JP6983553B2 - コンパクト容器 - Google Patents
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Description
また、操作部が中蓋の外面との間に隙間を設けた状態で配設され、弾性変形可能に形成されている。そして、中蓋と操作部との対向する部分には、上記隙間と連絡通路とを連通する貫通孔が形成されている。そのため、操作部を弾性変形させることによって、上記隙間および貫通孔を介して、連絡通路の内圧を上昇させることができる。これにより、操作部の弾性変形量に応じた分の内容物を吐出させることができ、内容物の吐出量の調整をより容易にできる。
この構成によれば、例えば、中蓋と内蓋との間の全体に連絡通路が形成されるような場合に比べて、連絡通路の容積を小さくできる。これにより、使用者は、少ない回数の操作部の操作で、連絡通路内を内容物で満たすことができる。したがって、使用者は、未使用状態のコンパクト容器を、内容物を吐出させることができる状態にすることが容易である。これにより、コンパクト容器の利便性を向上できる。
この構成によれば、操作部および第2弁体が一体に形成されているため、部品点数の削減を図ることができる。
この構成によれば、内容器をチューブ容器とすることで、連絡通路の減圧に応じて内容器が変形し易くなるので、操作部の操作に伴う吐出量を安定させることができる。また、内容器内の内容物が使い切り易くなるので、ランニングコストを削減できる。
この構成によれば、内蓋が中蓋に回動可能に連結されているため、内容器を中蓋から下方に離間させた状態で内容器の交換作業を行うことができる。そのため、内容器の交換作業時に内容器と中蓋との干渉を抑制でき、交換作業の作業性を向上させることができる。
以上により、使用者は、内蓋または中蓋の外殻体に対する周方向位置を変えて、操作部の外殻体に対する周方向位置を変えることができる。したがって、使用者は、自らの使いやすい位置に操作部を配置することが可能となる。これにより、コンパクト容器の利便性を向上できる。
また、例えば、内蓋または中蓋を外殻体から取り外す際、内蓋または中蓋を外殻体に対して周溝の溝底面の法線方向周りに回転させようとすると、周溝の下面が第2係合部を突き上げつつ径方向外側に向けて押圧する。これにより、第2係合部を径方向外側に弾性変位させることができ、第2係合部と周溝との係合をより解除しやすい。
この構成によれば、例えば中蓋のみで連絡通路を構成する場合に比べて、連絡通路の加工性を向上させることができる。
本実施形態のコンパクト容器10は、図1および図2に示すように、平面視円形状の扁平容器である。コンパクト容器10は、外殻体10aと、内容器40と、内蓋30と、中蓋20と、第1弁体60と、第2弁体70と、を備える。外殻体10aは、内容器40、内蓋30、および中蓋20を覆って、内部に収容している。外殻体10aは、底部材11と、蓋部材12と、を備える。蓋部材12は、底部材11に対して回転軸O2周りに回動可能に取り付けられている。内容器40の内部には、内容物C1が収容されている。底部材11は、有底の円筒状である。
底部材11は、図3に示すように、底板部11aから上側に延びる係合板部11dを備える。係合板部11dは、第1凹部11c内に設けられている。係合板部11dの平面視形状は、図1に示すように、周方向に沿って延びる円弧状である。係合板部11dは、図3に示すように、底板部11aから上側に延びる板状の板状部11eと、板状部11eの上端部から径方向内側に突出する係合部11fと、を有する。板状部11eの表裏面は、径方向と直交する。板状部11eは、径方向に弾性変形可能である。板状部11eは、第1凹部11cにおける径方向内側を向く面から径方向内側に離れて配置されている。すなわち、係合板部11dの径方向外側には筒状壁部11bとの間に隙間が設けられている。
これにより、板状部11e(係合板部11d)の上部は、板状部11eの下端を支点として図3に示す状態から径方向外側に弾性変形可能である。
なお、以下の説明における各部の位置関係は、特に断りのない限り、蓋部材12が閉じた状態における位置関係とする。
蓋部材12は、容器軸O1と同軸に配置され、下側に開口する有蓋の円筒状である。蓋部材12は、容器軸O1と同軸に配置された円板状の天板部12aと、天板部12aの外周縁から下側に延びる円筒状の筒部12bと、を備える。蓋部材12の天板部12aの下面には、鏡Mが固定される。
