JP2022041188A - 事故物件化防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】居住者や利用者の負担を軽減し、居住者の死亡後に放置されることを防止し、居住者の死亡を早期に発見することができる事故物件化防止システムを提供する。【解決手段】事故物件化防止システム1は、物件情報送信部10と、物件情報受信部20と、サーバ100と、を備え、物件情報送信部10は、物件A1内の電気使用量を所定の時間間隔でサーバ100に送信する電力送信部11を有し、物件情報受信部20は、管理先B1に設けられ、異常事態の発生情報を受信する。サーバ100は、電気使用量の1日における変化を所定期間解析し、異常事態と想定される範囲内の変化であった場合に、異常事態が発生していると判定し、異常事態の発生を所定の管理先B1に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、事故物件化防止システム、特に、一人暮らしの高齢者が居室で亡くなり、数日間発見されずに、放置されることを防止する事故物件化防止システムに関する。
近年、高齢化の進行とともに、高齢者世帯数が増加している。内閣府が発表した平成29年度版高齢社会白書によると、平成27(2015)年における65歳以上の高齢者のいる世帯は、2372万4千世帯と、全世帯(5036万1千世帯)の47.1%を占めている。そして、一人暮らしの高齢者の増加は男女ともに顕著であり、昭和55(1980)年には男性約19万人、女性約69万人、高齢者人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%であったが、平成27(2015)年には男性約192万人、女性約400万人、高齢者人口に占める割合は男性13.3%、女性21.1%となっている。
このように、一人暮らしの高齢者が増加したため、賃貸物件等の居室で亡くなり、数日間発見されずに、放置されてしまうケースが増加している。こうした賃貸物件等の居室で亡くなられたまま、数日間放置されてしまうと、死体が腐敗して、原状回復費用が高額になってしまうばかりでなく、このようの物件が、いわゆる事故物件となってしまうため、その後の契約が難しくなり、資産価値が激減してしまう。
上記のような高齢者の死亡の放置を防止するため、日常使用されている水道や電気ポットの使用状況を監視するシステムや、携帯電話や無線送信機等の活用によるホームセキュリティサービスを利用した死亡の予防を目的としたシステムが考えられる。
ところが、このような予防を目的としたシステムでは、予防に重点が置かれ、ややもすると作り手の発想が強く、使用する側の配慮に欠けたものが多い。そこで、居住者がシステムを意識することなく生活でき、居住者が亡くなった場合に早期に発見し、関係先に速やかに連絡ができる孤独死早期発見システムが提供されている。
この孤独死早期発見システムでは、居住者の生活空間に居住者の動きを伴う存在を検知する複数の生存検知手段を具備し、在室時には常時生存検知信号が孤独死判定手段に入力され、複数の生存検知手段のいずれからも生存検知信号が得られなくなると孤独死判定手段が判定作業を開始し、孤独死判定手段が孤独死と判定した時、所定の場所に自動通報を行うようにしている(特許文献1参照)。
特開2009-099104号公報
しかしながら、従来の孤独死早期発見システムや居住者の死亡の予防を目的としたシステムにおいては、多くのセンサを準備したり、システム運用費用が高かったり、特別な通信設備を用意しなければならないなど、イニシャルコスト、ランニングコスト、通信環境の整備等、費用負担が多くかかるものであった。また、従来のシステムでは、居住者の見られている感が強いものであるなど、居住者やシステム利用者の負担が大きいものであった。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、居住者や利用者の負担を軽減し、居住者の死亡後に放置されることを防止し、居住者の死亡を早期に発見することができる事故物件化防止システムを提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る事故物件化防止システムは、物件内の電気使用量を所定の時間間隔で送信する電気使用量送信手段と、前記電気使用量を受信する電気使用量受信手段と、受信した前記電気使用量の変化を解析し、異常事態の有無を判定する異常事態判定手段と、前記異常事態判定手段により異常事態であると判定された場合に、異常事態の発生を所定の管理先に送信する異常事態送信手段と、前記管理先に設けられ、異常事態の発生情報を受信する異常事態受信手段と、を備え、
