JP2021149444A - 情報処理装置、関連商品の特定表示制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、関連商品の特定表示制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示中の商品と併せてよりユーザにとって有用な商品をより精度よく提案する。【解決手段】情報処理装置は、購入対象として選択された第1の商品の情報に基づいて、第1の商品に対して関連商品として予め対応付けられた第2の商品を特定する特定手段と、第1の商品の情報の表示画面に、第2の商品を購入対象として追加選択可能に表示させる表示制御データを出力する表示制御手段と、を備える。【選択図】図3

Description

この発明は、情報処理装置、関連商品の特定表示制御方法及びプログラムに関する。
ネットショッピングの場を提供するオンラインショップやオンラインモールなどのEC(Electric Commerce)サイトにおいて、当該ECサイトの表示画面を閲覧しているユーザに対する推薦商品を表示させる技術がある。特許文献1では、ECサイトを訪れたユーザの閲覧ページの内容などに応じて、同傾向の他のユーザが高い関心を有する商品を推薦商品としたり、ユーザが閲覧などをしている商品と高い相関で他のユーザにより関心が示されている商品を推薦商品としたりして、それぞれ表示させる技術が開示されている。
特許第5952819号公報
しかしながら、同時閲覧などを用いた商品の関連付けは、必ずしも精度が高くなく、ユーザにとって有用ではない場合がしばしば生じていた。
本発明の課題は、表示中の商品と併せてよりユーザにとって有用な商品をより精度よく提案することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
購入対象として選択された第1の商品の情報に基づいて、当該第1の商品に対して関連商品として予め対応付けられた第2の商品を特定する特定手段と、
前記第1の商品の情報の表示画面に、前記第2の商品を購入対象として追加選択可能に表示させる表示制御データを出力する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、前記第1の商品を含む販売履歴のデータから、当該第1の商品と所定の対応関係で同一の購入者により購入された商品に基づいて前記第2の商品を定め、
前記販売履歴は、複数の販売者による販売データを組み合わせた商品データである
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、前記対応関係として前記第1の商品の販売から所定の第1期間内に販売された頻度が所定の第1基準を満たす商品から前記第2の商品を設定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、直近の所定の第2期間内の前記販売履歴に基づいて前記第2の商品を定めることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記対応関係には、前記第1の商品が属する第1の商品分類に対応して予め定められた第2の商品分類に属する商品であることが含まれることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記対応関係には、前記第1の商品が属する第1の商品分類に対応して定められる第2の商品分類に属する商品であることが含まれ、
前記特定手段は、同一の購入者により前記第1の商品と前記所定の対応関係で購入された商品の情報に基づいて、前記商品が属する商品分類を前記第2の商品分類に追加するか否かを判断することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6記載の情報処理装置において、
前記第2の商品分類は、前記第1の商品の付属品、部品又は適合品を含むものであることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7記載の情報処理装置において、
前記付属品、前記部品又は前記適合品には、前記第1の商品の製造元とは異なる製造元による商品が含まれることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7又は8記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、前記第1の商品に関係する商品の情報の記載に基づいて前記付属品、部品又は適合品を抽出することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、前記第1の商品の販売者とは異なる販売者による商品を前記第2の商品として特定可能であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項2〜9のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、前記第1の商品の販売者とは異なる販売者による商品を前記第2の商品として特定可能であり、前記商品データに基づいて定められた前記第2の商品を販売する各販売者の当該第2の商品に係る個別商品情報に基づいて、いずれかの販売者による前記第2の商品を特定することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10又は11記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、前記第2の商品が複数の販売者により販売されている場合に、所定の第2基準に基づいていずれかの販売者による前記第2の商品を特定することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12記載の情報処理装置において、
前記第2基準には、販売価格が含まれることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項10〜13のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、前記第2の商品が複数の販売者により販売されている場合に、所定の命令の取得に応じて前記複数の販売者による前記第2の商品の一覧表示を行わせる表示制御データを出力することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1〜14のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、前記第2の商品を複数特定可能であり、
前記表示制御手段は、複数の前記第2の商品を個別に前記追加選択可能な前記表示制御データを出力することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項15記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、前記複数の第2の商品の表示順を所定の第3基準に基づいて定めることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項15又は16記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、前記第2の商品の候補として同一の商品分類の類似商品が所定数以上ある場合に、前記類似商品の代わりに前記商品分類を第2の商品に含めることを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項17記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、前記商品分類を示す表示とともに、当該商品分類の前記類似商品を一覧表示させる要求を受け付けるための所定の表示を含む前記表示制御データを出力することを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項18記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、前記一覧表示からいずれかの類似商品が選択された場合に、前記商品分類の表示の代わりに選択された前記類似商品を前記第2の商品とした前記表示制御データを生成して出力することを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、請求項18又は19記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、前記一覧表示を行わせる場合に、当該一覧表示を前記表示画面とは異なる画面に移行させて行わせる前記表示制御データを出力することを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、請求項18〜20のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記類似商品には、異なる容量の複数の商品が含まれることを特徴とする。
