JP2021120518A - 什器 - Google Patents

什器 Download PDF

Info

Publication number
JP2021120518A
JP2021120518A JP2020013876A JP2020013876A JP2021120518A JP 2021120518 A JP2021120518 A JP 2021120518A JP 2020013876 A JP2020013876 A JP 2020013876A JP 2020013876 A JP2020013876 A JP 2020013876A JP 2021120518 A JP2021120518 A JP 2021120518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
opening
handle
closing member
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020013876A
Other languages
English (en)
Inventor
孝一朗 加藤
Koichiro Kato
孝一朗 加藤
憲康 佐藤
Noriyasu Sato
憲康 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2020013876A priority Critical patent/JP2021120518A/ja
Publication of JP2021120518A publication Critical patent/JP2021120518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

【課題】より早い段階で錠の解錠結果をリセットすることができ、セキュリティ性能を向上させることが可能な什器を提供する。【解決手段】什器の本体に対する開閉部材の施錠状態又は解錠状態を切り替えるロックユニット4は、把手と、前記開閉部材の開方向への移動を規制するロック位置、及び前記開閉部材の開方向への移動を許容するロック解除位置の間を移動可能なロック機構と、前記ロック機構の前記ロック解除位置への移動を許容する解錠位置、及び前記ロック機構の前記ロック解除位置への移動を規制する初期位置の間を移動可能な操作部を有する錠43と、前記把手、前記ロック機構、及び前記錠43の間を接続し、前記操作部が前記解錠位置にあるときに、前記把手の解錠操作に伴い前記ロック機構を前記ロック解除位置に移動させるとともに、前記操作部を前記解錠位置から初期位置に復帰させる連係部44と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、什器に関する。
物品等を収納する什器の中には、開口部を有する什器本体と、什器本体の開口部を開閉する開閉部材と、を備えたものがある。さらにそのような什器の中には、開閉部材が、通常時(物品保管時)において開口部を開放できないように、ロック機構によって什器本体にロックされている一方、物品取出時においてロック機構による什器本体とのロックが解除されて開位置に移動することで、開口部を開放可能とする機能を備えた什器がある。
上述した什器としては、解錠操作によってロック機構によるロック状態を解除可能とする錠(例えば、押ボタン錠やダイヤル錠等)を備えた構成が知られている。開閉部材を開位置に移動させるには、錠に設けられた操作部(例えば、ボタンやダイヤル等)を予め設定された解錠位置に移動させた状態で、把手を介して開操作を行う。これにより、ロック機構がロック解除状態に移動し、開閉部材が開位置に移動可能となる。
ところで、正規の利用者が開閉部材の開操作を行った後、操作部が解錠位置に保持されるのを抑制するために、操作部を初期位置までリセットさせる機構を備える構成が知られている。例えば、下記特許文献1には、把手を操作して開口部を開放した後に、把手から手を離すことで操作部の解錠操作の結果がリセットされる構成が開示されている。
特開2013−019172号公報
しかし、上記特許文献1に記載の什器においては、ロック機構を解除した後に錠の解錠操作の結果をリセットするためには、開閉部材を開放した後に、把手から手を放す必要がある。そのため、開放動作中は解錠操作の結果が保持されたままになってしまい、セキュリティ性能を向上させる点で未だ改善の余地があった。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたものであり、より早い段階で錠の解錠結果をリセットすることができ、セキュリティ性能を向上させることが可能な什器を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明の什器は、開口部を有する本体と、前記開口部を開放可能に閉塞する開閉部材と、前記開閉部材に設けられ、前記本体に対する前記開閉部材の施錠状態又は解錠状態を切り替えるロックユニットと、を備え、前記ロックユニットは、把手と、前記本体に係止されて前記開閉部材の開方向への移動を規制するロック位置、及び前記本体との係止が解除されて前記開閉部材の開方向への移動を許容するロック解除位置の間を移動可能なロック機構と、前記ロック機構の前記ロック位置から前記ロック解除位置への移動を許容する解錠位置、及び前記ロック機構の前記ロック位置から前記ロック解除位置への移動を規制する初期位置の間を移動可能な操作部を有する錠と、前記把手、前記ロック機構及び前記錠の間を接続し、前記操作部が前記解錠位置にあるときに、前記把手の解錠操作に伴い前記ロック機構を前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動させるとともに、前記操作部を前記解錠位置から前記初期位置に復帰させる連係部と、を備えている。
本発明の前記態様によれば、把手の解錠操作に伴いロック機構を解除するのと同時に操作部を解錠位置から初期位置に復帰させることができる。このため、より早い段階(把手の操作を開始した直後)で解錠操作の結果をリセットできるため、第三者に解錠操作の結果が視認されるのを抑制でき、セキュリティ性能を向上させることができる。
