JP2021502396A - ダリア組成物、ダリア組成物の粉末、化粧料組成物及びその製造方法 - Google Patents

ダリア組成物、ダリア組成物の粉末、化粧料組成物及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ダリア組成物、ダリア組成物粉末、化粧料組成物及びその製造方法について開示する。【解決手段】ダリア組成物の製造方法は、ダリアの花びらを準備する段階と、ダリアの花びらにエタノールを添加して攪拌してダリア抽出物を抽出する段階と、ダリア抽出物を濾過する段階及び濾過されたダリア抽出物を溶媒に希釈して抗酸化効能を持つダリア組成物を製造する段階を含む。ダリア組成物は、ダリア組成物の製造方法で製造され、抗酸化効能を持つ。また、化粧料組成物は、ダリア抽出物を含み、抗酸化効能を持つ。【選択図】なし

Description

本発明は、ダリア組成物、ダリア組成物粉末、化粧料組成物及びその製造方法に関するもので、抗酸化効果を持つダリアの花びらの有効成分を抽出したダリア組成物、ダリア組成物粉末及びその製造方法に関するものである。
体内のエネルギー生産過程で、水と二酸化炭素、そして酸素が発生するが、このような酸素を活性酸素(free radical、reactive oxygen)という。 このような活性酸素は体内の免疫機能と信号伝達物質として作用する順機能もあるが、過度に発生すると老化と疾病の原因になる。 このような活性酸素の過多発生によって細胞内の多様な構成物質(脂質、タンパク質、核酸)などは酸化的損傷(oxidative damage)を負うことになる。 特に、外部に露出している皮膚の場合、このような脅威から継続的に影響を受けると、皮膚老化が起こり得るため、このような活性酸素は皮膚老化の重要な要因とみなされている。
活性酸素による酸化的損傷及びこれによる老化の進行を最小限に抑えるため、抗酸化効果を持つ生理活性物質(ビタミン、フラボノイド、フェノール性化合物など)を摂取(intake)することが代表的な方法である。
このような生理活性物質を単独で摂取する方法もあるが、これを含有している天然物を摂取する方法も好まれる。 天然物から体内抗酸化システムを維持させる天然抗酸化素材に対する研究が活発に行われている。 植物には多様な二次代謝産物(secondary metabolites)が存在するが、これらは抗酸化活性を見せており、多様な抽出を通じて得ることができる上、天然素材であるため、合成素材に比べて比較的安全に利用できるという長所を持っている。
抗酸化活性を持つ、このような天然抗酸化素材は産業界全般に適用され、多様な経路を通じて生体内に摂取することができる。 代表的な例は食品や化粧品に適用され、私たちの体に摂取され、これによって酸化的損傷を減らし、老化を防ぐ役割をする。
一方、ダリア(Dahlia pinnata)は双子葉植物キク目キク科の多年生草である。 このような、ダリアは塊茎と草本の特徴を持つ植物としてメキシコが原産地であり、観賞用として各国で広く栽培されている。 ダリアはサツマイモのような形をした根で繁殖する。ダリアの茎は円柱の形をしており、枝がよく伸びて、毛がなく緑色で、高さは1.5~2mである。葉は向かい合って生えて、1~2回羽状に割れる。ダリアの小葉は、卵形で縁に鋸歯があり、表面は濃い緑色で裏は白みを帯びて、葉柄に多少羽がある。
ダリアの塊根には鎮痛作用があり、虫歯による歯痛、耳下腺炎に薬用する。また、ダリアの花びらは心血管疾患、認知症、がんなどの疾病に効能がある。 このような、ダリアの花びらを抽出したダリアの花組成物を食品の原料として使用すれば、心血管疾患、認知症、がんなどの疾病に薬用することができる。
天然抗酸化素材を利用した抗酸化活性の化粧品組成物に関連する従来の特許では、大韓民国特許出願第20020047048号「抗酸化活性を持つノイバラ抽出物を含む化粧品組成物及び上記抽出物の製造方法」、大韓民国特許出願第20080107420号「杜仲の抽出物を含有する抗酸化及び皮膚老化防止用化粧料組成物」、大韓民国特許出願第20050021778号「蓮華の抽出物を主要成分とし、抗酸化効果を持つ化粧料組成物」などが存在する。 しかし、前述のダリア抽出物を主要成分として含む抗酸化活性組成物は存在しないのが現状である。