請求項22に記載の発明は、
購入対象として選択された第1の商品の情報に基づいて、当該第1の商品に対して関連商品として予め対応付けられた第2の商品を特定する特定ステップ、
前記第1の商品の情報の表示画面に、前記第2の商品を購入対象として追加選択可能に表示させる表示制御データを出力する表示制御ステップ、
を含むことを特徴とする第2の商品の特定表示制御方法である。
請求項23に記載の発明は、
コンピュータを、
購入対象として選択された第1の商品の情報に基づいて、当該第1の商品に対して関連商品として予め対応付けられた第2の商品を特定する特定手段、
前記第1の商品の情報の表示画面に、前記第2の商品を購入対象として追加選択可能に表示させる表示制御データを出力する表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、表示中の商品と併せて、ユーザにとってより有用な商品を提案することができる。
本実施形態の情報処理装置を含むECシステムを示す図である。 各データの内容の概略を示す図表である。 カートへ入れる商品の選択操作が受け付けられた場合に表示させる関連商品の表示画面の例を示す図である。 情報処理装置で実行される関連商品設定処理の制御手順を示すフローチャートである。 ユーザが商品を選択した場合の関連商品に係る処理の制御手順を示す。 関連商品の表示に係る変形例1の表示例を示す図である。 変形例1の表示商品設定処理の制御手順を示すフローチャートである。 ストア一覧表示制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 関連商品の表示画面の変形例2を示す図である。 変形例2の関連商品設定処理の制御手順を示すフローチャートである。 変形例2の表示商品設定処理の制御手順を示すフローチャートである。 商品選択制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。しかしながら、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[1.実施形態]
本実施形態のECシステム100について説明する。
[1−1.構成]
図1は、本実施形態の情報処理装置1を含むECシステム100を示す図である。
ECシステム100は、情報処理装置1と、データサーバ2と、端末装置3などを備える。情報処理装置1とデータサーバ2とがECサイトに含まれ、端末装置3からECサイトにアクセスされる。
[1−1−1.端末装置]
端末装置3は、販売商品を閲覧、検索したりショッピングを行ったりする各ユーザが用いる電子機器であり、例えば、PC(Personal Computer)やスマートフォンなどである。端末装置3は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、表示部34と、操作受付部35などを備える。
制御部31は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)などを備え、端末装置3の各種動作を制御する。
記憶部32は、RAM(Random Access Memory)と不揮発性メモリとを含む。RAMには、一時データが記憶され、CPUに作業用のメモリ空間を提供する。不揮発性メモリには、例えば、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)が含まれ、各種制御プログラム、アプリケーションプログラムや設定データなどが記憶保持される。
アプリケーションプログラムには、オンラインショッピングを行うための専用のアプリ321が含まれていてもよい。これに加えて又は代えて、アプリケーションプログラムには、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)などに従ってECサイトへアクセスし、各種情報をやり取りして表示を行うためのブラウザ322に係るプログラムが含まれていてもよい。
通信部33は、ネットワークNを介して情報処理装置1と通信を行うための各種制御動作を行う。通信部33は、例えば、ネットワークカードを含んでいてよい。
表示部34は、制御部31の制御に基づいて、ディスプレイに各種表示を行う。表示内容には、オンラインショッピングサイトの各ページが含まれる。ディスプレイは、特には限られないが、例えば液晶ディスプレイなどである。
操作受付部35は、ユーザなどによる外部からの操作を受け付けて入力信号として制御部31に出力する。操作受付部35は、例えば、タッチパネル、キーボード、及び/又は各種ポインティングデバイス(マウスなど)を有していてもよく、これらのデバイスの動作や操作の種別に応じた入力信号を生成、出力する。
[1−1−2.情報処理装置]
情報処理装置1は、ECサイトの動作に係る各種処理を行う。情報処理装置1は、制御部11(特定手段、表示制御手段)と、記憶部12と、通信部13などを備える。制御部11は、各種演算処理を行うCPUなどを備えて情報処理装置1の動作を制御する。記憶部12は、一時データを記憶するRAMと、プログラム121や設定データなどを記憶する不揮発性メモリなどを備える。プログラム121には、端末装置3からの入力データに基づいてショッピングに係る各種処理を行い、データサーバ2のデータを更新する処理を行う各種プログラムを含む。制御部11は、RAM上に展開されたプログラム121とCPUとの協働により各種処理を実行する。
通信部13は、ネットワークNを介して端末装置3と通信を行い、また、データサーバ2にアクセスして必要な管理データの受信及び更新データの送信などを行う。通信部13は、ネットワークカードなどを有する。データサーバ2とのアクセスには、LAN(Local Area Network)カードなどが用いられてもよい。
なお、情報処理装置1とネットワークNとの間には、端末装置3によりアクセスされる対象となるウェブサーバなどが位置していてもよい。この場合には、情報処理装置1は、ウェブサーバを介して端末装置3からの入力情報を取得し、端末装置3への出力情報を送出する。
[1−1−3.データサーバ]
データサーバ2は、ECサイトの各種管理データ、設定データや履歴データを記憶保持する。データサーバ2は、例えば、会員データ21と、商品マスタデータ22(商品データ)と、店舗別商品データ23(個別商品情報)などを記憶する。
図2は、各データの内容の概略を示す図表である。
会員データ21は、図2(a)に示すように、登録されているユーザ(会員)の識別情報を記憶する。各会員識別情報には、氏名、性別、住所、商品送付先、生年月日(年齢)、購買履歴(購入履歴)などが含まれ、これに加えて、更に、ログイン認証情報、クレジットカード情報、購入応じて付与されたポイント情報、並びにコメント及び評価といったフィードバック情報などの個人情報が各々対応付けられて取得可能となっている。購入履歴としては、既に購入済みの商品だけではなく、カート(買い物かご)に入れる設定がなされている商品が別途記憶保持されてよい。会員データ21には、購入側のユーザだけではなく、販売を行う各ストア(販売者、出店者)の情報も含まれていてよい。すなわち、本実施形態のECサイトは、複数の販売者により各々販売がなされるショッピングモール型のものであってよい。
