JP7004552B2 - コンパクト容器 - Google Patents
コンパクト容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7004552B2 JP7004552B2 JP2017231196A JP2017231196A JP7004552B2 JP 7004552 B2 JP7004552 B2 JP 7004552B2 JP 2017231196 A JP2017231196 A JP 2017231196A JP 2017231196 A JP2017231196 A JP 2017231196A JP 7004552 B2 JP7004552 B2 JP 7004552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- inner container
- container
- communication space
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
本発明に係るコンパクト容器は、内容物が収容され、内容物の減少に伴い減容する透明な内容器と、前記内容器の内部を封止し、前記内容器内に連通する連通孔が形成された内蓋と、前記内蓋の上方に設けられ、前記内蓋との間に前記連通孔に連通する連絡空間を画成するとともに、前記連絡空間に連通して前記内容物を吐出させる吐出孔が形成された中蓋と、前記連通孔と前記連絡空間との連通、およびその遮断を切り替える第1弁体と、前記吐出孔と前記連絡空間との連通、およびその遮断を切り替える第2弁体と、前記内容器内に配置され、減容した前記内容器が当接する表示部と、を備え、前記中蓋は、前記連絡空間を画成するとともに弾性変形可能に形成され、弾性変形することで前記連絡空間の内圧を増減させる操作部を備え、前記操作部が下方移動して前記連絡空間の内圧が上昇したときに、前記第1弁体は前記連通孔と前記連絡空間との連通を遮断し、かつ、前記第2弁体は前記吐出孔と前記連絡空間とを連通させ、前記操作部が上方移動して前記連絡空間の内圧が下降したときに、前記第2弁体は前記吐出孔と前記連絡空間との連通を遮断し、かつ、前記第1弁体は前記連通孔と前記連絡空間とを連通させ、前記表示部は、前記連通孔の軸線上に位置する本体部と、前記本体部を、前記連通孔の軸線方向に沿う前記連通孔側に向けて移動可能に支持する弾性変形可能な支持部と、を備え、前記内容器が減容変形するとき、減容した前記内容器が前記本体部に当接して前記支持部の弾性力に抗して前記内容器が更に減容変形することで、前記本体部が前記連通孔側に向けて移動する。
このコンパクト容器によれば、表示部が、連通孔の軸線上に位置した状態で、連通孔の軸線方向に沿う連通孔側に向けて移動可能に支持されている。したがって、内容器の軸上部分が、前述のように他の部分に比べて優先的に減容変形しようとしても、表示部がその減容変形に抵抗する。これにより、前記他の部分を軸上部分に比べて優先的に減容変形させることができる。その結果、内容器内の内容物が残留するのを抑制することが可能になり、内容物を効率的に使用することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係るコンパクト容器10について、図1および図2を参照して説明する。なお、実施形態の説明に用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、要部となる部分を拡大、強調、抜粋して示す場合がある。
外殻体11は、内容器12、内蓋13および中蓋14を覆って、これらを内部に収容する。つまりコンパクト容器10のうち、外殻体11以外の部材は、外殻体11の内部に収容される。外殻体11は、底部材21と、蓋部材22と、を備える。底部材21は、有底円筒状である。蓋部材22は、有頂円筒状である。蓋部材22は、底部材21に対して回転軸R回りに回動可能に取り付けられている。
上下方向Zから見た平面視で、容器軸Oに直交する方向を径方向と呼ぶ。径方向に沿って容器軸Oに接近する方向を径方向内側と呼び、容器軸Oから離間する方向を径方向外側と呼ぶ。径方向のうち、回転軸Rに平行な方向を左右方向Yと呼び、回転軸Rに直交する方向を前後方向Xと呼ぶ。前後方向Xに沿って、容器軸Oから回転軸Rへ向かう方向を後方と呼び、回転軸Rから容器軸Oへ向かう方向を前方と呼ぶ。
容器軸O回りに周回する方向を周方向と呼ぶ。
筒状壁部24の前方端部には、後方に向けて窪む係合空間25が設けられている。係合空間25は、前方および上方に向けて開口している。係合空間25は、前方を向く後壁部26と、上方を向く底壁部27と、により画成されている。
蓋部材22は、容器軸Oと同軸に配置された円板状の天板部33と、天板部33の外周縁から下方に延びる円筒状の筒部34と、を備える。蓋部材22の天板部33の下面には、鏡Mが固定される。