前記の什器において、前記開閉部材は、前記錠が設けられるとともに、閉位置において前記開口部を覆う板状部を備え、前記連係部は、前記把手の操作により中心軸回りに回動するロッドと、前記ロッド及び前記錠を接続するリンク機構と、を備え、前記リンク機構は、前記ロッドが回動することで、前記板状部における厚さ方向を向く面に沿った方向に移動するスライダを有していてもよい。
このように構成することで、ロッドと錠とが離間した構成を採用することができ、また、板状部の面からの連係部の突出量を小さくすることができる。
前記の什器において、前記連係部は、前記操作部と前記スライダとの間に設けられ、前記スライダの前記面に沿った方向への移動に伴い、前記板状部の前記厚さ方向に沿う軸線回りに第1位置と第2位置との間を回動可能な規制部材を備え、前記規制部材は、前記操作部が前記解錠位置にあるとき、前記第1位置から第2位置への前記軸線回りの回動に伴い前記操作部を前記解錠位置から前記初期位置に復帰させ、前記操作部が前記初期位置にあるとき、前記第1位置から第2位置への前記軸線回りの回動が規制されてもよい。
このように構成することで、規制部材がリンク機構と連係して回動し、解錠操作の結果をリセットすることで、錠の小型化が可能になる。
前記の什器において、前記リンク機構は、前記ロッドに固定されるとともに、前記ロッドから前記中心軸に交差する方向に突出する第1リンクと、前記第1リンクの突出端と前記スライダとのそれぞれに回動可能に連結された第2リンクと、を有してもよい。
このように構成することで、ロッドの回動に伴うスライダのスライド量が大きくなり、また規制部材の回動する距離も大きくなるため、リセット動作に伴う連係部の移動量を確保できる。これにより、什器の揺れなどにより規制部材が微動するだけで解錠結果が予期せずリセットされる可能性を低下させることができる。
前記の什器において、前記ロックユニットは、前記ロック機構がロック位置に向かう方向に、前記把手または前記ロッドを付勢する付勢部材を備えてもよい。
このように構成することで、開閉部材を閉位置に移動させるだけで、開閉部材がロック機構を介して什器の本体にロックされる。これにより、開閉部材のロックのし忘れを抑制できる。
本発明の前記態様によれば、より早い段階で錠の解錠結果をリセットすることができ、セキュリティ性能を向上させることが可能な什器を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る什器を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る把手及び操作部を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る扉体を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る錠及び連係部を示す斜視図であり、(a)は規制部材が第1位置にある時の錠及び連係部を示す斜視図、(b)は規制部材が第2位置にある時の錠及び連係部を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る規制部材及び錠の内部構造を示す概略図であり、(a)は規制部材が第1位置にある時の規制部材及び錠を示す図、(b)は規制部材が第2位置にある時の規制部材及び錠を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る什器を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る抽斗の板状部裏面を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る錠及び連係部を示す斜視図であり、(a)は規制部材が第1位置にある時の錠及び連係部を示す斜視図、(b)は規制部材が第2位置にある時の錠及び連係部を示す斜視図である。
(第一実施形態)
以下、添付図面を参照して、本発明の第一実施形態に係る什器を説明する。
図1は、本実施形態に係る什器1を示す斜視図である。
本実施形態に係る什器1は、オフィス等に設置されるオフィス収納(キャビネット)である。図1に示すように、什器1は、本体2と、開閉部材3と、ロックユニット4と、を備える。以下、本体2の開閉部材3が設けられる面を前面と称し、前面に直交する方向を前後方向と称し、水平面において前後方向に直交する方向を左右方向と称し、鉛直方向に沿う方向を上下方向と称する場合がある。左右方向の向きについては、什器1から前方を見ているものとする。
本体2は、前面に開口部2aを有する直方体状に形成され、内部に物品を収容可能に構成されている。本体2は、後述するロック機構42が係止される被係止部21を、前面の上端部と下端部とにそれぞれ備える。例えば被係止部21は、本体2の前面を貫通する孔である。
開閉部材3は、扉体31及び32を備えている。扉体31及び32は、それぞれ上下方向を長手方向とする長方形状に形成される。扉体31,32は、本体2の開口縁のうち、左右方向に位置する側縁部に上下方向に沿う軸線回りに回動可能に支持されている。これにより、扉体31,32は、本体2の開口部2aを開放する開位置と、本体2の開口部2aを覆って閉塞する閉位置との間を移動する。本実施形態において、扉体32が本願請求項にて開示される板状部に相当する。
扉体31は、閉位置において扉体32と対向する側縁部に召し合わせ部材31aを備えており、扉体32が本体2の開口部2aを閉塞する場合に、召し合わせ部材31aが扉体32と本体2との間に挟まれることで、扉体31は本体2の開口部2aを閉塞するよう配置される。
図3は、本発明の第一実施形態に係る扉体32を示す斜視図である。
図1,3に示すように、扉体32は、本体2の開口部2aに面しない表面32aと、開口部2aに面する裏面32bとを備えている。また扉体32には、ロックユニット4が設けられている。ロックユニット4は、本体2に対する開閉部材3の施錠状態又は解錠状態を切り替える。
