として、例えばキーボート、マウスを用いることができる。
通信I/F15は、第1サーバ10を例えばゲートウェイ等を介してネットワークN及び第2サーバ20と接続するための通信I/F回路を有する。
利用者が、システム1を利用して、宿泊するホテルHの部屋の予約を行うと、利用者管理表12bには、図3に示す情報が登録されて、第1サーバ10の記憶部12に記憶される。そして、利用者の利用者端末60には、利用者管理番号を含む二次元コードが添付された電子メールが、ネットワークNを介して送信される。
図4は、第2サーバ20のハードウェア構成を示す図である。
第2サーバ20は、処理部21と、記憶部22と、表示部23と、操作インターフェース(I/F)24と、通信インターフェース(I/F)25を有する。
処理部21は、第2サーバ20において制御及び演算を行うコンピュータプログラムを実行する一以上のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部21が有する機能は、例えば、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール又はファームウェアとして実現される。また、処理部21が有する機能は、別個の回路として、第2サーバ20に実装されてもよい。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)、光記録媒体、又は半導体メモリ等の記憶媒体を有し、処理部11において実行されるコンピュータプログラム22aを記憶する。また、記憶部22は、処理部21によって生成されたデータ、又は処理部21がネットワークNを介して受信したデータ等を記憶する。また、記憶部22は、顔画像管理表22bを記憶する。
図5は、顔画像管理表22bを説明する図である。
顔画像管理表22bは、顔画像管理番号欄B1と、顔画像情報欄B2を有する。
顔画像管理番号欄B1には、利用者の顔画像に基づいて生成された顔の画像の特徴を有する顔画像情報を管理する顔画像管理番号が登録される。顔画像情報欄B2には、顔画像情報が登録される。顔画像管理番号と顔画像情報とは、互いに関連付けられて顔画像管理表22bに登録される。
表示部23は、処理部21に制御されて、第2サーバ20の動作に伴う各種の情報を表示可能である。表示部23として、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
操作I/F24は、第2サーバ20の管理者により操作されて、操作を入力可能である。操作I/F24として、例えばキーボート、マウスを用いることができる。
通信I/F25は、第2サーバ20を例えばゲートウェイ等を介して第1サーバ20又はネットワークNと接続するための通信I/F回路を有する。
システム1では、サーバ装置2は、上述した第1サーバ10及び第2サーバ20を有しているが、サーバ装置2は、第1サーバ10及び第2サーバ20が有する機能を実行する一つのサーバであってもよい。
また、システム1では、第1サーバ10と第2サーバ20は、ネットワークNを介さずに通信可能に接続されているが、第1サーバ10と第2サーバ20は、ネットワークNを介して通信可能に接続されていてもよい。
図6は、部屋端末30のハードウェア構成図である。
部屋端末30は、ホテルHの部屋の外、例えば、部屋に入室するためのドアの横に配置される。利用者は、部屋端末30を用いて、チェックイン行為、入室のためのドアの錠の解錠行為、チェックイン行為等を行うことができる。システム1では、上述した行為は、ホテルHの従業員が補助することなく、利用者が部屋端末30を用いて実行可能である。
図1に示す例では、一つの部屋端末30とこの部屋端末30により制御される一つの解施錠装置40が示されているが、ホテルHは、複数の部屋を有しており、各部屋には部屋端末及び解施錠装置が配置される。
部屋端末30は、処理部31と、記憶部32と、表示部33と、操作インターフェース(I/F)34と、画像取得部35と、通信インターフェース(I/F)36を有する。
処理部31は、部屋端末30において制御及び演算を行うコンピュータプログラムを実行する一以上のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部31が有する機能は、例えば、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール又はファームウェアとして実現される。また、処理部31が有する機能は、別個の回路として、部屋端末30に実装されてもよい。
記憶部32は、HDD(Hard Disk Drive)、光記録媒体、又は半導体メモリ等の記憶媒体を有し、処理部31において実行されるコンピュータプログラムを記憶する。また、記憶部32は、処理部31によって生成されたデータ、又は処理部31がネットワークNを介して受信したデータ等を記憶する。
表示部33は、処理部31に制御されて、部屋端末30の動作に伴う各種の情報を表示可能である。表示部33として、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
操作I/F34は、利用者により操作されて、操作を入力可能である。操作I/F34として、例えば、表示部33と一体のタッチパネルを用いることができる。
画像取得部35は、処理部31により制御されて、利用者の顔画像を取得する。画像取得部35としては、例えば、CCD、又はCMOS画像化素子等を用いることができる。
通信I/F36は、例えば、ネットワークNと接続される不図示の無線ランアクセスポイントにアクセスすることで、ネットワークNと接続される。また、通信I/F36は、通信線を介して、解施錠装置40と接続される。通信I/F36は、ネットワークNと接続するための通信I/F回路を有する。