係合片35の下端部には、後方に向けて突出するとともに、底部材21に形成された第1係合部29に対して離脱可能にアンダーカット嵌合される第2係合部36が形成されている。第1係合部29に対して第2係合部36が下方から係合することによって、蓋部材22は閉状態でロックされる。
プッシュピース37は、係合片35よりも前方に配置された操作壁部38と、操作壁部38から後方に向けて突設され、ガイド壁部28の傾斜面上に位置する解除突起39と、操作壁部38の下端部から後方に向けて突設され、底壁部27に載置されるベース部40と、を備える。プッシュピース37は、後方に向けて押し込まれたときに、底部材21および蓋部材22に対して後方へ移動可能である。
なお、プッシュピース37は、後方に移動したときに、解除突起39の復元変形によって、前方に向けて復元移動する。
例えば指先等によって、係合片35の下端部を前方に向けて僅かに撓ませるように変形させることで、第1係合部29と第2係合部36との係合を解除し、蓋部材22の閉状態のロックを解除しても構わない。
内容物は、液状であっても、ゲル状であっても、ゼリー状であってもよい。内容物は、例えば、リキッドファンデーション等の化粧品である。
内蓋円板部48は、容器軸Oと同軸に配置された円板状である。内蓋円板部48は、内容器12の上方の開口を覆っている。内蓋円板部48は、外周部48aと、内周部48bと、を備えている。外周部48aおよび内周部48bは、いずれも容器軸Oと同軸に配置された円環状である。内周部48bは、外周部48aに対して径方向の内側に位置している。
内周部48bは、外周部48aの内周縁部から径方向の内側に向けて延びている。内周部48bは、外周部48aよりも薄肉である。内周部48bの上面と外周部48aの上面とは、段部を介して連結されている。内周部48bは、径方向の内側に向かうに従い上方に向けて延びている。内周部48bは、上下方向Zに沿う縦断面視において、下方に向けて凸となる曲線状に形成されている。
図2に示すように、内側筒部49は、内蓋円板部48(外周部48a)の外周縁から上方に延びる円筒状である。
外側筒部50は、内側筒部49よりも径方向外側において、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。外側筒部50の上端部は、内側筒部49の上端部と連結されている。
なお取付けリング43と、外側筒部50や内側筒部49の各下端と、の接触状態については、図示の例に限られない。例えば本実施形態では、取付けリング43が、係合筒部44よりも径方向の内側に張り出しておらず、内側筒部49の下端が、取付けリング43と接触していないが、取付けリング43が、係合筒部44よりも径方向の内側に張り出していて、内側筒部49の下端が、取付けリング43と接触していてもよい。また、外側筒部50の下端が、取付けリング43と接触していなくてもよい。
図3に示すように、取付け筒部52は、容器軸Oと同軸の円筒状に形成されている。取付け筒部52は、装着筒部51内に嵌合している。
第1弁座部53は、容器軸Oと同軸に配置され、取付け筒部52よりも小径とされた筒部53a(周壁部)と、筒部53aの上端部から径方向内側へ広がる弁座板53bと、を備える。第1弁座部53の筒部53aの下端部は、取付け筒部52の下端部に、連結部53cを介して連結される。連結部53cの外周縁部は、下部材46の前記係止部51aに当接している。連結部53cにおいて外周縁部よりも内側に位置する中央部は、前記係止部51aに当接しておらず、下部材46から下方に向けて露出している。この中央部の下面には、径方向に延びる連通溝53dが形成されている。連通溝53dは、周方向に間隔をあけて複数設けられている。
連結環部55のうち、容器軸Oよりも前方に位置する部分には、第2弁座部67が配置される。第2弁座部67は、連結環部55において上方に突出する凸状である。本実施形態では、第2弁座部67が有頂筒状である。図示の例では、第2弁座部67が、有底筒状の窪み部78の底壁から、上方に向けて突設されている。窪み部78は、連結環部55のうち、容器軸Oよりも前方に位置する部分に配置される。窪み部78は、連結環部55において下方に窪む凹状である。図1に示すように、本実施形態の例では、第2弁座部67および窪み部78が、周方向に延びる円弧状をなす。
フランジ部63は、装着リング57の外周面において、全周にわたって設けられている。
フランジ部63の下面は、底部材21の筒状壁部24の上面に対して、その上方から接触する。
操作部58は、上下方向Zから見て、後述する第1弁体15に重なる位置に配置される。
垂下筒部79は、容器軸Oに同軸に配置される。垂下筒部79は、操作部58の下面から下方へ向けて突設された円筒状である。垂下筒部79は、内筒59の径方向内側に嵌合し、かつ外周筒部54の径方向外側に嵌合する。垂下筒部79は、内筒59と外周筒部54とによって径方向から挟まれ、固定されている。
図示の例では、操作部58の下面に、外周筒部54の上端が当接している。
中蓋14は、例えば、装着リング57をインサート品としたインサート成形により作製される。
第1弁体15は、弁筒84と、弁本体85と、を備えている。
