JP2022050810A - 建物 - Google Patents
建物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022050810A JP2022050810A JP2020156942A JP2020156942A JP2022050810A JP 2022050810 A JP2022050810 A JP 2022050810A JP 2020156942 A JP2020156942 A JP 2020156942A JP 2020156942 A JP2020156942 A JP 2020156942A JP 2022050810 A JP2022050810 A JP 2022050810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- opening
- building
- wall
- luggage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims abstract description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 10
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 9
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 9
- 210000002837 heart atrium Anatomy 0.000 description 8
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
Description
例えば特許文献1の設備は、バルコニーの手摺りに設置された箱状の本体部内に、荷物を受ける荷台が格納されており、無人飛行機が接近すると荷台を本体部から出して荷物を受け取り、荷物を受け取ると、その荷物ごと荷台を本体部に格納する構成となっている。
特許文献2の設備は、例えば戸建て住宅よりも規模の大きい建物における外壁に設けられた開口部を利用した設備であり、当該開口部を通って建物内に進入した無人航空機から荷物を受け取る構成となっている。また、開口部から外部にステージを出して荷物のみを収容することも可能となっている。
また、特許文献2における設備の場合、無人航空機が滞りなく飛行、離着陸したり、荷物の収容を行ったりするためには、建物内に十分な広さのスペースを確保しなければならず、設備の導入に制約があった。
前記第二空間DPは、無人航空機Drが離着陸する屋外ポート空間とされており、
前記外壁7に貫通形成されて前記第一空間2aと前記第二空間DPとを連通する第三空間70と、
前記第二空間DPと前記第三空間70との間を移動可能に構成され、前記無人航空機Drが前記第二空間DPに荷物Aを輸送してきた場合に当該荷物Aを受け取る受取部50と、を備えることを特徴とする。
さらに、人が頻繁に立ち入るような場所に、無人航空機Drが離着陸する設備を設置する必要がなくなるので、無人航空機Drの離着陸も、荷物Aの受け取りも安全かつ確実に行うことができる。
前記外壁7は、前記第三空間70における前記第一空間2a側の第一開口部71を開閉する第一開閉扉71aを有しており、
前記第一開閉扉71aは、前記受取部50に前記荷物Aがある場合に前記第一開口部71の開放が可能となっていることを特徴とする。
前記外壁7は、前記第三空間70における前記第二空間DP側の第二開口部72を開閉する第二開閉扉72aを有しており、
前記第二開閉扉72aは、前記受取部50が、前記第二空間DPと前記第三空間70との間を移動する場合に前記第二開口部72の開放が可能となっていることを特徴とする。
少なくとも前記外壁7及び前記第一空間2aの上方には屋根が設けられ、
前記第二空間DPの上方には、前記屋根によって遮られず、かつ、前記無人航空機Drが通過する領域があることを特徴とする。
さらに、屋根は、少なくとも外壁7及び第一空間2aの上方に設けられているので、外壁7に貫通形成された第三空間70は、雨に濡れにくく、荷物Aを保管しておくのに最適な場所となる。また、第一空間2aも雨に濡れにくい空間であるため、荷物Aを取りに行きやすい。
前記外壁7は、前記第三空間70内に設けられて、前記受取部50に搭載されたバッテリに電力を供給するための給電部73,74を有することを特徴とする。
手摺壁3における西側端部の西側には、横長のルーバー材が上下に連なる格子壁部4が設けられている。また、手摺壁3の下端部には、手摺壁3よりも前方及び側方に張り出す庇5が設けられている。
第一厚型壁体6は、上記の建築用パネル(建築用壁パネル)を四角筒状に組んで構築したものであり、この第一厚型壁体6自体には開口部が形成されていない。
第二厚型壁体7は、上記の建築用パネル(建築用壁パネル)を四角筒状に組んで構築したものである。そして、第二厚型壁体7には、複数の開口部7a,70(71,72),7cが形成されており、これら複数の開口部7a,70(71,72),7cから第二厚型壁体7の内部中空部HPを利用できるようになっている。当該内部中空部HPには、例えば給電部73(後述する)が設けられている。
