JP2002117426A - 顧客情報の通知システム、入出場管理システム、顧客情報の通知方法、及び入出場管理方法 - Google Patents

顧客情報の通知システム、入出場管理システム、顧客情報の通知方法、及び入出場管理方法

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JP2002117426A
JP2002117426A JP2000305400A JP2000305400A JP2002117426A JP 2002117426 A JP2002117426 A JP 2002117426A JP 2000305400 A JP2000305400 A JP 2000305400A JP 2000305400 A JP2000305400 A JP 2000305400A JP 2002117426 A JP2002117426 A JP 2002117426A
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photographed
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Atsushi Murakami
厚 村上
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、サービス業などで重要顧客が訪
れた場合、接客経験の浅い接客係であっても、通知され
る顧客情報に基づいて、熟練した接客係と同様なサービ
スを提供できる。また、注意したい客の場合、すぐに、
監視等の必要な措置をとることができ、熟練した監視員
が実施していた警備を誰でもが実施できる。 【解決手段】 この発明は、顧客が入場した際に、入場
した顧客が登録済みの顧客であるか否かを顔画像の照合
により判断し、この判断により登録済みの顧客であると
判断した場合、その顧客の情報を係員が確認できるよう
に通知するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ホテ
ル、レストラン、ゴルフ場、高級ブティーク等の各種の
サービス業で運用される顧客情報の通知システムと顧客
情報の通知方法と、例えば、所定期間の再入場が認めら
れるテーマパークなどで運用されるの入出場管理システ
ムと入出場管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種のサービス業では、熟練した
フロント係や警備員が重要顧客や要注意客の顔を覚えて
いることにより、サービスの差別化や警備の強化を図っ
ている。例えば、重要顧客の場合には、「何々様」と名
前を呼び、別の客との差別化を図るなどのサービスを実
施している。これらの顧客では、顔と名前を覚えられて
いて、係員に顔を見られるだけでサービスが提供される
ことができるか否かが一種のステータスとなっている。
また、上記のようなサービスを提供する業種としては、
ホテル、レストラン、ゴルフ場、高級ブティーク等の扱
う品物やサービスの値段が比較的高いものがある。この
ため、逆に、要注意客には、監視等の措置をとることに
よって警備の強化を図っている。
【0003】しかしながら、上記のような業種では、人
物を間違えれば非常なサービスの低下となることがある
ため、確実に重要な顧客の顔を覚えてサービスに生かさ
なければならない。このため、上記のような業種に従事
する人は、長年の経験を経て確実に重要な顧客の顔と名
前を覚えることが必要である。従って、重要な顧客の顔
と名前を覚えてサービスを行うことが要求されるホテル
のフロント係のような人員は、即戦力化できない。ま
た、上記のようなサービスは、係員の熟練度によってば
らつきがあるため、常に、均一なサービスを提供するこ
とが難しい等の問題点がある。
【0004】また、テーマパーク、遊園地、劇場、博物
館、動物園等で本人に限り1日に何度も再入場可能とい
う場合には出場時に手に押したスタンプを再入場時に確
認するなどしている。
【0005】このようなテーマパーク等の再入場時の確
認の場合には、1日に扱う人数が多いため、不特定の顔
を覚えておくことが困難である。このため、代替手段と
してスタンプが利用されていることが多いが、簡易に模
倣可能である。また、高度な利用者の確認手段を運用す
ると、手続きが煩雑になったり時間がかかったりするた
め、現実的には実施できない。そのため、入場済みのチ
ケットの横流し、スタンプ偽造等により、正規に収入が
得られないという問題がある。
【0006】また、マンション、アパート、社宅等の集
合住宅では保安上の観点から、建物の外部ドアにも鍵を
設け、外部の人間には自由に出入りをさせないようにし
ている場合が非常に多い。このような場合、宅配便、郵
便、食料品等の配達者は、管理人か宛先人に外部ドアを
あけてもらい建物内に入っている。
【0007】このような集合住宅への配達サービスの人
間は毎週、毎日のように固定された配達者が担当してい
るにも関わらず、集合ドアの鍵がない。品物によっては
不在でも置いていく運用もあり得るが、不在時、早朝の
配達には外部ドアから入場することができず不便であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、重要
な顧客の顔と名前を覚えてサービスを提供するには、熟
練度が要求され、人員の即戦力化あるいは常に均一なサ
ービスの提供が難しいという問題点を解決するもので、
熟練度が無くても、重要な顧客へのサービスを提供で
き、人員の即戦力化あるいは常に均一なサービスの提供
が行え、さらに、要注意客に対して監視等の措置を即座
にとって警備の強化を図ることができる顧客情報の通知
システムと顧客情報の通知方法を提供することを目的と
する。
【0009】また、所定期間の再入場を認めている施設
において、再入場の際に容易に不正入場が行われること
があるという問題点を解決するもので、所定期間の再入
