JP5424258B2 - 電気かみそり - Google Patents

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Description

この発明は、本体部に保持される刃枠に、外刃とこれに下方から弾接して回転する内刃とを有する複数の刃ユニットを装着した電気かみそりに関するものである。
この種の電気かみそりでは、略円盤状の外刃が皮膚に大きな押圧力で押圧された時に外刃が皮膚に大きくくい込み、髭が過度に深剃りになったり、外刃の外周縁と皮膚との接触圧が過大になって使用感が悪くなるおそれがある。そこで従来より外刃の外周を外刃リム(皮膚支持リム)で囲み、外刃と皮膚との接触圧が過大になるのを防ぐことが提案されている(特許文献1)。
特表平09−503424
この特許文献1に示されたものでは、外刃リム(皮膚支持リム)を刃枠に対して可動に保持すると共に、外刃をこの外刃リムに対して可動に保持している。そして外刃が皮膚に強く接触する時には、外刃の周囲の皮膚が外刃リムを押し下げることにより接触圧を外刃と外刃リムとで分けて受け、外刃に対する接触圧を減らすものである。
またここには、隣接する外刃リムをヒンジで結合することにより、隣接する外刃リムの高さが大きく不揃いになるのを防ぎ、皮膚の曲面に沿わせてヘッドの髭剃り面を滑らす時に滑り易くすることも示されている。
特許文献1のものによれば、外刃が外刃リムに対して可動であるから、外刃の移動量(沈み込み量あるいは揺動量)を大きくすると外刃の縁が外刃リムの外刃取付口の開口縁に引っ掛かり易いという問題がある。すなわち外刃は外刃リムの外刃取付口に下方から挿入し外刃のフランジを外刃リムの外刃取付口の内縁に係合させているから、皮膚を外刃に強く押し付けると外刃が外刃リム内に深く進入するからである。
また隣接する外刃リムが互いにヒンジで結合されているため、1つの外刃リムの上下動や揺動(回動)が隣りの外刃リムを上下動や揺動させることになり、各外刃リムの独立した動作の障害になる。すなわち1つの外刃が皮膚の凹凸に対応して沈み込む時(あるいは揺動する時)に隣りの外刃リムと外刃も連動して沈み込む(揺動する)ことになり、隣りの外刃の剃り味に影響する。
さらに1つの外刃の上下動(揺動)に連動する部材が多くなるので、上下動時の抵抗が大きくなる。さらにまた、各外刃リムの間にヒンジ構造が存在するため、外刃の外径が小さくなったりヘッドの髭剃り面積(各外刃の髭剃り面の合計面積)が小さくなる。逆に外刃の外径を大きくすると刃枠が大型化する。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、外刃が沈み込む時に外刃が外刃リムの取付口の内縁に引っ掛かることが無く、隣接する外刃リムの動作(沈み込み、揺動など)が互いに影響せずそれぞれの外刃の独立した動作を可能にし、隣接する外刃リムの高さや傾きに差が生じてもヘッドの円滑な移動の障害にならず、外刃の上下動(揺動)が小抵抗で円滑になり、髭剃り面積を大きくできるようにした電気かみそりを提供することを目的とする。
この発明によればこの目的は、本体部に保持されるヘッド部に開閉可能に組み付けた刃枠に、外刃とこれに下方から弾接して回転する内刃とを有する複数の刃ユニットを装着し、前記刃ユニットを前記刃枠の中心から放射方向にのびる直線に直交しかつ外刃の中心を通る揺動軸回りに揺動可能とした電気かみそりにおいて、各刃ユニットの外刃が固定された外刃リムと一体化され前記刃枠に形成された上方に向かって拡径する球面形の取付口に可動に保持される複数の外刃ケース組と、前記外刃リムに下方に向かって突設され前記取付口に上方から押し込んで前記取付口の開口下縁に係合させて前記外刃リムを前記揺動軸回りに揺動可能に保持する一対の係合爪と、前記外刃リムの前記刃枠外周側を前記取付口の上縁に張り出させ刃枠中心側の上昇を規制するための張り出しと、前記各外刃ケース組の刃枠中心側に下方から接触して各外刃ケース組の刃枠中心側を押し上げるリング状の押上板と、前記刃枠に保持され前記押上板の下方に位置する刃押え板と、この刃押え板と前記押上板との間に縮装されこの押上板に上向きの復帰習性を付与する外刃フロートバネと、を備えることを特徴とする電気かみそり、により達成される。
