JP2021141283A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】好適に製造可能な半導体記憶装置を提供する。【解決手段】半導体記憶装置は、基板と、基板の表面と交差する第1方向に配列され、第1方向と交差する第2方向に延伸する複数の第1導電層と、第1方向及び第2方向と交差する第3方向に複数の第1導電層から離間し、第1方向に配列され、第2方向に延伸する複数の第2導電層と、第1方向に延伸し複数の第1導電層に対向する第1部分、第1方向に延伸し複数の第2導電層に対向する第2部分、並びに、第1部分及び第2部分に接続された第3部分を備える第1半導体層と、を備える。第3部分は、第1部分に接続され、第2方向において第1の幅を備える第4部分と、第2部分に接続され、第2方向において第2の幅を備える第5部分と、第4部分と第5部分との間の接続部であって、第2方向において第3の幅を備える第1接続部と、を備える。第3の幅は第1及び第2の幅よりも小さい。【選択図】図2
Description
以下に記載された実施形態は、半導体記憶装置に関する。
基板と、基板の表面と交差する第1方向に積層された複数の導電層と、第1方向に延伸してこれら複数の導電層に対向する半導体層と、導電層及び半導体層の間に設けられたゲート絶縁膜と、を備える半導体記憶装置が知られている。ゲート絶縁膜は、例えば、窒化シリコン膜(SiN)やフローティングゲート等、データを記憶可能なメモリ部を備える。
好適に製造可能な半導体記憶装置を提供する。
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、基板と、基板の表面と交差する第1方向に配列された第1メモリ層と、を備える。第1メモリ層は、第1方向に配列され第1方向と交差する第2方向に延伸する複数の第1導電層と、第1方向及び第2方向と交差する第3方向において複数の第1導電層から離間し、第1方向に配列され第2方向に延伸する複数の第2導電層と、第1方向に延伸し複数の第1導電層に対向する第1部分、第1方向に延伸し複数の第2導電層に対向する第2部分、並びに、第1部分及び第2部分に接続された第3部分を備える第1半導体層と、を備える。第3部分は、第1部分に接続され第2方向において第1の幅を備える第4部分と、第2部分に接続され第2方向において第2の幅を備える第5部分と、第4部分と第5部分との間の接続部であって、第2方向において第3の幅を備える第1接続部と、を備える。第3の幅は第1の幅よりも小さく、第3の幅は第2の幅よりも小さい。
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、基板と、基板の表面と交差する第1方向に配列された第1メモリ層及び第2メモリ層と、を備える。第1メモリ層は、第1方向に配列され第1方向と交差する第2方向に延伸する複数の第1導電層と、第1方向及び第2方向と交差する第3方向に複数の第1導電層から離間し、第1方向に配列され第2方向に延伸する複数の第2導電層と、第1方向に延伸し複数の第1導電層に対向する第1部分、第1方向に延伸し複数の第2導電層に対向する第2部分、並びに、第1部分及び第2部分に接続された第3部分を備える第1半導体層と、を備える。第1部分は第3方向において第1の幅を備え、第2部分は第3方向において第2の幅を備える。第3部分は、第1部分に接続され第3方向において第3の幅を備える第4部分と、第2部分に接続され第3方向において第4の幅を備える第5部分と、を備える。第3の幅は第1の幅よりも大きく、第4の幅は第2の幅よりも大きい。
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、基板と、基板の表面と交差する第1方向に配列された第1メモリ層及び第2メモリ層と、を備える。第1メモリ層は、第1方向に配列され第1方向と交差する第2方向に延伸する複数の第1導電層と、第1方向及び第2方向と交差する第3方向に複数の第1導電層から離間し、第1方向に配列され第2方向に延伸する複数の第2導電層と、第1方向に延伸し複数の第1導電層に対向する第1部分、第1方向に延伸し複数の第2導電層に対向する第2部分、並びに、第1部分及び第2部分に接続された第3部分を備える第1半導体層と、第1部分及び第2部分の間に設けられ第1方向に延伸する第1絶縁層と、を備える。第2メモリ層は、第1方向に配列され第2方向に延伸する複数の第3導電層と、第3方向に複数の第3導電層から離間し、第1方向に配列され第2方向に延伸する複数の第4導電層と、第1方向に延伸し複数の第3導電層に対向する第4部分、第1方向に延伸し複数の第4導電層に対向する第5部分、並びに、第4部分及び第5部分に接続された第6部分を備える第2半導体層と、第4部分及び第5部分の間に設けられ第1方向に延伸する第2絶縁層と、を備える。第6部分は第3部分に接続される。第2絶縁層は、複数の第3導電層及び複数の第4導電層よりも第1メモリ層側に設けられ第3方向において第1の幅を備える第7部分と、第7部分よりも第1メモリ層側に設けられ第3方向において第2の幅を備える第8部分と、第8部分よりも第1メモリ層側に設けられ第3方向において第3の幅を備える第9部分と、を備える。第2の幅は第1の幅よりも大きく、第2の幅は第3の幅よりも大きい。
次に、実施形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。尚、これらの実施形態はあくまでも一例であり、本発明を限定する意図で示されるものではない。
また、各図面は模式的なものであり、一部の構成等が省略される場合がある。また、各実施形態において共通の部分には共通の符号を付し、説明を省略する場合がある。
また、本明細書においては、基板の表面に対して平行な所定の方向をX方向、基板の表面に対して平行で、X方向と垂直な方向をY方向、基板の表面に対して垂直な方向をZ方向と呼ぶ。
また、本明細書においては、所定の面に沿った方向を第1方向、この所定の面に沿って第1方向と交差する方向を第2方向、この所定の面と交差する方向を第3方向と呼ぶことがある。これら第1方向、第2方向及び第3方向は、X方向、Y方向及びZ方向のいずれかと対応していても良いし、対応していなくても良い。
また、本明細書において、「上」や「下」等の表現は、基板を基準とする。例えば、上記Z方向に沿って基板から離れる向きを上と、Z方向に沿って基板に近付く向きを下と呼ぶ。また、ある構成について下面や下端と言う場合には、この構成の基板側の面や端部を意味する事とし、上面や上端と言う場合には、この構成の基板と反対側の面や端部を意味する事とする。また、X方向又はY方向と交差する面を側面等と呼ぶ。