図2は、本発明の第一実施形態に係る把手41及び操作部432を示す図である。図4は、本発明の第一実施形態に係る錠43及び連係部44を示す斜視図であり、(a)は規制部材443が第1位置にある時の錠43及び連係部44を示す斜視図、(b)は規制部材443が第2位置にある時の錠43及び連係部44を示す斜視図である。
図1〜4に示すように、ロックユニット4は、把手41と、ロック機構42と、錠43と、連係部44と、を備える。
図1〜3に示すように、把手41は、把手部411と、把手筐体412と、を備える。把手筐体412は、扉体32を貫通して設けられている。
把手部411は、一部が把手筐体412の前面に露出した状態で把手筐体412に設けられている。把手部411は、解錠操作位置と、施錠位置と、に移動可能に設けられる。本実施形態において、把手部411は左右方向又は上下方向に沿う軸線回りに回動可能に構成されている。また、把手部411は、把手部411と扉体32との間に介在する不図示の付勢部材によって施錠位置に向けて付勢されている。なお、把手部411の構成は適宜変更が可能である。把手部411は、例えば前後方向に回動可能なレバー式であってもよく、表面32aに沿ってスライド可能なスライド式等であってもよい。
図3に示すように、ロック機構42は、扉体32の裏面32bの上端部と下端部とにそれぞれに設けられている。ロック機構42は、機構収納部421と、係止爪422と、を備えている。
係止爪422は、機構収納部421に形成されたスリット(不図示)から一部が突出した状態で設けられている。係止爪422は、本体2の被係止部21に係止可能に構成される。係止爪422は、本体2の被係止部21に係止して開閉部材3の扉体32の開方向への移動を規制するロック位置、及び本体2の被係止部21との係止が解除されて開閉部材3の扉体32の開方向への移動を許容するロック解除位置の間を移動可能に構成される。本実施形態において、係止爪422は、左右方向にスライド移動可能に機構収納部421に支持されている。ここで、係止爪422がロック位置にあって、被係止部21に係止されている時に、開閉部材3は本体2に対して施錠状態にあり、係止爪422がロック解除位置にある時に、被係止部21と係止爪422との係止が解除され、開閉部材3は本体2に対して解錠状態にある。また、機構収納部421内には係止爪422を常時ロック位置に付勢する不図示の付勢部材が設けられている。扉体32が本体2の開口部2aを閉じる過程において、被係止部21の開口縁を係止爪422が摺動することで、係止爪422が被係止部21の開口縁を乗り越え、乗り越えた後に係止爪422は付勢部材の付勢力によりロック位置に復帰する。なお、ロック機構42は、係止爪422がスライド移動する構成に限らず、係止爪422が回動する構成等であってもよい。
図5は、本発明の第一実施形態に係る規制部材及び錠の内部構造を示す概略図であり、(a)は規制部材443が第1位置にある時の規制部材443及び錠43を示す図、(b)は規制部材が第2位置にある時の規制部材443及び錠43を示す図である。
図1〜5に示すように、錠43は、筐体431と、操作部432と、ロックプレート433と、を有する。図1〜4に示すように、筐体431は、扉体32を貫通して設けられている。
図1,2に示すように、操作部432は、一部が筐体431の前面に露出した状態で筐体431に設けられている。操作部432は、複数の押ボタン434を備えている。押ボタン434は、扉体32の前方から押下操作可能に構成されている。操作部432は、全ての押ボタン434が押下されていない初期位置と、特定の押ボタン434のみが押下された解錠位置と、初期位置及び解錠位置以外(特定の押ボタン434以外の押ボタン434が少なくとも押下されている状態)の解錠禁止位置と、の間を移動する。解錠位置において押下される押ボタン434は、操作部432への操作を行うにあたってあらかじめ規定されているが、解錠位置を任意に変更可能な構成を操作部432が備えていてもよい。
押ボタン434には、正面に数字や英字等が施されている。図5(a)及び5(b)に示すように、押ボタン434には、正面と逆側を向く背面に突出形成された棒状の支持軸434aと、支持軸から左右方向に張り出す突出片434bと、が設けられている。押ボタン434は、支持軸434aに取り付けられる不図示の付勢部材によって、操作部432が初期位置になるように付勢される。
ロックプレート433は、筐体431内において、押ボタン434の背面側に上下方向にスライド可能に設けられる。本実施形態において、ロックプレート433は、保持位置及びリセット位置の間を移動する。ロックプレート433は、不図示の付勢部材によって保持位置に向けて付勢されている。
ロックプレート433は、操作部432を取り囲む枠体433aと、枠体433aから片持ちで延びるボタン係止部433bと、を備えている。ボタン係止部433bは、各押ボタン434に対応して設けられている。各ボタン係止部433bの先端部は、ロックプレート433が保持位置にある状態で、突出片434bに前後方向から見て重なり合っている。また、各ボタン係止部433bの先端部は、ロックプレート433がリセット位置にある状態で、突出片434bと前後方向から見て重なり合わない。
図5(a)に示すように、ロックプレート433が保持位置にある場合には、押ボタン434が所定量だけ押下されると、押ボタン434の突出片434bはボタン係止部433bを後方に乗り越える。これにより、押ボタン434が突出片434bを介してボタン係止部433bに係止される。その結果、押ボタン434は、前方への移動が規制され、押下された位置に保持される。
一方、図5(b)に示すように、ロックプレート433が上方に押し上げられると、リセット位置に移動する。すると、ロックプレート433のボタン係止部433bの先端部が、押ボタン434の突出片434bと前後方向から見て重ならない位置まで退避する。これにより、押ボタン434の突出片434bの、ボタン係止部433bに対する係止状態は解除され、押ボタン434は、支持軸434aに取り付けられる不図示の付勢部材によって、初期位置に向けて付勢され、操作部432は解錠位置から初期位置に復帰する。また、ロックプレート433の押し上げが解除されると、ロックプレート433は付勢部材の付勢力によって保持位置に復帰する。