前記異常事態判定手段は、前記電気使用量の1日における変化を所定期間解析し、異常事態と想定される範囲内の変化であった場合に、異常事態が発生していると判定する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る事故物件化防止システムは、前記電気使用量送信手段は、物件ごとにそれぞれ有し、前記電気使用量受信手段は、物件ごとの前記電気使用量をそれぞれ受信し、前記異常事態判定手段は、物件ごとに異常事態の有無を判定し、前記異常事態送信手段は、異常事態の発生とともに、異常事態が発生した物件の特定情報を、前記管理先に送信する、ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る事故物件化防止システムは、前記電気使用量送信手段は、複数の物件の前記電気使用量を、物件ごとの前記電気使用量が判別可能に送信する、ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る事故物件化防止システムは、物件周囲の気候情報を検出する気候情報検出手段と、を備え、
前記電気使用量送信手段は、前記電気使用量とともに、前記気候情報検出手段に検出された前記気候情報を送信し、前記異常事態判定手段は、前記気候情報に基づいて、異常事態と想定される範囲内を補正して、異常事態の有無を判定する、ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る事故物件化防止システムは、前記気候情報検出手段は、物件周囲の温度を検出する、ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る事故物件化防止システムは、物件の居住者の外出情報を登録する外出情報登録手段と、を備え、
前記電気使用量送信手段は、前記電気使用量とともに、前記外出情報を送信し、前記異常事態判定手段は、前記外出情報に基づいて、異常事態の有無を判定する、ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る事故物件化防止システムは、前記電気使用量送信手段は、スマートメーターのAルートを使用する、ことを特徴とする。
本発明によれば、居住者や利用者の負担を軽減し、居住者の死亡後に放置されることを防止し、居住者の死亡を早期に発見することができる事故物件化防止システムを提供することができる。
本発明の実施の形態における事故物件化防止システムの概略構成図である。 第2の実施の形態における事故物件化防止システムの概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における事故物件化防止システムの概略構成図である。
図1に示すように、本実施の形態における事故物件化防止システム1は、複数の物件A1、A2、A3から情報を取得し、管理先B1に異常事態の発生、具体的には、居住者の死亡の可能性を送信、通知するものである。
物件A1、A2、A3のそれぞれにおける構成、機能は、同様のものなので、以下では、代表して物件A1について説明し、物件A2、A3については、説明を省略する。また、本実施の形態においては、物件A1、A2、A3の物件数を「3件」としたが、物件数は、「4件」以上であっても、「3件」未満であってもかまわない。接続される物件数としては、数十件であっても、数万件であっても、かまわない。
事故物件化防止システム1は、物件情報送信部10と、物件情報受信部20と、サーバ100と、を備えている。
(物件情報送信部10)
物件A1は、居住者が居住する貸家や貸室などである。
物件A1には、物件情報送信部10が設けられている。物件情報送信部10は、電力送信部11を備えている。
電力送信部11は、電気使用量送信手段として、物件内の電気使用量を所定の時間間隔でサーバ100に送信するものである。電力送信部11は、例えば、スマートメーターを使用することができる。スマートメーターでは、Aルートで物件A1の電気使用量を電力会社等のサーバ100に送信することができる。また、電力送信部11の電気使用量の送信間隔は、「30分」ごとである。
また、物件情報送信部10は、電力送信部11に加え、周辺情報検出部12と、外出情報登録部13と、を備えていてもよい。