また、本明細書において、構成、部材等について、所定方向の「幅」又は「厚み」と言った場合には、SEM(Scanning electron microscopy)やTEM(Transmission electron microscopy)等によって観察された断面等における幅又は厚みを意味することがある。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の模式的な等価回路図である。
図1は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の模式的な等価回路図である。
本実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイMCAと、メモリセルアレイMCAを制御する周辺回路PCと、を備える。
メモリセルアレイMCAは、複数のメモリユニットMUを備える。これら複数のメモリユニットMUは、それぞれ、電気的に独立な2つのメモリストリングMSa,MSbを備える。これらメモリストリングMSa,MSbの一端は、それぞれドレイン側選択トランジスタSTDに接続され、これらを介して共通のビット線BLに接続される。メモリストリングMSa,MSbの他端は、共通のソース側選択トランジスタSTSに接続され、これを介して共通のソース線SLに接続される。
メモリストリングMSa,MSbは、それぞれ、直列に接続された複数のメモリセルMCを備える。メモリセルMCは、半導体層と、ゲート絶縁膜と、ゲート電極と、を備える電界効果型のトランジスタである。半導体層は、チャネル領域として機能する。ゲート絶縁膜は、データを記憶可能な電荷蓄積膜を備える。メモリセルMCのしきい値電圧は、電荷蓄積膜中の電荷量に応じて変化する。ゲート電極は、ワード線WLの一部である。
選択トランジスタ(STD、STS)は、半導体層と、ゲート絶縁膜と、ゲート電極と、を備える電界効果型のトランジスタである。半導体層は、チャネル領域として機能する。ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極は、ドレイン側選択ゲート線SGDの一部である。ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極は、ソース側選択ゲート線SGSの一部である。
周辺回路PCは、例えば、読出動作、書込動作、消去動作に必要な電圧を生成し、ビット線BL、ソース線SL、ワード線WL、及び、選択ゲート線(SGD、SGS)に印加する。周辺回路PCは、例えば、ロウデコーダ、センスアンプモジュール、電圧生成回路、シーケンサ、及び各種レジスタ等の回路を含む。周辺回路PCは、例えば、メモリセルアレイMCAとは異なるチップ上に設けられた複数のトランジスタ及び配線から構成される。
[メモリセルアレイMCA]
次に、図2〜図5Bを参照して、本実施形態に係る半導体記憶装置の模式的な構成例を説明する。図2は、同半導体記憶装置の模式的な斜視図である。図3Aは、図2のA−A´線に対応する模式的な断面図である。図3Bは、図2のB−B´線に対応する模式的な断面図である。図3Cは、図2のC−C´線に対応する模式的な断面図である。図4は、図2の一部の構成を拡大して示す模式的な断面図である。図5A及び図5Bは、図2の一部の構成を拡大して示す模式的な断面図である。図2〜図5Bでは一部の構成を省略する。
次に、図2〜図5Bを参照して、本実施形態に係る半導体記憶装置の模式的な構成例を説明する。図2は、同半導体記憶装置の模式的な斜視図である。図3Aは、図2のA−A´線に対応する模式的な断面図である。図3Bは、図2のB−B´線に対応する模式的な断面図である。図3Cは、図2のC−C´線に対応する模式的な断面図である。図4は、図2の一部の構成を拡大して示す模式的な断面図である。図5A及び図5Bは、図2の一部の構成を拡大して示す模式的な断面図である。図2〜図5Bでは一部の構成を省略する。
例えば図2に示す様に、本実施形態に係る半導体記憶装置は、基板110と、基板110の上方に設けられたメモリセルアレイMCAと、を備える。また、メモリセルアレイMCAは、第1メモリ層ML1と、これよりも上方に設けられた第2メモリ層ML2と、を備える。
[基板110]
基板110は、例えば、単結晶シリコン(Si)等の半導体基板である。基板110は、例えば、半導体基板の上面にn型の不純物層を有し、更にこのn型の不純物層中にp型の不純物層を有する2重ウェル構造を備える。尚、基板110の表面には、例えば、周辺回路PCを構成するトランジスタや配線等が設けられても良い。
基板110は、例えば、単結晶シリコン(Si)等の半導体基板である。基板110は、例えば、半導体基板の上面にn型の不純物層を有し、更にこのn型の不純物層中にp型の不純物層を有する2重ウェル構造を備える。尚、基板110の表面には、例えば、周辺回路PCを構成するトランジスタや配線等が設けられても良い。
[第1メモリ層ML1]
第1メモリ層ML1は、Y方向に配設された複数の積層体構造LS1を備える。積層体構造LS1は、Z方向に積層された複数の導電層120を備える。これら積層体構造LS1の間にはメモリトレンチ構造MT1が設けられる。積層体構造LS1及びメモリトレンチ構造MT1は、Y方向に交互に配設される。メモリトレンチ構造MT1は、例えば図3Aに示す様に、X方向に配設された複数のメモリユニット構造MUS1及びメモリユニット間構造IMUS1を備える。メモリユニット構造MUS1は、半導体層130、ゲート絶縁膜140の一部、及び、絶縁層150の一部を備える。メモリユニット間構造IMUS1は、ゲート絶縁膜140の一部及び絶縁層150の一部を備える。また、例えば図2に示す様に、半導体層130の下端は、配線層160に接続される。
第1メモリ層ML1は、Y方向に配設された複数の積層体構造LS1を備える。積層体構造LS1は、Z方向に積層された複数の導電層120を備える。これら積層体構造LS1の間にはメモリトレンチ構造MT1が設けられる。積層体構造LS1及びメモリトレンチ構造MT1は、Y方向に交互に配設される。メモリトレンチ構造MT1は、例えば図3Aに示す様に、X方向に配設された複数のメモリユニット構造MUS1及びメモリユニット間構造IMUS1を備える。メモリユニット構造MUS1は、半導体層130、ゲート絶縁膜140の一部、及び、絶縁層150の一部を備える。メモリユニット間構造IMUS1は、ゲート絶縁膜140の一部及び絶縁層150の一部を備える。また、例えば図2に示す様に、半導体層130の下端は、配線層160に接続される。
導電層120は、X方向に延伸する略板状の導電層であり、例えば窒化チタン(TiN)とタングステン(W)との積層膜や、不純物が注入された多結晶シリコン(p−Si)等の導電層である。これら導電層120は、それぞれ、ワード線WL及びメモリセルMC(図1)のゲート電極として機能する。
