JP2021500326A5 - - Google Patents

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本開示の他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
血液障害を予防又は処置する方法であって、それを必要とする対象に治療有効量のEHMT2阻害剤を投与するステップを含む方法。
(項目2)
前記血液障害は、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)(例えば、急性前骨髄球性白血病、APL)、アミロイドーシス、貧血、再生不良性貧血、骨髄不全症候群、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、深部静脈血栓症(DVT)、ダイアモンド・ブラックファン貧血、先天性角化異常症(DKC)、好酸球性疾患、本態性血小板血症、ファンコニ貧血、ゴーシェ病、ヘモクロマトーシス、溶血性貧血、血友病、遺伝性球状赤血球症、ホジキンリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、遺伝性骨髄不全症候群、鉄欠乏性貧血、ランゲルハンス細胞組織球症、大顆粒リンパ球(LGL)白血病、白血病、白血球減少症、肥満細胞症、単クローン性ガンマグロブリン血症、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群(MDS)、骨髄線維症、骨髄増殖性腫瘍(MPN)、非ホジキンリンパ腫、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、悪性貧血(B12欠乏性)、真性多血症、ポルフィリン症、移植後リンパ増殖性疾患(PTLD)、肺塞栓症(PE)、シュバッハマン・ダイアモンド症候群(SDS)、鎌状赤血球症(SCD)、サラセミア、血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、静脈血栓塞栓症、フォン・ヴィレブランド病又はワルデンシュトレームマクログロブリン血症(リンパ形質細胞性リンパ腫)である、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記EHMT2阻害剤は、式(I):
Figure 2021500326

(式中、
環Aは、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり;
は、原子価が許す限り、N、CR 又はNR ’であり;
は、原子価が許す限り、N、CR 又はNR ’であり;
は、原子価が許す限り、N、CR 又はNR ’であり;
は、N若しくはCR であるか、又はX は、環Aが、少なくとも1つのN原子を含む5員ヘテロアリールであるように不在であり;
は、原子価が許す限り、C又はNであり;
Bは、不在であるか、又はC −C 10 アリール、C −C 10 シクロアルキル、5〜10員ヘテロアリール並びにN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択される環構造であり;
Bが存在する場合、Tは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであるか;又はBが不在である場合、Tは、Hであり、及びnは、0であるか;又はBが不在である場合、Tは、(R で任意選択的に置換されたC −C アルキルであるか;又はBが不在である場合、T及びR は、それらが結合されている原子と一緒に、それぞれ(R で任意選択的に置換されている4〜7員ヘテロシクロアルキル又は5〜6員ヘテロアリールを任意選択的に形成し;
は、H又はC −C アルキルであり;
、R 及びR のそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルコキシル、C −C 10 アリール、NR 、C(O)NR 、NR C(O)R 、C −C シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール及びC −C アルキルからなる群から選択され、ここで、C −C アルコキシル及びC −C アルキルは、ハロ、OR 又はNR の1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R 及びR のそれぞれは、独立に、H若しくはC −C アルキルであるか、又はR は、−Q −T であり、ここで、Q は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT は、H、ハロ、シアノ、NR 、C(O)NR 、OR 、OR 又はR S1 であり、ここで、R S1 は、C −C シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びR S1 は、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−NR C(O)R 、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されているか;又は環Aが、少なくとも1つのN原子を含む5員ヘテロアリールである場合、R は、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含むスピロ縮合4〜12員ヘテロシクロアルキルであり;
’、R ’及びR ’のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;
は、H、F、Br、シアノ、C −C アルコキシル、C −C 10 アリール、NR 、C(O)NR 、NR C(O)R 、C −C シクロアルキル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル、ハロ、OR 又はNR の1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C アルキル並びに4〜12員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換されたC −C アルキニルからなる群から選択され;ここで、前記C −C シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C(O)R 、OR 、NR 、4〜7員ヘテロシクロアルキル、−C −C アルキレン−4〜7員ヘテロシクロアルキル又はハロ、OR 若しくはNR の1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R 及びR のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;又は
及びR 若しくはR の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールを形成するか;又はR 及びR ’若しくはR ’の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、5員若しくは6員ヘテロアリールを形成し、ここで、形成されるフェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールは、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル又はC −C アルコキシルの1つ又複数で任意選択的に置換されており;
は、X がNであり、及び環Aが6員ヘテロアリールである場合に不在であるか;又はR は、−Q −T であり、ここで、Q は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT は、H、ハロ、シアノ、NR 、C(O)NR 、C(O)R 、OR 、OR 又はR S1 であり、ここで、R S1 は、C −C シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びR S1 は、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−NR C(O)R 、NR 又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;及びR は、NR C(O)NR 12 13 ではなく;又は
及びR 若しくはR の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールを形成するか;又はR 及びR ’若しくはR ’の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、5員若しくは6員ヘテロアリールを形成し、ここで、形成される前記フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールは、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ(=O)、C −C アルコキシル又は−Q −T の1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
各R は、独立に、オキソ(=O)又は−Q −T であり、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、OR 10 、OR 11 、C(O)R 11 、NR 10 11 、C(O)NR 10 11 、NR 10 C(O)R 11 、5〜10員ヘテロアリール、C −C シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記5〜10員ヘテロアリール、C −C シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、NR で任意選択的に置換されたC −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、N(R 、シアノ、C −C ハロアルキル、−SO 又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、R 及びR のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;及びR は、H又はC(O)OR ではなく;
各R は、独立に、H又はC −C アルキルであり;
各R は、独立に、−Q −T であり、ここで、Q は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT は、H、ハロ、OR 12 、OR 13 、NR 12 13 、NR 12 C(O)R 13 、C(O)NR 12 13 、C(O)R 13 、S(O) 13 、S(O) NR 12 13 又はR S2 であり、ここで、R S2 は、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S2 は、1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されており、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR 、C(O)R 、S(O) 、NR 、C(O)NR 並びにNR C(O)R からなる群から選択され、R 及びR のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであるか;又は−Q −T は、オキソであり;又は
及びR は、それらが結合されている窒素原子と一緒に、1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されている、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR 、C(O)R 、S(O) 、S(O) NR 、NR 、C(O)NR 並びにNR C(O)R からなる群から選択され、R 及びR のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであるか;又は−Q −T は、オキソであり;
10 は、H及びC −C アルキルからなる群から選択され;
11 は、−Q −T であり、ここで、Q は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT は、H、ハロ、OR 、NR 、NR C(O)R 、C(O)NR 、C(O)R 、S(O) 又はR S3 であり、ここで、R 及びR のそれぞれは、独立に、H、フェニル、C −C シクロアルキル又はC −C シクロアルキルで任意選択的に置換されたC −C アルキルであるか、又はR 及びR は、それらが結合されている窒素原子と一緒に、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、及びR S3 は、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S3 は、1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されており、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR 、C(O)R 、NR 、C(O)NR 、S(O) 並びにNR C(O)R からなる群から選択され、R 及びR のそれぞれは、独立に、H又は1つ若しくは複数のハロで任意選択的に置換されたC −C アルキルであるか;又は−Q −T は、オキソであり;又は
10 及びR 11 は、それらが結合されている窒素原子と一緒に、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されている、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し;
12 は、H又はC −C アルキルであり;
13 は、それぞれ1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されているC −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル並びに5〜6員ヘテロアリールからなる群から選択されるか;又は−Q −T は、オキソであり;及び
nは、0、1、2、3又は4である)
の化合物若しくはその互変異性体又は前記化合物若しくは前記互変異性体の薬学的に許容される塩であり、ただし、前記式(I)の化合物は、
2−シクロヘキシル−6−メトキシ−N−[1−(1−メチルエチル)−4−ピペリジニル]−7−[3−(1−ピロリジニル)プロポキシ]−4−キナゾリンアミン;
N−(1−イソプロピルピペリジン−4−イル)−6−メトキシ−2−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−7−(3−(ピペリジン−1−イル)プロポキシ)キナゾリン−4−アミン;
2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)−N−(1−イソプロピルピペリジン−4−イル)−6−メトキシ−7−(3−(ピロリジン−1−イル)プロポキシ)キナゾリン−4−アミン;又は
2−(4−イソプロピル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−N−(1−イソプロピルピペリジン−4−イル)−6−メトキシ−7−(3−(ピペリジン−1−イル)プロポキシ)キナゾリン−4−アミン
ではない、項目1又は2に記載の方法。
(項目4)
(1)前記EHMT2阻害剤は、
4−(((2−((1−アセチルインドリン−6−イル)アミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)メチル)ベンゼンスルホンアミド;
5−ブロモ−N −(4−フルオロフェニル)−N −(4−メトキシ−3−(2−(ピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
−(4−メトキシ−3−(2−(ピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)−N −(5−(tert−ペンチル)−1H−ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
4−((2,4−ジクロロ−5−メトキシフェニル)アミノ)−2−((3−(2−(ピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル)アミノ)ピリミジン−5−カルボニトリル;
N−(ナフタレン−2−イル)−2−(ピペリジン−1−イルメトキシ)ピリミジン−4−アミン;
N−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−(3−(ピロリジン−1−イル)プロピル)ピリミジン−4−アミン;
N−(((4−(3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)ピリミジン−2−イル)アミノ)メチル)ベンズアミド;
N−(2−((2−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ピリミジン−4−イル)アミノ)エチル)ベンズアミド;及び
2−(ヘキサヒドロ−4−メチル−1H−1,4−ジアゼピン−1−イル)−6,7−ジメトキシ−N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−4−キナゾリンアミン
からなる群から選択される化合物ではなく;
(2)Tが結合であり、Bが置換フェニルであり、及びR がNR であり、ここで、R が−Q −R S2 であり、及びR S2 が、任意選択的に置換された4〜7員ヘテロシクロアルキル又は5〜6員ヘテロアリールである場合、Bは、(i)−Q −OR 11 (ここで、R 11 は、−Q −R S3 であり、及びQ は、任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー又はC −C アルキニレンリンカーである)及び(ii)−Q −NR 10 11 (ここで、R 11 は、−Q −R S3 である)から選択される少なくとも1つの置換基で任意選択的に置換されており;
(3)Tが結合であり、及びBが、任意選択的に置換されたフェニルである場合、R は、OR 又はNR ではなく、ここで、R は、任意選択的に置換されたナフチルであり;
(4)Tが結合であり、及びBが、任意選択的に置換されたフェニル、ナフチル、インダニル又は1,2,3,4−テトラヒドロナフチルである場合、R は、NR ではなく、ここで、R は、任意選択的に置換されたフェニル、ナフチル、インダニル又は1,2,3,4−テトラヒドロナフチルであり;
(5)Tが結合であり、及びBが、任意選択的に置換されたフェニル又はチアゾリルである場合、R は、任意選択的に置換されたイミダゾリル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル又はNR ではなく、ここで、R は、任意選択的に置換されたイミダゾリル又は6〜10員へテロアリールであり;又は
(6)TがC −C アルキレンリンカーであり、及びBが不在であるか、又は任意選択的に置換されたC −C 10 アリール若しくは4〜12員ヘテロシクロアルキルである場合又はTが結合であり、及びBが、任意選択的に置換されたC −C 10 シクロアルキル若しくは4〜12員ヘテロシクロアルキルである場合、R は、NR C(O)R 13 ではなく;
(7)X 及びX がNであり、X がCR であり、X がCR であり、X がCであり、R が、1つ又は複数のC −C アルキルで任意選択的に置換された4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、且つR 及びR が、それらが結合されている原子と一緒に、任意選択的に置換されたC −C アルコキシルの1つ又は複数で置換されているフェニルを形成する場合、Bは、不在、C −C 10 アリール、C −C 10 シクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、又は
(8)X 及びX がNであり、X がCR であり、X がCR であり、X がCであり、R がC −C シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、それぞれが1つ又は複数のC −C アルキルで任意選択的に置換されており、且つR 及びR が、それらが結合されている原子と一緒に、任意選択的に置換されたC −C アルコキシルの1つ又は複数で置換されているフェニルを形成する場合、Bは、不在、C −C 10 アリール、C −C 10 シクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールである、項目1〜3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
前記環Aは、6員ヘテロアリールであり、X 、X 、X 及びX の少なくとも1つは、Nであり、且つX は、Cである、項目1〜4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
前記環Aは、6員ヘテロアリールであり、X 、X 、X 及びX の2つは、Nであり、且つX は、Cである、項目1〜5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
及びR 若しくはR の1つは、それらが結合されている前記環Aと一緒に、6,5−縮合二環式ヘテロアリールを形成するか;又はR 及びR ’若しくはR ’の1つは、それらが結合されている前記環Aと一緒に、6,5−縮合二環式ヘテロアリールを形成する、項目1〜6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
、R 、R 及びR の少なくとも1つは、Hではない、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
’、R ’及びR ’の1つ又は複数が存在する場合、R 、R ’、R ’及びR ’の少なくとも1つは、Hではない、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記EHMT2阻害剤は、式(II):
Figure 2021500326

(式中、
環Bは、フェニル又はピリジルであり、
及びX の1つ又は両方は、Nである一方、X は、CR であり、及びX は、CR であるか、又はX 及びX の1つ又は両方は、Nである一方、X は、CR であり、X は、CR であり;及び
nは、1、2又は3である)
の化合物である、項目1〜9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
前記EHMT2阻害剤は、式(IIa1)、(IIa2)、(IIa3)、(IIa4)又は(IIa5):
Figure 2021500326

の化合物である、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
及びR の最大で1つは、Hではない、項目1〜11のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
前記EHMT2阻害剤は、式(IIb1)、(IIb2)、(IIb3)、(IIb4)又は(IIb5):
Figure 2021500326

の化合物である、項目1〜12のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
、R 及びR の最大で1つは、Hではない、項目1〜13のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
前記EHMT2阻害剤は、式(IIc1)、(IIc2)、(IIc3)、(IIc4)又は(IIc5):
Figure 2021500326

