JP2021187510A - 吐出器 - Google Patents

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剛文 田代
Takefumi Tashiro
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Abstract

【課題】吐出ヘッドの押下力を軽減することができる吐出器を提供する。【解決手段】本発明に係る態様の吐出器12は、ステム21と、シリンダ23と、ピストン22と、吐出ヘッド17と、操作機構18と、を備えている。操作機構18は、ステム21に対して左右方向L2の両側に配置された一対のアーム145を有し、ステム21よりも前方において左右方向L2に沿う第2軸線O2回りに支持片130に支持されたレバー本体140と、レバー本体140に設けられ、吐出ヘッド17の係合突起120に上方から係合する係合凹部152と、レバー本体140から後方に延びる操作部141と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、吐出器に関する。
吐出容器は、容器本体の口部に吐出器が装着されて構成されている。吐出器は、上方付勢状態で下方移動可能なステムと、ステムが上下動可能に挿入されたシリンダと、シリンダ内でステムの上下動に連係するとともに、シリンダの内周面に上下摺動可能に嵌合されたピストンと、ステムの上端部に取り付けられる吐出ヘッドと、を備えている(例えば、下記特許文献1参照)。
この構成によれば、吐出ヘッドの押下操作に伴い、シリンダ内がピストンにより圧縮されることで、シリンダ内の内容物がステム内に流入する。ステム内に流入した内容物は、吐出ヘッドに形成された吐出口から吐出される。
特開2015−182800号公報
ところで、例えば近年の高齢化社会に伴い、力の弱い使用者でも使い易い吐出器が求められている。
しかしながら、上述した従来の吐出器では、内容物を吐出させる際の吐出ヘッドの押下力を軽減させる点で改善の余地があった。
本発明は、吐出ヘッドの押下力を軽減することができる吐出器を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
本発明の一態様に係る吐出器は、容器本体における口部に、上方付勢状態で下方移動可能に配設されるステムと、前記口部に装着される装着キャップに取り付けられるとともに、前記ステムが上下動可能に挿入された筒状のシリンダと、前記シリンダ内で前記ステムの上下動に連係するとともに、前記シリンダの内周面に上下摺動可能に嵌合されたピストンと、前記ステムの上端部から前方に向けて延びる吐出筒を有し、前記ステムの上端部に取り付けられる吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを押し下げ操作する操作機構と、を備え、前記操作機構は、前記ステムに対して前後方向の一方側に配置された支持部と、前記ステムに対して左右方向の両側に配置された一対のアームを有し、前記ステムよりも前後方向の一方側において左右方向に延びる軸線回りに回動可能に前記支持部に支持されたレバー本体と、前記レバー本体に設けられ、前記吐出ヘッド又は前記ステムに上方から係合する連係部と、前記レバー本体から前後方向の他方側に延びる操作部と、を備えている。
本態様によれば、軸線を支点とし、操作部を力点とした押下力が連係部を作用点として吐出ヘッドに作用する。これにより、吐出ヘッドを直接押下操作する場合に比べ、吐出ヘッドを押し下げる際に必要な押下力を軽減することができる。これにより、内容物を容易に吐出させることができる。
特に、本態様では、ステムに対して左右方向の両側に一対のアームを備えているため、仮に操作機構に対して左右方向への外力が作用した場合には、アームが吐出ヘッド又はステムに接触する。これにより、操作機構の左右方向へのがたつきを抑制し、安定した吐出操作を行うことができる。
上記態様の吐出器において、前記操作部は、操作姿勢と、前記操作姿勢に対して下方を向く収納姿勢と、の間を前記レバー本体に対して上下方向に屈曲可能に設けられ、前記操作部は、前記操作姿勢から前記収納姿勢への屈曲を規制する規制位置と、前記操作姿勢及び前記収納姿勢間での屈曲を許容する規制解除位置と、の間を前記レバー本体に対して上下方向に交差する方向に移動可能に設けられ、前記操作部は、前記規制位置において前記レバー本体に形成された被係合部に上下方向で係合し、前記規制解除位置において前記被係合部との係合が解除される係合部を備えていることが好ましい。
本態様によれば、操作部を収納姿勢に移動させることで、レバー本体に対する操作部の前後方向の他方側への突出量を小さくできる。これにより、流通段階や不使用時等において、吐出器をコンパクトにすることができる。その結果、吐出器の取り回しが容易になる。
上記態様の吐出器において、前記装着キャップは、前記操作部は、前記収納姿勢において、前記装着キャップに上方から当接し、前記操作部が前記収納姿勢にあるときに前記操作部が係止されて、前記操作部の前記操作姿勢への移動を規制する係止部を備えていることが好ましい。
本態様によれば、操作部が装着キャップの係止部に係止されることで、装着キャップに対する操作機構の下方移動が規制される。これにより、内容物が不意に吐出されるのを抑制できる。特に、操作部が収納姿勢において係止部に係止されるので、操作部の収納姿勢が不意に解除されるのを抑制できる。