ロックプレート433は、操作部432が初期位置及び解錠禁止位置にある場合に、例えば筐体431に設けられた不図示の規制部に係合されることで、保持位置からリセット位置への上方移動が規制されている。一方、ロックプレート433は、操作部432が解錠位置にあるとき、規制部による上方移動の規制が解除される。すなわち、ロックプレート433は、操作部432が解錠位置にあるとき、保持位置からリセット位置への移動が許容されている。
図3〜5に示すように、連係部44は、扉体32の裏面32bに設けられている。連係部44は、ロッド441と、リンク機構442と、規制部材443と、を備え、把手41、ロック機構42及び錠43の間を接続する。連係部44は、操作部432が解錠位置にあるときに、把手41の把手部411の解錠操作(施錠位置から解錠操作位置への移動)に伴い、ロック機構42の係止爪422をロック位置からロック解除位置に移動させるとともに、操作部432を解錠位置から初期位置に復帰させる。
図3,4に示すように、ロッド441は、扉体32における左右方向の内側端部において、扉体32の裏面32bに沿って上下方向に延在している。ロッド441は、把手筐体412を上下方向に貫通した状態で、各係止爪422の間を架け渡している。ロッド441は、把手筐体412に備えられる不図示の接続部を介して把手部411と接続される。ロッド441は、上下方向に沿って延びる中心軸O1回りに回動可能に構成されている。ロッド441は、中心軸O1回りの回動に伴いロック機構42の係止爪422をロック位置及びロック解除位置間で移動させる。また、ロッド441と扉体32との間には不図示の付勢部材が設けられ、ロッド441が回動した場合に、ロッド441を回動する前の位置に復帰させるよう付勢してもよい。
リンク機構442は、ロッド441と、錠43とを規制部材443を介して接続している。リンク機構442は、第1リンク442aと、第2リンク442bと、スライダ442cと、スライダガイド442dと、を備える。第1リンク442aは、一方の端部がロッド441に固定され、ロッド441の中心軸O1に交差する方向(斜め後方)に突出している。第2リンク442bは、第1リンク442a、及びスライダ442cと、に回動可能に接続される。具体的に、第2リンク442bは、一方の端部が第1リンク442aの他方の端部(突出端)に上下方向に沿う軸線O2回りに回動可能に連結されている。
スライダガイド442dは、扉体32の裏面32bにおいて、筐体431の下方に位置する部分に設けられている。スライダガイド442dは、上下方向に離間した一対のガイドレールを備えている。ガイドレールには、左右方向に沿って延びるスリットが形成されている。
スライダ442cは、第2リンク442bと、規制部材443とに接続されている。スライダ442cは、スライダガイド442dに左右方向にスライド移動可能に支持されている。具体的に、スライダ442cは、上下方向に突出するピンがスライダガイド442dの各スリットに挿入されることで、スライダガイド442dに支持されている。但し、スライダ442cは、ローラ等を介してスライダガイド442dに支持されていてもよい。スライダ442cには、第2リンク442bの他方の端部が上下方向に沿う軸線O3回りに回動可能に連結されている。
図3〜5に示すように、規制部材443は、前後方向を厚さ方向とする板状に形成されている。具体的に、規制部材443は、本体片443aと、突出部443bと、を備えている。
本体片443aの上端部は、錠43の筐体431に前後方向に沿う軸線O4回りに回動可能に支持されている。本実施形態において、規制部材443は、図4(a)及び5(a)に示される本体片443aが上下方向に沿って配置された第1位置と、図4(b)及び5(b)に示されるように後方から見て第1位置に対して時計回りに回動した第2位置と、の間を扉体32の裏面32bに沿って移動する。
本体片443aの上端部において、軸線O4に対して下方に位置する部分には、逃げ部443cが形成されている。逃げ部443cは、本体片443aの側縁上で開放されている。逃げ部443cは、規制部材443が第2位置にあるときに、筐体431の角部を収容する。これにより、規制部材443の回動範囲を確保した上で、筐体431における左右方向の中央寄りに規制部材443を近付けることができる。
本体片443aの下部には、上下方向に延びるスリット443dが形成されている。スリット443d内には、スライダ442cから突出するピン444の後端部がスリット443d内を移動可能に設けられている。すなわち、規制部材443は、スライダ442cの左右方向の移動に伴い、ピン444がスリット443d内を移動することで、軸線O4回りを回動する。
突出部443bは、本体片443aから上方に突出している。突出部443bは、筐体431内において、ロックプレート433(枠体433a)の下部に下方から当接している。突出部443bは、規制部材443の回動に伴い、上端位置が上下動する。すなわち、上述したロックプレート433は、規制部材443の軸線O4回りの回動に伴い、ロックプレート433を保持位置及びリセット位置間で上下動させる。
次に、このような構成からなる什器1の作用について説明する。
開閉部材3が閉位置にあって、ロック機構42が本体2の被係止部21に係止しているロック位置にある場合について考える。この時、錠43の操作部432が初期位置にある場合、ロックプレート433はリセット位置への移動が規制されている。そのため、規制部材443は、第1位置から第2位置への移動が規制されている。これに伴い、リンク機構442の移動が規制され、ロッド441の回動が規制され、ロック機構42のロック位置からロック解除位置への移動も規制される。すなわち、把手41を施錠位置から解錠操作位置に操作しようとしてもロック機構42をロック位置からロック解除位置へ移動させることはできず、扉体32の開方向への移動は規制される。また、これに伴い、召し合わせ部材31aが本体2と扉体32との間に挟まれる扉体31の開方向への移動も規制される。