場を認めている施設において、手続きが煩雑になったり
時間がかかったりすることなく、確実に不正な再入場を
防止できる入出場管理システムと入出場管理方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の顧客情報の通
知システムは、顧客の顔画像を含む顧客情報が登録され
ている記憶手段と、予め設定された特定の撮影領域内に
訪れた人物の顔画像を撮影する撮影手段と、この撮影手
段により撮影した顔画像と、上記記憶手段により登録さ
れている顔画像との照合により上記撮影手段により顔画
像が撮影された人物を特定する特定手段と、この特定手
段により上記撮影手段にて顔画像が撮影された人物が上
記記憶手段に登録されている顧客と特定された場合、特
定された顧客の顧客情報を通知する通知手段とを具備す
る。
【0011】この発明の顧客情報の通知システムは、顧
客の顔画像のデータを入力する入力手段と、この入力手
段により顔画像を入力した顧客の顧客情報を上記顔画像
と対応させて登録される記憶手段と、予め設定された特
定の撮影領域内に訪れた人物の顔画像を撮影する撮影手
段と、この撮影手段により撮影した顔画像と、上記記憶
手段により登録されている顔画像との照合により上記撮
影手段により顔画像が撮影された人物を特定する特定手
段と、この特定手段により上記撮影手段にて顔画像が撮
影された人物が上記記憶手段に登録されている顧客と特
定された場合、特定された顧客の顧客情報を通知する通
知手段とを具備する。
【0012】この発明の顧客情報の通知システムは、顧
客の顔画像のデータを入力する入力手段と、この入力手
段により顔画像を入力した顧客に対する管理番号を付与
し、上記顔画像を上記管理番号に対応させて記録する第
1の記憶手段と、この第1の記憶手段に記録された管理
番号の顧客の顧客情報を記録する第2の記憶手段と、予
め設定された特定の撮影領域内に訪れた人物の顔画像を
撮影する撮影手段と、この撮影手段により撮影した顔画
像と、上記第1の記憶手段により登録されている顔画像
との照合により上記撮影手段により顔画像が撮影された
顧客の管理番号を判断する判断手段と、この判断手段に
より上記撮影手段にて顔画像が撮影された人物の管理番
号が判断された場合、判断された管理番号に基づいて上
記第2の記憶手段に記憶されている顧客情報を検索する
検索手段と、この検索手段により上記管理番号に対応す
る顧客情報が検索された場合、検索した顧客情報を上記
第1の記憶手段に記憶されている顔画像とともに通知す
る通知手段とを具備する。
【0013】この発明の入出場管理システムは、施設内
への入場が許可される利用者の顔画像が登録されている
記憶手段と、上記施設内に入場する人物の顔画像を撮影
する撮影手段と、この撮影手段により撮影した顔画像
と、上記記憶手段により登録されている顔画像との照合
により上記撮影手段により顔画像が撮影された人物が上
記記憶手段により記憶されているか否かを判断する判断
手段と、この判断手段により上記撮影手段により顔画像
が撮影された人物が上記記憶手段により記憶されている
と判断した場合、利用者の入場を許可する許可手段とを
具備する。
【0014】この発明の入出場管理システムは、施設内
への再入場が許可される利用者が上記施設内から出場す
る際に、上記利用者の顔画像を撮影する第1の撮影手段
と、この第1の撮影手段により撮影した利用者の顔画像
を記憶する記憶手段と、上記施設内に入場する利用者の
顔画像を撮影する第2の撮影手段と、この第2の撮影手
段により撮影した顔画像と、上記記憶手段により登録さ
れている顔画像との照合により、上記施設内に入場する
利用者の顔画像が上記記憶手段により記憶されているか
否かを判断する判断手段と、この判断手段により上記施
設内に入場する利用者の顔画像が上記記憶手段により記
憶されていると判断した場合、利用者の入場を許可する
許可手段とを具備する。
【0015】この発明の顧客情報の通知方法は、予め設
定された特定の撮影領域内に訪れた人物の顔画像を撮影
する撮影工程と、この撮影工程により撮影した顔画像
と、顧客の顔画像を含む顧客情報が登録されている上記
記憶手段に登録されている顔画像との照合により上記撮
影工程により顔画像が撮影された人物を特定する特定工
程と、この特定工程により上記撮影工程にて顔画像が撮
影された人物が上記記憶手段に登録されている顧客と特
定された場合、特定された顧客の顧客情報を通知する通
知工程とを有する。
【0016】この発明の顧客情報の通知方法は、顧客の
顔画像のデータを入力する入力工程と、この入力工程に
より顔画像を入力した顧客の顧客情報を上記顔画像と対
応させて記憶手段に登録する記憶工程と、予め設定され
た特定の撮影領域内に訪れた人物の顔画像を撮影する撮
影工程と、この撮影工程により撮影した顔画像と、上記
記憶手段に登録されている顔画像との照合により上記撮
影工程により顔画像が撮影された人物を特定する特定工
程と、この特定工程により上記撮影工程にて顔画像が撮
影された人物が上記記憶手段に登録されている顧客と特
定された場合、特定された顧客の顧客情報を通知する通
知工程とを有する。
【0017】この発明の顧客情報の通知方法は、顧客の
顔画像のデータを入力する入力工程と、この入力工程に
より顔画像を入力した顧客に対する管理番号を付与し、
上記顔画像を上記管理番号に対応させて第1の記憶工程
に記録する第1の記憶工程と、この第1の記憶工程に記
録された管理番号の顧客の顧客情報を第2の記憶手段に
記録する第2の記憶工程と、予め設定された特定の撮影
領域内に訪れた人物の顔画像を撮影する撮影工程と、こ
の撮影工程により撮影した顔画像と、上記第1の記憶手
段に登録されている顔画像との照合により上記撮影工程
により顔画像が撮影された顧客の管理番号を判断する判
断工程と、この判断工程により上記撮影工程にて顔画像
が撮影された人物の管理番号が判断された場合、判断さ
れた管理番号に基づいて上記第2の記憶手段に記憶され
