JPH0418504Y2 - - Google Patents

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JPH0418504Y2
JPH0418504Y2 JP3790086U JP3790086U JPH0418504Y2 JP H0418504 Y2 JPH0418504 Y2 JP H0418504Y2 JP 3790086 U JP3790086 U JP 3790086U JP 3790086 U JP3790086 U JP 3790086U JP H0418504 Y2 JPH0418504 Y2 JP H0418504Y2
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shaped member
suction
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discharge hole
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、クリーム状化粧料を収納するための
容器に係る。
「従来の技術」 従来クリーム状化粧料は、圧搾可能な胴部を有
する容器体に収納されている。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の容器体は胴部圧搾によりクリーム状化粧
料を注出できるから、その注出操作が簡易である
が、容器体胴部上端から小径の口頸部を起立さ
せ、かつその口頸部にキヤツプを嵌合させた形状
であるため、携帯に不便であると共に、人前で使
用する形状とはされていないために外出先での使
用に不便があつた。そこで本考案は、従来使用さ
れている化粧用コンパクト容器の外形とすると共
にクリーム状化粧料の注出も容易に行えるように
することで、上記欠点を除去することを目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案は図面に示
すように、深皿状に形成して内部に化粧料充填容
器体9を収納させた容器本体1と、該容器本体の
上端開口内に嵌合されると共に上面に化粧料貯留
用の浅凹部12を形成させた中皿状部材2と、上
記容器体上面を開閉する蓋体3とを各後縁部で枢
着させた容器であつて、上記中皿状部材に、上記
浅凹部外に位置して吸込弁15付きの吸込孔16
と第1吐出孔17とを相互に近接させて、また上
記浅凹部内に位置して吐出弁18付きの第2吐出
孔19をそれぞれ縦設させ、かつ上記浅凹部外の
中皿状部材上面部分に、上記吸込孔16と第1吐
出孔17との各上方を覆うようにして弾性変形可
能な半球面状部13を張設させると共に、中皿状
部材の下面にブロツク体状の連結部材26を固着
させ、該連結部材と中皿状部材との接合面間に、
上記容器体9口部と吸込孔16とを、連結部材の
内部通路29を介して連通する吸込通路30と、
上記第1吐出孔17と第2吐出孔19とを連通す
る吐出通路31とをそれぞれ形成させたことを特
徴とする。
「作用」 容器使用時には、例えば第2図が示す状態から
先ず蓋体3を枢着部を中心に回動させて開蓋す
る。
この後、半球面状部13を下方へ押込むと、半
球面状部内が加圧され、これにより吸込弁15が
閉弁保持される一方吐出弁18が開弁して、半球
面状部内の化粧料が吐出通路31を通つて浅凹部
12内に吐出する。即ち、パフ等による化粧料の
塗布が可能となるのである。
上記押込みを解放すると、半球面状部の弾性復
元による半球面状部内の負圧化により、今度は吐
出弁が閉弁保持される一方吸込弁が開弁して、容
器体9内の化粧料が内部通路29及び吸込通路3
0を通つて半球面状部内に吸入される。即ち、半
球面状部の再度の押込みまで、化粧料が半球面状
部内に貯留されるのである。
「実施例」 第1図乃至第5図に示すように、本考案容器
は、容器本体1と中皿状部材2と蓋体3とを各後
縁部でピン4により枢着させた容器である。
容器本体1は深皿状に形成させてあり、その周
壁5の上部前面に付設させた係合子6と蓋体3前
縁部から垂設させたフツク片7との係合により蓋
体の閉蓋状態が保持されるよう形成されており、
また、上記周壁前面に枢着された回動片8の操作
でフツク片7下端を押上げてそれ等係合子とフツ
ク片との係合を外すことが可能としてある。
容器本体内にはチユーブ製の化粧料充填容器体
9を収納させると共に、容器本体の上端開口内
に、周壁5内面上部に形成させた上向き段部10
を介して中皿状部材2を着脱自在に嵌合させてい
る。
中皿状部材2の上面にはエンドレスの突条11
を介して化粧料貯留用の浅凹部12が形成される
と共に、該浅凹部外に位置して弾性変形可能な半
球面状部13が上方へ突出して張設されている。
図示例では半球面状部13の基端周縁13aを中
皿状部材2上面の環状溝部14内に水密に嵌着さ
せている。
さらに、中皿状部材2には、上記半球面状部1
3内に位置して吸込弁15付きの吸込孔16と第
1吐出孔17とを相互に近接させて、また上記浅
凹部12内に位置して吐出弁18付きの第2吐出
孔19をそれぞれ縦設させると共に、上記浅凹部
及び半球面状部外に位置してパフ20収納用の凹
陥部21を形成させている。
上記吸込弁15は、吸込孔16上半の大径部内
に筒形の弁部材22を装着してなる自動逆止弁で
ある。上記弁部材22は、上記大径部内に嵌着し
た有底筒体22aの底壁を、一部を除いて舌片状
に切離して、該切離しにより形成された弾性弁板
22bで吸込孔16下半の小径部上端開口(弁
口)16aを閉塞するものである。
上記吐出弁18は、第2吐出孔19にポペツト
形の弁部材23を装着してなる自動逆止弁であ
る。上記弁部材23は、上記吐出孔19内に抜止
め状態で嵌挿された棒状体23a上端に円板状の