実施例の目的は、ダリアの花びら内の有効成分を含有し抗酸化効果を持つダリア組成物、ダリア組成物の粉末、化粧料組成物及びその製造方法を提供するものである。
また、食品又は化粧品への添加が可能で、食品又は化粧品に抗酸化効果を付加し、抗老化効能を提供することができるダリア組成物、ダリア組成物の粉末、化粧料組成物及びその製造方法を提供するものである。
実施形態に係る化粧料組成物について説明する。
化粧料組成物は、ダリア抽出物を含み、抗酸化効能を持つことができる。
一樣態によると、化粧料組成物は、上記のダリア抽出物の濃度は16μg/mlないし20000μg/mlであることができる。より望ましくは、ダリア抽出物の濃度は500μg/mlないし10000μg/mlであることができる。
実施形態に係るダリア組成物の製造方法について説明する。
ダリア組成物の製造方法は、ダリアの花びらを準備する段階と、上記のダリアの花びらにエタノールを添加して攪拌して、ダリア抽出物を抽出する段階と、上記のダリア抽出物を濾過する段階、及び上記濾過されたダリア抽出物を溶媒に希釈して抗酸化の効能を持つダリア組成物を製造する段階を含むことができる。
一樣態によれば、上記のダリア抽出物を抽出する段階は、上記のダリアの花びら1g当たりエタノール5mlないし20mlを添加して、上記のダリア抽出物を抽出することができる。
一樣態によれば、上記のダリア組成物は、フェノール性化合物の含量が43.1μg/100mgないし56.5μg/100mgであることができる。
一樣態によれば、上記のダリア組成物は、ダリア抽出物の濃度が16μg/mlないし20000μg/mlであることができる。
一樣態によれば、上記のダリア組成物は、ダリア抽出物の濃度が500μg/mlないし10000μg/mlであることができる。
一樣態によれば、上記のダリア組成物は、抗酸化成分のDPPHフリーラジカル消去能が85%ないし89%の消去能を持つことができる。
一樣態によれば、上記のダリア組成物は、ダリア抽出物の濃度が16μg/mlないし400μg/mlであることができる。
一樣態によれば、上記のダリア組成物は、 スーパーオキシドディスムターゼ活性阻害の測定値が71.7%ないし105.6%であることができる。
一樣態によれば、上記のダリア抽出物を濾過する段階は、上記のダリア抽出物をシリンジフィルター(Syringe filter)で濾過することができる。
実施形態に係るダリア組成物粉末の製造方法について説明する。
ダリア組成物粉末の製造方法は、前述した製造方法で製造された上記のダリア組成物を凍結乾燥する段階及び上記凍結乾燥されたダリア組成物を粉末状に製造する段階を含むことができる。
前述した製造方法で抗酸化効能を持つダリア組成物及びダリア組成物の粉末を製造することができる。
また、前述した製造方法で製造されたダリア組成物を含み、抗酸化効能を持つ化粧料組成物が製造されることができる。
実施形態の目的は、ダリアの花びら内の有効成分を抽出して製造されたダリア組成物を液状または粉末状に加工して、食品や化粧品に容易に添加することができる。
また、ダリア組成物が添加された食品、又は化粧品に抗酸化効果を付加して、抗老化効能を提供することができる。
図1は、実施形態に係るダリア組成物の製造方法の流れ図である。 図2は、実施形態に係るダリア組成物の粉末の製造方法の流れ図である。 図3は、実施形態に係るダリア組成物のフリーラジカル消去能測定値のグラフである。 図4は、実施形態に係るダリア組成物のスーパーオキシドディスムターゼ活性阻害の測定値である。
以下、実施例等を例示的な図面を使用して詳細に説明する。各図面の構成要素等に参照符号を付加することにおいて、同一の構成要素等については、たとえ他の図面上に表示されても、可能な限り同一の符号を持つようにしていることに留意しなければならない。また、実施例を説明することにおいて、関連した公知の構成または機能に対する具体的な説明が実施例の理解を妨げると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
