JP6989142B2 - 処理装置、処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、処理装置、処理方法及びプログラムに関する。
現状のコインランドリー店舗においては、洗濯/乾燥機の利用後、扉は誰でも開閉できる状態になっており、利用者以外の他人による内容物の確認や窃盗が発生するリスクがある。
特許文献1及び2は、暗証番号等で認証処理を行い、認証に成功したら洗濯機の開閉扉を開錠することを開示している。
特許文献3は、洗濯/乾燥機の運転終了からの時間を計測し、一定時間経過すると経過時間に基づいて延長料金を課金すること、及び、ICカードの識別データで認証され、かつ、延長料金が支払われると、洗濯/乾燥機のロックを解除することを開示している。
特許文献4は、生体認証及びコード認証に成功した場合、金庫などのシステムへのアクセスを許可することを開示している。
特開2015−205047 特開2006−262942 特開2005−341981 特表2018−515830
暗証番号等のコードで認証する技術の場合、利用者がそのコードを忘れてしまうと洗濯/乾燥機のロックを解除できないという問題が発生し得る。本発明は、洗濯/乾燥機において、利用者以外の他人による内容物の確認や窃盗を抑制する新たな技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
カメラにより生体情報を取得し、記憶手段に記憶させる登録手段と、
洗濯/乾燥機の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付ける受付手段と、
前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う認証手段と、
前記生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力するロック制御手段と、
を有し、
前記登録手段は、前記洗濯/乾燥機に対して所定の操作が行われたタイミング、又は、人が前記洗濯/乾燥機に近づいたことが検知されたタイミングで前記カメラが生成した画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として前記記憶手段に記憶させ、
前記受付手段は、前記洗濯/乾燥機の扉を開こうとする操作を検知すると、前記カメラが生成した画像を取得し、当該画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として取得し、
前記認証手段は、前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行い、
前記登録手段は、利用者の連絡先を示す連絡先情報を取得し、前記連絡先情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記連絡先情報を用いて、利用者に他の洗濯/乾燥機の空き状況を通知する通知手段をさらに有する処理装置が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
カメラにより生体情報を取得し、記憶手段に記憶させ、
洗濯/乾燥機の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付け、
前記記憶手段に記憶されている生体情報と、受付けた生体情報とに基づき生体認証を行い、
前記生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力し、
前記洗濯/乾燥機に対して所定の操作が行われたタイミング、又は、人が前記洗濯/乾燥機に近づいたことが検知されたタイミングで前記カメラが生成した画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として前記記憶手段に記憶させ、
前記洗濯/乾燥機の扉を開こうとする操作を検知すると、前記カメラが生成した画像を取得し、当該画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として取得し、
前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記洗濯/乾燥機の扉を開こうとする操作の検知に応じて取得された生体情報とに基づき生体認証を行い、
利用者の連絡先を示す連絡先情報を取得し、前記連絡先情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記連絡先情報を用いて、利用者に他の洗濯/乾燥機の空き状況を通知する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
カメラにより生体情報を取得し、記憶手段に記憶させる登録手段、
洗濯/乾燥機の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付ける受付手段、
前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う認証手段、
前記生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力するロック制御手段、
として機能させ、
前記登録手段は、前記洗濯/乾燥機に対して所定の操作が行われたタイミング、又は、人が前記洗濯/乾燥機に近づいたことが検知されたタイミングで前記カメラが生成した画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として前記記憶手段に記憶させ、
前記受付手段は、前記洗濯/乾燥機の扉を開こうとする操作を検知すると、前記カメラが生成した画像を取得し、当該画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として取得し、
前記認証手段は、前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行い、
前記登録手段は、利用者の連絡先を示す連絡先情報を取得し、前記連絡先情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記コンピュータを、さらに、前記連絡先情報を用いて、利用者に他の洗濯/乾燥機の空き状況を通知する通知手段として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、洗濯/乾燥機において、利用者以外の他人による内容物の確認や窃盗を抑制する新たな技術が実現される。
本実施形態のシステムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 本実施形態の処理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の処理装置の処理内容を説明するための図である。 本実施形態の処理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態のシステムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の処理装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施例の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
「本実施形態のシステムの概要」