ここで操作部432を操作し、操作部432が初期位置から解錠禁止位置に移動しても、ロックプレート433はリセット位置への移動が規制されていることから、錠43は第1位置にある規制部材443の第2位置への移動を規制し、ロック機構42のロック位置からロック解除位置への移動、及び扉体32の開方向への移動は規制される。
ここで、操作部432を操作し、操作部432が解錠位置に移動した場合、ロックプレート433と筐体431に設けられる規制部との係合が解除され、ロックプレート433の上方移動が許容される。すなわち、錠43は、第1位置にある規制部材443の第2位置への移動を許容する。これに伴い、リンク機構442の移動が許容され、ロッド441の回動が許容され、ロック機構42のロック位置からロック解除位置への移動も許容される。この状態において、把手41の把手部411を施錠位置から解錠操作位置に向けて操作することで、把手41に接続されたロッド441が回動し、ロック機構42の係止爪422がロック位置からロック解除位置に移動することで、ロック機構42の被係止部21への係止は解除される。それによって、扉体32の開方向への移動が許容されるとともに、扉体31の開方向への移動も許容されるため、扉体32及び31を開方向へ移動させることで本体2の開口部2aを開放することができる。
ここで、操作部432が解錠位置にある場合に把手41の把手部411を操作すると、連係部44によって操作部432は解錠位置から初期位置に復帰される。この時の連係部44の作用について説明する。操作部432が解錠位置にある場合、図5(a)に示すように、押ボタン434に備えられる突出片434bが、ロックプレート433のボタン係止部433bに係合している。この時、把手41を操作すると、図4(a)、及び5(a)に示される第1位置にある規制部材443が、図4(b)、及び5(b)に示される第2位置へと移動する。図5(b)に示すように、規制部材443の第1位置から第2位置への移動に伴って、規制部材443の突出部443bが、ロックプレート433を上方に押し上げる。これにより、押ボタン434に備えられる突出片434bのボタン係止部433bへの係合が解除され、押ボタン434は、支持軸434aに取り付けられる不図示の付勢部材によって、初期位置に向けて付勢され、操作部432は解錠位置から初期位置に復帰する。
以上のように、本実施形態では、把手41の把手部411の解錠操作に伴い、ロック機構42を解除するのと同時に操作部432を解錠位置から初期位置に復帰させることができる。このため、より早い段階(把手部411の操作を開始した直後)で解錠操作の結果をリセットできるため、第三者に解錠操作の結果が視認されるのを抑制でき、セキュリティ性能を向上させることができる。
また、本実施形態に係る什器1においては、開閉部材3は、錠43が設けられるとともに、閉位置において開口部42aを覆う扉体32を備え、連係部44は、把手41の操作により中心軸O1回りに回動するロッド441と、ロッド441及び錠43を接続するリンク機構442と、を備え、リンク機構442は、ロッド441が回動することで、扉体32における厚さ方向を向く裏面32bに沿った方向に移動するスライダ442cを有する。
このため、ロッド441と錠43とが離間した構成を採用することができ、把手41と錠43との配置の自由度が高くなる。また、扉体32の裏面32bからの連係部44の突出量を小さくすることができる。
また、本実施形態に係る什器1においては、連係部44は、操作部432とスライダ442cとの間に設けられ、スライダ442cの裏面32bに沿った方向への移動に伴い、扉体32の厚さ方向に沿う軸線O4回りに第1位置と第2位置との間を回動可能な規制部材443を備え、規制部材443は、操作部432が解錠位置にあるとき、第1位置から第2位置への軸線O4回りの回動に伴い操作部432を解錠位置から初期位置に復帰させ、操作部432が初期位置及び解錠禁止位置にあるとき、第1位置から第2位置への軸線回りの回動が規制される。
このため、規制部材443がリンク機構442と連係して回動し、解錠操作の結果をリセットすることで、錠43の小型化が可能になる。
また、本実施形態に係る什器1においては、リンク機構442は、ロッド441に固定されるとともに、ロッド441から中心軸O1に交差する方向に突出する第1リンクと442a、第1リンク442aの突出端とスライダ442cとのそれぞれに回動可能に連結された第2リンク442bと、を有する。
このため、ロッド441の回動に伴うスライダ442cのスライド量が大きくなり、また規制部材443の回動する距離も大きくなるため、リセット動作に伴う連係部44の移動量を確保できる。これにより、什器1の揺れなどにより規制部材443が微動するだけで解錠結果が予期せずリセットされる可能性を低下させることができる。
また、本実施形態に係る什器1においては、ロックユニット4は、ロック機構42がロック位置に向かう方向に、把手41またはロッド441を付勢する付勢部材を備える。
このため、開閉部材3を閉位置に移動させるだけで、開閉部材3がロック機構42を介して什器1の本体2にロックされる。これにより、開閉部材3のロックのし忘れを抑制できる。
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態に係る什器を、図6〜8を参照して説明する。図6は、本発明の第二実施形態に係る什器を示す斜視図である。図7は、本発明の第二実施形態に係る抽斗の板状部裏面を示す斜視図である。図8は、本発明の第二実施形態に係る錠及び連係部を示す斜視図であり、(a)は規制部材が第1位置にある時の錠及び連係部を示す斜視図、(b)は規制部材が第2位置にある時の錠及び連係部を示す斜視図である。本実施形態では、本発明に係る什器を抽斗型収納什器に採用した場合について説明する。なお、本実施形態では、前述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図6に示すように、什器1Aは、本体2Aと、開閉部材3Aと、ロックユニット4Aと、を備える。なお、抽斗とは、開閉部材3Aと、ロックユニット4Aと、を合わせた部材のことを指す。