上記態様の吐出器において、前記操作部は、操作姿勢と、前記操作姿勢に対して上方に位置する収納姿勢と、の間を前記レバー本体に対して上下方向に屈曲可能に設けられ、前記レバー本体及び前記操作部の一方の部材は、他方の部材に下方から係合して、前記レバー本体に対する前記操作部の下方への屈曲を規制する規制部を備えていることが好ましい。
本態様では、操作部を収納姿勢に移動させることで、レバー本体に対する操作部の前後方向の他方側への突出量を小さくできる。これにより、流通段階や不使用時等において、吐出器をコンパクトにすることができる。その結果、吐出器の取り回しが容易になる。
上記態様の吐出器において、前記操作部は、前記収納姿勢において、前記ステムを上方から覆うことが好ましい。
本態様では、操作部が収納姿勢の際に、ステムを上方から覆っていることで、ステムが直接押下操作されるのを抑制できる。
本発明によれば、吐出ヘッドの押下力を軽減することができる。
第1実施形態に係る吐出容器において、図2のI−I線に沿う断面図である。 第1実施形態に係る吐出容器の平面図である。 第1実施形態に係る吐出容器において、図2のIII−III線に沿う部分断面図である。 操作部が規制解除位置にある状態を示す図3に相当する部分断面図である。 操作部が収納姿勢にある状態を示す図1に相当する断面図である。 操作部が収納姿勢にある状態を示す図3に相当する部分断面図である。 吐出操作を説明するための図1に相当する断面図である。 操作姿勢及び収納姿勢間の移動を説明するための図1に相当する断面図である。 第2実施形態に係る吐出容器の断面図である。 第2実施形態に係る吐出容器の平面図である。 第2実施形態に係る吐出容器の断面図である。 第3実施形態に係る吐出容器の断面図である。 第3実施形態に係る吐出容器の平面図である。 第3実施形態に係る吐出容器の断面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、本発明に係る吐出器が容器本体に取り付けられてなる吐出容器について説明する。以下の説明において、各実施形態や変形例で対応する構成には同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図1、図2に示す吐出容器1は、有底筒状の容器本体11と、容器本体11の口部11aに着脱可能に装着された吐出器12と、を備えている。
(第1実施形態)
吐出器12は、ポンプ機構14と、装着キャップ15と、吐出ヘッド17と、操作機構18と、を備えている。ポンプ機構14は、ステム21やピストン22、シリンダ23、ピストンガイド24、下部弁体25、閉塞部26、付勢部材27等を備えている。なお、ポンプ機構14のうち、少なくともステム21やピストン22、シリンダ23は、共通軸上に同軸に配設された筒状に形成されている。以下、共通軸を第1軸線O1といい、第1軸線O1に沿う方向を上下方向という。上下方向のうち、容器本体11の底部から吐出器12に向かう方向を上方とし、吐出器12から容器本体11の底部に向かう方向を下方とする。また、上下方向から見た平面視において、第1軸線O1に交差する方向を径方向といい、第1軸線O1回りに周回する方向を周方向という。
先に、容器本体11について説明する。
容器本体11は、内容物が収容可能に構成されている。本実施形態において、容器本体11の口部11aは、第1軸線O1と同軸上に配置されている。容器本体11の胴部11bは、径方向のうち第1方向(以下、前後方向L1)の一方側(以下、後方という。)に軸線を有する平面視で楕円形状に形成されている。但し、容器本体11の外形は、適宜変更が可能である。例えば、胴部11bの外径が口部11aの外径よりも十分に大きければ、胴部11bの軸線が第1軸線O1と同軸に配置されていてもよい。なお、容器本体11内に収容される内容物としては、例えばアルコール消毒液等、比較的低粘度の液体が好適に用いられる。
次に、吐出器12の各構成部材について説明する。
図1に示すように、シリンダ23は、上方に位置するものほど外径が拡大する多段筒状に形成されている。具体的に、シリンダ23は、取付筒31、収容筒32、摺動筒33及び突出筒34が下方から上方に連なっている。
取付筒31には、吸上筒41が嵌合されている。吸上筒41は、下端開口が容器本体11の底部に近接する位置まで延設されている。
摺動筒33の上部には、摺動筒33を径方向に貫通する導入孔33aが形成されている。摺動筒33の上端開口縁には、径方向の外側に向けてフランジ部42が突設されている。フランジ部42は、摺動筒33の全周に亘って形成されている。フランジ部42は、吐出器12が容器本体11に装着された状態において、口部11aの上端開口縁上にパッキンを間に挟んで配置される。
突出筒34は、フランジ部42から上方に延設されている。
下部弁体25は、上述した収容筒32内に収容されている。具体的に、下部弁体25は、嵌合筒45と、下方規制部46と、弁本体47と、を備えている。
嵌合筒45は、有頂筒状に形成されている。嵌合筒45の周壁部は、収容筒32の下部に嵌合されている。
下方規制部46は、収容筒32内において、嵌合筒45の頂壁部から上方に突設されている。
弁本体47は、嵌合筒45(周壁部)の内周面に、弾性変形可能な連結片を介して連結されている。すなわち、弁本体47は、連結片の弾性変形に応じて嵌合筒45に対して上下方向に弾性変位可能に構成されている。弁本体47は、収容筒32内において、収容筒32の下端開口縁に形成された環状のシール突部に、シール突部の上方から着座する。
