JP2021526944A - シェービング装置のための改良されたヘアカットユニット - Google Patents

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Abstract

本発明は、シェービング装置のヘアカットユニットに関する。ヘアカットユニットは、ヘアカット要素と伸縮駆動軸機構3とを有する。駆動軸機構は、第1の軸セグメント21を有し、これは、共回転する第2の軸セグメント22と伸縮的に係合し、これは、共回転する第3の軸セグメント23と伸縮的に係合する。バネ機構5は、第1の伸縮軸セグメントと第3の伸縮軸セグメントとを互いに離して押圧する。実施形態では、第1及び第2の伸縮軸セグメント21、22は、相互に傾動可能な係合状態にあり、及び/又は第2及び第3の伸縮軸セグメント22、23は、相互に傾動可能な係合状態にある。本発明は、シェービング装置の改善された皮膚輪郭追従能力を提供すると同時に、駆動軸10の機構のために必要とされる設置スペースが少ないままで済む。

Description

本発明は、シェービング装置のヘアカットユニットに関し、ヘアカットユニットが、ヘアカット要素と、ヘアカット要素を回転駆動するための駆動軸機構とを有する。皮膚毛のシェービング装置は、本発明による斯かるヘアカットユニットを1個以上含んでいてもよい。典型的には、皮膚毛のシェービング装置は、シェービング装置のユーザによって保持されるように意図され、シェービング装置の様々な部材を収容するものとして機能するシェービング装置本体を更に有する。
本発明の一般的な背景として、US2003/0019107A1号は、少なくとも1つの枢動可能なヘアカット要素を有するシェービング装置を開示することに留意されたい。枢動可能なヘアカット要素は、外部切断部材と内部切断部材とを有し、これらは互いに対して回転可能である。このシェービング装置は更に、内部切断部材を駆動するためのモータと、ヘアカット要素とモータとの間に配置された駆動軸機構とを有する。駆動軸機構は、モータの出力軸に弾力的に結合されている。
上記において特定されたようなタイプのヘアカットユニットについては、斯かるシェービング装置に適用されるとき、複数の望ましい設計要件がある。
ユーザの快適性及びシェービングの滑らかさの観点から、斯かるシェービング装置に、かなりの皮膚輪郭追従性を提供することが好ましい。これは、外力に反応して回避運動を提供するために、1つ若しくは複数のヘアカット要素の一定の枢動性及び/又は1つ若しくは複数のヘアカット要素の支持部のシェービング装置内での一定の可撓性を含んでいてもよい。更に、少なくとも1つのヘアカット要素を所定の位置に促すバイアス要素が提供されてもよい。
しかしながら、同時に、シェービング装置のモータからの駆動力及び/又は駆動トルクを少なくとも1つのヘアカット要素に伝達する必要がある。従って、皮膚輪郭追従能力が大きいほど、必要とされる補償動作が大きくなる。その結果、モータと1つ又は複数のヘアカット要素との間の駆動軸機構は、シェービング装置の動作中にかなりの方向偏差及び/又は位置偏差を補償しなければならない。
更に、2つの伸縮(telescopic)スピンドルセグメントで構成された補償駆動軸機構は、場合によっては振動を発生させやすく、これは、騒音及び/又はユーザに一定の不快感をもたらす場合があることが観察される。更に、振動は、毛のカット/シェービング性能を低下させる場合がある。更に、振動レベルの増加は、摩耗の増加をもたらし、及び従って、シェービング装置の耐用年数の低下を招く場合がある。
更に、増加した長さ補償及び/又は増加した傾斜補償能力を持つ補償スピンドルを提供することはまた、一般的にはハンドヘルドシェービング装置にとって好ましくない設置スペースの増加をもたらす場合がある。
従って、シェービング装置の皮膚輪郭追従能力を向上させることは、いくつかの望ましい設計要件の間の一定のトレードオフを必要とする。
本発明の目的は、シェービング装置の皮膚輪郭追従能力が改善されると同時に、望ましい設計要件の間の上述したトレードオフの少なくとも1つを満たす解決策を提供することである。
そのために、本発明は、添付の独立請求項1によるヘアカットユニットを提供する。本発明の好ましい実施形態は、添付の従属請求項2〜13により提供される。
こうして、本発明は、シェービング装置のためのヘアカットユニットを提供し、
−ヘアカットユニットは、ヘアカット要素と駆動軸機構とを有し、
−上記ヘアカットユニットの動作状態は、上記シェービング装置に上記ヘアカットユニットが装着されるとき、上記駆動軸機構が回転し、これにより上記ヘアカット要素が駆動される状態として規定され、
−上記駆動軸機構は、中心軸を持ち、第1の伸縮軸セグメント、第2の伸縮軸セグメント、第3の伸縮軸セグメント、及びバネ機構を有し、
上記動作状態で見られるとき、
−上記第2の伸縮軸セグメントは、中心軸に沿って見られるとき、上記第1の伸縮軸セグメントと上記第3の伸縮軸セグメントとの間に配置され、上記ヘアカット要素は、上記中心軸に沿って見られるとき、上記第2の伸縮軸セグメントから離れて面する上記第3の伸縮軸セグメントの側に配置され、
−上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第2の伸縮軸セグメントが、上記中心軸に沿って相互に伸縮係合し、少なくとも上記中心軸の周りで相互に共回転するように相互接続され、
−上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントは、中心軸に沿って相互に伸縮係合し、少なくとも中心軸の周りで相互に共回転するように相互接続されて おり、
−上記第3の伸縮軸セグメント及び上記ヘアカット要素は、少なくとも中心軸の周りで相互に共回転するよう相互接続されており、上記第3の伸縮軸セグメント及び上記ヘアカット要素との相互接続位置において、上記第3の伸縮軸セグメントは、上記中心軸に対して相対的に見られるとき、上記ヘアカット要素により実行される皮膚輪郭追従運動に自動的に追従し、
−上記第3の伸縮軸セグメント及び上記ヘアカット要素の上記相互接続位置において、上記皮膚輪郭追従運動は、軸方向追従運動要素を有し、この要素は、中心軸に沿って方向付けられ、上記第1の伸縮軸セグメント、上記第2の伸縮軸セグメント、及び上記第3の伸縮軸セグメントの上記相互伸縮係合により実現され、
−上記バネ機構は、少なくとも中心軸に沿って見られるとき、上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントを互いに離して伸縮的に押すばね力を提供し、
−上記バネ機構の上記ばね力は、上記第3の伸縮軸セグメントの上記軸方向追従運動要素を実現するために、上記第3の伸縮軸セグメントを介して上記ヘアカット要素に伝達される。