この発明によれば、外刃と外刃リムとを一体に固定したので外刃が外刃リムに対して沈み込んだり回動(揺動)することがなく、外刃リムに引っ掛かることがない。また外刃と外刃リムとを一体化した複数の外刃ケース組は、それぞれ刃枠に設けた上方に向かって拡
径する球面形の取付口に可動に保持する。すなわち外刃リムには下方に向かって一対の係合爪を突設し、外刃リムを取付口に上方から装填しこれら係合爪を前記取付口の開口下縁に係合させて前記外刃リムを前記揺動軸回りに揺動可能に保持する一方、前記外刃リムの前記刃枠外周側を前記取付口の上縁に張り出させ刃枠中心側の上昇を規制するための張り出しとすると共に、外刃リムの刃枠中心側をリング状の押上板により押し上げているので、隣接する外刃ケース組の動作が互いに影響せず、隣接する外刃の剃り味に影響しない。
さらに各外刃ケース組は独立しているので、1つの外刃ケース組の動作が他の外刃ケース組を上下動や揺動させることがなく、上下動時の抵抗が増えることもない。さらにまた各外刃リムの間には刃枠が存在するから隣接する外刃の高さや傾きの差が大きくなっても間にある刃枠がこの高さの差を緩和することになり、ヘッドの滑らかな移動が可能である。
このため各外刃リムの間にヒンジ構造が不要になるので外刃を大径化して髭剃り面積を大きくでき、逆に外刃の径を大きくしても刃枠が大型化するのを防ぐことができる。
本発明の一実施例の外観を示す斜視図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図2の一部拡大図である。 同じくヘッド部の分解斜視図である。 同じくヘッド部の外観を示す平面図である。 図5におけるVI−VI線断面図である。 同じくヘッド部の内部を示す底面図である。 同じくヘッド部の内部を斜め下方から見た斜視図である。 同じくヘッド部を斜め下方から見た分解斜視図である。 刃押え板を含む着脱部の斜視図である。
外刃ケース組を刃枠に3組保持する場合は、刃枠の中心に対して3つの外刃の中心が正三角形の頂点に位置するように配置することができる。外刃ケース組を2組保持する場合は、刃枠の中心に対して対称位置に各外刃の中心が位置するようにすればよい。本発明では外刃ケース組は3組備えるものが最も望ましいが、2組であっても、3組以上備えるものであってもよい。
外刃ケース組は刃枠の中心側が下方に沈み込むように揺動するだけであってもよいが、さらに外刃ケース組全体が下方に沈み込むようにしてもよい。例えば、外刃リムに設けた係合爪を刃枠の取付口の縁に下方へ移動(沈み込み)可能に下方から係止するように構成すればよい。
各外刃ケース組を押し上げる押上板は、刃枠に保持された刃押え板との間に縮装された外刃フロートバネによって上向きに弾性支持されるが、この刃押え板には刃枠の中心軸(刃枠の上面あるいは髭剃り面に垂直でかつ刃枠の中心を通る軸)回りに回動可能な着脱板を保持してこの着脱板を刃枠内面に係脱可能にする。例えば刃枠に固定(あるいは一体成形)した固定リブに着脱板の周縁に設けた突起を周方向に係脱するように構成することができる(請求項2)。
刃枠内面に保持する刃押え板には、各刃ユニットの内刃の脱落を防ぐ内刃落下防止リングを一体に形成しておくことができる(請求項3)。すなわち刃枠に刃ユニットを組付けたヘッド部を本体部に着脱する際に内刃が刃ユニットから外れて落下するのをこのリングで防ぎ、ヘッド部の着脱を容易にするものである。