ている顧客情報を検索する検索工程と、この検索工程に
より上記管理番号に対応する顧客情報が検索された場
合、検索した顧客情報を上記第1の記憶手段に記憶され
ている顔画像とともに通知する通知工程とを有する。
【0018】この発明の入出場管理方法は、施設内に入
場する人物の顔画像を撮影する撮影工程と、この撮影工
程により撮影した顔画像と、施設内への入場が許可され
る利用者の顔画像が登録されている記憶手段に登録され
ている顔画像との照合により上記撮影工程により顔画像
が撮影された人物が上記記憶手段に記憶されているか否
かを判断する判断工程と、この判断工程により上記撮影
工程により顔画像が撮影された人物が上記記憶手段によ
り記憶されていると判断した場合、利用者の入場を許可
する許可工程とを有する。
【0019】この発明の入出場管理方法は、施設内への
再入場が許可される利用者が上記施設内から出場する際
に、上記利用者の顔画像を撮影する第1の撮影工程と、
この第1の撮影工程により撮影した利用者の顔画像を記
憶手段に記憶する記憶工程と、上記施設内に入場する利
用者の顔画像を撮影する第2の撮影工程と、この第2の
撮影工程により撮影した顔画像と、上記記憶手段に登録
されている顔画像との照合により、上記施設内に入場す
る利用者の顔画像が上記記憶手段に記憶されているか否
かを判断する判断工程と、この判断工程により上記施設
内に入場する利用者の顔画像が上記記憶手段により記憶
されていると判断した場合、利用者の入場を許可する許
可工程とを有する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1、第2、第3
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
顧客情報の通知システムの概略構成を示す図である。
【0022】この顧客情報の通知システムは、ホテル、
飲食店、ゴルフ場、あるいは高級ブティックなどの施設
内で顧客の情報を店員や警備員などの係員に通知するシ
ステムである。
【0023】図1に示すように、顧客情報の通知システ
ムは、サーバ1、登録端末2、監視端末3a、3b、表
示端末4a、4b、顔画像データベース(DB)10
a、顧客情報データベース(DB)10b、入場データ
ベース(DB)10c、スキャナ11、およびカメラ1
2a、12bなどを有している。
【0024】上記サーバ1、登録端末2、監視端末3
a、3b、および表示端末4a、4bは、LAN(ロー
カルエリアネットワーク)等のネットワークで接続さ
れ、相互にデータ通信を行うことができるようになって
いる。
【0025】上記サーバ1は、パーソナルコンピュータ
(PC)で構成され、上記顔画像DB10a、顧客情報
DB10b、入場DB10cの管理を行う。また、サー
バ1は、後述する顔索引情報を用いて、顔画像の照合処
理を行うようになっている。
【0026】上記登録端末2は、ディスプレイやキーボ
ードなどを有するパーソナルコンピュータ(PC)で構
成され、上記スキャナ11が接続されている。この登録
端末2では、上記スキャナ11により顧客の顔写真の読
み込みを行うとともに、予め登録しておく顧客情報の入
力が行われる。
【0027】上記監視端末3a、3bは、パーソナルコ
ンピュータ(PC)で構成され、上記カメラ12a、1
2bを制御することにより入場者の顔画像の撮影を行
う。上記表示端末4a、4bは、パーソナルコンピュー
タ(PC)で構成され、顧客情報や顔画像の表示を行
う。
【0028】上記カメラ12a、12bは、このシステ
ムが運用される施設内に設置される。例えば、このシス
テムをホテルで利用する場合、上記カメラ12a、12
bは、ホテルへ入場する入場者の顔を特定の撮影領域内
で撮影できるようにホテルの入口付近に設置される。
【0029】上記表示端末4a、4bは、顧客の顔画像
などの顧客の情報をディスプレイなどに表示して係員に
通知するものである。例えば、このシステムをホテルで
利用する場合、ホテルのフロント内でフロント係のみが
表示画面を見ることができるように、設置した上記表示
端末4a、4bに顧客の顔画像やどのような顧客かを示
す情報などを表示する。
【0030】また、上記登録端末2、上記監視端末3
a、3b、及び上記表示端末は4a、4bは、システム
内に複数台設置されるような構成でも良い。また、上記
例では、上記登録端末2、上記監視端末3a、3b、お
よび上記表示端末4a、4bがパーソナルコンピュータ
で構成されるようにしたが、磁気ディスクを持たずにR
OMから起動するような簡易な制御装置でも良い。
【0031】図2は、上記サーバ1で管理される顔画像
DB10aの構成例を示す図である。上記顔画像DB1
0aには、図2に示すように、管理番号に対応して顔画
像及び顔索引情報が記憶されている。
【0032】上記管理番号は、顧客ごとに付与されるユ
ニークな番号である。上記顔画像は、対応する管理番号
が付与されている顧客の顔画像であり、ビットマップや
JPEG等の形式で保持される。
【0033】上記顔索引情報は、顔画像から抽出される
情報であり、照合処理に利用される。例えば、照合処理
は、顔画像DB10aに登録されている顔画像から抽出
された顔索引情報と、上記カメラ12a、12bで撮影
した顔画像から算出される顔索引情報との類似度を判定
することにより同一人物であるか否かが判断する。ま
た、上記顔索引情報としては、顔画像から抽出される特
徴点や256分割の画像などの部分空間の情報値等が用
いられる。
【0034】図3は、上記サーバ上で管理される顧客情
報DB10bの構成例を示す図である。上記顧客情報D
B10bには、図3に示すように、管理番号に対応して
姓名、生年月日、性別、登録日、備考、及び区分などの
項目が設けられている。
【0035】上記管理番号は、顔画像DB10aにおけ
る管理番号と共通し、顧客ごとに付与されるユニークな
番号である。上記姓名、生年月日、及び性別は、対応す
る管理番号が付与されている顧客の情報である。上記登