なお、周辺情報検出部12、および、外出情報登録部13は、居住者の異常事態の判定、すなわち、死亡判定をより正確に認定するために備えるものであって、これらの周辺情報検出部12、外出情報登録部13は、備えていなくてもよい。したがって、イニシャルコストやランニングコスト等を考慮して、周辺情報検出部12および外出情報登録部13を備えていないものや、周辺情報検出部12、または、外出情報登録部13の一方のみを備えるものであってもよい。
また、電力送信部11と、周辺情報検出部12と、外出情報登録部13とは、一体の装置であってもよいし、それぞれ別体の装置であってもよい。また、上記のうちの2つが一体であってもよい。
周辺情報検出部12は、気候情報検出手段として、物件周囲の気候情報を検出するものである。周辺情報検出部12は、例えば、「夏」や「冬」といった季節を検出する。また、物件周囲の温度を検出するものである。この周辺情報検出部12で検出された温度や気候情報は、電力送信部11によって、電気使用量とともに、サーバ100に送信される。
なお、周辺情報検出部12が、季節だけを検出するものであれば、電力送信部11に含められた一体のものとし、電力送信部11にカレンダー機能を有し、このカレンダー機能を使用して、季節を検出するようにすればよい。
また、周辺情報検出部12を用いずに、サーバ100のカレンダー機能を使用して、季節を検出するものとしてもよい。
外出情報登録部13は、外出情報登録手段として、物件A1の居住者が外出、例えば、長期の旅行などに出かけるときに、外出の出発日時、帰宅の日時などの外出情報を登録するものである。この外出情報登録部13で登録された外出情報は、電力送信部11によって、電気使用量とともに、サーバ100に送信される。
また、外出情報登録部13を用いずに、居住者が管理者に電話、メール、アプリなどを用いて、連絡し、サーバ100側で外出情報を登録するようにしてもよい。この場合に、外出情報の登録や連絡をした居住者に対して、メリット、例えば、料金の割引やポイントの付与といった特典を付けることにより、外出情報の登録を行わせやすくすることができる。
(物件情報受信部20)
管理先B1は、物件A1~物件A3を管理する不動産業者などである。
管理先B1には、物件情報受信部20が設けられている。物件情報受信部20は、異常事態受信手段として、物件A1~物件A3のいずれかに異常事態、すなわち、居住者の死亡が疑われる事態が発生した場合に、サーバ100から、異常事態の発生情報を受信するものである。
管理先B1では、サーバ100から異常事態の発生情報を受信することにより、当該物件を確認して、居住者の死亡の有無を確認することができる。これにより、物件A1~物件A3において、居住者の死亡が長い間放置されることなくなり、物件A1~物件A3が事故物件化することを防止することができる。
(サーバ100)
サーバ100は、物件A1~物件A3から電気使用量を受信し、解析して、異常事態が発生していると、判定した場合に、管理先B1に異常事態の発生を送信、通知するものである。
また、サーバ100は、電力受信部110と、物件情報解析部120と、異常事態送信部130と、を備えている。
電力受信部110は、電気使用量受信手段として、各物件A1~物件A3における電力送信部11から送信された各電気使用量を受信する。なお、前述のように、各物件A1~物件A3からの電気使用量は、「30分」ごとに受信することとなる。したがって、細かな時間で常時電気使用量の変化をチェックすることはできないが、「30分」ごとに「1日」の変化をチェックすることができ、コストをかけずに、居住者の動向をチェックすることができる。
物件情報解析部120は、異常事態判定手段として、受信した各物件A1~物件A3の電気使用量の変化を解析し、異常事態の有無を判定するものである。また、物件情報解析部120は、物件A1~物件A3ごとに、電気使用量の1日における変化を所定期間解析し、異常事態と想定される範囲内の変化であった場合に、異常事態が発生していると判定するものである。
具体的には、物件情報解析部120は、物件A1~物件A3ごとの電気使用量の1日における変化を、所定期間分、例えば、「2日間」解析し、異常事態と想定される範囲内の変化であった場合に、異常事態が発生していると判定する。
また、物件情報解析部120は、受信した気候情報に基づいて、異常事態と想定される範囲内を補正して、異常事態の有無を判定する。さらに、物件情報解析部120は、受信した外出情報に基づいて、異常事態の有無を判定する。