複数の導電層120の下方には、例えば導電層120と同様の材料を含む導電層121(図2)が設けられている。導電層121は、ソース側選択ゲート線SGS及びソース側選択トランジスタSTS(図1)のゲート電極として機能する。
複数の導電層120の間、最下層の導電層120及び導電層121の間、並びに、導電層121及び配線層160の間には、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層122が設けられる。
尚、以下の説明では、Y方向に並ぶ2つの積層体構造LS1のうちの一方を積層体構造LS1aと呼び、他方を積層体構造LS1bと呼ぶ場合がある。また、積層体構造LS1aに含まれる導電層120を導電層120aと呼び、積層体構造LS1bに含まれる導電層120を導電層120bと呼ぶ場合がある。
半導体層130は、例えば図3Aに示す様に、X方向に並ぶ複数のメモリユニット構造MUS1に対応してX方向に並ぶ。半導体層130は、例えば、ノンドープの多結晶シリコン(Si)等の半導体層である。半導体層130は、例えば図2に示す様に、積層体構造LS1a及び絶縁層150の間に設けられた第1部分130aと、積層体構造LS1b及び絶縁層150の間に設けられた第2部分130bと、第1部分130a及び第2部分130bの下端に設けられた第3部分130cと、第1部分130a及び第2部分130bの上端に設けられた第4部分130dと、を備える。
第1部分130aは、Z方向に延伸し、Y方向において複数の導電層120aと対向する。第1部分130aは、メモリストリングMSa(図1)に含まれる複数のメモリセルMCのチャネル領域として機能する。
第2部分130bは、Z方向に延伸し、Y方向において複数の導電層120bと対向する。第2部分130bは、メモリストリングMSb(図1)に含まれる複数のメモリセルMCのチャネル領域として機能する。
第4部分130dは、例えば図3Bに示す様に、第1部分130aに接続された部分130daと、第2部分130bに接続された部分130dbと、を備える。これらの部分130da,130dbは、それぞれ、X方向に延伸する略長円状の形状を有し、お互いに接続されている。上記部分130daのY方向の幅Y1は、第1部分130aのY方向の幅Y8よりも大きい。また、上記部分130dbのY方向の幅Y2は、第2部分130bのY方向の幅Y9よりも大きい。また、図示の例では、上記部分130daのX方向の幅は、Z方向から見て第1部分130aと重なる位置において最大の幅X1となる。また、図示の例では、上記部分130dbのX方向の幅は、Z方向から見て第2部分130bと重なる位置において最大の幅X2となる。また、第4部分130dのX方向の幅は、上記部分130da,130dbの接続部130dcにおいて極小の幅X3となる。幅X3は、幅X1及び幅X2よりも小さい。また、幅X1及び幅X2は、第1部分130a及び第2部分130bのX方向の幅よりも大きい。尚、例えば図2に例示する様に、第1部分130aと第4部分130dとの間には、界面層が存在しない。同様に、第2部分130bと第4部分130dとの間には、界面層が存在しない。
また、例えば図2に例示する様に、半導体層130の下方には、半導体層133が設けられている。半導体層133は、半導体層130の第3部分130cに接続されている。半導体層133と半導体層130の第3部分130cとの接続部分には、界面層が存在する。半導体層133は、Y方向において隣り合う2つの導電層121の間に設けられ、これら2つの導電層121と対向する。半導体層133は、多結晶シリコン(p−Si)等の半導体層であり、ソース側選択トランジスタSTS(図1)のチャネル領域として機能する。半導体層133及び導電層121の間には、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層135が設けられる。
ゲート絶縁膜140は、積層体構造LS1のY方向の両側面に設けられ、これらの側面に沿ってX方向及びZ方向に延伸する。ゲート絶縁膜140は、例えば図5Aに示す様に、トンネル絶縁膜141、電荷蓄積膜142、及び、ブロック絶縁膜143を備える。トンネル絶縁膜141及びブロック絶縁膜143は、例えば、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁膜である。電荷蓄積膜142は、例えば、窒化シリコン(SiN)等の絶縁膜である。
尚、ゲート絶縁膜140に含まれる膜の一部又は全部は、メモリセルMC毎に設けられても良い。例えば、図5Bに示す例では、電荷蓄積膜142及び導電層120の間に酸化シリコン(SiO2)等の絶縁膜144及びアルミナ(Al2O3)等の絶縁膜145が設けられており、これらの絶縁膜144,145がブロック絶縁膜として機能する。絶縁膜144は、Z方向に並ぶ複数のメモリセルMCついて共通に設けられている。絶縁膜145は、メモリセルMC毎に設けられ、導電層120の上面及び下面を覆う。
図2に示す様に、ゲート絶縁膜140の下端は、半導体層133の上面に接続されている。また、ゲート絶縁膜140の上端は、半導体層130の第4部分130dの下面に接続されている。
絶縁層150は、メモリトレンチ構造MT1のY方向における中央部に設けられ、X方向及びZ方向に延伸する。例えば図3Aに示す様に、絶縁層150のうち、メモリユニット構造MUS1に含まれる部分のY方向における幅は、絶縁層150のうち、メモリユニット間構造IMUS1に含まれる部分のY方向における幅よりも小さい。絶縁層150は、例えば、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層である。
配線層160(図2)は、X方向及びY方向に延伸する板状の導電層である。配線層160は、例えば不純物が注入された多結晶シリコン(Si)等の導電層であり、ソース線SL(図1)として機能する。尚、ソース線SLの構造は適宜変更可能である。例えば、ソース線SLは、基板110の表面の一部であっても良い。また、ソース線SLは、窒化チタン(TiN)及びタングステン(W)等の金属層を含んでも良い。また、ソース線SLは、半導体層130の下端に接続されても良いし、半導体層130のY方向の側面に接続されても良い。
[第2メモリ層ML2]
第2メモリ層ML2は、例えば図2に示す様に、Y方向に配設された複数の積層体構造LS2を備える。積層体構造LS2は、Z方向に積層された複数の導電層120´を備える。これら積層体構造LS2の間にはメモリトレンチ構造MT2が設けられる。積層体構造LS2及びメモリトレンチ構造MT2は、Y方向に交互に配設される。メモリトレンチ構造MT2は、X方向に配設された複数のメモリユニット構造MUS2及びメモリユニット間構造IMUS2を備える。メモリユニット構造MUS2には、半導体層130´、ゲート絶縁膜140´の一部、及び、絶縁層150´の一部が設けられる。メモリユニット間構造IMUS2には、ゲート絶縁膜140´の一部及び絶縁層150´の一部が設けられるが、半導体層130´は設けられない。