下部弁体25(弁本体47)は、シリンダ23内の加圧時にシリンダ23の下端開口を閉塞したままで、シリンダ23内の減圧時にシリンダ23の下端開口を開放する逆止弁である。下部弁体25は、シリンダ23内の加圧時において、シリンダ23内の内容物が収容筒32の下端開口を通じて容器本体11に戻ることが阻止される。一方、シリンダ23内の減圧時には、容器本体11内の内容物が収容筒32の下端開口を通じてシリンダ23内に流入する。
ピストンガイド24は、シリンダ23内をステム21とともに上下動可能に構成されている。具体的に、ピストンガイド24は、栓部51と、栓部51上方に延設された装着部52と、を備えている。
栓部51は、有頂筒状に形成されている。栓部51は、上下動に伴い、収容筒32と摺動筒33内との連通及び遮断を切り替える。栓部51の下部は、ステム21の下降端位置において、収容筒32内に嵌合される。これにより、収容筒32内と摺動筒33内との連通が上下方向で遮断される。一方、ステム21の上昇端位置(図1参照)において、栓部51の下部は、収容筒32から上方に離脱する。これにより、収容筒32内と摺動筒33内とが連通する。
装着部52は、周方向に間隔をあけて配置された複数の分割周壁と、複数の分割周壁における周方向の中央部から径方向の内側に向けて各別に突出するリブと、を備えている。分割周壁の外周面は、栓部51の周壁部に対して径方向の内側に位置している。各リブにおける径方向の内側端部同士は、第1軸線O1上で互いに連結されている。リブは、分割周壁における上下方向の全域にわたって配設されている。装着部52は、周方向で隣り合う分割周壁同士の間を通じて、分割周壁の内外が連通している。なお、装着部52は、周方向の全周に亘って連続して延びる筒部に、筒部を径方向に貫通する貫通孔を有する構成であってもよい。
ステム21は、シリンダ23の摺動筒33内にシリンダ23の上方から挿入されている。ステム21は、吐出器12が容器本体11に装着された状態において、口部11aの内側に配設される。ステム21は、下筒部61と、下筒部61よりも小径に形成された上筒部62と、を備えている。
下筒部61は、装着部52の周囲を取り囲んでいる。下筒部61の内周面と装着部52(分割周壁)の外周面との間には、周方向の全体に亘って隙間が形成されている。下筒部61の上端開口縁には、径方向の内側に向けて段部63が形成されている。図示の例において、段部63は、上方に向かうに従い径方向の内側に向けて延びるテーパ状に形成されている。
上筒部62は、段部63における径方向の内側端部(上端部)から上方に延設されている。上筒部62内の下部には、装着部52(分割周壁)が嵌合されている。
ピストン22は、外筒及び内筒が連結部によって連結された構成である。
外筒は、上下方向の中央部から両側に向かうに従い外径が拡大している。外筒は、上下方向の両端部が摺動筒33の内周面上を上下方向に摺動可能に構成されている。
内筒は、上述した下筒部61内に上下方向に摺動可能に嵌合される。
ピストン22は、ステム21の上昇端位置において、外筒によって上述した導入孔33aを閉塞する。具体的に、外筒の上下方向の両端部が、摺動筒33の内周面のうち導入孔33aに対して上下方向の両側に位置する部分に密接することで、導入孔33aが閉塞される。
閉塞部26は、シリンダ23内において、ピストン22の上方に位置する部分に配置されている。閉塞部26は、第1軸線O1と同軸に配置された筒状に形成されている。閉塞部26は、ステム21(上筒部62)の周囲を取り囲んでいる。具体的に、閉塞部26は、シール筒71と、囲繞筒72と、を備えている。
シール筒71は、上下方向の中央部から両側に向かうに従い外径が拡大している。シール筒71は、上下方向の両端部が摺動筒33の内周面上を上下方向に摺動可能に構成されている。シール筒71は、ステム21の下降端位置において、導入孔33aを閉塞する。一方、シール筒71の下端部は、ステム21の上昇端位置において、ピストン22における外筒の上端部に当接している。
囲繞筒72は、シール筒71から上方に延在している。囲繞筒72は、シール筒71に対して縮径している。囲繞筒72の下端縁は、上述した段部63に上下方向で対向している。囲繞筒72は、シリンダ23の内周面とステム21(上筒部62)の外周面との隙間を通じて突出筒34よりも上方に突出している。
付勢部材27は、シリンダ23内において、ピストンガイド24と下部弁体25との間に介在している。付勢部材27は、例えばコイルスプリングである。付勢部材27は、収容筒32内で下方規制部46の周囲を取り囲んでいる。付勢部材27の下端は、嵌合筒45の上面に支持されている。付勢部材27の上端は、栓部51の頂壁部に支持されている。すなわち、付勢部材27は、ピストンガイド24を介してステム21を上方に向けて付勢している。付勢部材27は、製造の容易さや長期に亘って圧縮された状態であってもへたり難い物性等に鑑みると金属製であることが好ましい。本実施形態において、他の構成部材は、樹脂材料により形成されている。なお、付勢部材27は、コイルスプリングに限られない。
装着キャップ15は、下キャップ81と、上キャップ82と、を備えている。