弾性弁板23bを付設させ、該弾性弁板23bで
棒状体23aの内部に穿設した弁孔24及び該弁
孔と通じる中皿状部材2上面の案内溝25を閉塞
するものである。
さらにまた、中皿状部材の下面にはブロツク体
状の連結部材26を固着させている。図示例で
は、連結部材の上面に浅凹部27を形成させ、該
浅凹部内に中皿状部材下面の凸部28を嵌着させ
ている。
上記連結部材26は、中皿状部材との接合面間
に、上記した容器体9の口頸部と吸込孔16と
を、連結部材の内部通路29を介して連通する吸
込通路30と、上記第1吐出孔17と第2吐出孔
19とを連通する吐出通路31とをそれぞれ形成
させるものである。図示例では、連結部材26の
上面に、上記浅凹部27内に位置して、吸込通路
形成用の第1の長溝32と吐出通路形成用の第2
の長溝33が横設され(第5図参照)、連結部材
の中皿状部材への固着時に上記両長溝の上面が中
皿状部材(厳密には凸部28)の下面で閉塞させ
ることにより、上記両通路30,31が形成され
るようになつている。従つて、上記両長溝32,
33は中皿状部材側に形成させても良い。また、
上記第1長溝32に一端が連結する内部通路29
の他端は、連結部材側面に開口され、該開口に容
器体9口頸部が着脱自在に嵌合するようになつて
いる。
尚、、図中34は蓋体3下面に貼設された鏡で
ある。また、上記各部は適宜合成樹脂材で成形製
作される。
このように構成された本実施例によれば、中皿
状部材2を容器本体1から取外すことにより、中
皿状部材に連結部材26を介して連結された容器
体9を容易に交換することができ、よつて容器の
永続的な使用が可能となる。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、化粧用コ
ンパクト容器の外形を呈するようにしたので、従
来のチユーブ形等のクリーム状化粧料収納容器に
比べて、携帯に便利であると共に見栄えがよいこ
とから人前での使用も可能となる。
さらに、化粧料注出にあたつては、中皿状部材
上に突出した半球面状部を押込むだけで、略定量
の化粧料を速やかに注出できるので、使用上頗る
便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す、蓋体を省略
した平面図、第2図は第1図の−線断面図、
第3図は第1図の−線断面図、第4図は第1
図の−線断面図、第5図は連結部材の平面図
である。 1……容器本体、2……中皿状部材、3……蓋
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 深皿状に形成して内部に化粧料充填容器体9を
    収納させた容器本体1と、該容器本体の上端開口
    内に嵌合されると共に上面に化粧料貯留用の浅凹
    部12を形成させた中皿状部材2と、上記容器体
    上面を開閉する蓋体3とを各後縁部で枢着させた
    容器であつて、上記中皿状部材に、上記浅凹部外
    に位置して吸込弁15付きの吸込孔16と第1吐
    出孔17とを相互に近接させて、また上記浅凹部
    内に位置して吐出弁18付きの第2吐出孔19を
    それぞれ縦設させ、かつ上記浅凹部外の中皿状部
    材上面部分に、上記吸込孔16と第1吐出孔17
    との各上方を覆うようにして弾性変形可能な半球
    面状部13を張設させると共に、中皿状部材の下
    面にブロツク体状の連結部材26を固着させ、該
    連結部材と中皿状部材との接合面間に、上記容器
    体9口部と吸込孔16とを、連結部材の内部通路
    29を介して連通する吸込通路30と、上記第1
    吐出孔17と第2吐出孔19とを連通する吐出通
    路31とをそれぞれ形成させたことを特徴とする
    クリーム状化粧料収納容器。
JP3790086U 1986-03-14 1986-03-14 Expired JPH0418504Y2 (ja)

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JP3790086U JPH0418504Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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JP3790086U JPH0418504Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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JPS62148210U JPS62148210U (ja) 1987-09-19
JPH0418504Y2 true JPH0418504Y2 (ja) 1992-04-24

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JP3790086U Expired JPH0418504Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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JP6983553B2 (ja) * 2016-07-29 2021-12-17 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

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JPS62148210U (ja) 1987-09-19

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