通常、居住者が生活をしている場合、起床とともに、照明を点けたり、炊飯器やトースタを稼働させたり、掃除機を稼働させたりと、電気使用量が上昇する。また、これらの照明を消したり、電化製品を停止させると、そのたびに電気使用量が下降するなど、電気使用量の変化が発生する。そして、就寝とともに、電気使用量が下降し、変動が少なくなる。このため、物件情報解析部120は、電気使用量が待機電力などだけの最低使用量であるか否かで、就寝中の死亡判定は行うことができる。
しかしながら、日中、例えば、テレビを点けっぱなしで死亡してしまった場合には、上記のような電気使用量が最低使用量であることで判定してしまうと、死亡判定を行うことができない。さらに、エアコンを点けっぱなしで死亡してしまった場合には、温度変化によって稼働が制御され、電気使用量が変動するため、電気使用量が一定であることでの判断でも、死亡判定を正確に行うことができない。
そこで、本実施の形態の物件情報解析部120では、待機電力による電気使用量ではなく、電気使用量の変動範囲が予め設定された異常事態と想定される範囲内の変化であったが否かを判定して、想定される範囲内の変化であった場合に、異常事態が発生していると判定する。また、物件情報解析部120は、気候情報を受信することにより、異常事態と想定される範囲内を補正して、異常事態の有無を判定する。さらに、物件情報解析部120は、外出情報も受信し、居住者が外出中には、異常事態の判定を行わないようにし、誤報を防止するようにすることもできる。
異常事態送信部130は、異常事態送信手段として、物件情報解析部120により異常事態が発生している虞があると判定された場合に、異常事態の発生を管理先B1(物件情報受信部20)に送信するものである。
このような事故物件化防止システム1において、通常の状態(物件A1の居住者に異常がない状態)では、電力送信部11が、物件A1の電力使用量を所定の時間間隔でサーバ100に送信する。例えば、電力送信部11として、スマートメーター(または、同様の装置、サービス)を使用した場合、電気使用量を「30分」間隔で送信することができ、導入のための設置費用(イニシャルコスト)をかけずに、月々の費用(ランニングコスト)も抑えることができる。
一方、従来の考え方では、データの送信間隔を短く、例えば、「1分」間隔などで送信する想定であるので、イニシャルコストもランニングコストも高額にならざるを得なかった。また、イニシャルコストかランニングコストの一方を低額に抑えた場合、他方の額がより高額となってしまうものであった。
サーバ100は、電力送信部11から送信された電気使用量を、電力受信部110で受信する。電力受信部110は、電気使用量を受信すると、受信した電気使用量を物件情報解析部120に出力する。物件情報解析部120は、電力受信部110から入力した電気使用量を、受信した物件ごとに蓄積、解析して、異常の発生の有無を判定する。また、物件情報解析部120は、季節や温度、外出情報などが受信された場合には、これらの情報により補正を行って、異常の発生の有無を判定する。
具体的には、物件情報解析部120は、物件ごとに、受信した電気使用量に基づいて、「1日」の電気使用量の推移を分析する。ここで、物件情報解析部120は、「1日」の電気使用量の変化を検出し、電気使用量が、所定の範囲内で推移していた場合に、居住者に異常が発生したと判定する。すなわち、物件情報解析部120は、電気使用量が待機電力などによる最低使用量より多い電気使用量であるが、所定の範囲内で長時間推移していると検出した場合にも、居住者に異常が発生したと判定する。例えば、エアコンを自動運転でつけっぱなしのまま、居住者が動けなくなってしまった場合、待機電力よりも大きな電力使用量で、しかも、電力使用量にある程度の変動が発生するため、従来のシステムでは異常判定ができなかったが、物件情報解析部120は、居住者の異常の発生を判定することができる。
なお、本実施の形態において、居住者の異常の発生の判定とは、居住者の死亡判定のことを意味する。
また、物件情報解析部120は、サーバ100のカレンダー機能や、電力受信部110によって季節が受信された場合には、居住者の死亡判定の期間(日数)を変化させてもよい。すなわち、夏季と冬季で死亡から腐敗するまでの期間が異なるので、例えば、物件情報解析部120は、夏季であれば2日で判定し、冬季であれば7日で判定する。このようにすることにより、夏季の腐敗を防止することができるとともに、冬季の死亡判定の精度を高めることができる。
