JP2021503912A5

JP2021503912A5 -

Info

Publication number: JP2021503912A5
Application number: JP2020528427A
Authority: JP
Filing date: 2018-11-27
Publication date: 2022-01-06
Anticipated expiration: 2038-11-27

Claims

高オレイン酸油と、
カゼインミセルと、
モノグリセリド及びジグリセリドと、モノグリセリド及びジグリセリドのジアセチル酒石酸エステルとの混合物を含む乳化剤と、
カラギーナン、微結晶セルロース、及びカルボキシメチルセルロースの混合物を含む親水コロイドと、
を含む、液体クリーマー組成物であって、
前記高オレイン酸油が、前記クリーマー組成物の２〜１０％の範囲である、液体クリーマー組成物。
前記高オレイン酸油が、高オレイン酸キャノーラ油、高オレイン酸大豆油、高オレイン酸ヒマワリ油、高オレイン酸ベニバナ油、又はこれらの組み合わせからなる群から選択される植物油を含む、請求項１に記載のクリーマー組成物。
前記カゼインミセルが、前記クリーマー組成物の０．５〜１．２重量％の範囲である、請求項１又は２に記載のクリーマー組成物。
前記カゼインミセルが、前記クリーマー組成物の０．６５〜０．９重量％の範囲であって、好ましくは、前記クリーマー組成物の０．７０〜０．８５重量％の範囲である、請求項３に記載のクリーマー組成物。
前記モノグリセリド及びジグリセリドが、前記クリーマー組成物の０．１〜０．１２５重量％の範囲であり、前記モノグリセリド及びジグリセリドのジアセチル酒石酸エステルが、前記クリーマー組成物の０．３〜０．３７５重量％の範囲である、請求項１〜４のいずれか一項に記載のクリーマー組成物。
スクロース、ラクトース、グルコース、フルクトース、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される糖をさらに含み、前記糖が、前記クリーマー組成物の３５％以下の範囲である、請求項１〜５のいずれか一項に記載のクリーマー組成物。
前記カラギーナンが、０．００５〜０．０２％の範囲の量で存在する、請求項１〜６のいずれか一項に記載のクリーマー組成物。
前記微結晶セルロースと前記カルボキシメチルセルロースとの混合物が、０．２〜０．５％の範囲の量で存在する、請求項１〜７のいずれか一項に記載のクリーマー組成物。
ｐＨ緩衝剤をさらに含む、請求項１〜８のいずれか一項に記載のクリーマー組成物。
水中油型エマルションの平均粒子が、０．１〜０．８マイクロメートルの範囲である、請求項１〜９のいずれか一項に記載のクリーマー組成物。
水、飲料形成成分、並びに白色化、良好な質感及び口当たりを与えるために充分な量の請求項１〜１０のいずれか一項に記載のクリーマー組成物を含む、飲料。
前記飲料形成成分が、コーヒー、茶、又は／及びチョコレートである、請求項１１に記載の飲料。
請求項１〜１０のいずれか一項に記載のクリーマー組成物を調製する方法であって、
撹拌下で熱水に成分を溶解させる工程と、
超高温（ＵＨＴ）処理を使用して、得られた混合物を殺菌する工程と、
１３５〜３００バールの範囲の全圧力及び６５〜８０℃の範囲の温度で前記混合物を均質化する工程であって、ＵＨＴ処理前に、ＵＨＴ処理後に、又はＵＨＴ処理の前後に実施される均質化工程と、
１３６〜１５０℃で３〜３０秒間ＵＨＴ条件にて殺菌する工程と、
得られた飲料ベース製品を２５℃以下まで冷却する工程と、
無菌容器内にＵＨＴ飲料を無菌で充填する工程と、
を含む、方法。
前記均質化が、液体混合物が１００〜２５０バールの範囲の圧力に曝露される第１の工程と、続いて３５〜５０バールの範囲の圧力を有する第２の工程との２つの工程を含む、請求項１３に記載の方法。