本体2Aは、前面に開口部2aを有する直方体状に形成され、内部に物品を収容可能に構成されている。本体2Aは、後述するロック機構42Aが係止される、左右方向内側に突出した被係止部21Aを、本体2Aの内部空間に面する左側側面及び右側側面の左右方向内側にそれぞれ備える。また、本体2Aは、前後方向に延びるスライドレール22を、本体2Aの内部空間に面する左側側面及び右側側面の内側にそれぞれ備える。
開閉部材3Aは、スライド部33と、板状部34と、を備える。スライド部33は、開閉部材3Aの左側側面及び右側側面の左右方向外側にそれぞれ設けられ、本体2Aのスライドレール22によって前後移動可能に支持される。
図6,7に示すように、板状部34は、左右方向を長手方向とする長方形状に形成される。板状部34は、本体2Aの開口部2aを開放する開位置と、本体2Aの開口部2aを覆って閉塞する閉位置との間を移動可能に設けられる。板状部34は、本体2Aの開口部2aに面しない表面34aと、開口部2aに面する裏面34bとを備えている。また板状部34には、ロックユニット4Aが設けられている。ロックユニット4Aは、本体2Aに対する前記開閉部材3Aの施錠状態又は解錠状態を切り替える。
図6〜8に示すように、ロックユニット4Aは、把手41と、ロック機構42Aと、錠43と、連係部44Aと、を備える。
図7に示すように、ロック機構42Aは、板状部34の裏面34bの左端部と右端部とにそれぞれ設けられている。ロック機構42Aは、機構収納部421と、係止部422Aと、を備えている。
係止部422Aは、左右方向に貫通する開口部が形成され、本体2Aの被係止部21Aに係止可能に構成される。係止部422Aは、本体2Aの被係止部21Aに係止して開閉部材3Aの板状部34の開方向への移動を規制するロック位置、及び本体2Aの被係止部21Aとの係止が解除されて開閉部材3Aの板状部34の開方向への移動を許容するロック解除位置の間を移動可能に構成される。本実施形態において、係止部422Aは、前端部を支点として上下方向に沿う軸線回りに回動可能に、機構収納部421に支持されている。ここで、係止部422Aがロック位置にあって、被係止部21Aに係止されている時に、開閉部材3は本体2Aに対して施錠状態にあり、係止部422Aがロック解除位置にある時に、被係止部21Aと係止部422Aとの係止が解除され、開閉部材3Aは本体2Aに対して解錠状態にある。また、機構収納部421内には係止部422Aを常時ロック位置に付勢する不図示の付勢部材が設けられている。板状部34が本体2Aの開口部2aに対して閉じる過程において、係止部422Aの後端部を被係止部21Aが摺動することで、被係止部21Aが係止部422Aの後端部を乗り越えて開口部に到達する。そして、被係止部21Aが開口部に到達した後に、係止部422Aは付勢部材の付勢力によりロック位置に復帰する。なお、ロック機構42は、係止部422Aが左右方向に回動する構成に限らず、係止部422Aが上下方向に回動する構成やスライド移動する構成等であってもよい。また、被係止部21Aが左右方向に貫通する孔であり、係止部422Aが左右方向または上下方向に回動する爪部であってもよい。
図7〜8に示すように、連係部44Aは、板状部34の裏面34bに設けられている。連係部44Aは、ロッド441と、リンク機構442Aと、規制部材443と、を備える。連係部44Aは、把手41、ロック機構42A及び錠43の間を接続し、操作部432が解錠位置にあるときに、把手41の解錠操作(施錠位置から解錠操作位置への移動)に伴いロック機構42Aをロック位置からロック解除位置に移動させるとともに、操作部432を解錠位置から初期位置に復帰させる。
リンク機構442Aは、ロッド441と、錠43とを規制部材443を介して接続している。リンク機構442は、第1リンク442aと、第2リンク442bと、スライダ442eと、スライダガイド442fと、を備える。第1リンク442aは、一方の端部がロッド441に固定され、ロッド441の中心軸O1に交差する方向(斜め後方)に突出している。第2リンク442bは、第1リンク441a、及びスライダ442eと、に回動可能に接続される。
スライダガイド442fは、板状部34の裏面34bにおいて、筐体431の右方に位置する部分に設けられている。スライダガイド442fは、左右方向に離間した一対のガイドレールを備えている。ガイドレールには、上下方向に沿って延びるスリットが形成されている。
スライダ442eは、第2リンク442bと、規制部材443とに接続されている。スライダ442eは、スライダガイド442fに上下方向にスライド移動可能に支持されている。具体的に、スライダ442eは、左右方向に突出するピンがスライダガイド442fの各スリットに挿入されることで、スライダガイド442fに支持されている。但し、スライダ442eは、ローラ等を介してスライダガイド442fに支持されていてもよい。スライダ442eには、第2リンク442bの他方の端部が上下方向に沿う軸線O3回りに回動可能に連結されている。
本実施形態の規制部材443においても、前述した第一実施形態の規制部材443と同様に、本体片443aには逃げ部443cが形成されている。なお、必ずしも規制部材443に逃げ部443cは設けられなくてもよい。
次に、このような構成からなる什器1Aの作用について説明する。
開閉部材3Aが閉位置にあって、ロック機構42Aが本体2Aの被係止部21Aに係止しているロック位置にある場合について考える。この時、錠43の操作部432が初期位置及び解錠禁止位置にある場合、筐体431に設けられる不図示の規制部と係合しているロックプレート433はリセット位置への移動が規制されている。そのため、規制部材443は、本体片443aが左右方向に沿って配置された第1位置から、後方から見て第1位置に対して時計回りに回動した第2位置への移動が規制されている。これに伴い、リンク機構442Aの移動が規制され、ロッド441の回動が規制され、ロック機構42Aのロック位置からロック解除位置への移動も規制される。すなわち、把手41を施錠位置から解錠操作位置に操作しようとしてもロック機構42Aをロック位置からロック解除位置へ移動させることはできず、板状部34の開方向への移動は規制される。