また、実施例の構成要素を説明することにおいて、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。このような用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのもので、その用語によって、当該構成要素の本質や順番、または順序などが限定されない。ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」または「接続」すると記載されている場合、その構成要素は、その他の構成要素に直接的に連結されたり、接続されたりすることができるが、各構成要素の間に別の構成要素が「連結」、「結合」または「接続」されることもあると理解されるべきである。
いずれかの実施例に含まれる構成要素と、共通の機能を含む構成要素は、他の実施例では、同じ名称を使用して説明することにする。反対の記載がない以上、いずれかの実施例に記載した説明は、他の実施例にも適用することができ、重複する範囲で具体的な説明は省略することにする。
本実施例を説明する前に、ダリア抽出物とは、ダリアの花びらにエタノールを添加し抽出されたダリアの花びら成分を意味し、ダリア組成物とは、ダリア抽出物が含まれている溶媒を意味する。また、ダリア抽出物の濃度(μg/ml)はダリア抽出物が含まれている溶媒、すなわち、ダリア組成物1mlに溶けているダリア抽出物のμg数を意味する。
また、化粧料組成物は、ダリア抽出物が含まれている化粧料を意味し、化粧料は、ダリアの抽出物が含まれていない化粧品を製造するための添加物または添加物等の組み合わせを意味する。
ダリアの花びらは、活性酸素による酸化的損傷及びこれによる老化の進行を抑制するフェノール性化合物が具備される。したがって、ダリアの花びらを抽出したダリアの花組成物は、抗酸化効能があり、酸化的損傷と老化の進行が抑制される効果を持つ。このような、ダリアの花組成物は、抗酸化効果を持ち、食品や化粧品で提供されると、使用者に抗酸化効能を提供することができる。また、ダリアの花びらは種類に応じて、それぞれ異なる色を持ち、ダリアの花びらを抽出した組成物は、それぞれ異なる色を持ち、食品や化粧品に色を添加することに容易である。
ダリアの花びらを抽出したダリア抽出物は洗顔化粧品、基礎化粧品、色調化粧品、頭髪化粧品、機能性化粧品などの様々な化粧品の化粧料に添加され、化粧品に美白、シワ改善などの抗酸化活性の機能性を付与することができる。また、ダリア抽出物を含んでいる化粧料組成物は、花びらの色に応じて色を持つため、メイクアップベース、ファンデーション、口紅、アイシャドウ、マニキュアなどの色調化粧品の天然色素として活用することができる。
以下では、実施形態に係るダリアの花組成物の製造方法について説明する。
図1は、実施形態に係るダリア組成物の製造方法の流れ図である。
図1を参照すると、ダリア組成物の製造方法は、ダリアの花びらを準備する段階(S10)、ダリア抽出物を抽出する段階(S20)、ダリア抽出物を濾過する段階(S30)及びダリア組成物を製造する段階(S40)を含むことができる。
ダリアの花びらを準備する段階(S10)では、異物を除去して洗浄したダリアの花びらを準備する段階を含むことができる。たとえば、ダリアの花びらは、異物が除去され、洗浄されて20gを準備することができる。ただし、これは一例示にすぎず、ダリア組成物の量は、製造されるダリア組成物の容量によって変形が可能である。
ダリア抽出物を抽出する段階(S20)は、用意されたダリアの花びらにエタノールを添加して攪拌し、抗酸化成分を含むダリア抽出物を抽出する。ここで、ダリアの花びら1g当たりエタノール5mlないし20mlを添加してダリア抽出物を抽出することができる。より望ましい例として、ダリアの花びら1g当たりエタノール10mlを添加してダリア抽出物を抽出することができる。たとえば、ダリアの花びら20gにエタノール200mlを添加し、常温で5時間30rpmの速度で攪拌してダリア抽出物を抽出することができる。