下キャップ81は、有頂筒状に形成されている。下キャップ81の天壁部91には、天壁部91を上下方向に貫通する挿通孔92が形成されている。挿通孔92には、上述したステム21(上筒部62)や突出筒34、囲繞筒72が挿入されている。下キャップ81は、天壁部91と口部11aとの間にフランジ部42を挟み込んだ状態で、口部11aに着脱可能に螺着される。但し、下キャップ81は、例えばアンダーカット嵌合等、螺着以外の方法によって口部11aに装着されていてもよい。
上キャップ82は、下キャップ81の上方から下キャップ81に重ね合わされている。上キャップ82は、上下方向の寸法が下キャップ81よりも短く、平面視での外形が下キャップ81と同等の有頂筒状に形成されている。上キャップ82は、基筒100と、頂壁部101と、嵌合筒102と、を備えている。
基筒100は、第1軸線O1と同軸に配置されている。基筒100は、囲繞筒72と突出筒34との間に挿入されている。基筒100の外周面と突出筒34の内周面との間には、回り止め部が形成されている。回り止め部は、上下方向に延びるリブ同士やリブと溝とが互いに係合すること等によって構成されている。回り止め部は、装着キャップ15に対するポンプ機構14の周方向での回転を規制する。
頂壁部101は、基筒100のうち上下方向の中央部から径方向の外側に張り出している。頂壁部101は、平面視において外径が口部11aの外径よりも大きい円形状に形成されている。
嵌合筒102は、頂壁部101において突出筒34よりも径方向の外側に位置する部分から下方に突出している。嵌合筒102内には、突出筒34が打栓等によって嵌合されている。このように、ポンプ機構14は、上キャップ82に保持された状態で、下キャップ81を介して容器本体11に装着されている。
吐出ヘッド17は、第1ヘッド110、第2ヘッド111、第3ヘッド112及び芯棒113を備えている。
第1ヘッド110は、側面視でL字状に形成されている。具体的に、第1ヘッド110は、上向き筒115と、第1横向き筒(吐出筒)116と、を備えている。上向き筒115は、第1軸線O1と同軸で上下方向に延在している。上向き筒115の下端部は、ステム21(上筒部62)内に打栓等によって嵌合されている。上向き筒115の上端部(ステム21から上方に突出した部分)には、係合突起120が形成されている。係合突起120は、上向き筒115の上端部から径方向のうち第1方向に直交する第2方向(以下、左右方向L2という。)の両側に突出している。係合突起120は、左右方向L2から見て円形状に形成されている。なお、係合突起120は、ステム21に形成されていてもよい。
第1横向き筒116は、上向き筒115の上端部から前後方向L1の他方側(以下、前方とする。)に突出している。
第2ヘッド111は、側面視でL字状に形成されている。具体的に、第2ヘッド111は、第2横向き筒(吐出筒)117と、下向き筒118と、を備えている。第2横向き筒117は、第1横向き筒116の前端部が第2横向き筒117の後方から嵌合されることで、第1横向き筒116に対して前後方向L1で連なっている。
下向き筒118は、第2横向き筒117の前端部から下方に向かうに従い前方に延在している。
第3ヘッド112は、有底筒状に形成されている。第3ヘッド112内には、第2ヘッド111の下向き筒118が嵌合されている。第3ヘッド112の底壁(下壁)には、吐出ヘッド17の内外を連通させる吐出口121が形成されている。
芯棒113は、第2ヘッド111内と第3ヘッド112内とに跨って配置されている。吐出ヘッド17内の内容物は、芯棒113と第2ヘッド111及び第3ヘッド112との間の隙間を通じて吐出口121に導かれる。なお、吐出ヘッド17は、少なくとも前方に向けて延びていればよい。
操作機構18は、吐出ヘッド17(ステム21)の押し下げ操作を行うものである。操作機構18は、支持片(支持部)130と、操作レバー131と、を備えている。
支持片130は、頂壁部101の前端部において、吐出ヘッド17(横向き筒116,117)に対して左右方向L2の両側に位置する部分から上方に延びている。各支持片130は、左右方向L2を厚さ方向とする板状に形成され、吐出ヘッド17を間に挟んで左右方向L2で対向している。支持片130の上端縁は、ステム21が上昇端位置にあるとき、吐出ヘッド17よりも上方に位置している。なお、支持片130の位置は、頂壁部101のうち第1軸線O1より前方に位置する部分であれば、適宜変更が可能である。
各支持片130における上下方向の中央部(横向き筒116,117よりも下方に位置する部分)には、支持軸150が形成されている。支持軸150は、各支持片130から左右方向L2の内側(互いに対向する支持片130)に向けて突出している。なお、支持軸150の上下方向の位置は、適宜変更が可能である。
図1、図2に示すように、支持片130のうち、支持軸150よりも上方に位置する部分には、ストッパ151が形成されている。ストッパ151は、各支持片130から左右方向L2の内側に向けて突出している。
操作レバー131は、支持片130に対して左右方向L2に沿う第2軸線O2回りに回動可能に支持されている。操作レバー131は、レバー本体140と、操作部141と、を備えている。
レバー本体140は、平面視において前方に開口するU字状に形成されている。レバー本体140は、一対のアーム145と、一対のアーム145同士を接続する接続部146と、を備えている。