第三厚型壁体8は、上記の建築用パネル(建築用壁パネル)を四角筒状に組んで構築したものであり、この第三厚型壁体8自体には開口部が形成されていない。
側壁部SWは、上記の建築用パネル(建築用壁パネル)によって構成されている。そのため、建物1の各壁との一体性を確保しやすくなっている。
なお、手摺壁3における西側端部は、インナーテラス部9の外壁9aの正面に接続されている。そのため、バルコニー2は、インナーテラス部9を境界に、西側と東側に分割されている。なお、西側のバルコニー2を、以下、第一バルコニー2aと称し、東側のバルコニー2を、以下、第二バルコニー2bと称する。
すなわち、第二厚型壁体7を境にして東側と西側に位置する領域は、この第二厚型壁体7によって概略的に分けられることになる。例えば東側と西側の領域のうち、一方をプライベート性の強い領域とし、他方をパブリック性の強い領域とすれば、第二厚型壁体7による領域分けの特性が際立ち、建物1における外観性を向上できるので好ましい。
第一ポーチ10の奥(北側)には、建物1の玄関が設けられている。
冷却ルーバー装置14は、保水した複数の冷却ルーバー材間を空気が流通したときの気化熱によって周囲の温度を下げるための装置であり、屋外から第一ポーチ10内に空気を取り込むのに合わせて第一ポーチ10内を冷却できるようになっている。
第二ポーチ11の床面は、床タイルによって仕上げられており、第一ポーチ10の床面よりも高さ位置が高く設定されている。
また、第二ポーチ11の南側縁部には、第二ポーチ11と地面とを繋ぐポーチ階段15と、箱型に形成されて上面が開口した花壇部16と、が設けられている。なお、ポーチ階段15も、第二ポーチ11と同様の床タイルによって仕上げられている。
第二ポーチ11とラウンジ17との間の開口部(出入口)には、扉が設けられている。本実施形態において扉は、自動ドアとされている。
ラウンジ17の奥(北側)には、建物1の玄関が設けられている。
さらに、ラウンジ17は、2階の天井まで吹き抜けた吹抜部17Vを有している。
建物1における1階部分のうち住人用スペースとされた領域には、上記の玄関が設けられている。玄関の先には、1.5階及び2階に上がるためのエレベーター25と、1.5階及び2階に上がるための階段26と、が設けられている。
エレベーター25及び階段26を半階上がった位置には、図示はしないが、トイレ・洗面脱衣所・浴室からなる水廻り室が設けられている。この水廻り室の下方には、大空間室から利用する天井高の低い収納室が設けられている。
居室31の南側には、上記のバルコニー2及びインナーテラス部9が設けられている。インナーテラス部9は、居室31からバルコニー2側に突出した位置に配置されており、居室31と連続する屋内空間として用いられている。
第一バルコニー2aは、上記の格子壁部4の内側に位置しており、屋外からの空気を取り込みやすくなっている。なお、格子壁部4に替えて、冷却ルーバー装置を設置してもよいものとする。
また、第一バルコニー2aの西側には、上記の第二厚型壁体7が設けられており、更にその西側には、無人航空機Dr(以下、ドローンDr)の離着陸場となる屋外空間としてのドローンポートDP(第二空間)が設けられている。
なお、ドローンポートDP周囲の建物1の構造や機能については後述する。
部屋32とホール29との間に位置する中間領域32aには、トイレ及び洗面台が設けられている。
すなわち、ポーチ屋根12の上方である屋外空間と吹抜部17Vとの間に設けられた壁33は、排気用壁33とされている。
このような厚型壁体は、外周壁の一部として、開口を有する外壁(例えば排気用壁33など)よりも外方に位置して設けられている。
また、厚型壁体は、建物から敷地外に向かって突出し、上記の開口を有する外壁よりも開口が少なく、かつ厚さが厚く形成されている。さらに、平面視においては建物の間口方向と直交する方向に長く形成されている。
本実施形態における建物1は、第二厚型壁体7を隔てて第一空間である第一バルコニー2aと、ドローンDrが離着陸する第二空間であるドローンポートDPとが設けられたものであり、第一空間2a及び第二空間DPの他に、第三空間70と、受取部50と、を備えている。
このようなドローンDrは、荷物Aを把持する把持部を有し、荷物Aを把持した状態で飛行が可能となっている。また、ドローンDrは、位置情報に基づいて出発地と目的地との間の往復飛行が可能となっている。
また、本実施形態におけるドローンDrは、荷物Aの輸送を目的としているが、これに限られるものではなく、単に飛行させることを目的としてもよい。
ただし、これに限られるものではなく、インナーテラス部9を第二厚型壁体7まで延長してもよい。すなわち、本実施形態における第一空間は、半屋外空間(第一バルコニー2a)であるが、完全に屋内空間であってもよい。
一方で、第一空間は、荷物Aの開封を行う場合もあるため、屋根も掛かっていないような屋外空間とされることは好ましくない。換言すれば、屋外空間と認識される場所を第一空間として用いる場合は、少なくとも上方に屋根が設けられるものとする。
このドローンポートDPは、第二厚型壁体7の西側に設けられたポート床60によって床面が構成された空間である。そして、当該空間は、四方が、第二厚型壁体7と、当該第二厚型壁体7と平行に配置された第三厚型壁体8(ポーチ壁13)上端部のパラペット壁8aと、第二厚型壁体7及び第三厚型壁体8のパラペット壁8aと直交し、ポート床60における北側と南側の縁部に設けられたパラペット壁61,62と、によって囲まれている。
第三厚型壁体8におけるパラペット壁8aの上端部の高さ位置は、上記のように2階床よりも上方に突出する程度とされている。
ポート床60における北側と南側の縁部に設けられたパラペット壁61,62の上端部の高さ位置は、第三厚型壁体8におけるパラペット壁8aの上端部の高さ位置よりも低く設定されている。
また、ドローンポートDPの上方には、屋根によって遮られず、かつ、ドローンDrが通過することが可能な領域がある状態となっている。換言すれば、建物1の屋根における軒の出が、例えば平面視において、ドローンポートDPのポート床60を完全に覆い隠さない程度の寸法に設定されている。本実施形態においては、ポート床60における中央から西側半分以上が屋根によって遮蔽されていない状態となっている。
このような第三空間70は、第二厚型壁体7を貫通して第一バルコニー2aに開口(第一開口部71)するとともに、ドローンポートDPにも開口(第二開口部72)する開口部の一つであって、かつ貫通孔でもある。
すなわち、第一空間である第一バルコニー2aと、第二空間であるドローンポートDPは、これらの中間領域である第三空間70によって一体に接続されている。
より詳細に説明すると、受取部50は、荷物Aが載置される載置部51と、載置部51の下面に設けられた複数の車輪52と、車輪52を回転させて受取部50を走行移動させるための駆動部53と、を備える。
また、この駆動部53は、通信部を備えており、ドローンDrにおける通信部との間で信号の送受信が可能となっている。そのため、ドローンDrの着陸位置に応じて複数の車輪52をコントロールし、荷物Aを確実に受け取ることができる。
なお、通信部に代えて、レーザー光線によるドローン誘導手段を採用してもよい。すなわち、受取部50がレーザーポインタを有し、ドローンDrが受光器を有する。そして、受取部50のレーザーポインタから照射されたレーザー光線を、ドローンDrの受光器が感知することにより、ドローンDrは、レーザー光線の光源側に向かって移動する仕組みとなっている。
本実施形態における給電部73は、第三空間70内の壁面に設置されており、自身の近傍まで戻り、かつ、静止した状態の受取部50に対して電力を無線供給できるようになっている。受取部50は、荷物Aの受け取り完了時やバッテリの残存電力が少ない時に、給電部73(すなわち、第三空間70内)に戻るようプログラミングされている。
また、第一開閉扉71a及び第二開閉扉72aは、ロック機構を備えており、必要に応じた施錠・解錠が可能となっている。すなわち、第一開口部71及び第二開口部72を開放する場合はロック機構が解錠状態となり、第一開口部71及び第二開口部72を閉塞する場合はロック機構が施錠状態となる。
したがって、第一開閉扉71aは、受取部50に荷物Aがある場合に第一開口部71の開放が可能となっている。ただし、受取部50に荷物Aが載置されていても、受取部50がドローンポートDP内にいる場合は、第一開口部71は開放されない。
受取部50に荷物Aがあるか否かの判別は、載置部51に重量センサーを設けてそのセンシング結果に基づいて行われてもよいし、第三空間70内の床に重量センサーを設けてそのセンシング結果に基づいて行われてもよい。また、受取部50を撮影できるカメラによって判別してもよいし、その他のセンサーを用いて判別してもよい。
したがって、第二開閉扉72aは、受取部50が、第二空間DPと第三空間70との間を移動する場合に第二開口部72の開放が可能となっている。すなわち、ドローンDrが荷物Aを輸送してきた場合に第二開口部72が開放されて、受取部50が、第三空間70からドローンポートDPに移動する。そして、受取部50が荷物Aを受け取ってドローンポートDPから第三空間70に移動するときに第二開口部72が開放される。
なお、受取部50が、第三空間70からドローンポートDPに移動した後に、第二開口部72は第二開閉扉72aによって一旦閉塞されてもよいし、開放されたままの状態を維持してもよい。
なお、第三空間70内への動物や人間の侵入を防ぐために、第三空間70内の床に重量センサーを設けることが望ましい。例えば重量センサーが検知した重量が荷物Aの重量よりも重いなどのような異常がある場合には、直前に開放されていた方の開口部を再度開放して、第三空間70内にいる動物や人間からの退出を促すようにする。
まず、ドローンDrが荷物Aを把持して建物1の上空まで飛行してくる。
ドローンDrの接近に伴い、第二開閉扉72aが開いて第二開口部72が開放され、待機中だった受取部50が、第三空間70からドローンポートDPに移動する。
受取部50は、ドローンDrとの間で通信を行い(レーザー誘導でもよい)、受け取り位置の微調整を行う。
ドローンDrは、荷物Aを把持したまま、受取部50の載置部51に着陸する。載置部51に荷物Aが確実に載置されたら、ドローンDrは、荷物Aの把持を解除して離陸し、帰投する。
受取部50は、ドローンDrが離陸した後、荷物Aを載置したまま第三空間70内に移動する。このとき、第二開閉扉72aによって第二開口部72が閉塞される。
その後、第一開閉扉71aが開いて第一開口部71が開放される。第一バルコニー2aにいる住人は、開放された第一開口部71から荷物Aを回収し、第一開閉扉71aを閉めて第一開口部71を閉塞する。
以上のような流れで、住人は荷物Aを受け取ることができる。
また、住人が留守中であっても、荷物Aを載置したままの受取部50を、第三空間70内に収容しておけば、荷物Aが雨に濡れたり、風に飛ばされたりすることを防ぐことができる。
さらに、人が頻繁に立ち入るような場所に、ドローンDrが離着陸する設備を設置する必要がなくなるので、ドローンDrの離着陸も、荷物Aの受け取りも安全かつ確実に行うことができる。
さらに、屋根は、少なくとも外壁7及び第一バルコニー2aの上方に設けられているので、外壁7に貫通形成された第三空間70は、雨に濡れにくく、荷物Aを保管しておくのに最適な場所となる。また、第一バルコニー2aも雨に濡れにくい空間であるため、荷物Aを取りに行きやすい。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、変形例について説明する。以下に挙げる変形例は可能な限り組み合わせてもよい。また、以下の各変形例において、上述の実施形態と共通する要素については、共通の符号を付し、説明を省略又は簡略する。
上記の実施形態においては、受取部50は、移動機構として複数の車輪52及び駆動部53を備えるものとしたが、本変形例における受取部50Aは、図7に示すように、移動機構として固定レール55と、移動フレーム56と、を備える。
さらに、移動フレーム56は、平面視において固定レール55と直交する方向(南北方向)に伸縮可能に構成されており、支持部によって支持された載置部51を、平面視において固定レール55と直交する方向に移動させることができる。
駆動部は、上記の実施形態における受取部50の駆動部53と同様に、受取部50Aの進行方向もコントロールするコントローラとして機能するとともに、ドローンポートDPとの間で通信を行うことができる。
また、この受取部50Aは、建物1の分電盤から有線で電力供給を受けて稼働する。
また、受取部50Aは、建物1の分電盤から有線で電力供給を受けて稼働するので、ドローンDrからの荷物Aの受け取りをいつでも行うことができる。
なお、受取部50の移動機構は、例えば伸縮動作及び回転動作が可能なアーム式を採用してもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
上記の実施形態においては、第一空間である第一バルコニー2aにおける床面の高さ位置と、第二空間であるドローンポートDPにおけるポート床60上面の高さ位置と、が同等に設定されていたが、本変形例においては、図8に示すように、第一バルコニー2aにおける床面の高さ位置が、ドローンポートDPにおけるポート床60上面の高さ位置よりも低く設定されている。
さらに、第三空間70内に収容された受取部50の載置部51上面に載置された荷物Aの高さは、ポート床60上面の高さ位置よりも高い。
これにより、第一バルコニー2aから第三空間70内に収容された荷物Aの高さは、荷物Aを取りに来た住人の目線の高さに近い状態となるので、荷物Aの状態を視認しやすく、かつ持ち上げやすい。
以下、参考例について説明する。以下に挙げる参考例は、例えば部分的に構成を抽出するなどして可能な限り上述の実施形態と組み合わせてもよい。また、以下の参考例において、上述の実施形態と共通する要素については、説明を省略又は簡略する。
建物200は、1.5階建てのオフィス兼住宅であり、住人用スペースと、テナントスペースと、共用スペースと、からなる。テナントスペースは地階にあり、スキップフロアである1階に、住人用スペースの一部と、共用スペースと、が設けられており、テナントスペースの直上に位置する1.5階に、住人用スペースの他の一部が設けられている。
階段212を上がった先には廊下213があり、廊下213の西側には寝室214が設けられている。また、廊下213の東側端部には水廻り室215が設けられている。
さらに、廊下213及び水廻り室215の東側には、上方が屋外に開放されたドローンポートDPが設けられている。
本参考例によれば、ドローンポートDPが、屋内空間である廊下213と行き来ができるようになっているので、ドローンポートDPでドローンDrから受け取った荷物を、すぐに屋内空間に持ち込むことができる。
2 バルコニー
2a 第一バルコニー
7 第二厚型壁体
8 第三厚型壁体
10 第一ポーチ:駐車スペース
11 第二ポーチ
50 受取部
51 載置部
51a 太陽電池モジュール
52 車輪
53 駆動部
50A 受取部
55 固定レール
56 移動フレーム
60 ポート床
61 パラペット壁
62 パラペット壁
70 第三空間
71 第一開口部
71a 第一開閉扉
72 第二開口部
72a 第二開閉扉
73 給電部
74 給電部
DP ドローンポート
Dr 無人航空機(ドローン)
A 荷物
Claims (5)
- 外壁を隔てて第一空間と第二空間とが設けられた建物において、
前記第二空間は、無人航空機が離着陸する屋外ポート空間とされており、
前記外壁に貫通形成されて前記第一空間と前記第二空間とを連通する第三空間と、
前記第二空間と前記第三空間との間を移動可能に構成され、前記無人航空機が前記第二空間に荷物を輸送してきた場合に当該荷物を受け取る受取部と、を備えることを特徴とする建物。 - 請求項1に記載の建物において、
前記外壁は、前記第三空間における前記第一空間側の第一開口部を開閉する第一開閉扉を有しており、
前記第一開閉扉は、前記受取部に前記荷物がある場合に前記第一開口部の開放が可能となっていることを特徴とする建物。 - 請求項1又は2に記載の建物において、
前記外壁は、前記第三空間における前記第二空間側の第二開口部を開閉する第二開閉扉を有しており、
前記第二開閉扉は、前記受取部が、前記第二空間と前記第三空間との間を移動する場合に前記第二開口部の開放が可能となっていることを特徴とする建物。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の建物において、
少なくとも前記外壁及び前記第一空間の上方には屋根が設けられ、
前記第二空間の上方には、前記屋根によって遮られず、かつ、前記無人航空機が通過する領域があることを特徴とする建物。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の建物において、
前記外壁は、前記第三空間内に設けられて、前記受取部に搭載されたバッテリに電力を供給するための給電部を有することを特徴とする建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020156942A JP7382914B2 (ja) | 2020-09-18 | 2020-09-18 | 建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020156942A JP7382914B2 (ja) | 2020-09-18 | 2020-09-18 | 建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022050810A true JP2022050810A (ja) | 2022-03-31 |
JP7382914B2 JP7382914B2 (ja) | 2023-11-17 |
Family
ID=80854911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020156942A Active JP7382914B2 (ja) | 2020-09-18 | 2020-09-18 | 建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7382914B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023026002A (ja) * | 2021-08-12 | 2023-02-24 | ミサワホーム株式会社 | 住宅 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001227247A (ja) * | 2000-10-03 | 2001-08-24 | Yamauchi Techno:Kk | 吊戸用下枠及び建築物の出入口構造 |
JP2006328918A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Ykk Ap株式会社 | 片引き掃出し窓 |
JP2007301344A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | 集塵装置を備える建物 |
CN107085780A (zh) * | 2017-05-06 | 2017-08-22 | 佛山市神风航空科技有限公司 | 一种结合app使用的无人机物流运输系统 |
JP2018148992A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | 忍 有田 | 配達物無人自動受取装置 |
JP2018193061A (ja) * | 2018-08-21 | 2018-12-06 | 株式会社エアロネクスト | 回転翼機着陸装置 |
JP2020051176A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 大和ハウス工業株式会社 | 建物の荷受け構造 |
