JP2021157302A - 会計処理装置、会計処理方法、及び会計処理プログラム - Google Patents

会計処理装置、会計処理方法、及び会計処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】営業部門が受注した仕入金額と、買付部門が買い付けた金額が異なる場合に、その差額を簡単かつ低作業負荷で調整する会計処理装置、会計処理方法及び会計処理プログラムを提供する。【解決手段】会計処理装置100は、営業部門において、対象の商品又はサービスの買い付けに伴い、仕入金額を含む受注データを入力して記憶部106に登録する受注データ入力部と、買付部門において、記憶部106に登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による対象の商品又はサービスの買い付け後の買付後仕入金額と、仕入金額と買付後仕入金額の差額である仕入調整金額と、を追加し、仕入調整データとして入力して記憶部106に登録する仕入調整部と、経理部門において、記憶部106に登録した仕入調整データを承認する承認部と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、会計処理装置、会計処理方法、及び会計処理プログラムに関する。
例えば、広告業界において、営業部門が受注した案件について、雑誌広告スペースを実際に買い付ける買付部門が、雑誌広告スペースの買い付けの際に媒体社と交渉した結果、営業部門の仕入金額と異なる金額になる場合がある。この場合、仕入金額の調整が必要になる。仕入金額の調整を行うシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2015−5208号公報
しかしながら、特許文献1では、営業部門が受注した仕入金額と、買付部門が買い付けた金額が異なる場合の差額の調整に関して何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、営業部門が受注した仕入金額と、買付部門が買い付けた金額が異なる場合に、その差額を簡単かつ低作業負荷で調整することが可能な会計処理装置、会計処理方法、及び会計処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた会計処理装置であって、前記制御部は、営業部門において、対象の商品又はサービスの買い付けに伴い、仕入金額を含む受注データを入力して前記記憶部に登録する受注データ入力手段と、買付部門において、前記記憶部に登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による前記対象の商品又はサービスの買い付け後の買付後仕入金額と、前記仕入金額と前記買付後仕入金額の差額である仕入調整金額と、を追加し、仕入調整データとして入力して前記記憶部に登録する仕入調整手段と、経理部門において、前記記憶部に登録した仕入調整データを承認する承認手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、前記承認手段で承認された仕入調整データに基づいて、仕入調整仕訳を作成する仕訳作成手段を備えていてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記仕入調整データの仕入調整金額は、預り金としてプールして翌月以降に取り崩すことにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記商品又はサービスの買付は、広告の媒体社との広告スペースの買付を含むことにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための会計処理方法であって、前記制御部で実行される、営業部門において、対象の商品又はサービスの買い付けに伴い、仕入金額を含む受注データを入力して前記記憶部に登録する受注データ入力ステップと、買付部門において、前記記憶部に登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による前記対象の商品又はサービスの買い付け後の買付後仕入金額と、前記仕入金額と前記買付後仕入金額の差額である仕入調整金額と、を追加し、仕入調整データとして入力して前記記憶部に登録する仕入調整ステップと、経理部門において、前記記憶部に登録した仕入調整データを承認する承認ステップと、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための会計処理プログラムであって、前記制御部で実行される、営業部門において、対象の商品又はサービスの買い付けに伴い、仕入金額を含む受注データを入力して前記記憶部に登録する受注データ入力ステップと、買付部門において、前記記憶部に登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による前記対象の商品又はサービスの買い付け後の買付後仕入金額と、前記仕入金額と前記買付後仕入金額の差額である仕入調整金額と、を追加し、仕入調整データとして入力して前記記憶部に登録する仕入調整ステップと、経理部門において、前記記憶部に登録した仕入調整データを承認する承認ステップと、を実行させるための不動産評価プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、営業部門が受注した仕入金額と、買付部門が買い付けた金額が異なる場合に、その差額を簡単かつ低作業負荷で調整することが可能になるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態に係る会計処理装置の一例を示すブロック図である。 