一対のアーム145は、吐出ヘッド17に対して左右方向L2の両側に配置されている。各アーム145は、後方に向かうに従い上方に向けて傾斜して延びている。各アーム145の前端部は、各支持片130の間に配置されている。各アーム145は、各支持片130の間において、対応する支持片130に設けられた支持軸150に回動可能に支持されている。なお、操作レバー131は、アーム145の上端縁が上述したストッパ151に下方から当接することで、上方への回動が制限されている。
アーム145の後端部には、係合凹部(連係部)152が形成されている。係合凹部152は、側面視において上方に向けて突の円弧状に形成され、下方に向けて開口している。係合凹部152内には、上述した係合突起120が各別に収容されている。係合突起120は、係合凹部152の内面に下方から係合(当接)している。係合突起120は、操作レバー131の回動に伴い、係合凹部152の内面上を摺動する。
接続部146は、吐出ヘッド17よりも後方において、アーム145の後端部同士を接続している。図2、図3に示すように、接続部146のうち左右方向L2の外側を向く外側面146aには、左右方向L2の外側に向けて開口するスライド溝(被係合部)160が形成されている。スライド溝160は、レバー本体140の延在方向に沿って前後方向L1に延びるとともに、接続部146の後端面上で開放されている。
スライド溝160の底面には、第1係止突起161及び第2係止突起162が形成されている。各係止突起161,162は、スライド溝160の底面から左右方向L2の外側に向けて突出している。各係止突起161,162は、前後方向L1に間隔をあけて配置されている。なお、各係止突起161,162のスライド溝160の底面からの突出量は、何れも同等になっている。但し、例えば第2係止突起162の突出量が、第1係止突起161の突出量よりも大きくなっていてもよい。また、係止突起161,162は、スライド溝160の上面又は下面に形成されていてもよい。
操作部141は、レバー本体140に対して上下方向に屈曲可能に連結されている。具体的に、操作部141は、平面視で円形状に形成されている。操作部141には、前方に開口する収容部165が形成されている。収容部165内には、接続部146が収容されている。収容部165の内面のうち、左右方向L2で対向する内側面165aは、接続部146の外側面146aに対して左右方向L2で対向している。収容部165の内側面165aには、第1スライド突起167及び第2スライド突起(係合部)168が形成されている。
スライド突起167,168は、スライド溝160内を前後方向L1に移動可能にレバー本体140に支持されている。本実施形態の操作部141は、規制位置(図3参照)と、規制解除位置(図4参照)と、の間をレバー本体140の延在方向に沿って前後方向L1に移動する。規制位置は、各スライド突起167,168の双方がスライド溝160内に位置した状態である。規制位置において、第1スライド突起167は、第1係止突起161に対して前方から係止されている。これにより、レバー本体140に対する操作部141の後方移動が規制されている。規制位置において、第2スライド突起168は、スライド溝160内のうち第2係止突起162よりも後方に位置している。規制位置において、各スライド突起167,168は、スライド溝160の内面のうち、上面又は下面に当接する。これにより、レバー本体140に対する操作部141の上下方向の屈曲動作が規制される。
図4に示すように、規制解除位置は、第2スライド突起168のみがスライド溝160から離脱した状態である。この場合、第1スライド突起167がスライド溝160内において、係止突起161,162間に位置している。すなわち、操作部141は、レバー本体140に対する前後方向L1の移動が、各係止突起161,162間の範囲に制限されている。規制解除位置において、操作部141は、第1スライド突起167を支点に上下方向に屈曲(回動)可能に構成されている。
図1、図3に示すように、操作部141は、上述した規制位置において操作姿勢に保持され、規制解除位置において操作姿勢及び収納姿勢間の移動が可能となる。操作姿勢は、側面視において、操作部141とレバー本体140とが直線状に配置された状態である。すなわち、操作部141は、後方に向かうに従い上方に傾斜して延びている。操作姿勢において、操作部141の後端部は、装着キャップ15よりも後方に突出している。但し、操作部141は、操作姿勢において、レバー本体140よりも後方に位置していればよい。
図5、図6に示すように、収納姿勢は、側面視において、操作部141がレバー本体140に対して下向きに配置された状態である。収納姿勢において、操作部141の後端部(レバー本体140側とは反対側の端部)は、頂壁部101に上方から近接又は当接している。これにより、装着キャップ15に対する操作レバー131の下方への回動操作が規制される。収納姿勢において、操作部141の後端部は、装着キャップ15の後端よりも前方に位置している。なお、収納姿勢において、第1スライド突起167は、スライド溝160内において第1係止突起161よりも前方に配置され、第2スライド突起168は、スライド溝160から離脱してレバー本体140の下方に位置している。
操作機構18は、収納姿勢の操作部141を保持する係止部170を備えている。係止部170は、前側規制突起171と、後側規制突起172と、を備えている。
