JP2022023715A - 運転支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者とのやり取りが唐突に中断した場合であっても、運転者とメッセージのやり取り中の通信相手に対して、気遣うことができる運転支援システムを提供する。【解決手段】自動運転ECU23は、自動運転モード中の移動体2内に乗車し、通信相手とメッセージのやり取りを行っている運転者に対して、自動運転モードから手動運転モードへの移行準備を促すメッセージを運転者が所有する携帯端末3Aへ出力し、運転者が手動運転モードへ移行した場合、通信相手が所有する携帯端末3Bへ運転者が手動運転モードへ移行したことを示すメッセージを出力する。【選択図】図1

Description

本開示は、運転支援システムに関する。
特許文献1には、自動運転機能と関連のある車載システムの表示系または制御系の故障を検知した場合、通常よりも早いタイミングで手動運転モードへの切り替え要求のメッセージをバックアップ系のディスプレイまたはユーザの携帯電話へ出力する技術が開示されている。
特開2019-172180号公報
ところで、ユーザが自動運転モードで車両内に乗車しながら携帯電話でSNS(Social Networking Service)を経由して通信相手とメッセージのやり取りを行っている場合において、車両から手動運転モードの通知を受けたとき、通信相手とのやり取りを一時的に止める必要がある。このため、通信相手は、ユーザとのやり取りが唐突に中断することで、ユーザの状況が心配となる。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、運転者とのやり取りが唐突に中断した場合であっても、運転者とメッセージのやり取り中の通信相手に対して、気遣うことができる運転支援システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る運転支援システムは、ハードウェアを有するプロセッサであって、前記プロセッサは、自動運転モード中の移動体内に乗車し、通信相手とメッセージのやり取りを行っている運転者に対して、自動運転モードから手動運転モードへの移行準備を促すメッセージを前記運転者が所有する携帯端末へ出力し、前記運転者が前記手動運転モードへ移行した場合、前記通信相手が所有する携帯端末へ前記運転者が前記手動運転モードへ移行したことを示すメッセージを出力する。
本開示によれば、運転者とのやり取りが唐突に中断した場合であっても、運転者とメッセージのやり取り中の通信相手に対して、気遣うことができるという効果を奏する。
図1は、一実施の形態に係る運転支援システムの構成を概略的に示す図である。 図2は、一実施の形態に係る携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 図3は、一実施の形態に係る運転支援システムが実行する処理の概要を示すフローチャートである。 図4は、一実施の形態に係る運転者の端末装置および通信相手の端末装置の各々のメッセージの遷移の一例を示す図である。 図5は、一実施の形態の変形例1に係る運転支援システムの構成を概略的に示す図である。 図6は、一実施の形態の変形例2に係る運転支援システムの構成を概略的に示す図である。
以下、本開示の実施の形態に係る運転支援システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態により本開示が限定されるものでない。また、以下において、同一の部分には同一の符号を付して説明する。
〔運転支援システムの概要〕
図1は、一実施の形態に係る運転支援システムの構成を概略的に示す図である。図1に示す運転支援システム1は、移動体2と、携帯端末3Aと、携帯端末3Bと、SNSサーバ4と、監視サーバ5と、を備える。運転支援システム1は、基地局BS1およびネットワークNWを通じて相互に通信可能に構成されている。このネットワークNWは、例えばインターネット回線網および携帯電話回線網等から構成される。
〔移動体の構成〕
まず、移動体2の構成について説明する。
移動体2は、カメラ20と、センサ21と、アクチュエータ22と、自動運転ECU(Electronic Control Unit)23と、HMIECU(Human Machine Interface Electronic Control Unit)24と、パワートレインECU25と、操舵ECU26と、ボディECU27と、データ通信部28と、車載ローカルネットワーク29と、を備える。また、以下の説明では、移動体2として自動車を例に説明するが、これに限定されることなく、バス、トラック、ドローン、飛行機、および船舶等であってもよい。