ダリアの花を蒸留法または圧搾法で抽出すると、成分が破壊されることがある。したがって、ダリア抽出物を抽出する段階では、エタノールを添加して抽出し、ダリアの花びらをエタノールに浸し花びらの成分がエタノールにすべて溶けると、溶媒は飛ばし抽出物だけを得る方法で、ダリアの花が含有している成分の破壊なしに抽出することができる。エタノールを使った抽出方法以外に、石油エーテル(Petroleum ether)、ベンジン(benzine)、クロロホルム(Chloroform)などの揮発性有機溶媒でも、ダリアの花抽出物の抽出が可能であるが、残留有機溶媒による毒性のため、食品や化粧品に使用されるダリア組成物を製造するには適していない。
ダリア抽出物を濾過する段階(S30)は、ダリア抽出物をフィルターで濾過し、4℃の温度で保管する。たとえば、ダリア抽出物を25mmサイズのシリンジフィルター(Syringe filter、HM)で濾過し、4℃の冷蔵庫に保管する。
ここで、シリンジフィルターは、液体サンプル内の浮遊物質を濾過する際に使用する使い捨てフィルターである。シリンジフィルターは、特定の成分を分離して通過させることで混合物を分離できるメンブレンフィルターを含む。シリンジフィルターは、注射器先端に取り付けて一定の圧力を加えた後、メンブレンフィルターの微細な穴で濾過することができる。
ただし、シリンジフィルターは一例示にすぎず、ダリア抽出物を濾過できる様々なフィルターに変更が可能である。
ダリア組成物を製造する段階(S40)は、濾過されたダリア抽出物を溶媒に希釈してダリア抽出物の濃度を調節して、ダリア組成物を製造する。たとえば、ダリア組成物を製造する段階(S40)では、溶媒としてエタノールを使用することができる。ダリア組成物は、溶媒比ダリア抽出物の濃度が100000μg/mlで製造することができる。このとき、ダリア組成物の使用用途に応じてエタノールを添加して希釈することができる。たとえば、ダリア組成物は、溶媒比ダリア抽出物の濃度を16μg/mlないし20000μg/mlで構成することができる。ダリア組成物の濃度は、溶媒比ダリア抽出物の濃度が16μg/mlないし20000μg/mlの範囲で使用用途に応じて調節することができる。
一例として、ダリア組成物は、溶媒比ダリア抽出物の濃度が500μg/mlないし20000μg/mlであることができる。この場合、ダリア組成物は、抗酸化成分のDPPHフリーラジカル消去能が85%ないし89%の消去能を持つことができる。他の例として、ダリア組成物は、溶媒比ダリア抽出物の濃度が16μg/mlないし400μg/mlであることができる。この場合、ダリア組成物は、 スーパーオキシドディスムターゼ活性阻害の測定値が67.8%ないし105.6%であることができる。
さらに望ましい例として、ダリア組成物は、溶媒比ダリア抽出物の濃度を500μg/mlないし10000μg/mlで構成することができる。ダリア組成物は、溶媒比ダリア抽出物の濃度が500μg/mlないし10000μg/mlのとき、高い抗酸化活性を示す。
このような、ダリア組成物は液状形態で食品に添加して摂取することができ、化粧品に添加することもできる。言い換えれば、ダリア組成物はダリア抽出物が希釈されたエタノールで構成され、このダリア組成物を化粧料又は食品に添加して化粧料組成物を製造することも可能である。
別の例として、溶媒は化粧料であることができる。この場合、ダリア抽出物を化粧料に添加してダリア抽出物を含む化粧料組成物の製造が可能である。
化粧料組成物は、ダリア抽出物の濃度が16μg/mlないし20000μg/mlが含まれることがある。より望ましい例として、化粧料組成物は、ダリア抽出物の濃度が500μg/mlないし10000μg/mlに含まれることがある。ダリア抽出物を含む化粧料組成物は、抗酸化活性を持ち、美白、老化防止、シワの改善などの効果を持つ。
ここで、化粧料組成物は、洗顔化粧品、基礎化粧品、色調化粧品、頭髪化粧品、機能性化粧品などの化粧品の種類によって、それぞれ異なる成分の様々な添加物を含んでいる化粧料を含むことができる。ここで、化粧料を構成する添加物は、公開された化粧品を製造するための添加物を利用することができる。したがって、化粧料の添加物の詳細な説明は省略する。
実施例での溶媒は、エタノールまたは化粧料であるが、これに限定されるものではなく、食品に添加される溶媒であることも可能である。
このような、ダリア組成物は粉末状でも製造することができる。以下では、図2を参照して、ダリア組成物の粉末状の製造方法について説明する。
図2は、実施形態に係るダリア組成物粉末の製造方法の流れ図である。
図2を参照すると、ダリア組成物の粉末の製造方法は、前述したダリア組成物の製造方法で製造されたダリア組成物を凍結乾燥する段階(S50)、及び凍結乾燥されたダリア組成物を粉末状に製造する段階(S60)を含むことができる。
ダリア組成物を凍結乾燥する段階(S50)は、ダリア組成物を、冷媒として液体窒素を使用する冷凍機に投入し、-70℃以下の温度で急速凍結させる。ダリア組成物を真空乾燥して、水分含量を減少させることが可能である。
凍結乾燥されたダリア組成物を粉末状に製造する段階(S60)は、凍結乾燥されたダリア組成物を超低温凍結粉砕機に投入して凍結粉砕する。超低温凍結粉砕機には、液体窒素が投入されて、粉砕過程中に発生する熱を減衰させ粉砕する。粉砕されたダリア組成物は、粉末状になる。このような、粉末状のダリア抽出物は、食品や化粧品に添加して使用することができる。
液状または粉末状のダリア組成物は、抗酸化効果を持つフェノール性化合物が含まれており、また、抗酸化測定で高い抗酸化効果を持つことが分かった。ダリアの花は、様々な色を持っていて、食品や化粧品に天然色素として使用されるだけでなく、抗酸化効能を持って、老化防止をすることができる。
以下、実施例を通じて本発明をさらに詳細に説明することにする。これらの実施例は、ただ本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲がこれらの実施例に限定されないということは、当業界において通常の知識を有する者にとって自明である。
ダリアの花びら20gにエタノール200mlを添加して、常温で5時間の間30rpmの速度で攪拌して、ダリア抽出物を抽出し、濾液を25mmシリンジフィルターで濾過した後、溶媒としてエタノールを添加してダリア抽出物の濃度を調節してダリア組成物を製造した。
表1は、各実施形態に係るダリア組成物のダリア抽出物の濃度を示す表である。
Figure 2021502396
<実験例1>
実験例1では、フォリン-チオカルトーフェノール含量の定量分析(Folin Ciocalteau(F-C) Phenolic Content Quantification Assay)を通じてフェノール含量を測定した。フォリン-チオカルトーフェノール含量の定量分析は、実施例1ないし実施例11のダリア組成物10μlに7%炭酸ナトリウム(7%Na2CO3)200μlを混合(mixing)して、3分間室温で放置した後、1Nフォリン-チオカルトー試薬(1N FC Reagent)10μlとともに分注して30分待機した後、マイクロプレートリーダー(microplate reader(SynergyTM HTX and SynergyTM 2 Multi-Mode Readers, BioTek))を使用して吸光度(750nm)を測定した。標準物質としては、ガーリック酸(Gallic acid、Sigma Aldrich、USA)を用いた。
表2は、実施例1ないし実施例11の実験例1によるフェノール含量を示す表である。
表2を参照して、実施例1ないし実施例11のダリア組成物を実験例1の測定方法で測定されたフェノール含量について説明する。
Figure 2021502396
実施例1ないし実施例11は、ダリア組成物の濃度によって微差があったが、ダリア抽出物に対する総フェノール性化合物の含量は、43.1μg/100mgないし56.5μg/100mgで測定された。実施例によって製造されたダリア組成物は、抗酸化成分を持つフェノール性化合物が含有されていて、抗酸化機能を持つことが分かった。フェノール性化合物は、抗酸化効果の他、抗がん活性などの生理活性を持つ。したがって、ダリア組成物は、食品及び化粧品に使用されると、抗酸化効果だけでなく、抗がん活性などの効果が得られることが分かった。
