JP2021160083A - 被覆パイプの製造方法 - Google Patents

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【課題】フォーマーの通過抵抗を低減させ、引き取り後の発泡材被覆パイプの収縮を抑制するとともに、フォーマー入口直前に加熱で融解した発泡材シート端部を効率的に圧着し、安定的な接合を得ることができる発泡材被覆パイプの製造方法を提供する。【解決手段】樹脂パイプ2と発泡シート4とをそれぞれ連続してフォーマー6に送り出し、該発泡シート4を丸めて樹脂パイプ2を包囲し、該発泡シート4の幅方向の側端部を加熱融解したのち、前記フォーマー6において該側端部同士を融着接合することにより、樹脂パイプを連続被覆する被覆パイプ8の製造方法。圧着冷却ゾーンの内径d1が保持冷却ゾーンの内径d2よりも小さく、d2がPd=F0/πよりも大きい。(F0:発泡シートの幅方向の長さ)。【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂パイプの周りを樹脂発泡材(保温材)で被覆した発泡材被覆パイプの製造方法に関する。
給水・給湯用のパイプとして、特に寒冷地用のパイプとして、樹脂パイプの周りを樹脂発泡材で被覆した被覆パイプが用いられている。
この被覆パイプの製造方法として、パイプ及び発泡材シート(シート状発泡材)を連続的に送りながら円筒状フォーマーに通し、シート状の発泡材で樹脂パイプの周りを覆い、シートの両端部(合わせ端面)を熱融着により接合し、発泡材被覆パイプを連続的に引き取る方法が採用されている。
この方法では、円筒状フォーマーを通過させることによって、発泡材シートを円筒形状に成形する。そのため、特に、口径サイズの小さな発泡材被覆パイプや口径サイズに比較して厚肉の発泡材シートでパイプを被覆する場合は、発泡材シートが円筒状フォーマーを通過する際の抵抗が大きくなり、フォーマーから出てきた被覆パイプの発泡材が引き取り力により伸ばされる。この結果、その後、発泡材に収縮が発生しやすい。
かかる発泡材の収縮を抑制する方法として、円筒状フォーマーを短くし通過抵抗を下げる方法や、引き取り速度を下げる方法があるが、円筒状フォーマーを短くすることによる冷却不足での融着接合面の剥がれや引き取り速度を下げることでの生産効率の低下という問題点があった。
このような問題点を解決するために、フォーマーの内径側にローレット加工やねじ加工を施し、フォーマーと被覆材との間の接触面積を減らし通過抵抗を低減させる方法(実開平6−55728)、フォーマーの内径側に複数のガイドローラーを配し通過抵抗を低減させる方法(特開2003−127220)、発泡材外面のフォーマー内径側との間にライナーやテープを配し通過抵抗を低減させる方法(特許5271131,特開平07−241905)等が提案されている。
しかしながら、このような方法ではフォーマーの構造が複雑で部品点数も多くなるため、口径サイズ毎に対応したフォーマー製作の時間や費用がかかる。また、通過抵抗や融着圧着,接合に関係するフォーマー内径寸法調整の追加工が難しい。
実開平6−55728号公報 特開2003−127220号公報 特許第5271131号公報 特開平07−241905号公報
本発明は、フォーマーの通過抵抗を低減させ、引き取り後の発泡材被覆パイプの収縮を抑制するとともに、フォーマー入口直前に加熱で融解した発泡材シート端部を効率的に圧着し、安定的な接合を得ることができる発泡材被覆パイプの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の被覆パイプの製造方法は、樹脂パイプと発泡シートとをそれぞれ連続してフォーマーに送り出し、該発泡シートを丸めて樹脂パイプを包囲し、該発泡シートの幅方向の側端部を加熱融解したのち、前記フォーマーにおいて該側端部同士を融着接合することにより、樹脂パイプを連続被覆する被覆パイプの製造方法において、前記フォーマーの入口側が圧着冷却ゾーンとされ、出口側が保持冷却ゾーンとされており、圧着冷却ゾーンの内径dが保持冷却ゾーンの内径dよりも小さく、前記保持冷却ゾーンの内径dが下記式(1)から算出される径(Pd)よりも大きい。
Pd=F/π ・・・(1)
:発泡シートの幅方向の長さ
π:円周率
本発明の一態様では、前記保持冷却ゾーンの内径dが圧着冷却ゾーンの内径dよりも1〜10%大きい。
本発明の一態様では、発泡シート端部の融着接合ラインに対面する圧着冷却ゾーンのフォーマー内径面に、被覆パイプが引き取られる方向に冷却風が流れる第1内溝を設け、該第1内溝を通過した冷却風が、保持冷却ゾーンの第2内溝を伝ってフォーマー外部に排出されるように冷却風を通風させる。