商品マスタデータ22は、図2(b)に示すように、ECサイトで取り扱われる全ての商品を統括的に記憶する。ここでいう商品は、例えば、販売される最小単位(Stock Keeping Unit:SKU)であるが、品目であってもよい。品目の場合には、内容量や製品の色、サイズなどといった商品の特性と関係しない部分やデザイン上の差異などがオプションによって別途設定されてもよい。商品マスタデータ22は、全商品の識別情報、ここでは、商品IDを記憶する。この商品IDに各々対応付けられて、当該商品のカテゴリ(第1の商品分類)及びサブカテゴリの識別情報(ID)、当該商品を取り扱う各ストアの商品識別情報を含む販売識別情報、販売履歴情報、並びに関連商品(第2の商品)を定めるためのカテゴリ情報(第2の商品分類)及び定められた関連商品の識別情報などが取得可能となっている。なお、販売識別情報は、各ストアの商品識別情報と当該ストアの識別情報との組合せであってもよい。すなわち、ストア間で同一商品の商品識別情報が異なっていてもよいし、重複していてもよい。販売履歴情報には、販売数だけではなく、販売価格(値引き状況)、販売時間帯、発送先地域、購入者の年齢性別、及び後述の同時購入品などのデータが含まれてよい。
店舗別商品データ23は、図2(c)〜(e)に示すように、ECサイトで販売を行う店舗(ストア)ごとに、取り扱う商品の識別情報及び当該識別情報に対応する各種データを記憶する。各種データには、商品名、在庫数、販売価格、表示させる商品情報、及び販売履歴情報などが含まれる。商品情報には、商品の撮影画像データが含まれていてもよい。また、店舗別の商品識別情報から商品マスタデータ22の商品IDが特定可能とされていてよい。販売履歴情報には、上記商品マスタデータ22と同様のデータが含まれ得る。ただし、同時購入品のデータには、同一のユーザが他のストアで購入した商品などの情報は含まれない。
[1−2.基本データ処理]
会員登録をしたユーザがECサイトで購入を行うと、会員データ21における当該ユーザの購入履歴に追加される。この購入履歴は、ユーザ個人の購入特性などの分析に用いられるほか、商品間の購入の関係性の分析に用いられるため当該商品の商品マスタデータ22に送られる。ここで、関係性があると考慮される購入内容は、同一ユーザにより同時又は所定の期間内に購入されたものである。また、これに加えて、予め設定された関連カテゴリ(以下、関連カテゴリには、サブカテゴリなどの他の階層の分類を含む)の商品間でのみ関係性の考慮がなされるものとされて、商品マスタデータ22に送られてもよい。
関連カテゴリは、例えば、ある商品の部品(特に消耗品。例えば、カバー、パッキン、フィルタなど)、商品の付属品(例えば、携帯端末のストラップやカバーなど)、商品の利用(動作など)に必要な品や商品の使用時に併せて(組み合わせて)用いられる品(適合品)(例えば、デジタルカメラのバッテリ、メモリカード、三脚や交換レンズ、あるいは化粧水と乳液など)、商品の置き場などを提供する品(例えば、電気機器とそのスタンドなど)、商品のメンテナンスや修理に用いられる商品(例えば、包丁と包丁とぎなど)、商品に興味を有する者であれば同時に興味を示す可能性の高い品(例えば、音楽やゲームなどの各種ソフトウェアなど)、この商品を含むシステム又はセット販売品に含まれる他の商品(例えば、歯磨きセットの替え歯磨き粉など)、同様の機能を有する他の構成の商品(上位製品又は下位製品)、上記システム又はセット販売品自体、商品の加工品、商品の使用者を対象とするサービスなどを含むものが挙げられる。
ECサイトでは、情報処理装置1がデータサーバ2のデータを管理、利用する。情報処理装置1は、各ストアのいずれかで新商品が販売対象として店舗別商品データ23に登録された場合には、商品マスタデータ22の商品データとしても新たに登録する。商品との対応データは、商品番号(型番など)や商品名に基づいてなされてよく、対応付けられた商品は、商品マスタデータ22の販売識別情報に追加される。商品名の登録名が不正確であったり、記載順が異なっていたりして、同一商品として対応付けされないような場合には、適宜ECサイト(情報処理装置1)の管理者が修正処理を行ってよい。
また、各ストアでのユーザによる購入情報のうち少なくとも一部は、会員データ21及び各ストアの店舗別商品データ23だけではなく、商品マスタデータ22にも送られる。
[1−3.購入動作]
ユーザが購入(注文)を行う場合には、ユーザは、端末装置3において、ECサイトにアクセスして検索などで表示させた所望の購入対象の商品を、購入対象商品(第1の商品)として選択、設定する操作、例えば、疑似的にカートや買い物かご(以下、まとめてカートと記す)に入れる操作として定められる、を行った後、当該カート内の商品について購入操作を行う。購入は、最終的な購入商品、数量、支払方法、発送先、発送方法、受取日などが操作設定された後に確定される。なお、支払方法、発送先、発送方法などは、予め設定されて会員データ21に記憶されていたものが利用、選択されるだけであってもよい。また、複数のストアのカートは、同一画面内に並列表示されてもよいし、別画面に表示されてもよい。別画面に表示させる場合には、他のカート内に入れられている商品があることを示す注意表示がなされてもよい。複数のストアの購入操作は、別個になされるが、最終的な会計処理の確定などは、一括してなされることが可能であってもよい。
購入操作が確定すると、取引情報が会員データ21及び購入先の店舗別商品データ23に登録され、また、各ストアの担当者や必要に応じて決済先(クレジットカード会社など)に必要な連絡がなされる。また、取引情報のうちの一部は、商品マスタデータ22における取引がなされた商品の販売履歴情報に登録される。
本実施形態の情報処理装置1は、商品をカートに入れる操作が行われる又は行われた際に、当該商品だけではなく、当該商品の関連商品を表示させ、併せてカートに入れることを可能とする。
図3は、カートへ入れる商品の選択操作が受け付けられた場合に表示させる関連商品の表示画面W1の例を示す図である。
図3(a)に示すように、この第1の商品の表示画面W1には、ユーザが購入しようとしている商品(例えば、液晶テレビ)の表示欄WS1に併せて、例えば、薄型テレビの壁掛け金具が関連商品として表示欄WS2に表示されている。関連商品の詳細内容は、操作ボタンB1を選択操作(マウスクリックやタップなど)することにより表示され得る。表示は、現在の画面に加えて現れるポップアップウィンドウであってもよく、あるいは、現在の画面から別の画面に移行して行われてもよい。
関連商品の表示画面W1の下部には、関連商品を追加した場合の合計価格とともに、「まとめてカートに入れる」と記された操作ボタンB2が表示され、この操作ボタンB2が選択操作されることで、第1の商品に加えて関連商品がユーザのカートに追加選択される。
図3(b)では、関連商品が複数選択、表示される場合の表示画面W1の例を示している。上記の2品の表示欄WS1、WS2に加えて、ここでは更に、テレビ用の外付けHDDが関連商品として追加され、表示欄WS3に表示されている。複数の関連商品の表示順は、所定の基準(第3基準)、例えば、関連商品の設定順やその優先度順などに応じて定められてよい。あるいは、動作や使用に必要なものがある場合には、優先的に示されるように表示順が定められてもよい。この関連商品の表示欄WS2、WS3内には、それぞれチェックボックスCBが表示されており、ユーザが個別に要否を設定することができる。ユーザが希望する商品のチェックボックスCBにチェックを入れた状態で、下方の「チェックした商品をカートに入れる」と記された操作ボタンB2aが選択操作されることで、ユーザの希望に応じた1〜3品がカート情報に追加される。この場合に表示される同時購入額は、全ての関連商品を購入する場合の額であってもよいし、チェックされた商品の合計額であってもよい。あるいは、両方の金額が表示されてもよい。チェックボックスCBは、初期設定としてチェックがされている状態であってもよいし、チェックがされていない状態であってもよい。
[1−4.関連商品の設定]
購入商品に対する関連商品は、商品マスタデータ22の各商品に対応付けられている関連商品IDによって定められてよい。ここで、関連商品として表示される商品は、ユーザが購入しようとしている商品の販売ストアとは異なるストア(販売者)の商品であってもよい。複数のストアで同一商品が販売されている場合において、選択されるストアには、優先順位が定められてよい。優先順位は、所定の基準(第2基準)、例えば、販売価格の低い順、ユーザ評価の高い順や、これらを組み合わせた条件で定められたものであってもよい。あるいは、ユーザの利用頻度の高いストアを優先して選択してもよい。
例えば、あるユーザがストアXで商品O1(商品識別情報が12345)及びこの商品O1と関連する商品O2(商品識別情報が67890)を購入した場合に、図2(a)に示す会員データ21には、これらの買い物の履歴が追加され、関連する買い物であることが判別される。この情報は、図2(b)に示す商品マスタデータ22で商品O1(商品IDがA11001111)の販売履歴情報に追加されて、関連商品の設定に利用される。また、図2(c)に示すストアXの店舗別商品データ23の販売履歴にも、商品O1の販売情報と商品O2の販売情報が記憶される。
一方、商品O1を販売する他のストアYで他のユーザが商品O1(商品識別情報は54321)を購入した後、商品O2をストアXで購入した場合、会員データ21には、両方の購入履歴が記憶され、商品マスタデータ22にも複数のストア(販売者)による販売データが組み合わされて記憶されるので、これらの購入が関連するものとして判断可能となるが、図2(c)に示すストアXの店舗別商品データ23の販売履歴には、商品O2の販売情報のみが記憶され、図2(d)に示すストアYの店舗別商品データ23の販売履歴には、商品O1の販売情報のみが記憶されるので、各ストアでは、関連商品が購入されたか否かが分からない。
これらのように、商品O2が商品O1と関連して購入されるケースが多くなると、商品O2と商品O1とが関連商品として選択され得る。すると、図2(b)に示す商品マスタデータ22の関連商品IDには、商品O2の商品IDが記憶される。その後、他のユーザが商品O1を購入しようとして選択した場合に、商品マスタデータ22の設定における商品O1の情報(第1の商品の情報)に基づいて、商品O2が関連商品として特定される。このとき、商品O1の購入予定ストアがストアX、Y又はその他にかかわらず、併せて表示される商品O2の販売ストアは、上記優先順位の設定に応じて決定されてよい。例えば、図2(e)に示すようにストアX以外で商品O2を販売しているストアZ(商品O2の商品識別情報は12345)などが関連商品の販売ストアとして示されてもよい。なお、このような場合には、表示欄WS1〜WS3にショップ名を各々明示的に表示させてもよい。また、最上位のストアに在庫がない場合などには、次の優先順のストアが代わりに選択されてよい。
関連商品の設定は、上述のように、過去の同一ユーザによる同時購入の履歴や、上記のように予め定められた関連商品のカテゴリ(又はサブカテゴリ)情報(第2の商品分類)などに基づいて、所定の対応関係にある商品に対してなされる。同時購入の履歴は、上述のように商品マスタデータ22の販売履歴情報(販売履歴のデータ)から取得される。すなわち、同一ユーザ(購入者)が複数のストアで近接した時期に(所定の第1期間内で)購入されたものであっても同時購入の情報として含まれる。
関連商品は、例えば、所定の期間内(例えば、直近1年間(第2期間)など)にある商品と同時に購入された頻度が所定の基準値以上(所定の第1基準)である商品を抽出し、その中で頻度数が高い順に関連商品が定められてもよい。また、複数のストアでの合計値ではなく、複数のストアの各々で所定の基準を満たす場合が複数ストアあるか否かを判断の基準としてもよい。さらに、関連商品は、上記の基準を満たすもののうち関連カテゴリ内のものに限られてもよいし、関連カテゴリの商品が優先されるように優先順が定められてもよい。また、カテゴリだけではなく、元の商品に関係するカタログデータなどの情報から元の商品の付属品、部品や適合品などが抽出されて、同時購入の履歴と組み合わせて又は関係なく提示されてもよい。関連商品は、元の商品と同一生産者(メーカーなどの製造元)による純正品などに限られず、他の生産者(メーカー)により適法に生産(製造)されたものであってもよい。なお、元の商品よりも極端に値段が高い商品がついでに買われる可能性は低いという観点から、設定される関連商品の販売価格の上限を元の商品の販売価格に対して定めてもよい。
なお、関連カテゴリの設定は、予めなされているのではなく、上記のように購入頻度情報に基づいて関連商品の候補となる商品が生じた場合に、候補となった商品の情報を取得して、当該情報に基づいて関連カテゴリに加えるか否かを判断してもよい。
図4は、本実施形態の情報処理装置1で実行される関連商品設定処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。この処理は、例えば、各商品に対して所定の頻度で定期的に行われてもよい。また、商品の購入頻度によっては、購入履歴が追加されるごとに、又は追加されてから所定の時間が経過したタイミングで、随時実行されてもよい。
関連商品設定処理が開始されると、制御部11(CPU)は、選択された商品の商品マスタデータ22から販売履歴を取得する(ステップS101)。制御部11は、選択された商品と同時に販売されている状況が基準(頻度が基準値以上など)を満たす商品を検索する(ステップS102)。基準は、選択された商品に応じて変更されてもよい。
制御部11は、検索の結果により検出された商品のうち、予め設定されている関連カテゴリ(サブカテゴリでもよい)に属する商品を抽出する(ステップS103)。制御部11は、抽出された商品を優先順に配列して、優先度の高い順に予め設定された所定数を選択する(ステップS104)。なお、ステップS103の処理で抽出された商品が所定数未満の場合には、全てが選択されてもよい。
制御部11は、選択された商品の商品IDを元商品の関連商品として商品マスタデータ22に設定する(ステップS105)。そして、制御部11は、関連商品設定処理を終了する。
これらのうち、ステップS103の処理は、上述のように含まれなくてもよい。あるいは、関連商品のカテゴリ情報が設定保持されている場合にのみステップS103の処理が実行され、設定されていない場合には、カテゴリの制限がないものと判断してもよい。また、ステップS104の処理において、抽出された商品が属するカテゴリ(元商品が属するカテゴリとの関係)などに応じて優先度が定められてもよい。また、例えば、同一カテゴリ又は同一サブカテゴリの商品を関連商品として複数含まないように定めてもよい。
[1−5.関連商品の表示動作]
図5には、ユーザが商品を選択した場合の関連商品に係る処理の制御部11による制御手順を示す。図5(a)は、関連商品を選択表示する際に実行される表示商品設定処理の制御手順を示し、図5(b)は、関連商品をカートに入れる場合の追加注文制御処理の制御手順を示す。
表示商品設定処理が開始されると、図5(a)に示すように、制御部11(CPU)は、店舗別商品データ23を参照して、選択された商品の情報を取得する(ステップS121)。商品情報には、例えば、商品名(メーカー/生産者名を含んでよい)、商品の画像、商品の値段及び値引き情報が含まれる。制御部11は、商品識別情報に基づいて商品IDを特定し、商品マスタデータ22から関連商品を検索する(ステップS122)。
制御部11は、商品マスタデータ22に含まれる販売識別情報に基づいて、関連商品の販売ストアを特定、必要に応じて選択決定し、当該販売ストアの店舗別商品データ23を参照して、商品情報を取得する(ステップS123)。
制御部11は、選択商品の表示欄に加えて、チェックボックスCBを含む関連商品の表示欄を表示画面W1の表示制御データに追加する(ステップS124)。
制御部11は、上記に加えてチェックされた商品をカートに入れる動作を行わせる操作ボタンB2aなどを表示画面W1内に追加して表示制御データを生成し、当該表示制御データを通信部13を介して端末装置3へ出力する(ステップS125)。上述のように、端末装置3への出力は、ウェブサーバを介して行われてもよい。そして、制御部11は、表示商品設定処理を終了する。
上記表示商品設定処理で出力された表示制御データに基づいて端末装置3の表示画面に表示された内容に対し、チェックされた商品をカートに入れる動作を行わせる操作ボタンB2aが操作されると、図5(b)に示す追加注文制御処理が開始される。制御部11は、チェックされた商品があるか否かを判別する(ステップS141)。ないと判別された場合には(ステップS141で“NO”)、制御部11の処理は、ステップS144に移行する。
チェックされた商品があると判別された場合には(ステップS141で“YES”)、制御部11は、該当するストアの店舗別商品データ23を参照して、チェック有の関連商品の商品情報を取得する(ステップS142)。制御部11は、取得された商品情報に基づいて、ユーザのカート情報として関連商品の情報を該当ストアのカートデータに追加する(ステップS143)。それから、制御部11の処理は、ステップS144に移行する。
ステップS144の処理に移行すると、制御部11は、カート情報を取得し、表示画面への表示内容を設定する(ステップS144)。制御部11は、表示内容に基づいてカート画面表示制御データを生成し、端末装置3へ出力する(ステップS145)。そして、制御部11は、追加注文制御処理を終了する。
なお、ここでは、カートに商品が追加されるごとにカート画面を表示させることとして説明したが、毎回カート画面を表示させない場合には、ステップS144、S145の処理を省略可能である。また、選択された関連商品に対し、更にオプションの設定が必要な場合には、当該オプションの設定画面を表示させて設定がなされた後に、カート画面の表示制御に移行してもよい。オプションには、上述のように色種別や内容量などが含まれていてもよい。
[2.変形例]
次に、上記実施形態の情報処理装置1における各処理の変形例を説明する。
[2−1.変形例1]
図6は、関連商品の表示に係る変形例1の表示例を示す図である。
上記では、関連商品の販売ストアが一意に選択されたが、選択された販売ストアがユーザによって変更選択されてもよい。
図6(a)に示すように、関連商品を併せて表示する表示画面W1において、関連商品の販売ストアが複数ある場合には、当該関連商品の表示欄WS4には、いずれか一つのストアの商品情報を表示し、また、「他のストア」の選択命令を受け付ける操作ボタンB4を表示させる。そのままチェックボックスCBにチェックが加えられて、操作ボタンB2が操作された場合には、表示欄WS4に表示させている販売ストアを変更せずに上記と同様に処理を進めてよい。
他のストアに係る操作ボタンB4が選択操作(所定の命令)されると、図6(b)に示すように、当該関連商品の販売ストアが検索された一覧表示の表示画面W2が表示される。検索動作に係る設定は、通常に関連商品を検索する場合と同一であるが、検索結果の表示順は、優先順に基づいて定められてもよい。ここでは、「親商品と同一」、「最安値」、「高評価ストア」が順に一つずつ表示され、その後は値段順に配列されている例が示されている。各ストアの表示欄には、「選択」と示された操作ボタンB5がそれぞれ併せて表示され、いずれかの操作ボタンB5への操作が受け付けられると、当該操作ボタンB5が含まれる表示欄のストアの販売データに表示欄WS4の内容が切り替えられて、表示画面W1を再描画する表示制御データが出力される。一覧表示は、表示画面W1に加えて現れるポップアップウィンドウであってもよく、あるいは、表示画面W1から切り替えられてもよい。
図7は、図5(a)に示した表示商品設定処理の変形例1の制御手順を示すフローチャートである。
この変形例1の表示商品設定処理では、上記の表示商品設定処理に対して、ステップS130〜S135が追加されている。その他の処理内容は同一であるので、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
ステップS123の処理で特定、必要に応じて選択されたストアの関連商品の情報を取得すると、制御部11は、検出された関連商品のうち1つを選択する(ステップS130)。制御部11は、選択された関連商品が複数のストアでの販売があるか否かを判別する(ステップS131)。販売がないと判別された場合には(ステップS131で“NO”)、制御部11の処理は、ステップS124へ移行する。ステップS124の処理後、制御部11の処理は、更にステップS135へ移行する。
複数のストアでの販売があると判別された場合には(ステップS131で“YES”)、制御部11は、ストアの選択が既になされているか否かを判別する(ステップS132)。選択がなされていると判別された場合、すなわち、一度後述のストア一覧表示制御処理に移行して、一覧表示された販売ストアからいずれかが選択された後、再度表示商品設定処理が実行されている場合には(ステップS132で“YES”)、制御部11は、選択されたストアにおける関連商品に係る商品情報の表示欄WS2に追加選択用のチェックボックスCBを加えて表示内容を設定する(ステップS133)。それから、制御部11の処理は、ステップS135へ移行する。なおステップS133の処理で、他のストアを再選択可能に他ストアを検索する操作ボタンB4を併せて表示する設定を行ってもよい。
ステップS132の判別処理で、ストアの選択がなされていないと判別された場合には(ステップS132で“NO”)、制御部11は、優先度が高いストアにおける関連商品に係る商品情報の表示欄WS2に追加選択用のチェックボックスCB及び他ストアを検索する操作ボタンB4を加えて表示内容を追加設定する(ステップS134)。それから、制御部11の処理は、ステップS135へ移行する。
ステップS135の処理へ移行すると、制御部11は、全ての関連商品が選択されたか否かを判別する(ステップS135)。選択されていない関連商品があると判別された場合には(ステップS135で“NO”)、制御部11の処理は、ステップS130に戻る。全ての関連商品が選択されたと判別された場合には(ステップS135で“YES”)、制御部11の処理は、ステップS125へ移行する。
図8は、ストア一覧表示制御処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。このストア一覧表示制御処理は、図7の表示設定処理で表示制御データに追加された操作ボタンB4の操作がなされた場合に実行される。
ストア一覧表示制御処理が開始されると、制御部11は、ストア一覧を表示させる関連商品の商品IDを取得する(ステップS161)。制御部11は、当該商品IDの関連商品を販売しているストアを検索して、それぞれ販売情報を取得する(ステップS162)。制御部11は、この関連商品の販売ストアの一覧表示制御データを生成し、端末装置3へ出力する(ステップS163)。そして、制御部11は、ストア一覧表示制御処理を終了する。端末装置3では、この表示制御データに基づいて表示動作を行い、図6(b)のような表示画面が表示される。
[2−2.変形例2]
図9は、関連商品の表示画面の変形例2を示す図である。
上記では、所定数の関連商品が選択されて元の商品と併せて表示されるものとして説明したが、関連商品やその候補が、同一カテゴリや同一サブカテゴリなど(同一の商品分類)で多数(所定数以上)存在し、これらの類似商品からいずれか一つを選択するのが必ずしも好ましくない場合がある。この変形例2の表示画面W1では、このような場合に、図9(a)に示すように、関連商品のサブカテゴリ(商品分類)を示す表示欄WS5を表示させる。例えば、ユーザによりこの表示欄WS5内の商品の一覧表示及び選択を要求する操作ボタンB6(所定の表示)が操作された場合や、チェックボックスCBにチェックが入れられた状態で操作ボタンB2が操作された場合には、図9(b)に示すように、当該サブカテゴリの商品を一覧表示をさせた表示画面W3が表示される。ここでは、商品種別としてサブカテゴリの名前「テレビ用外付けHDD」が表示されており、一覧表示には、このサブカテゴリに該当する商品の一覧の表示が含まれる。同一サブカテゴリの商品としては、例えば、HDDのメーカー、性能上の特徴などの違いの他、容量が異なるものや耐久性(構造)が異なるものなどがある。なお、当該サブカテゴリの商品が多い場合などには、検索条件を追加して検索対象を絞り込むことが可能であってもよい。ここでは、絞り込み条件の設定を要求する操作ボタンB7が表示画面W3内に表示されている。絞り込み条件の設定画面や処理は、従来周知の検索に係る処理と同様であってよい。一覧表示は、上記のストアの一覧表示と同様に、表示画面W1に加えて現れるポップアップウィンドウであってもよく、あるいは、表示画面W1から異なる画面に移行して行われてもよい。
関連商品の一覧表示を行った表示画面W3の各表示欄には、上記変形例1と同様に、他のストアを選択するための操作ボタンB4が設けられていてよい。いずれかの表示欄の選択用の操作ボタンB5が操作されることで、当該表示欄の商品が選択されて、カテゴリの表示の代わりに当該選択された商品を含む表示画面W1に表示内容が更新される。あるいは、商品の選択がなされないでチェックボックスCBがチェックされ、操作ボタンB2が操作された場合に、商品一覧表示画面W3でいずれかの商品が選択された場合には、表示画面W1の表示に戻らずに、カート画面の表示に移行してもよい。
図10は、変形例2の関連商品設定処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。この関連商品設定処理は、図4に示した上記実施の形態の関連商品設定処理に対して、ステップS111、S112の処理が追加されている。その他の処理内容は同一であり、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
ステップS103の処理で、関連商品の候補となる商品が抽出されると、制御部11は、同一サブカテゴリの商品が基準数以上抽出されているか否かを判別する(ステップS111)。抽出されていないと判別された場合には(ステップS111で“NO”)、制御部11の処理は、ステップS104へ移行する。
基準数以上抽出されていると判別された場合には(ステップS111で“YES”)、制御部11は、このサブカテゴリ自体を関連商品に含め、当該サブカテゴリの各商品を関連商品の候補から除外する(ステップS112)。それから、制御部11の処理は、ステップS104へ移行する。なお、ステップS104の処理では、追加されたサブカテゴリを優先的に関連商品に含めてよい。
図11は、変形例2の表示商品設定処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。この変形例2の表示商品設定処理では、図7に示した変形例1の表示商品設定処理で追加された処理のうち、ステップS131〜S134がステップS136〜S139に置き換えられている。その他の処理内容は同一であり、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
ステップS130の処理に引き続いて、制御部11は、取得された関連商品の中に、サブカテゴリが含まれているか否かを判別する(ステップS136)。含まれていないと判別された場合には(ステップS136で“NO”)、制御部11の処理は、ステップS124へ移行する。
サブカテゴリが含まれていると判別された場合には(ステップS136で“YES”)、制御部11は、商品の選択操作を受付済みであるか否かを判別する(ステップS137)。商品の選択操作を受付済みである、すなわち、後述の商品選択制御処理でいずれかの商品が選択された後に、表示画面W1の更新のために再度表示商品設定処理が起動されている場合には(ステップS137で“YES”)、制御部11は、選択された商品を関連商品として、当該商品の販売ストアにおける店舗別商品データ23を参照して商品情報を取得する(ステップS138)。それから、制御部11の処理は、ステップS124へ移行する。
商品の選択操作が受付済みではないと判別された場合には(ステップS137で“NO”)、制御部11は、サブカテゴリを関連商品の一つとして表示欄を追加し、当該表示欄に商品選択受付用の操作ボタンB6及びチェックボックスCBを含める設定を行う(ステップS139)。それから、制御部11の処理は、ステップS135へ移行する。
図12は、商品選択制御処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。この商品選択制御処理は、商品選択に係る操作ボタンB6が操作された場合に起動される。
商品選択制御処理が開始されると、制御部11は、操作ボタンB6に係るサブカテゴリの識別情報(ID)を取得する(ステップS181)。制御部11は、取得されたIDと一致するサブカテゴリの商品の販売情報を検索する(ステップS182)。ここでは、制御部11は、各商品についていずれかのストアのものを選択する。制御部11は、検出された各商品の商品情報の一覧表示制御データを生成し、端末装置3へ出力する(ステップS183)。一覧表示制御データには、上記のように、各商品の表示欄に他のストアの同一商品を検索するための操作ボタンB4の表示を含めてよい。そして、制御部11は、商品選択制御処理を終了する。
[3.実施の効果]
以上のように、本実施形態の情報処理装置1は、制御部11を備える。制御部11は、特定手段として、購入対象であるものとして選択された第1の商品の情報に基づいて、当該第1の商品に対して関連商品として予め対応付けられた第2の商品を特定し、表示制御手段として、端末装置3における第1の商品の情報の表示画面に第2の商品を購入対象として追加選択可能に表示させる表示制御データを出力する。
このように、購入対象の商品(第1の商品)に対して予め対応付けられた関連商品(第2の商品)を推薦表示させ、購入対象に容易に追加可能とすることで、情報処理装置1は、見当外れの関連商品を推薦する可能性を低減して、より精度よくユーザに併せて必要な商品を提案することができる。よって、情報処理装置1は、ユーザに余計な手間をかけさせずに効率よく有用なものを購入させることができる。
また、制御部11は、特定手段として、第1の商品を含む販売履歴のデータから、当該第1の商品とで同一の購入者により同一時期などに購入された商品に基づいて第2の商品を定める。より詳しくは、制御部11は、販売履歴として複数の販売者による販売履歴を組み合わせた商品マスタデータ22の販売履歴に基づいて関連商品(第2の商品)を定める。これにより、複数のストアの情報を組み合わせて販売量のデータを増やすことができるので、あるストアでたまたま関係なく購入された商品のような正しくない組合せが関連商品として表示される可能性を低減させることができ、ノイズが小さくより精度の高い関連商品をユーザに提案することができる。
また、制御部11は、特定手段として、上記同一時期として第1の商品の販売から所定の第1期間内に販売された頻度が所定の第1基準を満たす商品から第2の商品を設定する。従来まとめて購入されにくく、後で気づいて購入するような商品をまとめて提案するという目的から、複数店舗での購入タイミングに若干の時間差を設定することで、関連商品(第2の商品)の設定精度を向上させることができる。特に、複数店舗で購入する場合には、多くの場合、厳密に同時のタイミングでは購入されないので、時間差の設定により必要な販売履歴情報を効果的に取り込んで関連商品を定めることができる。
また、制御部11は、特定手段として、直近の所定の第2期間内の販売履歴に基づいて第2の商品を定める。すなわち、あまり古い履歴は、新しい製品の発売などに基づいて、必ずしも適切な結果を示さない場合があるので、販売履歴を取得する期間を設定することで、情報処理装置1は、より最新の適切な関連商品(第2の商品)を定めて提案することができる。
また、第1の商品から第2の商品を定める条件、すなわち、両者の対応関係には、第1の商品が属する第1の商品分類に対応して予め定められた第2の商品分類に属する商品であることが含まれる。情報処理装置1では、予め関連商品(第2の商品)が含まれるカテゴリ又はサブカテゴリを定めておくことで、実際には関連性のない商品が誤って関連商品とされる可能性をより低減させることができ、より適切な関連商品を提案することができる。
また、制御部11は、特定手段として、同一の購入者により同一時期に購入されたなどの対応関係で購入された商品の情報に基づいて、商品が属する商品分類を第2の商品分類に追加するか否かを判断する。
すなわち、関連商品が属するカテゴリが最初から定められるのではなく、同一時期に購入された商品の情報から、当該商品を含むカテゴリを関連商品のカテゴリに加えてよいか判断することで、情報処理装置1では、カテゴリ設定の精度を下げずに(又は徐々に向上させつつ)事前設定の手間を低減することができる。
また、第2の商品分類は、第1の商品の付属品、部品又は適合品を含むものである。これら、元の購入対象商品である第1の商品と同時に購入されて明らかに問題のない商品を適切に関連商品のカテゴリに加えることで、情報処理装置1では、本来関連商品として提案されるべき商品が表示されない可能性を低減させることができる。
また、上記の付属品、部品又は適合品には、第1の商品の製造元とは異なる製造元による商品が含まれる。すなわち、これらの商品は元の購入対象商品のメーカーによる純正品などに限られず、第3者による代替品や、上記メーカーが生産していないアイデア商品などであってもよい。これにより、情報処理装置1は、ユーザに柔軟かつ多様な選択肢を提供することができる。
また、制御部11は、特定手段として、第1の商品に関係する商品の情報の記載に基づいて付属品、部品又は適合品を抽出する。すなわち、各ストアで表示される製品情報、例えば、製品カタログなどの内容から正しい付属品、部品又は適合品の情報を取得することで、情報処理装置1では、誤りの少ない精度のよい関連商品の提案を行うことができる。
また、制御部11は、特定手段として、第1の商品の販売者とは異なる販売者による商品を第2の商品として特定可能である。関連商品(第2の商品)は、必ずも元の購入対象商品と同一のストアで販売されていなかったり、販売されていたとしても必ずしも安くない場合などもある。このような場合に、他の販売者の商品も提案可能とすることで、情報処理装置1では、ユーザにより有用な情報を提案しやすくして、ユーザに改めて検索操作を行わせる手間を効果的に低減することができる。
また、制御部11は、特定手段として、定められた第2の商品を販売する各販売者の店舗別商品データ23における当該第2の商品に係る商品情報に基づいて、いずれかの販売者による第2の商品を特定する。すなわち、複数の販売者により販売されている関連商品(第2の商品)のうちいずれを選択するかは、各商品情報、すなわち、販売価格や在庫数などによって定められてよい。これにより、情報処理装置1は、購入するユーザにとって親切な関連商品を提示することができる。
また、制御部11は、特定手段として、第2の商品が複数の販売者により販売されている場合に、所定の第2基準に基づいていずれかの販売者による第2の商品を特定する。すなわち、いずれの販売者の商品を関連商品(第2の商品)として提案するかについては、基準に基づいて客観的に定められてよい。
また、上記第2基準には、販売価格が含まれる。販売価格に基づいて、特に安い商品を適切に関連商品の販売先として特定することで、ユーザに対して不当に損をさせないように関連商品を提示することができる。
また、制御部11は、表示制御手段として、第2の商品が複数の販売者により販売されている場合に、所定の操作による命令の取得に応じて複数の販売者による第2の商品の一覧表示を行わせる。すなわち、ユーザは、必ずしも提示された関連商品(第2の商品)の販売者から当該関連商品を購入する必要はなく、ユーザのポリシーなどに応じて好みの販売者を選択することができる。このように、容易に関連商品の販売者一覧をユーザに閲覧可能とすることができるので、端末装置3においてユーザが個別に関連商品の検索操作を行う必要がなく、情報処理装置1は、従来よりも容易に必要な関連商品を所望の販売者から購入可能とすることができる。
また、制御部11は、特定手段として、第2の商品を複数特定可能であり、表示制御手段として、複数の第2の商品をチェックボックスCBにより個別に追加選択可能な表示制御データを出力する。
このように、複数の関連商品(第2の商品)の表示のうち一部を追加選択して購入可能とすることで、一部でも不要なものがある場合に他の関連商品を調べなおすなどの購入操作を行う必要がない。したがって、情報処理装置1は、ユーザの利便性をより向上させることができる。
また、制御部11は、表示制御手段として、複数の第2の商品の表示順を所定の第3基準に基づいて定める。関連商品(第2の商品)の中でも、ユーザが併せて買うことの多い商品やあまり同時購入の頻度が高くない商品があるので、このような条件を考慮するなどにより、複数の関連商品の表示順を適宜に配列してもよい。あるいは、関連商品同士で同時に購入される可能性が高いものが更に特定可能な場合などには、これらの関連商品を隣り合って表示させるなどで、まとめて購入しやすくすることができる。
また、制御部11は、特定手段として、第2の商品の候補として同一のカテゴリ(又はサブカテゴリ。以下カテゴリなどと記載)の類似商品が複数(2以上の所定数)以上ある場合に、類似商品の代わりに当該カテゴリなどを第2の商品の表示に含める。似たような商品が関連商品(第2の商品)に複数含まれる場合、これらを複数まとめて購入されることは少ない一方で、いずれが選択されるかはユーザによってばらつくことが多く、あえて一つの商品に絞ると、多くのユーザが改めて検索をし直したり、関連商品の表示がユーザに関係ないと思わせてしまったりする場合があり得る。そこで、このような場合には、初めから一つの関連商品に絞らず、カテゴリなどを表示させて、必要なユーザには当該カテゴリなどの商品が必要であることを知得させるように表示制御を行うことで、情報処理装置1は、関連商品の表示の有用性を向上させることができる。
また、制御部11は、表示制御手段として、カテゴリなどを示す表示とともに、当該カテゴリなどの類似商品を一覧表示させる要求を受け付けるための操作ボタンB6を含む表示制御データを出力する。すなわち、当該カテゴリなどの関連商品をユーザが必要と思った場合に、操作ボタンB6を選択操作するだけで、当該関連商品の一覧表示を行わせることができるので、ユーザに改めて関連商品の検索などを行わせる手間を低減することができる。したがって、この情報処理装置1は、必要な関連商品を探して購入する場合のユーザの利便性を向上させることができる。
また、制御部11は、表示制御手段として、上記第2の商品の一覧表示からいずれかの類似商品が選択された場合に、カテゴリなどの表示の代わりに選択された類似商品を第2の商品とした表示制御データを生成して出力する。このように、選択された関連商品(第2の商品)については、カテゴリなどの表示から当該選択された関連商品の表示に切り替えつつ、他の関連商品の確認や選択設定などを行うことができるので、情報処理装置1では、逐次処理によりユーザが複数の関連商品の選択状況を確認しながら容易に購入したい商品を選択し、選択漏れなどを低減させて購入手続きへ進めることができる。
また、制御部11は、表示制御手段として、上記の第2の商品の一覧表示を行わせる場合に、当該一覧表示を、その時点で表示している表示画面から切り替えて異なる画面で行わせるように表示制御データを出力する。すなわち、複数の表示画面を並列に表示させないので表示処理が容易であり、ユーザが閲覧しやすい。
また、類似商品には、異なる容量の複数の商品が含まれる。すなわち、同品質で容量のみが異なるようなものについては、ユーザの選択基準が多様であり、いずれを予め選択するのが難しいので、上記のようにカテゴリなどの表示からユーザが任意に選択可能とすることで、ユーザの利便性を低下させない。なお、ここでいう容量は、上記実施形態におけるHDDなどの記憶容量に限られない。物理的なものやサービスの利用回数などの数えられるものの数値、又は数えにくい(数えられない)粉末や液体の重量や容積などが含まれ得る。
また、本実施形態の関連商品の特定表示制御方法は、購入対象であるものとして選択された第1の商品の情報に基づいて、当該第1の商品に対して関連商品として予め対応付けられた第2の商品を特定する特定ステップ、第1の商品の情報の表示画面に、第2の商品を購入対象として追加選択可能に表示させる表示制御データを出力する表示制御ステップ、を含む。このような処理ステップを含んで関連商品(第2の商品)の特定及び表示を制御することで、ECサイトで商品を購入しようとするユーザに対し、より有用な関連商品の提案を行うことができる。
また、上記特定表示制御方法を実行するプログラム121をインストールし、これを読み込み、RAMに展開してCPUとの協働で実行させることで、特別な専用ハードウェアを必要とせずに容易にユーザが有用な関連商品を提案することができる。
[4.その他]
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、製品の識別情報として固有の商品IDを設定することとしたが、工業製品などについては、メーカーの型番などがそのまま流用されてもよい。
また、上記実施の形態では、複数のストアのうちいずれの販売商品を関連商品として表示させるかについては、情報処理装置1が一律に定めることとしたが、選択基準、特に優先したい項目をユーザが設定可能であってもよい。なお、この場合、ユーザが会員としてログインせずに商品をカートへ入れる操作を行った場合には、当該会員の設定を取得できないので、情報処理装置1で定められた一律な設定が用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、一覧表示などの表示順を所定の基準に基づいて定めることとしたが、特に基準はなくてもよい。検索結果が得られた順などで表示を行ってもよい。また、基準は、単純に識別番号の数字順などであってもよいし、表示ごとに昇順又は降順が切り替えられてもよい。
また、関連商品の候補となる同一カテゴリの商品が少数ながら複数の場合には、一覧表示を行う代わりに全て列記させることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、第2期間内の販売履歴のみを用いて関連商品の設定などを行ったが、期間を定めなくてもよい。あるいは、商品ごとに期間の有無を異ならせたり、期間の長さを変えたりすることができてもよい。
また、上記実施の形態では、商品マスタデータ22でストア別に生じる販売情報などを統括管理することとして説明したが、統括された販売情報に基づいて関連商品を定める場合以外には、このようなデータ管理を行わなくてもよい。
また、上記実施の形態では、情報処理装置1が単独で各処理を行うものとして説明したが、複数の電子機器などで上記関連商品の特定表示制御処理が分散処理されてもよい。
また、以上の説明では、プログラム121を記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、HDDなどの記憶部12を例に挙げて説明したが、これに限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、他の各種不揮発性メモリ、及びCD−ROMやDVDディスクなどの可搬型記憶媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
また、上記実施の形態及び変形例で示された各内容は、互いに矛盾しない限りにおいて任意に組み合わせたり除外したりすることができる。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、処理動作の内容及び手順などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載した発明の範囲とその均等の範囲を含む。
1 情報処理装置
2 データサーバ
3 端末装置
11 制御部
12 記憶部
121 プログラム
13 通信部
21 会員データ
22 商品マスタデータ
23 店舗別商品データ
31 制御部
32 記憶部
321 アプリ
322 ブラウザ
33 通信部
34 表示部
35 操作受付部
100 ECシステム
B1〜B7、B2a 操作ボタン
CB チェックボックス
N ネットワーク
O1、O2 商品
W1〜W3 表示画面
WS1 表示欄
WS1〜WS5 表示欄

Claims (23)

  1. 購入対象として選択された第1の商品の情報に基づいて、当該第1の商品に対して関連商品として予め対応付けられた第2の商品を特定する特定手段と、
    前記第1の商品の情報の表示画面に、前記第2の商品を購入対象として追加選択可能に表示させる表示制御データを出力する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定手段は、前記第1の商品を含む販売履歴のデータから、当該第1の商品と所定の対応関係で同一の購入者により購入された商品に基づいて前記第2の商品を定め、
    前記販売履歴は、複数の販売者による販売データを組み合わせた商品データである
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記特定手段は、前記対応関係として前記第1の商品の販売から所定の第1期間内に販売された頻度が所定の第1基準を満たす商品から前記第2の商品を設定することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記特定手段は、直近の所定の第2期間内の前記販売履歴に基づいて前記第2の商品を定めることを特徴とする請求項2又は3記載の情報処理装置。
  5. 前記対応関係には、前記第1の商品が属する第1の商品分類に対応して予め定められた第2の商品分類に属する商品であることが含まれることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記対応関係には、前記第1の商品が属する第1の商品分類に対応して定められる第2の商品分類に属する商品であることが含まれ、
    前記特定手段は、同一の購入者により前記第1の商品と前記所定の対応関係で購入された商品の情報に基づいて、前記商品が属する商品分類を前記第2の商品分類に追加するか否かを判断することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の商品分類は、前記第1の商品の付属品、部品又は適合品を含むものであることを特徴とする請求項5又は6記載の情報処理装置。
  8. 前記付属品、前記部品又は前記適合品には、前記第1の商品の製造元とは異なる製造元による商品が含まれることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記特定手段は、前記第1の商品に関係する商品の情報の記載に基づいて前記付属品、部品又は適合品を抽出することを特徴とする請求項7又は8記載の情報処理装置。
  10. 前記特定手段は、前記第1の商品の販売者とは異なる販売者による商品を前記第2の商品として特定可能であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  11. 前記特定手段は、前記第1の商品の販売者とは異なる販売者による商品を前記第2の商品として特定可能であり、前記商品データに基づいて定められた前記第2の商品を販売する各販売者の当該第2の商品に係る個別商品情報に基づいて、いずれかの販売者による前記第2の商品を特定することを特徴とする請求項2〜9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記特定手段は、前記第2の商品が複数の販売者により販売されている場合に、所定の第2基準に基づいていずれかの販売者による前記第2の商品を特定することを特徴とする請求項10又は11記載の情報処理装置。
  13. 前記第2基準には、販売価格が含まれることを特徴とする請求項12記載の情報処理装置。
  14. 前記表示制御手段は、前記第2の商品が複数の販売者により販売されている場合に、所定の命令の取得に応じて前記複数の販売者による前記第2の商品の一覧表示を行わせる表示制御データを出力することを特徴とする請求項10〜13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. 前記特定手段は、前記第2の商品を複数特定可能であり、
    前記表示制御手段は、複数の前記第2の商品を個別に前記追加選択可能な前記表示制御データを出力することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  16. 前記表示制御手段は、前記複数の第2の商品の表示順を所定の第3基準に基づいて定めることを特徴とする請求項15記載の情報処理装置。
  17. 前記特定手段は、前記第2の商品の候補として同一の商品分類の類似商品が所定数以上ある場合に、前記類似商品の代わりに前記商品分類を第2の商品に含めることを特徴とする請求項15又は16記載の情報処理装置。
  18. 前記表示制御手段は、前記商品分類を示す表示とともに、当該商品分類の前記類似商品を一覧表示させる要求を受け付けるための所定の表示を含む前記表示制御データを出力することを特徴とする請求項17記載の情報処理装置。
  19. 前記表示制御手段は、前記一覧表示からいずれかの類似商品が選択された場合に、前記商品分類の表示の代わりに選択された前記類似商品を前記第2の商品とした前記表示制御データを生成して出力することを特徴とする請求項18記載の情報処理装置。
  20. 前記表示制御手段は、前記一覧表示を行わせる場合に、当該一覧表示を前記表示画面とは異なる画面に移行させて行わせる前記表示制御データを出力することを特徴とする請求項18又は19記載の情報処理装置。
  21. 前記類似商品には、異なる容量の複数の商品が含まれることを特徴とする請求項18〜20のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  22. 購入対象として選択された第1の商品の情報に基づいて、当該第1の商品に対して関連商品として予め対応付けられた第2の商品を特定する特定ステップ、
    前記第1の商品の情報の表示画面に、前記第2の商品を購入対象として追加選択可能に表示させる表示制御データを出力する表示制御ステップ、
    を含むことを特徴とする関連商品の特定表示制御方法。
  23. コンピュータを、
    購入対象として選択された第1の商品の情報に基づいて、当該第1の商品に対して関連商品として予め対応付けられた第2の商品を特定する特定手段、
    前記第1の商品の情報の表示画面に、前記第2の商品を購入対象として追加選択可能に表示させる表示制御データを出力する表示制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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