JP2004246482A - 建物内設備の制御システム - Google Patents

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Tatsuya Araya
達弥 新家
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】新しい客の個人認証を拘束することなく行うことのできる建物内設備の制御システムの提供。
【解決手段】建物内に、この建物入り口の客受付窓口(マンション出入り口81またはホテルフロント93)で建物内居住者(マンション居住者或いはホテル係員)により利用可と判断された客を非拘束式で登録する非拘束式個人認証手段1を設け、この非拘束式個人認証手段1に登録後は、建物内設備の利用を可能とした構成。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物内の設備を登録された者のみが利用できるようにした建物内設備の制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、犯罪の増加に伴いセキュリティを装備したマンションやホテル等が建設されるようになっている。そして、そのセキュリティの方法としては、あらかじめ居住者や客の利用情報を入力したカードを作成して利用者に渡し、これを利用設備例えば自動ドア、エレベータ、居室等の入り口に備えられたカードリーダーで読み取らせて利用可能にするものや、指紋や網膜、声、顔等の事前に登録されている個人情報を個人認証手段で検出して設備を利用できるようにしたものがある。
【0003】
(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−302117号公報 (段落番号0029、図1)
【0005】
【特許文献2】
実開平5−26967号公報 (段落番号0007、図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のものでは、全て事前に作成したり、登録するなどの手段が必要となるため、新規に訪れた客例えばマンション居住者への訪問客、ホテル利用の利用客等の場合、このようなシステムを利用することができなかった。また、利用を図るために、指紋や声等来客に対して、管理人やホテル従業員が指示を与えて登録装置を用いて登録することも可能であるが、客に対し、拘束動作を要求することになり多大の不快感を与えるという問題があった。
【0007】
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的は、新しい客の個人認証を拘束することなく行うことのできる建物内設備の制御システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明は、建物内入り口に、個人認証手段を配備し、この個人認証手段で利用者を検出して建物内設備の利用を可能とした建物内設備の制御システムにおいて、前記建物内に、前記建物入り口の客受付窓口で建物内居住者により利用可と判断された客を非拘束式で登録する非拘束式個人認証手段を設け、この非拘束式個人認証手段に登録後は、建物内設備の利用を可能としたことを特徴とする。
【0009】
このように構成した本発明によれば、客を非拘束式で登録する非拘束式個人認証手段に、建物内居住者が利用可と判断して登録するため、客を拘束せずに登録でき、不快感を与えることなく短時間で操作を終えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の建物内設備の制御システムの実施の形態を図に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施形態になる建物内設備の制御システムを示すシステム構成図、図2、図3は図1の制御システムをマンションに適用した例を示し、図2はマンションホール部分の平面図、図3は居室部を示す平面図、図4、図5は図1の制御システムをホテルに適用した例を示し、図4はホテルホール部分の平面図、図5は客室部を示す平面図である。
【0012】
図1において、1は建物内制御システムで、この建物内制御システム1は、複数台のカメラ2と個人認証情報処理システム3と複数台の端末4(ここでは1台の端末のみ図示)とから構成されている。前記個人認証情報処理システム3は、顔情報照合システム31、前記カメラ2で非拘束に映し出した顔を登録する顔情報登録手段32、前記端末4の操作で顔情報の登録された人の属性、例えば部屋番号、年齢、性別、一時的居住者等の属性を登録する属性情報登録手段33、個人総合情報記録手段34とから構成されている。5はエレベータ制御装置で、かご乗場呼び制御手段51、かご行き先設定手段52、その他の制御手段53とから構成されている。6はエントランスドア制御装置、7は居室ドア制御装置を示している。
【0013】
次に、前記個人認証情報処理システム1をマンションに適用した例を示す図2、図3を用いて具体的に説明する。
【0014】
ホール80に通じるエントランス81の出入り口ドア82近傍にはカメラ21とエントランスドア制御装置6が設けられ、管理人室83には、個人認証情報処理システム3、端末4、カメラ25が設けられている。ホール80には各居室階に通じるエレベータかご84が設けられており、このエレベータかご84の乗場にはカメラ22、エレベータかご84内にはカメラ23が設けられ、昇降路85内にはエレベータ制御装置5が設けられている。居室86には、端末4、カメラ24、居室86への出入り口87のドア88を開閉する居室ドア制御装置7が設けられている。
【0015】
マンションの居住者の場合、居住する全員が管理人室82に赴く。この時、管理人はカメラ25で各入居者を拘束することなく撮影すると共に各入居者の属性例えば居室号数、性別等必要な情報を端末4で操作し、これによって、顔登録手段32に顔が、属性情報登録手段33に属性が登録され、個人総合情報記憶手段34に個人認証データが登録される。
【0016】
客の場合は、客がエントランス81の出入り口で既存の端末を操作して居室86に来訪した旨告げると、カメラ21で撮影された客の顔を端末4で確認し、この客がマンション内に入居して良いと判断した場合、端末を操作して属性情報登録手段33に必要情報を入力する。例えば、客が一時的居住者であること、或いは時々来訪する方であること自分の部屋に来訪者として訪ねた方であること等を登録する。この端末が操作されると客を拘束することなく顔情報登録手段32に顔も登録され、個人総合情報記憶手段34に個人認証データが登録される。
【0017】
上記のようにして、客の顔が個人総合情報記録手段34に登録されると、カメラ21の顔撮影にしたがい、顔情報照合手段31が作動し、個人総合情報記録手段34に登録されている個人認証データと照合し、一致した場合は、エントランスドア制御装置6を動作させて出入り口ドア82を開放する。ホール80に設けられたカメラ22が顔を撮影した場合は、エレベータ制御装置5のかご呼び制御手段51を操作してエレベータかご84をホール80まで呼び、更に、エレベータかご84内のカメラ23が顔を撮影した場合には、カメラ23で撮影された顔を個人総合情報記憶手段34と照合し、この顔の人が5階へ行く方であると判断した場合、かご行き先設定手段52を操作して行き先階を自動的に5階を設定する。他の階に用事がある場合は、通常通り行き先階を操作する。居室の前に立ち、カメラ24が顔を撮影し、顔情報照合手段31が個人総合情報記憶手段34と照合して居住者が入居を認めた客であることを確認した場合、居室ドア制御装置7が操作されドア88が自動的に開かれる。
【0018】
このように、客は、拘束されずに登録され特別の操作なしに目的の居住者宅まで来ることができ、不快感を味わうことない。また、登録する居住者も端末4の操作だけであるため、短時間の内に操作を終えることができる。なお、事前に管理人室で登録されている居住者はその後の登録なしに同一のサービスを受けることができるのは言うまでもない。
【0019】
次に、前記個人認証情報処理システム1をホテルに適用した例を示す図4、図5を用いて具体的に説明する。
【0020】
ホール90に通じるエントランス91の出入り口ドア92近傍にはカメラ21とエントランスドア制御装置6、音声応答装置99が設けられ、フロント93には、個人認証情報処理システム3、端末4、カメラ25が設けられている。ホール90には各客室階に通じるエレベータかご94が設けられており、このエレベータかご94の乗場にはカメラ22、エレベータかご94内にはカメラ23が設けられ、昇降路95内にはエレベータ制御装置5が設けられている。客室96には、カメラ24、居室96への出入り口97のドア98を開閉する居室ドア制御装置7が設けられている。
【0021】
ホテル客が出入り口エントランスに立つとカメラ21が作動し、顔情報照合手段31が個人総合情報記憶手段34と照合し、顔が登録されていない場合、新規顧客であることをフロント93の端末4に表示する。係員はボタン操作により又はカメラ21の信号によりエントランスドア制御装置6を操作してドア92は開放される。客がフロント93に来て係員の前に立つとカメラ25で顔が撮影される。この時、係員は端末4を操作して客の属性例えば客室番号、性別等必要な情報を入力する。これによって、何等客を拘束することなく顔登録手段32に顔が、属性情報登録手段33に属性が登録され、個人総合情報記憶手段34に個人認証データが登録される。
【0022】
このようにして、客の顔が個人総合情報記録手段34に登録されると、ホール90に設けられたカメラ22が顔を撮影した場合は、顔情報照合手段31が個人総合情報記憶手段34と照合し、エレベータ制御装置5のかご呼び制御手段51を操作してエレベータかご94をホール90まで呼び、更に、エレベータかご94内のカメラ23が顔を撮影した場合には、カメラ23で撮影された顔を個人総合情報記憶手段34と照合し、この顔の人が10階へ行く客であると判断した場合、かご行き先設定手段52を操作して行き先階を自動的に10階を設定する。他の階に用事がある場合は、通常通り行き先階を操作する。客が客室96の前に立ち、カメラ24が顔を撮影し、顔情報照合手段31が個人総合情報記憶手段34と照合してこの客室96の利用者であることを確認した場合、客室ドア制御装置7が操作されドア98が自動的に開かれる。また、外出してエントランスの出入り口91に立った場合、登録済みであるため、カメラ21で撮影した顔を、顔情報照合手段31、個人情報記憶手段35で照合することができ、エントランスドア制御装置6が操作され自動的にドア92が開放される。この時、戻ってきた客に音声応答装置99によって「お帰りなさい」等の挨拶をさせる。同様に、再度ホテルを利用する客である場合は、フロント93の端末4に客の氏名や利用した日時などを表示させ必要な対応を行わせることができる。