また、物件情報解析部120は、電力受信部110によって季節や温度情報が受信された場合には、季節や温度情報によって、想定される電気使用量の変化の範囲を補正することもできる。具体的には、季節が「夏」であったり、「高温」であった場合、エアコンが点けっぱなしであることが想定される。この場合、「日中」や「高温」である時間帯に、居住者の操作の有無にかかわらず、エアコンが稼働して、高温である時間帯に電気使用量が上昇する。したがって、判定基準の変動範囲内を狭くしつつ、所定の時間や高温である時間に、電気使用量が上昇しても、それをもってして居住者の生存と認識しないように補正を行うこともできる。
また、物件情報解析部120は、電力受信部110によって外出情報が受信された場合には、居住者の外出期間には、異常発生の判定を行わず、誤報の防止を行う。
また、物件情報解析部120は、居住者の異常の発生の判定を、「1日分」の電気使用量の変化だけでは判定せず、例えば、「2日分」の電気使用量の変化によって判定する。すなわち、物件情報解析部120は、「2日間」連続して、異常の発生と判定される範囲内で電気使用量が推移した場合に、居住者に異常が発生していると判定する。
なお、本実施の形態においては、居住者の異常の発生の判定を、「2日分」の電気使用量の変化によって判定するようにしたが、これに限らず、「2日分」を超える電気使用量の変化によって判定するようにしてもよいし、「2日分」未満の電気使用量の変化によって判定するようにしてもよい。
物件情報解析部120は、異常が発生していない判定した場合には、次の電気使用量が受信されるまで待機する。
一方、居住者が死亡しているなど、居住者に異常が発生していると判定された場合には、物件情報解析部120は、異常事態送信部130に、物件情報とともに、異常事態の発生を送信させる。
異常事態送信部130は、物件情報解析部120により、異常事態の発生と判定された場合、異常事態の発生した物件を特定する物件情報とともに、異常事態の発生を、物件情報受信部20に送信する。
物件情報受信部20は、異常事態送信部130から、異常事態の発生した物件を特定する物件情報とともに、異常事態の発生を受信する。これにより、物件情報受信部20を有する、例えば、不動産業者は、賃貸している物件の居住者に異常事態が発生した場合、早期に異常事態を認識することができ、特定の異常事態が発生した物件に対して、所望の処理を行うことができる。
以上のように、本実施の形態における事故物件化防止システム1は、コストをかけずに、居住者が死亡したまま放置されることを防止でき、居住者の死亡を早期に発見することができる。また、事故物件化防止システム1は、居住者宅に、センサなどを設置することがないので、居住者が無用に見張られているような感覚にさせることなく(見られている感の防止)、居住者に負担かけずに、導入することができる。
なお、本実施の形態においては、管理先B1を不動産会社としているが、これに限らず、特定の個人としてもかまわない。例えば、管理先B1として、物件A1の居住者の家族や親戚などとしてもよい。また、管理先B1は、複数の宛先であってもよい。また、当然のことながら、物件A1と物件A2の管理先は異なることとなるが、一人の管理者が複数の物件A1、A2の管理先B1となってもよい。
また、本実施の形態の事故物件化防止システム1を用いた保険サービスを行うこともできる。例えば、物件A1の居住者に異常事態が発生した場合の管理先B1として、保険会社を指定しておき、保険会社は、異常事態の通知に応じて、物件の確認を行う。物件A1が万が一に事故物件化してしまったら、物件A1のオーナー(不動産会社など)に保証料を支払うようにする。保険会社は、保険料や保証料の金額に応じて、異常事態の判定の期間を設定することができる。なお、保険サービスを行う場合に、管理先B1を保険会社ではなく、不動産会社などにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、アパートなどの集合住宅に適した事故物件化防止システム1について、説明する。
図2は、第2の実施の形態における事故物件化防止システム1の概略構成図である。
図2に示すように、本実施の形態における事故物件化防止システム1は、アパートなどの集合住宅A10における複数の物件A11、A12、A13から情報を取得し、管理先B11、管理先B12に異常事態の発生、具体的には、居住者の死亡の可能性を送信、通知するものである。
物件A11、A12、A13は、集合住宅A10の戸別の各物件を示す。また、集合住宅A10に加え、集合住宅A20などが複数接続されていてもよい。さらに、集合住宅に限らず、第1の実施の形態のように、個別の物件A1、A2、A3などが複数接続されていてもよい。