従って、本発明によれば、駆動軸機構は、上記のような相互の伸縮係合を備える第1、第2及び第3の伸縮軸セグメントを持つ3分割伸縮構造に基づかれ、これは、上記皮膚輪郭追従運動の上記軸方向追従運動要素を可能にする。ヘアカットユニットの駆動軸機構の既知の2分割伸縮構造と比較して、本発明の3分割伸縮構造は、皮膚輪郭追従運動の軸方向追従運動要素のためのより大きな範囲を提供する。原則として、軸方向追従運動要素のためのこれらの拡張された範囲は、その最大に引き込まれた伸縮状態の同等の既知の2分割伸縮構造の軸方向寸法及び横方向寸法と比較して、その最大に引き込まれた伸縮状態の3分割伸縮構造の軸方向寸法又は横方向寸法を増加させる必要はない。言い換えれば、本発明は、その最大に引き込まれた伸縮状態での駆動軸機構の寸法を超える皮膚輪郭追従運動の伸長率の改善された比率を提供する。更に別の言い方をすれば、本発明は、シェービング装置の改善された皮膚輪郭追従能力を提供すると同時に、駆動軸機構のために必要とされる設置スペースが少ないままで済む(remains restricted)。これは、より効果的かつコンパクトなシェービング装置を可能にする。
本発明によれば、2つのそれぞれの伸縮軸セグメントの「中心軸に沿った相互伸縮係合」という用語は、2つのそれぞれの伸縮軸セグメントが最大に引き込まれた状態と最大に拡張された状態とを持ち、そこでは2つのそれぞれの伸縮軸セグメントが中心軸に沿って、最大に伸縮的に引き込まれるか又は最大に伸縮的に拡張される係合であることに留意されたい。少なくとも第1及び第2の伸縮軸セグメントの最大拡張状態において、ヘアカット要素に面する第2の伸縮軸セグメントの軸方向端部は、中心軸に沿って第1の伸縮軸セグメントを越えて延び、これにより、ヘアカット要素に面する第1の伸縮軸セグメントの軸方向端部よりもヘアカット要素に近接している。同様に、少なくとも第2及び第3の伸縮軸セグメントの最大伸長状態において、ヘアカット要素に面する第3の伸縮軸セグメントの軸方向端部は、中心軸に沿って第2の伸縮軸セグメントを越えて延び、これにより、ヘアカット要素に面する第2の伸縮軸セグメントの上記軸方向端部よりもヘアカット要素に近い。その結果、少なくとも第2及び第3の伸縮軸セグメントの最大伸長状態において、第3の伸縮軸セグメントとヘアカット要素との相互接続位置は、中心軸に沿って第2の伸縮軸要素を越えて延び、これにより、ヘアカット要素に面する第2の伸縮軸セグメントの上記軸方向端部よりもヘアカット要素に近い。
US3,242,569A号は、ヘアカットユニットの駆動軸機構の2分割伸縮構造の一例を開示することに留意されたい。この既知の2分割伸縮構造は、相互に伸縮可能なスピンドルセグメント3及び13から構成される。この2分割伸縮構造3+13は更に、伸縮セグメント3内で摺動可能な要素15を有する。しかしながら、この要素15は、2分割伸縮構造3+13の伸縮セグメントではない。なぜなら、この要素15は、全体が常に伸縮セグメント3の軸方向全長内に完全に留まっているからである。伸縮セグメント3内に配置されたリング19のために、要素15が伸縮セグメント3から突出することはない。実際には、US3,242,569A号により開示されるような2分割伸縮構造3+13は、摺動可能要素15、弱ばね9及び強ばね10と共に、本発明と比較して全く異なる設計目的及び効果を持つ。これらの異なる設計目的については、US3,242,569A号、第1欄、21〜37行を参照されたい。そこでは、シェービング中のユーザが、ヘアカットユニットがユーザの皮膚に対して押されるとき、弱ばね9又は強ばね10のいずれかが対圧を提供する圧力フェーズ間の自動遷移を経験する場合があることが開示される。
EP1902818A2号も、ヘアカットユニットの駆動機構の2分割伸縮構造の例を開示しており、これは、第1及び第2の同心に配置された外側カッター要素31、32と、それぞれ第1及び第2の外側カッター要素31、32と協働するように配置された第1及び第2の同心に配置された内側カッター40、50とを有する。この既知の2分割伸縮構造は、従動ギアホイールを含む下部伸縮軸セグメントと、第2の内側カッター50に結合される上部伸縮軸セグメント60とから構成される。筒状体46は、上部伸縮軸セグメント60の上側部分の周囲に配置され、第1の内側カッター40と結合される。筒状体46は、第1の外側カッター要素31に対抗するよう第1の内側カッター40を促すために、バネ48により上方向に付勢される。筒状体46は、2分割伸縮構造の伸縮軸セグメントではない。なぜなら、筒状体46が上部伸縮軸セグメント60の軸方向全長内に完全に残っているからである。筒状体46の機能は、駆動機構の伸縮構造の全長を伸縮可能に延長することではなく、第1の外側カッター要素31に対して第1の内側カッター40を駆動して偏らせることである。
本発明の好ましい実施形態では、第1の伸縮軸セグメント及び第2の伸縮軸セグメントは、バネ機構の非存在下で考慮されるとき、最大に引き込まれた状態及び/又は最大に拡張された状態を持ち、そこでは、それらは、それらの間の相互停止アバットメントにより、互いに対して、それぞれ最大に伸縮的に引き込まれ、及び/又は最大に伸縮的に拡張される。上記駆動軸機構は更に、上記ヘアカットユニットの上記動作状態において、上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるためのスペーシング手段を有し、上記動作状態において、上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第2の伸縮軸セグメントの上記最大引き込み状態及び/又は上記最大引き伸ばし状態が防止される。
上記第1の伸縮軸セグメント及び第2の伸縮軸セグメントを動作状態で互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段のおかげで、通常、上記最大収縮状態及び/又は上記最大伸長状態での第1及び第2の伸縮軸セグメント間の相互停止アバットメントにより第1の伸縮軸セグメントから第2の伸縮軸セグメントに伝達されるであろう振動が、動作状態において第1の伸縮軸セグメントから第2の伸縮軸セグメントに伝達されるのが効果的に防止されることができる。
本発明の更に好ましい実施形態では、上記第1の伸縮軸セグメントと上記第2の伸縮軸セグメントとを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記第1の伸縮軸セグメントと上記第2の伸縮軸セグメントとの間の相互の伸縮係合のためのガイド手段を有し、上記ガイド手段は、ガイド軌道を規定し、この軌道の少なくとも一部は、上記動作状態において上記駆動軸機構の上記回転の結果として、上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第2の伸縮軸セグメントの互いに対する上記間隔を自動的に提供するために、中心軸に対して傾斜した形状を持つ。
