JP2022104179A - 手数料処理装置、手数料処理方法、及び手数料処理プログラム - Google Patents

手数料処理装置、手数料処理方法、及び手数料処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】家賃保証会社が保証料の事務手数料を複数の送金先に送金する場合に、ヒューマンエラー及び業務負担を低減すること。【解決手段】本実施の形態に係る手数料処理装置は、家賃保証の種類を識別するための役務識別情報と、保証料の事務手数料の1又は複数の送金先と、各送金先の取り分と、を登録したマスタと、契約識別情報、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力する契約入力手段と、前記契約データの役務識別情報をキーとして、前記マスタから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成する送金処理手段と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、手数料処理装置、手数料処理方法、及び手数料処理プログラムに関する。
例えば、家賃保証業界では、賃借人と直接賃貸借契約を締結するわけではなく、不動産管理会社が賃借人に対して家賃保証会社を紹介する形式で保証契約を締結することから、紹介料として事務手数料が発生する。従来、家賃保証に関するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2017-123111号公報
しかしながら、特許文献1では、家賃保証会社が保証料の事務手数料を複数の送金先に振分送金する場合に、ヒューマンエラー及び業務負担を低減することに関して何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、家賃保証会社が保証料の事務手数料を複数の送金先に送金する場合に、ヒューマンエラー及び業務負担を低減することが可能な手数料処理装置、手数料処理方法、及び手数料処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備え、家賃保証会社が保証料の事務手数料を算出するための手数料処理装置であって、前記記憶部には、家賃保証の種類を識別するための役務識別情報と、保証料の事務手数料の1又は複数の送金先と、各送金先の取り分と、を登録したマスタが格納されており、前記制御部は、契約識別情報、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力する契約入力手段と、前記契約データの役務識別情報をキーとして、前記マスタから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成する送金処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、前記送金データに基づいて、送金先毎に送金額を集計した支払データを作成する支払処理手段を備えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記マスタの取り分は、固定又は割合で設定されることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記送金先は、不動産管理会社及び仲介会社を含むことにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた情報処理装置で実行される手数料処理方法であって、前記記憶部には、家賃保証の種類を識別するための役務識別情報と、保証料の事務手数料の1又は複数の送金先と、各送金先の取り分と、を登録したマスタが格納されており、前記制御部において実行される、契約識別情報、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力する契約入力工程と、前記契約データの役務識別情報をキーとして、前記マスタから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成する送金処理工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた情報処理装置に実行させるための手数料処理プログラムであって、前記記憶部には、家賃保証の種類を識別するための役務識別情報と、保証料の事務手数料の1又は複数の送金先と、各送金先の取り分と、を登録したマスタが格納されており、前記制御部において、契約識別情報、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力する契約入力工程と、前記契約データの役務識別情報をキーとして、前記マスタから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成する送金処理工程と、を実行させるための手数料処理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、家賃保証会社が保証料の事務手数料を複数の送金先に送金する場合に、ヒューマンエラー及び業務負担を低減することが可能となるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態の手数料処理装置の構成の一例を示す図である。 図2は、役務マスタ及び取引先マスタの構成例を示す図である。 図3は、本実施の形態に係る手数料処理装置の制御部の全体の処理手順の一例を説明するためのフローを示す図である。 図4は、本実施の形態に係る手数料処理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
以下に、本発明に係る手数料処理装置、手数料処理方法、及び手数料処理プログラムの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、家賃(賃貸)保証業界では、賃借人と直接賃貸借契約を締結するわけではなく、不動産管理会社が賃借人に対して家賃保証会社を紹介する形式で保証契約を締結することから、紹介料として事務手数料が発生する。ここで、事務手数料は、原価の費目となり、契約者から回収する保証料の中から、家賃保証会社が管理会社へ支払う手数料のことである。
近時、連帯保証人ではなく、家賃保証会社に保証を依頼することが一般的になる中で商品が多様化している。保証料の事務手数料の送金については、管理会社1社を対象とするケースが大半を占めるが、商品によって仲介会社が取り分を有する場合もあり、グループ企業の親会社への送金を求められる等の様々なパターンの商品形態があるため、家賃保証会社はその対応を求められる。保証という業務特質上、登場するステークホルダーが多いため、送金対象が今後も増える可能性がある。
しかしながら、家賃保証業界向けのソリューションはこれまで業界に流通しておらず、
振り分けが必要な役務に係る事務手数料送金については、送金データを手作業で修正する必要性があり、また、取引量が多いため、計算ミス等のヒューマンエラーの発生や業務負担が大きいという課題があった。
そこで、家賃保証会社が保証料の事務手数料を複数の送金先に振分送金する場合に、ヒューマンエラー及び業務負担を低減するために、複数の送金先毎に保証料の事務手数料の取り分をマスタに設定する。
このように、振り分けが必要な役務に係る事務手数料の送金については、送金データを修正する必要性があったが、役務単位で事務手数料の取り分をマスタ設定することにより、ヒューマンエラーを防ぐことが可能となる。また、上記の内容は役務の取引が増えることで業務量も大きくなるため、システムに内包されることで業務効率化にも貢献することが可能となる。
[2.構成]
本実施の形態に係る手数料処理装置100の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る手数料処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態に係る手数料処理装置100は、例えば、家賃保証会社等において好適に使用することができる。
手数料処理装置100は、ワークステーションや市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータ等である。なお、手数料処理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
手数料処理装置100は、図1に示すように、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。手数料処理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、手数料処理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、手数料処理装置100とサーバ200等とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する記憶部106に格納されるデータは、サーバに格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。また、ユーザが出力装置(モニタ)114の画面に表示して、入力装置112で操作することを、「UIを介したユーザ操作」と記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、役務マスタ106a、取引先マスタ106b、及びデータファイル106c等を備えている。図2は、役務マスタ106a及び取引先マスタ106bの構成例を示す図である。
役務マスタ106aは、家賃保証の種類を識別するための役務識別情報(役務CD及び/又は役務内容)と、保証料の事務手数料の1又は複数の送金先と、各送金先の取り分とを設定するためのマスタである。役務マスタ106aは、図2に示すように、役務CD、役務内容、保証料率、管理会社取り分、各送金先の取分である振分データ(本社 他社1(CD、取分)、他社2(CD、取分)、他社3(CD、取分)等のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。取分は、固定でも、保証金や賃料に対する割合で設定してもよい。ここで、保証料は、初回保証料、更新保証料、追加保証料といった各種保証料を含む。
取引先マスタ106bは、図3に示すように、取引先CDと取引先名のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。取引先マスタ106bは、例えば、表示用等で使用され、取引先CDをキーとして、取引先名が読み出されて表示される。
データファイル106cは、契約データ、請求データ、送金データ、支払データ等の各種データを格納するためのファイルである。
契約データは、契約識別情報である契約CD、顧客名(賃借人名)、役務CD、役務内容、家賃、保証料のデータを含んでいてもよい(図4参照)。
請求データは、契約CD、顧客名、請求月、請求金額等のデータを含んでいてもよい(図4参照)。
送金データは、契約CD、顧客名、送金月、事務手数料である業務委託手数料(内訳:管理会社送金額、他社1送金額、他社2送金額等)のデータを含んでいてもよい(図4参照)。
支払データは、支払先CD、支払先名、送金月、送金額のデータを含んでいてもよい(図4参照)。
図1に戻り、制御部102は、手数料処理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、マスタメンテ部102aと、契約入力部102bと、請求処理部102cと、送金処理部102dと、支払処理部102eと、画面表示制御部102fとを備えている。
マスタメンテ部102aは、例えば、モニタ114に表示されるマスタメンテ画面(不図示)上でのオペレータの操作に応じて、役務マスタ106a及び取引先マスタ106bのデータの入力・変更・追加等の編集を行う。
契約入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、契約識別情報である契約CD、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力して、データファイル106fに格納する。
請求処理部102cは、契約データに基づいて、契約CD、顧客名、請求月、請求金額等を含む請求データを作成して、データファイル106fに格納する。
送金処理部102dは、契約データの役務CDをキーとして、役務マスタ106aから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成して、データファイル106cに格納する。
支払処理部102eは、送金データの各送金先の送金額を集計した支払データを作成して、データファイル106cに格納する。支払処理部102eは、例えば、作成した支払データに基づいてEBを使用して各送金先に送金してもよい。
画面表示制御部102fは、モニタ114に表示する各種入力画面の表示及びその入力の受付を制御する。
[3.処理の具体例]
図1~図4を参照して、本実施の形態における手数料処理装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。図3は、本実施の形態における手数料処理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。図4は、本実施の形態における手数料処理装置100の制御部102の処理の具体例を説明するための図である。
(全体の処理)
図3を参照して、本実施の形態における手数料処理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明する。図3において、マスタメンテ部102aは、役務マスタメンテ処理を実行する(ステップS1)。具体的には、役務マスタメンテ処理では、マスタメンテ部102aは、例えば、モニタ114に表示されるマスタメンテ画面(不図示)上でのオペレータの操作に応じて、役務マスタ106aのデータを設定する。すなわち、役務マスタ106aに保証金に関する事務手数料の振分を設定する。
契約入力部102bは、契約入力処理を実行する(ステップS2)。具体的には、契約入力処理では、契約入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、契約CD、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力して、データファイル106fに格納する。
請求処理部102cは、請求処理を実行する(ステップS3)。具体的には、請求処理では、請求処理部102cは、契約データに基づいて、契約CD、顧客名(賃借人名)、請求月、請求金額等を含む請求データを作成して、データファイル106fに格納する。
送金処理部102dは、管理会社精算データ作成処理を実行する(ステップS4)。管理会社精算データ作成処理は、賃借人からの保証料回収後に実行する。具体的には、管理会社精算データ作成処理では、送金処理部102dは、契約データの役務CDをキーとして、役務マスタ106aから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成して、データファイル106cに格納する。
支払処理部102eは、支払処理を実行する(ステップS5)。具体的には、支払処理では、支払処理部102eは、送金データの各送金先の送金額を集計した支払データを作成して、データファイル106cに格納する。支払処理部102eは、例えば、作成した支払データに基づいてEBを使用して各送金先に送金してもよい。
図4を参照して、本実施の形態における手数料処理装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。
(マスタメンテ処理)
マスタメンテ部102aは、例えば、モニタ114に表示されるマスタメンテ画面(不図示)上でのオペレータの操作に応じて、役務マスタ106aのデータを設定する。
図4(A)は、役務マスタ106aのデータ設定例を示す図である。図4(A)に示す役務マスタ106aの例では、1行目は、役務CD「001」、役務内容「OB保証サービス」、保証料率「50%」、管理会社取り分「20%」、振分割合(本社「15%」、他社1(CD「102」、取分「5%」))、2行目は、役務CD「002」、役務内容「OB保証サービス:学生」、保証料率「30%」、管理会社取り分「10%」、振分割合(本社「8%」、他社1(CD「102」、取分「1%」、他社2(CD「103」、取分「1%」)となっている。
図4(B)は取引先マスタ106bのデータ設定例を示す図である。図4(B)に示す取引先マスタ106bの例では、1行目は、取引先CD「101」、取引先名「管理会社」、2行目は、取引先CD「102」、取引先名「仲介会社A」、3行目は、取引先CD「103」、取引先名「仲介会社B」となっている。
(契約入力処理)
契約入力処理では、契約入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、契約データを入力して、データファイル106fに格納する。
図4(C)は、契約データの一例を示す図である。図4(C)に示す契約データの例では、1行目は、契約CD「001」、顧客名「田中 太郎」、役務CD「001」、役務内容「OB保証サービス」、家賃「100,000」、保証料「50,000」、2行目は、契約CD「002」、顧客名「横浜 次郎」、役務CD「002」、役務内容OB「保証サービス:学生」、家賃「100,000」、保証料「30,000」となっている。
(請求処理)
請求処理部102cは、契約データに基づいて、請求データを作成して、データファイル106fに格納する。
図4(D)は、請求データの一例を示す図である。図4(D)に示す請求データの例では、1行目は、契約CD「001」、顧客名「田中 太郎」、請求月「2020/11」、請求金額「150,000」2行目は、契約CD「002」、顧客名「横浜 次郎」、請求月「2020/11」、請求金額「130,000」となっている。
(管理会社精算データ作成処理)
送金処理部102dは、契約データの役務CDをキーとして、役務マスタ106aから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成して、データファイル106cに登録する。
図4(E)は、送金データの一例を示す図である。図4(E)に示す送金データの例では、1行目は、契約CD「001」、顧客名「田中 太郎」、送金月「2020/12」、業務委託手数料「20,000」(内訳:管理会社送金「15,000」、他社1送金「5,000」、)となっている。ここで、業務委託手数料は、業務委託手数料「20,000」=賃料「100,000」×管理会社取り分「20%」で算出する。管理会社送金額は、管理会社送金額「15,000」=賃料「100,000」×取り分「15%」で算出する。他社1送金額は、他社1送金額「5,000」=賃料「100,000」×取り分「15%」で算出する。
2行目は、契約CD「002」、顧客名「横浜 次郎」、送金月「2020/12」、業務委託手数料「10,000」(内訳:管理会社送金「8,000」、他社1送金「1,000」、他社2送金「1,000」)となっている。ここで、業務委託手数料は、業務委託手数料「10,000」=賃料「100,000」×取り分「10%」で算出する。管理会社送金額は、管理会社送金額「8,000」=賃料「100,000」×取り分「8%」で算出する。他社1送金額は、他社1送金額「1,000」=賃料「100,000」×取り分「1%」で算出する。他社2送金額は、他社2送金額「1,000」=賃料「100,000」×取り分「1%」で算出する。
送金合計は、管理会社送金額「23,000」、他社1送金額「6,000」、他社2送金額「1,000」となる。
(支払処理)
支払処理部102eは、支払処理部102eは、送金データの各送金先の送金額を集計した支払データを作成して、データファイル106cに格納する。
図4(F)は支払データの一例を示す図である。図4(F)に示す支払データの例では、1行目は、支払先CD「101」、支払先名「管理会社」、送金月「2020/12」、送金額「23,000」、2行目は、支払先CD「102」、支払先名「仲介会社A」、送金月「2020/12」、送金額「6,000」、3行目は、支払先CD「103」、支払先名「仲介会社B」、送金月「2020/12」、送金額「1,000」となっている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、家賃保証の種類を識別するための役務識別情報と、保証料の事務手数料の1又は複数の送金先と、各送金先の取り分と、を登録した役務マスタ106aと、契約識別情報、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力する契約入力部102bと、契約データの役務識別情報をキーとして、役務マスタ106aから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成する送金処理部102dと、を備えているので、家賃保証会社が保証料の事務手数料を複数の送金先に送金する場合に、ヒューマンエラー及び業務負担を低減することが可能となる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、手数料処理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、手数料処理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて手数料処理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、手数料処理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、手数料処理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、手数料処理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 手数料処理装置
102 制御部
102a マスタメンテ部
102b 契約入力部
102c 請求処理部
102d 送金処理部
102e 支払処理部
102f 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 役務マスタ
106b 取引先マスタ
106c データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 記憶部及び制御部を備え、家賃保証会社が保証料の事務手数料を算出するための手数料処理装置であって、
    前記記憶部には、
    家賃保証の種類を識別するための役務識別情報と、保証料の事務手数料の1又は複数の送金先と、各送金先の取り分と、を登録したマスタが格納されており、
    前記制御部は、
    契約識別情報、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力する契約入力手段と、
    前記契約データの役務識別情報をキーとして、前記マスタから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成する送金処理手段と、
    を備えたことを特徴とする手数料処理装置。
  2. 前記制御部は、さらに、
    前記送金データに基づいて、送金先毎に送金額を集計した支払データを作成する支払処理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の手数料処理装置。
  3. 前記マスタの取り分は、固定又は割合で設定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手数料処理装置。
  4. 前記送金先は、不動産管理会社及び仲介会社を含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の手数料処理装置。
  5. 記憶部及び制御部を備えた情報処理装置で実行される手数料処理方法であって、
    前記記憶部には、
    家賃保証の種類を識別するための役務識別情報と、保証料の事務手数料の1又は複数の送金先と、各送金先の取り分と、を登録したマスタが格納されており、
    前記制御部において実行される、
    契約識別情報、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力する契約入力工程と、
    前記契約データの役務識別情報をキーとして、前記マスタから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成する送金処理工程と、
    を含むことを特徴とする手数料処理方法。
  6. 記憶部及び制御部を備えた情報処理装置に実行させるための手数料処理プログラムであって、
    前記記憶部には、
    家賃保証の種類を識別するための役務識別情報と、保証料の事務手数料の1又は複数の送金先と、各送金先の取り分と、を登録したマスタが格納されており、
    前記制御部において、
    契約識別情報、顧客名、役務識別情報、賃料、及び保証料を含む契約データを入力する契約入力工程と、
    前記契約データの役務識別情報をキーとして、前記マスタから各送金先の取り分を取得して、当該契約データ及び取得した各送金先の取り分に基づいて、各送金先の送金額を算出し、契約毎の各送金先の送金額を含む送金データを作成する送金処理工程と、
    を実行させるための手数料処理プログラム。
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