KR20200050572A (ko) * | 2018-11-02 | 2020-05-12 | 주식회사 도구공간 | 이동 로봇의 제어 방법, 그 방법을 지원하는 장치 및 이동 로봇을 이용한 배송 시스템 |
-
2020
- 2020-09-18 JP JP2020156942A patent/JP7382914B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001227247A (ja) * | 2000-10-03 | 2001-08-24 | Yamauchi Techno:Kk | 吊戸用下枠及び建築物の出入口構造 |
JP2006328918A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Ykk Ap株式会社 | 片引き掃出し窓 |
JP2007301344A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | 集塵装置を備える建物 |
JP2018148992A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | 忍 有田 | 配達物無人自動受取装置 |
CN107085780A (zh) * | 2017-05-06 | 2017-08-22 | 佛山市神风航空科技有限公司 | 一种结合app使用的无人机物流运输系统 |
JP2018193061A (ja) * | 2018-08-21 | 2018-12-06 | 株式会社エアロネクスト | 回転翼機着陸装置 |
JP2020051176A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 大和ハウス工業株式会社 | 建物の荷受け構造 |
KR20200050572A (ko) * | 2018-11-02 | 2020-05-12 | 주식회사 도구공간 | 이동 로봇의 제어 방법, 그 방법을 지원하는 장치 및 이동 로봇을 이용한 배송 시스템 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023026002A (ja) * | 2021-08-12 | 2023-02-24 | ミサワホーム株式会社 | 住宅 |
JP7258969B2 (ja) | 2021-08-12 | 2023-04-17 | ミサワホーム株式会社 | 住宅 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7382914B2 (ja) | 2023-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019023020A (ja) | 荷受け設備 | |
US11951856B2 (en) | Roof structure | |
JP7382914B2 (ja) | 建物 | |
CN105525762A (zh) | 现有建筑加装电梯的方法 | |
JP4974707B2 (ja) | 建物 | |
JP2023089065A (ja) | 住宅 | |
JP2008196144A (ja) | 住宅 | |
JP4607739B2 (ja) | 建物 | |
JP7372290B2 (ja) | 搬送ロボットと収納ラックとの接合構造 | |
JP5295872B2 (ja) | 建物 | |
JP7369108B2 (ja) | 建物 | |
JP4542497B2 (ja) | 建物 | |
JP7317782B2 (ja) | 建物 | |
JP6842278B2 (ja) | 集合住宅 | |
JP4926727B2 (ja) | 建物 | |
JP2017020241A (ja) | 多世帯住宅 | |
JP5467755B2 (ja) | 建物 | |
CN111827720B (zh) | 移动式的居住空间扩展模块和运输装置 | |
JP6052963B2 (ja) | 集合住宅 | |
JP2021147822A (ja) | 建築物副構造と駐車装置 | |
JP2023003600A (ja) | 集合住宅 | |
JP4926744B2 (ja) | 建物 | |
JP2009155800A (ja) | 建物 | |
JP2000265689A (ja) | 住宅および集合住宅 | |
JPH07116858B2 (ja) | 駐車設備付き建造物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230620 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230815 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231010 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7382914 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |