JP2021144349A - 変更届出書の自動作成支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、大規模小売店舗に入居する小売業者に関して、所定の事項に変更が生じた場合に、該小売業者が入居している大規模小売店舗の登録情報を変更し、変更届出書を自動で作成支援するプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】大規模小売店舗に関する変更届出書自動作成支援プログラムであって、コンピュータ装置を、複数の小売業者に関するマスター小売業者情報と前記小売業者情報との間に相違がある場合に、相違のある小売業者に対応する大規模小売店舗についての変更届出書として、前記小売業者情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、マスター小売業者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する変更届出書出力手段として機能させる、変更届出書自動作成支援プログラムに関する。【選択図】 図2

Description

本発明は、大規模小売店舗に入居する小売業者に関して、所定の事項に変更が生じた場合に、自動で変更届出書を作成支援することができるプログラムに関する。
大規模小売店舗の設置者には、大規模小売店舗、及び大規模小売店舗に入居する小売業者に関して、所定の事項に変更が生じた場合に、その旨を都道府県に届け出ることが義務付けられている。
しかしながら、同一の小売業者が複数の大規模小売店舗に入居していることが多いため、小売業者に関して所定の事項に変更が生じた場合に、該小売業者が入居している大規模小売店舗の登録情報を変更し、変更届出書を作成するのは時間のかかる作業であり、作業者にとって負担が大きかった。また、変更事項の入出力作業を人的に行った場合、誤記、記入漏れ及び/又は入出力漏れなどのヒューマンエラーが生じるリスクもあった。
本発明は、このような課題を解決するためのものである。すなわち、本発明は、大規模小売店舗に入居する小売業者に関して、所定の事項に変更が生じた場合に、該小売業者が入居している大規模小売店舗の登録情報を変更し、変更届出書を自動で作成支援するプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、上記目的は、
[1]コンピュータ装置において実行される、大規模小売店舗に関する変更届出書自動作成支援プログラムであって、変更届出書が、大規模小売店舗に入居する小売業者の変更前の情報と、変更後の情報を記載するものであり、コンピュータ装置を、大規模小売店舗に関連付けて、大規模小売店舗に入居する複数の小売業者に関する小売業者情報を記憶する小売業者情報記憶手段、複数の小売業者に関するマスター小売業者情報と前記小売業者情報との間に相違がある場合に、相違のある小売業者に対応する大規模小売店舗についての変更届出書として、前記小売業者情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、マスター小売業者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する変更届出書出力手段として機能させる、変更届出書自動作成支援プログラム;
[2]コンピュータ装置を、小売業者情報記憶手段に記憶された小売業者情報を、マスター小売業者情報と整合するように更新する小売業者情報更新手段、として機能させる、[1]に記載の変更届出書自動作成支援プログラム;
[3]コンピュータ装置を、小売業者情報記憶手段により記憶された小売業者情報を複製し、一方を前記変更前の情報に対応する変更前小売業者情報とし、他方を前記変更後の情報に対応する変更後小売業者情報とする小売業者情報複製手段、として機能させ、小売業者情報更新手段が、変更後小売業者情報をマスター小売業者情報と整合するように更新し、変更届出書出力手段が、変更前小売業者情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、変更後小売業者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する、[2]に記載の変更届出書自動作成支援プログラム;
[4]小売業者情報置換手段が、小売業者情報記憶手段に記憶された小売業者情報を、変更後小売業者情報と整合するように置き換える、[3]に記載の変更届出書自動作成支援プログラム;
[5]コンピュータ装置を、大規模小売店舗から退店する小売業者がある場合に、該退店に関する情報を変更前小売業者情報に付加する退店情報付加手段、大規模小売店舗へ入店する小売業者がある場合に、該入店に関する情報を変更後小売業者情報に付加する入店情報付加手段として機能させる、[3]又は[4]に記載の変更届出書自動作成支援プログラム;
[6]変更届出書が、大規模小売店舗の設置者の変更前の情報と、変更後の情報を記載するものであり、コンピュータ装置を、大規模小売店舗に関連付けて、大規模小売店舗の設置者の情報を含む大規模小売店舗情報を記憶する大規模小売店舗情報記憶手段、として機能させ、変更届出書出力手段が、複数の大規模小売店舗の設置者に関するマスター設置者情報と前記大規模小売店舗情報との間に相違がある場合に、相違のある大規模小売店舗の設置者に対応する大規模小売店舗についての変更届出書として、前記大規模小売店舗情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、マスター設置者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する、[1]〜[5]のいずれかに記載の変更届出書自動作成支援プログラム;
[7]大規模小売店舗に関する変更届出書自動作成支援装置であって、変更届出書が、大規模小売店舗に入居する小売業者の変更前の情報と、変更後の情報を記載するものであり、大規模小売店舗に関連付けて、大規模小売店舗に入居する複数の小売業者に関する小売業者情報を記憶する小売業者情報記憶手段と、複数の小売業者に関するマスター小売業者情報と前記小売業者情報との間に相違がある場合に、相違のある小売業者に対応する大規模小売店舗についての変更届出書として、前記小売業者情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、マスター小売業者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する変更届出書出力手段とを備える、変更届出書自動作成支援装置;
[8]コンピュータ装置において実行される、大規模小売店舗に入居する小売業者に関する変更届出書自動作成支援方法であって、変更届出書が、大規模小売店舗に入居する小売業者の変更前の情報と、変更後の情報を記載するものであり、大規模小売店舗に関連付けて、大規模小売店舗に入居する複数の小売業者に関する小売業者情報を記憶するステップと、複数の小売業者に関するマスター小売業者情報と前記小売業者情報との間に相違がある場合に、相違のある小売業者に対応する大規模小売店舗についての変更届出書として、前記小売業者情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、マスター小売業者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する変更届出書出力ステップとを有する、変更届出書自動作成支援方法;
により達成することができる。
本発明によれば、大規模小売店舗に入居する小売業者に関して、所定の事項に変更が生じた場合に、該小売業者が入居している大規模小売店舗の登録情報を変更し、変更届出書を自動で作成支援するプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態にかかるコンピュータ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおける変更届出書出力処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおけるコンピュータ装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおけるコンピュータ装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおけるコンピュータ装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおけるコンピュータ装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおいて出力される変更届出書の表紙の一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおいて出力される変更届出書の一覧表の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明をするが、本発明の趣旨に反しない限り、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
図1は、本発明の実施の形態にかかるコンピュータ装置の構成を示すブロック図である。コンピュータ装置1は、制御部11、RAM12、ストレージ部13、グラフィック処理部14、通信インタフェース15、インタフェース部16からなり、それぞれ内部バスにより接続されている。
制御部11は、CPUやROMから構成される。制御部11は、ストレージ部13に格納されたプログラムを実行し、コンピュータ装置1の制御を行なう。RAM12は、制御部11のワークエリアである。ストレージ部13は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部11は、プログラム及びデータをRAM12から読み出して処理を行なう。制御部11は、RAM12にロードされたプログラム及びデータを処理することで、描画命令をグラフィック処理部14に出力する。
グラフィック処理部14は表示部18に接続されている。表示部18は表示画面19を有している。制御部11が描画命令をグラフィック処理部14に出力すると、グラフィック処理部14は、表示画面19上に画像を表示するためのビデオ信号を出力する。
通信インタフェース15は無線又は有線により通信ネットワーク3に接続が可能であり、通信ネットワーク3を介して、サーバ装置とデータを送受信することが可能である。通信インタフェース15を介して受信したデータは、RAM12にロードされ、制御部11により演算処理が行われる。インタフェース部16には外部メモリ17(例えば、SDカード等)が接続されている。
次に、変更届出書自動作成支援プログラムにおける変更届出書出力処理について、説明する。図2は、本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおける変更届出書出力処理のフローチャートを示す図である。ここでの変更届出書は、大規模小売店舗の名称及び所在地、大規模小売店舗の設置者の名称、所在地及び代表者氏名、並びに、大規模小売店舗に入居している小売業者の名称、所在地及び代表者氏名のいずれかの項目に変更が生じた場合に、変更前の情報及び変更後の情報を記載するものである。また、以下の説明では、前記項目を所定の事項という。
まず、ストレージ部13に、大規模小売店舗情報が記憶される(ステップS1)。大規模小売店舗情報には、大規模小売店舗に関するものとして、大規模小売店舗の名称及び所在地の情報、大規模小売店舗の設置者に関するもの(以下、設置者情報という)として、法人番号(あるいは任意の識別番号)、名称、所在地及び代表者氏名の情報などが含まれる。大規模小売店舗の設置者は複数登録することが可能である。また、大規模小売店舗の設置者が法人である場合、登録される情報は登記情報に基づくものであり、大規模小売店舗の設置者が個人事業主である場合、登録される情報は住民票に基づくものである。大規模小売店舗情報の入力は、作業者の人的作業により行われてもよく、外部の電子データを取り込むことにより行われてもよく、大規模小売店舗情報が記載された書類をスキャンし、公知の方法によってテキスト化することにより行われてもよい。特に、大規模小売店舗の設置者、及び小売業者が法人である場合は、通信ネットワーク3を介して、法務局が管理する登記情報から、公知の方法により情報をダウンロードすることが簡便であり、ヒューマンエラーの発生リスクを軽減する観点からも好ましい。
そして、ストレージ部13に、大規模小売店舗と関連付けて、大規模小売店舗に入居している小売業者情報が記憶される(ステップS2)。小売業者情報は、大規模小売店舗ごとに固有のものである。小売業者情報には、店舗ナンバー、法人番号(あるいは任意の識別番号)、名称、所在地、代表者氏名、所定の事項に変更のあった日付、業者ナンバー、棟番号、階層、区画番号、屋号、業種・業態、主要販売品目、開店時刻、閉店時刻、営業時間、店舗面積及び延床面積の情報などが含まれる。小売業者が法人である場合、登録される情報は登記情報に基づくものであり、小売業者が個人事業主である場合、登録される情報は住民票に基づくものである。小売業者情報の入力は、作業者の人的作業により行われてもよく、外部の電子データを取り込むことにより行われてもよく、小売業者情報が記載された書類をスキャンし、公知の方法によってテキスト化することにより行われてもよい。特に、小売業者が法人である場合は、通信ネットワーク3を介して、法務局が管理する登記情報から、公知の方法により情報をダウンロードすることが簡便であり、ヒューマンエラーの発生リスクを軽減する観点からも好ましい。
次に、ストレージ部13に記憶された大規模小売店舗情報が複製される(ステップS3)。複製された大規模小売店舗情報のうち、一方が変更前大規模小売店舗情報、他方が変更後大規模小売店舗情報とみなされる。このように大規模小売店舗情報の複製を行うことで、一方を、変更届出書における変更前の大規模小売店舗情報である変更前大規模小売店舗情報として設定し、さらに他方を、変更届出書における変更後の大規模小売店舗情報である変更後大規模小売店舗情報として設定することができる。
大規模小売店舗の名称及び所在地、並びに、大規模小売店舗の設置者自体のいずれかに変更があった場合(ステップS4にてYes)、変更後大規模小売店舗情報が変更後の内容と整合するように更新される(ステップS5)。大規模小売店舗の名称及び所在地、並びに、大規模小売店舗の設置者自体のいずれにも変更がなかった場合(ステップS4にてNo)、変更後大規模小売店舗情報の更新は行われず、ステップS6に移行する。変更後大規模小売店舗情報の更新は、作業者の人的作業により行われてもよく、外部の電子データを取り込む、又は大規模小売店舗情報が記載された書類をスキャンし、公知の方法によってテキスト化すると自動的に差異が検出され、行われることとしてもよい。作業者の人的作業により変更後大規模小売店舗情報の更新が行われる例は、後に記載する図5の説明において示す。
次に、ストレージ部13に記憶された小売業者情報の複製が行われる(ステップS6)。複製された小売業者情報のうち、一方が変更前小売業者情報、他方が変更後小売業者情報とみなされる。このように小売業者情報の複製を行うことで、一方を、変更届出書における変更前の小売業者情報である変更前小売業者情報として設定し、さらに他方を、変更届出書における変更後の小売業者情報である変更後小売業者情報として設定することができる。
大規模小売店舗に小売業者の入退店があったことにより、小売業者情報に変更があった場合(ステップS7にてYes)、変更後小売業者情報が変更後の内容と整合するように更新される(ステップS8)。また、小売業者の退店がある場合は、変更前小売業者情報に対して、退店に関する情報が付加される(ステップS9)。退店に関する情報とは、退店する小売業者の名称、及び退店日などである。さらに、小売業者の入店がある場合は、変更後小売業者情報に対して、入店に関する情報が付加される(ステップS10)。このように変更後小売業者情報の更新、退店に関する情報の付加、及び入店に関する情報の付加が行われることで、後に変更届出書が出力される際に、小売業者の入店及び退店に関する変更内容や変更のあった日付情報が同時に記載されることとなり、作業者の負担、及びヒューマンエラーが生じるリスクを軽減しつつ、変更届出書を作成支援することが可能となる。
図3は、本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおけるコンピュータ装置の表示画面の一例を示す図である。図3の表示画面19には、小売業者情報の一覧画面100が表示されている。小売業者情報の一覧画面100には、大規模小売店舗の設置者の名称101、大規模小売店舗の名称102、及び大規模小売店舗の小売業者情報の一覧103が表示される。小売業者情報検索窓104に大規模小売店舗の名称を入力し、検索することで、調べたい大規模小売店舗の小売業者情報の一覧を表示することが可能である。大規模小売店舗の小売業者情報の一覧103には、小売業者情報として、法人番号(あるいは任意の識別番号)107、名称108、所在地109、代表者氏名110、階層111、店舗面積112、及び主要販売品目113などが表示される。大規模小売店舗の小売業者情報の一覧103の各小売業者情報の上段には、変更前小売業者情報105が、下段には、変更後小売業者情報106が表示される。変更前小売業者情報105には、退店に関する情報として、退店日入力欄114、及び退店チェックボックス115が含まれている。退店する小売業者に関しては、退店チェックボックス115にチェックを入れ、退店日入力欄114に退店日を入力することができる。また、変更後小売業者情報106には、入店に関する情報として、入店日入力欄116、及び入店未定チェックボックス115が含まれている。小売業者が退店した後、入店する小売業者が決定している場合は、入店日入力欄116に入店日を入力することができる。小売業者が退店した後、入店する小売業者が決定していない場合は、入店未定チェックボックス115にチェックを入れることで、変更後小売業者情報106はなしとして扱われる。変更後小売業者情報の更新、退店に関する情報の付加及び入店に関する情報の付加は、一時保存ボタン118が押下されることで一時的に保存される。
ただし、ステップS8〜10における変更後小売業者情報の更新、退店に関する情報の付加、及び入店に関する情報の付加は、上述したように作業者の人的作業により行われてもよく、外部の電子データを取り込む、又は小売業者情報が記載された書類をスキャンし、公知の方法によってテキスト化すると自動的に差異が検出され、行われることとしてもよい。
大規模小売店舗に小売業者の入退店がなかった場合(ステップS7にてNo)、変更後小売業者情報の更新、退店に関する情報の付加、及び入店に関する情報の付加は行われず、ステップS11へ移行する。