以下では、図3を参照して、実施例1ないし実施例5について、DPPH法を用いたラジカル消去能の測定結果について説明する。
<比較例>
アスコルビン酸(L-Ascorbic acid、Sigma Aldrich、50-81-7、USA)にエタノールを添加して、エタノールに含まれているアスコルビン酸濃度が50μg/mlになるように組成した。アスコルビン酸(Ascorbic acid)は、抗酸化物質の特性を持っている有機化合物である。アスコルビン酸はビタミンCの一つで、ラクトン構造を有する。アスコルビン酸は、光学活性化合物であり、食品添加物の酸化防止剤として広く使用される。
<実験例2>
実験例2では、実施例1ないし実施例5についてDPPHラジカル消去能を測定した。DPPHラジカル消去能の測定は実施例1ないし実施例5及び比較例100μlに99.5%のメタノールに溶解させた0.2 mM DPPH溶液100μlを入れて混合して、37℃、30分間反応させた後、517nmでマイクロプレートリーダー(SynergyTM HTX and SynergyTM2 Multi-Mode Readers、BioTek)を使用して吸光度を測定して、DPPHラジカル消去能の測定を通じて抗酸化能力を評価して、図3のグラフのような測定結果を得た。
図3は、実施形態に係るダリア組成物のDPPHフリーラジカル消去能測定値のグラフである。
図3を参照すると、実施例1のダリア組成物は72.5%ないし74.0%、実施例2のダリア組成物は85.3%ないし86.3%、実施例3のダリア組成物は88.07%ないし89.07%、実施例4のダリア組成物は88.4%ないし89.4%、実施例5のダリア組成物は86.3%ないし87.3%のDPPHフリーラジカル消去能を見せた。比較例のアスコルビン酸は84.5%ないし85.9%のDPPHフリーラジカル消去能を見せた。言い換えれば、ダリア抽出物濃度が250μg/mlを超えるダリア組成物は、アスコルビン酸と類似した抗酸化効能を示すことが確認できた。
一方、図面には図示していないが、溶媒比アスコルビン酸の濃度を5μg/mlないし20000μg/mlの範囲でDPPHフリーラジカル消去能を測定した結果、100μg/mlないし20000μg/mlの範囲で81%ないし85.9%未満のDPPHフリーラジカル消去能を有する。
以下では、図4を参照して、、実施例6ないし実施例10のダリア組成物のスーパーオキシドディスムターゼ(Superoxide dismutase、SOD)活性阻害の測定結果について説明する。
<実験例 3>
実験例3では、実施例6ないし実施例10のダリア組成物についてスーパーオキシドディスムターゼキット(SOD Assay Kit-WST)を利用して、スーパーオキシドディスムターゼを測定する。実施例6ないし実施例10のダリア組成物と水溶性テトラゾリウム塩(Water soluble tetrazolium salt、WST)溶液、スーパーオキシドディスムターゼ溶液(SOD enzyme solution)、緩衝液(buffer solution)、希釈水(dilution water)を利用して96ウェルプレート(Well plate)に分注した。この測定法に使用する酵素であるスーパーオキシドディスムターゼ(Superoxide dismutase、SOD)は、最も重要な抗酸化酵素の一つで、 スーパーオキシドアニオン (Superoxide anion、O2-)を過酸化水素(Hydrogen peroxide、H2O2)と酸素分子に分解する役割をするが、これらのメカニズムに基づいて活性阻害を測定した。
実施例6ないし実施例10のダリア組成物20μlにテトラゾリウム塩溶液200μlとスーパーオキシドディスムターゼ溶液20μlを添加した複数のサンプル、脱イオン蒸留水(deionized distilled water、ddH2O)20μlにテトラゾリウム塩溶液200μlとスーパーオキシドディスムターゼ溶液20μlを添加した第1ブランク、ダリア組成物20μlにテトラゾリウム塩溶液200μlと希釈水20μlを添加した第2ブランク、及び脱イオン蒸留水20μlにテトラゾリウム塩溶液200μlと希釈水20μlを添加した第3ブランクを組成する。それぞれの組成物240μlを96ウェルプレートに分注した後、37℃、20分間反応させる。その後、マイクロプレートリーダー(SynergyTM HTX and SynergyTM 2 Multi-Mode Readers、BioTek)を利用して450nmで吸光度を測定する。実施例6ないし実施例10のダリア組成物の吸光度値とSOD活性阻害の測定値(inhibition rate of SOD activity、%)は、以下の数学式によって計算される。