なお3つの刃ユニットを有する場合には、刃押え板に一体成形する3つの内刃落下防止リングの間には空隙ができるから、この空隙を利用して刃枠の中心軸上に押上板や外刃フロートバネなどを同軸に収まり良く収容できる。このためヘッド部の小型化に適するものとなる。
図1〜4において符号10は本体部であり、略円柱状のグリップ部12の上部を斜め前上方へ折曲したケース14を持つ。このケース14は前後割りであり、図2に示すように、その内部には充電可能な電池16、電気モータ18、制御回路基板20などが収容されている。ケース14の前面には電源スイッチ22が取付けられ、このスイッチ22の下方には電池16の充電残量や動作状態などを示すLEDランプからなる表示器24がケース14の半透明部分14Aを通して外から目視可能となっている。
ケース14の上部にはヘッド部26が開閉可能かつ着脱可能に取付けられている。なおヘッド部26は、その髭剃り面(後記刃枠66の上面)が斜め前上方を指向するようにケース14のグリップ部12に対して傾いている。前記電気モータ18はその回転出力軸がこのヘッド部26を指向している。
本体部10の上部を塞ぐ内上蓋板28と電気モータ18を固定する内底蓋板30との間には減速機32が収容されている(図3)。減速機32は、モータ18の回転出力軸18Aの回転を小歯車32Aおよび内刃大歯車32Bで減速し、3本の内刃駆動軸34に大平歯車36を介して伝達する。なお内刃駆動軸34の下端は内底蓋板30に軸支され、中間部は内上蓋板28を貫通しヘッド部26内に進出している。
3本の内刃駆動軸34に固定した前記大平歯車36は前記内刃大歯車32Bの上面に形成した歯車に噛合している。またこの内刃大歯車32Bの上面には偏心円筒カム38が一体成形され、このカム38はキワ剃り刃40を駆動する。すなわちこのカム38に係合して揺動するカムホロワ42は、内上蓋板28を貫通して揺動するトリマー駆動レバー44の支点部46と一体であり、トリマー駆動レバー44を左右に揺動させる。このトリマー駆動レバー44はキワ剃り刃40を起立させた時にこのキワ剃り刃40に係入し、キワ剃り刃40を往復動させる。
本体部10の内上蓋板28の上面には、防水板48が固定され、この防水板48の上方には略碗状のヘッド保持台50が僅かに揺動可能に保持されている。前記した3本の内刃駆動軸34は、ヘッド部26の中心軸52(図3〜7参照)を中心とする正三角形の頂点に位置する。これらの内刃駆動軸34の下部は前記したように、内底蓋板30に軸支され、その中間部は内上蓋板28と防水板48とヘッド保持台50を貫通して上方にのびている。そして上端には自在継手54が取付けられている。
ここに内刃駆動軸34と防水板48およびヘッド保持台50との間にはそれぞれ略円錐状の柔軟なシール材56、58が装着されている(図3)。自在継手54は、内刃駆動軸34の上端に固定された連結駆動軸60とこの連結駆動軸60に対して軸方向にスライド自在に保持された連結被動軸62と、これらの間に縮装されたコイルばね64とを備える。なお連結被動軸62の上端には平面視略四角形の球状部が形成されている。この球状部は後記する内刃84のボス部86に形成した下方に開く略四角形の凹部88に下方から進入して遊動自在に係合する。
次にヘッド部26を説明する。ヘッド部26はヘッド保持台50に上方へ開閉可能な刃枠66に3組の刃ユニットを組付けたものである。刃枠66は正面視略三角形で周縁をなだらかに下方へ湾曲させた形状である。刃枠66には3つの円形の取付口68が形成され(図3、4)、ここにそれぞれ外刃ケース組70が可動に保持される。
すなわち外刃ケース組70は、略円盤状で周縁が下方に折曲された外刃72と、この外刃72の外周が嵌め込まれた外刃リム74と、この外刃リム74の内周に嵌め込まれて外刃72を外刃リム74に固定するストッパリング76とを備える(図3、6、9参照)。ここに外刃72の上面には放射方向に多数の髭導入口が形成され、この上面は外刃リム74より僅かに突出している。