上記第1の伸縮軸セグメントと上記第2の伸縮軸セグメントとの間の相互の伸縮係合のための上記ガイド手段のガイド軌道の上記傾斜した形状のおかげで、上記第1の伸縮軸セグメントと上記第2の伸縮軸セグメントとを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記駆動軸機構に行使されるトルクにより自己作動する。スペーシング手段の斯かる実現の更なる利点は、斯かるガイド軌道の斯かる傾斜した形状が、追加の部品なしで具現化されることができることである。
本発明の更に好ましい実施形態では、上記第1の伸縮軸セグメントと上記第2の伸縮軸セグメントとの間の相互の伸縮係合のための上記ガイド手段の上記ガイド軌道の上記少なくとも一部の上記傾斜形状の中心軸に対する傾斜角度は、1°〜50°の範囲内にあり、より好ましくは5°〜30°の範囲内にあり、更に好ましくは10°〜20°の範囲内にある。
本発明の更に好ましい実施形態では、上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記バネ機構のサブスプリング手段を有する。上記サブスプリング手段は、少なくとも中心軸に沿って見られるとき、第1の伸縮軸セグメント及び第2の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧するサブスプリング力を提供しており、これにより、第1の伸縮軸セグメント及び第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けることに少なくとも寄与している。
上記バネ機構の上記サブスプリング手段のおかげで、上記第1の伸縮軸セグメントと上記第2の伸縮軸セグメントとを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記サブスプリング力により自己作動する。スペーシング手段の斯かる実現の更なる利点は、バネ機構の斯かるサブスプリング手段が、動作状態において第1の伸縮軸セグメント及び第3の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧するというバネ機構の主機能に同時に寄与し得るという点で、二重の機能を有し得ることである。
本発明の好ましい実施形態では、第2の伸縮軸セグメント及び第3の伸縮軸セグメントは、バネ機構の非存在下で考慮されるとき、最大に引き込まれた状態及び/又は最大に拡張された状態を持ち、そこでは、それらは、それらの間の相互停止アバットメントにより、互いに対して、それぞれ最大に伸縮的に引き込まれ、及び/又は最大に伸縮的に拡張され、上記駆動軸機構は更に、上記ヘアカットユニットの上記動作状態において、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるスペーシング手段を含み、上記動作状態において、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントの上記最大引き込み状態及び/又は上記最大引き伸ばし状態が防止される。
上記第2の伸縮軸セグメントと上記第3の伸縮軸セグメントとを動作状態で互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段のおかげで、通常は上記最大収縮状態及び/又は上記最大伸長状態で上記第2の伸縮軸セグメントと上記第3の伸縮軸セグメントとの間の相互停止アバットメントにより上記第2の伸縮軸セグメントから上記第3の伸縮軸セグメントに伝達されるであろう振動が、上記動作状態で上記第2の伸縮軸セグメントから上記第3の伸縮軸セグメントに伝達されることが効果的に防止されることができる。
本発明の更に好ましい実施形態では、上記第2の伸縮軸セグメントと上記第3の伸縮軸セグメントとを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記第2の伸縮軸セグメントと上記第3の伸縮軸セグメントとの間の相互の伸縮係合のためのガイド手段を有し、上記ガイド手段がガイド軌道を規定し、上記ガイド軌道の少なくとも一部が、上記動作状態において上記駆動軸機構の上記回転の結果として、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントの互いに対する上記間隔を自動的に提供するために、上記中心軸に対して傾斜した形状を持つ。
上記第2の伸縮軸セグメントと上記第3の伸縮軸セグメントとの間の相互の伸縮係合のための上記ガイド手段のガイド軌道の上記傾斜した形状のおかげで、上記第2の伸縮軸セグメントと上記第3の伸縮軸セグメントとを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記駆動軸機構に行使されるトルクにより自己作動する。スペーシング手段の斯かる実現の更なる利点は、斯かるガイド軌道の斯かる傾斜した形状が、追加の部品なしで具現化されることができることである。
本発明の更に好ましい実施形態では、第2の伸縮軸セグメントと第3の伸縮軸セグメントとの間の相互伸縮係合のための上記ガイド手段の上記ガイド軌道の上記少なくとも一部の上記傾斜形状の中心軸に対する傾斜角度は、1°〜50°の範囲内にあり、好ましくは5°〜30°の範囲内にあり、より好ましくは10°〜20°の範囲内にある。
本発明の更に好ましい実施形態では、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記バネ機構の更なるサブスプリング手段を有する。上記更なるサブスプリング手段が、少なくとも中心軸に沿って見られるとき、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧する更なるサブスプリング力を提供し、これにより、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けることに少なくとも寄与する、
上記バネ機構の上記更なるサブスプリング手段のおかげで、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記更なるサブスプリング力により自己作動する。スペーシング手段の斯かる実現の更なる利点は、バネ機構の斯かる更なるサブスプリング手段が、動作状態において第1の伸縮軸セグメント及び第3の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧するというバネ機構の主機能に同時に寄与し得るという点で、二重の機能を有し得ることである。
本発明の更に好ましい実施形態では、