の化合物である、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
及びR の最大で1つは、Hではない、項目1〜15のいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
前記EHMT2阻害剤は、式(IId1)、(IId2)、(IId3)、(IId4)又は(IId5):
Figure 2021500326

の化合物である、項目1〜16のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
、R 及びR の最大で1つは、Hではない、項目1〜17のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
前記環Aは、5員ヘテロアリールである、項目1〜18のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記EHMT2阻害剤は、式(III):
Figure 2021500326

(式中、
環Bは、フェニル又はピリジルであり、
及びX の少なくとも1つは、Nであり;及び
nは、1又は2である)
の化合物である、項目1〜19のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
前記EHMT2阻害剤は、式(IIIa):
Figure 2021500326

の化合物である、項目1〜20のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
’及びR の最大で1つは、Hではない、項目1〜21のいずれか一項に記載の方法。
(項目23)
前記任意選択的に置換された6,5−縮合二環式ヘテロアリールは、1〜4個のN原子を含む、項目1〜22のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
Tは、結合であり、及び環Bは、フェニル又はピリジルである、項目1〜23のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
nは、1又は2である、項目1〜24のいずれか一項に記載の方法。
(項目26)
前記EHMT2阻害剤は、式(IV):
Figure 2021500326

(式中、
環Bは、C −C シクロアルキルであり;
20 、R 21 、R 22 及びR 23 のそれぞれは、独立に、H、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル又はC −C アルコキシルであり;及び
nは、1又は2である)
の化合物である、項目1〜25のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
環Bは、シクロヘキシルである、項目1〜26のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
は、H又はCH である、項目1〜27のいずれか一項に記載の方法。
(項目29)
nは、1又は2であり、及びR の少なくとも1つは、−Q −OR 11 であり、ここで、R 11 は、−Q −R S3 であり、及びQ は、任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー又はC −C アルキニレンリンカーである、項目1〜28のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
nは、1又は2であり、及びR の少なくとも1つは、−Q −NR 10 11 であり、ここで、R 11 は、−Q −R S3 である、項目1〜29のいずれか一項に記載の方法。
(項目31)
は、ヒドロキシルで任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー又はC −C アルキニレンリンカーであり、及びR S3 は、1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換された4〜7員ヘテロシクロアルキルである、項目1〜30のいずれか一項に記載の方法。
(項目32)
は、ヒドロキシルで任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー又はC −C アルキニレンリンカーであり、及びR S3 は、1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されたC −C シクロアルキルである、項目1〜31のいずれか一項に記載の方法。
(項目33)
各Q は、独立に、結合又はC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、C −C アルキル又はフェニルである、項目1〜32のいずれか一項に記載の方法。
(項目34)
は、結合又はC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーである、項目1〜33のいずれか一項に記載の方法。
(項目35)
の少なくとも1つは、
Figure 2021500326

である、項目1〜34のいずれか一項に記載の方法。
(項目36)
nは、2であり、及び前記化合物は、ハロ及びメトキシから選択される別のR をさらに含む、項目1〜35のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
環Bは、フェニル、ピリジル及びシクロヘキシルから選択され、及び前記ハロ又はメトキシは、NR に対してパラ位にある、項目1〜36のいずれか一項に記載の方法。
(項目38)
は、NR である、項目1〜37のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
は、−Q −T であり、ここで、T は、OR 12 、NR 12 C(O)R 13 、C(O)R 13 、C(O)NR 12 13 、S(O) NR 12 13 又はR S2 である、項目1〜38のいずれか一項に記載の方法。
(項目40)
は、ヒドロキシルで任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー又はC −C アルキニレンリンカーである、項目1〜39のいずれか一項に記載の方法。
(項目41)
S2 は、C −C シクロアルキル、フェニル、4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S2 は、1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されている、項目1〜40のいずれか一項に記載の方法。
(項目42)
各Q は、独立に、結合又はヒドロキシル及びハロの1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、C −C アルキル又はフェニルであるか;又は−Q −T は、オキソである、項目1〜41のいずれか一項に記載の方法。
(項目43)
又はNR は、
Figure 2021500326

Figure 2021500326

からなる群から選択される、項目1〜42のいずれか一項に記載の方法。
(項目44)
Bは、不在であり、及びTは、非置換C −C アルキルであるか、又はTは、少なくとも1つのR で置換されたC −C アルキルである、項目1〜43のいずれか一項に記載の方法。
(項目45)
Bは、4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、及びTは、非置換C −C アルキルである、項目1〜44のいずれか一項に記載の方法。
(項目46)
前記EHMT2阻害剤は、式(V):
Figure 2021500326

(式中、
環Bは、不在であるか、又はC −C シクロアルキルであり;
は、N又はCR であり、ここで、R は、H又はC −C アルキルであり;
は、H又はC −C アルキルであり;又は
Bが不在である場合、T及びR は、それらが結合されている原子と一緒に、それぞれ(R で任意選択的に置換されている4〜7員ヘテロシクロアルキル又は5〜6員ヘテロアリールを任意選択的に形成するか;又はBが不在である場合、Tは、Hであり、及びnは、0であり;
各R は、独立に、オキソ(=O)又は−Q −T であり、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、OR 10 、OR 11 、C(O)R 11 、NR 10 11 、C(O)NR 10 11 、NR 10 C(O)R 11 、C −C シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記C −C シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、NR で任意選択的に置換されたC −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、N(R 、シアノ、C −C ハロアルキル、−SO 又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、R 及びR のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;及びR は、H又はC(O)OR ではなく;
は、C −C アルキル、C −C シクロアルキル並びにN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、ここで、前記C −C シクロアルキル及び4〜12員ヘテロシクロアルキルは、4〜7員ヘテロシクロアルキル、−C −C アルキレン−4〜7員ヘテロシクロアルキル、−C(O)C −C アルキル又はハロ若しくはOR の1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
は、−Q −T であり、ここで、Q は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT は、1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されている、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員へテロアリール、OR 、C(O)R 、S(O) 、NR 、C(O)NR 並びにNR C(O)R からなる群から選択され、R 及びR のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであるか;又は−Q −T は、オキソであり;及び
nは、0、1又は2である)
の化合物である、項目1〜45のいずれか一項に記載の方法。
(項目47)
前記EHMT2阻害剤は、式(VI):
Figure 2021500326

(式中、
及びR は、独立に、C −C アルキル及びNR からなる群から選択されるか、又はR 及びR は、それらが結合されている原子と一緒に、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールを形成する)
の化合物である、項目1〜46のいずれか一項に記載の方法。
(項目48)
は、メチルである、項目1〜47のいずれか一項に記載の方法。
(項目49)
前記EHMT2阻害剤は、式(VII):
Figure 2021500326

(式中、mは、1又は2であり、及びnは、0、1又は2である)
の化合物である、項目1〜48のいずれか一項に記載の方法。
(項目50)
及びX の両方は、Nである一方、X は、CR であり、及びX は、CR である、項目1〜49のいずれか一項に記載の方法。
(項目51)
前記EHMT2阻害剤は、式(VIIIa):
Figure 2021500326

(式中、
は、N又はCR であり;
は、N又はCR であり;
は、N又はCR であり;
は、N又はCR であり;
は、H、C −C シクロアルキル及びハロ、OR 又はNR の1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C アルキルからなる群から選択され;
及びR のそれぞれは、Hであり;及び
は、独立に、H、C −C シクロアルキル及びハロ又はOR の1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C アルキルからなる群から選択され;又は
及びR 若しくはR の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールを形成するか;又はR 及びR ’若しくはR ’の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、5員若しくは6員ヘテロアリールを形成し、ここで、形成される前記フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールは、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
ここで、R 又はR の少なくとも1つは、Hではない)
の化合物である、項目1〜50のいずれか一項に記載の方法。
(項目52)
前記EHMT2阻害剤は、式(VIIIb):
Figure 2021500326

(式中、
は、N又はCR であり;
は、N又はCR であり;
は、N又はCR であり;
は、N又はCR であり;
は、H、C −C シクロアルキル及びC −C アルキルからなる群から選択され、R 及びR は、それぞれHであり;及び
は、H、C −C シクロアルキル及びC −C アルキルからなる群から選択され;又は
及びR 若しくはR の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールを形成するか;又はR 及びR ’若しくはR ’の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、5員若しくは6員ヘテロアリールを形成し、ここで、形成される前記フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールは、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
ここで、R 又はR の少なくとも1つは、Hではない)
の化合物である、項目1〜51のいずれか一項に記載の方法。
(項目53)
前記EHMT2阻害剤は、式(VIIIc):
Figure 2021500326

(式中、
は、N又はCR であり;
は、N又はCR であり;
は、N又はCR であり;
は、N又はCR であり;
は、H、C −C シクロアルキル及びC −C アルキルからなる群から選択され、R 及びR のそれぞれは、Hであり;及び
は、H、C −C シクロアルキル及びC −C アルキルからなる群から選択され;又は
及びR 若しくはR の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールを形成するか;又はR 及びR ’若しくはR ’の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、5員若しくは6員ヘテロアリールを形成し、ここで、形成される前記フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールは、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
ここで、R 又はR の少なくとも1つは、Hではない)
の化合物である、項目1〜52のいずれか一項に記載の方法。
(項目54)
前記EHMT2阻害剤は、(IX):
Figure 2021500326

(式中、
は、N又はCHであり;
は、N又はCHであり;
は、N又はCR であり;
は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルコキシル、C −C 10 アリール、NR 、C(O)NR 、NR C(O)R 、C −C シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール及びC −C Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C −C アルコキシル及びC −C アルキルは、ハロ、OR 又はNR の1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R 及びR のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;
各R は、独立に、−Q −T であり、ここで、Q は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT は、H、ハロ、OR 12 、OR 13 、NR 12 13 、NR 12 C(O)R 13 、C(O)NR 12 13 、C(O)R 13 、S(O) 13 、S(O) NR 12 13 又はR S2 であり、ここで、R S2 は、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S2 は、1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されており、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR 、C(O)R 、S(O) 、NR 、C(O)NR 並びにNR C(O)R からなる群から選択され、R 及びR のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであるか;又は−Q −T は、オキソであり;又は
12 は、H又はC −C アルキルであり;
13 は、それぞれ1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されているC −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル並びに5〜6員ヘテロアリールからなる群から選択されるか;又は−Q −T は、オキソであり;
15 は、C −C アルキル、NHR 17 、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、ここで、前記C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、4〜12員ヘテロシクロアルキル及び5〜10員ヘテロアリールのそれぞれは、1つ又は複数の−Q −T で任意選択的に置換されており、ここで、各Q は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル並びに5〜6員ヘテロアリールからなる群から選択されるか;又は−Q −T は、オキソであり;
16 は、それぞれ1つ又は複数の−Q 10 −T 10 で任意選択的に置換されているC −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、ここで、各Q 10 は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T 10 は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル並びに5〜6員ヘテロアリールからなる群から選択されるか;又は−Q 10 −T 10 は、オキソであり;
17 は、H又はC −C アルキルであり;及び
vは、0、1又は2である)
の化合物若しくはその互変異性体又は前記化合物若しくは前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、項目1〜53のいずれか一項に記載の方法。
(項目55)
各T は、独立に、OR 12 又はOR 13 である、項目1〜54のいずれか一項に記載の方法。
(項目56)
各Q は、独立に、結合又はヒドロキシルで任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーである、項目1〜55のいずれか一項に記載の方法。
(項目57)
15 は、C −C アルキル、NHR 17 又は4〜12員ヘテロシクロアルキルである、項目1〜56のいずれか一項に記載の方法。
(項目58)
16 は、それぞれ1つ又は複数の−Q 10 −T 10 で任意選択的に置換されているC −C アルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルである、項目1〜57のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
各T 10 は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル及び4〜7員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択される、項目1〜58のいずれか一項に記載の方法。
(項目60)
各Q 10 は、独立に、結合又はヒドロキシルで任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーである、項目1〜59のいずれか一項に記載の方法。
(項目61)
前記EHMT2阻害剤は、式(X):
Figure 2021500326

(式中、X は、N又はCR であり、ここで、R は、H、ハロ及びシアノからなる群から選択される)
の化合物である、項目1〜60のいずれか一項に記載の方法。
(項目62)
前記EHMT2阻害剤は、式(Xa)、(Xb)、(Xc)、(Xd)、(Xe)、(Xf)又は(Xg):
Figure 2021500326

の化合物である、項目1〜61のいずれか一項に記載の方法。
(項目63)
、X 、X 及びX の少なくとも1つは、Nである、項目1〜62のいずれか一項に記載の方法。
(項目64)
及びX は、CHであり、且つX 及びX は、Nである、項目1〜63のいずれか一項に記載の方法。
(項目65)
及びX は、Nであり、X は、CR であり、且つX は、CR である、項目1〜64のいずれか一項に記載の方法。
(項目66)
は、NR であり、及びR は、C −C アルキルであるか、又はR 及びR は、それらが結合されている原子と一緒に、フェニル又は5〜6員ヘテロアリール環を形成する、項目1〜65のいずれか一項に記載の方法。
(項目67)
前記EHMT2阻害剤は、式(I’):
Figure 2021500326