本実施形態では、弁筒84が、内蓋13の取付け筒部52内に嵌合している。図3に示すように、弁筒84内には、第1弁座部53の筒部(周壁部)が配置される。弁筒84の下端は、内蓋13の前記連結部53cに対して、その上方から当接する。
弁本体85は、弁筒84の上端部に連結される。弁本体85は、弁筒84内に配置される。弁本体85は、円板状の弁板と、弁板と弁筒84とを連結する複数の弾性脚と、を備える。弁本体85は、弁筒84に対して上下方向Zに移動可能である。第1弁座部53の弁座板53bが、弁本体85の弁板に対して、その下方から当接する。
第2弁体16は、操作部58において吐出孔66の開口周縁部を含む部分により形成されている。本実施形態では第2弁体16が、操作部58のうち、筒状の規制壁部81に囲まれた部分に形成される。
環状部102は、取付け筒部52内に嵌合する。環状部102の下端は、弁筒84の上端面に対して、その上方から当接する。
本体部112は、容器軸Oと同軸に配置された板状(円板状)に形成されている。図3および図4に示すように、本体部112は、内蓋13の前記係止部51aよりも小径である。本体部112の下面には、窪み部112aが設けられている。窪み部112aは、本体部112の下面から上方に向けて窪んでいる。窪み部112aは、本体部112の外周縁部を除く部分に形成されている。図4に示すように、窪み部112aは、本体部112を下面から見た平面視において円形状に形成されている。
外殻体11からリフィル容器17を取り外す際、使用者は、底部材21の係合板部の係合爪と、装着リング57の周溝との係合状態を解除する。
コンパクト容器10が未使用状態の場合、内容物は、収容空間45内にのみ収容されており、連絡空間65には、例えば空気が充填されている。
まず、使用者は、プッシュピース37を操作して、外殻体11の蓋部材22を開く。操作部58を上方から押圧して、下方に窪ませるように弾性変形させる。操作部58が下方に窪むように弾性変形すると連絡空間65の容積が小さくなるため、連絡空間65の内圧が上昇する。つまり、操作部58の少なくとも一部が下方移動させられることにより、連絡空間65の内圧が上昇する。すると、連絡空間65の内圧によって第2弁体16が上方に向けて弾性的に膨出変形して第2弁座部67から離間し、吐出孔66の閉塞状態が解除され、連絡空間65内の空気の一部が吐出孔66から外部へと排出される。その後、第2弁体16が復元変形して第2弁座部67に着座し、吐出孔66を閉塞する。このとき、第1弁体15は連絡空間65から収容空間45への流体の移動を遮断するため、第1弁体15によって連通孔56が閉塞されており、連絡空間65内の空気が連通孔56から収容空間45に流れることが抑制される。このように、操作部58が下方移動して連絡空間65の内圧が上昇したときに、第1弁体15は連通孔56と連絡空間65との連通を遮断し、かつ、第2弁体16は吐出孔66と連絡空間65とを連通させる。
また、操作部58が上方移動して連絡空間65の内圧を下降させたときに、第2弁体16は吐出孔66と連絡空間65との連通を遮断し、かつ、第1弁体15は連通孔56と連絡空間65とを連通させる。このため、使用者は、操作部58を押し下げたりその押し下げを解除したりして操作部58を弾性変形させることによって連絡空間65の内圧の増減を行うことで、連絡空間65内を負圧にして内容器12内の内容物を連絡空間65内に流入させ、連絡空間65内に内容物を充填することができる。この状態で、操作部58を押し下げて連絡空間65の内圧を上昇させると、連絡空間65の内圧の上昇に対応した量だけ、内容物を吐出孔66から吐出させることができる。
さらに、窓部11aがレンズ部材11bにより形成されている。したがって、減容した内容器12が表示部111に当接したか否かを外殻体11の外部からレンズ部材11bを通して視認することで、内容器12や表示部111を、それぞれが拡大された状態で視認することができる。
このコンパクト容器10によれば、表示部111が、容器軸O上に位置した状態で上側に向けて移動可能に支持されている。したがって、内容器12の軸上部分12aが、前述のように周縁部分12bに比べて優先的に減容変形しようとしても、表示部111がその減容変形に抵抗する。これにより、周縁部分12bを軸上部分12aに比べて優先的に減容変形させることができる。その結果、内容器12内の内容物が残留するのを抑制することが可能になり、内容物を効率的に使用することができる。
したがって、本実施形態のコンパクト容器10は、内容物の吐出量の調整が容易である。
また本実施形態では、付勢部101が、操作部58のうち、上下方向Zから見て第1弁体15に重なる部分を付勢するので、下記の作用効果が得られる。
すなわちこの場合、操作部58、付勢部101および第1弁体15を上下方向Zに並べて配置できる。操作部58と第1弁体15とを近い位置に配置できるので、操作部58が操作されたときの連絡空間65の内圧の変動(正圧、負圧)を、第1弁体15に作用させやすくすることができる。したがって、第1弁体15の動作が安定する。