ここで操作部432を操作し、操作部432が初期位置から解錠禁止位置に移動しても、同様に錠43は第1位置にある規制部材443の第2位置への移動を規制し、ロック機構42Aのロック位置からロック解除位置への移動、及び板状部34の開方向への移動は規制される。
ここで、操作部432を操作し、操作部432が解錠位置に移動した場合、ロックプレート433と筐体431に設けられる規制部との係合が解除され、ロックプレート433の上方移動が許容される。すなわち、錠43は、第1位置にある規制部材443の、第2位置への移動を許容する。これに伴い、リンク機構442Aの移動が許容され、ロッド441の回動が許容され、ロック機構42Aのロック位置からロック解除位置への移動も許容される。この状態において、把手41の把手部411を施錠位置から解錠操作位置に向けて操作することで、把手41に接続されたロッド441が回動し、ロック機構42Aの係止部422Aがロック位置からロック解除位置に移動することで、ロック機構42Aの被係止部21への係止は解除される。それによって、扉体32の開方向への移動が許容されるとともに、扉体31の開方向への移動も許容されるため、扉体32及び31を開方向へ移動させることで本体2の開口部2aを開放することができる。
ここで、操作部432が解錠位置にある場合に把手41の把手部411を操作すると、連係部44Aによって操作部432は解錠位置から初期位置に復帰される。この時の連係部44Aの作用について説明する。操作部432が解錠位置にある場合、図5(a)に示す第一実施形態と同様に、押ボタン434に備えられる突出片434bが、ロックプレート433のボタン係止部433bに係合している。この時、把手41を操作すると、図8(a)に示すように第1位置にある規制部材443が、図8(b)に示すように第2位置へと移動する。図5(b)に示す第一実施形態と同様に、規制部材443の第1位置から第2位置への移動に伴って、規制部材443の突出部443bが、ロックプレート433を上方に押し上げる。これにより、押ボタン434に備えられる突出片434bのボタン係止部433bへの係合が解除され、押ボタン434は、支持軸434aに取り付けられる不図示の付勢部材によって、初期位置に向けて付勢され、操作部432は解錠位置から初期位置に復帰する。
以上のように、本実施形態では、把手41の把手部411の解錠操作に伴い、ロック機構42Aを解除するのと同時に操作部432を解錠位置から初期位置に復帰させることができる。このため、より早い段階(把手部411の操作を開始した直後)で解錠操作の結果をリセットできるため、第三者に解錠操作の結果が視認されるのを抑制でき、セキュリティ性能を向上させることができる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、本発明は前記の各実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
例えば、錠43は、複数の押ボタン434を有する操作部432を備える押ボタン錠であるが、複数のダイヤルを有する操作部を備えるダイヤル錠であってもよい。また、把手41と扉体32及び板状部34との間に設けられる不図示の付勢部材と、ロッド441と扉体32及び板状部34との間に設けられる不図示の付勢部材とは、いずれか一方のみが設けられてもよい。また、扉体32及び板状部34に設けられる一対のロック機構42及び42Aは、一対が設けられずに1つのみが設けられてもよい。また、把手41に対する操作部432の相対位置は、扉体32及び板状部34における任意の位置であってもよい。また、連係部は、上記複数の実施形態の構成に限らず、把手の操作に伴ってロック機構と錠とが動く構成であればよい。例えば、規制部材の回動操作に伴って錠がリセットされる構成ではなく、スライダの移動操作に伴って錠がリセットされる構成であってもよい。また、前記の第一実施形態の什器1と、前記の第二実施形態の什器1Aとを、上下左右に並べて設置することで、新たな什器を構成してもよい。
1,1A 什器
2,2A 本体
3,3A 開閉部材
32,34 板状部
4,4A ロックユニット
41 把手
42,42A ロック機構
43 錠
432 操作部
44,44A 連係部
441 ロッド
442,442A リンク機構
443 規制部材

Claims (5)

  1. 開口部を有する本体と、
    前記開口部を開放可能に閉塞する開閉部材と、
    前記開閉部材に設けられ、前記本体に対する前記開閉部材の施錠状態又は解錠状態を切り替えるロックユニットと、を備え、
    前記ロックユニットは、
    把手と、
    前記本体に係止されて前記開閉部材の開方向への移動を規制するロック位置、及び前記本体との係止が解除されて前記開閉部材の開方向への移動を許容するロック解除位置の間を移動可能なロック機構と、
    前記ロック機構の前記ロック位置から前記ロック解除位置への移動を許容する解錠位置、及び前記ロック機構の前記ロック位置から前記ロック解除位置への移動を規制する初期位置の間を移動可能な操作部を有する錠と、
    前記把手、前記ロック機構及び前記錠の間を接続し、前記操作部が前記解錠位置にあるときに、前記把手の解錠操作に伴い前記ロック機構を前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動させるとともに、前記操作部を前記解錠位置から前記初期位置に復帰させる連係部と、を備えている、什器。
  2. 前記開閉部材は、前記錠が設けられるとともに、閉位置において前記開口部を覆う板状部を備え、
    前記連係部は、
    前記把手の操作により中心軸回りに回動するロッドと、
    前記ロッド及び前記錠を接続するリンク機構と、を備え、