第2メモリ層ML2は、例えば図2に示す様に、Y方向に配設された複数の積層体構造LS2を備える。積層体構造LS2は、Z方向に積層された複数の導電層120´を備える。これら積層体構造LS2の間にはメモリトレンチ構造MT2が設けられる。積層体構造LS2及びメモリトレンチ構造MT2は、Y方向に交互に配設される。メモリトレンチ構造MT2は、X方向に配設された複数のメモリユニット構造MUS2及びメモリユニット間構造IMUS2を備える。メモリユニット構造MUS2には、半導体層130´、ゲート絶縁膜140´の一部、及び、絶縁層150´の一部が設けられる。メモリユニット間構造IMUS2には、ゲート絶縁膜140´の一部及び絶縁層150´の一部が設けられるが、半導体層130´は設けられない。
導電層120´(図2)は、基本的には導電層120と同様に形成される。導電層120´は、それぞれ、ワード線WL及びメモリセルMC(図1)のゲート電極、並びに、ドレイン側選択ゲート線SGD及びドレイン側選択トランジスタSTD(図1)のゲート電極として機能する。
複数の導電層120´の下方には、半導体層121´(図2)が設けられている。半導体層121´は、例えば、リン(P)等のN型の不純物、又は、ホウ素(B)等のP型の不純物が注入された多結晶シリコン(Si)等の半導体層である。例えば図4に示す様に、半導体層121´の半導体層130´との対向面121´_1は、凹状の曲面として構成されている。
例えば図2に示す様に、複数の導電層120´の間、並びに、最下層の導電層120´及び半導体層121´の間には、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層122が設けられる。また、半導体層121´及び第1メモリ層ML1の間には、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層170が設けられる。絶縁層170の上面の一部は半導体層121´の下面に接続され、絶縁層170の上面の一部はゲート絶縁膜140´の下端に接続されている。
尚、以下の説明では、Y方向に並ぶ2つの積層体構造LS2の一方を積層体構造LS2aと呼び、他方を積層体構造LS2bと呼ぶ場合がある。また、積層体構造LS2aに含まれる導電層120´を導電層120a´と呼び、積層体構造LS2bに含まれる導電層120´を導電層120b´と呼ぶ場合がある。
半導体層130´は、X方向に並ぶ複数のメモリユニット構造MUS2に対応してX方向に並ぶ。半導体層130´は、例えば、ノンドープの多結晶シリコン(Si)等の半導体層である。半導体層130´は、積層体構造LS2a及び絶縁層150´の間に設けられた第1部分130a´と、積層体構造LS2b及び絶縁層150´の間に設けられた第2部分130b´と、第1部分130a´及び第2部分130b´の下端に設けられた第3部分130c´と、第1部分130a´及び第2部分130b´の上端に設けられた第4部分130d´と、を備える。
第1部分130a´は、Z方向に延伸し、Y方向において複数の導電層120a´と対向する。第1部分130a´は、メモリストリングMSa(図1)に含まれる複数のメモリセルMCのチャネル領域、及び、これに接続されたドレイン側選択トランジスタSTD(図1)のチャネル領域として機能する。
第2部分130b´は、Z方向に延伸し、Y方向において複数の導電層120b´と対向する。第2部分130b´は、メモリストリングMSb(図1)に含まれる複数のメモリセルMCのチャネル領域、及び、これに接続されたドレイン側選択トランジスタSTD(図1)のチャネル領域として機能する。
第3部分130c´は、例えば図4に示す様に、第1部分130a´及び第2部分130b´の下端に接続された部分130´_1を備える。この部分130´_1は、半導体層121´の対向面121´_1に沿って曲板状に形成されている。図示の例において、この部分130´_1のY方向における幅は下方に向かうほど大きくなり、下端部分において最大の幅Y4となる。この幅Y4は、例えば、半導体層130の第4部分130dのY方向の幅Y3より大きくても良い。また、第3部分130c´は、この部分130´_1に接続された部分130´_2を備える。この部分130´_2は、絶縁層170の上面に沿ってY方向に延伸する。この部分130´_2のY方向の一端部は、上記部分130´_1の下端に接続されている。また、第3部分130c´は、この部分130´_2のY方向の他端部に接続された部分130´_3を備える。この部分130´_3は、半導体層130の第4部分130dの上面に接続されている。この部分130´_3と半導体層130との接続部分には、界面層が存在する。一方、この部分130´_3から第1部分130aに至るまでの領域には、界面層が存在しない。同様に、この部分130´_3から第2部分130bに至るまでの領域には、界面層が存在しない。
第4部分130d´は、例えば図3Cに示す様に、第1部分130a´に接続された部分130da´と、第2部分130b´に接続された部分130db´と、を備える。これらの部分130da´,130db´は、それぞれ、X方向に延伸する略長円状の形状を有し、お互いに接続されている。上記部分130da´のY方向の幅Y1´は、第1部分130a´のY方向の幅Y8´よりも大きい。また、上記部分130db´のY方向の幅Y2´は、第2部分130b´のY方向の幅Y9´よりも大きい。また、図示の例では、上記部分130da´のX方向の幅は、Z方向から見て第1部分130a´と重なる位置において最大の幅X1´となる。また、図示の例では、上記部分130db´のX方向の幅は、Z方向から見て第2部分130b´と重なる位置において最大の幅X2´となる。また、第4部分130d´のX方向の幅は、上記部分130da´,130db´の接続部130dc´において極小の幅X3´となる。幅X3´は、幅X1´及び幅X2´よりも小さい。また、幅X1´及び幅X2´は、第1部分130a´及び第2部分130b´のX方向の幅よりも大きい。尚、例えば図2に例示する様に、第1部分130a´と第4部分130d´との間には、界面層が存在しない。同様に、第2部分130b´と第4部分130d´との間には、界面層が存在しない。