録日は、顧客情報DB10bに登録した日付を示すもの
である。
【0036】上記備考は、顧客の属する組織、顧客の会
社名、顧客の肩書き、顧客の家族等の顧客に対する特記
事項が記録される。例えば、図3に示す例では、ABC
商事の社長、リピーター(常連の顧客)、クレーマー
(苦情の多い顧客)、○×氏の夫人というような顧客に
対する特記事項が記録される。
【0037】上記区分は、顧客の区分が記録される。例
えば、図3に示す例では、1〜9までの区分の設定さ
れ、1が最も上客であり、9が要注意の顧客であること
を示す。
【0038】このような顧客情報DB10bには、例え
ば、係員に通知したい顧客の情報を予め登録しておく。
この顧客DB10bを参照することで、顧客の情報を即
座に係員に通知できるようになる。
【0039】図4は、サーバ1上で管理される入場DB
10cの構成例を示す図である。この入場DB10c
は、顧客の入場情報が記録されるものである。
【0040】図4に示すように、入場DB10cは、日
時と管理番号の項目から構成され、日時の項目には、撮
影日時が記録される。上記管理番号は、上記画像DB1
0a、および顧客情報DB10bの管理番号と共通の番
号であり、顧客ごとにユニークに付与される番号であ
る。
【0041】上記入場DB10cには、上記カメラ12
a、12bで撮影した顔画像のうち顔画像DB10aに
記憶されている顧客の顔画像と一致(照合)した際、照
合された顧客情報に基づく顧客の管理番号と撮影日時と
がログ(入場記録)として登録される。
【0042】次に、顧客情報を登録する際の処理(登録
業務)について説明する。図5は、登録業務を説明する
ためのフローチャートである。
【0043】まず、係員は、登録端末2を操作し、登録
する顧客の顔写真をスキャナ11にセットする。する
と、登録端末2は、セットされた顔写真をスキャナ11
により読み取り、読み取った顔写真を画像データ(顔画
像)に変換する(ステップ1)。
【0044】さらに、上記係員は、顧客の顔写真の入力
に続いて顧客情報の各項目を登録端末2により入力する
(ステップ2)。この際、係員は、登録端末2のディス
プレイに表示される顧客DB10bの各項目に沿って顧
客情報を入力する。
【0045】上記スキャナ11により顧客の顔写真を読
み取ると、登録端末2は、上記スキャナ11により読み
取った顔画像と、入力された顧客情報とを上記サーバ1
に送信する。上記サーバ1では、登録端末2から送信さ
れた顔画像に基づいて顔索引情報を算出する処理を行う
(ステップ3)。
【0046】これにより顔索引情報を算出すると、上記
サーバ1は、顧客に対する管理番号を発番し、上記顔画
像と上記顔索引情報とを管理番号に対応させて顔画像D
Baに登録する(ステップ4)。これとともに、上記サ
ーバ1は、上記登録端末2にて入力された各項目の顧客
情報を上記管理番号に対応させて顧客情報DB10bに
登録する(ステップ1)。
【0047】上記ステップ1〜ステップ4のサイクルで
1人の顧客に対する1件分の登録が行われる。従って、
登録する顧客が複数存在する場合、登録する顧客の人数
分、上記の処理を繰り返し実行する。
【0048】次に、顧客を監視する際の動作について説
明する。図6は、入場者を特定する処理(ステップ11
〜ステップ14)と、特定された入場者の情報を係員に
通知する処理(ステップ21〜ステップ26)とを説明
するためのフローチャートである。
【0049】この場合、上記カメラ12a、12bは、
入場口から入場する人物(入場者)の顔が撮影できるよ
うに設置されているものとし、上記表示端末4a、4b
は、監視する係員のみがディスプレイに表示された画面
を目視できるように設置されているものとする。
【0050】上記カメラ12a、12bは、常に、入場
口を監視しており、入場者が入場口から入場すると、そ
の人物の顔を撮影する(ステップ11)。上記カメラ1
2a、12bが入場者の顔を撮影すると、上記監視端末
3a、3bは、撮影した顔画像を上記サーバ1へ送信す
る。
【0051】上記サーバ1は、監視端末3a、3bから
顔画像が送られてくると、この監視端末3a、3bから
送られた顔画像に対して顔索引情報を算出する。上記サ
ーバ1は、顔索引情報を算出すると、算出した顔索引情
報と顔画像DB10aに登録されている顔索引情報とを
用いて顔画像の照合処理を行う(ステップ12)。
【0052】この照合処理では、算出した顔索引情報と
顔画像DB10aに登録されている顔索引情報とを比較
して類似度を判定し、この判定した類似度が一定の閾値
以上か否かにより、該当する顧客情報があるか否かを判
断する。
【0053】この照合処理により該当する顧客情報が存
在すると判断した場合(ステップ13、該当あり)、サ
ーバ1は、該当する顧客情報から入場者を特定する。ま
た、サーバ1は、上記照合処理で所定の閾値以上の類似
度の候補が複数存在する場合、最も類似度の高い候補を
入場者と特定する。
【0054】入場者を特定したサーバ1は、特定した入
場者の管理番号と撮影日時と対応させて入場DB10c
にログ(入場記録)として登録する(ステップ14)。
【0055】上記ステップ11〜上記ステップ14の処
理により入場者の特定及び入場DB10cへの入場記録
の登録が行われる。
【0056】次に、上記ステップ11〜上記ステップ1
4の処理の続いて、本システムでは、顧客情報を通知す
る処理を行う。
【0057】上記サーバ1は、所定時間(数秒)ごとに
上記入場DB10cの日時の項目を参照して新たに入場
記録の追加あるか否かを判断している(ステップ2
1)。つまり、上記サーバ1は、上記入場DB10cに
入場記録の新たな追加がないと判断した場合(ステップ
22、追加なし)、タイマ(図示しない)をカウントし
て所定時間待機し、上記ステップ21へ戻ることを繰り
返す。
【0058】また、上記ステップ21で、上記入場DB
10cに新たな追加があると判断された場合(ステップ