図2は、会計処理装置の制御部の全体の処理の流れの概略を説明するためのフローチャートである。 図3は、仕入調整入力画面の表示例を示す図である。 図4は、仕入調整入力画面の表示例を示す図である。 図5は、仕入調整入力画面の表示例を示す図である。 図6は、仕入調整データのサンプルデータを示す図である。 図7は、仕入調整額の管理イメージを説明するための図である。 図8は、仕入調整額の管理イメージを説明するための図である。 図9は、仕入調整額の管理イメージを説明するための図である。 図10は、仕入調整額の管理イメージを説明するための図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、営業が受注した案件に対して、雑誌広告スペースを実際に買い付ける買付部門が、雑誌広告スペースの買い付けの際に媒体社と交渉した結果、営業部門の仕入金額と異なる金額になる場合がある。
このため、仕入金額を調整する必要がある。従来、月次業務として、営業部門と買付部門間での仕入金額の突合や調整作業を行っていたが、その作業が煩雑で負荷が大きいという問題があった。また、広告業界特有の現場担当者のオペレーションレベルや人の流動の多さから、仕入調整結果を担当者レベルの管理だと経理部門への申告漏れなどが多く発生していた。
そこで、本実施の形態では、営業部門が受注した仕入金額と、買付部門が買い付けた金額が異なる場合に、その差額を簡単かつ低作業負荷で調整するために、営業部門において、仕入金額を含む受注データを登録し、買付部門において、登録した受注データに対して、仕入金額の差額を調整した仕入調整データを登録し、経理部門において、登録した仕入調整データを承認する業務をシステム化した。これにより、営業部門と買付部門間での仕入金額の突合等の調整作業が不要になり、また、経理部門への申告漏れを解消することができる。
[2.構成]
本実施形態に係る会計処理装置の構成の一例について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る会計処理装置の一例を示すブロック図である。会計処理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、会計処理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
会計処理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。会計処理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、会計処理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、会計処理装置100と、サーバ200、営業部門端末装置401、買付部門端末装置402、経理部門端末装置403とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。これにより、通信インターフェース部104は、ネットワーク300を介して、サーバ200、営業部門端末装置401、買付部門端末装置402、経理部門端末装置403とデータ通信可能に構成されている。
営業部門端末装置401は、営業部門で使用される端末装置であり、営業部門から会計処理装置100にアクセスするためのものである。買付部門端末装置402は、買付部門から会計処理装置100にアクセスするためのものである。経理部門端末装置403は、経理部門から会計処理装置100にアクセスするためのものである。会計処理装置100と営業部門端末装置401、買付部門端末装置402、経理部門端末装置403は、サーバクライントシステムを構成する。例えば、会計処理装置100は、営業部門端末装置401、買付部門端末装置402、経理部門端末装置403からのアクセスに応じて、各種入力画面を提供し、入力画面上で営業部門端末装置401、買付部門端末装置402、経理部門端末装置403からの入力を受け付ける。営業部門端末装置401、買付部門端末装置402、及び経理部門端末装置403を単に「端末装置」と呼ぶ場合がある。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
また、この記憶部106は、受注データファイル106a、仕入調整データファイル106b、仕訳ファイル106cを備えている。
受注データファイル106aは、仕入データを格納するためのファイルである。仕入データは、例えば、ヘッダデータと明細データで構成してもよい。ヘッダデータは、仕入先(支払先)コード、仕入金額、税込仕入金額等のデータを含んでいてもよい。明細データは、発売日/納品日、媒体、カバーディト、媒体情報、受注番号、クライアント、仕入金額、税込仕入金額等のデータを含んでいてもよい。
仕入調整データファイル106bは、仕入調整データを格納するためのファイルである。仕入調整データは、例えば、ヘッダデータと明細データで構成してもよい。ヘッダデータは、仕入先(支払先)コード、経理承認フラグ、仕入金額、税込仕入金額、買付後仕入金額、税込買付後仕入金額、調整金額、税込調整金額のデータを含んでいてもよい(図6参照)。明細データは、発売日/納品日、媒体、カバーディト、媒体情報、受注番号、クライアント、仕入金額、税込仕入金額、買付後仕入金額、税込買付後仕入金額、調整金額、税込調整金額のデータを含んでいてもよい(図6参照)。