解施錠装置40は、部屋端末30により制御されて、部屋のドアの錠の解錠及び施錠を行う。部屋のドアの錠はオートロック式であり、ドアの錠の施錠は、ドアの開閉に伴って施錠装置40が自動的に行う。
図7は、フロント端末50のハードウェア構成図である。
フロント端末50は、ホテルHのフロントに配置される。ホテルHの利用者は、フロント端末50を操作して面接行為を行う。ホテルHのフロントには、利用者がフロント端末50を用いて面接行為を行うことを補助する従業員が配置されるが、利用者は、従業員の補助を受けることなく、フロント端末50を用いて面接行為を実行可能である。
フロント端末50は、処理部51と、記憶部52と、表示部53と、操作インターフェース(I/F)54と、画像取得部55と、通信インターフェース(I/F)56を有する。
処理部51は、フロント端末50において制御及び演算を行うコンピュータプログラムを実行する一以上のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部51が有する機能は、例えば、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール又はファームウェアとして実現される。また、処理部51が有する機能は、別個の回路として、フロント端末50に実装されてもよい。
記憶部52は、HDD(Hard Disk Drive)、光記録媒体、又は半導体メモリ等の記憶媒体を有し、処理部51において実行されるコンピュータプログラムを記憶する。また、記憶部52は、処理部51によって生成されたデータ、又は処理部51がネットワークNを介して受信したデータ等を記憶する。
表示部53は、処理部51に制御されて、フロント端末50の動作に伴う各種の情報を表示可能である。表示部53として、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
操作I/F54は、利用者により操作されて、操作を入力可能である。操作I/F54として、例えば、表示部53と一体のタッチパネルを用いることができる。
画像取得部55は、処理部51により制御されて、利用者の顔画像を取得する。画像取得部55としては、例えば、CCD、又はCMOS画像化素子等を用いることができる。
通信I/F56は、例えば、ネットワークNと接続される不図示のゲートウェイ等を介して、ネットワークNと接続される。通信I/F56は、ネットワークNと接続するための通信I/F回路を有する。
図1に示す例では、システム1を利用するホテルは、一つしか示されていないが、システム1は、複数のホテルにおける利用者の部屋の入室を管理可能である。
次に、利用者のホテルHのフロントでの面接行為におけるシステム1の動作を、図8に示すシーケンス図を参照しながら、以下に説明する。
まず、ステップS801において、フロント端末50の処理部51は、二次元コードの取得画面を、表示部53に表示する。
図9(A)は、フロント端末50の表示部53の画面900を示す。
画面900は、フロント端末50の画像取得部55が撮影した画像を表示する枠901を有する。
フロント端末50は、表示部53に表示する説明を、利用者の選択により選択された言語を用いて表示可能であってもよい。
次に、ステップS803において、利用者端末60は、利用者により操作されて、電子メールに添付された二次元コードを表示する。
図9(B)は、利用者端末60の画面902を示す。
画面902には、二次元コード903が表示される。
利用者は、利用者端末60に表示された二次元コード903を、フロント端末50の画像取得部55に対して撮影可能に示す。
次に、ステップS805において、フロント端末50の処理部51は、画像取得部55を用いて、利用者端末60に表示された二次元コードの画像を撮影し、二次元コードの画像を解析して、利用者管理番号を取得する。
次に、ステップS807において、フロント端末50の処理部51は、面接処理要求、利用者管理番号及び利用者管理番号を取得した日時を、通信I/F56を用いて、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS809において、第1サーバ10の処理部11の第1判定部11aは、記憶部12に記憶される利用者管理表12bを参照して、受信した利用者管理番号が利用者管理表12bに登録されていること、利用者管理番号と関連付けられているステータスが「予約あり」であること、及び利用者管理番号を取得した日時が利用期間内である場合、ステータスを「予約あり」から「面接行為済」に変更して利用者管理表12bに登録する。ここで、第1サーバ10の第1判定部11aは、利用者管理表12bを参照して、利用者管理番号を取得した日時が、利用者管理番号と関連付けられている利用開始日と、利用開始日に対して宿泊日数をたした日にちとの間に含まれている場合、利用期間内であると判定する。
図10は、利用者管理表12bを説明する図である。
上述した処理により、利用者のステータスは、「予約あり」から「面接行為済」に変更される。
次に、ステップS811において、第1サーバ10の第1判定部11aは、記憶部12に記憶される利用者管理表12bを参照して、利用者予約情報を生成する。利用者予約情報は、例えば、利用者氏名、宿泊日数、利用者数及び部屋番号を有する。第1判定部11aは、利用者予約情報を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して利用者端末60へ送信する。
次に、ステップS813において、利用者端末60は、利用者予約情報を表示する。
図9(C)は、利用者端末60の画面904を示す。