−第1の伸縮軸セグメント及び第2の伸縮軸セグメントは、バネ機構の非存在下で考慮されるとき、最大に引き込まれた状態及び/又は最大に拡張された状態を持ち、そこでは、それらは、それらの間の相互停止アバットメントにより、互いに対して、それぞれ最大に伸縮的に引き込まれ、及び/又は最大に伸縮的に拡張される。上記駆動軸機構は更に、上記ヘアカットユニットの上記動作状態において、上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるスペーシング手段を有し、上記動作状態において、上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第2の伸縮軸セグメントの上記最大引き込み状態及び/又は上記最大引き伸ばし状態が防止される。
−上記第1の伸縮軸セグメントと上記第2の伸縮軸セグメントとを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記バネ機構のサブスプリング手段を有する。上記サブスプリング手段は、少なくとも上記中心軸に沿って見られるとき、上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第2の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧するサブスプリング力を提供し、これにより、上記第1の伸縮軸セグメント及び上記第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けることに少なくとも寄与する。
−上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントが、上記バネ機構の非存在下で考慮されるとき、最大に引き込まれた状態及び/又は最大に拡張された状態を持ち、そこではそれらは、それらの間の相互停止アバットメントにより、互いに対してそれぞれ最大に伸縮的に引き込まれ、及び/又は最大に伸縮的に拡張され、上記駆動軸機構が更に、上記ヘアカットユニットの上記動作状態において、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるスペーシング手段を有し、上記動作状態において、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントの上記最大引き込み状態及び/又は上記最大引き伸ばし状態が防止される。
−上記第2の伸縮軸セグメントと上記第3の伸縮軸セグメントとを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段は、上記バネ機構の更なるサブスプリング手段を有する。上記更なるサブスプリング手段が、少なくとも中心軸に沿って見られるとき、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧する更なるサブスプリング力を提供し、これにより、上記第2の伸縮軸セグメント及び上記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けることに少なくとも寄与する。
上記バネ機構の上記サブスプリング手段及び上記更なるサブスプリング手段のおかげで、上記第1の伸縮軸セグメント及び第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるスペーシング手段、並びに上記第2の伸縮軸セグメント及び第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるスペーシング手段は、上記サブスプリング力及び上記更なるサブスプリング力により、それぞれ自己作動する。スペーシング手段の斯かる実現の更なる利点は、バネ機構の斯かるサブスプリング手段及び斯かる更なるサブスプリング手段のそれぞれが、動作状態において第1の伸縮軸セグメント及び第3の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧するというバネ機構の主機能に同時に寄与し得るという点で、二重の機能を有し得ることである。
本発明の更なる好ましい実施形態では、上記サブスプリング手段と上記更なるサブスプリング手段とが一緒になって、少なくとも中心軸に沿って見られるとき、上記第1の伸縮軸セグメントと第3の伸縮軸セグメントとを互いに離れるよう伸縮的に押すバネ機構の上記スプリング力を提供する。
これは、上記バネ機構が、上記サブスプリング手段及び上記更なるサブスプリング手段に加えて更なる部品なしに具現化されることができるという利点を提供する。
本発明の更に好ましい実施形態では、第3の伸縮軸セグメントとヘアカット要素との相互接続位置において、上記皮膚輪郭追従運動は、中心軸に対して横方向に延びる横方向追従運動要素を有し、これは、第1の伸縮軸セグメントと第2の伸縮軸セグメントとが、中心軸に対して見られるとき、相互に傾動可能な係合状態にあることで実現され、及び/又は、第2の伸縮軸セグメントと第3の伸縮軸セグメントとが、中心軸に対して見られるとき、相互に傾動可能な係合状態にあることで実現される。
斯かる好ましい実施形態では、ヘアカットユニットの駆動軸機構の既知の2分割伸縮構造と比較して、本発明の3分割伸縮構造は、軸方向の追従運動要素だけでなく、皮膚輪郭追従運動の横方向の追従運動要素に対しても、より大きな範囲を提供する。軸方向及び横方向の追従運動要素のためのこれらの拡張された範囲は原理的には、最大に引き込まれた伸縮状態の同等の既知の2分割伸縮構造の軸方向寸法及び横方向寸法と比較して、最大に引き込まれた伸縮状態の3分割伸縮構造の軸方向寸法又は横方向寸法を増加させる必要はない。これは、より効果的でありながらもコンパクトなシェービング装置に更に貢献している。
更に、本発明は、皮膚毛のシェービング装置において具体化され、これは、本発明による少なくとも1つのヘアカットユニットと、シェービング装置のユーザにより把持されることが意図され、シェービング装置の各種部材を収容するものとして機能するシェービング装置本体とを有し、少なくとも1つのヘアカットユニットが、シェービング装置の動作のためにシェービング装置本体に接続される。
シェービング装置のシェービングヘッドの一例を側面表示で示す図であり、示されたシェービングヘッドは、本発明の実施形態の一例による、相互に同一の2つのヘアカットユニットを有する、図である。 図1Aのシェービングヘッドを再び示す図であるが、ここでは、左側に示されるヘアカットユニットのヘアカット要素が、対応する駆動軸機構の中心軸に対して異なる方向にあり、この異なる方向は例えば、ヘアカット要素により実行された皮膚輪郭追従運動によりもたらされる、図である。 図1Bのシェービングヘッドを再び示す図であるが、ここでは、右側に示されるヘアカットユニットのヘアカット要素も、対応する駆動軸機構の中心軸に対して異なる方向にある、図である。 図1A〜1Cの左側に示されるヘアカットユニットの駆動軸機構をそれぞれ透視表示で示す図であり、駆動軸機構は、まだ最大ではないが、かなり収縮した状態にある、図である。 図2の駆動軸機構の分解図である。 図2の駆動軸機構の側面図である。 図4のV−V線に沿って得られる断面図である。 図5の駆動軸機構の分解図である。 本発明によるヘアカットユニットの駆動軸機構の別の実施形態の一例を、図5と同様の状況及び断面表示で示す図である。