(式中、
1a は、
Figure 2021500326

が単結合である場合、O、S、CR 1a 11a 又はNR 1a’ であるか、又はX 1a は、
Figure 2021500326

が二重結合である場合、Nであり;
2a は、
Figure 2021500326

が二重結合である場合、N又はCR 2a であるか、又はX 2a は、
Figure 2021500326

が単結合である場合、NR 2a’ であり;
3a は、N又はCであり;X 3a がNである場合、
Figure 2021500326

は、二重結合であり、且つ
Figure 2021500326

は、単結合であり、及びX 3a がCである場合、
Figure 2021500326

は、単重結合であり、且つ
Figure 2021500326

は、二重結合であり;
1a 、R 2a 及びR 11a のそれぞれは、独立に、−Q 1a −T 1a であり、ここで、各Q 1a は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T 1a は、独立に、H、ハロ、シアノ、NR 5a 6a 、C(O)NR 5a 6a 、−OC(O)NR 5a 6a 、C(O)OR 5a 、−OC(O)R 5a 、C(O)R 5a 、−NR 5a C(O)R 6a 、−NR 5a C(O)OR 6a 、OR 5a 又はR S1a であり、ここで、R S1a は、C −C 12 シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びR S1a は、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R 6a 、−SO 5a 、−SO N(R 5a 、−NR 5a C(O)R 6a 、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;又は
1a 及びR 11a は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C −C 12 シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、前記C −C 12 シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
1a’ 及びR 2a’ のそれぞれは、独立に、−Q 2a −T 2a であり、ここで、Q 2a は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 2a は、H、ハロ、シアノ又はR S2a であり、ここで、R S2a は、C −C 12 シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びR S2a は、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R 6a 、−SO 5a 、−SO N(R 5a 、−NR 5a C(O)R 6a 、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
3a は、H、NR aa ba 、OR aa 又はR S4a であり、ここで、R S4a は、
−C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C 12 シクロアルキル、フェニル、5員若しくは6員ヘテロアリール又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、R aa 及びR ba のそれぞれは、独立に、H若しくはR S5a であるか、又はR aa 及びR ba は、それらが結合されている窒素原子と一緒に、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、R S5a は、C −C アルキル、フェニル、5員若しくは6員ヘテロアリール又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、R S4a 、R S5a 並びにR aa 及びR ba によって形成される前記ヘテロシクロアルキルのそれぞれは、独立に、ハロ、ヒドロキシル、オキソ、CN、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、C −C アルキル、C −C アルコキシル、C −C 12 シクロアルキル、フェニル、5員若しくは6員ヘテロアリール又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、又は代わりに;
3a 並びにR 1a’ 、R 2a’ 、R 1a 、R 2a 及びR 11a の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されている5員又は6員ヘテロアリールを形成し;又は
3a は、オキソであり、及び
Figure 2021500326

は、単結合であり;
各R 4a は、独立に、−Q 3a −T 3a であり、ここで、各Q 3a は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T 3a は、独立に、H、ハロ、シアノ、OR 7a 、OR 8a 、C(O)R 8a 、NR 7a 8a 、C(O)NR 7a 8a 、NR 7a C(O)R 8a 、C −C 10 アリール、5〜10員ヘテロアリール、C −C 12 シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、前記C −C 10 アリール、5〜10員ヘテロアリール、C −C 12 シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、ヒドロキシル、シアノ、C −C ハロアルキル、−SO 5a 、C −C アルコキシル又はNR 5a 6a の1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
5a 、R 6a 及びR 7a のそれぞれは、独立に、H又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキルであり;
8a は、−Q 4a −T 4a であり、ここで、Q 4a は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 4a は、H、ハロ又はR S3a であり、ここで、R S3a は、C −C 12 シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S3a は、1つ又は複数の−Q 5a −T 5a で任意選択的に置換されており、ここで、各Q 5a は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及び各T 5a は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C 12 シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR ca 、C(O)R ca 、NR ca da 、C(O)NR ca da 、S(O) ca 並びにNR ca C(O)R da からなる群から選択され、R ca 及びR da のそれぞれは、独立に、H又は1つ若しくは複数のハロで任意選択的に置換されたC −C アルキルであるか;又は−Q 5a −T 5a は、オキソであり;及び
nは1、2、3又は4である)
の化合物若しくはその互変異性体又は前記化合物若しくは前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、項目1に記載の方法。
(項目68)
前記EHMT2阻害剤は、式(I’’)、(II’’)又は(III’’):
Figure 2021500326

(式中、
1b は、N又はCR 2b であり;
2b は、N又はCR 3b であり;
3b は、N又はCR 4b であり;
4b は、N又はCR 5b であり;
5b 、X 6b 及びX 7b のそれぞれは、独立に、N又はCHであり;
Bは、C −C 10 アリール又は5〜10員ヘテロアリールであり;
1b は、H又はC −C アルキルであり;
2b 、R 3b 、R 4b 及びR 5b のそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルコキシル、C −C 10 アリール、OH、NR ab bb 、C(O)NR ab bb 、NR ab C(O)R bb 、C(O)OR ab 、OC(O)R ab 、OC(O)NR ab bb 、NR ab C(O)OR bb 、C −C シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C −C アルキル、C −C アルケニル及びC −C アルキニルからなる群から選択され、ここで、前記C −C 10 アリール、C −C シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C −C アルコキシル、C −C アルキル、C −C アルケニル及びC −C アルキニルは、それぞれハロ、OR ab 又はNR ab bb の1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R ab 及びR bb のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;
6b は、−Q 1b −T 1b であり、ここで、Q 1b は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 1b は、H、ハロ、シアノ又はR S1b であり、ここで、R S1b は、C −C シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びR S1b は、ハロ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R cb 、−C(O)OR cb 、−SO cb 、−SO N(R cb 、−NR cb C(O)R db 、−C(O)NR cb db 、−NR cb C(O)OR db 、−OC(O)NR cb db 、NR cb db 又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R cb 及びR db のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;
7b は、−Q 2b −T 2b であり、ここで、Q 2b は、結合、C(O)NR eb 又はNR eb C(O)であり、R eb は、H又はC −C アルキルであり、及びT 2b は、5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数の−Q 3b −T 3b で任意選択的に置換されており、ここで、各Q 3b は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及び各T 3b は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR fb 、C(O)R fb 、C(O)OR fb 、OC(O)R fb 、S(O) fb 、NR fb gb 、OC(O)NR fb gb 、NR fb C(O)OR gb 、C(O)NR fb gb 並びにNR fb C(O)R gb からなる群から選択され、R fb 及びR gb のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり、ここで、前記C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、4〜7員ヘテロシクロアルキル又は5〜6員ヘテロアリールは、1つ又は複数のハロ、シアノ、ヒドロキシル、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル又はC −C アルコキシで任意選択的に置換されているか;又は−Q 3b −T 3b は、オキソであり;
8b は、H又はC −C アルキルであり;
9b は、−Q 4b −T 4b であり、ここで、Q 4b は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 4b は、H、ハロ、OR hb 、NR hb ib 、NR hb C(O)R ib 、C(O)NR hb ib 、C(O)R hb 、C(O)OR hb 、NR hb C(O)OR ib 、OC(O)NR hb ib 、S(O) hb 、S(O) NR hb ib 又はR S2b であり、ここで、R hb 及びR ib のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり、及びR S2b は、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S2b は、1つ又は複数の−Q 5b −T 5b で任意選択的に置換されており、ここで、各Q 5b は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及び各T 5b は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR jb 、C(O)R jb 、C(O)OR jb 、OC(O)R jb 、S(O) jb 、NR jb kb 、OC(O)NR jb kb 、NR jb C(O)OR kb 、C(O)NR jb kb 並びにNR jb C(O)R kb からなる群から選択され、R jb 及びR kb のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであるか;又は−Q 5b −T 5b は、オキソであり;
10b は、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、前記4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数のハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル又はC −C アルコキシで任意選択的に置換されており;及び
11b 及びR 12b は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C −C 12 シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、前記C −C 12 シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されている)
の化合物若しくはその互変異性体又は前記化合物若しくは前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、項目1に記載の方法。
(項目69)
前記EHMT2阻害剤は、式(I’’)のものである、項目1〜68のいずれか一項に記載の方法。
(項目70)
1b 、X 2b 、X 3b 及びX 4b の少なくとも1つは、Nである、項目1〜69のいずれか一項に記載の方法。
(項目71)
1b 及びX 3b は、Nである、項目1〜70のいずれか一項に記載の方法。
(項目72)
1b 及びX 3b は、Nであり、X 2b は、CR 3b であり、且つX 4b は、CR 5b である、項目1〜71のいずれか一項に記載の方法。
(項目73)
Figure 2021500326

は、
Figure 2021500326

である、項目1〜72のいずれか一項に記載の方法。
(項目74)
Figure 2021500326

は、
Figure 2021500326

である、項目1〜73のいずれか一項に記載の方法。
(項目75)
環Bは、フェニル又は6員ヘテロアリールである、項目1〜74のいずれか一項に記載の方法。
(項目76)
Figure 2021500326

は、
Figure 2021500326

である、項目1〜75のいずれか一項に記載の方法。
(項目77)
環Bは、フェニル又はピリジルである、項目1〜76のいずれか一項に記載の方法。
(項目78)
式(Ia’’)、(Ib’’)、(Ic’’)又は(Id’’):
Figure 2021500326

のものである、項目1〜77のいずれか一項に記載の方法。
(項目79)
3b 及びR 5b の最大で1つは、Hではない、項目1〜78のいずれか一項に記載の方法。
(項目80)
3b 及びR 5b の少なくとも1つは、Hではない、項目1〜79のいずれか一項に記載の方法。
(項目81)
3b は、H又はハロである、項目1〜80のいずれか一項に記載の方法。
(項目82)
前記EHMT2阻害剤は、式(Ie’’)、(If’’)、(Ig’’)又は(Ih’’):
Figure 2021500326

の化合物である、項目1〜81のいずれか一項に記載の方法。
(項目83)
4b 及びR 5b の最大で1つは、Hではない、項目1〜82のいずれか一項に記載の方法。
(項目84)
4b 及びR 5b の少なくとも1つは、Hではない、項目1〜83のいずれか一項に記載の方法。
(項目85)
4b は、H、C −C アルキル又はハロである、項目1〜84のいずれか一項に記載の方法。
(項目86)
前記HMT2阻害剤は、式(Ii’’)、(Ij’’)、(Ik’’)又は(Il’’):
Figure 2021500326

の化合物である、項目1〜85のいずれか一項に記載の方法。
(項目87)
2b 及びR 5b の最大で1つは、Hではない、項目1〜86のいずれか一項に記載の方法。
(項目88)
2b 及びR 5b の少なくとも1つは、Hではない、項目1〜87のいずれか一項に記載の方法。
(項目89)
2b は、H、C −C アルキル又はハロである、項目1〜88のいずれか一項に記載の方法。
(項目90)
5b は、C −C アルキルである、項目1〜89のいずれか一項に記載の方法。
(項目91)
前記EHMT2阻害剤は、式(II’’)のものである、項目1〜90のいずれか一項に記載の方法。
(項目92)
5b 、X 6b 及びX 7b のそれぞれは、CHである、項目1〜91のいずれか一項に記載の方法。
(項目93)
5b 、X 6b 及びX 7b の少なくとも1つは、Nである、項目1〜92のいずれか一項に記載の方法。
(項目94)
5b 、X 6b 及びX 7b の最大で1つは、Nである、項目1〜93のいずれか一項に記載の方法。
(項目95)
10b は、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む、任意選択的に置換された4〜7員ヘテロシクロアルキルである、項目1〜94のいずれか一項に記載の方法。
(項目96)
10b は、炭素−炭素結合を介して式(II’’)の二環式基に結合されている、項目1〜95のいずれか一項に記載の方法。
(項目97)
10b は、炭素−窒素結合を介して式(II’’)の二環式基に結合されている、項目1〜96のいずれか一項に記載の方法。
(項目98)
前記化合物は、式(III’’)のものである、項目1〜97のいずれか一項に記載の方法。
(項目99)
11b 及びR 12b は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、前記4〜7員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されている、項目1〜98のいずれか一項に記載の方法。
(項目100)
11b 及びR 12b は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されているC −C シクロアルキルを形成する、項目1〜99のいずれか一項に記載の方法。
(項目101)
5b 及びX 6b のそれぞれは、CHである、項目1〜100のいずれか一項に記載の方法。
(項目102)
5b 及びX 6b のそれぞれは、Nである、項目1〜101のいずれか一項に記載の方法。
(項目103)
5b 及びX 6b の1つは、CHであり、及び他方は、CHである、項目1〜102のいずれか一項に記載の方法。
(項目104)
6b は、−Q 1b −T 1b であり、ここで、Q 1b は、結合又はハロの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及びT 1b は、H、ハロ、シアノ又はR S1b であり、ここで、R S1b は、C −C シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びR S1b は、ハロ、C −C アルキル、ヒドロキシル、オキソ、NR cb db 又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されている、項目1〜103のいずれか一項に記載の方法。
(項目105)
6b は、ハロ、シアノ、ヒドロキシル又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C アルキルである、項目1〜104のいずれか一項に記載の方法。
(項目106)
6b は、非置換C −C アルキルである、項目1〜105のいずれか一項に記載の方法。
(項目107)
7b は、−Q 2b −T 2b であり、ここで、Q 2b は、結合又はC(O)NR eb であり、及びT 2b は、5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数の−Q 3b −T 3b で任意選択的に置換されている、項目1〜106のいずれか一項に記載の方法。
(項目108)
2b は、結合である、項目1〜107のいずれか一項に記載の方法。
(項目109)
2b は、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、前記4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数の−Q 3b −T 3b で任意選択的に置換されている、項目1〜108のいずれか一項に記載の方法。
(項目110)
2b は、非芳香族環に縮合された5員若しくは6員アリール環又はヘテロアリール環を含む8〜12員二環式ヘテロシクロアルキルである、項目1〜109のいずれか一項に記載の方法。
(項目111)
2b は、非芳香族環に縮合された5員若しくは6員アリール環又はヘテロアリール環を含む8〜12員二環式ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記5員若しくは6員アリール環又はヘテロアリール環は、Q 2b に結合されている、項目1〜110のいずれか一項に記載の方法。
(項目112)
2b は、5〜10員ヘテロアリールである、項目1〜111のいずれか一項に記載の方法。
(項目113)
2b は、それぞれ1つ又は複数の−Q 3b −T 3b で任意選択的に置換されている、
Figure 2021500326

及びそれらの互変異性体から選択され、ここで、X 8b は、NH、O又はSであり、X 9b 、X 10b 、X 11b 及びX 12b のそれぞれは、独立に、CH又はNであり、且つX 9b 、X 10b 、X 11b 及びX 12b の少なくとも1つは、Nであり、及び環Aは、C −C シクロアルキル、フェニル、6員ヘテロアリール又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜8員ヘテロシクロアルキルである、項目1〜112のいずれか一項に記載の方法。
(項目114)
2b は、それぞれ1つ又は複数の−Q 3b −T 3b で任意選択的に置換されている、
Figure 2021500326

及びそれらの互変異性体から選択される、項目1〜113のいずれか一項に記載の方法。
(項目115)
各Q 3b は、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及び各T 3b は、独立に、H、C −C アルキル、C −C シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、OR fb 、C(O)R fb 、C(O)OR fb 、NR fb gb 、C(O)NR fb gb 及びNR fb C(O)R gb からなる群から選択され、ここで、前記C −C シクロアルキル又は4〜7員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数のハロ、シアノ、ヒドロキシル、C −C アルキル又はC −C アルコキシで任意選択的に置換されている、項目1〜114のいずれか一項に記載の方法。
(項目116)
8b 及びR 9b の少なくとも1つは、Hである、項目1〜115のいずれか一項に記載の方法。
(項目117)
8b 及びR 9b のそれぞれは、Hである、項目1〜116のいずれか一項に記載の方法。
(項目118)
8b は、Hである、項目1〜117のいずれか一項に記載の方法。
(項目119)
9b は、−Q 4b −T 4b であり、ここで、Q 4b は、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及びT 4b は、H、ハロ、OR hb 、NR hb ib 、NR hb C(O)R ib 、C(O)NR hb ib 、C(O)R hb 、C(O)OR hb 又はR S2b であり、ここで、R S2b は、C −C シクロアルキル又は4〜7員ヘテロシクロアルキルであり、及びR S2b は、1つ又は複数の−Q 5b −T 5b で任意選択的に置換されている、項目1〜118のいずれか一項に記載の方法。
(項目120)
各Q 5b は、独立に、結合又はC −C アルキレンリンカーである、項目1〜119のいずれか一項に記載の方法。
(項目121)
各T 5b は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、OR jb 、C(O)R jb 、C(O)OR jb 、NR jb kb 、C(O)NR jb kb 及びNR jb C(O)R kb からなる群から選択される、項目1〜120のいずれか一項に記載の方法。
(項目122)
9b は、C −C アルキルである、項目1〜121のいずれか一項に記載の方法。
(項目123)
前記EHMT2阻害剤は、式(I’’’)、(II’’’)又は(III’’’):
Figure 2021500326

(式中、
1c は、N又はCR 2c であり;
2c は、N又はCR 3c であり;
3c は、N又はCR 4c であり;
4c は、N又はCR 5c であり;
5c 、X 6c 及びX 7c のそれぞれは、独立に、N又はCHであり;
8c は、NR 13c 又はCR 11c 12c であり;
1c は、H又はC −C アルキルであり;
2c 、R 3c 、R 4c 及びR 5c のそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルコキシル、C −C 10 アリール、OH、NR ac bc 、C(O)NR ac bc 、NR ac C(O)R bc 、C(O)OR ac 、OC(O)R ac 、OC(O)NR ac bc 、NR ac C(O)OR bc 、C −C シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C −C アルキル、C −C アルケニル及びC −C アルキニルからなる群から選択され、ここで、前記C −C 10 アリール、C −C シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C −C アルコキシル、C −C アルキル、C −C アルケニル及びC −C アルキニルは、それぞれハロ、OR ac 又はNR ac bc の1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R ac 及びR bc のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;
6c は、−Q 1c −T 1c であり、ここで、Q 1c は、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 1c は、H、ハロ、シアノ又はR S1c であり、ここで、R S1c は、C −C シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びR S1c は、ハロ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R cc 、−C(O)OR cc 、−SO cc 、−SO N(R cc 、−NR cc C(O)R dc 、−C(O)NR cc dc 、−NR cc C(O)OR dc 、−OC(O)NR cc dc 、NR cc dc 又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R cc 及びR dc のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;
7c は、−Q 2c −T 2c であり、ここで、Q 2c は、結合、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノの1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー又はC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 2c は、H、ハロ、シアノ、OR ec 、OR fc 、C(O)R fc 、NR ec fc 、C(O)NR ec fc 、NR ec C(O)R fc 、C −C 10 アリール、5〜10員ヘテロアリール、C −C 12 シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記C −C 10 アリール、5〜10員ヘテロアリール、C −C 12 シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数の−Q 3c −T 3C で任意選択的に置換されており、ここで、各Q 3c は、独立に、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及び各T 3c は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR ec 、OR fc 、C(O)R fc 、C(O)OR fc 、OC(O)R fc 、S(O) fc 、NR fc gc 、OC(O)NR fc gc 、NR fc C(O)OR gc 、C(O)NR fc gc 並びにNR fc C(O)R gc からなる群から選択されるか;又は−Q 3c −T 3c は、オキソであり;
各R ec は、独立に、H又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C アルキルであり;
fc 及びR gc のそれぞれは、独立に、−Q 6c −T であり、ここで、Q 6c は、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT は、H、ハロ、OR m1c 、NR m1c m2c 、NR m1c C(O)R m2c 、C(O)NR m1c m2c 、C(O)R m1c 、C(O)OR m1c 、NR m1c C(O)OR m2c 、OC(O)NR m1c m2c 、S(O) m1c 、S(O) NR m1c m2c 又はR S3c であり、ここで、R m1c 及びR m2c のそれぞれは、独立に、H、C −C アルキル又は(C −C アルキル)−R S3c であり、及びR S3c は、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S3c は、1つ又は複数の−Q 7c −T 7c で任意選択的に置換されており、ここで、各Q 7c は、独立に、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及び各T 7c は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR n1c 、C(O)R n1c 、C(O)OR n1c 、OC(O)R n1c 、S(O) n1c 、NR n1c n2c 、OC(O)NR n1c n2c 、NR n1c C(O)OR n2c 、C(O)NR n1c n2c 並びにNR n1c C(O)R n2c からなる群から選択され、R n1c 及びR n2c のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであるか;又は−Q 7c −T 7c は、オキソであり;
8c は、H又はC −C アルキルであり;
9c は、−Q 4c −T 4c であり、ここで、Q 4c は、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 4c は、H、ハロ、OR hc 、NR hc ic 、NR hc C(O)R ic 、C(O)NR hc ic 、C(O)R hc 、C(O)OR hc 、NR hc C(O)OR ic 、OC(O)NR hc ic 、S(O) hc 、S(O) NR hc ic 又はR S2c であり、ここで、R hc 及びR ic のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり、及びR S2c は、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S2c は、1つ又は複数の−Q 5c −T 5c で任意選択的に置換されており、ここで、各Q 5c は、独立に、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR jc 、C(O)R jc 、C(O)OR jc 、OC(O)R jc 、S(O) jc 、NR jc kc 、OC(O)NR jc kc 、NR jc C(O)OR kc 、C(O)NR jc kc 並びにNR jc C(O)R kc からなる群から選択され、R jc 及びR kc のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであるか;又は−Q 5c −T 5c は、オキソであり;
10c は、ハロ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル及び4〜12員ヘテロシクロアルキルのそれぞれは、1つ又は複数のハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C アルコキシ、C(O)NR jc kc 又はNR jc C(O)R kc で任意選択的に置換されており;
11c 及びR 12c は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C −C 12 シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、前記C −C 12 シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
13c は、H、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C 12 シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり;及び
14c 及びR 15c のそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC −C アルキル、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC −C アルケニル、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC −C アルキニル、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC −C シクロアルキル又は−OR 6c である)
の化合物、その互変異性体並びに前記化合物及び前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、項目1に記載の方法。
(項目124)
1c は、N又はCR 2c であり;
2c は、N又はCR 3c であり;
3c は、N又はCR 4c であり;
4c は、N又はCR 5c であり;
5c 、X 6c 及びX 7c のそれぞれは、独立に、N又はCHであり;
8c は、NR 13c 又はCR 11c 12c であり;
1c は、H又はC −C アルキルであり;
2c 、R 3c 、R 4c 及びR 5c のそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルコキシル、C −C 10 アリール、OH、NR ac bc 、C(O)NR ac bc 、NR ac C(O)R bc 、C(O)OR ac 、OC(O)R ac 、OC(O)NR ac bc 、NR ac C(O)OR bc 、C −C シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C −C アルキル、C −C アルケニル及びC −C アルキニルからなる群から選択され、ここで、前記C −C 10 アリール、C −C シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C −C アルコキシル、C −C アルキル、C −C アルケニル及びC −C アルキニルは、それぞれハロ、OR ac 又はNR ac bc の1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R ac 及びR bc のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;
6c は、−Q 1c −T 1c であり、ここで、Q 1c は、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 1c は、H、ハロ、シアノ又はR S1c であり、ここで、R S1c は、C −C シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びR S1c は、ハロ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R cc 、−C(O)OR cc 、−SO cc 、−SO N(R cc 、−NR cc C(O)R dc 、−C(O)NR cc dc 、−NR cc C(O)OR dc 、−OC(O)NR cc dc 、NR cc dc 又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R cc 及びR dc のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり;
7c は、−Q 2c −T 2c であり、ここで、Q 2c は、結合、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノの1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー又はC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 2c は、H、ハロ、シアノ、OR ec 、OR fc 、C(O)R fc 、NR ec fc 、C(O)NR ec fc 、NR ec C(O)R fc 、C −C 10 アリール、5〜10員ヘテロアリール、C −C 12 シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記C −C 10 アリール、5〜10員ヘテロアリール、C −C 12 シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数の−Q 3c −T 3C で任意選択的に置換されており、ここで、各Q 3c は、独立に、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及び各T 3c は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR ec 、OR fc 、C(O)R fc 、C(O)OR fc 、OC(O)R fc 、S(O) fc 、NR fc gc 、OC(O)NR fc gc 、NR fc C(O)OR gc 、C(O)NR fc gc 並びにNR fc C(O)R gc からなる群から選択されるか;又は−Q 3c −T 3c は、オキソであり;
各R ec は、独立に、H又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C アルキルであり;
fc 及びR gc のそれぞれは、独立に、−Q 6c −T 6c であり、ここで、Q 6c は、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 6c は、H、ハロ、OR m1c 、NR m1c m2c 、NR m1c C(O)R m2c 、C(O)NR m1c m2c 、C(O)R m1c 、C(O)OR m1c 、NR m1c C(O)OR m2c 、OC(O)NR m1c m2c 、S(O) m1c 、S(O) NR m1c m2c 又はR S3c であり、ここで、R m1c 及びR m2c のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり、及びR S3c は、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S3c は、1つ又は複数の−Q 7c −T 7c で任意選択的に置換されており、ここで、各Q 7c は、独立に、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及び各T 7c は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR n1c 、C(O)R n1c 、C(O)OR n1c 、OC(O)R n1c 、S(O) n1c 、NR n1c n2c 、OC(O)NR n1c n2c 、NR n1c C(O)OR n2c 、C(O)NR n1c n2c 並びにNR n1c C(O)R n2c からなる群から選択され、R n1c 及びR n2c のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであるか;又は−Q 7c −T 7c は、オキソであり;
8c は、H又はC −C アルキルであり;
9c は、−Q 4c −T 4c であり、ここで、Q 4c は、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカー、C −C アルケニレンリンカー若しくはC −C アルキニレンリンカーであり、及びT 4c は、H、ハロ、OR hc 、NR hc ic 、NR hc C(O)R ic 、C(O)NR hc ic 、C(O)R hc 、C(O)OR hc 、NR hc C(O)OR ic 、OC(O)NR hc ic 、S(O) hc 、S(O) NR hc ic 又はR S2c であり、ここで、R hc 及びR ic のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであり、及びR S2c は、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びR S2c は、1つ又は複数の−Q 5c −T 5c で任意選択的に置換されており、ここで、各Q 5c は、独立に、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC −C アルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC −C アルキレンリンカーであり、及び各T は、独立に、H、ハロ、シアノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル、C −C 10 アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR jc 、C(O)R jc 、C(O)OR jc 、OC(O)R jc 、S(O) jc 、NR jc kc 、OC(O)NR jc kc 、NR jc C(O)OR kc 、C(O)NR jc kc 並びにNR jc C(O)R kc からなる群から選択され、R jc 及びR kc のそれぞれは、独立に、H又はC −C アルキルであるか;又は−Q 5c −T 5c は、オキソであり;
10c は、ハロ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C シクロアルキル及び4〜12員ヘテロシクロアルキルのそれぞれは、1つ又は複数のハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C アルコキシ、C(O)NR jc kc 又はNR jc C(O)R kc で任意選択的に置換されており;
11c 及びR 12c は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C −C 12 シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、前記C −C 12 シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC −C アルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
13c は、H、C −C アルキル、C −C アルケニル、C −C アルキニル、C −C 12 シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり;及び
14c 及びR 15c のそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC −C アルキル、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC −C アルケニル、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC −C アルキニル、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC −C シクロアルキル又は−OR 6c である、項目1〜123のいずれか一項に記載の方法。
(項目125)
式(IA’’’)又は(IIA’’’):
Figure 2021500326

(式中、
8c は、C −C アルキルであり;
5c は、C −C アルキルであり;
11c 及びR 12c は、それぞれ独立に、C −C アルキルであるか、又はR 11c 及びR 12c は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C −C 12 シクロアルキルを形成し;
14c 及びR 15c は、それぞれ独立に、H、ハロゲン又はC −C アルコキシルであり;及び
7c は、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数のR 7cS で任意選択的に置換されており;各R 7cS は、独立に、オキソ、C −C アルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記C −C アルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、オキソ、C −C アルキル又はNR 7cSa 7cSb の1つ又は複数で任意選択的に置換されており;R 7cSa 及びR 7cSb は、それぞれ独立に、H若しくはC −C アルキルであるか、又はR 7cSa 及びR 7cSb は、それらが結合されている窒素原子と一緒に、C −C ヘテロシクロアルキルを形成する)
のもの、その互変異性体、その薬学的に許容される塩又は前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、項目1〜124のいずれか一項に記載の方法。
(項目126)
8c は、C −C アルキルであり;
5c は、C −C アルキルであり;
11c 及びR 12c は、それぞれ独立に、C −C アルキルであるか、又はR 11c 及びR 12c は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C −C 12 シクロアルキルを形成し;
14c 及びR 15c は、それぞれ独立に、H、ハロゲン又はC −C アルコキシルであり;及び
7c は、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数のR 7cS で任意選択的に置換されており;各R 7cS は、独立に、C −C アルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記C −C アルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数のNR 7cSa 7cSb で任意選択的に置換されており;R 7cSa 及びR 7cSb は、それぞれ独立に、H若しくはC −C アルキルであるか、又はR 7cSa 及びR 7cSb は、それらが結合されている窒素原子と一緒に、C −C ヘテロシクロアルキルを形成する、項目1〜125のいずれか一項に記載の方法。
(項目127)
8c は、メチルである、項目1〜126のいずれか一項に記載の方法。
(項目128)
5c は、i−プロピルである、項目1〜127のいずれか一項に記載の方法。
(項目129)
11c 及びR 12c は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C −C 12 シクロアルキルを形成する、項目1〜128のいずれか一項に記載の方法。
(項目130)
11c 及びR 12c は、それらが結合されている炭素原子と一緒に、シクロブチルを形成する、項目1〜129のいずれか一項に記載の方法。
(項目131)
14c 及びR 15c の少なくとも1つは、ハロゲンである、項目1〜130のいずれか一項に記載の方法。
(項目132)
14c 及びR 15c の少なくとも1つは、Fである、項目1〜131のいずれか一項に記載の方法。
(項目133)
14c 及びR 15c の少なくとも1つは、Clである、項目1〜132のいずれか一項に記載の方法。
(項目134)
14c 及びR 15c の少なくとも1つは、メトキシである、項目1〜133のいずれか一項に記載の方法。
(項目135)
14c 及びR 15c の1つは、F又はClであり、及び他方は、メトキシである、項目1〜134のいずれか一項に記載の方法。
(項目136)
7c は、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む5〜10員ヘテロアリールであり、ここで、前記5〜10員ヘテロアリールは、1つ又は複数のR 7cS で任意選択的に置換されている、項目1〜135のいずれか一項に記載の方法。
(項目137)
7c は、
Figure 2021500326

であり、ここで、nは、0、1又は2である、項目1〜136のいずれか一項に記載の方法。
(項目138)
式(IAa’’’)又は(IIAa’’’):
Figure 2021500326

のもの、その互変異性体、その薬学的に許容される塩又は前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、項目1〜137のいずれか一項に記載の方法。
(項目139)
式(IAb’’’)又は(IIAb’’’):
Figure 2021500326

のもの、その互変異性体、その薬学的に許容される塩又は前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、項目1〜138のいずれか一項に記載の方法。
(項目140)
7c は、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数のR 7cS で任意選択的に置換されている、項目1〜139のいずれか一項に記載の方法。
(項目141)
少なくとも1つのR 7cS は、COOHである、項目1〜140のいずれか一項に記載の方法。
(項目142)
少なくとも1つのR 7cS は、オキソである、項目1〜141のいずれか一項に記載の方法。
(項目143)
少なくとも1つのR 7cS は、C −C ハロアルキルである、項目1〜142のいずれか一項に記載の方法。
(項目144)
少なくとも1つのR 7cS は、CF である、項目1〜143のいずれか一項に記載の方法。
(項目145)
少なくとも1つのR 7cS は、オキソ又はNR 7cSa 7cSb の1つ又は複数で任意選択的に置換されたC −C ハロアルキルである、項目1〜144のいずれか一項に記載の方法。
(項目146)
少なくとも1つのR 7cS は、オキソ、C −C アルキル又はNR 7cSa 7cSb の1つ又は複数で任意選択的に置換された4〜12員ヘテロシクロアルキルである、項目1〜145のいずれか一項に記載の方法。
(項目147)
7c は、
Figure 2021500326