本実施形態のシステムは、生体認証に成功した場合に、洗濯/乾燥機の扉のロックを解除する機能を有する。このような本実施形態のシステムによれば、利用者以外の他人による内容物の確認や窃盗を抑制できる。また、暗証番号等のコードを認証に利用しないので、利用者がコードを忘れてしまい洗濯/乾燥機のロックを解除できないという問題の発生を抑制できる。以下、本実施形態のシステムを詳細に説明する。
「本実施形態のシステムの全体像」
まず、図1の機能ブロック図を用いて、本実施形態のシステムの全体像を説明する。本実施形態のシステムは、処理装置10と、洗濯/乾燥機20とを有する。図示するように、処理装置10と洗濯/乾燥機20とは1対1の関係である。処理装置10と洗濯/乾燥機20とは任意の手段で互いに情報を送受信するよう構成されている。処理装置10と洗濯/乾燥機20とは、物理的及び/又は論理的に一体となっていてもよいし、物理的及び/又は論理的に分かれていてもよい。
本実施形態のシステムは、例えば、コインランドリー、寮等、不特定多数の人が同じ洗濯/乾燥機20を使用する場面での利用に好適だが、一般家庭などその他の場面で利用されてもよい。
「洗濯/乾燥機20の構成」
洗濯/乾燥機20は、洗濯機能を有する洗濯機、乾燥機能を有する乾燥機、及び、洗濯機能と乾燥機能を有する洗濯乾燥機を含む概念である。洗濯/乾燥機20は、洗濯/乾燥等の主たる処理(洗濯、乾燥等)を行う主機能部と、衣類等の処理対象物が収容される収容エリアの扉のロックを制御するロック開閉部とを少なくとも有する。ロック開閉部は、予め定められた条件を満たすと、収容エリアの扉のロックを施錠したり、解除したりする。例えば、ロック開閉部は、処理装置10からの指示に基づき、収容エリアの扉のロックを解除することができる。また、例えば主機能部が洗濯や乾燥等の主たる処理を開始したことに応じて、収容エリアの扉のロックを施錠することができる。ロックの機構やロックの施錠及び解除を電子的に制御する手法は特段制限されない。
「処理装置10の構成」
次に、処理装置10の構成を詳細に説明する。まず、処理装置10のハードウエア構成の一例を説明する。処理装置10が備える各機能は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図2は、処理装置10のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2に示すように、処理装置10は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。なお、周辺回路4Aは有さなくてもよい。なお、処理装置10は物理的及び/又は論理的に一体となった1つの装置で構成されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成されてもよい。物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成される場合、複数の装置各々が上記ハードウエア構成を備えることができる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU、GPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置、外部装置、外部サーバ、外部センサ、カメラ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。入力装置は、例えばキーボード、マウス、マイク、タッチパネル、物理ボタン、カメラ等である。出力装置は、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等である。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
次に、処理装置10の機能構成を説明する。図3に、処理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理装置10は、登録部11と、記憶部12と、受付部13と、認証部14と、ロック制御部15とを有する。
登録部11は、生体情報を取得し、記憶部12に記憶させる。生体情報は、指紋、声紋、虹彩、顔画像、網膜等が例示されるが、これらに限定されない。
例えば、洗濯/乾燥機20の利用者は、任意のタイミングで、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20に設けられたカメラ、マイク、指紋センサ等の任意の入力装置を介して自身の生体情報を入力する。登録部11は、入力された生体情報を取得し、記憶部12に記憶させる。
その他、洗濯/乾燥機20が設置されているエリア内(例:店舗内)の任意の位置に設置されたカメラが、洗濯/乾燥機20の利用者を撮影してもよい。例えば、洗濯/乾燥機20にカメラが設置されてもよい。カメラは洗濯/乾燥機20を操作している人物を撮影する位置及び向きで設置される。そして、その洗濯/乾燥機20に対応する処理装置10の登録部11は、当該カメラが生成したその人物の顔画像を生体情報として記憶部12に記憶させてもよい。例えば、登録部11は、洗濯/乾燥機20に対して所定の操作(例:扉を閉める、洗濯や乾燥を開始する入力等)が行われたタイミングで撮影された画像に含まれる人物の顔画像を生体情報として記憶部12に記憶させてもよい。このようにすれば、生体情報を登録するための利用者の負担を軽減できる。
図4に、記憶部12が記憶する情報の一例を模式的に示す。図示する例では、生体情報が登録された日時と、登録された生体情報と、洗濯/乾燥機20の扉のステータスとが互いに対応付けられている。ステータスは、洗濯/乾燥機20から取得した情報に基づき更新される。すなわち、洗濯/乾燥機20は、扉のステータスを示す情報を、例えばステータスが変更する毎に処理装置10に通知する。処理装置10は、通知された情報に基づき、記憶部12に記憶されているステータスを更新する。なお、記憶部12はその他の情報を記憶してもよいし、生体情報以外の他の情報(例:登録日時、ステータス等)を記憶しなくてもよい。
なお、本明細書において、「取得」とは、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータを取りに行くこと(能動的な取得)」、たとえば、他の装置にリクエストまたは問い合わせして受信すること、他の装置や記憶媒体にアクセスして読出すこと等、および、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置に他の装置から出力されるデータを入力すること(受動的な取得)」、たとえば、外部装置から送信されたデータを受信できる状態で待機しており、外部装置から送信されたデータを受信すること、外部装置から配信(または、送信、プッシュ通知等)されるデータを受信すること、また、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、及び、「データを編集(テキスト化、データの並び替え、一部データの抽出、ファイル形式の変更等)などして新たなデータを生成し、当該新たなデータを取得すること」の少なくともいずれか一方を含む。
図3に戻り、受付部13は、洗濯/乾燥機20の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付ける。
例えば、受付部13は、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20に設けられた物理ボタン、タッチパネル、マイク等の任意の入力装置を介して、洗濯/乾燥機20の扉のロック解除依頼の入力を受付けてもよい。その他、受付部13は、所定のタイミング(例:洗濯や乾燥が行われていないタイミング)における洗濯/乾燥機20の扉を開こうとする操作を、洗濯/乾燥機20の扉のロック解除依頼の入力として受付けてもよい。洗濯/乾燥機20の扉を開こうとする操作は、洗濯/乾燥機20の任意の位置に設置された圧力センサで扉を開こうとする力を検知することで検出されてもよいし、その他の手段で検出されてもよい。