本発明の上述した側面及び他の側面は、非限定的な例示に過ぎず、図面における概略図を参照して、以下に説明する実施形態から明らかになり、実施形態を参照して説明されるであろう。
上述した図1〜図7において使用される参照符号は、本発明の上述した部分及び側面、並びに関連する部分及び側面を以下の態様で参照している。
1、1A ヘアカットユニット
2,2A ヘアカット要素
3,3A;103 駆動軸機構
4,4A 中心軸
5;105A,105B バネ機構
105A サブスプリング手段
105B 更なるサブスプリング手段
6 相互接続位置
7 傾斜角度
11 軸方向の追従運動要素
12 横方向追従運動要素
14、15 ガイド手段
21;121 第1の伸縮軸セグメント
22;122 第2の伸縮軸セグメント
23;123 第3の伸縮軸セグメント
30 シェービングヘッド
31 トランスミッションユニット
32 主駆動軸
33 結合部材
34、34A 回転軸
35 中央部材
36 第一の枢動軸
40 ギアホイール
41 第1の周壁
42 第2の周壁
43 第3の周壁
44 螺旋状スロット
45 軸スロット
46 突出部
図1〜図7では、これらの図に示される異なる実施形態に共通する部分及び側面には、同じ参照数字が使用される。
図面の簡単な説明を含む上記の導入的な説明と、図面に使用される上記の説明された参照符号とに基づき、図1〜図7に示される実施例は、その大部分が容易に自明である。以下に更なる説明が与えられる。
まず、図1A〜図1Cを参照すると、本発明による相互に同一の2つのヘアカットユニット1,1Aを備えるシェービングヘッド30が示される。ヘアカットユニット1,1Aは、個別のヘアカット要素2,2Aと、それぞれの中心軸4,4Aを備える個別の駆動軸機構3,3Aとを有する。各ヘアカット要素2,2Aは、外部切断部材及び内部切断部材(詳細は図示省略)を有している。上記外部切断部材は、複数の毛進入口を有する。上記内部切断部材は、上記外部切断部材に対して回転軸の周りで回転可能である。ヘアカット要素2,2Aの回転軸は、それぞれ参照数字34,34Aで示される。
内部切断部材は、それぞれの駆動軸機構3,3Aを介してシェービングヘッド30のトランスミッションユニット31に結合される。トランスミッションユニット31は、主駆動軸32の周りで回転可能な主駆動軸の回転運動を駆動軸機構3、3Aの回転運動に伝達するための一組の伝動ギアホイールを有してもよい。図1A〜図1Cに示されない主駆動軸は、シェービングヘッド30の結合部材33に収容される。結合部材33により、シェービングヘッド30は、シェービング装置の本体(図示省略)に解放可能に結合される。結合部材33は、シェービングヘッド30の中央部材35の一部である。
ヘアカット要素2,2Aは、第1の枢動軸36の周りで相互に独立して枢動可能な態様で中央部材35に取り付けられる。図1A〜図1Cは、この第1の枢動軸36の周りでヘアカット要素2,2Aのいくつかの異なる枢動位置を示す。ヘアカット要素2,2Aは代替的に、2つの異なる、例えば相互に平行な、斯かる第1の枢動軸の周りで枢動可能であってもよいことに留意されたい。ヘアカット要素2,2Aは、斯かる1つ又は2つの第1の枢動軸の周りでの枢動可能性に加えて、例えば斯かる1つ又は2つの第1の枢動軸に直交する1つ又は2つの第2の枢動軸に対して枢動可能であってもよいことが更に留意されたい。
図1A〜図1Cから、シェービングヘッド30に適用される伸縮的駆動軸機構3,3Aが、ヘアカット要素2,2Aにより実行される皮膚輪郭追従運動の横方向追従運動要素と同様に、軸方向追従運動要素に対して非常に大きな有効範囲を提供することができなければならないことが今では明らかであろう。
駆動軸機構3をより詳細に示す図2〜図6から、軸方向及び横方向の追従運動要素(それぞれ図2の矢印11、12を参照)の上述の非常に大きな有効範囲は、その最大に引き込まれた伸縮状態での駆動軸機構3の3分割伸縮構造のかなりの軸方向又は横方向の寸法を必要としないことが容易に理解されるであろう。結局のところ、従来の2分割伸縮構造と比較して、3分割伸縮構造は、3分割伸縮構造の最長セグメントを伸長させる必要なしに、従って最大に引き込まれた状態にある3分割伸縮構造の軸方向寸法を増大させる必要なしに、より大きな軸方向の伸長を可能にすることができる。更に、上記より大きな軸方向伸長のおかげで、第3の伸縮軸セグメント23の自由端における相互接続位置6は、従来の2分割伸縮構造と比較して、セグメント間の横方向の遊びを増加させる必要なしに、従って、最大に引き込まれた状態における3分割伸縮構造の横方向寸法を増加させる必要なしに、より大きな横方向の動きを実行することが自動的に可能にされるであろう。言い換えると、本発明は、シェービング装置の皮膚輪郭追従能力の向上を提供すると同時に、駆動軸機構のために必要な設置スペースが少ないままで済む。これは、より効果的かつコンパクトなシェービング装置を可能にする。
図2〜図6の示された例は、以下の更なる特定の態様を有する。
第1の伸縮軸セグメント21は、シェービングヘッド30(図1A参照)のトランスミッションユニット31内で係合されるギアホイール40を持つ。第1の伸縮軸セグメント21及び第2の伸縮軸セグメント22は、中心軸4に対して見られるとき、相互に傾動可能に係合している。示された例では、第2の伸縮軸セグメント22及び第3の伸縮軸セグメント23は、斯かる相互に傾動可能な係合状態にはない。バネ機構5は、第1及び第2の伸縮軸セグメント21,22を互いに離れるよう伸縮的に押圧する単一の圧縮ばね5として具現化される。第1、第2及び第3の伸縮軸セグメント21、22、23は、それぞれ第1、第2及び第3の周壁41、42、43を有している。第1の周壁41は、3つの螺旋状のスロット44を持ち、これらは相互に同一であり、中心軸4の周りで周方向に等間隔に配置される。各螺旋状スロット44は、特に傾斜した接触面14により囲まれる(bounded)。第2の周壁42は、3つの突起部15を持ち、これらは3つのスロット44内で摺動可能である。第2の周壁42は、3つの軸方向スロット45を持ち、これらは相互に同一であり、中心軸4の周りで周方向に等間隔に配置される。第3の周壁43は、3つの突起部46を持ち、これらは3つの軸方向スロット45内で摺動可能である。