カメラ20は、移動体2の外部に複数設けられる。具体的には、カメラ20は、撮像画角が360°となるように移動体2における前後左右の4カ所に設けられる。カメラ20は、1または複数のレンズを用いて構成された光学系と、この光学系が結像した被写体像を受光することによって画像データを生成するCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサと、を用いて構成される。カメラ20は、車載ローカルネットワーク29を経由して画像データを自動運転ECU23へ出力する。なお、カメラ20は、移動体2の前方の物体を検出可能であれば、単眼または複眼であってもよい。
センサ21は、移動体2の前方に向けてミリ波および赤外線の少なくとも一方を照射し、移動体2の前方に位置する物体を検出し、この検出結果データを、車載ローカルネットワーク29を経由して自動運転ECU23へ出力する。また、センサ21は、移動体2の速度、加速度等を検出し、この検出結果データ、車載ローカルネットワーク29を経由して自動運転ECU23、パワートレインECU25および操舵ECU26へ出力する。センサ21は、ミリ波レーダまたは赤外線レーダ、ジャイロセンサおよび速度センサ等を用いて構成される。
アクチュエータ22は、エンジンやモータ等の駆動装置およびブレーキ等を用いて構成される。アクチュエータ22は、自動運転ECU23およびパワートレインECU25の制御のもと、駆動する。
自動運転ECU23は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリと、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)およびCPU(Central Processing Unit)等のハードウェアを有するプロセッサと、を用いて構成される。自動運転ECU23は、メモリに格納されている自動運転プログラム等のコンピュータプログラムをメモリの作業領域にロードし、自動運転プログラムを実行する。自動運転ECU23は、車載ローカルネットワーク29を経由してカメラ20、センサ21およびHMIECUECU24から入力されたデータに従って、移動体2の自動運転のための制御処理を行う。
HMIECU24は、メモリと、GPUおよびCPU等のハードウェアを有するプロセッサと、タッチパネルやスイッチの入力デバイス24aと、液晶や有機EL(Electro Luminescence)等のディスプレイ24bと、スピーカやマイク等の音声入出力装置等と、を用いて構成される。HMIECU24は、移動体2の運転者が認識可能な画像をディスプレイ24bに出力する。また、HMIECU24は、入力デバイス24aに対する運転者の操作の入力を受け付け、受け付けた内容に応じた信号を自動運転ECU23またはパワートレインECU25へ出力する。
パワートレインECU25は、メモリと、CPU等のハードウェアを有するプロセッサと、を用いて構成される。パワートレインECU25は、車載ローカルネットワーク29を経由してカメラ20、センサ21およびHMIECUECU24から入力されたデータに従って、アクチュエータ22の駆動を制御する。また、パワートレインECU25は、移動体2が自動運転モードの場合、自動運転ECU23の制御のもと、カメラ20、センサ21およびHMIECUECU24から入力されたデータに従って、アクチュエータ22の駆動を制御する。
操舵ECU26は、メモリと、CPU等のハードウェアを有するプロセッサと、を用いて構成される。操舵ECU26は、車載ローカルネットワーク29を経由してセンサ21から入力される検出結果データに基づいて、移動体2のステアリングの制御を行う。具体的には、操舵ECU26は、電動アシスト制御等によるステアリングの制御を行う。また、操舵ECU26は、移動体2が自動運転モードの場合、動運転ECU23の制御のもと、車載ローカルネットワーク29を経由してセンサ21から入力される検出結果データに基づいて、移動体2のステアリングの制御を行う。
ボディECU27は、メモリと、CPU等のハードウェアを有するプロセッサを用いて構成される。ボディECU27は、HMIECU24の制御のもと、ドアアクチュエータの駆動制御を行うことによって、移動体2のドアの施錠動作または解除動作を行う。
