JP2021157710A - テープ印刷装置、情報処理装置、テープ印刷装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

テープ印刷装置、情報処理装置、テープ印刷装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーにより、印刷テープに印刷できないテキストファイルが誤って選択されることを抑制する。【解決手段】テープ印刷装置1は、テキストを含むテキストファイルを、印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部510と、印刷対象となる印刷テープの種類を検出する検出部520と、記憶部のなかから、検出部520により検出された印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを抽出する抽出部530と、抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させる表示制御部540と、を備える。【選択図】図11

Description

本発明は、テープ印刷装置、情報処理装置、テープ印刷装置の制御方法、およびプログラムに関するものである。
特許文献1には、テキストを含むラベルデータを記憶する記憶部と、ラベルデータの選択候補として、ラベルデータに含まれるテキストの少なくとも一部を含む編集画面を、ラベルデータごとに切り替えて表示する表示部と、を備えたラベルデータ処理装置が開示されている。また、特許文献1に記載のラベルデータ処理装置は、複数種類の印刷テープのうちいずれかの印刷テープを選択的に用いることができる。
特開2012−224053号公報
特許文献1の技術では、印刷対象となる印刷テープの種類に関わらず、印刷テープに印刷するためのラベルデータの選択候補として、同じ選択候補が表示部に表示される。そのため、ユーザーが、印刷テープに印刷できないラベルデータを誤って選択してしまうと、ラベルデータを選択したとき、またはラベルデータの印刷を指示したときにエラーが表示されることとなり、不便である。
本発明のテープ印刷装置は、印刷テープに印刷を行う印刷部と、テキストを含むテキストファイルを、印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、印刷対象となる印刷テープの種類を検出する検出部と、記憶部のなかから、検出部により検出された印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを抽出する抽出部と、抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
本発明のテープ印刷装置の制御方法は、印刷テープに印刷を行うテープ印刷装置の制御方法であって、テキストを含むテキストファイルを、印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させるステップと、印刷対象となる印刷テープの種類を検出するステップと、記憶部のなかから、検出部により検出された印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを抽出するステップと、抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させるステップと、を備える。
本発明の情報処理装置は、印刷テープに印刷を行うテープ印刷装置と通信可能な情報処理装置であって、テキストを含むテキストファイルを、印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、テープ印刷装置から、印刷対象となる印刷テープの種類を示す情報を受信する受信部と、記憶部のなかから、受信された印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを抽出する抽出部と、抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
本発明のプログラムは、印刷テープに印刷を行うテープ印刷装置と通信可能な情報処理装置に、テキストを含むテキストファイルを、印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させるステップと、テープ印刷装置から、印刷対象となる印刷テープの種類を示す情報を受信するステップと、記憶部のなかから、受信された印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを抽出するステップと、抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させるステップと、を実行させる。
カートリッジ装着部にテープカートリッジが装着された状態のテープ印刷装置を装着方向手前側から見た図である。 カートリッジ装着部にリボンカートリッジが装着された状態のテープ印刷装置を装着方向手前側から見た図である。 装着部カバーが閉じられ、キーボードカバーが開かれた状態のテープ印刷装置の斜視図である。 カートリッジ装着部にテープカートリッジおよびリボンカートリッジのいずれも装着されていない状態のテープ印刷装置を装着方向手前側から見た図である。 テープカートリッジの斜視図である。 リボンカートリッジの斜視図である。 テープ印刷装置の制御ブロック図である。 ダイカットテープを示す図である。 連続テープを示す図である。 ファイルデータの一例を示す図である。 テープ印刷装置の機能ブロック図である。 編集画面の表示例を示す図である。 ファイルメニュー画面の表示例を示す図である。 印刷対象となる印刷テープがダイカットテープの場合のファイルオープン画面の表示例を示す図である。 図14のファイルオープン画面において、最上段のファイル候補が仮選択され、編集キーが操作された場合の表示例を示す図である。 印刷対象となる印刷テープが連続テープの場合のファイルオープン画面の表示例を示す図である。 ファイル保存処理の流れを示すフローチャートである。 ファイル候補表示処理の流れを示すフローチャートである。 変形例に係る印刷システムの制御ブロック図である。
以下、添付の図面を参照して、一実施形態に係るテープ印刷装置、情報処理装置、テープ印刷装置の制御方法、およびプログラムについて説明する。なお、図1ないし図6では、XYZ直交座標系を表示するが、説明の便宜上のものにすぎず、以下の実施形態を何ら限定するものではない。
[テープ印刷装置、テープカートリッジおよびリボンカートリッジの概要]
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、装置ケース3と、装着部カバー5とを備えている。装置ケース3は、略直方体状に形成されている。装置ケース3の+Z方向側には、カートリッジ装着部7が設けられている。カートリッジ装着部7には、テープカートリッジ101(図1参照)およびリボンカートリッジ201(図2参照)が択一的に装着される。
装置ケース3の+X方向の面には、テープ導入口9が設けられている。テープ導入口9からは、リボンカートリッジ201がカートリッジ装着部7に装着されたときに、テープ印刷装置1外に設けられたテープロールから繰り出された第2印刷テープ213が、導入される。装置ケース3の−X方向の面には、テープ排出口11が設けられている。テープ排出口11からは、カートリッジ装着部7に装着されたテープカートリッジ101から繰り出された第1印刷テープ113、またはテープ導入口9から導入された第2印刷テープ213、が排出される。装着部カバー5は、カートリッジ装着部7を開閉する。装着部カバー5は、+Y方向の端部に設けられた第1ヒンジ部13を中心として、回動可能に装置ケース3に取り付けられている。装着部カバー5の内面には、センサー6が設けられている。センサー6は、テープ導入口9から導入された第2印刷テープ213が後述するダイカットテープT1(図8参照)である場合に、ラベル媒体133の位置を検出するために用いられる。