また、本実施の形態では、物件A11、A12、A13を、同棟の集合住宅A10内の各物件とするが、これに限らず、物件A11、A12、A13が、別棟の集合住宅の物件であっても、個別の借家や、それぞれの組み合わせであっても、かまわない。
集合住宅A10、A20のそれぞれにおける構成、機能は、同様のものなので、以下では、代表して集合住宅A10について説明し、集合住宅A20については、説明を省略する。
また、物件A11、A12、A13のそれぞれにおける構成、機能は、同様のものなので、以下では、代表して物件A11について説明し、物件A12、A13については、説明を省略する。また、本実施の形態においては、物件A11、A12、A13の物件数を「3件」としたが、物件数は、「4件」以上であっても、「3件」未満であってもかまわない。
また、管理先B11、B12のそれぞれにおける構成、機能は、第1の実施の形態における管理先B1と同様のものである。なお、管理先B11、B12には、それぞれ物件情報受信部21、22が設けられている。また、本実施の形態においては、管理先B11、B12を「2件」としたが、管理先数は、「3件」以上であってもよい。また、第1の実施の形態における管理先B1も複数であってもよい。
なお、本実施の形態の事故物件化防止システム1は、スマートメーターを使用するものではなく、集合住宅A10内の各物件(物件A11、A12、A13)の電力使用量などを1つの回線でサーバ100に送ることができるようにしたものである。ここで、各物件(物件A11、A12、A13)の電力使用量は、「30分」ごとに送信すればよいため、集合住宅A10に多くの物件があっても、回線数を増やさなくても実現することができる。例えば、時分割送信を行えば、多くの物件の情報を滞りなく送信することができ、1回線で数百から数千の物件の情報送信も可能である。もちろん、回線数にこだわらず、以下の電力使用量出力部14a、14b、14cに、スマートメーターを使用して、電力使用量出力部14a、14b、14cから直接、サーバに電力使用量を送信するものとしてもよい。
事故物件化防止システム1は、物件情報送信部10と、物件情報受信部21、22と、サーバ100と、を備えている。なお、第1の実施の形態と同様の構成、動作については、説明を省略、または、簡素化する。
(物件情報送信部10)
上記のように、集合住宅A10は、アパートなどの集合住宅であり、物件A11、A12、A13は、居住者が契約する個別の物件などである。
集合住宅A10には、物件情報送信部10が設けられている。物件情報送信部10は、電力送信部11と、周辺情報検出部12と、外出情報登録部13a、13b、13cと、電力使用量出力部14a、14b、14cと、を備えている。
なお、外出情報登録部13a、13b、13cと、電力使用量出力部14a、14b、14cとは、各物件A11、A12、A13に備えられるものである。
すなわち、物件A11に、外出情報登録部13aと、電力使用量出力部14aと、が設けられる。また、物件A12に、外出情報登録部13bと、電力使用量出力部14bと、が設けられ、物件A13に、外出情報登録部13cと、電力使用量出力部14cと、が設けられる。
以下では、物件A11の外出情報登録部13aと、電力使用量出力部14aについてのみ説明し、物件A12の外出情報登録部13bと、電力使用量出力部14bと、物件A13の外出情報登録部13cと、電力使用量出力部14cについては、説明を省力する場合がある。
電力送信部11は、電気使用量送信手段として、集合住宅A10内の各物件A11、A12、A13の電気使用量を所定の時間間隔でサーバ100に送信するものである。なお、電力送信部11は、各物件A11、A12、A13の電気使用量を、物件ごとに判別可能にサーバ100に送信するものである。
周辺情報検出部12は、気候情報検出手段として、物件周囲の気候情報を検出するものである。周辺情報検出部12は、例えば、「夏」や「冬」といった季節を検出する。また、物件周囲の温度を検出するものである。この周辺情報検出部12で検出された温度や気候情報は、電力送信部11によって、電気使用量とともに、サーバ100に送信される。
外出情報登録部13aは、外出情報登録手段として、物件A11の居住者が外出、例えば、長期の旅行などに出かけるときに、外出の出発日時、帰宅の日時などの外出情報を登録するものである。この外出情報登録部13aで登録された外出情報は、電力送信部11によって、電気使用量とともに、サーバ100に送信される。
電力使用量出力部14aは、物件A11の電力使用量を出力するものである。電力使用量出力部14aは、物件A11で使用された電力使用量を、所定の時間間隔、例えば、「30分」ごとに、電力送信部11に出力するものである。