データ通信部28は、アンテナ28aを経由して基地局BS1およびネットワークNWに接続され、移動体2に関する各種の情報を変調し、この変調した情報を所定の公衆無線通信チャンネルで基地局BS1に送信する。また、データ通信部28は、基地局BS1を経由して変調された各種情報を受信し、受信した各種情報を復調して移動体2の各部へ出力する。さらに、データ通信部28は、GPS(Global Positioning System)センサ28bを有し、GPSセンサ28bが受信した時刻情報に基づいて、移動体2の位置情報を検出し、この検出結果を移動体2の各部へ出力する。また、データ通信部28は、動運転ECU23の制御のもと、各種データをSNSサーバ4および監視サーバ5へ送信する。
車載ローカルネットワーク29は、CAN(Controller Area Network)であり、移動体2を構成する各部を電気的に接続され、各種のデータが双方向に伝送される。
〔携帯端末〕
次に、携帯端末3について説明する。
図2は、携帯端末3の機能構成を示すブロック図である。図2に示す携帯端末3は、例えばスマートフォン、携帯型タブレットまたは携帯電話等を用いて実現される。携帯端末3は、少なくとも、通信部30と、タッチパネル31と、ディスプレイ32と、記録部33と、制御部34と、を備える。
通信部30は、制御部34の制御のもと、基地局BS1およびネットワークNWおよびSNSサーバ4、移動体2および監視サーバ5と双方向に通信を行う。通信部30は、5G世代移動通信システムまたは4G世代移動通信システムが可能な通信モジュールを用いて構成される。
タッチパネル31は、ディスプレイ32の表示領域に重畳して設けられ、ユーザのタッチ位置を検出し、この検出結果を制御部34へ出力する。
ディスプレイ32は、制御部34の制御のもと、携帯端末3に関する各種の情報および各種アプリプログラムに応じた情報を表示する。ディスプレイ32は、液晶や有機ELの表示パネルを用いて構成される。
記録部33は、RAMやROM等を用いて構成される。記録部33は、少なくとも、SNSアプリケーションプログラム記録部331と、タッチパネルドライバプログラム記録部332と、操作モニタリングプログラム記録部333と、を有する。SNSアプリケーションプログラム記録部331は、携帯端末3がSNSサーバ4と通信を行ってSNSサービスを行うためのSNSアプリケーションプログラムを記録する。タッチパネルドライバプログラム記録部332は、タッチパネル31を駆動するためのプログラムを記録する。操作モニタリングプログラム記録部333は、SNSアプリケーションプログラムの駆動状態とタッチパネル31に対する操作状態を監視し、この監視結果を所定の周期毎に監視サーバ5へ送信するためのプログラムを記録する。
制御部34は、メモリと、CPU等のハードウェアを有するプロセッサと、を用いて構成される。制御部34は、タッチパネル31から入力されるユーザのタッチ位置に基づいて、携帯端末3を構成する各部を制御する。
このように構成された携帯端末3は、基地局BS1、ネットワークNWおよびSNSサーバ4を通じてメッセージのやり取り、および通話等を行う。なお、以下においては、移動体2に搭乗する運転者が使用する携帯端末3を携帯端末3A、運転者とSNSサーバ4のSNS上で通信を行う通信相手が使用する携帯端末3を携帯端末3Bとして説明する。
〔SNSサーバ〕
次に、図1に戻り、SNSサーバ4について説明する。
SNSサーバ4は、メモリと、CPU等のハードウェアを有するプロセッサと、ユーザを識別するための情報や各種情報を記録するHDD(Hard Disk Drive)およびSSD(Solid State Drive)等の記録媒体を用いて実現される。SNSサーバ4は、基地局BS1およびネットワークNWを通じてSNS上における携帯端末3Aと携帯端末3Bとのメッセージのやり取りを行う。
〔監視サーバ〕
次に、監視サーバ5について説明する。
監視サーバ5は、メモリと、CPU等のハードウェアを有するプロセッサと、ユーザを識別するための情報や各種情報を記録するHDDおよびSSD等の記録媒体を用いて実現される。SNSサーバ4は、基地局BS1およびネットワークNWを通じて、移動体2、携帯端末3Aおよび携帯端末3Bの各々の操作状態を監視する。具体的には、監視サーバ5は、基地局BS1およびネットワークNWを通じて、携帯端末3Aに対する運転者の操作を監視する。具体的には、監視サーバ5は、基地局BS1およびネットワークNWを通じて、携帯端末3Aから入力された情報に基づいて、携帯端末3Aに対する運転者の操作を監視する。例えば、監視サーバ5は、携帯端末3Aから情報であって、携帯端末3Aの操作入力の有無、タッチパネル31に触れている回数および時間等を検出した検出結果を示す情報に基づいて、携帯端末3Aに対する運転者の操作を監視する。
〔運転支援システムの処理〕
次に、運転支援システム1が実行する処理について説明する。図3は、運転支援システム1が実行する処理の概要を示すフローチャートである。図4は、運転者の携帯端末3Aおよび通信相手の携帯端末3Bの各々のメッセージの遷移の一例を示す図である。図4において、上段から(A)が移動体2のモードを示し、(B)が運転者の携帯端末3AのSNS画面を示し、(C)が通信相手の携帯端末3BのSNS画面を示す。なお、以下においては、移動体2が初期状態として自動運転モードに設定されている状態について説明する。
図3に示すように、まず、運転者は、自動運転ECU23からのメッセージを受信可能とするため、携帯端末3Aを用いて、乗車中の自動運転システムのアカウントを運転者のSNSサーバ4が運営するSNSに登録する(ステップS1)。この場合、SNSサーバ4は、運転者が携帯端末3Aを操作した操作内容に基づいて、乗車中の移動体2のアカウントを登録する。
続いて、運転者は、携帯端末3Aを用いて、乗車中の自動運転システムのアカウントを運転者の通信相手のアカウントとともにSNSでのグループ可の登録を行う(ステップS2)。この場合、SNSサーバ4は、運転者が携帯端末3Aを操作した操作内容に基づいて、携帯端末3Aのアカウントが登録されているSNSのグループに自動運転システムのアカウントと、通信相手のアカウントと、を登録することによってグループ化を行う。これにより、運転者、通信相手および自動運転システムのいずれかがメッセージを送信した場合、SNS上で共有することができる。
その後、運転者は、携帯端末3Aを用いて通信相手とメッセージ交換を行う(ステップS3)。この場合、SNSサーバ4は、携帯端末3Aから送信されたメッセージをグループ化されたSNSのメーセッジ画面上に表示する。具体的には、図3に(a)示すように、SNSサーバ4は、携帯端末3Aのディスプレイ24bが表示するSNSのメッセージ画面W1上に運転者が携帯端末3Aを操作することによって打ち込んだメッセージM1を表示させる。メッセージM1としては、例えば「もうすぐ遊園地」等である。
続いて、自動運転ECU23は、データ通信部28がGPSセンサ28bを通じて受信した移動体2の位置情報に基づいて、移動体2が自動運転可能地帯から逸脱する予定であることを検出した場合(ステップS4)、自動運転継続可能な残り時間を推定しながら自動運転を継続する(ステップS5)。
その後、自動運転ECU23は、データ通信部28が受信した移動体2の位置情報に基づいて、自動運転モードから手動運転モード移行までの残り時間がTt秒以下であるか否かを判定する(ステップS6)。ここで、Tt秒は、運転者が自動運転モードから手動運転モードへ移行するための最小時間であり、例えば30秒程度である。なお、Tt秒は、短いほど運転手等のユーザがSNSを楽しめる時間が長くなる。自動運転ECU23によって自動運転モードから手動運転モード移行までの残り時間がTt秒以下であると判定された場合(ステップS6:Yes)、移動体2は、後述するステップS7へ移行する。これに対して、自動運転ECU23によって自動運転モードから手動運転モード移行までの残り時間がTt秒以下でないと判定された場合(ステップS6:No)、移動体2は、ステップS5へ戻る。
ステップS7において、自動運転ECU23は、SNSサーバ4を通じて、「あとTt秒以内で手動運転を始めて下さい」等とのメッセージをSNS内に送信する。具体的には、図3の(b)に示すように、自動運転ECU23は、SNSサーバ4を通じて、携帯端末3Aのディスプレイ24bが表示するSNSのメッセージ画面W1上にメッセージM2を表示させる。例えば、メッセージM2としては、「割り込みごめんね、30秒以内に手動運転してね」等である。これにより、運転者は、携帯端末3Aが「あとTt秒以内で手動運転を始めて下さい」のメッセージを表示するため、移動体2が手動運転モードに切り替わることを把握することができる。この結果、運転者は、携帯端末3Aで表示されるメッセージを見ることによって、手動運転モードへの準備を開始する。
続いて、自動運転ECU23は、運転者が携帯端末3Aに対して操作を行っているか否かを判定する(ステップS8)。この場合、監視サーバ5は、携帯端末3から所定の周期毎に送信される監視情報に基づいて、基地局BS1およびネットワークNWを経由して携帯端末3Aのタッチパネル31やボタン等の入力デバイスに対する運転者の操作が一定時間なかったか否かを監視する。そして、監視サーバ5は、携帯端末3Aに対する運転者の操作が一定時間なかった場合、自動運転ECU23に携帯端末3Aに対する運転者の操作が一定時間なかったことを示す情報を送信する。自動運転ECU23は、監視サーバ5から携帯端末3Aに対する運転者の操作が一定時間なかったことを示す情報が入力されたか否かを判定することによって、運転者が携帯端末3Aに対して操作を行っているか否かを判定する。自動運転ECU23によって運転者が携帯端末3Aに対して操作を行っていると判定した場合(ステップS8:Yes)、自動運転ECU23は、この判定を続ける。これに対して、自動運転ECU23によって運転者が携帯端末3Aに対して操作を行っていない場合(ステップS8:No)、移動体2は、ステップS9へ移行する。
ステップS9において、自動運転ECU23は、SNSサーバ4を通じて、運転者の通信相手に「運転者さんは手動運転を始めました」とのメッセージをSNS内のグループ内に送信する。具体的には、図3の(c)に示すように、自動運転ECU23は、SNSサーバ4を通じて、通信相手の携帯端末3Bのディスプレイ24bが表示するSNSのメッセージ画面W2上にメッセージM3を表示させる。メッセージM3としては、例えば「割り込みごめんね、運転者さんは、手動運転中なので、しばらく通信できないよ」等である。これにより、運転者の通信相手は、運転者とのやり取りが唐突に中断した場合であっても、運転者の状況を把握することができる。
続いて、自動運転ECU23は、移動体2が手動運転モードから自動運転モードに移行するか否かを判定する(ステップS10)。自動運転ECU23によって移動体2が手動運転モードから自動運転モードに移行すると判定された場合(ステップS10:Yes)、移動体2は、後述するステップS11へ移行する。これに対して、自動運転ECU23によって移動体2が手動運転モードから自動運転モードに移行しないと判定された場合(ステップS10:No)、自動運転ECU23は、この判断を続ける。
ステップS11において、自動運転ECU23は、HMIECU24を制御することによって自動運転モードに移行する旨を移動体2のディスプレイ24bによって通知する。例えば、自動運転ECU23は、HMIECU24を制御することによって自動運転モードに移行する旨を移動体2のディスプレイ24bタに表示させたり、スピーカによって出力させたりする。
続いて、自動運転ECU23は、SNSサーバ4を通じて、運転者の通信相手に「運転者さんが戻ってきました」とのメッセージをSNS内のグループ内に送信する(ステップS12)。具体的には、図3の(d)に示すように、自動運転ECU23は、SNSサーバ4を通じて、通信相手の携帯端末3Bのディスプレイ24bが表示するSNSのメッセージ画面W2上にメッセージM4を表示させる。メッセージM4としては、例えば「自動運転になったので、運転者さんはもうすぐ戻ってくるよ」等である。これにより、運転者の通信相手は、運転者との通信ができるようになることを把握することができる。ステップS12の後、移動体2は、本処理を終了する。
以上説明した一実施の形態によれば、自動運転ECU23が自動運転モード中の移動体2内に乗車し、通信相手とメッセージのやり取りを行っている運転者に対して、自動運転モードから手動運転モードへの移行準備を促すメッセージを携帯端末3Aへ出力する。そして、動運転ECU23は、運転者が手動運転モードへ移行した場合、通信相手が所有する携帯端末3Bへ運転者が手動運転モードへ移行したことを示すメッセージを出力する。これにより、運転者とのやり取りが唐突に中断した場合であっても、運転者の状況を把握することができ、運転者とメッセージのやり取り中の通信相手に対して、気遣うことができる。
さらに、一実施の形態によれば、自動運転ECU23がSNSサーバ4を通じて、通信相手の携帯端末3Bのディスプレイ24bが表示するSNSのメッセージ画面W2上に、メッセージM4を表示させる。これにより、運転者の通信相手は、運転者との通信ができるようになることを把握することができる。
(変形例1)
次に、一実施の形態に係る変形例1について説明する。図5は、一実施の形態に係る変形例1に係る運転支援システムの構成を概略的に示す図である。
図5に示す運転支援システム1Aにおける移動体2Aは、図1における移動体2の構成に加えて、近距離無線通信部100をさらに備える。
近距離無線通信部100は、携帯端末3Aと近距離無線通信、例えばWi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)によって携帯端末3Aと無線通信を行う。近距離無線通信部100は、Wi-Fi通信モジュールまたはBluetooth通信モジュール等を用いて構成される。