前側規制突起171は、頂壁部101においてステム21の後方に位置する部分から上方に突出している。前側規制突起171は、収納姿勢の操作部141が後方から当接することで、前側規制突起171に対する操作部141の前方への移動を規制する。なお、前側規制突起171は、操作部141が乗り越え不能な高さに設定されている。
後側規制突起172は、頂壁部101のうち前側規制突起171よりも後方に位置する部分から上方に突出している。後側規制突起172は、操作部141が収納姿勢にあるとき、操作部141に後方から当接することで、後側規制突起172に対する操作部141の後方への移動を規制する。後側規制突起172の高さは、前側規制突起171よりも高くなっている。操作部141は、収納姿勢にあるとき、前側規制突起171及び後側規制突起172の間に保持されることで、第1スライド突起167回りの回動が規制されている。
なお、吐出器12は、操作部141が収納姿勢にあるとき、上キャップ82に着脱可能なオーバーキャップ190を備えている。オーバーキャップ190は、有頂筒状に形成されている。オーバーキャップ190は、上キャップ82に装着された状態において、吐出ヘッド17の第2ヘッド111及び第3ヘッド112を前方に突出させた状態で、第1ヘッド110や操作機構18を上方及び側方から覆っている。
次に、上述した吐出容器1の使用方法について説明する。まず、内容物の吐出方法について説明する。以下の説明では、オーバーキャップ190を取り外した後、操作部141が操作姿勢にある状態を初期状態として説明する。
まず、図1、図3に示すように、操作部141を介して操作レバー131を下方に押し下げると、操作レバー131が第2軸線O2回りで下方に回動しようとする。すると、係合凹部152の内面を介して係合突起120が下方に押し込まれることで、操作レバー131の回動に伴い吐出ヘッド17が押し下げられる。本実施形態では、容器本体11のうち胴部11bの軸線が第1軸線O1よりも後方に位置しているため、操作部141の押下力によって吐出容器1が後方に転倒するのを抑制できる。
図7に示すように、吐出ヘッド17が押し下げられると、ステム21及びピストンガイド24が吐出ヘッド17と一体になって下方に移動する。すると、まずピストンガイド24の栓部51がピストン22の内筒から下方に離間する。これにより、シリンダ23内とステム21内とが連通するとともに、ステム21の下端部がピストン22の連結部に当接する。
ステム21及びピストンガイド24がさらに下方移動すると、ステム21及びピストンガイド24とともにピストン22も下方移動する。これにより、ピストン22が導入孔33aから下方に離間しつつ、シリンダ23内の内容物が、ピストンガイド24とシリンダ23との隙間を通して、ステム21内に流入する。その結果、ステム21内の内容物が吐出ヘッド17に流入する。吐出ヘッド17内に流入した内容物は、第1ヘッド110及び第2ヘッド111を通った後、芯棒113と第3ヘッド112との間を通って吐出口121まで到達する。これにより、吐出口121を通じて内容物が吐出される。
次に、操作レバー131の押下を解除すると、付勢部材27の上方付勢力によって、ピストンガイド24が押し上げられる。これにより、ステム21、ピストン22及び吐出ヘッド17が、ピストンガイド24とともに上方に復元移動する。ステム21等の上方移動に伴い、上述したように容器本体11内の内容物が吸上筒41を通じてシリンダ23内に流入する。
そして、吐出ヘッド17の上方移動に伴い、係合突起120を介して操作レバー131が上方に押し上げられる。これにより、操作レバー131が第2軸線O2回りで上方に回動する。これにより、ステム21の上昇端位置への復帰に伴い、操作レバー131が元の位置に復帰する。なお、操作レバー131の上方移動は、アーム145がストッパ151に下方から当接することで規制される。
続いて、操作部141を収納姿勢に移行させる方法について説明する。なお、収納姿勢は、吐出容器1の流通段階や、搬送時、長期間不使用の際等に用いられる。
図4、図8に示すように、操作姿勢の操作部141を規制解除位置に移動させる。具体的には、レバー本体140に対して操作部141を後方に引っ張る。すると、各スライド突起167,168がスライド溝160を後方に移動することで、第1スライド突起167が第1係止突起161を乗り越えるとともに、第2スライド突起168がスライド溝160から離脱する。この状態において、操作部141を下方に押し下げることで、操作部141が第1スライド突起167を支点に下方に回動する。
その後、操作部141は、後側規制突起172を乗り越え、前側規制突起171に当接する。続いて、操作部141と前側規制突起171との当接部分を起点として操作部141を前方に押し込み、第1スライド突起167を再び第1係止突起161よりも前方に移動させる。これにより、図5、図6に示すように、操作部141が、前側規制突起171及び後側規制突起172の間に保持された収納姿勢となる。
このように、本実施形態では、ステム21よりも前方において左右方向L2に沿う第2軸線O2回りに支持片130に支持されたレバー本体140と、レバー本体140に設けられ、吐出ヘッド17の係合突起120に上方から係合する係合凹部152と、レバー本体140から後方に延びる操作部141と、を備えている構成とした。
この構成によれば、第2軸線O2を支点とし、操作部141を力点とした押下力が係合凹部152を作用点として吐出ヘッド17に作用する。これにより、吐出ヘッド17を直接押下操作する場合に比べ、吐出ヘッド17を押し下げる際に必要な押下力を軽減することができる。これにより、内容物を容易に吐出させることができる。