図3に示すように、各傾斜した接触面14は、中心軸4に対して傾斜角7を有している。突起15と共に傾斜した接触面14が、ヘアカットユニット1の動作状態において、第1の伸縮軸セグメント21と第2の伸縮軸セグメント22とを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段を形成し、動作状態において、第1の伸縮軸セグメント21と第2の伸縮軸セグメント22とが最大に引っ込んだ状態が防止される点を理解されたい。より具体的には、第1の伸縮軸セグメント及び第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける上記スペーシング手段が、駆動軸機構3に行使されるトルクにより自己作動することが、今理解されるであろう。
そのために、ギアホイール40を介して駆動トルクが駆動軸機構3に作用される動作状態が考慮される。次に、3つの傾斜した接触面14の傾斜角度7のおかげで、上記駆動トルクは、各傾斜した接触面14から3つの突起部15のそれぞれに作用する軸力要素(即ち、中心軸4に平行に向けられた)を、3要素で生成する。これら3つの軸力要素は、第2の伸縮軸セグメント22を第1の伸縮軸セグメント21からより遠くに押し出し、一方、第2の伸縮軸セグメント22は、第3の伸縮軸セグメント23に沿って自由に移動することができる。これにより、第1の伸縮軸セグメント21及び第2の伸縮軸セグメント22は、上記ヘアカットユニットの動作状態において、互いに対して間隔を置いたままとなり、上記動作状態において、上記第1の伸縮軸セグメント及び第2の伸縮軸セグメントが最大に引っ込んだ状態が防止される。第1及び第2の伸縮軸セグメント21、22を動作中に相互に間隔を空けるためのこれらのスペーシング手段14、15のおかげで、そうでなければ、上記最大に引っ込んだ状態の第1及び第2の伸縮軸セグメント間の相互停止アバットメントにより第1の伸縮軸セグメント21から第2の伸縮軸セグメント22に伝達されるであろう振動が、動作中に第1の伸縮軸セグメント21から第2の伸縮軸セグメント22に伝達されることが効果的に防止される。
前述したように、図2及び図3に示す実施形態では、第1及び第2の伸縮軸セグメント21及び22の上記相互傾斜可能な係合は、突起部15とスロット44との間に存在する間隔、及び第2の伸縮軸セグメント22の第2の周壁42と第1の伸縮軸セグメント21の第1の周壁41との間に存在する間隔により可能にされる。図示しない特定の実施形態では、第1の周壁41は、第2の周壁42及び第3の周壁43の軸方向の長さに対して小さい中心軸4方向の軸方向の長さを有する。その結果、この実施形態では、前述したように、突起部15とスロット44との相互作用により生じる軸方向の力により第1の伸縮軸セグメント21から離れる第2の伸縮軸セグメント22の軸方向の変位は比較的小さい。上記軸方向変位は、第1及び第2の伸縮軸セグメント21及び22が動作状態で最大に引っ込んだ状態を防止し、従って、第1の伸縮軸セグメント21から第2の伸縮軸セグメント22への振動の伝達を防止することができる。本実施形態では、第1及び第2の伸縮軸セグメント21及び22の相互の伸縮的配置による駆動軸機構3の長さの軸方向全体の延長に対する寄与は限定的であるが、本実施形態は、前述したような動作状態での振動の伝達の防止に加えて、以下のような利点を持つ。
まず、第1の周壁41の軸方向長さが比較的小さいため、第1及び第2伸縮軸セグメント21及び22間の傾斜点の位置の範囲が制限される。第2及び第3の伸縮軸セグメント22及び23は相互に傾斜可能に係合していないので、第1の伸縮軸セグメント21に対する第3の伸縮軸セグメント23の傾斜点の位置の範囲、特に第1の伸縮軸セグメント21に対する第3の伸縮軸セグメント23の自由端における相互接続位置6の傾斜点の位置の範囲も制限される。上記傾斜点の上記限られた範囲は、駆動軸機構3が延びるトランスミッションユニット31のハウジング内の開口部の大きさを小さくすることを可能にする。上記開口部のサイズを小さくすることは、より美的なデザイン及び品質の知覚の改善をもたらし、一方で、それは、望ましくない物質及び物体(例えば、固い(heard)毛)がトランスミッションユニット31内に侵入することを最小限に抑えることもできる。
第1の周壁41の比較的小さい軸方向長さの第2の利点は、ハウジングの必要な寸法を大幅に増加させることなく、第1の伸縮軸セグメント21がトランスミッションユニット31のハウジング内に完全に収容されることができることである。また、これは、より美的なデザインをもたらす。なぜなら、比較的滑らかな第2及び第3の伸縮軸セグメント22及び23のみがユーザに見えるようになるからである。
次に、図7を参照すると、本発明によるヘアカットユニットの駆動軸機構の別の実施形態の一例が、図5と同様の状況及び断面図で示される。図7の駆動軸機構は参照番号103で示され、その第1、第2、第3の伸縮軸セグメントはそれぞれ参照番号121、122、123で示される。駆動軸機構103のバネ手段は、上述したサブスプリング手段及び上述した更なるサブスプリング手段を有している。より具体的には、図7の示された例では、上記サブスプリング手段は、示された圧縮バネ105Aとして具現化され、上記更なるサブスプリング手段は、示された圧縮バネ105Bとして具現化される。
示された例では、圧縮ばね105Aは、第1の伸縮軸セグメント121と第2の伸縮軸セグメント122とを互いに対して間隔を空ける上述のスペーシング手段を形成しており、これにより、そうでなければ最大に引き込まれた位置にある第1及び第2の伸縮軸セグメント121、122間の相互停止アバットメントにより生じる振動が、第1の伸縮軸セグメント121から第2の伸縮軸セグメント122に伝達されることが防止される。圧縮ばね105Bは、第2の伸縮軸セグメント122と第3の伸縮軸セグメント123とを互いに相対的に離間させるための上述のスペーシング手段を形成しており、これにより、そうでなければ最大に引き込まれた位置にある第2及び第3の伸縮軸セグメント間の相互停止アバットメントにより生じる振動が、第2の伸縮軸セグメント122から第3の伸縮軸セグメント123に伝達されることが防止される。
同時に、これら2つの圧縮ばね105A、105Bが一緒になって、第1の伸縮軸セグメント121及び第3の伸縮軸セグメント123を互いに離れるよう伸縮的に押圧する、駆動軸機構103のバネ機構の上述したばね力を提供している。
本発明が、上述の説明及び図面において詳細に図示及び説明されたが、斯かる図示及び説明は、例示的及び/又は説明的であり、限定的と見なされるべきではない。本発明は開示された実施形態に限定されるものではない。
開示された実施形態に対する他の変形は、図面、開示、及び添付の請求項の研究から、請求項に記載された発明を実施する当業者により理解及び達成され得る。請求項において、「有する」という語は他の要素又はステップを排除するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数性を排除するものではない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、請求項に記載されたいくつかのアイテムの機能を果たし得る。明快さのため及び簡潔な説明とするために、本書において、特徴は、同一又は別個の実施形態の一部として開示されるが、本発明の範囲は、開示された特徴のすべて又は一部の組み合わせを持つ実施形態を含むことができる点を理解されたい。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。請求項における参照符号は、範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (13)

  1. シェービング装置のヘアカットユニットであって、
    ヘアカット要素と駆動軸機構とを有し、
    前記ヘアカットユニットの動作状態が、前記シェービング装置に前記ヘアカットユニットが装着されるとき、前記駆動軸機構が回転し、これにより前記ヘアカット要素が駆動される状態として規定され、
    前記駆動軸機構は、中心軸を持ち、第1の伸縮軸セグメント、第2の伸縮軸セグメント、第3の軸セグメント、及びバネ機構を含み、
    前記動作状態において、
    −前記第2の伸縮軸セグメントが、前記中心軸に沿って見られるとき、前記第1の伸縮軸セグメントと前記第3の軸セグメントとの間に位置し、前記ヘアカット要素は、前記中心軸に沿って見られるとき、前記第2の伸縮軸セグメントから離れて面する前記第3の軸セグメントの側に位置し、
    −前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントが、前記中心軸に沿って相互に伸縮係合し、少なくとも前記中心軸の周りで相互に共回転するように相互接続され、
    −前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の軸セグメントは、少なくとも前記中心軸の周りで相互に共回転するよう相互接続され、
    −前記第3の軸セグメント及び前記ヘアカット要素が、少なくとも前記中心軸の周りで相互に共回転するよう相互接続され、前記第3の軸セグメント及び前記ヘアカット要素の相互接続位置において、前記第3の軸セグメントは、前記中心軸に対して見られるとき、前記ヘアカット要素により実行される皮膚輪郭追従運動に自動的に追従し、
    −前記第3の軸セグメント及び前記ヘアカット要素の前記相互接続位置において、前記皮膚輪郭追従運動は、軸方向の追従運動要素を含み、前記軸方向の追従運動要素が、前記中心軸に沿って方向づけされ、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントの前記相互伸縮係合により実現され、
    −前記バネ機構の前記ばね力が、前記第3の軸セグメントの前記軸方向追従運動要素を実現するために、前記第3の軸セグメントを介して前記ヘアカット要素に伝達され、
    前記駆動軸機構の第3の軸セグメントは、伸縮軸セグメントであり、
    前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントは、前記中心軸に沿って相互に伸縮係合するよう相互接続され、
    前記第3の伸縮軸セグメント及び前記ヘアカット要素の相互接続位置における前記皮膚輪郭追従運動の前記軸方向追従運動要素が、前記第1の伸縮軸セグメント、前記第2の伸縮軸セグメント、及び前記第3の伸縮軸セグメントの前記相互伸縮係合により実現され、及び
    前記バネ機構は、少なくとも前記中心軸に沿って見られるとき、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押すスプリング力を提供する、ヘアカットユニット。
  2. 前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントが、前記バネ機構の非存在下で考慮されるとき、最大に引き込まれた状態及び/又は最大に拡張された状態を持ち、相互停止アバットメントにより、互いに対してそれぞれ最大に伸縮的に引き込まれ及び/又は最大に伸縮的に拡張され、
    前記駆動軸機構は更に、前記ヘアカットユニットの前記動作状態において、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるスペーシング手段を有し、前記動作状態において、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントの前記最大引き込み状態及び/又は前記最大拡張状態が防止される、請求項1に記載のヘアカットユニット。
  3. 前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける前記スペーシング手段が、前記第1の伸縮軸セグメントと前記第2の伸縮軸セグメントとの間の相互の伸縮係合のためのガイド手段を有し、
    前記ガイド手段は、ガイド軌道を規定し、前記ガイド軌道の少なくとも一部は、前記動作状態において前記駆動軸機構の前記回転の結果として、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントの互いに対する前記間隔を自動的に提供するために、前記中心軸に対して傾斜した形状を持つ、請求項2に記載のヘアカットユニット。
  4. 前記第1の伸縮軸セグメントと前記第2の伸縮軸セグメントとの間の相互の伸縮係合のための前記ガイド手段の前記ガイド軌道の前記少なくとも一部の前記傾斜形状の前記中心軸に対する傾斜角度が、1°から50°の範囲内にある、請求項3に記載のヘアカットユニット。
  5. 前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける前記スペーシング手段が、前記バネ機構のサブスプリング手段を有し、
    前記サブスプリング手段は、少なくとも前記中心軸に沿って見られるとき、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧するサブスプリング力を提供し、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントの互いに対する前記間隔に少なくとも寄与する、請求項2乃至4のいずれか一項に記載のヘアカットユニット。
  6. 前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントが、前記バネ機構の非存在下で考慮されるとき、最大に引き込まれた状態及び/又は最大に拡張された状態を持ち、相互停止アバットメントにより、互いに対してそれぞれ最大に伸縮的に引き込まれ及び/又は最大に伸縮的に拡張され、
    前記駆動軸機構は更に、前記ヘアカットユニットの前記動作状態において、前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるスペーシング手段を有し、前記動作状態において、前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントの前記最大引き込み状態及び/又は前記最大拡張状態が防止される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のヘアカットユニット。
  7. 前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける前記スペーシング手段が、前記第2の伸縮軸セグメントと前記第3の伸縮軸セグメントとの間の相互の伸縮係合のためのガイド手段を有し、
    前記ガイド手段がガイド軌道を規定し、前記ガイド軌道の少なくとも一部が、前記動作状態において前記駆動軸機構の前記回転の結果として、前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントの互いに対する前記間隔を自動的に提供するために、前記中心軸に対して傾斜した形状を持つ、請求項6に記載のヘアカットユニット。
  8. 前記第2の伸縮軸セグメントと前記第3の伸縮軸セグメントとの間の相互の伸縮係合のための前記ガイド手段の前記ガイド軌道の前記少なくとも一部の前記傾斜形状の前記中心軸に対する傾斜角度が、1°から50°の範囲内にある、請求項7に記載のヘアカットユニット。
  9. 前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける前記スペーシング手段が、前記バネ機構の更なるサブスプリング手段を有し、
    前記更なるサブスプリング手段が、少なくとも中心軸に沿って見られるとき、前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧する更なるサブスプリング力を提供し、前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントの互いに対する前記間隔に少なくとも寄与する、請求項6乃至8のいずれか一項に記載のヘアカットユニット。
  10. 前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントが、前記バネ機構の非存在下で考慮されるとき、最大に引き込まれた状態及び/又は最大に拡張された状態を持ち、相互停止アバットメントにより、互いに対してそれぞれ最大に伸縮的に引き込まれ及び/又は最大に伸縮的に拡張され、前記駆動軸機構は更に、前記ヘアカットユニットの前記動作状態において、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるスペーシング手段を有し、前記動作状態において、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントの前記最大引き込み状態及び/又は前記最大拡張状態が防止され、
    前記第1の伸縮軸セグメント及び前記前記第2の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける前記スペーシング手段が、前記バネ機構のサブスプリング手段を有し、前記サブスプリング手段は、少なくとも前記中心軸に沿って見られるとき、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧するサブスプリング力を提供し、前記第1の伸縮軸セグメント及び前記第2の伸縮軸セグメントの互いに対する前記間隔に少なくとも寄与し、
    前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントが、前記バネ機構の非存在下で考慮されるとき、最大に引き込まれた状態及び/又は最大に拡張された状態を持ち、相互停止アバットメントにより、互いに対してそれぞれ最大に伸縮的に引き込まれ、及び/又は最大に伸縮的に拡張され、前記駆動軸機構が更に、前記ヘアカットユニットの前記動作状態において、前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空けるスペーシング手段を有し、前記動作状態において、前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントの前記最大引き込み状態及び/又は前記最大拡張状態が防止され、
    前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントを互いに対して間隔を空ける前記スペーシング手段は、前記バネ機構の更なるサブスプリング手段を含み、前記更なるサブスプリング手段が、少なくとも前記中心軸に沿って見られるとき、前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧する更なるサブスプリング力を提供し、前記第2の伸縮軸セグメント及び前記第3の伸縮軸セグメントの互いに対する前記間隔に少なくとも寄与する、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のヘアカットユニット。
  11. 前記サブスプリング手段と前記更なるサブスプリング手段とが一緒になって、少なくとも前記中心軸に沿って見られるとき、前記第1の伸縮軸セグメント及び第3の伸縮軸セグメントを互いに離れるよう伸縮的に押圧する前記バネ機構の前記スプリング力を提供する、請求項10に記載のヘアカットユニット。
  12. 前記第3の伸縮軸セグメント及び前記ヘアカット要素の前記相互接続位置において、前記皮膚輪郭追従運動が、前記中心軸に対して横方向の追従運動要素を含み、前記横方向の追従運動要素は、前記中心軸に対して見られるとき、前記第1の伸縮軸セグメントと前記第2の伸縮軸セグメントとが相互に傾動可能な係合状態にあることで実現され、及び/又は前記中心軸に対して見られるとき、前記第2の伸縮軸セグメントと前記第3の伸縮軸セグメントとが相互に傾動可能な係合状態にあることで実現される、請求項1乃至11のいずれか一項に記載のヘアカットユニット。
  13. 皮膚毛のシェービング装置であって、
    請求項1乃至12のいずれか一項による少なくとも1つのヘアカットユニットと、
    前記シェービング装置のユーザにより保持され、前記シェービング装置の各種部材を収容するものとして機能するシェービング装置本体とを有し、
    前記少なくとも1つのヘアカットユニットが、前記シェービング装置の動作のために前記シェービング装置本体に接続される、シェービング装置。
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