内容器40の内部である収容空間40aには、流動性を有する内容物C1が収容されている。内容物C1は、流動性を有していれば、液体であっても、ゲル状であっても、ゼリー状であってもよい。内容物C1は、例えば、リキッドファンデーション等の化粧品である。
内蓋円板部31は、容器軸O1と同軸に配置された円板状である。内蓋円板部31は、内容器40の上側の開口を覆っている。内蓋円板部31には、内容器40内に連通する連通孔31aが形成されている。連通孔31aは、内蓋円板部31を上下方向に貫通する円形状の孔である。連通孔31aは、容器軸O1よりも前側に形成されている。
外側筒部33は、内蓋円板部31の外周縁から下側に延びる円筒状である。
内側筒部34は、外側筒部33よりも径方向内側において、容器軸O1と同軸に配置され、内蓋円板部31から下側に延びる円筒状である。
外側筒部33と内側筒部34との径方向の間には、取付リング41の係合突起41aが嵌合されている。係合突起41aは、外側筒部33の径方向内側面に形成された径方向内側に突出する係合突起と係合している。これにより、取付リング41を介して内容器40と内蓋30とが固定されている。外側筒部33の下端および内側筒部34の下端は、取付リング41と接触している。
中蓋円板部21は、容器軸O1と同軸に配置された円板状である。中蓋円板部21の上面には、上側に突出する第1隆起部24、第2隆起部25および第3隆起部27が形成されている。図1に示すように、第1隆起部24は、環状である。第1隆起部24の平面視形状は、容器軸O1と同軸に配置された円環の前端部分を後側に円弧状に窪ませた形状である。図2に示すように、第1隆起部24の内周面は、上側に向かうに従って第1隆起部24の外側に延びる曲面状に形成されている。コンパクト容器10が閉じた状態において、第1隆起部24の内側に位置する中蓋円板部21の上面には、パフPが設置される。
第3隆起部27は、図2に示すように、第2隆起部25の内側に隙間を空けて配置されている。図示は省略するが、第3隆起部27の平面視形状は、第2隆起部25と同軸に配置された円環状である。
嵌合筒部26は、中蓋円板部21の下面から下側に延びる筒状である。嵌合筒部26は、図1に示すように、前後方向に延びている。嵌合筒部26の前後方向の両端部は、嵌合筒部26の外側に向けて凸となる略半円弧状である。図2に示すように、嵌合筒部26内には、内蓋30の通路形成筒部32が嵌合されている。
なお、本明細書において、連絡通路が平面視で真っ直ぐに延在しているとは、平面視において連絡通路における延在方向と直交する方向の中心を繋ぐ線が、延在方向と略平行な略直線となることを含む。本実施形態では、連絡通路81の左右方向(Y軸方向)の中心を繋ぐ線は、容器軸O1を通り前後方向と平行な直線である。
第1円形部81aの平面視形状および第2円形部81bの平面視形状は、円形状である。第1円形部81aは、連絡通路81の前端部である。第1円形部81aは、平面視において内蓋30の第1収容筒部35とほぼ重なっている。第2円形部81bは、連絡通路81の後端部である。第2円形部81bは、平面視において内蓋30の第2収容筒部36とほぼ重なっている。
直線部81cは、第1円形部81aと第2円形部81bとを繋いでいる。直線部81cの平面視形状は、前後方向に延びる細長の長方形状である。直線部81cの左右方向(Y軸方向)の寸法は、第1円形部81aの内径および第2円形部81bの内径よりも小さい。
取付部52は、図2に示すように、弾性変形部51の外周縁から下側に延びる筒状である。取付部52は、第2隆起部25と第3隆起部27との間に嵌合されて固定されている。これにより、操作部50が中蓋20に固定されている。
操作部50は、弾性変形可能に形成されている。より詳細には、弾性変形部51が上下方向に弾性変形可能に形成されている。操作部50の材質は、例えば、エラストマー、ゴム等の軟材質である。
連通された連絡通路81と操作空間82とによって、保持空間80が構成されている。
第2弁体70は、連絡通路81のうち第2円形部81b内において、内蓋30の第2収容筒部36内に配置されている。本実施形態において第2弁体70は、ピストン71と、付勢バネ74と、を有する。
ピストン71は、閉塞筒部73と、摺動部72と、を有する。閉塞筒部73は、下側に開口する有蓋の円筒状である。閉塞筒部73は、吐出孔21b、第2収容筒部36および支持突起38と同軸に配置されている。閉塞筒部73の上端部において閉塞筒部73の外径は、上側に向かうに従って縮径している。摺動部72は、閉塞筒部73の下端に接続されている。摺動部72は、閉塞筒部73の下端を外側から囲む円環状である。摺動部72は、第2収容筒部36内に、上下方向に摺動可能に嵌合されている。摺動部72は、ピストン71と内蓋30との間の空間を封止している。