本発明の一態様では、発泡シート端部の融着接合ライン上に対峙する保持冷却ゾーンのフォーマー内径面に、被覆パイプが引き取られる方向に冷却風が流れフォーマー外部に排出される第3内溝を設け、該第3内溝に冷却風を通風させる。
本発明の被覆パイプの製造方法によると、発泡材の収縮を抑制することができると共に、発泡材シートの端部同士を安定して圧着することができる。
実施の形態に係る被覆パイプの製造方法を示す側面図である。 (a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ図1のIIa−IIa、IIb−IIb、IIc−IIc及びIId−IId断面図である。 実施の形態に係る被覆パイプの製造方法に用いられるフォーマーの軸心線方向の断面図である。 (a)、(b)は、それぞれ図3のIVa−IVa及びIVb−IVb断面図である。 (a)、(b)、(c)は、それぞれ図3のVa−Va、Vb−Vb及びVc−Vc断面図である。 フォーマーにおける冷却風の流れの説明図である。
本発明の被覆パイプの製造方法の一態様では、樹脂パイプと発泡材シートとをそれぞれ連続してフォーマーに送り出し、フォーマーの導入部で発泡材シートを円筒状に丸めて発泡材シートで樹脂パイプの周りを包囲し、該発泡材シートの幅方向の側端部(合わせ端面)を加熱融解したのち、フォーマーにおいて、対向したこれらの側端部同士を融着接合することにより、被覆パイプを連続的に製造する。
次に、図1,2を参照して、かかる発泡材被覆パイプの製造工程の概要について説明する。なお、図2の(a)〜(d)はそれぞれ図1のIIa−IIa〜IId−IId断面における樹脂パイプ1及び発泡材シート3を示している。
押出成形加工により製造された樹脂パイプ2と予め発泡加工され外側にフィルム加工された帯状の発泡材シート4がそれぞれ巻回された巻物原反1,3が製造工程ライン上流側にセットされている。巻物原反1から連続的に引き出された樹脂パイプ2に、巻物原反3から連続的に引き出された発泡材シート4を沿わせる。そして、フォーマー導入部6Fにおいて、図2(b)のように、発泡材シート4を丸めながら発泡材シート4で樹脂パイプ2を包囲する。
円筒状フォーマー6に入る直前で発泡材シート4の1対の側端部(合わせ端面)を加熱ヒータ5で加熱して融解し、発泡材シート4の端部同士を突き合わせるように円筒状フォーマー6の内孔に通して絞りながら合わせ端面同士を押し付けて圧着接合する。これにより、樹脂パイプ2の周囲に発泡材シート4が被覆された被覆パイプ8が形成され、円筒状フォーマー6を通過して出てくる。円筒状フォーマー6から出て来た被覆パイプ8が引き取り機7で連続的に引き取られて製造工程下流の巻取機9で巻き取られる。
なお、図示は省略するが、この被覆パイプ製造装置には、品質管理に必要な計測装置、引き取りに必要な装置等の設備機器類が設けられている。
次にフォーマー6について図3〜6を参照して説明する。
図3の通り、フォーマー6は、それぞれ円筒状の前半体10、後半体20及び外殻体(アウタースリーブ)30よりなる。
前半体10は、外周面に、前半体10の軸心線と平行方向に延在する外溝11が設けられている。外溝11の前端及び後端はそれぞれ前半体10の前端面及び後端面から離隔している。
前半体10の内周面の最上位部に、前半体10の軸心線と平行方向に延在する内溝(第1内溝)13が設けられている。内溝13の前端は、前半体10の前端面から離隔している。外溝11と内溝13とは、径方向の孔12によって連通している。孔12は前半体10の前端側に位置している。
内溝13の後端は、前半体10の後端面に達している。前半体10の後端面には該内溝13に連なるように径方向に凹溝14が設けられている。凹溝14は、前半体10の外周面から離隔している。
前半体10の最上流側(図3の右端側)の外周面は外向き鍔状のフランジ部15となっている。
前半体10の内孔16は、内溝13部分を除いて、軸心線方向にわたって等径であるが、流入側の入口端部については上流側に向って徐々に拡径するテーパ状とされてもよい。
前半体10の外径(フランジ部15以外の外径)は、軸心線方向において等径である。
図中のdは内孔15の直径、Lは前半体10の軸心線方向長さを表している。
後半体20は、前半体10の外径(フランジ部15以外の外径)と等しい外径を有している。後半体20の内孔21は、軸心線方向において等径である。内径21の内径dは、前半体10の内径dよりも大きい。なお、下流端(出口端)においては、内孔21は下流に向って徐々に拡径するテーパ状とされてもよい。
後半体20の外周面の最上位部には、軸心線と平行方向に延在する1条の外溝22が設けられている。外溝22は、後半体20の前端及び後端から離隔している。