ゲート絶縁膜140´は、例えば図2に例示する様に、積層体構造LS2のY方向の両側面に設けられ、これらの側面に沿ってX方向及びZ方向に延伸する。ゲート絶縁膜140´は、トンネル絶縁膜141´、電荷蓄積膜142´、及び、ブロック絶縁膜143´を備える。トンネル絶縁膜141´及びブロック絶縁膜143´は、例えば、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁膜である。電荷蓄積膜142´は、例えば、窒化シリコン(SiN)等の絶縁膜である。
尚、ゲート絶縁膜140´に含まれる膜の一部又は全部は、メモリセルMC毎に設けられても良い。
また、例えば図4に示す様に、ゲート絶縁膜140´のうち、半導体層121´の対向面121´_1と半導体層130´の上記部分130´_1との間に設けられた部分は、半導体層121´の対向面121´_1に沿って曲板状に形成されている。また、ゲート絶縁膜140´のうち、絶縁層170の上面と半導体層130´の上記部分130´_2との間に設けられた部分は、絶縁層170の上面に沿ってY方向に延伸する。また、ゲート絶縁膜140´の下端は、半導体層130の第4部分130dの上面に接続されている。また、例えば図2に示す様に、ゲート絶縁膜140´の上端は、半導体層130´の第4部分130d´の下面に接続されている。
絶縁層150´は、メモリトレンチ構造MT2のY方向における中央部に設けられ、X方向及びZ方向に延伸する。絶縁層150´のうち、メモリユニット構造MUS2に含まれる部分のY方向における幅は、絶縁層150´のうち、メモリユニット間構造IMUS2に含まれる部分のY方向における幅よりも小さい。絶縁層150´は、例えば、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層である。
また、例えば図4に示す様に、絶縁層150´は、導電層120´よりも下方に設けられた部分150´_1と、この部分150´_1よりも下方に設けられた部分150´_2と、この部分150´_2よりも下方に設けられた部分150´_3と、を備える。図示の例において、上記部分150´_2のY方向の幅は下方に向かうほど大きくなり、下端部分において最大の幅Y6となる。この幅Y6は、上記部分150´_1のY方向の幅Y5及び上記部分150´_3のY方向の幅Y7よりも大きい。また、上記部分150´_1のY方向の幅Y5は、上記部分150´_3のY方向の幅Y7より大きくても良いし、同程度であっても良い。尚、上記部分150´_1のY方向の幅Y5及び上記部分150´_3のY方向の幅Y7は、半導体層130の第4部分130dのY方向の幅Y3よりも小さい。上記部分150´_2のY方向の幅Y6は、半導体層130の第4部分130dのY方向の幅Y3より大きくても良いし、小さくても良い。
[製造方法]
次に、図6〜図36を参照して、本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。図6〜図19中の(a)は、同製造方法について説明するための模式的な平面図である。図6〜図19中の(b)は、同製造方法について説明するための模式的な断面図であり、図6〜図19中の(a)におけるD−D´線に対応する断面を示している。図20〜図36は、製造工程中における構造の模式的な断面図であり、図2に示した断面を示している。
次に、図6〜図36を参照して、本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。図6〜図19中の(a)は、同製造方法について説明するための模式的な平面図である。図6〜図19中の(b)は、同製造方法について説明するための模式的な断面図であり、図6〜図19中の(a)におけるD−D´線に対応する断面を示している。図20〜図36は、製造工程中における構造の模式的な断面図であり、図2に示した断面を示している。
図6に示す様に、同製造方法においては、図示しない基板の上方に、配線層160を形成する。また、配線層160の上面に、複数の絶縁層122及び犠牲層120Aを交互に積層する。また、最上層の犠牲層120Aの上面に、絶縁層152を形成する。犠牲層120Aは、例えば、窒化シリコン(SiN)等からなる。絶縁層152は、例えば、酸化シリコン(SiO2)等からなる。配線層160、絶縁層122、犠牲層120A及び絶縁層152の成膜は、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)等によって行う。
次に、図7に示す様に、絶縁層122、犠牲層120A及び絶縁層152に開口MTaを形成する。開口MTaは、例えば、開口MTaに対応する部分に開口を有する絶縁層を図6に示す構造の上面に形成し、これをマスクとしてRIE(Reactive Ion Etching: RIE)等を行うことによって形成する。
開口MTaは、Z方向に延伸し、絶縁層122、犠牲層120A及び絶縁層152をY方向に分断し、配線層160の上面を露出させる。
次に、図8に示す様に、開口MTaの底面に、半導体層133を形成する。半導体層133は、例えば、エピタキシャル成長等によって形成する。
次に、図9に示す様に、絶縁層152の上面、並びに、開口MTaの底面及び側面に、ブロック絶縁膜143、電荷蓄積膜142、トンネル絶縁膜141、及び、アモルファスシリコン膜130Aを成膜する。この工程は、例えば、CVD等の方法によって行う。
次に、図10に示す様に、ブロック絶縁膜143、電荷蓄積膜142、トンネル絶縁膜141、及び、アモルファスシリコン膜130Aのうち、開口MTaの底面部に設けられた部分を除去し、半導体層133を露出させる。この工程は、例えば、RIE等によって行う。
次に、図11に示す様に、半導体層133の上面、並びに、アモルファスシリコン膜130Aの側面及び上面に、アモルファスシリコン膜を成膜する。この工程は、例えば、CVD等の方法によって行う。次に、熱処理等を行い、アモルファスシリコン膜130Aの結晶構造を改質して、多結晶シリコン(Si)等の半導体層130Bを形成する。
次に、図12に示す様に、開口MTaの内部にカーボン膜200を形成し、その後、カーボン膜200の上面に、酸化膜等のハードマスクHMを形成する。カーボン膜200の形成は、例えば塗布型カーボン膜材料のスピンコーティング等によって行う。ハードマスクHMの形成は、例えば、CVD等によって行う。
次に、図12に示す様に、ハードマスクHMに、開口AHを形成する。開口AHは、メモリユニット間構造IMUS1(図3)に対応する位置に設けられる。開口AHの形成は、例えば、フォトリソグラフィー及びウェットエッチング等の方法によって行われる。
次に、図13に示す様に、カーボン膜200のうち、開口AHに対応する位置に設けられた部分を除去する。この工程は、例えば、RIE等によって行う。尚、この工程では、半導体層130Bの一部、トンネル絶縁膜141の一部、電荷蓄積膜142の一部、及び、ブロック絶縁膜143の一部も除去され、絶縁層152の一部が露出する。