したがって、電力送信部11は、各物件A11、A12、A13の電力使用量出力部14a、14b、14cから出力された電力使用量を、サーバ100に送信する。また、電力送信部11は、所定の物件A11、A12、A13の外出情報登録部13a、13b、13cから外出情報が登録されていれば、登録された外出情報も、電気使用量とともに、サーバ100に送信する。
(物件情報受信部21)
上記のように、管理先B11には、物件情報受信部21が設けられている。物件情報受信部21は、異常事態受信手段として、物件A1~物件A3などのうち、契約先の物件A1~物件A3などのいずれかに異常事態、すなわち、居住者の死亡が疑われる事態が発生した場合に、サーバ100から、異常事態の発生情報を受信するものである。
管理先B1では、サーバ100から異常事態の発生情報を受信することにより、当該物件を確認して、居住者の死亡の有無を確認することができる。これにより、契約先の物件において、居住者の死亡が長い間放置されることなくなり、契約先の物件が事故物件化することを防止することができる。
(サーバ100)
サーバ100は、物件A11~物件A13から電気使用量を受信し、解析して、異常事態が発生していると、判定した場合に、対象の管理先B11、B12に異常事態の発生を送信、通知するものである。
また、サーバ100は、電力受信部110と、物件情報解析部120と、異常事態送信部130と、を備えている。
電力受信部110は、電気使用量受信手段として、集合住宅A10、A20などの各電力送信部11から送信された、各物件A11~物件A13などにおける電気使用量を受信する。
物件情報解析部120は、異常事態判定手段として、受信した各物件A11~物件A13などの電気使用量の変化を解析し、異常事態の有無を判定するものである。
また、物件情報解析部120は、異常事態が発生したと判定した場合には、対象の物件A1~A3が、契約している管理先B11、B12を特定する。そして、物件情報解析部120は、異常事態送信部130に対して、特定した管理先B11、B12に物件A11~A13の特定情報と、異常事態の発生の送信指示を行う。
異常事態送信部130は、異常事態送信手段として、物件情報解析部120により異常事態が発生している虞があると判定された場合に、異常事態の発生を指定された管理先B11、B12(物件情報受信部21、22)に送信するものである。
したがって、本実施の形態における事故物件化防止システム1によれば、契約先の物件で、居住者が亡くなった場合などに、コストをかけずに、居住者が死亡したまま放置されることを防止でき、居住者の死亡を早期に発見することができる。また、事故物件化防止システム1は、居住者宅に、センサなどを設置することがないので、居住者が無用に見張られているような感覚にさせることなく(見られている感の防止)、居住者に負担かけずに、導入することができる。
1 事故物件化防止システム
10 物件情報送信部
11 電力送信部
12 周辺情報検出部
13、13a、13b、13c 外出情報登録部
14a、14b、14c 電力使用量出力部
20、21、22 物件情報受信部
100 サーバ
110 電力受信部
120 物件情報解析部
130 異常事態送信部
A1、A2、A3、A11、A12、A13 物件
A10、A20 集合住宅
B1、B11、B12 管理先
このような課題を解決するために、本発明に係る事故物件化防止システムは、物件内の電気使用量を所定の時間間隔で送信する物件情報送信手段と、前記電気使用量を受信するとともに、前記物件情報送信手段における周辺情報検出部からの季節に応じた外気温度の情報、および、前記物件情報送信手段における外出情報登録部からの前記物件に居住する居住者に係る外出情報を受信する物件情報受信手段と、前記物件情報受信手段により、受信した前記物件における電気使用量の変化を解析し、異常事態の有無を判定する物件情報解析部と、前記物件情報解析部により異常事態であると判定された場合に、異常事態の発生を所定の管理先に送信する異常事態送信手段と、前記管理先に設けられ、異常事態の発生情報を受信する異常事態受信手段と、 を備え、 前記物件情報解析部は、前記電気使用量の1日における変化を所定期間解析し、異常事態と想定される範囲内の変化であった場合に、異常事態が発生していると判定し、前記物件情報受信手段からの前記外気温度の情報に基づいて前記居住者の生存と認識しないように、異常事態と想定される範囲内を補正するとともに、異常事態の有無を判定し、前記物件情報受信手段からの前記外出情報に基づいて前記居住者が外出中であるとき、異常事態の判定を行わないことを特徴とする。