22、追加あり)、上記サーバ1は、新たに追加された
入場記録の管理番号を上記入場DB10cから読み出
す。
【0059】上記サーバ1は、新たに追加された入場記
録の管理番号を読み出した際、読み出した管理番号を基
に、顔画像DB10aを検索して顔画像を読み出すとと
もに(ステップ23)、顧客情報DB10bを検索して
顧客情報を読み出す(ステップ24)。
【0060】すると、上記サーバ1は、顔画像DB10
aから読み出した顔画像と顧客情報DB10bから読み
出した顧客情報とを対応させて上記表示端末4a、4b
へ送信する。
【0061】これにより、上記表示端末4a、4bで
は、サーバ1から受信した顔画像と顧客情報とを図示し
ないディスプレイ上に表示する(ステップS25)。こ
の際、上記表示端末4a、4bでは、顧客情報が登録さ
れている入場者が入場したことを示すために、図示しな
いランプを点滅させたり、図示しないチャイムで音を鳴
らすことにより係員の注意を促すようになっている。
【0062】また、上記表示端末4a、4bでは、入場
者の顧客の情報をディスプレイ上に表示する際、数件分
(複数人数分)を同時に表示できるようになっている。
これにより、顧客情報が登録されている顧客が、一度に
複数入場する場合であっても対応できる。さらに、上記
表示端末4a、4bは、ディスプレイ上の表示している
顔画像及び顧客情報が表示しきれなくなったら、古い順
に新しい情報に置きかえるようになっている。
【0063】例えば、上記のようなシステムをホテルに
設置することにより、登録済みの顧客が到着(入場)す
ると、システムが動作してフロント係の手元に設置され
た表示端末に顧客の顔画像と顧客情報が表示されるよう
にする。
【0064】これにより、フロント係は表示された顔画
像で本人に間違いがないかどうか確認し、顧客情報を利
用して、差別化できるサービスでもてなすことが可能と
なる。また、顧客情報として重要度のレベルを表示する
ようにしたため、最重要顧客には最善を尽くすなど、顧
客の重要度に応じた対応を行うことが可能となる。逆
に、要注意の顧客が到着(入場)した際は、監視を付け
る等の対策を行うことも可能である。
【0065】上記のように、顧客が入場した際に、入場
した顧客が登録済みの顧客であるか否かを顔画像の照合
により判断し、この判断により登録済みの顧客であると
判断した場合、その顧客の情報を係員が確認できるよう
に通知するようにしたものである。
【0066】これにより、サービス業などで重要顧客が
訪れた場合、接客経験の浅い接客係であっても、通知さ
れる顧客情報に基づいて、熟練した接客係と同様なサー
ビスを提供できるようになる。
【0067】また、注意したい客の場合、すぐに、監視
等の必要な措置をとることができ、熟練した監視員が実
施していた警備を誰でもが実施できるようになる。
【0068】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0069】図7は、本発明の第2の実施の形態に係る
入出場管理システム(再入場システム)の概略構成を示
す図である。ここでは、テーマパーク等の出場及び再入
場の場合について説明する。
【0070】この再入場システムでは、利用者を再入場
させるために利用者の情報を登録する登録機能、および
登録された利用者の情報を検索する検索機能、および登
録された利用者の情報を削除する削除機能などを有して
いる。
【0071】この再入場システムは、図7に示すよう
に、カメラ21とパーソナルコンピュータのようなコン
トローラ22を有している。上記コントローラ22は、
制御部23、表示部24、操作部25、データベース2
6などを有している。
【0072】上記制御部23は、コントローラ22全体
およびカメラ21を制御するものであり、上記登録機
能、上記検索機能、および上記削除機能を有している。
上記表示部24は、利用者の顔画像などの利用者の情報
などを表示する。上記操作部25は、係員がこのシステ
ムを操作する際に利用される。上記データベース26
は、顔画像などの利用者の情報を記録する。
【0073】図8は、利用者の情報が記録される上記デ
ータベース26の構成例を示す図である。図8に示すよ
うに、データベース26では、日時、顔画像、顔索引情
報の項目を有し、日時に対応させた顔画像、顔索引情報
が1件ごとに記録されるようになっている。上記顔画像
は、利用者の顔画像であり、ビットマップやJPEG等
の形式で記録されている。上記顔索引情報は、顔画像か
ら抽出され、顔画像の照合処理に用いられる情報であ
る。この顔索引情報を用いて、顔画像の照合処理が行わ
れる。
【0074】まず、上記再入場システムでの出場時の処
理について説明する。図9は、出場時の処理を説明する
ためのフローチャートである。すなわち、利用者が出場
する場合、係員が上記操作部25により利用者の出場を
指定すると、上記カメラ21は、出場する利用者(出場
者)の顔画像を撮影する(ステップ31)。すると、上
記コントローラ22は、制御部23により撮影した顔画
像から顔索引情報を算出する(ステップ32)。
【0075】上記カメラ21により撮影した顔画像の顔
索引情報を算出すると、制御部23は、日時に対応させ
て顔画像と顔索引情報とを上記データベース26に登録
する(ステップ33)(登録機能)。
【0076】次に、再入場時の処理について説明する。
図10は、一旦出場した利用者が再度入場する場合の処
理を説明するためのフローチャートである。
【0077】すなわち、利用者が再入場する場合、係員
が上記操作部25により利用者の再入場を指定すると、
上記カメラ21は、再入場する利用者(再入場者)の顔
画像を撮影する(ステップ41)。
【0078】すると、制御部23は、撮影した顔画像に
対して顔索引情報を算出する(ステップ42)。これに
より撮影した再入場者の顔画像の顔索引情報を算出する
と、制御部23は、算出した顔索引情報とデータベース
26に記録されている顔索引情報との照合処理を行う
(ステップ43)。