外殻体10aからリフィル容器10bを取り外す際、使用者は、係合板部11dの係合部11fと溝22aとの係合状態を解除する。具体的には、使用者は、係合板部11dを筒状壁部11bとの間の隙間に向けて径方向外側に弾性変形させることで、係合部11fを径方向外側に弾性変位させる。これにより、係合部11fを溝22a内から外すことができ、係合部11fと溝22aとの係合状態を解除することができる。
コンパクト容器10が未使用状態の場合、内容物C1は、収容空間40a内にのみ収容されており、連絡通路81と操作空間82とによって構成される保持空間80には、例えば空気が充填されている。
まず、使用者は、外殻体10aの蓋部材12を開いた後、操作部50の弾性変形部51を上側から押圧して下側に窪ませるように弾性変形させる。弾性変形部51が下側に窪むように弾性変形すると操作空間82内の容積が小さくなるため、操作空間82内の空気が貫通孔21aを介して連絡通路81に流れる。これにより、連絡通路81の内圧が上昇する。連絡通路81の内圧が上昇すると、連絡通路81の内圧によって第2弁体70のピストン71が下側に押圧されて、付勢バネ74に抗して下側に移動する。したがって、ピストン71の上端部、すなわち閉塞筒部73の上端部が吐出孔21bから下側に移動して、吐出孔21bの閉塞状態を解除する。これにより、連絡通路81内の空気の一部が吐出孔21bから外部へと排出され、連絡通路81の内圧が低下する。そのため、再びピストン71が付勢バネ74に押されて上側に移動し、吐出孔21bを閉塞する。このとき、第1弁体60は連絡通路81から収容空間40aへの流体の移動を遮断するため、第1弁体60によって連通孔31aが閉塞されており、連絡通路81内の空気が連通孔31aから収容空間40aに流れることが抑制される。
特に、本実施形態のように連絡通路81が細長の直線状の直線部81cを有することで、連絡通路81の容積をより小さくできる。そのため、より少ない回数の操作部50の操作で、連絡通路81内を内容物C1で満たすことができ、コンパクト容器10の利便性をさらに向上できる。
操作部50の平面視形状は、特に限定されず、楕円形状であってもよいし、三角形状であってもよし、四角形状であっても、五角形以上の多角形状であってもよい。また、操作部50は、例えば、硬質部材で構成されたボタンであってもよい。この場合、操作部50としてのボタンは、上方付勢されている。
また、内容器40の形状は、特に限定されず、例えば、楕円筒状であってもよいし、角筒状であってもよい。
また、連絡通路81の形状は、特に限定されない。連絡通路81は、中蓋20と内蓋30との上下方向の間の全体に亘って形成されていてもよい。
また、内容器40と内蓋30と中蓋20とは、リフィル容器10bを構成していなくてもよい。すなわち、内容物C1を使い切った際に、内容器40を交換できない構成であってもよい。
上述した実施形態では、内容器40を有底筒状に形成した場合について説明したが、例えば口部を有するチューブ容器を内容器に採用しても構わない。
第2実施形態は、第1実施形態に対して、第2弁体の構成が異なる。なお、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図4および図5に示すように、本実施形態のコンパクト容器110において、中蓋120には、取付孔121eが形成されている。取付孔121eは、図5に示すように、中蓋120の中蓋円板部121を上下方向に貫通する。取付孔121eの平面視形状は、図4に示すように、連絡通路81の第2円形部81bと同軸に配置された円形状である。
凸部171aは、中蓋円板部121の下面と係合している。これにより、第2弁体170が取付孔121eから上側に抜けて外れることが抑制される。
中蓋120のその他の構成は、第1実施形態の中蓋20の構成と同様である。
内蓋130のその他の構成は、第1実施形態の内蓋30の構成と同様である。コンパクト容器110のその他の構成は、第1実施形態のコンパクト容器10の構成と同様である。
また、本実施形態によれば、リブ128が設けられることで、連絡通路81の容積を小さくできる。また、本実施形態によれば、膨出部131b,131cが設けられているため、連絡通路81の上下方向の寸法を部分的に小さくでき、連絡通路81の容積をさらに小さくできる。これにより、使用者は、より少ない回数の操作部50の操作で、連絡通路81内を内容物C1で満たすことができる。したがって、コンパクト容器110の利便性をより向上できる。