また、受付部13は、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20に設けられたカメラ、マイク、指紋センサ等の任意の入力装置を介して生体情報の入力を受付ける。
その他、洗濯/乾燥機20が設置されているエリア内(例:店舗内)の任意の位置に設置されたカメラが、洗濯/乾燥機20の利用者を撮影してもよい。例えば、洗濯/乾燥機20にカメラが設置されてもよい。カメラは洗濯/乾燥機20を操作(例:扉を開こうとする操作)している人物を撮影する位置及び向きで設置される。そして、その洗濯/乾燥機20に対応する処理装置10の受付部13は、当該カメラが生成したその人物の顔画像を生体情報として取得する。
認証部14は、記憶部12に記憶されている生体情報と、受付部13が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う。
ロック制御部15は、認証部14による生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力する。洗濯/乾燥機20のロック開閉部は、ロック制御部15からのロック解除指示に基づき、収容エリアの扉のロックを解除する。
一方、認証部14による生体認証が失敗した場合、ロック制御部15は、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力しない。このため、洗濯/乾燥機20の収容エリアの扉のロックは解除されない。この場合、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20は、認証に失敗したため洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除しない旨を利用者に通知してもよい。当該通知は、ディスプレイ、スピーカ、投影装置等のあらゆる出力装置を介して実現される。
次に、フローチャートを用いて、処理装置10の処理の流れの一例を説明する。
まず、図5のフローチャートを用いて、利用者の生体情報を登録する処理の流れの一例を説明する。
登録部11は、生体情報の取得待ち状態となっている(S10)。
例えば、洗濯/乾燥機20の利用者は、任意のタイミングで、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20に設けられたカメラ、マイク、指紋センサ等の任意の入力装置を介して自身の生体情報を入力する。すると、登録部11は、入力された生体情報を取得し(S10のYes)、記憶部12に記憶させる(S11)。
その他の例として、洗濯/乾燥機20にカメラが設置され、洗濯/乾燥機20を操作する人物が撮影されてもよい。そして、洗濯/乾燥機20の利用者が洗濯/乾燥機20に対して所定の操作(例:扉を閉める、洗濯や乾燥を開始する入力等)を行ったタイミングで撮影された画像に含まれる人物の顔画像が、生体情報として登録部11に入力されてもよい。登録部11は、当該生体情報を取得すると(S10のYes)、記憶部12に記憶させる(S11)。
次に、図6のフローチャートを用いて、洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除する処理の流れの一例を説明する。
まず、受付部13は、洗濯/乾燥機20の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の取得待ち状態となっている(S20)。
例えば、洗濯/乾燥機20の利用者は、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20に設けられた物理ボタン、タッチパネル、マイク等の任意の入力装置を介して、洗濯/乾燥機20の扉のロック解除依頼を入力する。受付部13は、このようにして入力されたロック解除依頼を取得する。
他の例として、洗濯/乾燥機20の利用者は、洗濯/乾燥機20の扉を開こうとする操作を行う。例えば洗濯/乾燥機20の任意の位置に設置された圧力センサで扉を開こうとする力を検知することで、当該操作が検出される。そして、受付部13は、当該操作をロック解除依頼として取得する。
また、洗濯/乾燥機20の利用者は、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20に設けられたカメラ、マイク、指紋センサ等の任意の入力装置を介して自身の生体情報を入力する。受付部13は、このようにして入力され生体情報を取得する。なお、利用者による生体情報の入力は、利用者が能動的に入力操作を行うことで実現されてもよいし、利用者に意識させることなく任意のタイミングでカメラが利用者を撮影する等により実現されてもよい。
受付部13が、洗濯/乾燥機20の扉のロック解除依頼、及び、生体情報を取得すると(S20のYes)、認証部14は、記憶部12に記憶されている生体情報と、受付部13が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う(S21)。
認証に成功した場合(S22のYes)、ロック制御部15は、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力する。洗濯/乾燥機20のロック開閉部は、ロック制御部15からのロック解除指示に基づき、収容エリアの扉のロックを解除する。なお、洗濯/乾燥機20は、ロックを解除した旨を処理装置10に通知してもよい。そして、処理装置10は、当該通知に応じて、記憶部12に記憶されている生体情報等(図4参照)を消去してもよい。
一方、認証部14による生体認証が失敗した場合(S22のNo)、ロック制御部15は、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力しない。このため、洗濯/乾燥機20の収容エリアの扉のロックは解除されない。この場合、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20は、認証に失敗したため洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除しない旨を利用者に通知(エラー通知)することができる(S24)。
「作用効果」
以上説明したように、本実施形態のシステムは、生体認証に成功した場合に、洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除する機能を有する。このような本実施形態のシステムによれば、利用者以外の他人による内容物の確認や窃盗を抑制できる。また、暗証番号等のコードを認証に利用しないので、利用者がコードを忘れてしまい洗濯/乾燥機のロックを解除できないという問題の発生を抑制できる。
<第2の実施形態>
「本実施形態のシステムの概要」
本実施形態のシステムは、洗濯/乾燥機20に関する所定のタイミング(例:洗濯又は乾燥が終了したタイミング)からの経過時間を管理し、経過時間が基準値を超えている場合には、生体認証が成功し、かつ、所定の支払処理か完了した後に、洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除する機能を有する。以下、本実施形態のシステムを詳細に説明する。