<数学式>
スーパーオキシドディスムターゼ活性阻害の測定値(Inhibition rate of SOD activity)(%)= {[(A blank1 - A blank3) - (A sample - A blank2)] /(A blank1 - A blank3)] x 100。
ここで、 A sampleは、サンプルそれぞれの吸光度値であり、
A blank1は、第1ブランクの吸光度値であり、
A blank2は、第2ブランクの吸光度値であり、
A blank3は、第3ブランクの吸光度値である。
図4は、実施形態に係るダリア組成物のスーパーオキシドディスムターゼ活性阻害の測定値である。
図4を参照すると、実施例6のダリア組成物は、スーパーオキシドディスムターゼ活性阻害能の平均値が59.1%で測定され、実施例7のダリア組成物は、スーパーオキシドディスムターゼ活性阻害能が52.7%ないし69.1 %で測定され、平均値が60.9%で測定された。実施例8のダリア組成物は、スーパーオキシドディスムターゼ活性阻害能が71.1%ないし76.1%で測定され、平均値が73.6%で測定された。実施例9のダリア組成物は、スーパーオキシドディスムターゼ活性阻害能が67.8%ないし92.7%で測定され、平均値が80.7%で測定された。そして、実施例10のダリア組成物は、スーパーオキシドディスムターゼ活性阻害能が101.2%ないし105.6%で測定され、平均値が103.4%で測定された。このような、測定値を通じてダリア組成物がスーパーオキシドディスムターゼの活性を効果的に阻害することが確認できた。ダリア組成物のスーパーオキシドディスムターゼ活性阻害能はダリア抽出物の濃度が高いほど増加することが確認できた。
このような、実験例2及び実験例3の実験結果を参照すると、ダリア組成物のダリア抽出物濃度は16μg/mlないし20000μg/mlで構成されることが望ましい。ダリア組成物は、ダリア抽出物の濃度が16μg/ml以下の場合、スーパーオキシドディスムターゼ活性阻害能が70%未満となり、20000μg/mlを超える場合、DPPHフリーラジカル消去能が減少することができる。
図3ないし図4の実験結果のグラフを参照すると、ダリア組成物のダリア抽出物濃度が10000μg/mlを超える場合、DPPHフリーラジカル消去能が減少する現象を示した。また、ダリア組成物は、ダリア抽出物濃度が250μg/mlを超えると、DPPHフリーラジカル消去能が80%以上を示すことが確認できた。また、ダリア組成物のスーパーオキシドディスムターゼの活性阻害能は抽出物の濃度が高いほど増加し、ダリアエキス濃度が400μg/ml未満のとき、スーパーオキシドディスムターゼの活性阻害能が100%以下に減少した。ダリア組成物は、ダリア抽出物の濃度が500μg/mlないし10000μg/mlであることが、より望ましいことが分かった。
上記の実験結果を参照して、ダリア抽出物を含む化粧料組成物は、化粧料組成物比ダリア抽出物の濃度が16μg/mlないし20000μg/mlが添加されることが望ましく、より望ましいことは、ダリア抽出物は、化粧料組成物比ダリア抽出物の濃度が500μg/mlないし10000μg/ml添加されることが望ましいことが分かった。
ダリアの花びらから抽出され組成されたダリア組成物は、抗酸化効果を持っていることが実験によって確認できた。このような、ダリア組成物は、液状または粉末状で製造されて、抗酸化効能を必要とする様々な食品、化粧品などに容易に添加することができる。