また、操作部58のうち、特に復元変形しにくい第1弁体15の直上に位置する部分を、付勢部101によって確実に元の位置に戻すことができる。
また本実施形態では、付勢部101がドーム状であるので、弾性変形した後の復元性がよい。
また本実施形態では、付勢部101を、操作部58を上方付勢するための最適の材質で形成できる。つまり、付勢部101が第1弁体15および第2弁体16と別体なので、付勢部101の材質の選択の自由度を高められる。また、付勢部101の成形性がよい。
また、標識部114が文字をなさなくてもよい。例えば標識部114が、文字とは異なる記号、符号、図形などを形成してもよい。前記第1実施形態では、使用者が標識部114を視認したときに、標識部114が示す意味内容(「END」)に基づいて、内容物の残量が無くなったことを認識することができるが、標識部114が示す意味内容はこれに限られない。
例えば、内容物の色と、表示部111の色と、が同じで、前記第1実施形態のように、標識部114の文字(記号、符号、図形などの標識)が凸部118により形成されている場合、標識部114が示す意味内容を、前記第1実施形態と同様に残量が無いことを使用者に認識させることが可能なものにしてもよい。この場合、内容器12の減容変形により、凸部118に内容器12が当接しても、文字列を認識しにくい一方、内容物が無くなり、内容器12が表示部111の下面に圧接すると、文字列(凸部118)を内容器12から浮び上らせることで、文字列が視認可能になるため、残量が無いことを使用者に認識させることができる。
例えば、内容物の色と、表示部111の色と、が異なり、前記第1実施形態のように、標識部114の文字(記号、符号、図形などの標識)が凸部118により形成されている場合、標識部114が示す文字列の意味内容を、前記第1実施形態とは異なり、残量がわずかであることを使用者に認識させることが可能なものにしてもよい。この場合、内容器12の減容変形により、凸部118に内容器12が当接すると、文字列(凸部118)が視認可能になるため、残量がわずかであることを使用者に認識させることができる。一方、内容物が無くなり、内容器12が表示部111に圧接すると、文字列が内容器12から浮かび上ることで、残量が無いことを使用者に認識させることができる。
例えば、内容物の色と、表示部111の色と、が異なり、標識部114の文字(記号、符号、図形などの標識)が、前記第1実施形態とは異なり凹部により形成されている場合、標識部114が示す文字列の意味内容を、前記第1実施形態と同様に残量が無いことを使用者に認識させることが可能なものにしてもよい。この場合、内容器12の減容変形により、表示部111の下面に内容器12が近接、当接しても、文字列を認識しにくい一方、内容物が無くなり、内容器12が表示部111の下面に圧接するときに、表示部111の下面から内容物を排出させながら、凹部内に内容物を残存させることで、文字列(凹部)が視認可能になるため、残量が無いことを使用者に認識させることができる。
例えば、内容物の色と、表示部111の色と、が同じで、標識部114の文字(記号、符号、図形などの標識)が、前記第1実施形態とは異なり凹部により形成されている場合、標識部114が示す文字列の意味内容を、前記第1実施形態と同様に残量が無いことを使用者に認識させることが可能なものにしてもよい。この場合、内容器12の減容変形により、表示部111の下面に内容器12が近接、当接しても、文字列を認識しにくい一方、内容物が無くなり、内容器12が表示部111の下面に圧接するときに、表示部111の下面からだけでなく凹部内からも前記逃がし溝部を通して内容物を排出することで、文字列(凹部)を窪ませて立体的に視認可能になるため、残量が無いことを使用者に認識させることができる。
この場合、内容器12内の内容物が減少して内容器12が減容変形すると、まず、帯状部材132の他端部(帯状部材132がなすらせん形状の中央部分)が内容器12に当接する。その後、さらに内容器12が減容変形すると、帯状部材132が上下方向Zに徐々に圧縮変形させられ、内容器12と帯状部材132との接触面積が大きくなる。このとき、帯状部材132は、その他端部から一端部に向けて(らせん形状の中央部分から外周部分に向けて)徐々に内容器12と当接する。帯状部材132において、係止部51aとの連結部分を含む全体が内容器12に当接し、帯状部材132の全体が内容器12を通して視認可能になったら、使用者は、内容器12内の残量がなくなったことを認識することができる。
付勢部は、内蓋13と中蓋14の間に配置されなくてもよい。
操作部は、上方に向けて膨出するボタン状またはドーム状であってもよい。
この場合、付勢部が内蓋13に一体に形成されるので、部品点数を削減でき、コンパクト容器の構造を簡素化できる。また、付勢部が容器内で移動することが抑制されるので、付勢部の機能が良好に維持される。
付勢部がなくてもよい。
操作部58が、上部材47と一体に形成されず、上部材47とは別体により形成され、上部材47に装着されてもよい。
また、内容器12の形状は、特に限定されず、例えば、楕円筒状であってもよいし、角筒状であってもよい。