「本実施形態のシステムの全体像」
第1の実施形態と同様である。
「洗濯/乾燥機20の構成」
洗濯/乾燥機20は、支払処理を受付ける支払受付部を有してもよい。支払受付部は、現金の挿入を受付ける機能を有してもよいし、クレジットカード情報の入力を受付ける機能を有してもよいし、ICカードや携帯端末等と無線通信して電子マネー情報の入力を受付ける機能を有してもよい。支払受付部は、これらの機能に基づき、所定金額の支払処理を実行する。
所定金額は、処理装置10が決定してもよいし、洗濯/乾燥機20が決定してもよい。例えば、経過時間が基準値を超えた超過分に応じて所定金額が決定されてもよいし、経過時間が基準値を超えた場合に一律に同じ所定金額が決定されてもよい。
洗濯/乾燥機20のその他の機能は、第1の実施形態と同様である。
「処理装置10の構成」
処理装置10の機能ブロック図の一例は、図3で示される。ロック制御部15は、洗濯/乾燥機20に関する所定のタイミングからの経過時間を管理する。
所定のタイミングは、例えば洗濯又は乾燥が終了したタイミング、すなわち扉のロックを解除して内容物を取り出すことが可能となったタイミング等が例示されるが、これに限定されない。洗濯/乾燥機20は、所定のタイミングを示す情報(日時情報)を処理装置10に通知することができる。処理装置10は、図7に示すように、所定のタイミングを示す情報を記憶部12に記憶させる。図示する「終了日時」が所定のタイミングを示す。
ロック制御部15は、記憶部12に記憶されている当該情報と、現在日時とに基づき、所定のタイミングからの経過時間を管理する。
そして、ロック制御部15は、経過時間が基準値を超えている場合には、認証部14による生体認証が成功し、かつ、所定の支払処理が完了した後に、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力する。
所定の支払処理は、洗濯/乾燥機20が実行してもよい。すなわち、上述した洗濯/乾燥機20の支払受付部が実行してもよい。この場合、洗濯/乾燥機20は、所定の支払処理が完了すると、その旨を処理装置10に通知する。
なお、所定の支払処理は、処理装置10が実行してもよい。処理装置10は、現金の挿入を受付ける機能を有してもよいし、クレジットカード情報の入力を受付ける機能を有してもよいし、ICカードや携帯端末等と無線通信して電子マネー情報の入力を受付ける機能を有してもよい。処理装置10は、これらの機能に基づき、所定金額の支払処理を実行することができる。
次に、図8のフローチャートを用いて、洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除する処理の流れの一例を説明する。
まず、受付部13は、洗濯/乾燥機20の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の取得待ち状態となっている(S30)。S30は、図6のフローチャートを用いて説明したS20と同様である。
受付部13が、洗濯/乾燥機20の扉のロック解除依頼、及び、生体情報を取得すると(S30のYes)、認証部14は、記憶部12に記憶されている生体情報と、受付部13が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う(S31)。
認証に成功した場合(S32のYes)、ロック制御部15は、洗濯/乾燥機20に関する所定のタイミングからの経過時間が基準値を超えているか判断する(S33)。
超えていない場合(S33のNo)、ロック制御部15は、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力する(S36)。洗濯/乾燥機20のロック開閉部は、ロック制御部15からのロック解除指示に基づき、収容エリアの扉のロックを解除する。なお、洗濯/乾燥機20は、ロックを解除した旨を処理装置10に通知してもよい。そして、処理装置10は、当該通知に応じて、記憶部12に記憶されている生体情報等(図7参照)を消去してもよい。
一方、超えている場合(S33のYes)、ロック制御部15は、所定の支払処理が完了しているか判断する(S34)。完了している場合(S34のYes)、ロック制御部15は、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力する(S36)。一方、完了していない場合(S34のNo)、処理装置10は、エラー通知を行う(S35)。例えば、処理装置10は、所定の支払いを促す案内を、ディスプレイ等の出力装置を介して出力する。そして、処理装置10は、S34に戻り、所定の支払いの完了待ちとなる。
なお、認証部14による生体認証が失敗した場合(S32のNo)、ロック制御部15は、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力しない。このため、洗濯/乾燥機20の収容エリアの扉のロックは解除されない。この場合、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20は、認証に失敗したため洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除しない旨を利用者に通知(エラー通知)することができる(S37)。
処理装置10のその他の機能は、第1の実施形態と同様である。
「作用効果」
以上説明した本実施形態のシステムによれば、第1の実施形態のシステムと同様の作用効果が実現される。また、本実施形態のシステムによれば、洗濯/乾燥機20内で衣類などが所定時間以上放置された場合、それに対する所定の支払が完了したことを条件に、洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除することができる。このため、洗濯/乾燥機20内で衣類などが所定時間以上放置されたことに対する支払いを確実に受けることができる。
<第3の実施形態>
「本実施形態のシステムの概要」
本実施形態のシステムは、洗濯/乾燥機20に関する所定のタイミング(例:洗濯又は乾燥が終了したタイミング)からの経過時間を管理するとともに、料金の支払いで洗濯/乾燥機20内での内容物の保管期限を延長できる保管延長オプションが付与されているか否かを管理する。そして、本実施形態のシステムは、経過時間が基準値を超えたか否か、また、保管延長オプションが付与されているか否かに応じて、洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除する処理を異ならせる。以下、本実施形態のシステムを詳細に説明する。
「本実施形態のシステムの全体像」
第1又は第2の実施形態と同様である。
「洗濯/乾燥機20の構成」
第1又は第2の実施形態と同様である。
「処理装置10の構成」
処理装置10の機能ブロック図の一例は、図3で示される。登録部11は、保管延長オプションを付与するか否かを示す選択情報を取得し、選択情報と生体情報を対応付けて記憶部12に記憶させる。図9に、記憶部12が記憶する情報の一例を示す。図示する例では、「有」又は「無」の値を取ることができる保管延長オプションの項目が含まれる。
洗濯/乾燥機20の利用者は、任意のタイミングで、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20に設けられた物理ボタン、タッチパネル、マイク等の任意の入力装置を介して、保管延長オプションを付与するか否かを示す選択情報を入力することができる。登録部11は、このようにして入力された選択情報を取得し、記憶部12に記憶させる。
ロック制御部15は、洗濯/乾燥機20に関する所定のタイミングからの経過時間を管理する。当該処理は、第2の実施形態で説明した通りである。
そして、ロック制御部15は、経過時間が基準値を超えたか否か、また、保管延長オプションが付与されているか否かに応じて定まる所定のタイミングで、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力する。
図10に、ロック制御部15による処理内容の一例を示す。なお、あくまで一例であり、これに限定されない。図示するように、経過時間が基準値未満である場合、ロック制御部15は、保管延長オプションが付与されているか否かに関わらず、認証部14による生体認証が成功したことに応じて、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力することができる。
そして、保管延長オプションが付与されており、かつ、経過時間が基準値を超えている場合には、ロック制御部15は、認証部14による生体認証が成功し、かつ、所定の支払処理が完了した後に、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力する。所定の支払処理は、第2の実施形態で説明した通りである。
そして、保管延長オプションが付与されておらず、かつ、経過時間が基準値を超えた場合には、経過時間が基準値に達した時点で扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力することができる。
処理装置10のその他の機能は、第1又は第2の実施形態と同様である。
「作用効果」
以上説明した本実施形態のシステムによれば、第1又は第2の実施形態のシステムと同様の作用効果が実現される。また、本実施形態のシステムによれば、料金の支払いで洗濯/乾燥機20内での内容物の保管期限を延長できる保管延長オプションが付与されているか否かに応じた適切な処理を実行することができる。
具体的には、図10に示すように、保管延長オプションが付与されている場合には、経過時間が基準値を超えると、生体認証の成功、及び、所定の支払処理の完了に応じて扉のロックを解除する。そして、保管延長オプションが付与されていない場合には、経過時間が基準値に達した時点で、扉のロックを解除する。このようにすることで、保管延長オプションが有名無実化する不都合を回避できる。
また、保管延長オプションの付与により、経過時間が基準値を超えても扉のロックが維持され、利用者以外の他人による内容物の確認や窃盗が抑制できるので、利用者利益が確保される。一方、保管延長オプションが付与されていない場合には、経過時間が基準値に達した時点で扉のロックが解除される。これにより、例えば店員が内容物を取り出し、洗濯/乾燥機20を空にできるようになるので、店側の利益が確保される。このように、本実施形態のシステムによれば、利用者の利益と店側の利益とを確保することができる。
<第4の実施形態>
「本実施形態のシステムの概要」
本実施形態のシステムは、利用者の連絡先情報を登録しておき、当該連絡先情報を用いて、各種情報を利用者に通知する。以下、本実施形態のシステムを詳細に説明する。
「本実施形態のシステムの全体像」
第1乃至第3の実施形態のいずれかと同様である。
「洗濯/乾燥機20の構成」
第1乃至第3の実施形態のいずれかと同様である。
「処理装置10の構成」
処理装置10の機能ブロック図の一例は、図11で示される。図示するように、処理装置10は、登録部11と、記憶部12と、受付部13と、認証部14と、ロック制御部15と、通知部16とを有する。
登録部11は、利用者の連絡先を示す連絡先情報を取得し、連絡先情報と生体情報を対応付けて記憶部12に記憶させる。連絡先情報は、メールアドレスであってもよいし、携帯電話の電話番号であってもよいし、所定のコミュニケーションアプリでメッセージの送受信を行うために通信相手を特定する情報であってもよいし、その他であってもよい。図12に、記憶部12が記憶する情報の一例を示す。図示する例では、「連絡先情報」の値を取ることができる連絡先の項目が含まれる。
洗濯/乾燥機20の利用者は、任意のタイミングで、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20に設けられた物理ボタン、タッチパネル、マイク、コードリーダ等の任意の入力装置を介して、連絡先情報を入力することができる。登録部11は、このようにして入力された連絡先情報を取得し、記憶部12に記憶させる。
通知部16は、記憶部12に記憶されている連絡先情報を用いて、利用者に各種情報を通知する。
例えば、洗濯/乾燥機20は、利用者による自機の操作内容や現在時刻に応じて、洗濯又は乾燥が終了するタイミング(日時)を算出し、処理装置10に通知してもよい。そして、通知部16は、洗濯又は乾燥が終了するタイミング(日時)を、利用者に通知してもよい。また、通知部16は、洗濯又は乾燥が終了するタイミング(日時)よりも所定時間前(例:15分前、10分前、5分前など)に、その旨を利用者に通知してもよい。
その他、洗濯/乾燥機20は、自機に対して行われた操作内容を処理装置10に通知してもよい。例えば、扉を開けようとする操作、入力装置を介した所定の入力操作等が行われると、洗濯/乾燥機20は、当該操作に応じて、操作内容を処理装置10に通知してもよい。そして、通知部16は、処理装置10から通知された内容を利用者に通知してもよい。この場合、利用者が洗濯/乾燥機20を利用中に、他人がその洗濯/乾燥機20に対して行った操作を、利用者に通知できる。
なお、この場合、洗濯/乾燥機20に設けられたカメラが、洗濯/乾燥機20に対して操作を行った人物を撮影してもよい。そして、生成された画像は、洗濯/乾燥機20から処理装置10に送信され、その後、連絡先情報を用いてユーザに送信されてもよい。
その他、通知部16は、洗濯/乾燥機20に関する所定のタイミングからの経過時間が基準値より所定時間前(例:15分前、10分前、5分前など)になると、内容物の回収督促、及び、料金の支払いで洗濯/乾燥機内での保管期限を延長できる保管延長オプションの案内の少なくとも一方を通知してもよい。洗濯/乾燥機20に関する所定のタイミング、経過時間及び基準値は、第2及び第3の実施形態と同じ概念である。
なお、利用者は、当該案内に返信することで、又は、当該案内で示される所定のウェブサイトでの入力作業により、保管延長オプションの付与を処理装置10に通知できてもよい。そして、登録部11は、当該通知に応じて、記憶部12に記憶されている選択情報(図9の保管延長オプション)を更新してもよい。
その他、通知部16は、同エリア(同店舗等)に設置されている他の洗濯/乾燥機20の利用状況を利用者に通知してもよい。空いている洗濯/乾燥機20がない又は少ない場合には、早く自身の内容物を回収して洗濯/乾燥機20を空けようという気持ちが働く。結果、洗濯/乾燥機20の利用率が向上する。
処理装置10のその他の機能は、第1乃至第3の実施形態のいずれかと同様である。
「作用効果」
以上説明した本実施形態のシステムによれば、第1乃至第3の実施形態のシステムと同様の作用効果が実現される。また、本実施形態のシステムによれば、利用者に各種情報を通知することができる。結果、利便性が向上する。
<第5の実施形態>
「本実施形態のシステムの概要」
本実施形態のシステムは、処理装置10と洗濯/乾燥機20とが1対多の関係である点で、第1乃至第4の実施形態と異なる。
「本実施形態のシステムの全体像」
図13の機能ブロック図に示すように、本実施形態のシステムは、処理装置10と、洗濯/乾燥機20とは1対多の関係である。処理装置10と洗濯/乾燥機20とは任意の手段で互いに情報を送受信するよう構成されている。本実施形態のシステムは、例えば、コインランドリー、寮等、不特定多数の人が同じ洗濯/乾燥機20を使用する場面での利用に好適だが、一般家庭などその他の場面で利用されてもよい。
「洗濯/乾燥機20の構成」
洗濯/乾燥機20は、自装置を識別できる情報を付与して、各種情報を処理装置10に送信する。洗濯/乾燥機20のその他の機能は、第1乃至第4の実施形態のいずれかと同様である。
「処理装置10の構成」
処理装置10の機能ブロック図の一例は、図3又は図11で示される。
登録部11は、複数の洗濯/乾燥機20の中の1つを示す対象識別情報をさらに取得し、対象識別情報と生体情報を対応付けて記憶部12に記憶させる。洗濯/乾燥機20の利用者は、任意のタイミングで、処理装置10に設けられた物理ボタン、タッチパネル、マイク、コードリーダ等の任意の入力装置を介して、対象識別情報を入力することができる。登録部11は、このようにして入力された対象識別情報を取得し、記憶部12に記憶させる。
図14に、記憶部12が記憶する情報の一例を模式的に示す。図示する例では、対象識別情報が互いに異なる洗濯/乾燥機20ごとに、各種登録情報(生体情報等)が登録されている。
受付部13は、扉のロック解除の対象である洗濯/乾燥機20を示す対象識別情報の入力をさらに受付ける。洗濯/乾燥機20の利用者は、処理装置10に設けられた物理ボタン、タッチパネル、マイク、コードリーダ等の任意の入力装置を介して、対象識別情報を入力することができる。受付部13は、このようにして入力された対象識別情報を取得する。
認証部14は、受付部13が受付けた対象識別情報に対応付けて記憶部12に記憶されている生体情報(図14参照)と、受付部13が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う。
処理装置10のその他の機能は、第1乃至第4の実施形態のいずれかと同様である。
「作用効果」
以上説明した本実施形態のシステムによれば、第1乃至第4の実施形態のシステムと同様の作用効果が実現される。また、本実施形態のシステムによれば、複数の洗濯/乾燥機20に対して1つの処理装置10を用意すればよいので、システムの費用等を抑える等の効果が期待できる。
<実施例>
図15のフローチャートを用いて、実施例を説明する。なお、本実施例では処理装置10と洗濯/乾燥機20とは1対1の関係であるものとするが、1対多の関係にすることもできる。
まず、本実施例では、洗濯/乾燥機20の利用者は、洗濯/乾燥機20の利用前(例:来店前)に、所定のウェブサイトやアプリを介して、自身の生体情報(例:顔画像)をシステムに登録する。そして、利用者は来店後、複数の洗濯/乾燥機20の中の1つを選択し(S50)、選択した洗濯/乾燥機20に設けられた入力装置を介して自身の生体情報(例:顔画像)を入力する。結果、処理装置10は、生体情報を取得する(S51)。利用者は、生体情報を入力するために、カメラに近づき撮影ボタンを押下する、指紋センサにタッチする等の能動的な動作を行ってもよい。その他、洗濯/乾燥機20の扉部、コイン投入等の入金や洗濯時間等のコース選択操作を行うコンソール部等に利用者が近づいた際に生体認証情報を入手できる位置に設置されたカメラ、マイク等のセンサーデバイスが、自動的に利用者の生体情報を取得してもよい。例えば、人感センサ等で人が洗濯/乾燥機20に近づいたことを検知すると、センサーデバイスがセンシング処理を実行し、生体情報を取得してもよい。洗濯/乾燥機20は入力された生体情報を処理装置10に送信する。
そして、処理装置10は、S51で取得した生体情報と、事前に登録されている生体情報とを用いて、生体認証を行う(S52)。生体認証に成功した場合、処理装置10は、S51で取得した生体情報を記憶部12に記憶させる(S53)。なお、生体認証に失敗した場合、処理装置10は利用者に対してエラー通知を行ってもよい。
その後、利用者は、処理装置10及び/又は洗濯/乾燥機20を操作して、洗濯や乾燥のコース選択、入金操作、連絡先情報の登録、終了予定時刻通知を受けるか否かの選択などを行う(S54)。すると、処理装置10は、これらの情報を生体情報に紐付けて記憶部12に記憶させる(S55)。
次いで、利用者が洗濯/乾燥機20に対して洗濯又は乾燥を開始する操作を行うと、当該処理が開始され、洗濯/乾燥機20の扉のロックが施錠される(S56)。そして、終了予定時刻通知を受ける選択になっている場合(S57のYes)、処理装置10は、S55で登録された連絡先情報を用いて、洗濯/乾燥機20が算出した終了予定時刻を利用者に通知する(S58)。一方、終了予定時刻通知を受ける選択になっていない場合(S57のNo)、処理装置10は、S58の通知を行わない。
その後、洗濯/乾燥機20による洗濯又は乾燥が終了すると(S59)、処理装置10は、洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除する操作待ち状態となる。
例えば、洗濯/乾燥機20の任意の位置に設置された圧力センサ等で洗濯/乾燥機20の扉を開こうとする操作が検出されると(S60のYes)、処理装置10は、洗濯/乾燥機20に設けられたカメラが生成したその人物の顔画像と、S53で保持された生体情報(顔画像)とを用いて生体認証を行う。
扉を開こうとする操作を行っている人物が利用者でない場合、すなわち生体認証に失敗した場合(S61のNo)、処理装置10は、S55で登録された連絡先情報を用いて、その旨を利用者に通知する(S62)。通知内容は、扉を開こうとする操作を検出した日時、及び、その操作内容を含んでもよい。また、通知内容は、扉を開こうとする操作をした人物の画像を含んでもよい。S62の通知の後、処理装置10は、S60に戻り、洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除する操作待ち状態となる。
一方、扉を開こうとする操作を行っている人物が利用者である場合、すなわち生体認証に成功した場合(S61のYes)、処理装置10は、所定のタイミングからの経過時間が基準値を超えているか否かを判断する(S63)。
超えていない場合(S63のNo)、処理装置10は、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力する。これに応じて、洗濯/乾燥機20は扉のロックを解除する(S65)。そして、利用者は、洗濯/乾燥機20を開き、内容物を取出す(S66)。
一方、超えている場合(S63のYes)、処理装置10は、経過時間が基準値を超えたことに起因する所定の支払処理が完了した後に(S64)、扉のロック解除指示を洗濯/乾燥機20に入力する。これに応じて、洗濯/乾燥機20は扉のロックを解除する(S65)。そして、利用者は、洗濯/乾燥機20を開き、内容物を取出す(S66)。
以下、変形例を説明する。店舗内の任意の位置に、利用者が操作する操作端末が設けられてもよい。そして、利用者は来店後、当該操作端末に設けられた入力装置を介して自身の生体情報(例:顔画像)を入力してもよい。操作端末は入力された生体情報を処理装置10に送信する。そして、処理装置10は、操作端末から取得した生体情報と、事前に登録されている生体情報とを用いて、生体認証を行う。生体認証に成功した場合、処理装置10は、空いている洗濯/乾燥機20を示す情報を操作端末に送信する。そして、操作端末は、受信した情報に基づき、空いている洗濯/乾燥機20を示す情報を利用者に向けて出力する。操作端末は、ディスプレイ、投影装置、スピーカ等の出力装置を介して上記情報を出力することができる。
その他の変形例として、処理装置10は、S62において、扉を開こうとする操作をした人物の画像を通知する際に、扉のロックを解除してよいか否かの問い合わせを行ってもよい。そして、処理装置10は、当該問い合わせに対する回答を受付けてもよい。利用者は、当該通知に返信することで、又は、当該通知で示される所定のウェブサイトでの入力作業により、扉のロックを解除してよいか否かの回答を処理装置10に通知できてもよい。そして、扉のロックを解除してよい旨の回答を取得した場合、S63以下の処理が実行される。一方、扉のロックを解除してよい旨の回答を取得しなかった場合、処理装置10は、S60に戻り、洗濯/乾燥機20の扉のロックを解除する操作待ち状態となる。なお、扉のロックを解除してよい旨の回答を取得しなかった場合、処理装置10は、予め登録された所定の通知対象(例:警察、管理人、店舗の人間等)にその旨を通知してもよい。
その他の変形例として、S60における「扉の開閉を試みている人物がいるか否か」の判断は、人感センサ、カメラ画像等の任意のセンサで洗濯/乾燥機20の前で所定時間以上立ち止まっている人間を検出することで実現されてもよい。この場合、洗濯/乾燥機20の前で所定時間以上立ち止まっている人間が検出されると、扉の開閉を試みている人物がいると判断される。
ここで、全ての実施形態及び実施例に適用可能な変形例を説明する。処理装置10への生体情報の入力は、処理装置10や洗濯/乾燥機20に設けられた入力装置を介した手段に限定されず、あらゆる手段を採用できる。例えば、利用者自身の端末装置(スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、スマートウォッチ、携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ等)が備える入力装置、又は、端末装置に接続された入力装置を介して生体情報が端末装置に入力された後、端末装置が入力された生体情報を処理装置10に送信してもよい。送信手段は、インターネット等の通信ネットワークを介した手段であってもよいし、近距離無線通信であってもよいし、その他であってもよい。このように、処理装置10への生体情報の入力は、明細書に明示的に開示された構成に限定されず、生体情報を入力可能なあらゆる構成を採用することができる。
なお、以上説明した本実施形態及び本実施例は、生体認証で洗濯/乾燥機20の扉のロックを制御する技術であったが、本実施形態及び本実施例と同様にして、コインロッカー、ジム・入浴施設等の脱衣所ロッカー・下駄箱・傘たて、宅配BOX、有償式の携帯端末等充電BOX等のロックを生体認証で制御することもできる。また、本実施形態及び本実施例と同様にして、病院内等の患者別エリア制限のためのエレベーターや自動ドアの利用、カーシェアリング等の搭乗認証等の用途において生体認証を用いることができる。また、本実施形態及び本実施例と同様にして、コンビニのイートインコーナーやフードコート入口にゲートを設け、生体認証を用いて入退場管理を行うこともできる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
1. 生体情報を取得し、記憶手段に記憶させる登録手段と、
洗濯/乾燥機の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付ける受付手段と、
前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う認証手段と、
前記生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力するロック制御手段と、
を有する処理装置。
2. 1に記載の処理装置において、
前記登録手段は、複数の前記洗濯/乾燥機の中の1つを示す対象識別情報をさらに取得し、前記対象識別情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記受付手段は、扉のロック解除の対象である前記洗濯/乾燥機を示す前記対象識別情報の入力をさらに受付け、
前記認証手段は、前記受付手段が受付けた前記対象識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う処理装置。
3. 1又は2に記載の処理装置において、
前記ロック制御手段は、
前記洗濯/乾燥機に関する所定のタイミングからの経過時間を管理し、
前記経過時間が基準値を超えている場合には、前記生体認証が成功し、かつ、所定の支払処理が完了した後に、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力する処理装置。
4. 1又は2に記載の処理装置において、
前記登録手段は、
保管延長オプションを付与するか否かを示す選択情報を取得し、前記選択情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記ロック制御手段は、
前記洗濯/乾燥機に関する所定のタイミングからの経過時間を管理し、
保管延長オプションが付与されていない場合には、前記経過時間が基準値に達した時点で扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力し、
保管延長オプションが付与されており、かつ、前記経過時間が基準値を超えている場合には、前記生体認証が成功し、かつ、所定の支払処理が完了した後に、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力する処理装置。
5. 1から4のいずれかに記載の処理装置において、
前記登録手段は、利用者の連絡先を示す連絡先情報を取得し、前記連絡先情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記連絡先情報を用いて、利用者に各種情報を通知する通知手段をさらに有する処理装置。
6. 5に記載の処理装置において、
前記通知手段は、前記洗濯/乾燥機による洗濯又は乾燥が終了するタイミングを通知する処理装置。
7. 5又は6に記載の処理装置において、
前記通知手段は、前記洗濯/乾燥機に対して行われた操作の内容を通知する処理装置。
8. 5から7のいずれかに記載の処理装置において、
前記通知手段は、前記洗濯/乾燥機に関する所定のタイミングからの経過時間が基準値より所定時間前になると、内容物の回収督促、及び、料金の支払いで前記洗濯/乾燥機内での保管期限を延長できる保管延長オプションの案内の少なくとも一方を通知する処理装置。
9. 5から8のいずれかに記載の処理装置において、
前記通知手段は、他の前記洗濯/乾燥機の利用状況を通知する処理装置。
10. コンピュータが、
生体情報を取得し、記憶手段に記憶させ、
洗濯/乾燥機の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付け、
前記記憶手段に記憶されている生体情報と、受付けた生体情報とに基づき生体認証を行い、
前記生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力する処理方法。
11. コンピュータを、
生体情報を取得し、記憶手段に記憶させる登録手段、
洗濯/乾燥機の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付ける受付手段、
前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う認証手段、
前記生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力するロック制御手段、
として機能させるプログラム。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 処理装置
11 登録部
12 記憶部
13 受付部
14 認証部
15 ロック制御部
16 通知部

Claims (8)

  1. カメラにより生体情報を取得し、記憶手段に記憶させる登録手段と、
    洗濯/乾燥機の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付ける受付手段と、
    前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う認証手段と、
    前記生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力するロック制御手段と、
    を有し、
    前記登録手段は、前記洗濯/乾燥機に対して所定の操作が行われたタイミング、又は、人が前記洗濯/乾燥機に近づいたことが検知されたタイミングで前記カメラが生成した画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として前記記憶手段に記憶させ、
    前記受付手段は、前記洗濯/乾燥機の扉を開こうとする操作を検知すると、前記カメラが生成した画像を取得し、当該画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として取得し、
    前記認証手段は、前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行い、
    前記登録手段は、利用者の連絡先を示す連絡先情報を取得し、前記連絡先情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記連絡先情報を用いて、利用者に他の洗濯/乾燥機の空き状況を通知する通知手段をさらに有する処理装置。
  2. 請求項1に記載の処理装置において、
    前記カメラは、前記所定の操作を行う人物を撮影する位置及び向きで設置されている処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の処理装置において、
    前記ロック制御手段は、
    前記洗濯/乾燥機に関する所定のタイミングからの経過時間を管理し、
    前記経過時間が基準値を超えている場合には、前記生体認証が成功し、かつ、所定の支払処理が完了した後に、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力する処理装置。
  4. 請求項1又は2に記載の処理装置において、
    前記登録手段は、
    保管延長オプションを付与するか否かを示す選択情報を取得し、前記選択情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記ロック制御手段は、
    前記洗濯/乾燥機に関する所定のタイミングからの経過時間を管理し、
    保管延長オプションが付与されていない場合には、前記経過時間が基準値に達した時点で扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力し、
    保管延長オプションが付与されており、かつ、前記経過時間が基準値を超えている場合には、前記生体認証が成功し、かつ、所定の支払処理が完了した後に、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力する処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の処理装置において、
    前記通知手段は、前記洗濯/乾燥機の扉を開こうとする操作、又は、入力装置を介した入力操作が行われた旨を利用者に通知する処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の処理装置において、
    前記通知手段は、前記洗濯/乾燥機に関する所定のタイミングからの経過時間が基準値より所定時間前になると、内容物の回収督促、及び、料金の支払いで前記洗濯/乾燥機内での保管期限を延長できる保管延長オプションの案内の少なくとも一方を通知する処理装置。
  7. コンピュータが、
    カメラにより生体情報を取得し、記憶手段に記憶させ、
    洗濯/乾燥機の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付け、
    前記記憶手段に記憶されている生体情報と、受付けた生体情報とに基づき生体認証を行い、
    前記生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力し、
    前記洗濯/乾燥機に対して所定の操作が行われたタイミング、又は、人が前記洗濯/乾燥機に近づいたことが検知されたタイミングで前記カメラが生成した画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として前記記憶手段に記憶させ、
    前記洗濯/乾燥機の扉を開こうとする操作を検知すると、前記カメラが生成した画像を取得し、当該画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として取得し、
    前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記洗濯/乾燥機の扉を開こうとする操作の検知に応じて取得された生体情報とに基づき生体認証を行い、
    利用者の連絡先を示す連絡先情報を取得し、前記連絡先情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記連絡先情報を用いて、利用者に他の洗濯/乾燥機の空き状況を通知する処理方法。
  8. コンピュータを、
    カメラにより生体情報を取得し、記憶手段に記憶させる登録手段、
    洗濯/乾燥機の扉のロック解除依頼、及び、生体情報の入力を受付ける受付手段、
    前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行う認証手段、
    前記生体認証が成功した場合、扉のロック解除指示を前記洗濯/乾燥機に入力するロック制御手段、
    として機能させ、
    前記登録手段は、前記洗濯/乾燥機に対して所定の操作が行われたタイミング、又は、人が前記洗濯/乾燥機に近づいたことが検知されたタイミングで前記カメラが生成した画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として前記記憶手段に記憶させ、
    前記受付手段は、前記洗濯/乾燥機の扉を開こうとする操作を検知すると、前記カメラが生成した画像を取得し、当該画像に含まれる人物の顔の情報を生体情報として取得し、
    前記認証手段は、前記記憶手段に記憶されている生体情報と、前記受付手段が受付けた生体情報とに基づき生体認証を行い、
    前記登録手段は、利用者の連絡先を示す連絡先情報を取得し、前記連絡先情報と前記生体情報を対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記コンピュータを、さらに、前記連絡先情報を用いて、利用者に他の洗濯/乾燥機の空き状況を通知する通知手段として機能させるプログラム。
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