次に、図14に示す様に、半導体層130Bのうち、開口AHに露出している部分を除去する。この工程は、例えば、RIEによる等方性エッチング等によって行う。この工程により、半導体層130Bの開口MTa内に設けられた部分がX方向に分断される。
次に、図15に示す様に、ハードマスクHM及びカーボン膜200を除去し、開口MTa内部に絶縁層150を形成して開口部を埋め込む。ハードマスクHMの除去は、例えば、ウェットエッチング等によって行う。カーボン膜200の除去は、例えば、アッシング等によって行う。絶縁層150の形成は、例えば、CVD等によって行う。
次に、図16に示す様に、絶縁層150の一部を選択的に除去する。この工程は、例えば、絶縁層150の上面が、絶縁層152の上面よりも低くなる様に行う。この工程は、例えば、RIE等によって行う。
次に、図17に示す様に、半導体層130Bの一部を選択的に除去して、トンネル絶縁膜141の上面を露出させる。この工程は、例えば、RIE等によって行う。
次に、図18に示す様に、トンネル絶縁膜141、電荷蓄積膜142、ブロック絶縁膜143及び絶縁層150の一部を選択的に除去して、絶縁層152の上面を露出させる。この工程により、半導体層130Bの上端部のY方向の両側面が露出する。この工程は、例えば、ウェットエッチング等によって行う。
次に、図19に示す様に、半導体層130の第4部分130dを形成する。この工程は、例えば、エピタキシャル成長によって行う。ここで、半導体層130a及び130bのX方向の側面は、図14を参照して説明した工程において、RIE等の手段によって加工されている。また、半導体層130a及び130bの上面は、図17を参照して説明した工程において、RIE等の手段によって加工されている。従って、半導体層130a及び130b上端部のX方向の側面及び上面においては、結晶構造が乱れている。この様な態様においては、半導体層130a及び130b上端部のX方向の側面及び上面が、エピタキシャル成長の基準面として機能しづらい。一方、半導体層130a及び130bのY方向の側面に対しては、RIE等の手段による加工が行われていない。従って、半導体層130a及び130b上端部のY方向の側面においては、結晶構造が乱れていない。この様な態様においては、半導体層130a及び130bの上端部のY方向の側面が、エピタキシャル成長の基準面として機能しやすい。従って、この様な状態でエピタキシャル成長を行うと、Y方向における結晶成長の速度が、X方向及びZ方向における結晶成長の速度よりも大きくなる。従って、シリコン(Si)の結晶が主としてY方向に成長し、図19に示す様な、Y方向に延伸する構造が形成される。
尚、この様な方法によって半導体層130の第4部分130dを形成した場合、第4部分130dと第1部分130aとの間に、界面層は形成されない。同様に、第4部分130dと第2部分130bとの間に、界面層は形成されない。
次に、図20に示す様に、図15に示す構造の上面に平坦化処理を行う。この工程は、例えば、RIEによるエッチバック等によって行う。また、平坦化された面に、絶縁層170及び半導体層121A´を形成する。また、半導体層121A´の上面に、複数の絶縁層122及び犠牲層120A´を交互に積層する。また、最上層の犠牲層120Aの上面に、絶縁層152を形成する。犠牲層120A´は、例えば、窒化シリコン(SiN)等からなる。絶縁層152は、例えば、酸化シリコン(SiO2)等からなる。絶縁層170、半導体層121A´、絶縁層122、犠牲層120A´及び絶縁層152の成膜は、例えば、CVD等によって行う。
次に、図21に示す様に、絶縁層152、絶縁層122´及び犠牲層120A´に開口MTbを形成する。この工程は、図6に示す工程と同様に行う。
開口MTbは、Z方向に延伸し、絶縁層122、犠牲層120A´及び絶縁層152をY方向に分断し、半導体層121A´の上面を露出させる。
次に、図22に示す様に、開口MTbを介し、半導体層121A´の一部を選択的に除去して、絶縁層170の上面を露出させる。この工程により、開口MTb下部のY方向における幅が拡大する。この工程は、例えば、等方的ドライエッチング等の方法によって行う。
次に、図23に示す様に、絶縁層170のうち、開口MTbの底面部に設けられた部分を除去し、半導体層130の第4部分130dを露出させる。この工程は、例えば、RIE等の方法によって行う。
次に、図24に示す様に、絶縁層152の上面、並びに、開口MTbの底面及び側面に、ブロック絶縁膜143´、電荷蓄積膜142´、トンネル絶縁膜141´、及び、アモルファスシリコン膜130A´を成膜する。この工程は、例えば、CVD等の方法によって行う。
次に、図25に示す様に、ブロック絶縁膜143´、電荷蓄積膜142´、トンネル絶縁膜141´、及び、アモルファスシリコン膜130A´のうち、開口MTbの底面部に設けられた部分を除去し、半導体層130の第4部分130dを露出させる。この工程は、例えば、RIE等によって行う。
次に、図26に示す様に、半導体層130の第4部分130dの上面、並びに、アモルファスシリコン膜130A´の側面及び上面に、アモルファスシリコン膜を成膜する。この工程は、例えば、CVD等の方法によって行う。次に、熱処理等を行い、アモルファスシリコン膜130A´の結晶構造を改質して、多結晶シリコン(Si)等の半導体層130B´を形成する。
次に、図27に示す様に、開口MTbの内部にカーボン膜200´を形成し、その後、カーボン膜200´の上面に、酸化膜等のハードマスクHM´を形成する。カーボン膜200´の形成は、例えば塗布型カーボン膜材料のスピンコーティング等によって行う。ハードマスクHM´の形成は、例えば、CVD等によって行う。
次に、図27に示す様に、ハードマスクHM´に、開口AH´を形成する。開口AH´は、メモリユニット間構造IMUS2(図2)に対応する位置に設けられる。開口AH´の形成は、例えば、フォトリソグラフィー及びウェットエッチング等の方法によって行われる。
次に、図28に示す様に、カーボン膜200´のうち、開口AH´に対応する位置に設けられた部分を除去する。この工程は、例えば、RIE等によって行う。尚、この工程では、半導体層130B´の一部、トンネル絶縁膜141´の一部、電荷蓄積膜142´の一部、及び、ブロック絶縁膜143´の一部も除去され、絶縁層152の一部が露出する。
次に、図29に示す様に、半導体層130Bのうち、開口AH´に露出している部分を除去する。この工程は、例えば、RIEによる等方性エッチング等によって行う。この工程により、半導体層130B´の開口MTb内に設けられた部分がX方向に分断される。
次に、図30に示す様に、ハードマスクHM´及びカーボン膜200´を除去し、開口MTb内部に絶縁層150´を形成して開口部を埋め込む。ハードマスクHM´の除去は、例えば、ウェットエッチング等によって行う。カーボン膜200´の除去は、例えば、アッシング等によって行う。絶縁層150´の形成は、例えば、CVD等によって行う。
次に、図31に示す様に、絶縁層150´の一部を選択的に除去する。この工程は、例えば、絶縁層150´の上面が、絶縁層152の上面よりも低くなる様に行う。この工程は、例えば、RIE等によって行う。
次に、図32に示す様に、半導体層130B´の一部を選択的に除去して、トンネル絶縁膜141´の上面を露出させる。この工程は、例えば、RIE等によって行う。
次に、図33に示す様に、トンネル絶縁膜141´、電荷蓄積膜142´、ブロック絶縁膜143´及び絶縁層150´の一部を選択的に除去して、絶縁層152の上面を露出させる。この工程により、半導体層130B´の上端部のY方向の両側面が露出する。この工程は、例えば、ウェットエッチング等によって行う。
次に、図34に示す様に、半導体層130´の第4部分130d´を形成する。この工程は、例えば、エピタキシャル成長によって行う。
尚、この様な方法によって半導体層130´の第4部分130d´を形成した場合、第4部分130d´と第1部分130a´との間に、界面層は形成されない。同様に、第4部分130d´と第2部分130b´との間に、界面層は形成されない。
次に、図示しない開口を介して複数の犠牲層120A及び犠牲層120A´を除去する。この工程は、例えば、ウェットエッチング等によって行う。
次に、図35に示す様に、図示しない開口を介して半導体層133の側面に絶縁層135を形成する。この工程は、例えば、酸化処理等によって行う。
次に、図35に示す様に、図示しない開口を介してZ方向に並ぶ絶縁層122の間に、導電層121、導電層120及び導電層120´を形成する。この工程は、例えば、CVD及びウェットエッチング等によって行う。
その後、例えば図36に示す様に、図35に示した構造の上面に酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層152´、銅(Cu)等のビット線コンタクトBLC、銅(Cu)等のビット線BL、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層153等を形成する。これにより、図2等を参照して説明した様な構造が形成される。
[効果]
本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法では、図6を参照して説明した工程において複数の犠牲層120A及び絶縁層122を形成し、図7を参照して説明した工程においてこれら複数の犠牲層120A及び絶縁層122に開口MTaを形成し、図9〜図11を参照して説明した工程において、開口MTa内に半導体層130B及びゲート絶縁膜140を形成している。また、図35を参照して説明した工程において、犠牲層120Aを除去し、導電層120を形成している。
本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法では、図6を参照して説明した工程において複数の犠牲層120A及び絶縁層122を形成し、図7を参照して説明した工程においてこれら複数の犠牲層120A及び絶縁層122に開口MTaを形成し、図9〜図11を参照して説明した工程において、開口MTa内に半導体層130B及びゲート絶縁膜140を形成している。また、図35を参照して説明した工程において、犠牲層120Aを除去し、導電層120を形成している。
ここで、半導体記憶装置の高集積化を行うためには、例えば、図6を参照して説明した工程において犠牲層120A及び絶縁層122の積層数を大きくして、図7を参照して説明した工程においてアスペクト比の大きい開口MTaを形成することが考えられる。しかしながら、アスペクト比の大きい開口MTaの形成は、容易でない場合がある。
そこで、本実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法では、図9〜図11を参照して説明した工程の後で、図20を参照して説明した工程において複数の犠牲層120A´及び絶縁層122を形成し、図21を参照して説明した工程においてこれら複数の犠牲層120A´及び絶縁層122に開口MTbを形成し、図24〜図26を参照して説明した工程において、開口MTb内に半導体層130B´及びゲート絶縁膜140´を形成している。
この様な方法によれば、アスペクト比の大きい開口MTaを形成することなく半導体記憶装置の高集積化を行うことが可能である。しかしながら、この様な方法では、開口MTa(図8)のY方向における位置と、開口MTb(図21)のY方向における位置と、を正確に位置合わせする必要が生じてしまい、歩留まりの低下を招いてしまう場合がある。
この様な歩留まりの低下を抑制するためには、例えば、開口MTa内に形成される半導体層130と、開口MTb内に形成される半導体層130´とを接続するために、これらの間に、Y方向の幅が大きい半導体部分(以下、「ジョイント半導体層」と呼ぶ。)等を形成することが考えられる。しかしながら、この様なジョイント半導体層をフォトリソグラフィー等の手段によって形成する場合、半導体層130とジョイント半導体層との位置合わせ、及び、ジョイント半導体層と半導体層130´との位置合わせが必要になってしまい、歩留まりの低下を好適に抑制出来ない場合がある。
そこで、本実施形態に係る製造方法では、図18を参照して説明した工程において半導体層130BのY方向の側面を露出させ、図19に示す工程においてエピタキシャル成長等の手段によって半導体層130の第4部分130dを形成している。この様な方法によれば、半導体層130の第4部分130dを上記ジョイント半導体層として機能させることが可能である。また、この様な方法では、半導体層130の第4部分130dとその他の部分との位置関係を自己整合的に定めることが可能であり、半導体層130とジョイント半導体層との位置合わせを行う必要がない。従って、歩留まりの低下を好適に抑制可能である。
また、この様な方法によれば、半導体層130の第1部分130aと第4部分130dとの間に界面層が形成されない。同様に、半導体層130の第2部分130bと第4部分130dとの間に界面層が形成されない。従って、上記ジョイント半導体層をフォトリソグラフィー等の手段によって形成する場合と比較して、半導体層130における抵抗値を低減することが可能である。
また、上述の通り、本実施形態に係る製造方法では、図21を参照して説明した工程において複数の犠牲層120A´及び絶縁層122に開口MTbを形成している。この様な方法では、開口MTbの下端のY方向の幅が小さくなってしまい、半導体層130の第4部分130dの上面を好適に露出させることが難しい場合がある。これにより、歩留まりの低下を招いてしまう場合がある。
そこで、本実施形態に係る製造方法では、図21を参照して説明した工程において開口MTbを形成し、図22を参照して説明した工程において開口MTb下部のY方向における幅を拡大し、図23を参照して説明した工程において絶縁層170の一部を除去し、その後、図24〜図26に示す工程において開口MTbの内部に半導体層130B´を形成している。
この様な方法によれば、開口MTbのY方向における幅が拡大した状態で絶縁層170を除去するため、半導体層130の第4部分130dの上面を好適に露出させることが可能である。これにより、歩留まりの低下を好適に抑制可能である。
[その他]
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
110…基板、120…導電層、130…半導体層、140…ゲート絶縁膜、150…絶縁層、160…配線層、170…絶縁層、ML1…第1メモリ層、ML2…第2メモリ層。
Claims (5)
- 基板と、
前記基板の表面と交差する第1方向に配列された第1メモリ層と
を備え、
前記第1メモリ層は、
前記第1方向に配列され、前記第1方向と交差する第2方向に延伸する複数の第1導電層と、
前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に前記複数の第1導電層から離間し、前記第1方向に配列され、前記第2方向に延伸する複数の第2導電層と、
前記第1方向に延伸し前記複数の第1導電層に対向する第1部分、前記第1方向に延伸し前記複数の第2導電層に対向する第2部分、並びに、前記第1部分及び前記第2部分に接続された第3部分を備える第1半導体層と
を備え、
前記第3部分は、
前記第1部分に接続され、前記第2方向において第1の幅を備える第4部分と、
前記第2部分に接続され、前記第2方向において第2の幅を備える第5部分と、
前記第4部分と前記第5部分との間の接続部であって、前記第2方向において第3の幅を備える第1接続部と
を備え、
前記第3の幅は前記第1の幅よりも小さく、
前記第3の幅は前記第2の幅よりも小さい
半導体記憶装置。 - 前記第1方向において前記第1メモリ層上に設けられた第2メモリ層を備え、
前記第2メモリ層は、
前記第1方向に配列され、前記第2方向に延伸する複数の第3導電層と、
前記第3方向に前記複数の第3導電層から離間し、前記第1方向に配列され、前記第2方向に延伸する複数の第4導電層と、
前記第1方向に延伸し前記複数の第3導電層に対向する第7部分、前記第1方向に延伸し前記複数の第4導電層に対向する第8部分、並びに、前記第7部分及び前記第8部分に接続された第9部分を備える第2半導体層と
を備え、
前記第9部分は前記第3部分に接続されている
請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記第2半導体層は、前記第7部分及び前記第8部分に接続された第10部分を備え、
前記第10部分は、
前記第7部分に接続され、前記第2方向において第4の幅を備える第11部分と、
前記第8部分に接続され、前記第2方向において第5の幅を備える第12部分と、
前記第11部分と前記第12部分との間の接続部であって、前記第2方向において第6の幅を備える第2接続部と
を備え、
前記第6の幅は前記第4の幅よりも小さく、
前記第6の幅は前記第5の幅よりも小さい
請求項2記載の半導体記憶装置。 - 基板と、
前記基板の表面と交差する第1方向に配列された第1メモリ層及び第2メモリ層と
を備え、
前記第1メモリ層は、
前記第1方向に配列され、前記第1方向と交差する第2方向に延伸する複数の第1導電層と、
前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に前記複数の第1導電層から離間し、前記第1方向に配列され、前記第2方向に延伸する複数の第2導電層と、
前記第1方向に延伸し前記複数の第1導電層に対向する第1部分、前記第1方向に延伸し前記複数の第2導電層に対向する第2部分、並びに、前記第1部分及び前記第2部分に接続された第3部分を備える第1半導体層と
を備え、
前記第1部分は前記第3方向において第1の幅を備え、
前記第2部分は前記第3方向において第2の幅を備え、
前記第3部分は、
前記第1部分に接続され、前記第3方向において第3の幅を備える第4部分と、
前記第2部分に接続され、前記第3方向において第4の幅を備える第5部分と、
を備え、
前記第3の幅は前記第1の幅よりも大きく、
前記第4の幅は前記第2の幅よりも大きい
半導体記憶装置。 - 基板と、
前記基板の表面と交差する第1方向に配列された第1メモリ層及び第2メモリ層と
を備え、
前記第1メモリ層は、
前記第1方向に配列され、前記第1方向と交差する第2方向に延伸する複数の第1導電層と、
前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に前記複数の第1導電層から離間し、前記第1方向に配列され、前記第2方向に延伸する複数の第2導電層と、
前記第1方向に延伸し前記複数の第1導電層に対向する第1部分、前記第1方向に延伸し前記複数の第2導電層に対向する第2部分、並びに、前記第1部分及び前記第2部分に接続された第3部分を備える第1半導体層と、
前記第1部分及び前記第2部分の間に設けられ、前記第1方向に延伸する第1絶縁層と
を備え、
前記第2メモリ層は、
前記第1方向に配列され、前記第2方向に延伸する複数の第3導電層と、
前記第3方向に前記複数の第3導電層から離間し、前記第1方向に配列され、前記第2方向に延伸する複数の第4導電層と、
前記第1方向に延伸し前記複数の第3導電層に対向する第4部分、前記第1方向に延伸し前記複数の第4導電層に対向する第5部分、並びに、前記第4部分及び前記第5部分に接続された第6部分を備える第2半導体層と、
前記第4部分及び前記第5部分の間に設けられ、前記第1方向に延伸する第2絶縁層と
を備え、
前記第6部分は前記第3部分に接続され、
前記第2絶縁層は、
前記複数の第3導電層及び前記複数の第4導電層よりも前記第1メモリ層側に設けられ、前記第3方向において第1の幅を備える第7部分と、
前記第7部分よりも前記第1メモリ層側に設けられ、前記第3方向において第2の幅を備える第8部分と、
前記第8部分よりも前記第1メモリ層側に設けられ、前記第3方向において第3の幅を備える第9部分と
を備え、
前記第2の幅は前記第1の幅よりも大きく
前記第2の幅は前記第3の幅よりも大きい
半導体記憶装置。
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