【0023】
このように、利用客は、拘束されずに登録され特別の操作なしに目的の客室まで行くことができ、不快感を味わうことがない。また、登録する係員も端末4の操作だけであるため、短時間の内に操作を終えることができる。なお、事前に登録されているホテル従業員等はその後の登録なしに同一のサービスを受けることができる。
【0024】
なお、この例では、マンションとホテルに用いた例を説明したが、事務所ビル等にも適用できることはいうまでもない。
【0025】
また、非拘束式個人認証手段として、カメラと顔情報を用いた個人認証情報処理システムを例として示したが非拘束で個人認証できるものであるならこの例に限定されるものではない。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、来客(利用客)を非拘束式で登録する非拘束式個人認証手段に、建物内居住者(係員)が利用可と判断して登録するため、来客(利用客)を拘束せずに登録でき、不快感を与えることなく短時間で操作を終えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態になる建物内設備の制御システムを示すシステム構成図である。
【図2】図1の制御システムをマンションに適用した例を示すマンションホール部分の平面図である。
【図3】図1の制御システムをマンションに適用した例を示すマンションホール居室部を示す平面図である。
【図4】図1の制御システムをホテルに適用した例を示すホール部分の平面図である。
【図5】図1の制御システムをホテルに適用した例を示す客室部の平面図である。
【符号の説明】
1 建物内制御システム
2 カメラ
3 個人認証情報処理システム
4 端末
5 エレベータ制御装置
6 エントランスドア制御装置
7 居室ドア制御装置
31 顔情報照合システム
32 顔情報登録手段
33 属性情報登録手段
34 個人総合情報記録手段
51 かご乗場呼び制御手段
52 かご行き先設定手段
53 その他の制御手段
80 マンションホール
81 マンションエントランス
85 マンション居室
90 ホテルホール
91 ホテルエントランス
93 フロント
96 客室

Claims (5)

  1. 建物内入り口に、個人認証手段を配備し、この個人認証手段で利用者を検出して建物内設備の利用を可能とした建物内設備の制御システムにおいて、
    前記建物内に、前記建物入り口の客受付窓口で建物内居住者により利用可と判断された客を非拘束式で登録する非拘束式個人認証手段を設け、この非拘束式個人認証手段に登録後は、建物内設備の利用を可能としたことを特徴とする建物内設備の制御システム。
  2. 非拘束式個人認証手段として、客受付窓口に配置されるカメラと、このカメラにより撮影された顔情報を建物内居住者が利用可と判断して端末を操作し、利用者として登録する個人認証情報処理システムとで構成したことを特徴とする請求項1記載の建物内設備の制御システム。
  3. 前記受付窓口としてマンションのエントランスとし、このエントランスにカメラを設け、各居住室に前記カメラで撮影した客の顔を映し出す端末を設け、居住者が利用可と判断して端末を操作した時、前記個人認証情報処理システムに登録できるようにしたことを特徴とする請求項2記載の建物内設備の制御システム。
  4. 前記受付窓口としてホテルのフロントとし、このフロントに、カメラとこのカメラで撮影した顔を映し出す端末を設け、フロントの係員が客と判断して端末を操作した時、前記個人認証情報処理システムに登録できるようにしたことを特徴とする請求項2記載の建物内設備の制御システム。
  5. 前記個人認証情報処理システムに、前記端末の操作により客の利用階、来訪居住室等の個人としての属性を登録する属性情報登録手段を備えたことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の建物内設備の制御システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039875A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 建物設備管理装置
CN108364405A (zh) * 2018-02-09 2018-08-03 雷杭弋 用于楼房电梯公交化运行模式的系统
JP2020101850A (ja) * 2018-12-19 2020-07-02 共同印刷株式会社 利用者の部屋への入室を管理するサーバ、システム及び方法

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