Figure 2021500326

である、項目1〜146のいずれか一項に記載の方法。
(項目148)
EHMT2阻害剤は、表1A〜1E、表2〜4、表4A及び表5のもの並びにそれらの薬学的に許容される塩から選択される、項目1〜147のいずれか一項に記載の方法。
(項目149)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号A75、CA51、CA70、D1R、D2、D3、D4R、D5R、D6及びD7から選択される化合物、その互変異性体、その薬学的に許容される塩並びに前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、項目1〜148のいずれか一項に記載の方法。
(項目150)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号A75、CA51、CA70、D1R、D2、D3、D4R、D5R、D6及びD7から選択される化合物並びにその薬学的に許容される塩である、項目1〜149のいずれか一項に記載の方法。
(項目151)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号A75、CA51、CA70、D1R、D2、D3、D4R、D5R、D6及びD7から選択される化合物である、項目1〜150のいずれか一項に記載の方法。
(項目152)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号A75又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜151のいずれか一項に記載の方法。
(項目153)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号A75である、項目1〜152のいずれか一項に記載の方法。
(項目154)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号CA51又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜153のいずれか一項に記載の方法。
(項目155)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号CA51である、項目1〜154のいずれか一項に記載の方法。
(項目156)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号CA70又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜155のいずれか一項に記載の方法。
(項目157)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号CA70である、項目1〜156のいずれか一項に記載の方法。
(項目158)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D1R又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜157のいずれか一項に記載の方法。
(項目159)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D1Rである、項目1〜158のいずれか一項に記載の方法。
(項目160)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D2又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜159のいずれか一項に記載の方法。
(項目161)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D2である、項目1〜160のいずれか一項に記載の方法。
(項目162)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D3又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜161のいずれか一項に記載の方法。
(項目163)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D3である、項目1〜162のいずれか一項に記載の方法。
(項目164)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D4R又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜163のいずれか一項に記載の方法。
(項目165)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D4Rである、項目1〜164のいずれか一項に記載の方法。
(項目166)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D5R又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜165のいずれか一項に記載の方法。
(項目167)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D5Rである、項目1〜166のいずれか一項に記載の方法。
(項目168)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D6又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜167のいずれか一項に記載の方法。
(項目169)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D6である、項目1〜168のいずれか一項に記載の方法。
(項目170)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D7又はその薬学的に許容される塩である、項目1〜169のいずれか一項に記載の方法。
(項目171)
前記EHMT2阻害剤は、化合物番号D7である、項目1〜170のいずれか一項に記載の方法。
(項目172)
前記EHMT2阻害剤は、EHMT2の選択的阻害剤である、項目1〜171のいずれか一項に記載の方法。
(項目173)
前記EHMT2阻害剤の投与は、血液障害に関連する遺伝子を活性化又は不活性化する、項目1〜172のいずれか一項に記載の方法。
(項目174)
前記遺伝子は、6q24、7、11p15.5、14q32、15q11q13、15q11.2、20q13及び20からなる群から選択される染色体に位置する、項目1〜173のいずれか一項に記載の方法。
(項目175)
前記EHMT2阻害剤の投与は、リシン残基9のヒストン3のジメチル化(すなわちH3K9me2)を阻害する、項目1〜174のいずれか一項に記載の方法。
(項目176)
それを必要とする対象に治療有効量の1つ又は複数の追加の治療薬を投与するステップをさらに含む、項目1〜175のいずれか一項に記載の方法。
(項目177)
前記EHMT2阻害剤と前記1つ又は複数の追加の治療薬とは、同時に、連続的に又は交互に投与される、項目1〜176のいずれか一項に記載の方法。
(項目178)
前記EHMT2阻害剤と前記1つ又は複数の追加の治療薬とを同時に投与するステップを含む、項目1〜177のいずれか一項に記載の方法。
(項目179)
前記EHMT2阻害剤と前記1つ又は複数の追加の治療薬とを同時に投与するステップを含む、項目1〜178のいずれか一項に記載の方法。
(項目180)
前記EHMT2阻害剤と前記1つ又は複数の追加の治療薬とを交互に投与するステップを含む、項目1〜179のいずれか一項に記載の方法。
(項目181)
前記EHMT2阻害剤は、前記1つ又は複数の追加の治療薬を投与する前に投与される、項目1〜180のいずれか一項に記載の方法。
(項目182)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、前記EHMT2阻害剤を投与する前に投与される、項目1〜181のいずれか一項に記載の方法。
(項目183)
前記血液障害は、鎌状赤血球症(SCD)である、項目1〜182のいずれか一項に記載の方法。
(項目184)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、標準治療薬、血液障害の治療薬、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤、DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)阻害剤若しくはメチル化抑制剤、BCL11A阻害剤、KLF阻害剤、GATA阻害剤、c−MYB阻害剤、PRMT1阻害剤、PRMT5阻害剤、LSD阻害剤、P−セレクチン阻害剤、免疫抑制薬、抗炎症薬、抗ヒスタミン薬、芳香族L−アミノ酸デカルボキシラーゼ(AADC)若しくはDOPAデカルボキシラーゼ阻害剤、免疫調節薬、インターロイキン−1β阻害剤、細胞移植若しくは細胞集団移植、移植手術のための対象の前処置に関連する臨床的介入、標的遺伝子の発現を誘導するか、又は標的細胞内(例えば、血球内)に遺伝子産物の機能性コピーを供給し且つ/若しくは発現させるための遺伝子若しくはタンパク質又はこれらの任意の組み合わせを含む、項目1〜183のいずれか一項に記載の方法。
(項目185)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、6R−BH4(サプロプテリン二塩酸塩)、A−001(バレスプラジブナトリウム)、アバタセプト、アブリセンタン、アセタミノフェン、アセチルコリン、Aes−103(BAX−555、5−ヒドロキシメチル−2−フルフラル(5−HMF))、アルブテロール、アレムツズマブ、α−リポ酸、アセチル−L−カルニチン、アンブリセンタン、抗胸腺細胞グロブリン(ATG)、アピキサバン、アルギニン(例えば、酪酸アルギニン、塩酸アルギニン;連続又はローディング)、アスピリン、アトルバスタチン、アザシタジン、アジトロマイシン、ベンゼラジド、BG−45、BMD、BPX−501(リボジェンレクルーセル)、AP1903(リミドゥシド)、ブデソニド、ブスルファン、ブスルフェクス、酪酸塩、カナキヌマブ、クロトリマゾール、コデイン、コグメド、クリザンリズマブ、シクロホスファミド(CTX)、シクロスポリン、ダルテパリン、デシタビン、テトラヒドロウリジン、デフェラシロクス(ICL670)、デフェリプロン、デフェロキサミン(DFO)、デフィロチド、デスロラチジン、デスモプレシン、ジヒドロアルテミシニン−ピペラキン(DP)、ジフェンヒドラミン、DNMT阻害剤、ドコサヘキサエン酸、エリスロポエチン、ヒドロキシ尿素、エチノスタット、FBS0701、フェンタニルクエン酸塩、フェリプロキス、フルダラビン、ガバペンチン、GBT440、GCSF、遺伝子療法、GMI−1070、顆粒球コロニー刺激因子、GSK10248050A(Synflorix)、移植片対宿主病(GVHD)予防法、HDAC阻害剤、HDAC1/2阻害剤、HIDA、高用量ICA−17043、HQK−1001、ヒドロモルフォン、ヒドロキシ尿素、メチル化抑制剤、ICL670、イラリス、静注用免疫グロブリン、IMR−687、ワクチン(例えば、不活性化インフルエンザA(H1N1)ウイルスワクチン)、INCB059872、シトルリン、硫酸マグネシウム、イソ酪酸アミド、ケタミン、LDV/SOF、LentiGlobin BB305、レベチラセタム、L−グルタミン、リドカイン、L−NMMA、ロサルタン、低用量ICA−17043、低用量ケタミン、LSD1阻害剤、マシテンタン、ピドロ酸マグネシウム、TR2/TR4アゴニスト、DRED(直接反復恒久赤血球)アゴニスト、BCL11阻害剤、c−MYB阻害剤、GATA1阻害剤、KLF阻害剤、メフロキン、アルテスネイト、メルファラン、メマンチン塩酸塩、メペリジン、メスナ(例えば、メスネックス)、メトホルミン、メサドン、メトトレキサート、メチルフェニデート、メチルプレドニゾロン、プレドニゾン、モメタゾンフランカルボン酸エステル、モンテルカスト(例えば、ヒドロキシ尿素と併用して)、モルヒネ、MP4CO、MST−188(ベポロキサマー)、ミコフェノール酸モフェチル(MMF)、N−アセチルシステイン(NAC)、ナイアシン−ER、NiCord(臍帯幹細胞由来のエクスビボ増殖細胞移植体)、一酸化窒素(例えば、吸気による)、ニトログリセリン、NKTT120(NKT治療薬)、NO−CO(例えば、吸気及び呼気による)、ヌバイン(塩酸ナルブフィン)、NVX−508、オメガ−3脂肪酸、テトラヒドロウリジン、L−シトルリン、オキシプリノール、パルドリン、葉酸、パノビノスタット、PDE9i、ペニシリン、ペントスタチン、プレリキサホル、ポロキサマー188、ポマリドミド、プラスグレル、PRMT1阻害剤、PRMT5阻害剤、プログアニル、プロパノロール、PSI697、RAS阻害剤、r−ATG、組換えメチオニルヒト幹細胞因子、リオシグアト、リバロキサバン、リビパンセル、サングスタット、サンギネート、SC411、SCD−101、SCD−Omegatex、SelG1(クリザンリズマブ)、セブパリン、シクロス(ヒドロキシカルバミド)、シルデナフィル、シンバスタチン、シロリムス、重炭酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、SPD602(FBS0701、SSP−004184)、スルファドキシンピリメタミン、合成ジンクフィンガー転写活性化因子、タクロリムス、t−ブチルヒドロキノン、tDCSとPES、チオテパ、チモグロビン、チカグレロール、TLI、トレソルファン、トリタンリクス−HepB/Hib、未分画ヘパリン、ワクチン接種(例えば、ポリオ・セービン、プレベナー、Pneumo 23)、ベポロキサマー、ビタミンD3、ボリノスタット若しくはジロイトン又はそれらの任意の組み合わせを含む、項目1〜184のいずれか一項に記載の方法。
(項目186)
前記EHMT2阻害剤と前記1つ又は複数の追加の治療薬の前記投与は、HbFの汎細胞誘導をもたらす、項目1〜185のいずれか一項に記載の方法。
(項目187)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、HbF誘導剤を含む、項目1〜186のいずれか一項に記載の方法。
(項目188)
前記HbF誘導剤は、HbF汎細胞誘導剤ではない、項目1〜187のいずれか一項に記載の方法。
(項目189)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、HbF汎細胞誘導剤を含む、項目1〜188のいずれか一項に記載の方法。
(項目190)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、HbF汎細胞誘導剤を含まない、項目1〜189のいずれか一項に記載の方法。
(項目191)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、ヒドロキシ尿素を含む、項目1〜190のいずれか一項に記載の方法。
(項目192)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、パン−HDAC阻害剤を含む、項目1〜191のいずれか一項に記載の方法。
(項目193)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、エンチノスタット、ボリノスタット又はパノビノスタットを含む、項目1〜192のいずれか一項に記載の方法。
(項目194)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、HDAC阻害剤を含む、項目1〜193のいずれか一項に記載の方法。
(項目195)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、HDAC1/2阻害剤を含む、項目1〜194のいずれか一項に記載の方法。
(項目196)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、アセチロンACY−957を含む、項目1〜195のいずれか一項に記載の方法。
(項目197)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、HDAC3阻害剤を含む、項目1〜196のいずれか一項に記載の方法。
(項目198)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、アセチロンBG−45を含む、項目1〜197のいずれか一項に記載の方法。
(項目199)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、DMNT1阻害剤を含む、項目1〜198のいずれか一項に記載の方法。
(項目200)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、デシタビンを含む、項目1〜199のいずれか一項に記載の方法。
(項目201)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、デカボキシラーゼ阻害剤を含む、項目1〜200のいずれか一項に記載の方法。
(項目202)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、ベンゼラジドを含む、項目1〜201のいずれか一項に記載の方法。
(項目203)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、免疫調節薬を含む、項目1〜202のいずれか一項に記載の方法。
(項目204)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、ポマリドミドを含む、項目1〜203のいずれか一項に記載の方法。
(項目205)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、FOXO−3誘導剤を含む、項目1〜204のいずれか一項に記載の方法。
(項目206)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、メトホルミンを含む、項目1〜205のいずれか一項に記載の方法。
(項目207)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、ホスホジエステラーゼ9阻害剤を含む、項目1〜206のいずれか一項に記載の方法。
(項目208)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、PDE9を含む、項目1〜207のいずれか一項に記載の方法。
(項目209)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、ヒドロキシ尿素を含む、項目1〜208のいずれか一項に記載の方法。
(項目210)
前記1つ又は複数の追加の治療薬は、L−グルタミンである、項目1〜209のいずれか一項に記載の方法。
(項目211)
血液障害を予防又は処置するための、項目1〜210のいずれか一項に記載のEHMT2阻害剤。
(項目212)
前記血液障害は、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)(例えば、急性前骨髄球性白血病、APL)、アミロイドーシス、貧血、再生不良性貧血、骨髄不全症候群、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、深部静脈血栓症(DVT)、ダイアモンド・ブラックファン貧血、先天性角化異常症(DKC)、好酸球性疾患、本態性血小板血症、ファンコニ貧血、ゴーシェ病、ヘモクロマトーシス、溶血性貧血、血友病、遺伝性球状赤血球症、ホジキンリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、遺伝性骨髄不全症候群、鉄欠乏性貧血、ランゲルハンス細胞組織球症、大顆粒リンパ球(LGL)白血病、白血病、白血球減少症、肥満細胞症、単クローン性ガンマグロブリン血症、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群(MDS)、骨髄線維症、骨髄増殖性腫瘍(MPN)、非ホジキンリンパ腫、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、悪性貧血(B12欠乏性)、真性多血症、ポルフィリン症、移植後リンパ増殖性疾患(PTLD)、肺塞栓症(PE)、シュバッハマン・ダイアモンド症候群(SDS)、鎌状赤血球症(SCD)、サラセミア、血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、静脈血栓塞栓症、フォン・ヴィレブランド病又はワルデンシュトレームマクログロブリン血症(リンパ形質細胞性リンパ腫)である、血液障害を予防又は処置するための、項目1〜211のいずれか一項に記載のEHMT2阻害剤。
(項目213)
血液障害を予防又は処置するための1つ又は複数の追加の治療薬と組み合わせて使用される、項目1〜212のいずれか一項に記載のEHMT2阻害剤。
(項目214)
前記血液障害は、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)(例えば、急性前骨髄球性白血病、APL)、アミロイドーシス、貧血、再生不良性貧血、骨髄不全症候群、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、深部静脈血栓症(DVT)、ダイアモンド・ブラックファン貧血、先天性角化異常症(DKC)、好酸球性疾患、本態性血小板血症、ファンコニ貧血、ゴーシェ病、ヘモクロマトーシス、溶血性貧血、血友病、遺伝性球状赤血球症、ホジキンリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、遺伝性骨髄不全症候群、鉄欠乏性貧血、ランゲルハンス細胞組織球症、大顆粒リンパ球(LGL)白血病、白血病、白血球減少症、肥満細胞症、単クローン性ガンマグロブリン血症、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群(MDS)、骨髄線維症、骨髄増殖性腫瘍(MPN)、非ホジキンリンパ腫、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、悪性貧血(B12欠乏性)、真性多血症、ポルフィリン症、移植後リンパ増殖性疾患(PTLD)、肺塞栓症(PE)、シュバッハマン・ダイアモンド症候群(SDS)、鎌状赤血球症(SCD)、サラセミア、血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、静脈血栓塞栓症、フォン・ヴィレブランド病又はワルデンシュトレームマクログロブリン血症(リンパ形質細胞性リンパ腫)である、血液障害を予防又は処置するための1つ又は複数の追加の治療薬と組み合わせて使用される、項目1〜213のいずれか一項に記載のEHMT2阻害剤。
(項目215)
血液障害を予防又は処置するための医薬品の製造における、項目1〜214のいずれか一項に記載のEHMT2阻害剤の使用。
(項目216)
前記血液障害は、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)(例えば、急性前骨髄球性白血病、APL)、アミロイドーシス、貧血、再生不良性貧血、骨髄不全症候群、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、深部静脈血栓症(DVT)、ダイアモンド・ブラックファン貧血、先天性角化異常症(DKC)、好酸球性疾患、本態性血小板血症、ファンコニ貧血、ゴーシェ病、ヘモクロマトーシス、溶血性貧血、血友病、遺伝性球状赤血球症、ホジキンリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、遺伝性骨髄不全症候群、鉄欠乏性貧血、ランゲルハンス細胞組織球症、大顆粒リンパ球(LGL)白血病、白血病、白血球減少症、肥満細胞症、単クローン性ガンマグロブリン血症、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群(MDS)、骨髄線維症、骨髄増殖性腫瘍(MPN)、非ホジキンリンパ腫、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、悪性貧血(B12欠乏性)、真性多血症、ポルフィリン症、移植後リンパ増殖性疾患(PTLD)、肺塞栓症(PE)、シュバッハマン・ダイアモンド症候群(SDS)、鎌状赤血球症(SCD)、サラセミア、血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、静脈血栓塞栓症、フォン・ヴィレブランド病又はワルデンシュトレームマクログロブリン血症(リンパ形質細胞性リンパ腫)である、血液障害を予防又は処置するための医薬品の製造における、項目1〜215のいずれか一項に記載のEHMT2阻害剤の使用。
(項目217)
血液障害を予防又は処置するための1つ又は複数の追加の治療薬と組み合わせて使用される医薬品の製造における、項目1〜216のいずれか一項に記載のEHMT2阻害剤の使用。
(項目218)
前記血液障害は、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)(例えば、急性前骨髄球性白血病、APL)、アミロイドーシス、貧血、再生不良性貧血、骨髄不全症候群、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、深部静脈血栓症(DVT)、ダイアモンド・ブラックファン貧血、先天性角化異常症(DKC)、好酸球性疾患、本態性血小板血症、ファンコニ貧血、ゴーシェ病、ヘモクロマトーシス、溶血性貧血、血友病、遺伝性球状赤血球症、ホジキンリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、遺伝性骨髄不全症候群、鉄欠乏性貧血、ランゲルハンス細胞組織球症、大顆粒リンパ球(LGL)白血病、白血病、白血球減少症、肥満細胞症、単クローン性ガンマグロブリン血症、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群(MDS)、骨髄線維症、骨髄増殖性腫瘍(MPN)、非ホジキンリンパ腫、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、悪性貧血(B12欠乏性)、真性多血症、ポルフィリン症、移植後リンパ増殖性疾患(PTLD)、肺塞栓症(PE)、シュバッハマン・ダイアモンド症候群(SDS)、鎌状赤血球症(SCD)、サラセミア、血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、静脈血栓塞栓症、フォン・ヴィレブランド病又はワルデンシュトレームマクログロブリン血症(リンパ形質細胞性リンパ腫)である、血液障害を予防又は処置するための1つ又は複数の追加の治療薬と組み合わせて使用される医薬品の製造における、項目1〜217のいずれか一項に記載のEHMT2阻害剤の使用。

Claims (20)

  1. 血液障害を予防又は処置するための、EHMT2阻害剤を含む組成物
  2. 前記血液障害は、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)(例えば、急性前骨髄球性白血病、APL)、アミロイドーシス、貧血、再生不良性貧血、骨髄不全症候群、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、深部静脈血栓症(DVT)、ダイアモンド・ブラックファン貧血、先天性角化異常症(DKC)、好酸球性疾患、本態性血小板血症、ファンコニ貧血、ゴーシェ病、ヘモクロマトーシス、溶血性貧血、血友病、遺伝性球状赤血球症、ホジキンリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、遺伝性骨髄不全症候群、鉄欠乏性貧血、ランゲルハンス細胞組織球症、大顆粒リンパ球(LGL)白血病、白血病、白血球減少症、肥満細胞症、単クローン性ガンマグロブリン血症、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群(MDS)、骨髄線維症、骨髄増殖性腫瘍(MPN)、非ホジキンリンパ腫、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、悪性貧血(B12欠乏性)、真性多血症、ポルフィリン症、移植後リンパ増殖性疾患(PTLD)、肺塞栓症(PE)、シュバッハマン・ダイアモンド症候群(SDS)、鎌状赤血球症(SCD)、サラセミア、血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、静脈血栓塞栓症、フォン・ヴィレブランド病又はワルデンシュトレームマクログロブリン血症(リンパ形質細胞性リンパ腫)である、請求項1に記載の組成物
  3. 前記EHMT2阻害剤は、式(I):
    Figure 2021500326

    (式中、
    環Aは、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり;
    は、原子価が許す限り、N、CR又はNR’であり;
    は、原子価が許す限り、N、CR又はNR’であり;
    は、原子価が許す限り、N、CR又はNR’であり;
    は、N若しくはCRであるか、又はXは、環Aが、少なくとも1つのN原子を含む5員ヘテロアリールであるように不在であり;
    は、原子価が許す限り、C又はNであり;
    Bは、不在であるか、又はC−C10アリール、C−C10シクロアルキル、5〜10員ヘテロアリール並びにN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択される環構造であり;
    Bが存在する場合、Tは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであるか;又はBが不在である場合、Tは、Hであり、及びnは、0であるか;又はBが不在である場合、Tは、(Rで任意選択的に置換されたC−Cアルキルであるか;又はBが不在である場合、T及びRは、それらが結合されている原子と一緒に、それぞれ(Rで任意選択的に置換されている4〜7員ヘテロシクロアルキル又は5〜6員ヘテロアリールを任意選択的に形成し;
    は、H又はC−Cアルキルであり;
    、R及びRのそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルコキシル、C−C10アリール、NR、C(O)NR、NRC(O)R、C−Cシクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール及びC−Cアルキルからなる群から選択され、ここで、C−Cアルコキシル及びC−Cアルキルは、ハロ、OR又はNRの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R及びRのそれぞれは、独立に、H若しくはC−Cアルキルであるか、又はRは、−Q−Tであり、ここで、Qは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びTは、H、ハロ、シアノ、NR、C(O)NR、OR、OR又はRS1であり、ここで、RS1は、C−Cシクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びRS1は、ハロ、C−Cアルキル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R、−SO、−SON(R、−NRC(O)R、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されているか;又は環Aが、少なくとも1つのN原子を含む5員ヘテロアリールである場合、Rは、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含むスピロ縮合4〜12員ヘテロシクロアルキルであり;
    ’、R’及びR’のそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり;
    は、H、F、Br、シアノ、C−Cアルコキシル、C−C10アリール、NR、C(O)NR、NRC(O)R、C−Cシクロアルキル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル、ハロ、OR又はNRの1つ又は複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキル並びに4〜12員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換されたC−Cアルキニルからなる群から選択され;ここで、前記C−Cシクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C(O)R、OR、NR、4〜7員ヘテロシクロアルキル、−C−Cアルキレン−4〜7員ヘテロシクロアルキル又はハロ、OR若しくはNRの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、R及びRのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり;又は
    及びR若しくはRの1つは、それらが結合されている原子と一緒に、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールを形成するか;又はR及びR’若しくはR’の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、5員若しくは6員ヘテロアリールを形成し、ここで、形成されるフェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールは、ハロ、C−Cアルキル、ヒドロキシル又はC−Cアルコキシルの1つ又複数で任意選択的に置換されており;
    は、XがNであり、及び環Aが6員ヘテロアリールである場合に不在であるか;又はRは、−Q−Tであり、ここで、Qは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びTは、H、ハロ、シアノ、NR、C(O)NR、C(O)R、OR、OR又はRS1であり、ここで、RS1は、C−Cシクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びRS1は、ハロ、C−Cアルキル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R、−SO、−SON(R、−NRC(O)R、NR又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;及びRは、NRC(O)NR1213ではなく;又は
    及びR若しくはRの1つは、それらが結合されている原子と一緒に、フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールを形成するか;又はR及びR’若しくはR’の1つは、それらが結合されている原子と一緒に、5員若しくは6員ヘテロアリールを形成し、ここで、形成される前記フェニル又は5員若しくは6員ヘテロアリールは、ハロ、C−Cアルキル、ヒドロキシル、オキソ(=O)、C−Cアルコキシル又は−Q−Tの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
    各Rは、独立に、オキソ(=O)又は−Q−Tであり、ここで、各Qは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及び各Tは、独立に、H、ハロ、シアノ、OR10、OR11、C(O)R11、NR1011、C(O)NR1011、NR10C(O)R11、5〜10員ヘテロアリール、C−Cシクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記5〜10員ヘテロアリール、C−Cシクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、NRで任意選択的に置換されたC−Cアルキル、ヒドロキシル、オキソ、N(R、シアノ、C−Cハロアルキル、−SO又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、R及びRのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり;及びRは、H又はC(O)ORではなく;
    各Rは、独立に、H又はC−Cアルキルであり;
    各Rは、独立に、−Q−Tであり、ここで、Qは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びTは、H、ハロ、OR12、OR13、NR1213、NR12C(O)R13、C(O)NR1213、C(O)R13、S(O)13、S(O)NR1213又はRS2であり、ここで、RS2は、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びRS2は、1つ又は複数の−Q−Tで任意選択的に置換されており、ここで、各Qは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及び各Tは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR、C(O)R、S(O)、NR、C(O)NR並びにNRC(O)Rからなる群から選択され、R及びRのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであるか;又は−Q−Tは、オキソであり;又は
    及びRは、それらが結合されている窒素原子と一緒に、1つ又は複数の−Q−Tで任意選択的に置換されている、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、各Qは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及び各Tは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR、C(O)R、S(O)、S(O)NR、NR、C(O)NR並びにNRC(O)Rからなる群から選択され、R及びRのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであるか;又は−Q−Tは、オキソであり;
    10は、H及びC−Cアルキルからなる群から選択され;
    11は、−Q−Tであり、ここで、Qは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びTは、H、ハロ、OR、NR、NRC(O)R、C(O)NR、C(O)R、S(O)又はRS3であり、ここで、R及びRのそれぞれは、独立に、H、フェニル、C−Cシクロアルキル又はC−Cシクロアルキルで任意選択的に置換されたC−Cアルキルであるか、又はR及びRは、それらが結合されている窒素原子と一緒に、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、及びRS3は、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びRS3は、1つ又は複数の−Q−Tで任意選択的に置換されており、ここで、各Qは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及び各Tは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、OR、C(O)R、NR、C(O)NR、S(O)並びにNRC(O)Rからなる群から選択され、R及びRのそれぞれは、独立に、H又は1つ若しくは複数のハロで任意選択的に置換されたC−Cアルキルであるか;又は−Q−Tは、オキソであり;又は
    10及びR11は、それらが結合されている窒素原子と一緒に、ハロ、C−Cアルキル、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されている、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し;
    12は、H又はC−Cアルキルであり;
    13は、それぞれ1つ又は複数の−Q−Tで任意選択的に置換されているC−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、ここで、各Qは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及び各Tは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル並びに5〜6員ヘテロアリールからなる群から選択されるか;又は−Q−Tは、オキソであり;及び
    nは、0、1、2、3又は4である)
    の化合物若しくはその互変異性体又は前記化合物若しくは前記互変異性体の薬学的に許容される塩であり、ただし、前記式(I)の化合物は、
    2−シクロヘキシル−6−メトキシ−N−[1−(1−メチルエチル)−4−ピペリジニル]−7−[3−(1−ピロリジニル)プロポキシ]−4−キナゾリンアミン;
    N−(1−イソプロピルピペリジン−4−イル)−6−メトキシ−2−(4−メチル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−7−(3−(ピペリジン−1−イル)プロポキシ)キナゾリン−4−アミン;
    2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)−N−(1−イソプロピルピペリジン−4−イル)−6−メトキシ−7−(3−(ピロリジン−1−イル)プロポキシ)キナゾリン−4−アミン;又は
    2−(4−イソプロピル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−N−(1−イソプロピルピペリジン−4−イル)−6−メトキシ−7−(3−(ピペリジン−1−イル)プロポキシ)キナゾリン−4−アミン
    ではない、請求項に記載の組成物
  4. 前記EHMT2阻害剤は、式(II):
    Figure 2021500326

    (式中、
    環Bは、フェニル又はピリジルであり、
    及びXの1つ又は両方は、Nである一方、Xは、CRであり、及びXは、CRであるか、又はX及びXの1つ又は両方は、Nである一方、Xは、CRであり、Xは、CRであり;及び
    nは、1、2又は3である)
    の化合物である、請求項に記載の組成物
  5. 前記EHMT2阻害剤は、式(I’):
    Figure 2021500326

    (式中、
    1aは、
    Figure 2021500326

    が単結合である場合、O、S、CR1a11a又はNR1a’であるか、又はX1aは、
    Figure 2021500326

    が二重結合である場合、Nであり;
    2aは、
    Figure 2021500326

    が二重結合である場合、N又はCR2aであるか、又はX2aは、
    Figure 2021500326

    が単結合である場合、NR2a’であり;
    3aは、N又はCであり;X3aがNである場合、
    Figure 2021500326

    は、二重結合であり、且つ
    Figure 2021500326

    は、単結合であり、及びX3aがCである場合、
    Figure 2021500326

    は、単重結合であり、且つ
    Figure 2021500326

    は、二重結合であり;
    1a、R2a及びR11aのそれぞれは、独立に、−Q1a−T1aであり、ここで、各Q1aは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及び各T1aは、独立に、H、ハロ、シアノ、NR5a6a、C(O)NR5a6a、−OC(O)NR5a6a、C(O)OR5a、−OC(O)R5a、C(O)R5a、−NR5aC(O)R6a、−NR5aC(O)OR6a、OR5a又はRS1aであり、ここで、RS1aは、C−C12シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びRS1aは、ハロ、C−Cアルキル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R6a、−SO5a、−SON(R5a、−NR5aC(O)R6a、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;又は
    1a及びR11aは、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C−C12シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、前記C−C12シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C−Cアルキル、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
    1a’及びR2a’のそれぞれは、独立に、−Q2a−T2aであり、ここで、Q2aは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びT2aは、H、ハロ、シアノ又はRS2aであり、ここで、RS2aは、C−C12シクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びRS2aは、ハロ、C−Cアルキル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)R6a、−SO5a、−SON(R5a、−NR5aC(O)R6a、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
    3aは、H、NRaaba、ORaa又はRS4aであり、ここで、RS4aは、
    −Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−C12シクロアルキル、フェニル、5員若しくは6員ヘテロアリール又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、Raa及びRbaのそれぞれは、独立に、H若しくはRS5aであるか、又はRaa及びRbaは、それらが結合されている窒素原子と一緒に、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、RS5aは、C−Cアルキル、フェニル、5員若しくは6員ヘテロアリール又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、RS4a、RS5a並びにRaa及びRbaによって形成される前記ヘテロシクロアルキルのそれぞれは、独立に、ハロ、ヒドロキシル、オキソ、CN、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシル、C−C12シクロアルキル、フェニル、5員若しくは6員ヘテロアリール又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、又は代わりに;
    3a並びにR1a’、R2a’、R1a、R2a及びR11aの1つは、それらが結合されている原子と一緒に、ハロ、C−Cアルキル、ヒドロキシル又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されている5員又は6員ヘテロアリールを形成し;又は
    3aは、オキソであり、及び
    Figure 2021500326

    は、単結合であり;
    各R4aは、独立に、−Q3a−T3aであり、ここで、各Q3aは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及び各T3aは、独立に、H、ハロ、シアノ、OR7a、OR8a、C(O)R8a、NR7a8a、C(O)NR7a8a、NR7aC(O)R8a、C−C10アリール、5〜10員ヘテロアリール、C−C12シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、前記C−C10アリール、5〜10員ヘテロアリール、C−C12シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、ヒドロキシル、シアノ、C−Cハロアルキル、−SO5a、C−Cアルコキシル又はNR5a6aの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
    5a、R6a及びR7aのそれぞれは、独立に、H又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキルであり;
    8aは、−Q4a−T4aであり、ここで、Q4aは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びT4aは、H、ハロ又はRS3aであり、ここで、RS3aは、C−C12シクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びRS3aは、1つ又は複数の−Q5a−T5aで任意選択的に置換されており、ここで、各Q5aは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及び各T5aは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−C12シクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、ORca、C(O)Rca、NRcada、C(O)NRcada、S(O)ca並びにNRcaC(O)Rdaからなる群から選択され、Rca及びRdaのそれぞれは、独立に、H又は1つ若しくは複数のハロで任意選択的に置換されたC−Cアルキルであるか;又は−Q5a−T5aは、オキソであり;及び
    nは1、2、3又は4である)
    の化合物若しくはその互変異性体又は前記化合物若しくは前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の組成物
  6. 前記EHMT2阻害剤は、式(I’’)、(II’’)又は(III’’):
    Figure 2021500326

    (式中、
    1bは、N又はCR2bであり;
    2bは、N又はCR3bであり;
    3bは、N又はCR4bであり;
    4bは、N又はCR5bであり;
    5b、X6b及びX7bのそれぞれは、独立に、N又はCHであり;
    Bは、C−C10アリール又は5〜10員ヘテロアリールであり;
    1bは、H又はC−Cアルキルであり;
    2b、R3b、R4b及びR5bのそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルコキシル、C−C10アリール、OH、NRabbb、C(O)NRabbb、NRabC(O)Rbb、C(O)ORab、OC(O)Rab、OC(O)NRabbb、NRabC(O)ORbb、C−Cシクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C−Cアルキル、C−Cアルケニル及びC−Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、前記C−C10アリール、C−Cシクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C−Cアルコキシル、C−Cアルキル、C−Cアルケニル及びC−Cアルキニルは、それぞれハロ、ORab又はNRabbbの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、Rab及びRbbのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり;
    6bは、−Q1b−T1bであり、ここで、Q1bは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びT1bは、H、ハロ、シアノ又はRS1bであり、ここで、RS1bは、C−Cシクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びRS1bは、ハロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)Rcb、−C(O)ORcb、−SOcb、−SON(Rcb、−NRcbC(O)Rdb、−C(O)NRcbdb、−NRcbC(O)ORdb、−OC(O)NRcbdb、NRcbdb又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、Rcb及びRdbのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり;
    7bは、−Q2b−T2bであり、ここで、Q2bは、結合、C(O)NReb又はNRebC(O)であり、Rebは、H又はC−Cアルキルであり、及びT2bは、5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記5〜10員ヘテロアリール又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数の−Q3b−T3bで任意選択的に置換されており、ここで、各Q3bは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカーであり、及び各T3bは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、ORfb、C(O)Rfb、C(O)ORfb、OC(O)Rfb、S(O)fb、NRfbgb、OC(O)NRfbgb、NRfbC(O)ORgb、C(O)NRfbgb並びにNRfbC(O)Rgbからなる群から選択され、Rfb及びRgbのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり、ここで、前記C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、4〜7員ヘテロシクロアルキル又は5〜6員ヘテロアリールは、1つ又は複数のハロ、シアノ、ヒドロキシル、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル又はC−Cアルコキシで任意選択的に置換されているか;又は−Q3b−T3bは、オキソであり;
    8bは、H又はC−Cアルキルであり;
    9bは、−Q4b−T4bであり、ここで、Q4bは、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びT4bは、H、ハロ、ORhb、NRhbib、NRhbC(O)Rib、C(O)NRhbib、C(O)Rhb、C(O)ORhb、NRhbC(O)ORib、OC(O)NRhbib、S(O)hb、S(O)NRhbib又はRS2bであり、ここで、Rhb及びRibのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり、及びRS2bは、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びRS2bは、1つ又は複数の−Q5b−T5bで任意選択的に置換されており、ここで、各Q5bは、独立に、結合又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカーであり、及び各T5bは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、ORjb、C(O)Rjb、C(O)ORjb、OC(O)Rjb、S(O)jb、NRjbkb、OC(O)NRjbkb、NRjbC(O)ORkb、C(O)NRjbkb並びにNRjbC(O)Rkbからなる群から選択され、Rjb及びRkbのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであるか;又は−Q5b−T5bは、オキソであり;
    10bは、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、前記4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数のハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル又はC−Cアルコキシで任意選択的に置換されており;及び
    11b及びR12bは、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C−C12シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、前記C−C12シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されている)
    の化合物若しくはその互変異性体又は前記化合物若しくは前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の組成物
  7. 前記EHMT2阻害剤は、式(I’’’)、(II’’’)又は(III’’’):
    Figure 2021500326

    (式中、
    1cは、N又はCR2cであり;
    2cは、N又はCR3cであり;
    3cは、N又はCR4cであり;
    4cは、N又はCR5cであり;
    5c、X6c及びX7cのそれぞれは、独立に、N又はCHであり;
    8cは、NR13c又はCR11c12cであり;
    1cは、H又はC−Cアルキルであり;
    2c、R3c、R4c及びR5cのそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルコキシル、C−C10アリール、OH、NRacbc、C(O)NRacbc、NRacC(O)Rbc、C(O)ORac、OC(O)Rac、OC(O)NRacbc、NRacC(O)ORbc、C−Cシクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C−Cアルキル、C−Cアルケニル及びC−Cアルキニルからなる群から選択され、ここで、前記C−C10アリール、C−Cシクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、C−Cアルコキシル、C−Cアルキル、C−Cアルケニル及びC−Cアルキニルは、それぞれハロ、ORac又はNRacbcの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、Rac及びRbcのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり;
    6cは、−Q1c−T1cであり、ここで、Q1cは、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びT1cは、H、ハロ、シアノ又はRS1cであり、ここで、RS1cは、C−Cシクロアルキル、フェニル、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5員若しくは6員ヘテロアリールであり、及びRS1cは、ハロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ヒドロキシル、オキソ、−C(O)Rcc、−C(O)ORcc、−SOcc、−SON(Rcc、−NRccC(O)Rdc、−C(O)NRccdc、−NRccC(O)ORdc、−OC(O)NRccdc、NRccdc又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており、ここで、Rcc及びRdcのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり;
    7cは、−Q2c−T2cであり、ここで、Q2cは、結合、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノの1つ又は複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー又はC−Cアルキニレンリンカーであり、及びT2cは、H、ハロ、シアノ、ORec、ORfc、C(O)Rfc、NRecfc、C(O)NRecfc、NRecC(O)Rfc、C−C10アリール、5〜10員ヘテロアリール、C−C12シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記C−C10アリール、5〜10員ヘテロアリール、C−C12シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、1つ又は複数の−Q3c−T3Cで任意選択的に置換されており、ここで、各Q3cは、独立に、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカーであり、及び各T3cは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、ORec、ORfc、C(O)Rfc、C(O)ORfc、OC(O)Rfc、S(O)fc、NRfcgc、OC(O)NRfcgc、NRfcC(O)ORgc、C(O)NRfcgc並びにNRfcC(O)Rgcからなる群から選択されるか;又は−Q3c−T3cは、オキソであり;
    各Recは、独立に、H又はハロ、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されたC−Cアルキルであり;
    fc及びRgcのそれぞれは、独立に、−Q6c−Tであり、ここで、Q6cは、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びTは、H、ハロ、ORm1c、NRm1cm2c、NRm1cC(O)Rm2c、C(O)NRm1cm2c、C(O)Rm1c、C(O)ORm1c、NRm1cC(O)ORm2c、OC(O)NRm1cm2c、S(O)m1c、S(O)NRm1cm2c又はRS3cであり、ここで、Rm1c及びRm2cのそれぞれは、独立に、H、C−Cアルキル又は(C−Cアルキル)−RS3cであり、及びRS3cは、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びRS3cは、1つ又は複数の−Q7c−T7cで任意選択的に置換されており、ここで、各Q7cは、独立に、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカーであり、及び各T7cは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、ORn1c、C(O)Rn1c、C(O)ORn1c、OC(O)Rn1c、S(O)n1c、NRn1cn2c、OC(O)NRn1cn2c、NRn1cC(O)ORn2c、C(O)NRn1cn2c並びにNRn1cC(O)Rn2cからなる群から選択され、Rn1c及びRn2cのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであるか;又は−Q7c−T7cは、オキソであり;
    8cは、H又はC−Cアルキルであり;
    9cは、−Q4c−T4cであり、ここで、Q4cは、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシルの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカー、C−Cアルケニレンリンカー若しくはC−Cアルキニレンリンカーであり、及びT4cは、H、ハロ、ORhc、NRhcic、NRhcC(O)Ric、C(O)NRhcic、C(O)Rhc、C(O)ORhc、NRhcC(O)ORic、OC(O)NRhcic、S(O)hc、S(O)NRhcic又はRS2cであり、ここで、Rhc及びRicのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであり、及びRS2cは、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキル又は5〜10員ヘテロアリールであり、及びRS2cは、1つ又は複数の−Q5c−T5cで任意選択的に置換されており、ここで、各Q5cは、独立に、結合であるか、又はハロ、シアノ、ヒドロキシル若しくはC−Cアルコキシの1つ若しくは複数でそれぞれ任意選択的に置換されたC−Cアルキレンリンカーであり、及び各Tは、独立に、H、ハロ、シアノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−C10アリール、N、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜7員ヘテロシクロアルキル、5〜6員ヘテロアリール、ORjc、C(O)Rjc、C(O)ORjc、OC(O)Rjc、S(O)jc、NRjckc、OC(O)NRjckc、NRjcC(O)ORkc、C(O)NRjckc並びにNRjcC(O)Rkcからなる群から選択され、Rjc及びRkcのそれぞれは、独立に、H又はC−Cアルキルであるか;又は−Q5c−T5cは、オキソであり;
    10cは、ハロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル及び4〜12員ヘテロシクロアルキルのそれぞれは、1つ又は複数のハロ、シアノ、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C(O)NRjckc又はNRjcC(O)Rkcで任意選択的に置換されており;
    11c及びR12cは、それらが結合されている炭素原子と一緒に、C−C12シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルを形成し、ここで、前記C−C12シクロアルキル又は4〜12員ヘテロシクロアルキルは、ハロ、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ又はC−Cアルコキシルの1つ又は複数で任意選択的に置換されており;
    13cは、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−C12シクロアルキル又はN、O及びSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜12員ヘテロシクロアルキルであり;及び
    14c及びR15cのそれぞれは、独立に、H、ハロ、シアノ、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC−Cアルキル、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC−Cアルケニル、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC−Cアルキニル、1つ若しくは複数のハロ若しくはシアノで任意選択的に置換されたC−Cシクロアルキル又は−OR6cである)
    の化合物、その互変異性体並びに前記化合物及び前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、請求項1に記載の組成物
  8. 前記EHMT2阻害剤は、表1A〜1E、表2〜4、表4A及び表5のもの並びにそれらの薬学的に許容される塩から選択される、請求項に記載の組成物
  9. 前記EHMT2阻害剤は、化合物番号A75、CA51、CA70、D1R、D2、D3、D4R、D5R、D6及びD7から選択される化合物、その互変異性体、その薬学的に許容される塩並びに前記互変異性体の薬学的に許容される塩である、請求項に記載の組成物
  10. 前記EHMT2阻害剤は、EHMT2の選択的阻害剤である、請求項に記載の組成物
  11. 前記組成物はそれを必要とする対象に投与されることを特徴とし、前記組成物前記投与は、血液障害に関連する遺伝子を活性化又は不活性化する、請求項に記載の組成物
  12. 前記遺伝子は、6q24、7、11p15.5、14q32、15q11q13、15q11.2、20q13及び20からなる群から選択される染色体に位置する、請求項11に記載の組成物
  13. 前記組成物はそれを必要とする対象に投与されることを特徴とし、前記組成物前記投与は、リシン残基9のヒストン3のジメチル化(すなわちH3K9me2)を阻害する、請求項に記載の組成物
  14. 前記組成物はそれを必要とする対象に投与され、それを必要とする前記対象に治療有効量の1つ又は複数の追加の治療薬がさらに投与されることを特徴とする、請求項に記載の組成物
  15. 前記組成物と前記1つ又は複数の追加の治療薬とは、同時に、連続的に又は交互に投与される、請求項14に記載の組成物
  16. 前記血液障害は、鎌状赤血球症(SCD)である、請求項に記載の組成物
  17. 前記1つ又は複数の追加の治療薬は、標準治療薬、血液障害の治療薬、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤、DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)阻害剤若しくはメチル化抑制剤、BCL11A阻害剤、KLF阻害剤、GATA阻害剤、c−MYB阻害剤、PRMT1阻害剤、PRMT5阻害剤、LSD阻害剤、P−セレクチン阻害剤、免疫抑制薬、抗炎症薬、抗ヒスタミン薬、芳香族L−アミノ酸デカルボキシラーゼ(AADC)若しくはDOPAデカルボキシラーゼ阻害剤、免疫調節薬、インターロイキン−1β阻害剤、細胞移植若しくは細胞集団移植、移植手術のための対象の前処置に関連する臨床的介入、標的遺伝子の発現を誘導するか、又は標的細胞内(例えば、血球内)に遺伝子産物の機能性コピーを供給し且つ/若しくは発現させるための遺伝子若しくはタンパク質又はこれらの任意の組み合わせを含む、請求項14に記載の組成物
  18. 前記1つ又は複数の追加の治療薬は、6R−BH4(サプロプテリン二塩酸塩)、A−001(バレスプラジブナトリウム)、アバタセプト、アブリセンタン、アセタミノフェン、アセチルコリン、Aes−103(BAX−555、5−ヒドロキシメチル−2−フルフラル(5−HMF))、アルブテロール、アレムツズマブ、α−リポ酸、アセチル−L−カルニチン、アンブリセンタン、抗胸腺細胞グロブリン(ATG)、アピキサバン、アルギニン(例えば、酪酸アルギニン、塩酸アルギニン;連続又はローディング)、アスピリン、アトルバスタチン、アザシタジン、アジトロマイシン、ベンゼラジド、BG−45、BMD、BPX−501(リボジェンレクルーセル)、AP1903(リミドゥシド)、ブデソニド、ブスルファン、ブスルフェクス、酪酸塩、カナキヌマブ、クロトリマゾール、コデイン、コグメド、クリザンリズマブ、シクロホスファミド(CTX)、シクロスポリン、ダルテパリン、デシタビン、テトラヒドロウリジン、デフェラシロクス(ICL670)、デフェリプロン、デフェロキサミン(DFO)、デフィロチド、デスロラチジン、デスモプレシン、ジヒドロアルテミシニン−ピペラキン(DP)、ジフェンヒドラミン、DNMT阻害剤、ドコサヘキサエン酸、エリスロポエチン、ヒドロキシ尿素、エチノスタット、FBS0701、フェンタニルクエン酸塩、フェリプロキス、フルダラビン、ガバペンチン、GBT440、GCSF、遺伝子療法、GMI−1070、顆粒球コロニー刺激因子、GSK10248050A(Synflorix)、移植片対宿主病(GVHD)予防法、HDAC阻害剤、HDAC1/2阻害剤、HIDA、高用量ICA−17043、HQK−1001、ヒドロモルフォン、ヒドロキシ尿素、メチル化抑制剤、ICL670、イラリス、静注用免疫グロブリン、IMR−687、ワクチン(例えば、不活性化インフルエンザA(H1N1)ウイルスワクチン)、INCB059872、シトルリン、硫酸マグネシウム、イソ酪酸アミド、ケタミン、LDV/SOF、LentiGlobin BB305、レベチラセタム、L−グルタミン、リドカイン、L−NMMA、ロサルタン、低用量ICA−17043、低用量ケタミン、LSD1阻害剤、マシテンタン、ピドロ酸マグネシウム、TR2/TR4アゴニスト、DRED(直接反復恒久赤血球)アゴニスト、BCL11阻害剤、c−MYB阻害剤、GATA1阻害剤、KLF阻害剤、メフロキン、アルテスネイト、メルファラン、メマンチン塩酸塩、メペリジン、メスナ(例えば、メスネックス)、メトホルミン、メサドン、メトトレキサート、メチルフェニデート、メチルプレドニゾロン、プレドニゾン、モメタゾンフランカルボン酸エステル、モンテルカスト(例えば、ヒドロキシ尿素と併用して)、モルヒネ、MP4CO、MST−188(ベポロキサマー)、ミコフェノール酸モフェチル(MMF)、N−アセチルシステイン(NAC)、ナイアシン−ER、NiCord(臍帯幹細胞由来のエクスビボ増殖細胞移植体)、一酸化窒素(例えば、吸気による)、ニトログリセリン、NKTT120(NKT治療薬)、NO−CO(例えば、吸気及び呼気による)、ヌバイン(塩酸ナルブフィン)、NVX−508、オメガ−3脂肪酸、テトラヒドロウリジン、L−シトルリン、オキシプリノール、パルドリン、葉酸、パノビノスタット、PDE9i、ペニシリン、ペントスタチン、プレリキサホル、ポロキサマー188、ポマリドミド、プラスグレル、PRMT1阻害剤、PRMT5阻害剤、プログアニル、プロパノロール、PSI697、RAS阻害剤、r−ATG、組換えメチオニルヒト幹細胞因子、リオシグアト、リバロキサバン、リビパンセル、サングスタット、サンギネート、SC411、SCD−101、SCD−Omegatex、SelG1(クリザンリズマブ)、セブパリン、シクロス(ヒドロキシカルバミド)、シルデナフィル、シンバスタチン、シロリムス、重炭酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、SPD602(FBS0701、SSP−004184)、スルファドキシンピリメタミン、合成ジンクフィンガー転写活性化因子、タクロリムス、t−ブチルヒドロキノン、tDCSとPES、チオテパ、チモグロビン、チカグレロール、TLI、トレソルファン、トリタンリクス−HepB/Hib、未分画ヘパリン、ワクチン接種(例えば、ポリオ・セービン、プレベナー、Pneumo 23)、ベポロキサマー、ビタミンD3、ボリノスタット若しくはジロイトン又はそれらの任意の組み合わせを含む、請求項14に記載の組成物
  19. 前記組成物と前記1つ又は複数の追加の治療薬の前記投与は、HbFの汎細胞誘導をもたらす、請求項14に記載の組成物
  20. 前記1つ又は複数の追加の治療薬は、HbF誘導剤を含む、請求項14に記載の組成物


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