なお刃枠66の取付口68の内周面には、図3に示すように上方に拡径する球面が形成され、外刃リム74の外周面にはこれに対応する球面が形成されている。外刃リム74には、刃枠66の中心、すなわちヘッド部26の中心軸52を通る直線78(図5に1本だけ示した)に直交しかつ外刃72の中心を通る直線(すなわち揺動軸80)付近の対称な位置に一対の係合爪82、82が下方に向かって突設されている(図4、7、8、9)。
これら係合爪82、82は外刃ケース組70を刃枠66の取付口68に上方から押込んだ時に取付口68の開口下縁に係合する。この結果外刃ケース組70は係合爪82、82付近を支点として、揺動軸80周りに揺動可能である。なお外刃リム74の外周は揺動軸80の外側が取付口68の上縁に張り出している。このため外刃ケース組70は刃枠66の中心(中心軸52)側の上昇が規制される一方、下降は許容される。ここに外刃リム74は刃枠66の中心(52)側が後記する押上板92によって弾力的に押上げられるから、外刃ケース組70は中心(52)側が弾性的に押下げ可能である。
外刃72の内面には内刃84が摺接しながら回転し、外刃72の髭導入口に入った髭をこの内刃84がカットするものである。これら外刃72と内刃84とで刃ユニットが形成される。内刃84の下面にはボス部86が固定され、このボス部86に前記自在継手54の連結被動軸62が係入する下方に開く凹部88が形成されている(図6〜9)。
90は刃枠66の内面に着脱可能とした刃押え板である。この刃押え板90は図3、4、9、10などに示すように、前記外刃ケース組70の外刃リム74を弾性的に押上げる押上板92を保持するものである。すなわち刃押え板90の中心に形成した円筒状のガイド部90C(図3、6)にはリング状の押上板92が、コイルばねからなる外刃フロートバネ94を挟んで取付けられ、押上板92の上面に等間隔に突設した3つのリブ92Aを外刃リム74の下面に当接させる(図6、10)。
ここに3つのリブは外刃リム74に対して刃枠66の中心(中心軸52)側に当接する。このため3つの外刃ケース組70はそれぞれの揺動軸80を中心にして刃枠66の中心側が弾性的に押上げられる。外刃72が皮膚に当たって押下げられると、外刃ケース組70は揺動軸80を中心にして刃枠66の中央側が沈み込む。この時に押上板92がバネ94を圧縮する。
刃押え板90は三又状の着脱板96によって刃枠66の内側に着脱される。すなわち着脱板96の中心には、刃押え板90のガイド部90C(図3)を回動可能に貫通する切込み付きの筒(コレット)96Aが形成され、この筒96Aの先端に設けた爪をガイド部90Cの上端に係止したものである。この着脱板96の放射状にのびる脚96B(図10)の先端は、刃枠66の内面に突設した3つの固定リブ66Aに周方向に係脱可能である。
なお着脱板96の筒96Aは、刃枠66の下面中央(中心軸52上)に突設した中央突起66B(図6、9)に係合し、着脱板96を位置決めする。また前記各リブ66Aの上縁には、刃押え板90に形成した3つの凹溝90A(図10)が係合し、刃押え板90の位置決めをする。
前記ヘッド保持台50は図3に示すように、防水板48の中央に位置するボス部48Aに対向する開口50Aが形成され、この開口50Aを囲む上面にキャップ部材98が摺接する。このキャップ部材98はこれを上方から貫通するビス98Aをボス部48Aに螺入することによってボス部48Aに固定される。ヘッド保持台50の中央部下面は、防水板48のボス部48Aを囲み防水板48との間に縮装されたコイルばね98Bにより上向きに押されている。この結果ヘッド保持台50の中央部は、キャップ部材98とコイルばね98Bとで上下から挟まれ、ヘッド保持台50が中心軸52の傾き方向に揺動可能である。