特に、本実施形態では、ステム21に対して左右方向L2の両側に一対のアーム145を備えているため、仮に操作レバー131に対して左右方向L2への外力が作用した場合には、アーム145が吐出ヘッド17又はステム21に接触する。これにより、操作レバー131の左右方向L2へのがたつきを抑制し、安定した吐出操作を行うことができる。
本実施形態では、操作部141が操作姿勢と収納姿勢との間を上下方向に屈曲可能な構成とした。
この構成によれば、操作部141を収納姿勢に移動させることで、レバー本体140に対する操作部141の後方への突出量を小さくできる。これにより、流通段階や不使用時等において、吐出器12をコンパクトにすることができる。その結果、吐出器12の取り回しが容易になる。
本実施形態の装着キャップ15は、操作部141が収納姿勢にあるときに操作部141が係止されて、操作部141の操作姿勢への移動を規制する係止部170を備える構成とした。
この構成によれば、操作部141が装着キャップ15(上キャップ82)に形成された係止部170に保持されることで、装着キャップ15に対する操作レバー131の下方移動が規制される。これにより、内容物が不意に吐出されるのを抑制できる。特に、操作部141が収納姿勢において係止部170に係止されるので、操作部141の収納姿勢が不意に解除されるのを抑制できる。
(第2実施形態)
本実施形態では、操作部141が操作姿勢においてレバー本体140よりも上方に位置する点で、上述した第1実施形態と相違している。
図9、図10に示す操作レバー231は、レバー本体140と操作部141とがヒンジ部200を介して一体に形成されている。ヒンジ部200は、レバー本体140の後端上縁部と操作部141の前端上縁部とを接続している。これにより、操作部141は、ヒンジ部200を支点にして、左右方向L2に沿う軸線回りにレバー本体140に対して回動可能に設けられている。図11に示すように、操作部141は、収納姿勢において、ヒンジ部200側とは反対側の端部が前方を向き、レバー本体140と操作部141が上下方向で重ね合わされた位置まで回動する。これにより、操作部141は、ステム21を上方から覆い、支持片130に上方から近接又は当接する。なお、ヒンジ部200は、操作部141を操作姿勢に向けて付勢していることが好ましい。
図9、図10に示すように、操作部141は、押下部210と、規制部211と、を備えている。
押下部210は、ヒンジ部200が接続された部分であって、平面視で円形状に形成されている。押下部210の外周部分には、係止溝212が形成されている。係止溝212は、押下部210の上面で開口している。係止溝212には、上述した収納姿勢において、支持片130から上方に突出する係止突起213が係止される。これにより、操作部141の操作姿勢への復元移動が規制されている。なお、本実施形態において、各支持片130には、支持片130から後方に延びる側壁220が一体に形成されている。側壁220は、後方に向けて直線状に延在した後、下方に湾曲しながら延びている。
規制部211は、押下部210の下面において、押下部210から前方に突出している。規制部211は、ヒンジ部200を間に挟んで左右方向L2の両側に一対で設けられている。規制部211は、操作部141が操作姿勢にあるときに、レバー本体140(接続部146)の下面に当接している。これにより、操作姿勢にある操作部141の、レバー本体140に対する下方への回動が規制される。なお、規制部211は、レバー本体140に設けられていてもよい。
本実施形態において、内容物を吐出する際には、上述した第1実施形態と同様に、操作部141が操作姿勢にある状態で操作部141(押下部210)を介して操作レバー131を下方に押し下げる。すると、レバー本体140を介してステム21が押し下げられることで、吐出口121を通じて内容物が吐出される。
また、図11に示すように、操作部141を収納姿勢とするためには、押下部210を介して操作部141を上方に向けて回動させる。この際、押下部210が支持片130に当接する位置まで操作部141を押し込むと、係止溝212内に係止突起213が係止される。これにより、操作部141が収納姿勢に維持される。
このように、本実施形態では、上述した第1実施形態と同様の作用効果を奏することに加え、操作レバー131を一体で形成することで部品点数の削減を図ることができる。
また、操作部141が収納姿勢の際に、ステム21を上方から覆っているため、ステム21が直接押下操作されるのを抑制できる。特に、操作部141が収納姿勢において、支持片130に上方から当接しているため、仮に操作部141が不意に押し下げられたとしても、支持片130に対して操作レバー131が押し下げられるのを抑制できる。その結果、内容物が予期せず吐出されるのを抑制できる。
(第3実施形態)
本実施形態では、レバー本体140と操作部141とが別体で形成されている点で、上述した第2実施形態と相違している。
図12、図13に示す操作レバー331において、レバー本体140の接続部146は、アーム145の後端部同士を左右方向L2に接続する円柱状に形成されている。
操作部141は、押下部210から前方に向けて延びる連結部301を備えている。連結部301は、前方に向けて開口するC字状に形成されている。連結部301の内側には、接続部146が嵌まり込んでいる。