次に、マスター情報と変更後大規模小売店舗情報の間、及びマスター情報と変更後小売業者情報の間で登録内容の比較が行われる(ステップS11)。マスター情報は、大規模小売店舗の設置者に関する情報(以下、マスター設置者情報という)、及び小売業者に関する情報(以下、マスター小売業者情報という)を含んでいる。マスター情報には、法人番号(あるいは任意の識別番号)、名称、所在地、代表者氏名、及び所定の事項に変更のあった日付の情報などが含まれる。マスター情報は、最新のものであることが好ましい。大規模小売店舗の設置者、及び小売業者が法人である場合、登録される情報は登記情報に基づくものであり、大規模小売店舗の設置者、及び小売業者が個人事業主である場合、登録される情報は住民票に基づくものである。マスター情報の入力は、作業者の人的作業により行われてもよく、外部データを取り込むことにより行われてもよく、大規模小売店舗の設置者及び小売業者に関する情報が記載された書類をスキャンし、公知の方法によってテキスト化することにより行われてもよい。特に、大規模小売店舗の設置者、及び小売業者が法人である場合は、通信ネットワーク3を介して、法務局が管理する登記情報から、公知の方法により情報をダウンロードすることが簡便であり、ヒューマンエラーの発生リスクを軽減する観点からも好ましい。
マスター情報と変更後大規模小売店舗情報の間、及びマスター情報と変更後小売業者情報の間に相違があった場合(ステップS12にてYes)、変更後大規模小売店舗情報がマスター情報と整合するように更新され(ステップS13)、また、変更後小売業者情報がマスター情報と整合するように更新される(ステップS14)。そして、情報に相違があった旨の通知がなされる(ステップS15)。通知は、テキストで表示することによりなされてもよく、アイコンを表示することによりなされてもよく、テキスト及び/又はアイコンの表示色を変更することによりなされてもよく、サウンドで通知されてもよい。
図4は、本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおけるコンピュータ装置の表示画面の一例を示す図である。図4の表示画面19には、大規模小売店舗の設置者、及び/又は小売業者の所在地に変更があった場合の、相違通知画面200が表示されている。相違通知画面200には、大規模小売店舗の設置者、及び/又は小売業者の名称201、所在地202、代表者氏名203などが表示される。大規模小売店舗の設置者情報、及び/又は小売業者情報に変更があった場合、変更前の設置者情報又は変更前の小売業者情報204、及び変更後の設置者情報又は変更後の小売業者情報205が表示され、相違通知206がなされる。例えば、図4では、大規模小売店舗の設置者、及び/又は小売業者の所在地に変更があったので、相違通知206として、「所在地変更」という表示がなされている。相違通知206は、変更のあった内容に応じて、適切な表示がなされる。また、大規模小売店舗の設置者、及び/又は小売業者の代表者氏名203には、ラジオボタンが付されている。大規模小売店舗の設置者、及び/又は小売業者に複数の代表者がいる場合には、ラジオボタンによって選択されている代表者氏名が、主たる代表者氏名として登録される。変更届出書の中に、大規模小売店舗の設置者、及び/又は小売業者に複数の代表者がいる場合であって、主たる代表者氏名のみを記載する必要がある箇所には、ここで登録された主たる代表者氏名が記載される。確認ボタン207が押下されることで、相違通知画面200が閉じられる。
図5は、本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおけるコンピュータ装置の表示画面の一例を示す図である。図5の表示画面19には、大規模小売店舗情報の表示画面300が表示されている。大規模小売店舗情報の表示画面300には、大規模小売店舗の設置者情報301、及び大規模小売店舗に関する情報302が表示される。大規模小売店舗の設置者情報301には、変更前の設置者情報303、及び変更後の設置者情報304が含まれる。また、自治体フォーマット選択窓305から、後に変更届出書を出力する際の形式を選択することができる。ステップS5において、大規模小売店舗の設置者自体に変更があった場合には、登記検索窓306から変更後の設置者の名称を検索し、選択することで、変更後の設置者情報304が更新される。ステップS13において大規模小売店舗情報が更新された場合には、自動的に変更後の設置者情報304が更新される。そして、確認ボタン307が押下されることで、大規模小売店舗情報の表示画面300が閉じられる。
図6は、本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおけるコンピュータ装置の表示画面の一例を示す図である。図6の表示画面19には、小売業者情報に変更があった場合の、小売業者情報の一覧画面100が表示されている。小売業者情報の一覧画面100の各小売業者情報の下段に、ステップS14において更新された情報が、変更後小売業者情報106として表示される。図6では、例えば、株式会社□□の代表者氏名121、有限会社▲▲(変更後の有限会社△△)の名称122、及び株式会社◆◆の所在地123に変更が生じている。変更後小売業者情報の更新は、一時保存ボタン118が押下されることで一時的に保存される。
マスター情報と変更後大規模小売店舗情報の間、及びマスター情報と変更後小売業者情報の間に相違がなかった場合は(ステップS12にてNo)、変更後大規模小売店舗情報及び変更後小売業者情報の更新、並びに情報に相違があった旨の通知はされず、ステップS16に移行する。ただし、ステップS4及び/又はステップS7において、大規模小売店舗情報及び/又は小売業者情報に変更があった場合には、情報に相違があった旨の通知がなされることとしてもよい。
図6の出力ボタン119が押下されることで、表示されている大規模小売店舗についての変更届出書が所定の形式で出力される(ステップS17)。所定の形式とは、変更届出書を提出する時点において法令で定められた形式であることが好ましい。変更届出書は、表紙と一覧表を含むものである。変更届出書には、変更のあった所定の事項に関して、変更前の情報及び変更後の情報が記載される。変更前の情報は、変更前大規模小売店舗情報及び変更前小売業者情報に基づいており、変更後の情報は、変更後大規模小売店舗情報及び変更後小売業者情報に基づいている。変更後大規模小売店舗情報及び変更後小売業者情報は、ステップS13及び14においてマスター情報と整合するように更新されているため、最新の情報が変更後の情報として出力されることとなる。変更届出書は、Microsoft(登録商標) Wordによるワード形式、Microsoft Excel(登録商標)によるエクセル形式及びAdobe(登録商標) AcrobatによるPDF形式などの電子データとして出力されてもよく、コンピュータ装置と接続された印刷機により印刷された書類として出力されてもよい。また、変更届出書はステップS12において相違がある場合に自動で出力されることとしてもよい。
図7は、本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおいて出力される変更届出書の表紙の一例を示す図である。変更届出書の表紙400には、大規模小売店舗の設置者情報401、大規模小売店舗の名称及び所在地402、変更した事項403、変更の年月日404並びに変更する理由405が記載されている。大規模小売店舗の設置者情報401、並びに大規模小売店舗の名称及び所在地402には、ステップS5及びステップS13において更新された変更後大規模小売店舗情報を基に、対応する情報が記載される。変更した事項403には、所定の事項のうち、ステップS4、ステップS7及びステップS12において変更があった項目が記載される。併せて、ステップS3において複製された変更前大規模小売店舗情報を基に変更前の情報が、ステップS5及びステップS13において更新された変更後大規模小売店舗情報を基に変更後の情報が記載される。ステップS7及びステップS12において小売業者情報に変更があった場合は、詳細は一覧表により届け出るため、その旨が記載される。変更の年月日404には、ステップS5及びステップS13において更新された変更後大規模小売店舗情報を基に、変更のあった日付が記載される。ステップS7及びステップS12において小売業者情報に変更があった場合は、詳細は一覧表により届け出るため、その旨が記載される。変更する理由405は、変更した事項403に対応する適切な理由が自動で記載されるようにしてもよく、作業者が入力を行ってもよい。
図8の(a)、及び(b)は、本発明の実施の形態にかかる変更届出書自動作成支援プログラムにおいて出力される変更届出書の一覧表の一例を示す図である。図8の(a)が変更前の小売業者一覧表、図8の(b)が変更後の小売業者一覧表である。変更前の小売業者一覧表500には、店舗ナンバー501、業者ナンバー502、氏名(名称)503、代表者氏名504、所在地505、備考506の欄がある。店舗ナンバー501、業者ナンバー502、氏名(名称)503、代表者氏名504、所在地505の欄には、ステップS6において複製された変更前小売業者情報を基に、対応する情報が記載される。備考506の欄には、ステップS9において付加された退店に関する情報を基に、退店に関する情報が記載される。具体的には、退店した小売業者の情報が記載された行の備考欄に、退店した旨、及び退店した日付が記載される。変更後の小売業者一覧表600にも、店舗ナンバー601、業者ナンバー602、氏名(名称)603、代表者氏名604、所在地605、備考606の欄がある。店舗ナンバー601、業者ナンバー602、氏名(名称)603、代表者氏名604、所在地605の欄には、ステップS8及びステップS14において更新された変更後小売業者情報を基に、対応する情報が記載される。備考606の欄には、ステップS10において付加された入店に関する情報、及びステップS14において更新された変更後小売業者情報を基に、入店に関する情報、及び変更内容に関する情報が記載される。具体的には、入店した小売業者の情報が記載された行の備考欄に、入店した旨、及び入店した日付が記載され、所定の事項に変更のあった小売業者の情報が記載された行の備考欄に、変更のあった事項、変更があった旨、及び変更のあった日付が記載される。
このように、マスター情報と変更後小売業者情報の間に相違があった場合に、変更後小売業者情報がマスター情報と整合するように更新され、大規模小売店舗についての変更届出書として、変更前小売業者情報に基づく情報が変更前の情報として所定の形式で出力され、変更後小売業者情報に基づく情報が変更後の情報として所定の形式で出力されることで、大規模小売店舗に入居する小売業者に関して所定の事項に変更が生じた場合に、大規模小売店舗ごとに登録情報を更新し、変更届出書を作成する必要がなくなる。これにより、作業者の負担、及びヒューマンエラーが生じるリスクを軽減しつつ、変更届出書を作成支援することが可能となる。
また、大規模小売店舗の設置者は、複数の大規模小売店舗を設置していることが多いため、大規模小売店舗の設置者に関して所定の事項に変更が生じた場合に、該大規模小売店舗の設置者が設置している大規模小売店舗の登録情報を変更し、変更届出書を作成するのは時間のかかる作業であり、作業者にとって負担が大きかった。そのため、マスター情報と変更後大規模小売店舗情報の間に相違があった場合に、変更後大規模小売店舗情報がマスター情報と整合するように更新され、大規模小売店舗についての変更届出書として、変更前大規模小売店舗情報に基づく情報が変更前の情報として所定の形式で出力され、変更後大規模小売店舗情報に基づく情報が変更後の情報として所定の形式で出力されることで、大規模小売店舗の設置者に関して所定の事項に変更が生じた場合に、大規模小売店舗ごとに登録情報を更新し、変更届出書を作成する必要がなくなる。これにより、作業者の負担、及びヒューマンエラーが生じるリスクを軽減しつつ、変更届出書を作成支援することが可能となる。
変更届出書を出力した後に、図6の確定ボタン120が押下されることで、大規模小売店舗情報が変更後大規模小売店舗情報と整合するように置き換えられ、ストレージ部13に記憶される(ステップS17)。そして、小売業者情報が変更後小売業者情報と整合するように置き換えられ、ストレージ部13に記憶され、変更届出書出力処理が終了する(ステップS18)。これにより、大規模小売店舗情報及び小売業者情報が、変更届出書を出力した時点の情報に置き換えられ、記憶されるため、最後に届け出を行った際の情報を検索する必要がなくなる。また、大規模小売店舗の属する都道府県によって変更届出書の提出時期が異なる場合でも、変更届出書の変更前の情報に関して記載内容にミスが生じるリスクを軽減することができる。
1 :コンピュータ装置
3 :通信ネットワーク
11 :制御部
12 :RAM
13 :ストレージ部
14 :グラフィック処理部
15 :通信インタフェース
16 :インタフェース部
17 :外部メモリ
18 :表示部
19 :表示画面
100 :一覧画面
101 :名称
102 :名称
103 :一覧
104 :小売業者情報検索窓
105 :変更前小売業者情報
106 :変更後小売業者情報
108 :名称
109 :所在地
110 :代表者氏名
111 :階層
112 :店舗面積
113 :主要販売品目
114 :退店日入力欄
115 :退店チェックボックス
115 :入店未定チェックボックス
116 :入店日入力欄
118 :一時保存ボタン
119 :出力ボタン
120 :確定ボタン
121 :代表者氏名
122 :名称
123 :所在地
200 :相違通知画面
201 :名称
202 :所在地
203 :代表者氏名
204 :設置者情報
205 :設置者情報
206 :相違通知
207 :確認ボタン
300 :表示画面
301 :設置者情報
302 :情報
303 :設置者情報
304 :設置者情報
305 :自治体フォーマット選択窓
306 :登記検索窓
307 :確認ボタン
400 :表紙
401 :設置者情報
402 :所在地
403 :事項
404 :年月日
405 :理由
500 :小売業者一覧表
501 :店舗ナンバー
502 :業者ナンバー
504 :代表者氏名
505 :所在地
506 :備考
600 :小売業者一覧表
601 :店舗ナンバー
602 :業者ナンバー
604 :代表者氏名
605 :所在地
606 :備考

Claims (8)

  1. コンピュータ装置において実行される、大規模小売店舗に関する変更届出書自動作成支援プログラムであって、
    変更届出書が、大規模小売店舗に入居する小売業者の変更前の情報と、変更後の情報を記載するものであり、
    コンピュータ装置を、
    大規模小売店舗に関連付けて、大規模小売店舗に入居する複数の小売業者に関する小売業者情報を記憶する小売業者情報記憶手段、
    複数の小売業者に関するマスター小売業者情報と前記小売業者情報との間に相違がある場合に、相違のある小売業者に対応する大規模小売店舗についての変更届出書として、前記小売業者情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、マスター小売業者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する変更届出書出力手段
    として機能させる、変更届出書自動作成支援プログラム。
  2. コンピュータ装置を、
    小売業者情報記憶手段に記憶された小売業者情報を、マスター小売業者情報と整合するように更新する小売業者情報更新手段、
    として機能させる、
    請求項1に記載の変更届出書自動作成支援プログラム。
  3. コンピュータ装置を、
    小売業者情報記憶手段により記憶された小売業者情報を複製し、一方を前記変更前の情報に対応する変更前小売業者情報とし、他方を前記変更後の情報に対応する変更後小売業者情報とする小売業者情報複製手段、
    として機能させ、
    小売業者情報更新手段が、変更後小売業者情報をマスター小売業者情報と整合するように更新し、
    変更届出書出力手段が、変更前小売業者情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、変更後小売業者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する、
    請求項2に記載の変更届出書自動作成支援プログラム。
  4. 小売業者情報置換手段が、小売業者情報記憶手段に記憶された小売業者情報を、変更後小売業者情報と整合するように置き換える、
    請求項3に記載の変更届出書自動作成支援プログラム。
  5. コンピュータ装置を、
    大規模小売店舗から退店する小売業者がある場合に、該退店に関する情報を変更前小売業者情報に付加する退店情報付加手段、
    大規模小売店舗へ入店する小売業者がある場合に、該入店に関する情報を変更後小売業者情報に付加する入店情報付加手段
    として機能させる、
    請求項3又は4に記載の変更届出書自動作成支援プログラム。
  6. 変更届出書が、大規模小売店舗の設置者の変更前の情報と、変更後の情報を記載するものであり、
    コンピュータ装置を、
    大規模小売店舗に関連付けて、大規模小売店舗の設置者の情報を含む大規模小売店舗情報を記憶する大規模小売店舗情報記憶手段、
    として機能させ、
    変更届出書出力手段が、複数の大規模小売店舗の設置者に関するマスター設置者情報と前記大規模小売店舗情報との間に相違がある場合に、相違のある大規模小売店舗の設置者に対応する大規模小売店舗についての変更届出書として、前記大規模小売店舗情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、マスター設置者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の変更届出書自動作成支援プログラム。
  7. 大規模小売店舗に関する変更届出書自動作成支援装置であって、
    変更届出書が、大規模小売店舗に入居する小売業者の変更前の情報と、変更後の情報を記載するものであり、
    大規模小売店舗に関連付けて、大規模小売店舗に入居する複数の小売業者に関する小売業者情報を記憶する小売業者情報記憶手段と、
    複数の小売業者に関するマスター小売業者情報と前記小売業者情報との間に相違がある場合に、相違のある小売業者に対応する大規模小売店舗についての変更届出書として、前記小売業者情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、マスター小売業者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する変更届出書出力手段と
    を備える、変更届出書自動作成支援装置。
  8. コンピュータ装置において実行される、大規模小売店舗に入居する小売業者に関する変更届出書自動作成支援方法であって、
    変更届出書が、大規模小売店舗に入居する小売業者の変更前の情報と、変更後の情報を記載するものであり、
    大規模小売店舗に関連付けて、大規模小売店舗に入居する複数の小売業者に関する小売業者情報を記憶するステップと、
    複数の小売業者に関するマスター小売業者情報と前記小売業者情報との間に相違がある場合に、相違のある小売業者に対応する大規模小売店舗についての変更届出書として、前記小売業者情報に基づく情報を前記変更前の情報として所定の形式で出力し、マスター小売業者情報に基づく情報を前記変更後の情報として所定の形式で出力する変更届出書出力ステップと
    を有する、変更届出書自動作成支援方法。
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