図3に示すように、装着部カバー5は、カバー本体39と、キーボードカバー41とを備えている。カバー本体39の−X方向の略半部には、キーボード配置部49が設けられている。キーボード配置部49には、キーボード47が配置されている。キーボード47には、文字キーや数字キーなど複数のキーが配列されている。また、キーボードカバー41は、+X方向の端部に設けられた第2ヒンジ部43を中心として、回動可能にカバー本体39に取り付けられている。また、キーボードカバー41の内面には、タッチパネル45が設けられている。ユーザーは、タッチパネル45およびキーボード47を用いて各種操作を行う。
図1および図5に示すように、テープカートリッジ101は、テープコア103と、第1プラテンローラー105と、第1繰出しコア107と、第1巻取りコア109と、これらを収容した第1カートリッジケース111とを備えている。テープコア103には、第1印刷テープ113が巻回されている。テープコア103から繰り出された第1印刷テープ113は、第1カートリッジケース111の−X方向の周壁部に設けられたテープ送出口(図示省略)から、第1カートリッジケース111外へ送り出される。第1繰出しコア107には、第1インクリボン117が巻回されている。第1繰出しコア107から繰り出された第1インクリボン117は、第1巻取りコア109に巻き取られる。第1カートリッジケース111には、第1ヘッド挿通孔119が、Z方向に貫通して設けられている。
また、図5に示すように、第1カートリッジケース111の+X方向且つ+Y方向の外周面には、第1回路基板100が設けられている。第1回路基板100には、後述するカートリッジ情報が記憶されている。また、第1回路基板100は、カートリッジ装着部7に設けられた回路基板接続部51(図4参照)と接続される。
図2および図6に示すように、リボンカートリッジ201は、第2プラテンローラー205と、第2繰出しコア207と、第2巻取りコア209と、これらを収容した第2カートリッジケース211とを備えている。第2繰出しコア207には、第2インクリボン217が巻回されている。第2繰出しコア207から繰り出された第2インクリボン217は、第2巻取りコア209に巻き取られる。第2カートリッジケース211には、第2ヘッド挿通孔219が、Z方向に貫通して設けられている。また、第2カートリッジケース211には、第2テープ経路221が設けられている。テープ導入口9から導入された第2印刷テープ213は、第2テープ経路221を通って、テープ排出口11へ送られる。
また、図6に示すように、第2カートリッジケース211の外周面には、カートリッジ装着部7の回路基板接続部51と接する位置に、第2回路基板200が設けられている。第2回路基板200には、第1回路基板100と同様に、カートリッジ情報が記憶されている。また、第2カートリッジケース211の+Z方向の面には、第2印刷テープ213がダイカットテープT1である場合(図8参照)に、ダイカットテープT1の検出凸部139が露出する露出エリア241が設けられている。
なお、未使用状態のテープロールにおける第2印刷テープ213の長さおよび未使用状態のリボンカートリッジ201に収容された第2インクリボン217の長さは、特に限定されるものではないが、本実施形態では、未使用状態のテープカートリッジ101に収容された第1印刷テープ113の長さおよび第1インクリボン117の長さよりも長くなっている。このため、例えば、一度に大量のラベルを作成する場合には、リボンカートリッジ201がカートリッジ装着部7に装着される。
また、第2印刷テープ213を繰り出すテープロールは、リボンカートリッジ201と組み合わせて使用することが想定されており、テープロールとリボンカートリッジ201とはセット販売される。このため、未使用状態のテープロールにおける第2印刷テープ213の長さと、未使用状態のリボンカートリッジ201に収容された第2インクリボン217の長さとは、略同じ長さとなっている。
[カートリッジ装着部]
図4に示すように、カートリッジ装着部7は、+Z方向が開放された凹状に形成されている。カートリッジ装着部7の底面つまり−Z方向の面である装着底面17には、ヘッド部19が、+Z方向に突出して設けられている。ヘッド部19は、サーマルヘッド21と、サーマルヘッド21の少なくとも+X方向、−Y方向および+Z方向を覆うヘッドカバー23とを備えている。ヘッドカバー23は、後述するプラテン軸25と同程度に+Z方向に突出しており、テープカートリッジ101がカートリッジ装着部7に装着されるときに、第1ヘッド挿通孔119に挿通され、テープカートリッジ101の装着をガイドする。また、ヘッドカバー23は、リボンカートリッジ201がカートリッジ装着部7に装着されるときに、第2ヘッド挿通孔219に挿通され、リボンカートリッジ201の装着をガイドする。
また、装着底面17には、−X方向から順に、プラテン軸25と、第1巻取り軸29と、第1繰出し軸27と、第2繰出し軸31と、第2巻取り軸33とが、+Z方向に突出して設けられている。
プラテン軸25は、サーマルヘッド21の+Y方向に設けられている。プラテン軸25は、テープカートリッジ101がカートリッジ装着部7に装着されるときに、第1プラテンローラー105に挿通され、ヘッドカバー23と共に、テープカートリッジ101の装着をガイドする。また、プラテン軸25は、リボンカートリッジ201がカートリッジ装着部7に装着されるときに、第2プラテンローラー205に挿通され、ヘッドカバー23と共に、リボンカートリッジ201の装着をガイドする。なお、テープカートリッジ101またはリボンカートリッジ201の装着方向は、プラテン軸25の延びる方向、すなわちZ方向と平行である。
テープカートリッジ101がカートリッジ装着部7に装着されると、プラテン軸25、第1繰出し軸27および第1巻取り軸29が、それぞれ、第1プラテンローラー105、第1繰出しコア107および第1巻取りコア109に挿入される(図1参照)。この状態で、装着部カバー5が閉められると、図示省略したヘッド移動機構により、サーマルヘッド21がプラテン軸25に向けて移動する。これにより、サーマルヘッド21と第1プラテンローラー105との間に、第1印刷テープ113および第1インクリボン117が挟持される。テープ印刷装置1は、第1プラテンローラー105を回転させることにより第1印刷テープ113および第1インクリボン117を送りつつ、サーマルヘッド21を発熱させることにより第1印刷テープ113に印刷を行う。
また、リボンカートリッジ201がカートリッジ装着部7に装着されると、プラテン軸25、第2繰出し軸31および第2巻取り軸33が、それぞれ、第2プラテンローラー205、第2繰出しコア207および第2巻取りコア209に挿入される(図2参照)。この状態で、装着部カバー5が閉められると、ヘッド移動機構により、サーマルヘッド21がプラテン軸25に向けて移動する。これにより、サーマルヘッド21と第2プラテンローラー205との間に、第2印刷テープ213および第2インクリボン217が挟持される。テープ印刷装置1は、第2プラテンローラー205を回転させることにより第2印刷テープ213および第2インクリボン217を送りつつ、サーマルヘッド21を発熱させることにより第2印刷テープ213に印刷を行う。
カートリッジ装着部7のうち、テープカートリッジ101とリボンカートリッジ201とが共通して装着される共通領域37の+X方向に位置する内周面には、回路基板接続部51が設けられている。回路基板接続部51は、テープカートリッジ101がカートリッジ装着部7に装着されたときに、テープカートリッジ101に設けられた第1回路基板100(図5参照)と接続される。また、回路基板接続部51は、リボンカートリッジ201がカートリッジ装着部7に装着されたときに、リボンカートリッジ201に設けられた第2回路基板200(図6参照)と接続される。
回路基板接続部51は、第1回路基板100および第2回路基板200からカートリッジ情報を読み取る。カートリッジ情報は、テープ・リボン情報と、テープ使用量とを含む。テープ・リボン情報は、テープカートリッジ101の第1回路基板100、およびリボンカートリッジ201の第2回路基板200に予め記憶されている情報であり、テープ印刷装置1において書き換え不可能な情報である。一方、テープ使用量は、テープ印刷装置1において書き換え可能な情報である。
第1回路基板100は、テープ・リボン情報として、当該第1回路基板100を備えたテープカートリッジ101に収容された第1印刷テープ113および第1インクリボン117に関する情報を記憶している。また、第1回路基板100は、テープ使用量として、第1印刷テープ113の印刷済み長さに、第1印刷テープ113の長さ方向における先端側および後端側の余白長さを追加した長さを記憶している。また、第2回路基板200は、テープ・リボン情報として、当該第2回路基板200を備えたリボンカートリッジ201とセット販売されたテープロールの第2印刷テープ213、および当該第2回路基板200を備えたリボンカートリッジ201に収容された第2インクリボン217に関する情報を記憶している。また、第2回路基板200は、テープ使用量として、第2印刷テープ213の印刷済み長さに、第2印刷テープ213の長さ方向における先端側および後端側の余白長さを追加した長さを記憶している。
なお、以下の説明では、第1印刷テープ113と第2印刷テープ213とを区別する必要がない場合、単に「印刷テープ」と称する。また、第1回路基板100と第2回路基板200とを区別する必要がない場合、単に「回路基板」と称する。
[テープ印刷装置の制御構成]
図7は、テープ印刷装置1の制御ブロック図である。テープ印刷装置1は、タッチパネル45と、キーボード47と、印刷部330と、回路基板接続部51と、印刷装置側制御部340と、を備える。タッチパネル45は、「表示部」の一例である。
タッチパネル45は、後述する編集画面D1(図12参照)、ファイルメニュー画面D2(図13参照)およびファイルオープン画面D3(図14等参照)など、各種画面を表示する。また、タッチパネル45は、メニューの選択やテキストファイルの選択など、各種操作に用いられる。
キーボード47は、テキストの入力など、各種情報の入力に用いられる。なお、「テキスト」とは、平仮名やアルファベット等の文字の他、数字や記号を含むものである。また、キーボード47は、上下左右キー、選択キー、削除キー、編集キーおよび印刷キーなどの機能キーを含む。機能キーについては、後述する。
印刷部330は、印刷テープに印刷を行うための機構であり、サーマルヘッド21と、送りモーター332とを含む。サーマルヘッド21は、複数の発熱素子を備え、インクリボンから印刷テープにインクを熱転写することにより印刷を行う。送りモーター332は、カートリッジ装着部7にテープカートリッジ101が装着されている場合、第1プラテンローラー105を駆動する駆動源である。また、送りモーター332は、カートリッジ装着部7にリボンカートリッジ201が装着されている場合、第2プラテンローラー205を駆動する駆動源である。
回路基板接続部51は、回路基板と接続され、回路基板にテープ使用量を書き込んだり、回路基板からカートリッジ情報を読み出したりする。このように、テープ印刷装置1は、テープカートリッジ101やリボンカートリッジ201の回路基板にテープ使用量を書き込むため、他のテープ印刷装置1で使用されたテープカートリッジ101やリボンカートリッジ201が装着された場合にも、テープ使用量を管理することができる。
また、上記のとおり、カートリッジ情報には、テープ・リボン情報が含まれる。また、テープ・リボン情報には、印刷テープの種類を示すテープ情報が含まれる。テープ印刷装置1は、このテープ情報に基づいて、印刷テープの種類を判断する。以下、回路基板接続部51により読み出されたテープ情報に基づいて、印刷テープの種類を判断することを、「印刷テープの種類を検出する」と表現する。
また、テープ情報には、印刷テープのテープ種別を示す情報、印刷テープの幅を示す情報、印刷テープの色を示す情報、および印刷テープの素材を示す情報などが含まれる。印刷テープの素材とは、PET、紙、布、マグネットなどの素材を指す。以下、「印刷テープのテープ種別を示す情報」を「テープ種別情報」と称する。また、「印刷テープの幅を示す情報」を「テープ幅情報」と称する。
また、テープ情報には、未使用状態のテープカートリッジ101に収容された第1印刷テープ113の長さを示す情報、または未使用状態のテープロールにおける第2印刷テープ213の長さを示す情報が含まれる。以下、「未使用状態のテープカートリッジ101に収容された第1印刷テープ113の長さ」、および「未使用状態のテープロールにおける第2印刷テープ213の長さ」を、「未使用テープ長さ」と称する。
なお、テープ種別とは、本実施形態において、ダイカットテープT1(図8参照)であるか、連続テープT2(図9参照)であるか、の種別を指す。「ダイカットテープT1」は、「第1の印刷テープ」の一例であり、「連続テープT2」は、「第2の印刷テープ」の一例である。
図8に示すように、ダイカットテープT1は、長尺状の剥離紙テープ131に、印刷層となる複数のラベル媒体133が貼付された印刷テープである。複数のラベル媒体133は、X方向、すなわち剥離紙テープ131の長さ方向において相互に間隔を空けて、略等間隔に剥離紙テープ131に貼付されている。また、複数のラベル媒体133は、全て同じ形状且つ同じ大きさを有しており、剥離紙テープ131に対して剥離可能に貼付されている。
剥離紙テープ131の+Z方向の辺部には、複数の検出凸部139が設けられている。複数の検出凸部139は、剥離紙テープ131の+Z方向の辺部が部分的に突出したものであり、剥離紙テープ131の長さ方向において相互に間隔を空けて、略等間隔に設けられている。検出凸部139は、ダイカットテープT1の長さ方向に長い略長方形状に形成され、ラベル媒体133ごとに設けられている。また、検出凸部139は、上記のセンサー6(図1等参照)により検出される。すなわち、センサー6は、装着部カバー5が閉められた状態で、リボンカートリッジ201の第2カートリッジケース211の露出エリア241から露出したダイカットテープT1の検出凸部139を検出する。
図9に示すように、連続テープT2は、長尺状の剥離紙テープ141に、印刷層となる長尺状のラベルテープ143が貼付された印刷テープである。すなわち、連続テープT2は、剥離紙テープ141とラベルテープ143とが連続して積層された印刷テープである。
なお、本実施形態では、テープカートリッジ101に収容された第1印刷テープ113として、連続テープT2が用いられ、テープロールから繰り出される第2印刷テープ213として、ダイカットテープT1と連続テープT2のいずれかが選択的に用いられるものとする。
なお、第1印刷テープ113においても、第2印刷テープ213と同様に、ダイカットテープT1と連続テープT2のいずれかが選択的に用いられる構成としてもよい。この場合、テープカートリッジ101の第1カートリッジケース111の+Z方向の面に、ダイカットテープT1の検出凸部139が露出する露出エリアを設ければよい。
印刷装置側制御部340は、印刷装置側CPU341と、印刷装置側ROM342と、印刷装置側RAM343とを含む。
印刷装置側CPU341は、印刷装置側ROM342に記憶された各種制御プログラムを印刷装置側RAM343に展開して実行することにより、各種制御を行う。なお、印刷装置側制御部340は、印刷装置側CPU341に代え、ASIC等のハードウェア回路をプロセッサーとして用いてもよい。また、プロセッサーは、1以上のCPUとASIC等のハードウェア回路が協働して動作する構成でもよい。
印刷装置側ROM342は、各種制御プログラムおよび各種制御データを記憶する。また、印刷装置側RAM343は、印刷装置側CPU341が各種制御を行うためのワークエリアとして用いられる。
印刷装置側ROM342は、例えば、ファイル記憶領域345を含む。ファイル記憶領域345は、「記憶部」の一例である。図10は、ファイル記憶領域345に記憶されるファイルデータの一例を示す図である。ファイルデータは、テキストファイルと、テープ情報とを関連付けたデータである。また、テキストファイルとは、テキストを含むファイルである。
テープ印刷装置1は、後述する編集画面D1において生成されたテキストファイルを、回路基板から読み出されたカートリッジ情報に含まれるテープ情報と関連付け、ファイル記憶領域345に記憶させる。ユーザーは、ファイル記憶領域345に記憶されているテキストファイルのなかから所望のテキストファイルを選択してラベルを作成することができる。ラベルは、テキストファイルを用いて生成された印刷データに基づく印刷画像が印刷テープに印刷されることにより作成される印刷物である。
ファイル記憶領域345には、テープ情報として、テープ種別情報と、テープ幅情報とが記憶される。例えば、図10に示す最上段のファイルデータは、テキストファイル「5555」が保存されたとき、回路基板から読み出されたテープ情報に、テープ種別情報「ダイカットテープ」と、テープ幅情報「24mm」とが含まれていたことを示している。
印刷装置側CPU341は、印刷装置側ROM342に記憶された制御プログラムを用いて印刷データを生成し、生成した印刷データに基づいて、印刷テープに印刷を行う。より具体的には、印刷装置側CPU341は、生成した印刷データに基づいて、サーマルヘッド21に備えられた複数の発熱素子への通電と、送りモーター332の駆動とを連携して制御することにより印刷を行う。
[テープ印刷装置の機能構成]
図11は、テープ印刷装置1の機能ブロック図である。テープ印刷装置1は、記憶制御部510と、検出部520と、抽出部530と、表示制御部540と、編集制御部550とを備える。これらの機能は、印刷装置側CPU341が、印刷装置側ROM342に記憶された制御プログラムを実行することにより実現される機能である。
記憶制御部510は、ユーザーから、テキストファイルの保存の指示を受け付けたとき、テキストファイルと、テープ情報とを関連付けたファイルデータを、ファイル記憶領域345に記憶させる。以下、「テキストファイルの保存の指示」を「ファイルセーブの指示」と称する。なお、テープ情報とは、ユーザーから、テキストファイルの保存が指示されたときに印刷対象となる印刷テープの種類を示す情報である。ここで、「印刷対象となる印刷テープ」とは、テープカートリッジ101がカートリッジ装着部7に装着されている場合、テープカートリッジ101に収容されている第1印刷テープ113を指す。また、リボンカートリッジ201がカートリッジ装着部7に装着されている場合、テープロールから導入される第2印刷テープ213を指す。
検出部520は、回路基板接続部51を介して回路基板からテープ情報を読み出すことにより、印刷対象となる印刷テープの種類を検出する。また、検出部520は、テープ情報に含まれるテープ種別情報に基づいて、印刷テープの印刷層において、印刷可能な領域である印刷可能領域が定められているダイカットテープT1であるか、印刷テープの印刷層において、印刷可能領域が定められていない連続テープT2であるかを検出する。なお、「印刷可能領域」とは、ダイカットテープT1の剥離紙テープ131に等間隔で貼付されているラベル媒体133の領域を指す。ダイカットテープT1は、このように印刷可能領域が定められているため、印刷可能領域の形状や大きさによって、印刷可能なテキストの数や行数が制限される特徴がある。
抽出部530は、ユーザーから、テキストファイルを開く指示を受け付けたとき、検出部520により検出された印刷対象となる印刷テープの種類のうちテープ種別を示すテープ種別情報に関連付けられたテキストファイルを、ファイル記憶領域345のなかから抽出する。より具体的には、抽出部530は、検出部520により、テープ種別としてダイカットテープT1が検出された場合と、連続テープT2が検出された場合とで、異なるテキストファイルを抽出する。以下、「テキストファイルを開く指示」を「ファイルオープンの指示」と称する。
表示制御部540は、抽出部530により抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補としてファイルオープン画面D3(図14等参照)に表示させる。以下、「テキストファイルの選択候補」を「ファイル候補」と称する。このとき、表示制御部540は、ファイル候補として、テキストファイルに含まれるテキストをファイルオープン画面D3に表示させる(図14のテキスト領域81a参照)。また、表示制御部540は、ファイルオープン画面D3に対するスクロール操作を受け付けると、ファイル候補をスクロール表示させる。
編集制御部550は、ファイルオープン画面D3にファイル候補が表示されている状態において、テキストファイルに含まれるテキストの編集を受け付け、テキストが編集されたテキストファイルを更新する。すなわち、編集制御部550は、ファイルオープン画面D3においてテキストの編集を受け付けると、ファイル記憶領域345において、そのテキストを含むテキストファイルを更新する。
[編集画面、ファイルメニュー画面およびファイルオープン画面]
図12は、編集画面D1の表示例を示す図である。編集画面D1は、情報表示領域71と、編集領域72と、ボタン領域73とを含む。
情報表示領域71には、ラベル種別情報71aと、ラベルサイズ情報71bと、バッテリー残量情報71cと、テープ残量情報71dと、が表示される。ラベル種別情報71aは、回路基板から読み出されたテープ・リボン情報に含まれるテープ種別情報に基づいて表示されるラベル種別を示す情報である。ラベル種別情報71aは、テープ種別情報がダイカットテープT1を示す場合は「Die Cut Label」と表示され、テープ種別情報が連続テープT2を示す場合は「General Label」と表示される。
ラベルサイズ情報71bは、テープ印刷装置1において作成されるラベルのサイズを示す情報であり、ラベルの長さを示すラベル長さ情報と、ラベルの幅を示すラベル幅情報とを含む。テープ印刷装置1は、ラベル幅情報を、テープ幅情報に基づき、ラベルサイズ情報71bの一部として表示する。また、テープ印刷装置1は、編集領域72の編集内容に基づいてラベル長さを算出し、算出したラベル長さを示すラベル長さ情報を、ラベルサイズ情報71bの一部として表示する。
バッテリー残量情報71cは、テープ印刷装置1が、AC電源ではなく、バッテリーで駆動をしているときの、テープ印刷装置1のバッテリー残量を示す情報である。バッテリー残量情報71cは、バッテリーを模したバッテリーアイコンと、バッテリー残量インジケーターとを含む。バッテリー残量インジケーターでは、バッテリー残量が少なくなるにつれて、矩形領域内の濃色領域が少なくなるように表示される。
テープ残量情報71dは、印刷テープの残量であるテープ残量を示す情報である。テープ印刷装置1は、テープ情報に含まれる未使用テープ長さと、テープ使用量とに基づいて、テープ残量情報71dを表示する。すなわち、テープ印刷装置1は、未使用テープ長さから印刷テープ使用量を差し引くことによりテープ残量を算出する。テープ残量情報71dは、印刷テープを模したテープアイコンと、テープ残量インジケーターとを含む。テープ残量インジケーターでは、テープ残量が少なくなるにつれて、矩領域内の濃色領域が少なくなるように表示される。
編集領域72には、例えば、テキストの編集の場合、キーボード47を用いて入力されたテキストが表示される。テープ印刷装置1は、後述するファイルオープン画面D3(図14等参照)において、テキストファイルが選択された場合、選択されたテキストファイルを編集領域72に表示する。また、テープ印刷装置1は、ユーザーの操作により、テキストの編集が行われた場合、それらの編集結果を、編集領域72の表示に反映する。
ボタン領域73には、各種機能ボタンが表示される。機能ボタンは、ファイルメニュー画面D2(図13参照)を開くためのファイルボタン73aを含む。その他、機能ボタンは、テキストサイズやフォント変更などの編集機能を指定するためのボタンを含む。なお、テープ印刷装置1は、例えば、タッチパネル45のボタン表示位置へのタップ操作により、ボタンの選択を受け付ける。また、テープ印刷装置1は、キーボード47による上下左右キーの操作と選択ボタンの操作とにより、ボタンの選択を受け付ける。以下、他のボタンや選択候補についても、同様の操作で選択可能である。
図13は、ファイルメニュー画面D2の表示例を示す図である。ファイルメニュー画面D2は、保存ボタン75と、オープンボタン76と、削除ボタン77と、印刷ボタン78とを含む。
保存ボタン75は、テキストファイルを保存するためのボタンである。テープ印刷装置1は、保存ボタン75が選択されると、編集画面D1で編集されているテキストをファイル化したテキストファイルと、保存ボタン75が選択されたときに検出した印刷テープの種類を示すテープ情報とを関連付けたファイルデータを、ファイル記憶領域345に記憶させる。
オープンボタン76は、テキストファイルを開くためのボタンである。テープ印刷装置1は、オープンボタン76が選択されると、ファイルオープン画面D3を表示する。
削除ボタン77は、テキストファイルを削除するためのボタンである。テープ印刷装置1は、削除ボタン77が選択されると、不図示のファイル削除画面を表示する。ファイル削除画面には、ファイル記憶領域345に記憶されている全てのテキストファイルの一覧が表示され、ユーザーは、テキストファイルの一覧のなかから削除するテキストファイルを選択する。テープ印刷装置1は、ファイル削除画面においてテキストファイルが選択されると、選択されたテキストファイルを含むファイルデータをファイル記憶領域345から削除する。
印刷ボタン78は、印刷を指示するためのボタンである。テープ印刷装置1は、保存ボタン75が選択されると、編集画面D1の編集結果に基づいて印刷データを生成し、生成した印刷データに基づいて印刷を行う。
図14は、ファイルオープン画面D3の表示例を示す図である。同図は、印刷対象となる印刷テープがダイカットテープT1である場合のファイルオープン画面D3の表示例を示している。ファイルオープン画面D3は、ファイル候補群81を表示する。ファイル候補群81は、1以上のファイル候補を含む。
テープ印刷装置1は、印刷対象となる印刷テープの種類を検出し、検出した印刷テープの種類のうちテープ種別を示すテープ種別情報に関連付けられたテキストファイルを、ファイル記憶領域345のなかから抽出し、抽出したテキストファイルを、ファイル候補として表示する。例えば、図10に示すファイルデータがファイル記憶領域345に記憶されている場合であって、印刷対象となる印刷テープのテープ種別がダイカットテープT1である場合、テープ印刷装置1は、図14に示すように、ダイカットテープT1を示すテープ種別情報に関連付けられたテキストファイルのファイル候補が含まれるファイル候補群81を表示する。このように、テープ印刷装置1は、テープ種別に適したファイル候補を表示するため、ユーザーが、ダイカットテープT1に印刷不可能なテキストファイルを誤って選択することを抑制できる。
ファイル候補群81に含まれる各ファイル候補は、テキストファイルに含まれるテキストを表示するテキスト領域81aと、テープ幅情報に基づくテープ幅を表示するテープ幅領域81bと、テープ種別情報に基づくテープ種別を表示するテープ種別領域81cとを含む。印刷対象となる印刷テープのテープ種別がダイカットテープT1である場合、テープ種別領域81cには、テープ種別としてダイカットテープT1を模した画像が表示される。
テープ印刷装置1は、ファイルオープン画面D3に対してスクロール操作が行われると、ファイル候補を上下にスクロール表示する。テープ印刷装置1は、スクロール操作として、タッチパネル45に対するスワイプ操作やフリック操作を受け付ける。これにより、テープ印刷装置1は、ファイルオープン画面D3に表示できない数のファイル候補を抽出した場合でも、ユーザーに全てのファイル候補を提示することができる。
また、テープ印刷装置1は、ファイル候補群81のうちいずれかのファイル候補が選択され、ファイル候補が選択された状態でキーボード47の編集キーが操作されると、テキストファイルに含まれるテキストの編集を受け付け可能とする。
図15は、図14に示したファイルオープン画面D3において、最上段のファイル候補が選択され、編集キーが操作された場合のファイルオープン画面D3の表示例を示す図である。この場合、テープ印刷装置1は、選択されたファイル候補のテキスト領域81aにおいて、テキストファイルに含まれるテキストのうち、最後のテキストにカーソルKを付加して表示する。カーソルKは、編集位置を示す。テープ印刷装置1は、キーボード47の上下左右キーの操作を受け付け、カーソルKの位置をテキスト上で移動させる。また、テープ印刷装置1は、テキストの入力や削除が行われた場合も、カーソルKの位置を移動させる。
このように、本実施形態に係るテープ印刷装置1は、ファイル候補が表示されるファイルオープン画面D3において、テキストファイルに含まれるテキストの編集が可能となっている。また、テープ印刷装置1は、ファイルオープン画面D3のテキスト領域81aにおいて、テキストファイルの編集が行われると、その編集結果を、ファイル記憶領域345に記憶されているファイルデータに反映する。この構成により、ユーザーは、ファイルオープン画面D3で編集対象となるテキストファイルを選択し、編集画面D1でテキストファイルを編集し、ファイルメニュー画面D2でファイルセーブを指示し、といった煩雑な手間を必要としない。
なお、テープ印刷装置1は、テキストファイルの編集が行われた後、ファイル候補の選択が解除されたとき、テキストファイルの編集結果を、ファイル記憶領域345に記憶されているファイルデータに反映する。テープ印刷装置1は、ファイル候補の選択が解除されると、編集状態を解除し、カーソルKを非表示とする。「ファイル候補の選択が解除されたとき」とは、他のファイル候補が選択されたときや、キーボード47に含まれる印刷キーが操作されたときなどを指す。
また、テープ印刷装置1は、ファイルオープン画面D3において、キーボード47に含まれる上下キーにより、ファイル候補群81のうちいずれかのファイル候補が選択され、ファイル候補が選択された状態で選択キーなど、編集キー以外の所定のキーが操作されると、選択されたテキストファイルを編集画面D1に表示させる。また、テープ印刷装置1は、キーボード47に含まれる上下キーにより、ファイル候補群81のうちいずれかのファイル候補が選択され、ファイル候補が選択された状態で印刷キーが操作されると、選択されたテキストファイルに基づいて印刷データを生成し、生成した印刷データを印刷テープに印刷する。
図16は、印刷対象となる印刷テープが連続テープT2である場合のファイルオープン画面D3の表示例を示している。例えば、図10に示すファイルデータがファイル記憶領域345に記憶されている場合であって、印刷対象となる印刷テープのテープ種別が連続テープT2である場合、テープ印刷装置1は、図16に示すように、連続テープT2を示すテープ種別情報に関連付けられたテキストファイルのファイル候補が含まれるファイル候補群81を表示する。この場合、テープ種別領域81cには、テープ種別として連続テープT2を模した画像が表示される。
[ファイル保存処理]
図17は、ファイル保存処理の流れを示すフローチャートである。テープ印刷装置1は、ファイルメニュー画面D2において保存ボタン75が選択されたことをトリガーとして、ファイル保存処理のS02以降を開始する。
S01において、テープ印刷装置1は、ファイルセーブが指示されたか、すなわちファイルメニュー画面D2において保存ボタン75が選択されたか否かを判断する。テープ印刷装置1は、ファイルセーブが指示されたと判断した場合、S02に進む。また、テープ印刷装置1は、ファイルセーブが指示されていないと判断した場合、S01を繰り返す。
S02において、テープ印刷装置1は、印刷テープの種類を検出する。テープ印刷装置1は、この検出により、テープ種別情報とテープ幅情報とを含むテープ情報を取得する。
S03において、テープ印刷装置1は、ファイルセーブが指示されたテキストファイルと、S02で検出された印刷テープの種類を示すテープ情報とを関連づけたファイルデータを、ファイル記憶領域345に記憶させる。
[ファイル保存候補表示処理]
図18は、ファイル候補表示処理の流れを示すフローチャートである。テープ印刷装置1は、ファイルメニュー画面D2においてオープンボタン76が選択されたことをトリガーとして、ファイル候補表示処理のS12以降を開始する。
S11において、テープ印刷装置1は、ファイルオープンが指示されたか、すなわちオープンボタン76が選択されたか否かを判断する。テープ印刷装置1は、ファイルオープンが指示されたと判断した場合、S12に進む。また、テープ印刷装置1は、ファイルオープンが指示されていないと判断した場合、S11を繰り返す。
S12において、テープ印刷装置1は、印刷テープの種類を検出する。テープ印刷装置1は、この検出により、少なくともテープ種別情報を取得する。
S13において、テープ印刷装置1は、ファイル記憶領域345のなかから、S12で検出された印刷テープのテープ種別を示すテープ種別情報が関連づけられているテキストファイルを抽出する。
S14において、テープ印刷装置1は、S13で抽出されたテキストファイルを、ファイル候補としてファイルオープン画面D3に表示させる。
以上説明したとおり、本実施形態に係るテープ印刷装置1は、印刷テープの種類としてテープ種別を検出し、ファイル記憶領域345において、検出したテープ種別を示すテープ種別情報に関連付けられたテキストファイルを、ファイル候補としてファイルオープン画面D3に表示させる。これにより、ユーザーは、印刷テープに印刷できないテキストファイルを、誤って選択してしまうことがない。
また、テープ印刷装置1は、ファイルオープン画面D3に対するスクロール操作を受け付けると、ファイル候補をスクロール表示させる。これにより、ユーザーは、テキストファイルの選択を迅速に行うことができる。
また、テープ印刷装置1は、ファイルオープン画面D3においてテキストの編集を受け付ける。これにより、ユーザーは、編集を行う際に、ファイルオープン画面D3から編集画面D1に画面切り替えを行う手間を省くことができる。
また、テープ印刷装置1は、印刷対象となる印刷テープがダイカットテープT1の場合と連続テープT2の場合とで、異なるファイル候補を表示させる。これにより、ユーザーは、印刷テープの種類に適したテキストファイルを選択することができる。例えば、印刷対象となる印刷テープがダイカットテープT1の場合、連続テープT2用に生成された長いテキストを含むテキストファイルを選択してしまうと、印刷エラーとなるが、ダイカットテープT1用に生成されたテキストファイルのみがファイル候補として表示されるため、ユーザーが印刷不可能なテキストファイルを誤って選択することを抑制できる。
なお、上記の実施形態によらず、以下の変形例を採用可能である。
[変形例1]
上記の実施形態では、テープ印刷装置1においてファイル保存処理やファイル候補表示処理を実行したが、テープ印刷装置1以外の電子機器でこれらの処理を実行してもよい。例えば、スマートフォンやタブレット端末などの携帯端末400においてファイル保存処理やファイル候補表示処理を実行してもよい。
図19は、変形例1に係る印刷システムPSの制御ブロック図である。印刷システムPSは、携帯端末400と、テープ印刷装置1´とを備え、これらは無線通信500を介して接続される。携帯端末400は、「情報処理装置」の一例である。なお、無線通信500に代え、ケーブル等の有線通信を介して、携帯端末400と、テープ印刷装置1´とが接続される構成でもよい。
携帯端末400は、操作・表示部410と、携帯端末側通信部420と、携帯端末側制御部430とを備える。携帯端末側通信部420は、「受信部」の一例である。操作・表示部410は、例えばタッチパネルであり、編集画面D1、ファイルメニュー画面D2およびファイルオープン画面D3など、各種画面を表示すると共に、ユーザーの各種操作を受け付ける。
携帯端末側通信部420は、無線通信500を介してテープ印刷装置1´と通信する。例えば、携帯端末側通信部420は、テープ印刷装置1´に印刷データを送信したり、テープ印刷装置1´からカートリッジ情報を受信したりする。
携帯端末側制御部430は、携帯端末側CPU(Central Processing Unit)431と、携帯端末側ROM(Read Only Memory)432と、携帯端末側RAM(Random Access Memory)433とを含む。
携帯端末側CPU431は、携帯端末側ROM432に記憶された各種制御プログラムを携帯端末側RAM433に展開して実行することにより、各種制御を行う。なお、携帯端末側制御部430は、携帯端末側CPU431に代え、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア回路をプロセッサーとして用いてもよい。また、プロセッサーは、1以上のCPUとASIC等のハードウェア回路が協働して動作する構成でもよい。
携帯端末側ROM432は、各種制御プログラムおよび各種制御データを記憶する。例えば、携帯端末側ROM432は、テープ印刷装置1´を制御するための専用アプリケーション435を記憶する。専用アプリケーション435は、「プログラム」の一例である。また、携帯端末側ROM432は、ファイル記憶領域345を有する。
携帯端末側CPU431は、専用アプリケーション435を用いて印刷データを生成する。また、携帯端末側CPU431は、専用アプリケーション435を用いて、図11に示す各機能を実現する。なお、本変形例において、抽出部530は、ファイル記憶領域345のなかから、テープ印刷装置1´から受信したカートリッジ情報に含まれるテープ種別情報に関連付けられたテキストファイルを抽出する。
本変形例に係るテープ印刷装置1´は、印刷装置通信部310と、印刷部330と、回路基板接続部51と、印刷装置側制御部340とを備える。印刷装置通信部310は、無線通信500を介して通信を行う。印刷装置通信部310は、例えば回路基板接続部51により読み取られたカートリッジ情報を携帯端末400に送信する。また、印刷装置側制御部340は、携帯端末400から送信された印刷データに基づいて、印刷部330により印刷テープに印刷を行う。
このように、変形例1に係る印刷システムPSは、携帯端末400でファイル候補を表示し、ファイル候補の選択を受け付ける構成において、上記の実施形態に係るテープ印刷装置1と同様の作用・効果を奏することができる。
なお、変形例1に係る携帯端末400の専用アプリケーション435を、インターネット上のサーバーで実行させ、携帯端末400とサーバーとの協働により、ファイル候補の表示や印刷データの生成を行う構成としてもよい。また、携帯端末400に代えて、PC(Personal Computer)を情報処理装置として用いてもよい。
[変形例2]
上記の実施形態において、テープ印刷装置1は、ダイカットテープT1が検出された場合と、連続テープT2が検出された場合とで異なるテキストファイルを抽出したが、ダイカットテープT1の印刷層において第1の印刷可能領域が定められている印刷テープの種類が検出された場合と、ダイカットテープT1の印刷層において第1の印刷可能領域とは異なる第2の印刷可能領域が定められている印刷テープの種類が検出された場合とで、異なるテキストファイルを抽出してもよい。つまり、テープ印刷装置1は、ラベル媒体133の形状や大きさが異なるダイカットテープT1が検出された場合、異なるテキストファイルを抽出してもよい。ラベル媒体133の形状としては、例えば、円形、楕円形および多角形などが考えられる。
なお、本変形例において、「印刷テープの種類を示す情報」は、「ダイカットテープT1の印刷可能領域を示す情報」となる。この構成によれば、テープ印刷装置1は、ダイカットテープT1に定められている印刷可能領域の違いに応じて、異なるテキストファイルの選択候補を表示させることができる。これにより、ラベル媒体133の形状や大きさの違いによって、入力可能なテキストの数や行数が制限される場合でも、ユーザーは、印刷対象となる印刷テープに適したテキストファイルを選択することができる。
[変形例3]
また、テープ印刷装置1は、第1のテープ幅の印刷テープが検出された場合と、第1のテープ幅とは異なる第2のテープ幅の印刷テープが検出された場合とで、異なるテキストファイルを抽出してもよい。この場合、「印刷テープの種類を示す情報」は、「テープ幅情報」となる。
若しくは、テープ印刷装置1は、第1の素材の印刷テープが検出された場合と、第1の素材とは異なる第2の素材の印刷テープが検出された場合とで、異なるテキストファイルを抽出してもよい。この場合、「印刷テープの種類を示す情報」は、「印刷テープの素材を示す情報」となる。
若しくは、テープ印刷装置1は、第1のテープ色の印刷テープが検出された場合と、第1のテープ色とは異なる第2のテープ色の印刷テープが検出された場合とで、異なるテキストファイルを抽出してもよい。この場合、「印刷テープの種類を示す情報」は、「印刷テープの色を示す情報」となる。
これらの構成によれば、ユーザーは、印刷対象となる印刷テープのテープ幅、素材またはテープ色に適したテキストファイルを選択することができる。
[変形例4]
また、上記の実施形態において、テープ印刷装置1は、ファイルオープン画面D3において、テキストファイルの編集を受け付けたが、ファイルオープン画面D3において、テキストファイルの編集を受け付けない構成としてもよい。この場合、テープ印刷装置1は、ファイルオープン画面D3において、編集対象となるテキストファイルの選択を受け付け、編集画面D1において、テキストファイルに含まれるテキストの編集を受け付ければよい。
[変形例5]
また、上記の実施形態において、テープ印刷装置1は、ファイルオープン画面D3において、ファイル候補として、テキストファイルに含まれるテキストを表示したが、これに代えて、テキストファイルのファイル名を表示してもよい。この場合、テープ印刷装置1は、ファイルセーブが指示されたときに、ファイル名の入力を受け付け、テキストファイルと、ファイル名と、テープ情報とを関連付けてファイル記憶領域345に記憶させればよい。
[変形例6]
上記の実施形態において、テープ印刷装置1は、ファイルセーブが指示されたときに印刷対象となっている印刷テープの種類を示すテープ情報と、ファイルセーブを指示されたテキストファイルとを関連付けたファイルデータを、ファイル記憶領域345に記憶させたが、テープ情報をユーザーが指定する構成でもよい。つまり、テープ印刷装置1は、ユーザーが指定したテープ情報と、テキストファイルとを関連付けたファイルデータを、ファイル記憶領域345に記憶させてもよい。この構成によれば、ユーザーは、印刷対象となっている印刷テープによらず、テープ情報を指定してファイルデータを保存することができる。
[変形例7]
上記の実施形態では、テープカートリッジ101またはリボンカートリッジ201に回路基板を設けたが、回路基板に代えて、RF(Radio Frequency)タグをテープカートリッジ101またはリボンカートリッジ201に貼り付けてもよい。この場合、テープ印刷装置1は、カートリッジ装着部7にRF通信部(図示省略)を設け、RF通信部を介してRFタグからカートリッジ情報を読み出せばよい。また、テープカートリッジ101またはリボンカートリッジ201に、コード画像が印刷されたシールを貼付してもよい。この場合、テープ印刷装置1は、カートリッジ装着部7にコード画像読取部(図示省略)を設け、コード画像読取部により、コード画像に記録されたカートリッジ情報を読み取ればよい。なお、コード画像とは、2次元コードやバーコードを指す。
[変形例8]
上記の実施形態において、テープ印刷装置1は、テープカートリッジ101とリボンカートリッジ201との付け替えが可能であるものとしたが、いずれか一方のみが装着される構成でもよい。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
[付記]
以下、テープ印刷装置、情報処理装置、テープ印刷装置の制御方法、およびプログラムについて付記する。
テープ印刷装置1は、印刷テープに印刷を行う印刷部330と、テキストを含むテキストファイルを、印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部510と、印刷対象となる印刷テープの種類を検出する検出部520と、記憶部のなかから、検出部520により検出された印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを抽出する抽出部530と、抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させる表示制御部540と、を備える。
テープ印刷装置1の制御方法は、印刷テープに印刷を行うテープ印刷装置1の制御方法であって、テキストを含むテキストファイルを、印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させるステップと、印刷対象となる印刷テープの種類を検出するステップと、記憶部のなかから、検出された印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを抽出するステップと、抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させるステップと、を備える。
この構成によれば、テープ印刷装置1は、印刷テープの種類を検出し、検出した印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させる。これにより、ユーザーは、印刷テープに印刷できないテキストファイルを、誤って選択してしまうことがない。
上記のテープ印刷装置1において、表示制御部540は、テキストファイルの選択候補が表示されている表示部に対するスクロール操作を受け付け、テキストファイルの選択候補をスクロール表示させることが好ましい。
この構成によれば、テープ印刷装置1は、テキストファイルの選択候補が表示されている表示部に対するスクロール操作を受け付け、テキストファイルの選択候補をスクロール表示させる。これにより、ユーザーは、テキストファイルの選択を迅速に行うことができる。
上記のテープ印刷装置1において、表示制御部540は、テキストファイルの選択候補として、テキストファイルに含まれるテキストを表示部に表示させ、テキストファイルの選択候補が表示部に表示されている状態において、テキストの編集を受け付け、テキストが編集されたテキストファイルを更新する編集制御部550をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、テープ印刷装置1は、テキストファイルの選択候補が表示部に表示されている状態においてテキストの編集を受け付ける。これにより、ユーザーは、編集を行う際に、テキストファイルの選択候補を表示する画面からテキストの編集を行うための編集画面に画面切り替えを行う手間を省くことができる。
上記のテープ印刷装置1において、抽出部530は、検出部520により、印刷テープの印刷層において印刷可能な領域である印刷可能領域が定められている第1の印刷テープの種類が検出された場合と、印刷テープの印刷層において印刷可能領域が定められていない第2の印刷テープの種類が検出された場合とで、異なるテキストファイルを抽出することが好ましい。
この構成によれば、テープ印刷装置1は、印刷可能な領域である印刷可能領域が定められている第1の印刷テープの種類が検出された場合と、印刷可能領域が定められていない第2の印刷テープの種類が検出された場合とで、異なるテキストファイルの選択候補を表示させることができる。
上記のテープ印刷装置1において、抽出部530は、検出部520により、第1の印刷テープの印刷層において第1の印刷可能領域が定められている印刷テープの種類が検出された場合と、第1の印刷テープの印刷層において第1の印刷可能領域とは異なる第2の印刷可能領域が定められている印刷テープの種類が検出された場合とで、異なるテキストファイルを抽出することが好ましい。
この構成によれば、テープ印刷装置1は、第1の印刷可能領域が定められている印刷テープの種類が検出された場合と、第2の印刷可能領域が定められている印刷テープの種類が検出された場合とで、異なるテキストファイルの選択候補を表示させることができる。
情報処理装置は、印刷テープに印刷を行うテープ印刷装置1と通信可能な情報処理装置であって、テキストを含むテキストファイルを、印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部510と、テープ印刷装置1から、印刷対象となる印刷テープの種類を示す情報を受信する受信部と、記憶部のなかから、受信された印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを抽出する抽出部530と、抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させる表示制御部540と、を備える。
プログラムは、印刷テープに印刷を行うテープ印刷装置1と通信可能な情報処理装置に、テキストを含むテキストファイルを、印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させるステップと、テープ印刷装置1から、印刷対象となる印刷テープの種類を示す情報を受信するステップと、記憶部のなかから、受信された印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを抽出するステップと、抽出されたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させるステップと、を実行させる。
この構成によれば、情報処理装置は、テープ印刷装置1から受信した印刷テープの種類を示す情報に関連付けられたテキストファイルを、印刷テープに印刷するためのテキストファイルの選択候補として表示部に表示させる。これにより、ユーザーは、テープ印刷装置1で印刷対象となる印刷テープに印刷できないテキストファイルを、誤って選択してしまうことがない。
1…テープ印刷装置、113…第1印刷テープ、213…第2印刷テープ、345…ファイル記憶領域、400…携帯端末、435…専用アプリケーション、510…記憶制御部、520…検出部、530…抽出部、540…表示制御部、550…編集制御部、T1…ダイカットテープ、T2…連続テープ。

Claims (8)

  1. 印刷テープに印刷を行う印刷部と、
    テキストを含むテキストファイルを、前記印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    印刷対象となる前記印刷テープの種類を検出する検出部と、
    前記記憶部のなかから、前記検出部により検出された前記印刷テープの種類を示す情報に関連付けられた前記テキストファイルを抽出する抽出部と、
    抽出された前記テキストファイルを、前記印刷テープに印刷するための前記テキストファイルの選択候補として表示部に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 前記表示制御部は、前記テキストファイルの選択候補が表示されている前記表示部に対するスクロール操作を受け付け、前記テキストファイルの選択候補をスクロール表示させることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 前記表示制御部は、前記テキストファイルの選択候補として、前記テキストファイルに含まれる前記テキストを前記表示部に表示させ、
    前記テキストファイルの選択候補が前記表示部に表示されている状態において、前記テキストの編集を受け付け、前記テキストが編集された前記テキストファイルを更新する編集制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のテープ印刷装置。
  4. 前記抽出部は、前記検出部により、前記印刷テープの印刷層において印刷可能な領域である印刷可能領域が定められている第1の前記印刷テープの種類が検出された場合と、前記印刷テープの印刷層において前記印刷可能領域が定められていない第2の前記印刷テープの種類が検出された場合とで、異なる前記テキストファイルを抽出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のテープ印刷装置。
  5. 前記抽出部は、前記検出部により、第1の前記印刷テープの印刷層において第1の前記印刷可能領域が定められている前記印刷テープの種類が検出された場合と、第1の前記印刷テープの印刷層において第1の前記印刷可能領域とは異なる第2の前記印刷可能領域が定められている前記印刷テープの種類が検出された場合とで、異なる前記テキストファイルを抽出することを特徴とする請求項4に記載のテープ印刷装置。
  6. 印刷テープに印刷を行うテープ印刷装置と通信可能な情報処理装置であって、
    テキストを含むテキストファイルを、前記印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記テープ印刷装置から、印刷対象となる前記印刷テープの種類を示す情報を受信する受信部と、
    前記記憶部のなかから、受信された前記印刷テープの種類を示す情報に関連付けられた前記テキストファイルを抽出する抽出部と、
    抽出された前記テキストファイルを、前記印刷テープに印刷させる前記テキストファイルの選択候補として表示部に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 印刷テープに印刷を行うテープ印刷装置の制御方法であって、
    テキストを含むテキストファイルを、前記印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    印刷対象となる前記印刷テープの種類を検出するステップと、
    前記記憶部のなかから、検出された前記印刷テープの種類を示す情報に関連付けられた前記テキストファイルを抽出するステップと、
    抽出された前記テキストファイルを、前記印刷テープに印刷するための前記テキストファイルの選択候補として表示部に表示させるステップと、を備えることを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
  8. 印刷テープに印刷を行うテープ印刷装置と通信可能な情報処理装置に、
    テキストを含むテキストファイルを、前記印刷テープの種類を示す情報と関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    前記テープ印刷装置から、印刷対象となる前記印刷テープの種類を示す情報を受信するステップと、
    前記記憶部のなかから、受信された前記印刷テープの種類を示す情報に関連付けられた前記テキストファイルを抽出するステップと、
    抽出された前記テキストファイルを、前記印刷テープに印刷するための前記テキストファイルの選択候補として表示部に表示させるステップと、を実行させるためのプログラム。
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