以上のように、たとえ限られた図面によって実施例が説明されたが、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、上記の記載から、様々な修正及び変形が可能である。例えば、説明された技術等が説明された方法とは異なる順序で行われたり、及び/または説明された構造、装置などの構成要素等が説明された方法とは異なる形で結合又は組み合わせられたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されても、適切な結果を達成することができる。

Claims (16)

  1. ダリア抽出物を含み、抗酸化効果を持つ化粧料組成物。
  2. 上記のダリア抽出物の濃度は、16μg/mlないし20000μg/mlである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の化粧料組成物。
  3. 上記のダリア抽出物の濃度は、500μg/mlないし10000μg/mlである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の化粧料組成物。
  4. ダリアの花びらを準備する段階と、
    上記のダリアの花びらにエタノールを添加して攪拌して、ダリア抽出物を抽出する段階と、
    上記のダリア抽出物を濾過する段階と、
    及び上記の濾過されたダリア抽出物を溶媒に希釈して抗酸化効能を持つダリア組成物を製造する段階と
    を含むダリア組成物の製造方法。
  5. 上記のダリア抽出物を抽出する段階は、
    上記のダリアの花びら1g当たりエタノール5mlないし20mlを添加して、上記のダリア抽出物を抽出する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のダリア組成物の製造方法。
  6. 上記のダリア組成物は、
    フェノール性化合物の含量が43.1μg/100mgないし56.5μg/100mgである、
    ことを特徴とする請求項4に記載のダリア組成物の製造方法。
  7. 上記のダリア組成物は、
    ダリア抽出物の濃度が16μg/mlないし20000μg/mlである、
    ことを特徴とする請求項4に記載のダリア組成物の製造方法。
  8. 上記のダリア組成物は、
    ダリア抽出物の濃度が500μg/mlないし10000μg/mlである、
    ことを特徴とする請求項7に記載のダリア組成物の製造方法。
  9. 上記のダリア組成物は、
    抗酸化成分のDPPH(2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl)フリーラジカル消去能が85%ないし89%の消去能を持つ、
    ことを特徴とする請求項8に記載のダリア組成物の製造方法。
  10. 上記のダリア組成物は、
    ダリア抽出物の濃度が16μg/mlないし400μg/mlである、
    ことを特徴とする請求項7に記載のダリア組成物の製造方法。
  11. 上記のダリア組成物は、
    スーパーオキシドディスムターゼの活性阻害の測定値が71.7%ないし105.6%である、
    ことを特徴とする請求項10に記載のダリア組成物の製造方法。
  12. 上記のダリア抽出物を濾過する段階は、
    上記のダリア抽出物をシリンジフィルター(Syringe filter)で濾過する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のダリア組成物の製造方法。
  13. 請求項4による方法で製造された抗酸化効能を持つダリア組成物。
  14. 請求項4による方法で製造された上記のダリア組成物を凍結乾燥する段階と、
    及び上記の凍結乾燥されたダリア組成物を粉末状に製造する段階と、
    を含むことを特徴とするダリア組成物粉末の製造方法。
  15. 請求項14による方法で製造された抗酸化効果を持つダリア組成物粉末。
  16. 請求項4による方法で製造されたダリア組成物を含む抗酸化効果を持つ化粧料組成物。
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