また、内容器12と内蓋13と中蓋14とは、リフィル容器17を構成していなくてもよい。すなわち、内容物を使い切った際に、内容器12を交換できない構成であってもよい。
吐出孔66が、操作部58に形成されていなくてもよい。例えば、装着リング57に、径方向内側に向けて突出するとともに連絡空間65を画成するフランジを設け、このフランジに吐出孔66を設けてもよい。
吐出孔66が、1つだけ形成されていてもよい。
第2弁体16が、操作部58によって形成されていなくてもよく、第2弁体16を、操作部58とは別の部材によって形成してもよい。
操作部58に薄肉部64が形成されなくてもよい。
11 外殻体
11a 窓部
11b レンズ部材
12 内容器
13 内蓋
14 中蓋
15 第1弁体
16 第2弁体
56 連通孔
58 操作部
65 連絡空間
66 吐出孔
111、131 表示部
O 容器軸
Claims (3)
- 内容物が収容され、内容物の減少に伴い減容する透明な内容器と、
前記内容器の内部を封止し、前記内容器内に連通する連通孔が形成された内蓋と、
前記内蓋の上方に設けられ、前記内蓋との間に前記連通孔に連通する連絡空間を画成するとともに、前記連絡空間に連通して前記内容物を吐出させる吐出孔が形成された中蓋と、
前記連通孔と前記連絡空間との連通、およびその遮断を切り替える第1弁体と、
前記吐出孔と前記連絡空間との連通、およびその遮断を切り替える第2弁体と、
前記内容器内に配置され、減容した前記内容器が当接する表示部と、を備え、
前記中蓋は、前記連絡空間を画成するとともに弾性変形可能に形成され、弾性変形することで前記連絡空間の内圧を増減させる操作部を備え、
前記操作部が下方移動して前記連絡空間の内圧が上昇したときに、前記第1弁体は前記連通孔と前記連絡空間との連通を遮断し、かつ、前記第2弁体は前記吐出孔と前記連絡空間とを連通させ、
前記操作部が上方移動して前記連絡空間の内圧が下降したときに、前記第2弁体は前記吐出孔と前記連絡空間との連通を遮断し、かつ、前記第1弁体は前記連通孔と前記連絡空間とを連通させ、
前記表示部は、
前記連通孔の軸線上に位置する本体部と、
前記本体部を、前記連通孔の軸線方向に沿う前記連通孔側に向けて移動可能に支持する弾性変形可能な支持部と、を備え、
前記内容器が減容する過程で、減容した前記内容器が前記本体部に当接して前記支持部の弾性力に抗して前記内容器が更に減容変形することで、前記本体部が前記連通孔側に向けて移動するコンパクト容器。 - 前記内容器を収容する外殻体を更に備え、
前記外殻体には、前記内容器を通して前記表示部を視認可能な窓部が設けられている請求項1に記載のコンパクト容器。 - 前記窓部は、前記外殻体の内部に向けて窪む凹球面状をなすレンズ部材により形成されていることを特徴とする請求項2に記載のコンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017231196A JP7004552B2 (ja) | 2017-11-30 | 2017-11-30 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017231196A JP7004552B2 (ja) | 2017-11-30 | 2017-11-30 | コンパクト容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019097826A JP2019097826A (ja) | 2019-06-24 |
JP7004552B2 true JP7004552B2 (ja) | 2022-01-21 |
Family
ID=66974605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017231196A Active JP7004552B2 (ja) | 2017-11-30 | 2017-11-30 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7004552B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008087790A (ja) | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 摺動底蓋付き注出容器 |
US20150296957A1 (en) | 2014-04-21 | 2015-10-22 | Arianna Megaro | Apparatus and method for dispensing a fluid |
KR101566109B1 (ko) | 2014-05-28 | 2015-11-05 | (주)더페이스샵 | 화장품 용기 |
US20170238675A1 (en) | 2014-03-24 | 2017-08-24 | Yonwoo Co., Ltd. | Cream type cosmetic container |