    前記リンク機構は、前記ロッドが回動することで、前記板状部における厚さ方向を向く面に沿った方向に移動するスライダを有している請求項1に記載の什器。
  3. 前記連係部は、前記操作部と前記スライダとの間に設けられ、前記スライダの前記面に沿った方向への移動に伴い、前記板状部の前記厚さ方向に沿う軸線回りに第1位置と第2位置との間を回動可能な規制部材を備え、
    前記規制部材は、前記操作部が前記解錠位置にあるとき、前記第1位置から第2位置への前記軸線回りの回動に伴い前記操作部を前記解錠位置から前記初期位置に復帰させ、前記操作部が前記初期位置にあるとき、前記第1位置から第2位置への前記軸線回りの回動が規制される、請求項2に記載の什器。
  4. 前記リンク機構は、
    前記ロッドに固定されるとともに、前記ロッドから前記中心軸に交差する方向に突出する第1リンクと、
    前記第1リンクの突出端と前記スライダとのそれぞれに回動可能に連結された第2リンクと、を有する、請求項3に記載の什器。
  5. 前記ロックユニットは、前記ロック機構がロック位置に向かう方向に、前記把手または前記ロッドを付勢する付勢部材を備える、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の什器。
JP2020013876A 2020-01-30 2020-01-30 什器 Pending JP2021120518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020013876A JP2021120518A (ja) 2020-01-30 2020-01-30 什器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020013876A JP2021120518A (ja) 2020-01-30 2020-01-30 什器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021120518A true JP2021120518A (ja) 2021-08-19

Family

ID=77269797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020013876A Pending JP2021120518A (ja) 2020-01-30 2020-01-30 什器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021120518A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019056A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Miwa Lock Co Ltd 押釦錠の暗証番号設定機構
JP2013019172A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Itoki Corp 什器
JP2018184768A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 株式会社オプナス ボタン錠

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019056A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Miwa Lock Co Ltd 押釦錠の暗証番号設定機構
JP2013019172A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Itoki Corp 什器
JP2018184768A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 株式会社オプナス ボタン錠

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4923907B2 (ja) 回路遮断器の外部操作ハンドル装置
JP5879058B2 (ja) 什器
JP2016199937A (ja) 車両のハンドル装置
JP2018184768A (ja) ボタン錠
JP2021120518A (ja) 什器
JP6698407B2 (ja) 建具及び錠装置
KR102519982B1 (ko) 도어 잠금장치와 이를 구비한 사물함
JP5995425B2 (ja) 施錠装置、および、キャビネット
JP4467471B2 (ja) 収納具
JP6055209B2 (ja) 施錠システム、および、キャビネット
US20210237654A1 (en) Vehicle storage device
JP5099634B2 (ja) 施解錠装置
JP5034065B2 (ja) 施錠装置、及び収納家具
JPH0782939A (ja) 車両ドアロック装置におけるチャイルドロック機構
JP3216898U (ja) 補助錠及びこれを備える収納ボックス
JP5122928B2 (ja) ラッチ錠のロック装置
JP2019107265A (ja) 家具におけるハンドルケース
JP4601533B2 (ja) ロック機構
JP4096110B2 (ja) パチンコ機開閉装置
WO2009090981A1 (ja) 施解錠装置
JP4879721B2 (ja) 扉の施錠装置
JP2017172128A (ja) ロック装置
JP3957984B2 (ja) 食器洗い機の扉開閉装置
JP2010173449A (ja) コンソールボックス
JP2011241600A (ja) 物品収納什器における開閉体の施解錠装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230731

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231031