第3実施形態は、第1実施形態に対して、操作部50の位置を変えられる点において異なる。なお、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図6に示すように、本実施形態のコンパクト容器210において、中蓋220の周壁部222の外周面には、全周に亘って連続して延びる周溝222aと、全周に亘って形成された凹凸部222bと、が形成されている。周溝222aは、周壁部222の外周面のうちの下端部に形成されている。凹凸部222bは、周壁部222の外周面うちのフランジ部23の下側で、かつ、周溝222aよりも上側の部分に形成されている。凹凸部222bは、周壁部222の外周面から径方向外側に突出する凸部222cが全周に亘って等間隔に複数形成されることによって形成されている。凸部222cの上端は、フランジ部23の下面に接続されている。凸部222cの径方向外端は、フランジ部23よりも径方向内側に位置する。凸部222cは、例えば、直方体状である。
中蓋220のその他の構成は、第1実施形態の中蓋20の構成と同様である。
第1係合部211gは、底部材211の筒状壁部211bの内周面から径方向内側に突出している。第1係合部211gは、例えば、直方体状である。第1係合部211gは、周壁部222の凹凸部222bと周方向に係合している。より詳細には、図6に示すように、第1係合部211gは、周方向に隣り合う凸部222c同士の間に嵌合されて、凹凸部222bに係合されている。
本実施形態において、係合板部211dの平面視形状は、上記接線方向に延びる直線状である。
外殻体210aのその他の構成は、第1実施形態の外殻体10aの構成と同様である。
コンパクト容器210のその他の構成は、第1実施形態のコンパクト容器10の構成と同様である。
以上により、使用者は、中蓋220の外殻体210aに対する周方向位置を変えて、操作部50の外殻体210aに対する周方向位置を変えることができる。したがって、使用者は、自らの使いやすい位置に操作部50を配置することが可能となる。これにより、コンパクト容器210の利便性を向上できる。
また、上記説明した各実施形態の構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
第4実施形態は、第1実施形態に対して、操作部300と第2弁体301とが一体に形成された操作ユニット360を有している点において異なる。なお、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図10、図11に示すように、本実施形態のコンパクト容器302において、中蓋303の中蓋円板部21には、操作部収容部305および第1収容部306が形成されている。操作部収容部305は、中蓋円板部21における容器軸O1に対して前側に位置する部分に形成されている。具体的に、操作部収容部305は、中蓋円板部21から下側に窪むとともに、平面視で環状に形成されている。
中蓋円板部21において、第1収容部306の内側に位置する部分には、中蓋円板部21を上下方向に貫通する貫通孔312が形成されている。貫通孔312は、第1弁体60により開閉可能に構成されている。
回動ピン332は、ベース部331から左右方向の両側に突出している。各回動ピン332は、上述した各連結凹部320内に各別に収容されている。各回動ピン332には、各連結凹部320内において係止部321が各回動ピン332の下側から係止されている。
胴部353は、肩部352の外周縁から後側に向けて延設されている。胴部353は、後側および左右方向の外側に向かうに従い上下方向の長さが漸次縮小している。本実施形態の内容器350において、少なくとも胴部353は可撓性を有している。
操作部300は、弾性変形部361と、フランジ部362と、取付部363と、を有している。
フランジ部362は、弾性変形部361の外周縁から全周に亘って張り出している。フランジ部362は、中蓋円板部21の上面に上側から密に当接している。したがって、中蓋303、操作部300および第1弁体60で画成された空間は、連通孔(吸引筒部333の内側および連通路340)に連通する連絡通路370を構成している。すなわち、中蓋303は、連絡通路370の一部を構成している。