前記刃押え板90には前記刃ユニットの内刃84のボス部86を囲む3つの内刃落下防止リング90Bが一体に形成されている(図10)。これらの内刃落下防止リング90Bは、ヘッド部26に3組の刃ユニットを組付け、さらに刃押え板90を刃枠66に固定した状態で、ヘッド部26の着脱・開閉時に内刃84が脱落するのを防止する。
このように構成されたヘッド部26は、ヘッド保持台50にヒンジ100で開閉可能に取付けられる。すなわち刃枠66の縁に揺動自在に保持した略U字状の部材からなるヒンジ100を、ヘッド保持台50に形成した溝孔に差し込んで保持するものである。ヘッド保持台50のヒンジ100と反対側の縁は、ヘッド保持台50に設けたロック装置102によりロック可能である。
この実施例において、外刃ケース組70の外刃リム74は揺動軸80(図5)を中心にして揺動可能であり、外刃リム74はヘッド中央側(中心軸52側)が押上板92のリブ92A(図3、4、6、10)により弾性的に押上げられている。このためヘッド部26の上面(髭剃り面)を皮膚に押当てた時には外刃リム74が押上板92を押下げながら揺動する。この時に3組のうち1組の外刃ケース組70だけが押し下げられた時には押上板92は傾くだけで他の外刃ケース組70の押下げ力に影響を及ぼさない。このため3つの外刃ケース組70の揺動は互いに影響を及ぼすことなく独立性をもって揺動することになり、3つの外刃ケース組70間の剃り味に影響することがない。
また3つの外刃リム74の取付口68の間には刃枠66の上面が現れている(図1、4、5)。このため一部の外刃リム74が深く沈み込んだ状態でヘッド部26を皮膚上で滑らせた時には、皮膚の凸部は隣接する外刃リム74の間で刃枠66上面で一時的に支持される。すなわち隣接する外刃リム74の高さの差を刃枠66の上面で緩和することになるから、ヘッド部26の移動が円滑になる。
10 本体部
26 ヘッド部
32 減速機
34 内刃駆動軸
50 ヘッド保持台
52 中心軸
54 自在継手
66 刃枠
66A リブ
68 取付口
70 外刃ケース組
72 外刃
74 外刃リム
80 揺動軸
82 係合爪
84 内刃
90 刃押え板
90B 内刃脱落防止リング
92 押上板
92A リブ
94 外刃フロートバネ
96 着脱板

Claims (3)

  1. 本体部に保持されるヘッド部に開閉可能に組み付けた刃枠に、外刃とこれに下方から弾接して回転する内刃とを有する複数の刃ユニットを装着し、前記刃ユニットを前記刃枠の中心から放射方向にのびる直線に直交しかつ外刃の中心を通る揺動軸回りに揺動可能とした電気かみそりにおいて、
    各刃ユニットの外刃が固定された外刃リムと一体化され前記刃枠に形成された上方に向かって拡径する球面形の取付口に可動に保持される複数の外刃ケース組と、
    前記外刃リムに下方に向かって突設され前記取付口に上方から押し込んで前記取付口の開口下縁に係合させて前記外刃リムを前記揺動軸回りに揺動可能に保持する一対の係合爪と、
    前記外刃リムの前記刃枠外周側を前記取付口の上縁に張り出させ刃枠中心側の上昇を規制するための張り出しと、
    前記各外刃ケース組の刃枠中心側に下方から接触して各外刃ケース組の刃枠中心側を押し上げるリング状の押上板と、
    前記刃枠に保持され前記押上板の下方に位置する刃押え板と、
    この刃押え板と前記押上板との間に縮装されこの押上板の刃枠中心側に上向きの復帰習性を付与する外刃フロートバネと、
    を備えることを特徴とする電気かみそり。
  2. 刃押え板には、髭剃り面に垂直でかつ刃枠の中心を通る中心軸回りに回動可能な着脱板を保持し、前記着脱板を刃枠内面に固定した固定リブに係脱可能とした請求項1の電気かみそり。
  3. 刃押え板には各刃ユニットの内刃の脱落を防ぐ内刃落下防止リングが一体に形成されている請求項1の電気かみそり。
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