仕訳ファイル106cは、仕入調整仕訳データを格納するためのファイルである。
制御部102は、会計処理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。ここで、制御部102は、機能概念的に、受注データ入力部102aと、仕入調整部102bと、承認部102cと、仕訳作成部102dと、画面表示制御部102eと、を備えている。
受注データ入力部102aは、営業部門端末装置401からのアクセスに応じて、対象の商品又はサービスの買付に伴い、仕入金額を含む受注データを入力して受注データファイル106aに格納する。
仕入調整部102bは、買付部門端末装置402からのアクセスに応じて、受注データファイル106aに登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による対象の商品又はサービスの買付後の買付後仕入金額と、仕入金額と買付後仕入金額の差額である仕入調整金額とを追加し、仕入調整データとして入力して仕入調整データファイル106bに登録する。商品又はサービスの買付は、広告の媒体社からの広告スペースの買付を含むことにしてもよい。
承認部102cは、経理部門端末装置402からのアクセスに応じて、仕入調整データファイル106bに登録されている仕入調整データを承認する。仕入調整データの仕入調整金額は、預り金としてプールして翌月以降に取り崩すことにしてもよい。
仕訳作成部102dは、承認部102cで承認された仕入調整データに基づいて、仕入調整仕訳を作成して、仕訳ファイル106dに登録する。
画面表示制御部102eは、モニタ114に出力及び端末装置に提供する各種画面(例えば、仕入調整入力画面)の表示及びその入力を制御する。
[3.具体例]
本実施の形態に係る会計処理装置100の制御部102の処理の具体例について、図1〜図10を参照して説明する。以下の説明では、商品又はサービスの買付の例として、広告の媒体社からの広告スペースの買付を例として説明する。図2は、会計処理装置100の制御部102の全体の処理の流れの概略を説明するためのフローチャートである。図3及び図4は、仕入調整入力画面の表示例を説明するための図である。
図2〜図4を参照して、会計処理装置100の制御部102の全体の処理の流れの概略を説明する。図2において、受注データ入力部102aは、受注入力処理を実行する(ステップS1)。具体的には、受注入力処理では、受注データ入力部102aは、営業部門端末装置401による受注入力画面上での操作に応じて、広告の媒体社からの広告スペースの買付に伴い、仕入金額を含む受注データを入力して受注データファイル106aに格納する。このように、営業部門では、広告の媒体社からの広告スペースの買付に伴い、営業部門端末装置401を使用して、受注データを入力することができる。
買付部門では、広告の媒体社と買付交渉を行う。買付部門では、営業部門での仕入金額よりも安くなるように交渉するため、営業部門での仕入金額と異なる金額で買付交渉が成立する場合がある。
仕入調整部102bは、仕入調整処理を実行する(ステップS2)。仕入調整処理では、仕入調整部102bは、買付部門端末装置402による仕入調整画面上での操作に応じて、受注データファイル106aに登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による対象の商品又はサービスの買付後の買付後仕入金額と、仕入金額と買付後仕入金額の差額である仕入調整金額とを追加し、仕入調整データとして入力して仕入調整データファイル106bに登録する。また、仕入調整部102bは、経理部門端末402に申請の承認依頼を通知する。
図3は、仕入調整入力画面の一例を示す図である。図3に示す仕入調整入力画面500では、仕入先を指定するためのエリア501と、経理承認フラグ(例えば、「0」が申請、「1」が承認)を指定するためのエリア502と、受注データ取得ボタン503と、仕入調整データを作成するためのエリア504と、仕入調整データを登録するための登録ボタン505を備えている。
エリア504は、受注日、媒体名、カバーディ、仕入金額、受注伝票No、得意先等の受注データの項目と、買付後仕入金額、仕入調整金額の項目が表示される。エリア501で仕入先を指定して、受注データ取得ボタン403が押下されると、仕入先をキーとして、受注データファイル106aから受注データが読み出されてエリア504に表示される。なお、受注前に請求があり、仕入調整が発生する場合は、受注伝票の紐付け無しでも登録可能である。買付部門で、買付後仕入金額と仕入調整金額(=仕入金額−買付後仕入金額)を入力し、承認申請フラグを「0」として、登録ボタン505を押下すると、仕入調整データが仕入調整データファイル106bに格納されると共に、経理部門端末402に仕入調整データの承認依頼が通知される。仕入調整金額は、買付後仕入金額が入力された後、自動算出して表示してもよい。
承認部102cは、承認処理を実行する(ステップS3)。具体的には、承認処理では、承認部102cは、例えば、仕入調整データの承認依頼が通知された経理部門端末装置403による仕入調整画面上での操作に応じて、仕入調整データファイル106bに登録されている仕入調整データを承認する。
経理部門では、図4に示す仕入調整入力画面において、経理承認フラグを「1」にして、承認し、登録ボタン505を押すことで、仕入調整データの経理承認フラグが「1」に更新される。経理部門の承認済みの仕入調整データが仕入調整仕訳データの出力対象となる。
承認部102cは、承認された仕入調整データを出力する(ステップS4)。
仕訳作成部102dは、承認部102cで承認された仕入調整データに基づいて、仕入調整仕訳データを作成して出力すると共に、仕訳ファイル106dに登録する(ステップS5)。
つぎに、図5及び図6のサンプルデータを参照して、会計処理装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。図5は、仕入調整入力画面の表示例を示す図である。図6は、仕入調整データのサンプルデータを示す図である。
まず、買付部門の処理を説明する。図5に示す仕入調整入力画面500において、経理承認フラグは「0(申請)」となっている。エリア504では、1件目は、受注日「2018/04/10」、媒体名「週刊「○×」」、カバーディト「5月号」、仕入金額「4,800,000」、受注伝票No「JUC18040001」、得意先「A社」となっている。これに対して、買付部門で買付後仕入金額「4,320,000」と仕入調整金額「480,000」を入力する。
2件目は、受注日「2018/05/10」、媒体名「BRIDE」、カバーディト「2019年 春」、仕入金額「1,2000,000」、受注伝票No「JC1850001」、得意先「B社」となっている。これに対して、買付部門で買付後仕入金額「1,000,000」と仕入調整金額「200,000」を入力する。
登録ボタン505を押下すると、例えば、図6(A)に示すような仕入調整データが仕入調整データファイル106bに登録される。図6(A)に示すように、仕入調整データのヘッダデータの経理承認フラグは、経理部門の承認前であるので「0」が設定される。
経理部門において、仕入調整画面500で経理承認フラグを「1」に変更して、登録ボタン505を押すと、例えば、図6(B)に示すような仕入調整データが仕入調整データファイル106bに登録される。明細データは、図6(A)と同じなので、図示を省略する。図6(B)に示すように、仕入調整データのヘッダデータの経理承認フラグは、「1(承認)」が設定される。経理部門の承認済みの仕入調整データが仕入調整仕訳データの出力対象となる。この承認済みの仕入調整データは、仕入調整仕訳伝票としてデータ出力して、財務会計システムと連携してもよい。
次に、仕入調整額の管理イメージ(1)〜(4)を、図7〜図10を参照して説明する。図7は、管理イメージ(1)を説明するための図である。図7において、1行目は、クライアント「A社」、媒体社「〇×出版」、媒体名「週刊〇×」、月号「8月号」、売上金額「100」、仕入金額「80」、買付後仕入金額「60」、仕入調整額「20」、2行目は、クライアント「A社」、媒体社「〇×出版」、媒体名「週刊〇×」、月号「9月号」、売上金額「0」、仕入金額「0」、買付後仕入金額「20」、仕入調整額「0」となっている。
例えば、媒体社「〇×出版」から、8月号にまつわる一部請求があった場合の差額を仕入調整額としてプールし、翌月請求時はプールした預り金より取り崩す。
図8は、管理イメージ(2)を説明するための図である。図8において、図に示す例では、1行目は、クライアント「A社」、媒体社「〇×出版」、買付後仕入金額「60」、仕入調整額「60」、2行目は、クライアント「A社」、媒体社「〇×出版」、媒体名「週刊〇×」、月号「9月号」、売上金額「100」、仕入金額「0」、買付後仕入金額「60」、仕入調整額「0」となっている。
例えば、売上計上前に、媒体社「〇×出版」より請求された場合に、前払金として処理し、翌月以降の売上計上時に、振替を行う。
図9は、管理イメージ(3)を説明するための図である。図9において、1行目は、クライアント「A社」、媒体社「〇×出版」、媒体名「週刊〇×」、月号「8月号」、売上金額「100」、仕入金額「80」、買付後仕入金額「60」、仕入調整額「20」、2行目は、クライアント「B社」、媒体社「〇×出版」、媒体名「週刊〇×」、月号「9月号」、売上金額「0」、仕入金額「0」、買付後仕入金額「20」、仕入調整額「0」となっている。
例えば、新規クライアントへの商談中で、お試し(売上なし)で広告を掲載する事がある。その場合は、プールされた預り金を取り崩す。
図10は、管理イメージ(4)を説明するための図である。図10において、クライアント「A社」、媒体社「〇×出版」、媒体名「週刊〇×」、月号「8月号」、売上金額「100」、仕入金額「80」、買付後仕入金額「80」、仕入調整額「80」となっている。翌月は、買付後仕入金額「80」となっている。
例えば、売上と仕入が計上されたが、媒体社「〇×出版」から請求書が届いていない場合、買掛金を全額預り金へ振り替える。請求書受領時に、預り金を取り崩す。
以上説明したように、本実施の形態によれば、営業部門において、対象の商品又はサービスの買い付けに伴い、仕入金額を含む受注データを入力して記憶部106に登録する受注データ入力部102aと、買付部門において、記憶部106に登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による前記対象の商品又はサービスの買い付け後の買付後仕入金額と、前記仕入金額と前記買付後仕入金額の差額である仕入調整金額と、を追加し、仕入調整データとして入力して記憶部206に登録する仕入調整部102bと、経理部門において、記憶部206に登録した仕入調整データを承認する承認部102cと、を備えているので、営業部門が受注した仕入金額と、買付部門が買い付けた金額が異なる場合に、その差額を簡単かつ低作業負荷で調整することが可能になる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、会計処理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、会計処理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて会計処理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部106などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部102を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、会計処理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、会計処理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、会計処理装置100は、当該情報処理装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能付加に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 会計処理装置
102 制御部
102a 受注データ入力部
102b 仕入調整部
102c 承認部
102d 仕訳作成部
102e 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 受注データファイル
106b 仕入調整データファイル
106c 仕訳ファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 記憶部及び制御部を備えた会計処理装置であって、
    前記制御部は、
    営業部門において、対象の商品又はサービスの買い付けに伴い、仕入金額を含む受注データを入力して前記記憶部に登録する受注データ入力手段と、
    買付部門において、前記記憶部に登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による前記対象の商品又はサービスの買い付け後の買付後仕入金額と、前記仕入金額と前記買付後仕入金額の差額である仕入調整金額と、を追加し、仕入調整データとして入力して前記記憶部に登録する仕入調整手段と、
    経理部門において、前記記憶部に登録した仕入調整データを承認する承認手段と、
    を備えたことを特徴とする会計処理装置。
  2. 前記承認手段で承認された仕入調整データに基づいて、仕入調整仕訳を作成する仕訳作成手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の会計処理装置。
  3. 前記仕入調整データの仕入調整金額は、預り金としてプールして翌月以降に取り崩すことを特徴とする請求項1又は2に記載の会計処理装置。
  4. 前記商品又はサービスの買付は、広告の媒体社との広告スペースの買付を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の会計処理装置。
  5. 制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための会計処理方法であって、
    前記制御部で実行される、
    営業部門において、対象の商品又はサービスの買い付けに伴い、仕入金額を含む受注データを入力して前記記憶部に登録する受注データ入力ステップと、
    買付部門において、前記記憶部に登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による前記対象の商品又はサービスの買い付け後の買付後仕入金額と、
    前記仕入金額と前記買付後仕入金額の差額である仕入調整金額と、を追加し、仕入調整データとして入力して前記記憶部に登録する仕入調整ステップと、
    経理部門において、前記記憶部に登録した仕入調整データを承認する承認ステップと、
    を含むことを特徴とする会計処理方法。
  6. 制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるための会計処理プログラムであって、
    前記制御部で実行される、
    営業部門において、対象の商品又はサービスの買い付けに伴い、仕入金額を含む受注データを入力して前記記憶部に登録する受注データ入力ステップと、
    買付部門において、前記記憶部に登録した受注データを取得して、取得した受注データに対して、買付部門による前記対象の商品又はサービスの買い付け後の買付後仕入金額と、
    前記仕入金額と前記買付後仕入金額の差額である仕入調整金額と、を追加し、仕入調整データとして入力して前記記憶部に登録する仕入調整ステップと、
    経理部門において、前記記憶部に登録した仕入調整データを承認する承認ステップと、
    を実行させるための会計処理プログラム。
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