また、本発明に係る事故物件化防止システムは、前記物件情報送信手段は、物件ごとにそれぞれ有し、前記物件情報受信手段は、物件ごとの前記電気使用量をそれぞれ受信し、前記物件情報解析部は、物件ごとに異常事態の有無を判定し、前記異常事態送信手段は、異常事態の発生とともに、異常事態が発生した物件の特定情報を、前記管理先に送信する、ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る事故物件化防止システムは、前記物件情報送信手段は、複数の物件の前記電気使用量を、物件ごとの前記電気使用量が判別可能に送信する、ことを特徴とする。

さらに、本発明に係る事故物件化防止システムは、前記物件情報送信手段における前記周辺情報検出部は、物件周囲の気候情報を検出する気候情報検出手段備え、前記物件情報送信手段は、前記電気使用量とともに、前記気候情報検出手段に検出された前記気候情報を送信し、前記物件情報解析部は、前記気候情報に基づいて、前記居住者の生存と認識しないように、異常事態と想定される範囲内を補正して、異常事態の有無を判定する、ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る事故物件化防止システムは、前記物件情報送信手段は、スマートメーターのAルートを使用する、ことを特徴とする。

Claims (7)

  1. 物件内の電気使用量を所定の時間間隔で送信する電気使用量送信手段と、
    前記電気使用量を受信する電気使用量受信手段と、
    受信した前記電気使用量の変化を解析し、異常事態の有無を判定する異常事態判定手段と、
    前記異常事態判定手段により異常事態であると判定された場合に、異常事態の発生を所定の管理先に送信する異常事態送信手段と、
    前記管理先に設けられ、異常事態の発生情報を受信する異常事態受信手段と、
    を備え、
    前記異常事態判定手段は、前記電気使用量の1日における変化を所定期間解析し、異常事態と想定される範囲内の変化であった場合に、異常事態が発生していると判定する、
    ことを特徴とする事故物件化防止システム。
  2. 前記電気使用量送信手段は、物件ごとにそれぞれ有し、
    前記電気使用量受信手段は、物件ごとの前記電気使用量をそれぞれ受信し、
    前記異常事態判定手段は、物件ごとに異常事態の有無を判定し、
    前記異常事態送信手段は、異常事態の発生とともに、異常事態が発生した物件の特定情報を、前記管理先に送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の事故物件化防止システム。
  3. 前記電気使用量送信手段は、複数の物件の前記電気使用量を、物件ごとの前記電気使用量が判別可能に送信する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の事故物件化防止システム。
  4. 物件周囲の気候情報を検出する気候情報検出手段と、
    を備え、
    前記電気使用量送信手段は、前記電気使用量とともに、前記気候情報検出手段に検出された前記気候情報を送信し、
    前記異常事態判定手段は、前記気候情報に基づいて、異常事態と想定される範囲内を補正して、異常事態の有無を判定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の事故物件化防止システム。
  5. 前記気候情報検出手段は、物件周囲の温度を検出する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の事故物件化防止システム。
  6. 物件の居住者の外出情報を登録する外出情報登録手段と、
    を備え、
    前記電気使用量送信手段は、前記電気使用量とともに、前記外出情報を送信し、
    前記異常事態判定手段は、前記外出情報に基づいて、異常事態の有無を判定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の事故物件化防止システム。
  7. 前記電気使用量送信手段は、スマートメーターのAルートを使用する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の事故物件化防止システム。
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