利用者端末60の画面904は、利用者氏名、宿泊日数、利用者数及び部屋番号を含む予約情報を示す。これにより、利用者は、宿泊する部屋番号等の予約情報を確認できる。
次に、ステップS815において、第1サーバ10の第1判定部11aは、生成した利用者予約情報を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介してフロント端末50へ送信する。
次に、ステップS817において、フロント端末50の処理部51は、利用者予約情報を、表示部53に表示する。表示部53の画面には、図9(C)と同様の利用者予約情報が示される。フロントに位置する従業員は、必要に応じて、表示部53の画面に表示された利用者予約情報に基づいて、利用者を補助可能である。
なお、第1サーバ10の第1判定部11aは、上述した何れかの条件が満たされない場合、面接行為を実行できないことを通知することを要求する通知要求を、ネットワークNを介して、フロント端末50へ送信する。フロント端末50は、面接行為を実行できないことを表示部53に表示する。
また、利用者が、利用者端末を携帯していない場合には、フロント端末50は、利用者の氏名を入力することにより、ステータスを「予約あり」から「面接行為済」に変更して利用者管理表12bに登録してもよい。この場合、フロント端末50は、図示しない印刷装置を用いて、部屋番号及び利用者管理番号を含む二次元コードを発行して、利用者へ渡すようにしてもよい。
以上が、面接行為の説明である。
次に、利用者がホテルHの部屋の前で部屋端末30を用いて行うチェックイン行為におけるシステム1の動作を、図11〜図13に示すシーケンス図を参照しながら、以下に説明する。
まず、ステップS1101において、部屋端末30の処理部31は、チェックイン画面を、表示部33に表示する。
図14(A)は、部屋端末30の表示部33の画面1400を示す。
利用者は、チェックイン行為を行うために、画面900内のボタン1401を操作する。
次に、ステップS1103において、部屋端末30の処理部31は、二次元コードの取得画面を、表示部33に表示する。
次に、ステップS1105において、利用者端末60は、利用者により操作されて、電子メールに添付された二次元コードを表示する。
図14(B)は、利用者端末60の画面1402を示す。
画面1402には、二次元コード1403が示される。
利用者は、利用者端末60に表示された二次元コード1403を、部屋端末30のカメラ(画像取得部35)に対して撮影可能に示す。
次に、ステップS1107において、部屋端末30の処理部31は、画像取得部35を用いて、利用者端末60に表示された二次元コードの画像を撮影し、二次元コードの画像を解析して、利用者管理番号を取得する。
次に、ステップS1109において、部屋端末30の処理部31は、チェックイン処理要求、部屋番号、利用者管理番号及び利用者管理番号を取得した日時を、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS1111において、第1サーバ10の処理部11の第1判定部11aは、記憶部12に記憶される利用者管理表12bを参照して、受信した利用者管理番号が受信した部屋番号と関連づけられて利用者管理表12bに登録されており、利用者管理番号と関連付けられているステータスが「面接行為済」であり、及び利用者管理番号を取得した日時が利用期間内である場合、ステータスを「面接行為済」から「チェックイン済」に変更して利用者管理表12bに登録する。また、第1判定部11aは、上述した条件が満たされた場合、利用者の署名の画像を取得すること及び利用者の顔の画像を取得することを決定する。
図16は、利用者管理表12bを説明する図である。
上述した処理により、利用者のステータスは、「面接行為済」から「チェックイン済」に変更される。
次に、ステップS1113において、第1サーバ10の第1判定部11aは、記憶部12に記憶される利用者管理表12bを参照して、利用者予約情報を生成して、ネットワークNを介して、利用者端末60へ送信する。利用者予約情報は、例えば、利用者氏名、宿泊日数、利用者数及び部屋番号を有する。
次に、ステップS1115において、利用者端末60は、利用者予約情報を表示する。
図14(C)は、利用者端末60の画面1404を示す。
利用者端末60の画面1404は、利用者氏名、宿泊日数、利用者数及び部屋番号を含む予約情報を表示する。これにより、利用者は、宿泊する部屋番号等の予約情報を確認できる。
なお、第1サーバ10の第1判定部11aは、上述した何れかの条件が満たされない場合、チェックイン行為を実行できないことを通知することを要求する通知要求を、ネットワークNを介して、部屋端末30へ送信する。部屋端末30は、チェックイン行為を実行できないことを表示部33に表示する。
次に、ステップS1117において、第1サーバ10の第1判定部11aは、利用者の署名画像の取得を要求する署名画像取得要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS1119において、部屋端末30の処理部31は、署名入力画面を、表示部33に表示する。
図15(A)は、部屋端末30の表示部33の画面1500を示す。
画面1500は、利用者が署名を入力するための枠1501を有する。
利用者は、画面1500の枠1501内に、署名を入力する。利用者は、枠1501内への署名を入力した後、ボタン1503を操作する。また、利用者は、枠1501内への署名を入力し直す場合には、ボタン1502を操作する。
次に、ステップS1201において、部屋端末30の処理部31は、操作I/F34を用いて署名を入力して署名画像を生成する。
次に、ステップS1203において、部屋端末30の処理部31は、利用者管理番号及び署名画像を、通信I/F36を用いて、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS1205において、第1サーバ10の処理部11の第1判定部11aは、図16に示すように、受信した署名画像を利用者管理番号と関連付けて、記憶部12の利用者管理表12bに登録する。
ホテル等の宿泊施設では、旅館業法に基づいて、宿泊利用者の署名を取得して所定の期間保管しておくことが定められている。システム1では、署名画像が登録された利用者管理表12bを少なくとも所定の期間、記憶部12等の記憶装置に記憶する。
次に、ステップS1207において、第1サーバ10の処理部11の第1判定部11aは、利用者の顔画像を取得することを要求する顔画像取得要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS1209において、部屋端末30の処理部31は、顔画像取得画面を、表示部33に表示する。
図15(B)は、部屋端末30の表示部33の画面1504を示す。
画面1504は、画像取得部35が撮影した利用者の顔を表示する枠1505を有する。
利用者は、枠1505内に顔が表示されるように顔をカメラ(画像取得部35)に示して、ボタン1506を操作する。
次に、ステップS1211において、部屋端末30の処理部31は、画像取得部35を用いて、利用者の顔画像を取得する。
次に、ステップS1213において、部屋端末30の処理部31は、利用者管理番号及び顔画像を、通信I/F36を用いて、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS1301において、第1サーバ10の処理部11の第1判定部11aは、利用者の顔画像の特徴を有する顔画像情報を生成して登録することを要求する顔画像登録要求、及び、利用者の顔画像を、通信I/F15を用いて、第2サーバ20へ送信する。ここで、第1判定部11aは、顔画像を、文字データ等の他のデータ形式に変換した情報として、第2サーバ20へ送信してもよい。
次に、ステップS1303において、第2サーバ20の処理部21は、受信した顔画像に基づいて、顔画像の特徴を抽出して顔画像情報を生成する。処理部21は、例えば、主成分分析を使った固有顔法、線形判別分析法、弾性バンチグラフマッチング法、隠れマルコフモデル法、ニューロン動機付けによるダイナミックリンク照合法等の技術を用いて、顔画像情報を生成する。
次に、ステップS1305において、第2サーバ20の処理部21は、生成した顔画像情報を、顔画像情報を管理する顔画像管理番号と関連付けて、図17に示すように、記憶部22の顔画像管理表22bに登録する。図17に示す例では、生成された顔画像情報は、顔画像管理番号A001と関連づけられて、顔画像管理表22bに登録される。
次に、ステップS1307において、第2サーバ20の処理部21は、顔画像管理表22bに登録された顔画像管理番号を、通信I/F25を用いて、第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS1309において、第1サーバ10の第1判定部11aは、受信した顔画像管理番号を利用者管理番号と関連付けて、図16に示すように、記憶部12の利用者管理表12bに登録する。図16に示す例では、顔画像管理番号A001は、利用者管理番号10001と関連づけられて、利用者管理表12bに登録される。
次に、ステップS1311において、第1サーバ10の第1判定部11aは、顔画像の登録が完了したことを通知することを要求する顔登録完了要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS1313において、部屋端末30の処理部31は、顔登録完了画面を、表示部33に表示する。
図15(C)は、部屋端末30の表示部33の画面1507を示す。
顔画像の登録が完了したことが通知された利用者は、画面1507に表示されるボタン1508を操作する。システム1では、システム1に登録された利用者の顔は、利用者が宿泊する部屋のドアの錠の解錠するための鍵として機能する。なお、顔登録完了画面を表示部33に表示した後に、続けて、登録された顔の照合を確認する処理を行うようにしてもよい。
以上が、チェックイン行為の説明である。
次に、利用者が部屋端末30を用いて行う部屋へ入室する入室行為におけるシステム1の動作を、図18〜図19に示すシーケンス図を参照しながら、以下に説明する。
まず、ステップS1801において、第1サーバ10の処理部11の第2判定部11bは、記憶部12に記憶される利用者管理表12bを参照して、ステータス欄A10が「チェックイン済」と関連付けられている部屋番号の部屋端末30に対して、入室画面の表示を行うことを要求する入室画面表示要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS1803において、部屋端末30の処理部31は、表示部33を用いて、入室画面を表示する。
図20(A)は、部屋端末30の表示部33の画面2000を示す。
画面2000は、利用者に対して、入室することを選択するボタン2001と、鍵を増やすことを選択するボタン2002と、チェックアウトすることを選択するボタン2003を有する。利用者は、各ボタンを操作することにより、各行為を選択可能である。
ここでは、利用者は、部屋への入室を要求するので、ボタン2001を操作して、部屋へ入室する入室行為を選択する。
次に、ステップS1805において、部屋端末30の処理部31は、顔画像取得画面を、表示部33に表示する。
図20(B)は、部屋端末30の表示部33の画面2004を示す。
画面2004は、画像取得部35が撮影した利用者の顔を表示する枠2005を有する。
利用者は、枠2005内に顔が表示されるように顔をカメラ(画像取得部35)に示して、ボタン2006を操作する。
次に、ステップS1807において、部屋端末30の処理部31は、画像取得部35を用いて、利用者の顔画像を取得する。
次に、ステップS1809において、部屋端末30の処理部31は、入室要求、部屋番号及び顔画像を、通信I/F36を用いて、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS1811において、第1サーバ10の第2判定部11bは、利用者の顔画像の照合を要求する照合要求、及び、利用者の顔画像を、通信I/F15を用いて、第2サーバ20へ送信する。ここで、第2判定部11bは、顔画像を、文字データ等の他のデータ形式に変換した情報として、第2サーバ20へ送信してもよい。
次に、ステップS1813において、第2サーバ20の処理部21は、受信した顔画像に基づいて、顔画像の特徴を抽出して照合用顔画像情報を生成する。処理部21は、例えば、主成分分析を使った固有顔法、線形判別分析法、弾性バンチグラフマッチング法、隠れマルコフモデル法、ニューロン動機付けによるダイナミックリンク照合法等の技術を用いて、照合用顔画像情報を生成する。
次に、ステップS1815において、第2サーバ20の処理部21は、記憶部22に記憶する顔画像管理表22bを参照して、照合用顔画像情報と一致する顔画像情報と関連付けられている顔画像管理番号を取得する。
次に、ステップS1901において、第2サーバ20の処理部21は、取得した顔画像管理番号を、通信I/F25を用いて、第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS1903において、第1サーバ10の第2判定部11bは、記憶部12に記憶する利用者管理表12bを参照して、受信した顔画像管理番号が関連付けられている部屋番号と、部屋端末30から受信した部屋番号が一致しており、且つ、受信した顔画像管理番号と関連付けられているステータスが「チェックイン済」である場合、部屋への入室を要求する利用者の部屋への入室を許可することを決定する。
次に、ステップS1905において、第1サーバ10の第2判定部11bは、部屋のドアの錠の解錠を要求する解錠要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS1907において、部屋端末30の処理部31は、通信I/F36を用いて解施錠装置40を制御して、部屋のドアの錠を解錠する。部屋端末30の処理部31は、図20(C)に示すように、部屋のドアの錠を解錠したことを通知する画面を、表示部33に表示する。
これにより、利用者は、宿泊する部屋の中へ入室することができる。システム1では、利用者の顔は、部屋のドアの錠の解錠するための鍵として機能する。
なお、ステップS1815において、第2サーバ20の処理部21が、照合用顔画像情報と一致する顔画像情報と関連付けられている顔画像管理番号を取得できない場合、処理部21は、取得不可通知を第1サーバ10へ送信する。取得不可通知を受信した第1サーバ10の第2判定部11bは、照合不可通知を部屋端末30へ送信する。部屋端末30は、利用者の顔画像の照合ができないため、部屋のドアの錠を解錠できないことを、表示部33に表示する。
以上が、入室行為の説明である。
次に、利用者が部屋端末30を用いて行う鍵を追加する行為におけるシステム1の動作を、図21〜図24に示すシーケンス図を参照しながら、以下に説明する。
同じ部屋に宿泊する利用者数が二人以上の場合、各利用者は、顔画像をシステム1に登録することにより、各利用者の顔画像を、部屋のドアの錠の解錠するための鍵として用いることができる。
まず、ステップS2101において、第1サーバ10の処理部11の第2判定部11bは、記憶部12に記憶される利用者管理表12bを参照して、ステータス欄A10が「チェックイン済」と関連付けられている部屋番号の部屋端末30に対して、入室画面の表示を行うことを要求する入室画面表示要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS2103において、部屋端末30の処理部31は、表示部33を用いて、入室画面を表示する。
図24(A)は、部屋端末30の表示部33の画面2400を示す。
画面2400は、利用者に対して、入室することを選択するボタン2401と、鍵を増やすことを選択するボタン2402と、チェックアウトすることを選択するボタン2403を有する。利用者は、各ボタンを操作することにより、各行為を選択可能である。
ここでは、利用者は、鍵を増やすことを要求するので、ボタン2402を操作して、鍵を増やす行為を選択する。
次に、ステップS2105において、部屋端末30の処理部31は、顔画像取得画面を、表示部33に表示する。
図24(B)は、部屋端末30の表示部33の画面2404を示す。
画面2404は、画像取得部35が撮影した利用者の顔を表示する枠2405を有する。
ここでは、まず、顔画像が既に登録されている利用者が、枠2405内に顔が表示されるように顔をカメラ(画像取得部35)に示して、ボタン2406を操作する。
次に、ステップS2107において、部屋端末30の処理部31は、画像取得部35を用いて、利用者の顔画像を取得する。
次に、ステップS2109において、部屋端末30の処理部31は、鍵追加要求、部屋番号及び顔画像を、通信I/F36を用いて、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。
以下、ステップS2111〜ステップS2201の処理は、上述したステップS1811〜ステップS1901の処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
次に、ステップS2203において、第1サーバ10の第2判定部11bは、記憶部12に記憶する利用者管理表12bを参照して、受信した顔画像管理番号が関連付けられている部屋番号と、部屋端末30から受信した部屋番号が一致しており、且つ、受信した顔画像管理番号と関連付けられているステータスが「チェックイン済」であり、且つ、受信した顔画像管理番号と関連付けられて登録されている顔画像番号の数が、利用者数よりも少ない場合、追加の利用者(第2の利用者)の顔画像を取得することを決定する。
次に、ステップS2205において、第1サーバ10の処理部11の第2判定部11bは、第2の利用者の顔画像を取得することを要求する顔画像取得要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS2207において、部屋端末30の処理部31は、顔画像取得画面を、表示部33に表示する。
図25(A)は、部屋端末30の表示部33の画面2500を示す。
画面2500は、画像取得部35が撮影した第2の利用者の顔を表示する枠2501を有する。
第2の利用者は、枠2501内に顔が表示されるように顔を画像取得部35に示して、ボタン2502を操作する。
次に、ステップS2209において、部屋端末30の処理部31は、画像取得部35を用いて、第2の利用者の顔画像を取得する。
次に、ステップS2211において、部屋端末30の処理部31は、利用者管理番号及び顔画像を、通信I/F36を用いて、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。ここで、第2判定部11bは、顔画像を、文字データ等の他のデータ形式に変換した情報として、第2サーバ20へ送信してもよい。
次に、ステップS2301において、第1サーバ10の処理部11の第2判定部11bは、利用者の顔画像の特徴を有する顔画像情報を生成して登録することを要求する顔画像登録要求、及び、利用者の顔画像を、通信I/F15を用いて、第2サーバ20へ送信する。
次に、ステップS2303において、第2サーバ20の処理部21は、受信した顔画像に基づいて、顔画像の特徴を抽出して顔画像情報を生成する。
次に、ステップS2305において、第2サーバ20の処理部21は、生成した顔画像情報を、顔画像情報を管理する顔画像管理番号と関連付けて、図26に示すように、記憶部22の顔画像管理表22bに登録する。図26に示す例では、新たな顔画像情報が、顔画像管理番号A002と関連づけられて、顔画像管理表22bに登録される。
次に、ステップS2307において、第2サーバ20の処理部21は、新たに登録された顔画像管理番号を、通信I/F25を用いて、第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS2309において、第1サーバ10の第2判定部11bは、受信した顔画像管理番号を、部屋番号と関連付けて、図27に示すように、記憶部12の利用者管理表12bに登録する。図27に示す例では、新たな顔画像管理番号A002が、部屋番号101と関連づけられて、利用者管理表12bに登録されている。
次に、ステップS2311において、第1サーバ10の第2判定部11bは、顔画像の登録が完了したことを通知することを要求する顔登録完了要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS2313において、部屋端末30の処理部31は、顔登録完了画面を、表示部33に表示する。
図25(B)は、部屋端末30の表示部33の画面2503を示す。
顔画像の登録が完了したことが通知された第2の利用者は、画面2503に表示されるボタン2504を操作する。システム1では、システム1に登録された第2の利用者の顔は、第2の利用者が宿泊する部屋のドアの錠の解錠するための鍵として機能する。第2の利用者が、部屋への入室を要求するときのシステム1の動作は、上述した図18〜図19の処理と同様である。
なお、ステップS2115において、第2サーバ20の処理部21が、照合用顔画像情報と一致する顔画像情報と関連付けられている顔画像管理番号を取得できない場合、処理部21は、取得不可通知を第1サーバ10へ送信する。取得不可通知を受信した第1サーバ10の第2判定部11bは、照合不可通知を部屋端末30へ送信する。部屋端末30は、利用者の顔画像の照合ができないため、部屋のドアの鍵を増やすことができないことを、表示部33に表示する。
以上が、鍵を追加する行為の説明である。
次に、利用者が部屋端末30を用いて行うチェックアウト行為におけるシステム1の動作を、図28〜図30に示すシーケンス図を参照しながら、以下に説明する。
まず、ステップS2801において、第1サーバ10の処理部11の第2判定部11bは、記憶部12に記憶される利用者管理表12bを参照して、ステータス欄A10が「チェックイン済」と関連付けられている部屋番号の部屋端末30に対して、入室画面の表示を行うことを要求する入室画面表示要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS2803において、部屋端末30の処理部31は、表示部33を用いて、入室画面を表示する。
図31(A)は、部屋端末30の表示部33の画面3100を示す。
画面3100は、利用者に対して、入室することを選択するボタン3101と、鍵を増やすことを選択するボタン3102と、チェックアウトすることを選択するボタン3103を有する。利用者は、各ボタンを操作することにより、各行為を選択可能である。
ここでは、利用者は、チェックアウトすることを要求するので、ボタン3103を操作して、チェックアウト行為を選択する。
次に、ステップS2805において、部屋端末30の処理部31は、顔画像取得画面を、表示部33に表示する。
図31(B)は、部屋端末30の表示部33の画面3104を示す。
画面3104は、画像取得部35が撮影した利用者の顔を表示する枠3105を有する。
顔画像が登録されている利用者は、枠3105内に顔が表示されるように顔をカメラ(画像取得部35)に示して、ボタン3106を操作する。
次に、ステップS2807において、部屋端末30の処理部31は、画像取得部35を用いて、利用者の顔画像を取得する。
次に、ステップS2809において、部屋端末30の処理部31は、チェックアウト要求、部屋番号及び顔画像を、通信I/F36を用いて、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。
以下、ステップS2811〜ステップS2901の処理は、上述したステップS1811〜ステップS1901の処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
次に、ステップS2903において、第1サーバ10の第2判定部11bは、記憶部12に記憶する利用者管理表12bを参照して、受信した顔画像管理番号が関連付けられている部屋番号と、部屋端末30から受信した部屋番号が一致しており、且つ、受信した顔画像管理番号と関連付けられているステータスが「チェックイン済」である場合、利用者のチェックアウトする意志を確認する要求であるチェックアウト確認要求を部屋端末30に対して送信することを決定する。
次に、ステップS2905において、第1サーバ10の処理部11の第2判定部11bは、チェックアウト確認要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS2907において、部屋端末30の処理部31は、チェックアウト確認画面を、表示部33に表示する。
図32(A)は、部屋端末30の表示部33の画面3200を示す。
利用者は、チェックアウトを要求するために、ボタン3201を操作する。なお、利用者は、チェックアウトを取り消す場合には、ボタン3202を操作する。この場合、処理は、ステップS2800へ戻る。
次に、ステップS2909において、部屋端末30の処理部31は、操作I/F34を用いてボタン3202の操作を入力する。
次に、ステップS2911において、部屋端末30の処理部31は、図32(B)に示すように、利用者に対してホテルの部屋の利用に対して感謝を示す感謝画面3203を、表示部33に表示する。
次に、ステップS2913において、部屋端末30の処理部31は、部屋番号及びチェックアウト通知を、通信I/F36を用いて、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS3001において、第1サーバ10の第2判定部11bは、記憶部12に記憶する利用者管理表12bを参照して、部屋番号と関連付けられている顔画像管理番号を取得する。第2判定部11bは、顔画像管理番号と関連付けられている顔画像情報の削除を要求する削除要求、及び、顔画像管理番号を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して第2サーバ20へ送信する。
次に、ステップS3003において、第2サーバ20の処理部21は、記憶部22に記憶する顔画像管理表22bから、顔画像管理番号と関連付けられている顔画像情報を削除する。
次に、ステップS3005において、第2サーバ20の処理部21は、顔画像情報を削除したことを通知する削除完了通知を、通信I/F25を用いて、ネットワークNを介して第1サーバ10へ送信する。
次に、ステップS3007において、第1サーバ10の第2判定部11bは、記憶部12に記憶する利用者管理表12bに対して、図33に示すように、部屋番号と関連付けられているステータスを「チェックアウト」に変更すると共に、部屋番号と関連付けられている顔画像管理番号を削除する。
次に、ステップS3009において、第1サーバ10の第2判定部11bは、チェックイン画面の表示を要求するチェックイン画面表示要求を、通信I/F15を用いて、ネットワークNを介して部屋端末30へ送信する。
次に、ステップS3011において、部屋端末30の処理部31は、図32(C)に示すように、表示部33を用いて、チェックイン画面3204を表示する。
なお、ステップS2815において、第2サーバ20の処理部21が、照合用顔画像情報と一致する顔画像情報と関連付けられている顔画像管理番号を取得できない場合、処理部21は、取得不可通知を第1サーバ10へ送信する。取得不可通知を受信した第1サーバ10の第2判定部11bは、照合不可通知を部屋端末30へ送信する。部屋端末30は、利用者の顔画像の照合ができないため、チェックアウト行為ができないことを、表示部33に表示する。
以上が、チェックアウト行為の説明である。
上述した本実施形態のシステムによれば、利用者がコンピュータ又は携帯通信端末等の装置を携帯することなく、利用者の部屋への入室を管理可能である。
本発明では、上述した実施形態の利用者の部屋への入室を管理するサーバ、システム及び方法は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、システムは、利用者がホテルの部屋へ入室することを管理していたが、利用者の入室を管理する部屋は、ホテルの部屋に限定されるものではない。例えば、システムは、機密事項が保管されている部屋への利用者の入室を管理するものであってもよい。
また、上述した実施形態では、情報コードとして二次元コードが用いられていたが、情報コードは、二次元コードに限定されるものではない。例えば、情報コードとして、バーコード、カラーコード等を用いてもよい。
また、上述した実施形態では、フロント端末又は部屋端末が、二次元コードを解析して利用者管理番号を取得していたが、フロント端末又は部屋端末が二次元コードの画像を第1サーバへ送信し、第1サーバが二次元コードを解析して利用者管理番号を取得してもよい。
また、上述した実施形態では、チェックアウト行為は、部屋端末を用いて行われていたが、チェックアウト行為は、フロント端末を用いて行うようにしてもよい。また、上述した実施形態では、入室の許可を、利用者の顔画像以外の条件も考慮して判定されていたが、利用者の顔の画像だけに基づいて入室の許可の判定を行ってもよい。
1 システム
2 サーバ装置
10 第1サーバ
11 処理部
12 記憶部
12a コンピュータプログラム
12b 利用者管理表
13 表示部
14 操作I/F
15 通信I/F(情報取得部)
20 第2サーバ
21 処理部
22 記憶部
22a コンピュータプログラム
22b 顔画像管理表
23 表示部
24 操作I/F
25 通信I/F
30 部屋端末
31 処理部
32 記憶部
33 表示部
34 操作I/F
35 画像取得部
36 通信I/F
40 解施錠装置
50 フロント端末
51 処理部
52 記憶部
53 表示部
54 操作I/F
55 画像取得部
56 通信I/F
60 利用者端末

Claims (8)

  1. 部屋を利用する利用者を管理するための利用者管理情報と、利用者のステータスとを関連づけて記憶する記憶部と、
    前記利用者管理情報を有する情報コードに基づいて得られた当該利用者管理情報を取得する情報取得部と、
    前記記憶部を参照して、前記利用者管理情報と関連付けられている利用者のステータスが、第1の状態を示すか否かを判定して、利用者の前記ステータスが前記第1の状態を示す場合、利用者の顔の第1画像を取得することを決定する第1判定部と、
    前記第1画像と、部屋への入室を要求する利用者の顔を撮影した第2画像とを比較して、両画像が一致する場合、当該利用者の部屋への入室を許可する第2判定部と、
    を備えるサーバ。
  2. 前記第1判定部は、利用者の前記ステータスが前記第1の状態を示す場合、利用者の顔の前記第1画像を取得し、且つ、利用者の前記ステータスを前記第1の状態から第2の状態へ変更することを決定し、
    前記第2判定部は、両画像が一致し、且つ利用者の前記ステータスが前記第2の状態を示す場合、当該利用者の部屋への入室を許可する請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記第2判定部は、前記第1画像と、部屋への入室を要求する利用者の顔を撮影した前記第2画像とを比較して、両画像が一致する場合、利用者の要求に基づいて、利用者の前記ステータスを前記第2の状態から第3の状態に変更する請求項2に記載のサーバ。
  4. 前記第1判定部は、利用者の前記ステータスが前記第1の状態を示す場合、更に、利用者の署名の画像を取得することを決定する請求項1〜3の何れか一項に記載のサーバ。
  5. 前記第2判定部は、前記第1画像と、部屋への入室を要求する利用者の顔を撮影した第2画像とを比較して、両画像が一致する場合、部屋を利用する第2の利用者の顔の第3画像を取得することを決定し、
    前記第2判定部は、前記第3画像と、部屋への入室を要求する第2の利用者の顔を撮影した第4画像とを比較して、両画像が一致する場合、当該第2の利用者の部屋への入室を許可する請求項1〜4の何れか一項に記載のサーバ。
  6. 部屋を利用する利用者を管理するための利用者管理情報を有する情報コードに基づいて、当該利用者管理情報を取得し、且つ、部屋の扉の錠の解錠を制御する第1端末と、
    前記第1端末と通信可能に接続される通信部と、
    利用者の前記利用者管理情報と、利用者のステータスとを関連づけて記憶する記憶部と、
    前記通信部を用いて、前記第1端末から前記利用者管理情報を受信し、前記記憶部を参照して、前記利用者管理情報と関連付けられている利用者の前記ステータスが、第1の状態を示すか否かを判定して、利用者の前記ステータスが前記第1の状態を示す場合、利用者の顔の第1画像を取得することを決定する第1判定部と、
    前記第1画像と、部屋への入室を要求する利用者の顔を撮影した第2画像とを比較して、両画像が一致する場合、前記通信部を用いて、前記第1端末に対して部屋の錠の解錠を要求する解錠要求を送信する第2判定部と、
    を有するサーバと、
    を備えるシステム。
  7. 情報コードに基づいて前記利用者管理情報を取得する第2端末を備え、
    前記第1判定部は、前記通信部を用いて、前記第2端末から前記利用者管理情報を受信し、前記記憶部を参照して、前記利用者管理情報と関連付けられている利用者のステータスが、第2の状態を示すか否かを判定して、利用者の前記ステータスが前記第2の状態を示す場合、利用者の前記ステータスを前記第2の状態から前記第1の状態に変更する請求項6に記載のシステム。
  8. 部屋を利用する利用者を管理するための利用者管理情報を有する情報コードに基づいて得られた利用者管理情報を取得することと、
    前記利用者管理情報と関連付けられている利用者のステータスが、第1の状態を示すか否かを判定することと、
    利用者の前記ステータスが前記第1の状態を示す場合、利用者の顔の第1画像を取得して記憶することを決定することと、
    前記第1画像と、部屋への入室を要求する利用者の顔を撮影した第2画像とを比較して、両画像が一致する場合、当該利用者の部屋への入室を許可すること、
    をコンピュータが実行することを含む方法。
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