【0079】この照合処理では、算出した顔索引情報と
データベース26に記録されている顔索引情報とを比較
して類似度を判定し、この判定した類似度が一定の閾値
以上か否かにより、該当する利用者の情報(顔画像)が
あるか否かを判断する(判断手段、検索機能)。
【0080】この照合処理により該当する利用者の情報
が存在すると判断した場合(ステップ44、YES)、
制御部23は、該当すると判断した利用者の情報により
顔画像を表示部24に表示する。係員は、この表示部2
4に表示された顔画像を確認し、利用者と一致している
ことが確認できれば、利用者の再入場を許可する(ステ
ップ45)。
【0081】また、上記照合処理により該当する利用者
の情報が存在しないと判断した場合(ステップ44、N
O)、制御部23は、該当する利用者の情報がない旨を
表示部24に表示する。これにより、係員は、利用者の
再入場を不許可とする(ステップ46)。
【0082】また、この再入場システムでは、出場時に
登録した利用者の顔画像などの利用者の情報を再入場が
許可される期限が切れた場合に、削除するようになって
いる(削除機能)。例えば、テーマパークのように、1
日のみ再入場を許可する場合、営業が終了した時など
に、データベースに登録された1日分の顔画像などの利
用者の情報を削除するようになっている。
【0083】また、上記例では、出場時及び再入場時
に、係員の操作により利用者の顔画像を撮影するように
したが、出口側に出口用のカメラを設置して出場する利
用者の顔画像を自動的に撮影し、再入場専用の入場口に
再入場用のカメラを設置して再入場する利用者の顔画像
を自動的に撮影するようにしても良い。
【0084】この場合、出口から出場する出場者に対し
ては、上記出口用のカメラがセンサなどの検知結果に基
づいて利用者の顔を撮影してデータベースに登録する。
さらに、再入場口から入場する利用者に対しては、上記
再入場用のカメラがセンサなどの検知結果に基づいて再
入場者の顔画像を撮影し、上記コントローラが上記ステ
ップ42〜ステップ46のように、データベースに記録
されている顔画像との照合を行い、利用者の再入場の許
可不許可を判断するようにする。
【0085】これにより、利用者が出場、あるいは再入
場する際に、利用者の顔を撮影するための操作が必要な
くなるため、利用者の顔を撮影するための手続きが簡単
になり、利用者の出場あるいは再入場をスムーズに行う
ことができる。
【0086】上記のように、出場時に利用者の顔画像を
撮影してデータベースに登録し、再入場時に、利用者の
顔画像を撮影して上記データベースに登録される情報と
の照合処理を行い、この照合処理により利用者が照合さ
れれば、利用者の再入場を許可し、利用者が照合できな
ければ、再入場を不許可とするようにしたものである。
【0087】これにより、簡単な手続きで再入場の処理
を確実に行うことができ、当日に限り本人のみの再入場
が可能な遊園地、テーマパーク、あるいは劇場などにお
いて、再入場する人物が当人であるかどうかの確認が容
易になる。さらに、不正な再入場を防止するとともに、
再入場時の手続きに遊ひ心を持たすことができる。
【0088】次に、本発明の第3実施の形態について説
明する。
【0089】図11及び図12は、本発明の第3の実施
の形態に係るドア用システムの概略構成を示す図であ
る。ここでは、集合住宅の外部ドアあるいは住宅の玄関
のドアの開錠及び施錠の動作について説明する。
【0090】図11に示すように、ドア用システムは、
カメラ31及びコントローラ32を有している。上記カ
メラ31はドア前の人物の顔が撮影できるように設置さ
れ、ドアにコントローラ32が組み込まれている。ま
た、上記カメラ31はコントローラ32に接続され、さ
らに、上記コントローラ32は、ドアノブの鍵が接続さ
れている。
【0091】上記コントローラ32は、図12に示すよ
うに、制御部33、表示部34、操作部35、データベ
ース36を有し、上記制御部33には、上記カメラ31
と鍵開錠機構37とが接続されている。
【0092】上記制御部33は、コントローラ32全
体、カメラ31及び鍵開錠機構37を制御する。上記表
示部34は、利用者の顔画像などの利用者の情報などを
表示する。上記操作部35は、このシステムを操作する
際に利用される。上記データベース36は、顔画像など
の利用者の情報を記録する。上記鍵解除機構37は、上
記制御部33の制御に基づいてドアノブの鍵を解除する
ものである。
【0093】このドア用システムでは、上記コントロー
ラ32に接続されたカメラ31で顔画像を撮影した顔画
像などの情報をデータベースに記録することにより、鍵
を開錠させる人物の顔画像をデータベース36に登録す
る。
【0094】このような人物の顔画像の登録後、人物が
玄関前に現れると、上記カメラ31は、その人物の顔画
像を撮影する。この撮影した顔画像は、上記コントロー
ラ32の制御部33に送られ、制御部33によりデータ
ベース36に登録されている顔画像との照合処理が行わ
れる。この照合処理により撮影した顔画像がデータベー
ス36に登録されている人物の顔画像と照合されると、
制御部33は、鍵解除機構37によりドアノブの鍵を開
錠する。
【0095】これにより、集合住宅などに設置される外
部ドアに配達者を事前登録しておくことにより、外部ド
アから入場することができる。また、家の鍵の替わりに
顔照合で玄関の鍵をあけることができる。
【0096】上記のようなドア用システムを運用するこ
とにより、集合住宅などに外部ドアが設けられている場
合に、あらかじめ登録しておいた外部の人間は鍵を持た
なくても、建物の中へ入場できるようになる。例えば、
宅配便などの配達者を予め登録おくことにより、配達者
を顔画像の撮影のみで入場可能とすることができ、配達
に支障がなくなる。
【0097】また、住宅の鍵の替わりに顔画像で鍵を開
けることが可能となり、鍵を常に持っていたり、開錠時
にわざわざ鍵を出す手間がなくなる。