後半体20の内周面には、複数条(この実施の形態では8条)の内溝23が軸心線方向に延在している。後半体20の内周面の最上位部の内溝23(第3内溝23a)は後半体20の前端から離隔し、後半体20の後端にまで達している。その他の内溝23(第2内溝23b)は、後半体20の前端及び後端に達している。
内溝23a及び外溝22の前端側同士が径方向の孔24によって連通している。
後半体20の前端面においては、内周縁と外周縁との間に、後半体20の軸心と同心状の周回溝25が設けられている。この周回溝25と、内溝23bの各々とは、径方向溝26によって連通している。
は後半体20の軸心線方向長さを示している。また、LはLとLとの合計長さを示している。
前半体10及び後半体20はアウタースリーブ30に内嵌している。アウタースリーブ30の前端面はフランジ部15に当接している。この実施の形態では、アウタースリーブ30の後端部は、後半体20の後端面よりも若干後方に延出しているが、アウタースリーブ30の後端部は後半体20の後端面と略々面一状であってもよく、後半体20がアウタースリーブ30の後端部より後方に延出してもよい。
アウタースリーブ30には、前半体10の外溝21に給気するための開口31と、後半体20の外溝22に給気するための開口32が設けられている。
このように構成されたフォーマー6においては、図2の右側から左側に向かって樹脂パイプ及び発泡材シートが移動する。前半体10が圧着冷却ゾーンを構成し、後半体20が保持冷却ゾーンを構成する。
圧着冷却ゾーンでは、フォーマー導入部6Fにおいて樹脂パイプ2の周りに丸められ絞られながら加熱ヒータ5で融解した発泡材シート4の端部(合わせ端面)同士が圧着接合され冷却される。この接合部は、被覆パイプの最上位部に位置する。その後の保持冷却ゾーンでは、圧着接合された被覆発泡材の接合部が剥がれないように、丸められた円筒状の被覆発泡材が保持され、さらに冷却される。
圧着冷却ゾーンは、発泡材シート4の端部同士の十分な圧着力を得るために、絞られた内径dとしている。そのため、圧着冷却ゾーン(前半体10)では通過抵抗が大きい。[前半体10の内径d]<[後半体20の内径d]とすることにより、保持冷却ゾーンでは絞りによる発泡材シート4の反発力が軽減され、通過抵抗が小さくなる。これにより、発泡材シート4が丸めた状態からシート状態に復元しようとする反発力を抑え、丸めた状態を維持しながら冷却でき、冷却不足に起因した融着接合面の剥がれが防止される。
後半体20の内径dは、発泡材シート4の幅(F)が円周長となるように丸めたときの径Pd(=F/π)に対し、後半体20の内径d>Pd(=F/π)とすることにより、発泡材シート4が絞られることがなく、反発力が軽減され、通過抵抗が小さくなるため効果的である。
後半体20の内径dは、前半体10の内径dよりも1〜10%大きいことが望ましい。
図6に、本実施形態のフォーマーにおける冷却風の通風の一例を示す。
図6の通り、前半体10では、給気口31から入った冷却風は、外溝11、孔12を通過し、フォーマー内径面の内溝13に沿って上流側から下流側に流れた後、前半体10の後端面に設けられた径方向溝14に流れる。内溝13は発泡材の融着接合ラインに対面する位置に設置されているので、冷却風が融着接合ラインに集中的かつ優先的に接触し、融着部が効率的に冷却される。
内溝13を通った冷却風は、径方向溝14、周回溝25及び径方向溝26を介して後半体20の内溝23bに流れ、融着接合ラインを除く発泡材被覆パイプの外周面を伝ってフォーマー6の出口側から外部に排出される。
これにより、前半体10から後半体20に入った冷却風は、流れが妨げられることなく外部に排出されるため、熱交換効率が良く、発泡材被覆パイプが効率的に冷却される。
また、後半体20においては、給気口32から外溝22を介して内溝23aに冷却風が入る。この冷却風は内溝23aを上流側から下流側に流れ、フォーマー6の出口側から外部に排出される。内溝23aは融着接合ラインに対峙する位置に設置されているので、冷却風が融着接合ラインに集中的にかつ優先的に接触し、効率的に熱交換され、冷却される。
このように、この実施形態では、発泡材被覆パイプの融着接合部が前半体10及び後半体20のいずれにおいてもきわめて効率よく冷却される。
なお、前半体10及び後半体20は、熱伝導の良い金属材料によって構成されることが好ましい。
前半体10の内孔16は、発泡材シート4の端部同士の圧着力を得るために絞られた内径面になることから、通過抵抗を極力軽減させるために、内径面に設けられた内溝13以外の内径面は平滑であることが望ましい。この内溝13以外の内径面には滑り性を高めるための表面コーティングや表面研磨等の表面処理を施しても良い。
後半体20についても、内径面に設けられた内溝23以外の内径面は平滑であることが望ましく、表面コーティングや表面研磨等の表面処理を施しても良い。
なお、従来は、融着後の冷却については、冷却風を用いて冷却する場合に直接冷却風を当てるような構造で、発泡材表面に当たった冷却風はフォーマー内径と発泡材表面との境界部の隙間から外部に排出するしかなく、内部に滞留しやすい構造であったため、排出効率が悪く冷却風の熱交換がうまく行われなかった。
これに対し、本実施形態では、前述の通り、シート端部の融着接合ラインに対面する内溝13に、発泡材被覆パイプ送り方向と同方向に冷却風が流れ、該内溝13を通過した冷却風は、後半体20の内溝23bを伝ってフォーマー外部に排出されると共に、給気口32からの冷却風が内溝23aを流れて融着接合後の接合面の冷却を効率的に行うことができる。また、融着接合後の接合部の冷却不足による剥がれを抑制することができる。
[実施例1〜3、比較例1,2]
図1〜5に示す装置を用いて被覆パイプを製造し、製造された発泡材被覆パイプにおける被覆材の収縮抑制効果を評価した。
ここでは、パイプサイズ10A(外径13mm),被覆材厚み10mm,ライン速度10m/分の条件で前半体10の内径d=33.5mmと35.0mmの2種類について評価した。d,L,Lは表1の通りとした。
融着面の圧着力を一定にして比較するため、発泡材シートは幅(F)が円周長となる丸めた時の径(Pd=F/π)に対し、圧着冷却ゾーンの内径dでの絞り圧縮率(=(Pd−d)/Pd×100)が約3%になるように設定した。結果を表1に示す。
Figure 2021160083
[考察]
実施例1,2及び比較例1はd=33.4mmとしたものである。比較例1では、d<d、d<[シート状の発泡材の幅Fから算出される径Pd(=F/π)]としている。
この比較例1と比較して、d<d、d>Pd(=F/π)とした実施例1,2では、引き取り後の発泡材被覆パイプの収縮率は小さくなり、収縮抑制効果が見られる。
また、実施例2では、実施例1よりもLを短くしたことにより、発泡材シートの端部同士の圧着力を得るために絞られる通過抵抗が軽減され、引き取り後の発泡材被覆パイプの収縮率は小さくなり、収縮抑制効果が見られる。ここでは、圧着冷却ゾーンの長さの短縮により冷却不足での融着接合面の剥がれは見られなかった。
実施例3及び比較例2はd=35.0mmとしたものである。比較例2では、d=d、d<Pd(=F/π)としている。この比較例2と比較して、実施例3では、d<d、d>Pd(=F/π)とすることで、引き取り後の発泡材被覆パイプの収縮率は小さくなり、収縮抑制効果が見られる。
2 樹脂パイプ
4 発泡材シート
6 フォーマー
8 被覆パイプ
10 前半体
13 内溝
20 後半体
23(23a,23b) 内溝

Claims (4)

  1. 樹脂パイプと発泡シートとをそれぞれ連続してフォーマーに送り出し、
    該発泡シートを丸めて樹脂パイプを包囲し、
    該発泡シートの幅方向の側端部を加熱融解したのち、前記フォーマーにおいて該側端部同士を融着接合することにより、樹脂パイプを連続被覆する被覆パイプの製造方法において、
    前記フォーマーの入口側が圧着冷却ゾーンとされ、出口側が保持冷却ゾーンとされており、
    圧着冷却ゾーンの内径dが保持冷却ゾーンの内径dよりも小さく、
    前記保持冷却ゾーンの内径dが下記式(1)から算出される径(Pd)よりも大きいことを特徴とする被覆パイプの製造方法。
    Pd=F/π ・・・(1)
    :発泡シートの幅方向の長さ
    π:円周率
  2. 前記保持冷却ゾーンの内径dが圧着冷却ゾーンの内径dよりも1〜10%大きいことを特徴とする請求項1に記載の被覆パイプの製造方法。
  3. 発泡シート端部の融着接合ラインに対面する圧着冷却ゾーンのフォーマー内径面に、被覆パイプが引き取られる方向に冷却風が流れる第1内溝を設け、該第1内溝を通過した冷却風が、保持冷却ゾーンの第2内溝を伝ってフォーマー外部に排出されるように冷却風を通風させることを特徴とする請求項1または2の被覆パイプの製造方法。
  4. 発泡シート端部の融着接合ライン上に対峙する保持冷却ゾーンのフォーマー内径面に、被覆パイプが引き取られる方向に冷却風が流れフォーマー外部に排出される第3内溝を設け、該第3内溝に冷却風を通風させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの被覆パイプの製造方法。
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