本実施形態において、内容物を吐出する際には、上述した第1実施形態と同様に、操作部141が操作姿勢にある状態で操作部141(押下部210)を介して操作レバー131を下方に押し下げる。すると、レバー本体140を介してステム21が押し下げられることで、吐出口121を通じて内容物が吐出される。
また、図14に示すように、操作部141を収納姿勢とするためには、押下部210を介して操作部141を上方に向けて回動させる。この際、押下部210が支持片130に当接する位置まで操作部141を押し込むと、係止溝212内に係止突起213が係止される。これにより、操作部141が収納姿勢に維持される。
本実施形態においても、第2実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
上述した実施形態では、レバー本体140と操作部141とが別体で形成された構成について説明したが、レバー本体140と操作部141は一体で形成されていてもよい。
上述した実施形態では、操作レバー131が第1軸線O1よりも前方(一方側)に位置する部分を支点とし、第1軸線O1よりも後方(他方側)に位置する部分を力点とした場合について説明したが、この構成に限られない。操作レバー131が第1軸線O1よりも後方(一方側)に位置する部分を支点とし、第1軸線O1よりも前方(他方側)に位置する部分を力点としてもよい。
上述した実施形態では、操作部141が操作姿勢と収納姿勢との間を回動可能な構成について説明したが、この構成に限られない。操作部141が操作姿勢と収納姿勢との間を屈曲可能な構成であればよい。
上述した実施形態では、操作部141が収納姿勢にあるとき、係止部170に保持される構成について説明したが、係止部170を有さない構成であってもよい。
上述した実施形態では、操作部141が規制位置及び規制解除位置間を前後方向L1に沿って移動する構成について説明したが、例えば左右方向L2に沿って移動する構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
11…容器本体
11a…口部
12…吐出器
15…装着キャップ
17…吐出ヘッド
18…操作機構
21…ステム
22…ピストン
23…シリンダ
116…第1横向き筒(吐出筒)
117…第2横向き筒(吐出筒)
121…吐出口
130…支持片(支持部)
140…レバー本体
141…操作部
145…アーム
152…係合凹部(連係部)
160…スライド溝(被係合部)
168…第2スライド突起(係合部)
170…係止部
211…規制部
O2…第2軸線(軸線)

Claims (5)

  1. 容器本体における口部に、上方付勢状態で下方移動可能に配設されるステムと、
    前記口部に装着される装着キャップに取り付けられるとともに、前記ステムが上下動可能に挿入された筒状のシリンダと、
    前記シリンダ内で前記ステムの上下動に連係するとともに、前記シリンダの内周面に上下摺動可能に嵌合されたピストンと、
    前記ステムの上端部から前方に向けて延びる吐出筒を有し、前記ステムの上端部に取り付けられる吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドを押し下げ操作する操作機構と、を備え、
    前記操作機構は、
    前記ステムに対して前後方向の一方側に配置された支持部と、
    前記ステムに対して左右方向の両側に配置された一対のアームを有し、前記ステムよりも前後方向の一方側において左右方向に延びる軸線回りに回動可能に前記支持部に支持されたレバー本体と、
    前記レバー本体に設けられ、前記吐出ヘッド又は前記ステムに上方から係合する連係部と、
    前記レバー本体から前後方向の他方側に延びる操作部と、を備えている吐出器。
  2. 前記操作部は、操作姿勢と、前記操作姿勢に対して下方を向く収納姿勢と、の間を前記レバー本体に対して上下方向に屈曲可能に設けられ、
    前記操作部は、前記操作姿勢から前記収納姿勢への屈曲を規制する規制位置と、前記操作姿勢及び前記収納姿勢間での屈曲を許容する規制解除位置と、の間を前記レバー本体に対して上下方向に交差する方向に移動可能に設けられ、
    前記操作部は、前記規制位置において前記レバー本体に形成された被係合部に上下方向で係合し、前記規制解除位置において前記被係合部との係合が解除される係合部を備えている請求項1に記載の吐出器。
  3. 前記操作部は、前記収納姿勢において、前記装着キャップに上方から当接し、
    前記装着キャップは、前記操作部が前記収納姿勢にあるときに前記操作部が係止されて、前記操作部の前記操作姿勢への移動を規制する係止部を備えている請求項2に記載の吐出器。
  4. 前記操作部は、操作姿勢と、前記操作姿勢に対して上方に位置する収納姿勢と、の間を前記レバー本体に対して上下方向に屈曲可能に設けられ、
    前記レバー本体及び前記操作部の一方の部材は、他方の部材に下方から係合して、前記レバー本体に対する前記操作部の下方への屈曲を規制する規制部を備えている請求項1に記載の吐出器。
  5. 前記操作部は、前記収納姿勢において、前記ステムを上方から覆う請求項3に記載の吐出器。
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