【0098】なお、本発明は上記第1、第2、第3の実
施の形態のみに限定されるものではなく、発明の主旨を
変えない範囲で変形が可能である。
【0099】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、熟練度が無くても、重要な顧客へのサービスを提供
でき、人員の即戦力化あるいは常に均一なサービスの提
供が行え、さらに、要注意客に対して監視等の措置を即
座にとって警備の強化を図ることができる顧客情報の通
知システムと顧客情報の通知方法を提供できる。
【0100】また、所定期間の再入場を認めている施設
において、手続きが煩雑になったり時間がかかったりす
ることなく、確実に不正な再入場を防止できる入出場管
理システムと入出場管理方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る顧客情報の
通知システムの概略構成を示す図。
【図2】サーバで管理される顔画像データベースの構成
例を示す図。
【図3】サーバで管理される顧客情報データベースの構
成例を示す図。
【図4】サーバで管理される入場データベースの構成例
を示す図。
【図5】登録業務を説明するためのフローチャート。
【図6】入場者を特定する処理と、特定された入場者の
情報を係員に通知する処理とを説明するためのフローチ
ャート。
【図7】第2の実施の形態に係る入出場管理システム
(再入場システム)の概略構成を示す図。
【図8】利用者の情報が記録される上記データベースの
構成例を示す図。
【図9】出場時の処理を説明するためのフローチャー
ト。
【図10】利用者が再度入場する場合の処理を説明する
ためのフローチャート。
【図11】第3の実施の形態に係るドア用システムの概
略構成を示す図。
【図12】第3の実施の形態に係るドア用システムの概
略構成を示す図。
【符号の説明】
1…サーバ 2…登録端末 3a、3b…監視端末 4a、4b…表示端末 10a…顔画像データベース(DB) 10b…顧客情報データベース(DB) 10c…入場データベース(DB) 11…スキャナ 12a、12b、21…カメラ 22…コントローラ 23…制御部 24…表示部 25…操作部 26…データベース
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 172 G06F 17/60 172 G06T 1/00 340 G06T 1/00 340A Fターム(参考) 3E038 AA01 AA11 CA03 CC01 DB01 HA05 HA07 JA03 5B049 BB52 BB55 BB61 BB63 CC01 CC13 CC31 DD00 DD05 EE05 EE07 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B057 AA19 BA02 CA12 CA16 DA06 DB02 DC31 5B075 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND08 ND20 ND23 PP10 PP12 PP30 PQ02 PQ32 PR06 QM08 UU08 5B085 AA08 AE25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の顔画像を含む顧客情報が登録され
    ている記憶手段と、 予め設定された特定の撮影領域内に訪れた人物の顔画像
    を撮影する撮影手段と、 この撮影手段により撮影した顔画像と、上記記憶手段に
    より登録されている顔画像との照合により上記撮影手段
    により顔画像が撮影された人物を特定する特定手段と、 この特定手段により上記撮影手段にて顔画像が撮影され
    た人物が上記記憶手段に登録されている顧客と特定され
    た場合、特定された顧客の顧客情報を通知する通知手段
    と、 を具備したことを特徴とする顧客情報の通知システム。
  2. 【請求項2】 顧客の顔画像のデータを入力する入力手
    段と、 この入力手段により顔画像を入力した顧客の顧客情報を
    上記顔画像と対応させて登録される記憶手段と、 予め設定された特定の撮影領域内に訪れた人物の顔画像
    を撮影する撮影手段と、 この撮影手段により撮影した顔画像と、上記記憶手段に
    より登録されている顔画像との照合により上記撮影手段
    により顔画像が撮影された人物を特定する特定手段と、 この特定手段により上記撮影手段にて顔画像が撮影され
    た人物が上記記憶手段に登録されている顧客と特定され
    た場合、特定された顧客の顧客情報を通知する通知手段
    と、 を具備したことを特徴とする顧客情報の通知システム。
  3. 【請求項3】 顧客の顔画像のデータを入力する入力手
    段と、 この入力手段により顔画像を入力した顧客に対する管理
    番号を付与し、上記顔画像を上記管理番号に対応させて
    記録する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記録された管理番号の顧客の顧客
    情報を記録する第2の記憶手段と、 予め設定された特定の撮影領域内に訪れた人物の顔画像
    を撮影する撮影手段と、 この撮影手段により撮影した顔画像と、上記第1の記憶
    手段により登録されている顔画像との照合により上記撮
    影手段により顔画像が撮影された顧客の管理番号を判断
    する判断手段と、 この判断手段により上記撮影手段にて顔画像が撮影され
    た人物の管理番号が判断された場合、判断された管理番
    号に基づいて上記第2の記憶手段に記憶されている顧客
    情報を検索する検索手段と、 この検索手段により上記管理番号に対応する顧客情報が
    検索された場合、検索した顧客情報を上記第1の記憶手
    段に記憶されている顔画像とともに通知する通知手段