JP2017532108A (ja) | 2014-09-18 | 2017-11-02 | ヨンウー カンパニー,リミテッド | ポンプタイプのコンパクト容器 |
-
2017
- 2017-11-30 JP JP2017231196A patent/JP7004552B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008087790A (ja) | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 摺動底蓋付き注出容器 |
US20170238675A1 (en) | 2014-03-24 | 2017-08-24 | Yonwoo Co., Ltd. | Cream type cosmetic container |
US20150296957A1 (en) | 2014-04-21 | 2015-10-22 | Arianna Megaro | Apparatus and method for dispensing a fluid |
KR101566109B1 (ko) | 2014-05-28 | 2015-11-05 | (주)더페이스샵 | 화장품 용기 |
JP2017532108A (ja) | 2014-09-18 | 2017-11-02 | ヨンウー カンパニー,リミテッド | ポンプタイプのコンパクト容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019097826A (ja) | 2019-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2123188B1 (en) | Propelling container | |
US11457716B2 (en) | Compact container | |
KR101777317B1 (ko) | 리필용기가 구비된 화장품 용기 | |
KR20210079088A (ko) | 이중 용기 | |
JP7004552B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP7068810B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP6979917B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP6979865B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP2007176545A (ja) | ウエットシート収容容器 | |
JP2017030794A (ja) | 外容器を減容変形させた状態に維持できる二重容器 | |
JP6846259B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP6983553B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP7154017B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP6914147B2 (ja) | コンパクト容器 | |
EP1544131B1 (en) | Delivering device | |
JP6979920B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP7018739B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP5143478B2 (ja) | 繰り出し容器 | |
JP6535127B2 (ja) | スクイズ容器 | |
JP6660138B2 (ja) | 吐出容器およびそれを用いた吐出製品 | |
JP7266965B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP6986988B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP7246270B2 (ja) | コンパクト容器 | |
JP2020000663A (ja) | コンパクト容器 | |
JP7182326B1 (ja) | 成形容器の金型、及びこの金型を用いた成形容器の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200603 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210802 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7004552 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |