JP2021152882A - 仕訳作成装置、仕訳作成方法および仕訳作成プログラム - Google Patents

仕訳作成装置、仕訳作成方法および仕訳作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】賃借契約をリース資産と捉えて資産計上する仕訳を自動で作成することができる仕訳作成装置等を提供することを課題とする。【解決手段】本実施形態によれば、1)所定の契約番号を設定し、契約マスタから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブルを作成し、2)1)で作成したリース資産データテーブルを基に、仕訳データテーブルを作成する。【選択図】図4

Description

本発明は、仕訳作成装置、仕訳作成方法および仕訳作成プログラムに関する。
IFRS(International Financial Reporting Standards)16号により、土地建物賃借契約(以下では、「賃借契約」と記載する場合がある)を締結している場合、毎月の賃借料を費用計上するだけでなく、賃借契約をリース資産と捉えて貸借対照表上に計上する必要がある。
特許文献1には、複数月にわたって継続的に提供される商品又はサービスの対価について、損益の繰延べや再振替仕訳をしなくても、実際の財務状況を反映した適正な決算ができるような仕訳を行うことができる方法について記載されている。
特開2011−159260号公報
しかしながら、従来は、賃借契約をリース資産と捉えて資産計上する仕訳を自動で作成することができていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、賃借契約をリース資産と捉えて資産計上する仕訳を自動で作成することができる仕訳作成装置、仕訳作成方法および仕訳作成プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る仕訳作成装置は、制御部を備える仕訳作成装置であって、不動産の賃借契約を識別する賃借契約識別情報を含む契約マスタにアクセス可能であり、前記制御部は、所定の賃借契約識別情報を設定し、前記契約マスタから前記所定の賃借契約識別情報を取得し、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するために必要な金額に関するリース資産データを作成するリース資産データ作成手段と、前記リース資産データを基に、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するための仕訳に関する仕訳データを作成する仕訳データ作成手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る仕訳作成方法は、制御部を備える情報処理装置で実行される仕訳作成方法であって、前記情報処理装置は、不動産の賃借契約を識別する賃借契約識別情報を含む契約マスタにアクセス可能であり、前記制御部で実行される、所定の賃借契約識別情報を設定し、前記契約マスタから前記所定の賃借契約識別情報を取得し、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するために必要な金額に関するリース資産データを作成するリース資産データ作成ステップと、前記リース資産データを基に、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するための仕訳に関する仕訳データを作成する仕訳データ作成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る仕訳作成プログラムは、制御部を備える情報処理装置に実行させるための仕訳作成プログラムであって、前記情報処理装置は、不動産の賃借契約を識別する賃借契約識別情報を含む契約マスタにアクセス可能であり、前記制御部に実行させるための、所定の賃借契約識別情報を設定し、前記契約マスタから前記所定の賃借契約識別情報を取得し、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するために必要な金額に関するリース資産データを作成するリース資産データ作成ステップと、前記リース資産データを基に、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するための仕訳に関する仕訳データを作成する仕訳データ作成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、賃借契約をリース資産と捉えて資産計上する仕訳を自動で作成することができるという効果を奏する。
図1は、仕訳作成装置100の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、契約マスタ106aの一例を示す図である。 図3は、リース資産データテーブル106bの一例を示す図である。 図4は、仕訳作成装置100で実行される処理に関するフローチャートの一例を示す図である。 図5は、契約マスタ106aおよびリース資産データテーブル106bの一例を示す図である。 図6は、契約マスタ106aおよびリース資産データテーブル106bの一例を示す図である。 図7は、仕訳作成装置100で実行される処理の結果により作成される仕訳の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る仕訳作成装置、仕訳作成方法および仕訳作成プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.構成]
ここでは、本実施形態に係る仕訳作成装置100の構成の一例について、図1等を参照して説明する。図1は、仕訳作成装置100の構成の一例を示すブロック図である。
仕訳作成装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータを基に構築したものである。なお、仕訳作成装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
仕訳作成装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。仕訳作成装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、仕訳作成装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、仕訳作成装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、記憶部106に格納されるデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106には、例えば、契約マスタ106a、リース資産データテーブル106b、仕訳データテーブル106c、および賃借契約データテーブル106dなどが格納される。
図2は、契約マスタ106aの一例を示す図である。契約マスタ106aは、賃借契約を識別する賃借契約識別情報(例えば契約番号など)と、当該賃借契約により支払う賃借料と、当該賃借契約が普通借契約または定借契約のどちらであるかを識別する契約種類識別情報(例えばA:普通借契約、B:定借契約のようにアルファベットで示されるもの)と、契約開始時期(例えば年月日などで示されるもの)と、契約終了時期(例えば年月日などで示されるもの)と、を含む。
図3は、リース資産データテーブル106bの一例を示す図である。リース資産データテーブル106bは、本発明のリース資産データに相当する。リース資産データテーブル106bは、賃借契約をリース資産として計上するために必要な金額に関するデータテーブルであり、賃借契約をリース資産として計上する時期である基準時期(例えば年月日などで示されるもの)と、計上年度と、計上四半期と、期首残高と、期末残高と、当期支払済賃料と、支払済賃借料累計額と、リース債務残高と、当期末リース残洗替と、減価償却費と、減価償却費累計額と、を含む。例えば、リース資産データテーブル106bは、会社識別情報(例えば会社コードなど)、賃借契約の対象物件の物件識別情報(例えば物件コードなど)、賃借契約識別情報(例えば契約番号など)、計上年度、計上四半期、当期資産価額、および減価償却累計額を含んでもよい。
仕訳データテーブル106c(図示せず)は、本発明の仕訳データに相当する。仕訳データテーブル106cは、賃借契約をリース資産として計上するための仕訳に関するデータテーブルであり、リース資産データテーブル106bを基に作成される。
賃借契約データテーブル106d(図示せず)は、会社識別情報、物件識別情報、賃借人識別情報(例えば賃借人コードなど)、契約種類識別情報、賃借契約識別情報、および契約履歴識別情報(例えば契約履歴番号など)などを含む。
図1に戻り、制御部102は、仕訳作成装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、本発明のリース資産データ作成手段に相当するリース資産データ作成部102aと、本発明の仕訳データ作成手段に相当する仕訳データ作成部102bなどを備える。
リース資産データ作成部102aは、所定の契約番号を設定し、契約マスタ106aから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブル106bを作成する。リース資産データ作成部102aは、例えば、契約マスタ106aおよび賃借契約データテーブル106dを基に、リース資産データテーブル106bを作成してもよい。
仕訳データ作成部102bは、リース資産データテーブル106bを基に、仕訳データテーブル106cを作成する。
制御部102を構成する各処理部が実行する処理の具体例については、以下に詳細に説明する。
[2.処理の具体例]
ここでは、仕訳作成装置100で実行される処理の具体例について、図4等を参照して説明する。図4は、仕訳作成装置100で実行される処理に関するフローチャートの一例を示す図である。また、本説明では、普通借契約をリース資産として計上するための仕訳を作成する場合を[2−1]にて詳細に説明し、定借契約をリース資産として計上するための仕訳を作成する場合を[2−2]にて詳細に説明する。
[2−1.普通借契約をリース資産として計上するための仕訳を作成する場合(a)〜(d)]
ここでは、普通借契約をリース資産として計上するための仕訳を作成する4つの場合(a)〜(d)それぞれにおいて、仕訳作成装置100で実行される処理の具体例について説明する。なお、本説明では、図5に示す契約マスタ106a1が予め記憶部106に格納されていることを前提とする。図5は、契約マスタ106aおよびリース資産データテーブル106bの一例を示す図である。
[場合(a)におけるリース資産データと仕訳データの作成]
まず、場合(a)について説明する。場合(a)は、2017年8月から契約を開始した契約番号「100001−00」で識別する普通借契約を、リース期間13年で計上する場合である。オペレータは、モニタ114に予め表示されている所定の画面内に、入力装置112を介して、リース資産として計上したい賃借契約を識別する所定の契約番号を入力する。本説明では、所定の契約番号として「100001−00」が入力されたものとする。
つぎに、リース資産データ作成部102aは、所定の契約番号を設定し、契約マスタ106aから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブル106bを作成する(ステップS1)。本説明では、契約番号「100001−00」を設定し、契約マスタ106a1から契約番号「100001−00」を取得し、リース資産データテーブル106b1を作成する。ここで、リース資産データテーブル106b1の各項目の数字のうち、「リース債務残高」の項目および「当期末リース残洗替」の項目以外の項目の数字はオペレータが入力し、「リース債務残高」の項目および「当期末リース残洗替」の項目の数字は、オペレータが入力したそれ以外の項目の数字を基に、リース資産データ作成部102aが以下の通り算出するものとする。なお、このリース資産データテーブル106bを作成する方法は、後述する場合(b)〜(d)でも同様とする。また、普通借契約の場合、本説明ではリース期間を13年として計上するため、月額9万円×12カ月×13年=1,404万円を期末残高として認識する。
・リース債務残高=期首残高−当期支払済賃料
・当期末リース残洗替=期末残高
・減価償却累計額=減価償却費
・期末残高は、契約改定時13年分増加。
つぎに、仕訳データ作成部102bは、リース資産データテーブル106bを基に、仕訳データテーブル106cを作成する(ステップS2)。本説明では、リース資産データテーブル106b1を基に、図7において符号「(a)」と関連付けて示されている仕訳に対応する仕訳データテーブル106c1(図示せず)を作成する。図7は、仕訳作成装置100で実行される処理の結果により作成される仕訳の一例を示す図である。なお、当期取得かつ、3月末に初めて資産計上されるため、減価償却の仕訳は発生させない。
[場合(b)におけるリース資産データと仕訳データの作成]
つぎに、場合(b)について説明する。場合(b)は、2017年9月から月額賃料が9万円から10万円へ期中改定された契約番号「100001−00」で識別する普通借契約を、リース期間13年で計上する場合である。オペレータは、モニタ114に予め表示されている所定の画面内に、入力装置112を介して、リース資産として計上したい賃借契約を識別する所定の契約番号を入力する。本説明では、所定の契約番号として「100001−00」が入力されたものとする。
つぎに、リース資産データ作成部102aは、所定の契約番号を設定し、契約マスタ106aから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブル106bを作成する(ステップS1)。本説明では、契約番号「100001−00」を設定し、契約マスタ106a1から契約番号「100001−00」を取得し、リース資産データテーブル106b2を作成する。なお、本説明では、期中改定後、月額10万円×12カ月×13年=1,560万円を期末残高として認識する。
つぎに、仕訳データ作成部102bは、リース資産データテーブル106bを基に、仕訳データテーブル106cを作成する(ステップS2)。本説明では、リース資産データテーブル106b2を基に、図7において符号「(b)」と関連付けて示されている各仕訳に対応する仕訳データテーブル106c2(図示せず)を作成する。
[場合(c)におけるリース資産データと仕訳データの作成]
つぎに、場合(c)について説明する。場合(c)は、2018年8月に解約することが2017年度に登録されている契約番号「100001−00」で識別する普通借契約を、リース期間13年で計上する場合である。オペレータは、モニタ114に予め表示されている所定の画面内に、入力装置112を介して、リース資産として計上したい賃借契約を識別する所定の契約番号を入力する。本説明では、所定の契約番号として「100001−00」が入力されたものとする。
つぎに、リース資産データ作成部102aは、所定の契約番号を設定し、契約マスタ106aから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブル106bを作成する(ステップS1)。本説明では、契約番号「100001−00」を設定し、契約マスタ106a1から契約番号「100001−00」を取得し、リース資産データテーブル106b3を作成する。なお、解約登録済みのため、期末残高は残月数で計算する。また、解約年の期末残高は0と捉える。
つぎに、仕訳データ作成部102bは、リース資産データテーブル106bを基に、仕訳データテーブル106cを作成する(ステップS2)。本説明では、リース資産データテーブル106b3を基に、図7において符号「(c)」と関連付けて示されている各仕訳に対応する仕訳データテーブル106c3(図示せず)を作成する。
[場合(d)におけるリース資産データと仕訳データの作成]
つぎに、場合(d)について説明する。場合(d)は、2018年8月に解約することが2018年度に登録されている契約番号「100001−00」で識別する普通借契約を、リース期間13年で計上する場合である。オペレータは、モニタ114に予め表示されている所定の画面内に、入力装置112を介して、リース資産として計上したい賃借契約を識別する所定の契約番号を入力する。本説明では、所定の契約番号として「100001−00」が入力されたものとする。
つぎに、リース資産データ作成部102aは、所定の契約番号を設定し、契約マスタ106aから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブル106bを作成する(ステップS1)。本説明では、契約番号「100001−00」を設定し、契約マスタ106a1から契約番号「100001−00」を取得し、リース資産データテーブル106b4を作成する。
つぎに、仕訳データ作成部102bは、リース資産データテーブル106bを基に、仕訳データテーブル106cを作成する(ステップS2)。本説明では、リース資産データテーブル106b4を基に、図7において符号「(d)」と関連付けて示されている各仕訳に対応する仕訳データテーブル106c4(図示せず)を作成する。
なお、普通借契約の場合、通常は契約が自動更新されることから、翌期では再度13年分の資産として計上し直す。
[2−2.定借契約をリース資産として計上するための仕訳を作成する場合(e)〜(h)]
ここでは、定借契約をリース資産として計上するための仕訳を作成する4つの場合(e)〜(h)それぞれにおいて、仕訳作成装置100で実行される処理の具体例について説明する。なお、本説明では、図6に示す契約マスタ106a2が予め記憶部106に格納されていることを前提とする。図6は、契約マスタ106aおよびリース資産データテーブル106bの一例を示す図である。
[場合(e)におけるリース資産データと仕訳データの作成]
まず、場合(e)について説明する。場合(e)は、2017年8月から契約を開始した契約番号「100002−00」で識別する定借契約を、リース期間13年で計上する場合である。オペレータは、モニタ114に予め表示されている所定の画面内に、入力装置112を介して、リース資産として計上したい賃借契約を識別する所定の契約番号を入力する。本説明では、所定の契約番号として「100002−00」が入力されたものとする。
つぎに、リース資産データ作成部102aは、所定の契約番号を設定し、契約マスタ106aから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブル106bを作成する(ステップS1)。本説明では、契約番号「100002−00」を設定し、契約マスタ106a2から契約番号「100002−00」を取得し、リース資産データテーブル106b5を作成する。ここで、リース資産データテーブル106b5の各項目の数字のうち、「リース債務残高」の項目、「当期末リース残洗替」の項目、および「減価償却累計額」の項目以外の項目の数字はオペレータが入力し、「リース債務残高」の項目、「当期末リース残洗替」の項目、および「減価償却累計額」の項目の数字は、オペレータが入力したそれ以外の項目の数字を基に、リース資産データ作成部102aが以下の通り算出するものとする。なお、このリース資産データテーブル106bを作成する方法は、後述の場合(f)〜(h)でも同様とする。また、定借契約の場合、定借期間をリース期間として計上する。本説明では、定借期間を13年として計上するため、月額9万円×12カ月×13年=1,404万円を期末残高として認識する。
・リース債務残高=期首残高−支払済賃借料累計額
・当期末リース残洗替=期末残高−期首残高
・減価償却累計額は、減価償却費を過去から累計して算出したもの。
・期末残高は、契約改定時残存期間分増加。
つぎに、仕訳データ作成部102bは、リース資産データテーブル106bを基に、仕訳データテーブル106cを作成する(ステップS2)。本説明では、リース資産データテーブル106b5を基に、図7において符号「(e)」と関連付けて示されている各仕訳に対応する仕訳データテーブル106c5(図示せず)を作成する。なお、定借契約の場合、期末資産計上時に同時に減価償却仕訳を発生させる。
[場合(f)におけるリース資産データと仕訳データの作成]
つぎに、場合(f)について説明する。場合(f)は、2017年9月から月額賃料が9万円から10万円へ期中改定された契約番号「100002−00」で識別する定借契約を、リース期間13年で計上する場合である。オペレータは、モニタ114に予め表示されている所定の画面内に、入力装置112を介して、リース資産として計上したい賃借契約を識別する所定の契約番号を入力する。本説明では、所定の契約番号として「100002−00」が入力されたものとする。
つぎに、リース資産データ作成部102aは、所定の契約番号を設定し、契約マスタ106aから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブル106bを作成する(ステップS1)。本説明では、契約番号「100002−00」を設定し、契約マスタ106a2から契約番号「100002−00」を取得し、リース資産データテーブル106b6を作成する。
つぎに、仕訳データ作成部102bは、リース資産データテーブル106bを基に、仕訳データテーブル106cを作成する(ステップS2)。本説明では、リース資産データテーブル106b6を基に、図7において符号「(f)」と関連付けて示されている仕訳に対応する仕訳データテーブル106c6(図示せず)を作成する。
[場合(g)におけるリース資産データと仕訳データの作成]
つぎに、場合(g)について説明する。場合(g)は、2018年8月に期中解約する契約番号「100002−00」で識別する定借契約を、リース期間13年で計上する場合である。オペレータは、モニタ114に予め表示されている所定の画面内に、入力装置112を介して、リース資産として計上したい賃借契約を識別する所定の契約番号を入力する。本説明では、所定の契約番号として「100002−00」が入力されたものとする。
つぎに、リース資産データ作成部102aは、所定の契約番号を設定し、契約マスタ106aから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブル106bを作成する(ステップS1)。本説明では、契約番号「100002−00」を設定し、契約マスタ106a2から契約番号「100002−00」を取得し、リース資産データテーブル106b7を作成する。
つぎに、仕訳データ作成部102bは、リース資産データテーブル106bを基に、仕訳データテーブル106cを作成する(ステップS2)。本説明では、リース資産データテーブル106b7を基に、図7において符号「(g)」と関連付けて示されている各仕訳に対応する仕訳データテーブル106c7(図示せず)を作成する。
[場合(h)におけるリース資産データと仕訳データの作成]
つぎに、場合(h)について説明する。場合(h)は、2018年8月に期間完了により解約する契約番号「100002−00」で識別する定借契約を、リース期間13年で計上する場合である。オペレータは、モニタ114に予め表示されている所定の画面内に、入力装置112を介して、リース資産として計上したい賃借契約を識別する所定の契約番号を入力する。本説明では、所定の契約番号として「100002−00」が入力されたものとする。
つぎに、リース資産データ作成部102aは、所定の契約番号を設定し、契約マスタ106aから当該所定の契約番号を取得し、リース資産データテーブル106bを作成する(ステップS1)。本説明では、契約番号「100002−00」を設定し、契約マスタ106a2から契約番号「100002−00」を取得し、リース資産データテーブル106b8を作成する。
つぎに、仕訳データ作成部102bは、リース資産データテーブル106bを基に、仕訳データテーブル106cを作成する(ステップS2)。本説明では、リース資産データテーブル106b8を基に、図7において符号「(h)」と関連付けて示されている各仕訳に対応する仕訳データテーブル106c8(図示せず)を作成する。
なお、定借契約の場合、定借期間でリースが完了する形で仕訳を計上する。
以上の処理の結果、賃借契約を管理するデータを基に、賃借契約をリース資産として計上するための仕訳を作成する、すなわち、賃借契約をリース資産と捉えて資産計上する仕訳を自動で作成することができる。
ここで、IFRS16号により、賃借契約に関してリース契約として貸借対照表上に資産として計上を行う必要がある。具体的には、IFRS16号により、賃借契約を締結している場合に、毎月賃借料を費用計上するだけでなく、該当の契約をリース資産として計上し、オンバランス化する必要がある。ここで、賃借契約をリース資産として捉えるためには、契約期間、毎月の賃借料、定借か否か、解約不可期間等々、様々な条件からリース資産額を計上する必要があるため、契約情報を管理しているシステム(アプリケーションソフトウェア)から、資産計上する仕訳を生成するのが望ましいと考えられる。
本実施形態によれば、例えば賃借契約を登録すると同時に、リース資産として仕訳計上をスムーズに実施することが可能となる。具体的には、本実施形態によれば、各種マスタより、「資産計上時の勘定科目」「普通借契約の場合のリース期間」などの設定を取得し、リース資産データを作成し、仕訳データを作成することを可能としている。また、本実施形態によれば、賃借契約情報にリース資産対象か否かのフラグを設定し、賃借契約情報から自動でリース資産に関連する仕訳を計上することができる(資産計上、資産除却、減価償却等)。なお、本実施形態では、リース資産額について四半期ごとに再計算を行い、仕訳生成を行うことを想定して、リース資産データのデータ構造はクォーター単位で再計算、保持する仕組みとしている。また、本実施形態では、契約登録する際に、契約期間、毎月賃料、定借か否か、の情報を登録し、それに加えて、リース資産対象か否かのフラグをセットすることを可能としている。
また、本実施形態によれば、契約期間にとらわれず、リース期間をユーザにて自由に設定し、会計上の資産計上を行うことができる。また、本実施形態によれば、毎月の支払賃料と同額を減価償却費として見做すことで、減価償却費についても判別可能である。また、賃借契約においては契約の自動延長により事実上リース期間が定められないことから、本実施形態によれば、毎期、資産の取り崩しと資産の再計上の仕訳を自動で作成することができる。
[3.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、仕訳作成装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、仕訳作成装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて仕訳作成装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、仕訳作成装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、仕訳作成装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、仕訳作成装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、特に、土地・建物を賃借する不動産業界・多店舗の賃借契約を有する小売業界において有用である。
100 仕訳作成装置
102 制御部
102a リース資産データ作成部
102b 仕訳データ作成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 契約マスタ
106b リース資産データテーブル
106c 仕訳データテーブル
106d 賃借契約データテーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (3)

  1. 制御部を備える仕訳作成装置であって、
    不動産の賃借契約を識別する賃借契約識別情報を含む契約マスタ
    にアクセス可能であり、
    前記制御部は、
    所定の賃借契約識別情報を設定し、前記契約マスタから前記所定の賃借契約識別情報を取得し、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するために必要な金額に関するリース資産データを作成するリース資産データ作成手段と、
    前記リース資産データを基に、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するための仕訳に関する仕訳データを作成する仕訳データ作成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする仕訳作成装置。
  2. 制御部を備える情報処理装置で実行される仕訳作成方法であって、
    前記情報処理装置は、
    不動産の賃借契約を識別する賃借契約識別情報を含む契約マスタ
    にアクセス可能であり、
    前記制御部で実行される、
    所定の賃借契約識別情報を設定し、前記契約マスタから前記所定の賃借契約識別情報を取得し、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するために必要な金額に関するリース資産データを作成するリース資産データ作成ステップと、
    前記リース資産データを基に、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するための仕訳に関する仕訳データを作成する仕訳データ作成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする仕訳作成方法。
  3. 制御部を備える情報処理装置に実行させるための仕訳作成プログラムであって、
    前記情報処理装置は、
    不動産の賃借契約を識別する賃借契約識別情報を含む契約マスタ
    にアクセス可能であり、
    前記制御部に実行させるための、
    所定の賃借契約識別情報を設定し、前記契約マスタから前記所定の賃借契約識別情報を取得し、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するために必要な金額に関するリース資産データを作成するリース資産データ作成ステップと、
    前記リース資産データを基に、前記所定の賃借契約識別情報で識別する賃借契約をリース資産として計上するための仕訳に関する仕訳データを作成する仕訳データ作成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする仕訳作成プログラム。
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