    と、 を具備したことを特徴とする顧客情報の通知システム。
  4. 【請求項4】 施設内への入場が許可される利用者の顔
    画像が登録されている記憶手段と、 上記施設内に入場する人物の顔画像を撮影する撮影手段
    と、 この撮影手段により撮影した顔画像と、上記記憶手段に
    より登録されている顔画像との照合により上記撮影手段
    により顔画像が撮影された人物が上記記憶手段により記
    憶されているか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記撮影手段により顔画像が撮影さ
    れた人物が上記記憶手段により記憶されていると判断し
    た場合、利用者の入場を許可する許可手段と、 を具備したことを特徴とする入出場管理システム。
  5. 【請求項5】 施設内への再入場が許可される利用者が
    上記施設内から出場する際に、上記利用者の顔画像を撮
    影する第1の撮影手段と、 この第1の撮影手段により撮影した利用者の顔画像を記
    憶する記憶手段と、 上記施設内に入場する利用者の顔画像を撮影する第2の
    撮影手段と、 この第2の撮影手段により撮影した顔画像と、上記記憶
    手段により登録されている顔画像との照合により、上記
    施設内に入場する利用者の顔画像が上記記憶手段により
    記憶されているか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記施設内に入場する利用者の顔画
    像が上記記憶手段により記憶されていると判断した場
    合、利用者の入場を許可する許可手段と、 を具備したことを特徴とする入出場管理システム。
  6. 【請求項6】 予め設定された特定の撮影領域内に訪れ
    た人物の顔画像を撮影する撮影工程と、 この撮影工程により撮影した顔画像と、顧客の顔画像を
    含む顧客情報が登録されている上記記憶手段に登録され
    ている顔画像との照合により上記撮影工程により顔画像
    が撮影された人物を特定する特定工程と、 この特定工程により上記撮影工程にて顔画像が撮影され
    た人物が上記記憶手段に登録されている顧客と特定され
    た場合、特定された顧客の顧客情報を通知する通知工程
    と、 を有することを特徴とする顧客情報の通知方法。
  7. 【請求項7】 顧客の顔画像のデータを入力する入力工
    程と、 この入力工程により顔画像を入力した顧客の顧客情報を
    上記顔画像と対応させて記憶手段に登録する記憶工程
    と、 予め設定された特定の撮影領域内に訪れた人物の顔画像
    を撮影する撮影工程と、 この撮影工程により撮影した顔画像と、上記記憶手段に
    登録されている顔画像との照合により上記撮影工程によ
    り顔画像が撮影された人物を特定する特定工程と、 この特定工程により上記撮影工程にて顔画像が撮影され
    た人物が上記記憶手段に登録されている顧客と特定され
    た場合、特定された顧客の顧客情報を通知する通知工程
    と、 を有することを特徴とする顧客情報の通知方法。
  8. 【請求項8】 顧客の顔画像のデータを入力する入力工
    程と、 この入力工程により顔画像を入力した顧客に対する管理
    番号を付与し、上記顔画像を上記管理番号に対応させて
    第1の記憶工程に記録する第1の記憶工程と、 この第1の記憶工程に記録された管理番号の顧客の顧客
    情報を第2の記憶手段に記録する第2の記憶工程と、 予め設定された特定の撮影領域内に訪れた人物の顔画像
    を撮影する撮影工程と、 この撮影工程により撮影した顔画像と、上記第1の記憶
    手段に登録されている顔画像との照合により上記撮影工
    程により顔画像が撮影された顧客の管理番号を判断する
    判断工程と、 この判断工程により上記撮影工程にて顔画像が撮影され
    た人物の管理番号が判断された場合、判断された管理番
    号に基づいて上記第2の記憶手段に記憶されている顧客
    情報を検索する検索工程と、 この検索工程により上記管理番号に対応する顧客情報が
    検索された場合、検索した顧客情報を上記第1の記憶手
    段に記憶されている顔画像とともに通知する通知工程
    と、 を有することを特徴とする顧客情報の通知方法。
  9. 【請求項9】 施設内に入場する人物の顔画像を撮影す
    る撮影工程と、 この撮影工程により撮影した顔画像と、施設内への入場
    が許可される利用者の顔画像が登録されている記憶手段
    に登録されている顔画像との照合により上記撮影工程に
    より顔画像が撮影された人物が上記記憶手段に記憶され
    ているか否かを判断する判断工程と、 この判断工程により上記撮影工程により顔画像が撮影さ
    れた人物が上記記憶手段により記憶されていると判断し
    た場合、利用者の入場を許可する許可工程と、 を有することを特徴とする入出場管理方法。
  10. 【請求項10】 施設内への再入場が許可される利用者
    が上記施設内から出場する際に、上記利用者の顔画像を
    撮影する第1の撮影工程と、 この第1の撮影工程により撮影した利用者の顔画像を記
    憶手段に記憶する記憶工程と、 上記施設内に入場する利用者の顔画像を撮影する第2の
    撮影工程と、 この第2の撮影工程により撮影した顔画像と、上記記憶
    手段に登録されている顔画像との照合により、上記施設
    内に入場する利用者の顔画像が上記記憶手段に記憶され
    ているか否かを判断する判断工程と、 この判断工程により上記施設内に入場する利用者の顔画
    像が上記記憶手段により記憶されていると判断した場
    合、利用者の入場を許可する許可工程と、 を有することを特徴とする入出場管理方法。
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