取付部363は、フランジ部362から下側に延びる筒状に形成されている。取付部363は、操作部収容部305内に嵌合されている。
前側溝377は、中蓋円板部21の上面において、操作部収容部305に対して前側に位置する部分に形成されている。前側溝377の前端開口部は連絡通路370内に連通している。前側溝377の後端開口部は、回り込み溝376内に連通している。
図10に示す平面視において、後側溝378は、後側に向けて凸の扇状に形成されている。すなわち、後側溝378は、後側に向かうに従い左右方向の幅が漸次拡幅されている。なお、連通溝375の形状は、連絡通路370内と吐出隙間371との間を連通させる構成であれば適宜変更が可能である。
そして、弾性変形部51の弾性変形と復元変形とを繰り返し行うことにより、連絡通路370内が内容物C1で満たされる。
内容器350を交換する場合には、外殻体10aから中蓋303や回動部材330、内容器350をまとめて取り外す。その後、図13に示すように回動部材330を遮断位置に向けて回動させる。すると、内容器350が、中蓋303の周壁部22から下側に退避するとともに、回動部材330から下側に突出した状態で保持される。この状態で、口部351と装着キャップ342との螺着を解除する。
すなわち、本実施形態では、操作ユニット360において操作部300および第2弁体301が一体に形成されているため、部品点数の削減を図ることができる。
上述した第4実施形態では、内蓋に相当する回動部材330を中蓋303に対して回動可能に構成した場合について説明したが、この構成を第1実施形態等に採用しても構わない。
その他、第3実施形態の構成を第4実施形態に組み合わせる等、各実施形態の構成を適宜組み合わせることが可能である。
Claims (5)
- 上方に開口して内容物が収容されるとともに、可撓性を有する内容器と、
前記内容器に上方から装着されて前記内容器の開口を塞ぐとともに、前記内容器内に連通する連通孔が形成された内蓋と、
前記内蓋の上方に配設され、前記連通孔に連通する連絡通路の少なくとも一部を構成する中蓋と、
前記内容器、前記内蓋、および前記中蓋を覆う外殻体と、
を備え、
前記中蓋には、前記連絡通路に連通し、前記内容物を吐出させる吐出孔が形成され、
前記連通孔と前記連絡通路との連通、およびその遮断を切り替える第1弁体と、前記吐出孔と前記連絡通路との連通、およびその遮断を切り替える第2弁体と、が配設され、
前記中蓋には、前記連絡通路の内圧を増減させる操作部が配設され、
前記操作部により前記連絡通路の内圧を上昇させたときに、前記第1弁体は前記連通孔と前記連絡通路との連通を遮断し、かつ、前記第2弁体は前記吐出孔と前記連絡通路とを連通させ、
前記操作部により前記連絡通路の内圧を下降させたときに、前記第2弁体は前記吐出孔と前記連絡通路との連通を遮断し、かつ、前記第1弁体は前記連通孔と前記連絡通路とを連通させ、
前記連通孔、前記第1弁体及び前記操作部は、上下方向に見た平面視で重なり合っており、
前記連通孔は、上下方向に沿って直線状に延び、前記内容器内において下方に向けて開放され、
前記操作部は、前記中蓋の外面との間に隙間を設けた状態で配設されるとともに、弾性変形可能に形成され、
前記中蓋において前記操作部と対向する部分に、前記隙間と前記連絡通路とを連通する貫通孔が形成されていることを特徴とするコンパクト容器。 - 前記連絡通路は、平面視で真っ直ぐに延在していることを特徴とする請求項1に記載のコンパクト容器。
- 前記操作部および前記第2弁体が一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンパクト容器。
- 前記内蓋、または中蓋には、周壁部が備えられ、
前記周壁部の外周面には、全周に亘って連続して延びる周溝と、全周に亘って形成された凹凸部と、が形成され、
前記外殻体の内部には、前記周壁部の前記凹凸部と周方向に係合する第1係合部と、前記周壁部の前記周溝に係合する第2係合部と、が形成され、
前記第2係合部は、平面視で前記周溝の溝底面に接する方向に直線状に延びるとともに、径方向に弾性変位可能に配設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコンパクト容器。 - 前記連絡通路は、前記内蓋と前記中蓋との間に画成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコンパクト容器。
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