このように構成された移動体2Aでは、携帯端末3Aが近距離無線通信部100およびデータ通信部28を経由してSNSサーバ4または監視サーバ5と接続される。
以上説明した一実施の形態の変形例1によれば、SNSサーバ4へのデータ添付の遅延時間の短縮化を図ることができる。
(変形例2)
次に、一実施の形態に係る変形例2について説明する。図6は、一実施の形態に係る変形例2に係る運転支援システムの構成を概略的に示す図である。
図6に示す運転支援システム1Bにおける移動体2Bは、図5における移動体2Bの構成に加えて、監視サーバ5の機能に相当する監視部200をさらに備える。
監視部200は、近距離無線通信部100を通じて携帯端末3Aから送信された監視結果に基づいて、携帯端末3Aに対する運転者の操作を監視する。監視部200は、メモリと、CPU等のハードウェアを有するプロセッサと、を用いて構成される。
以上説明した一実施の形態の変形例2によれば、移動体2内において運転者の携帯端末3Aの操作を監視することができるため、SNSサーバ4へのデータ添付の遅延時間の短縮化を図ることができる。
(その他の実施の形態)
また、一実施の形態では、「部」を、「回路」等に読み替えることができる。例えば、制御部は、制御回路に読み替えることができる。
また、一実施の形態に係る運転支援システムに実行させるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルデータでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB媒体、フラッシュメモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、一実施の形態に係る運転支援システムに実行させるプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。
なお、本明細書におけるフローチャートの説明では、「まず」、「その後」、「続いて」等の表現を用いてステップ間の処理の前後関係を明示していたが、本実施の形態を実施するために必要な処理の順序は、それらの表現によって一意的に定められるわけではない。即ち、本明細書で記載したフローチャートにおける処理の順序は、矛盾のない範囲で変更することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施の形態に限定されるものではない。従って、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
以上、本願の実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、本発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
1,1A,1B 運転支援システム
2,2A,2B 移動体
3,3A,3B 携帯端末
4 SNSサーバ
5 監視サーバ
20 カメラ
21 センサ
22 アクチュエータ
23 自動運転ECU
24 HMIECU
24a 入力デバイス
24b,32 ディスプレイ
25 パワートレインECU
26 操舵ECU
27 ボディECU
28 データ通信部
28a アンテナ
28b GPSセンサ
29 車載ローカルネットワーク
30 通信部
31 タッチパネル
33 記録部
34 制御部
100 近距離無線通信部
200 監視部
331 SNSアプリケーションプログラム記録部
332 タッチパネルドライバプログラム記録部
333 操作モニタリングプログラム記録部
BS1 基地局
M1,M2,M3,M4 メッセージ
NW ネットワーク
W1,W2 メッセージ画面

Claims (1)

  1. ハードウェアを有するプロセッサであって、
    前記プロセッサは、
    自動運転モード中の移動体内に乗車し、通信相手とメッセージのやり取りを行っている運転者に対して、自動運転モードから手動運転モードへの移行準備を促すメッセージを前記運転者が所有する携帯端末へ出力し、
    前記運転者が前記手動運転モードへ移行した場合、前記通信相手が所有する携帯端末へ前記運転者が前記手動運転モードへ移行したことを示すメッセージを出力する、
    運転支援システム。
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