JP2013019172A - 什器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 開口部にロック可能なラッチ爪とこれを少なくとも解錠方向に動くように手動操作する作動軸18及び指掛け体10とを扉3に備え、押釦錠装置11は、選択された組合せの押釦を押下することにより、解錠すべき暗証が予め設定されるように構成され、押釦錠装置11に設けられた第1作動体40及び回動主軸は施錠時には作動不能で、解錠可能時には解錠方向に作動可能に構成され、指掛け体と第1作動体40とはカムフォロア54とカム部55及び付勢手段により、施錠方向に姿勢保持され、解錠すべき暗証の押釦を押下した状態で指掛け体10を解錠方向に操作したとき、指掛け体10と作動軸18を介してラッチ爪にアンロック方向の作動力を伝達する。
【選択図】図5
Description
本発明に適用する押釦錠装置11は、特許文献1及び2に開示されている構成のものや、特許文献3や特許文献4に開示されている構成を有するものなどいずれにも適用できる。
施錠状態(図7(A)及び図8(A)参照)では、全ての押釦31が突出状態に保持されている。また、施錠状態では、開閉プレート36が、ハウジング32の移動可能空間37内で、下位置に保持されて、移動可能空間37の上部と開閉プレート36の上端との間に寸法H1の隙間が形成されている。
上記の構成において、施錠時には、全ての押釦31が突出状態となり、扉3の表面からは、解錠すべき暗証となる押釦31がいずれであるか判別できないようになっている。そして、ユーザーが扉3を開口部2aに対して閉止するように押すと、ラッチ爪24の斜面部が係止部25の一側縁に当たり、これによりラッチ爪24が係止部25から一旦逃げ回動(図6(C)で反時計回り方向に可動)したのちラッチ爪24が係止部25に嵌まる。この場合、ラッチ爪24と一体的に回動する作動軸18を介して作動体22だけが連動体21から離れて図6(C)で反時計回り方向に可動することができる。
扉3を開くには、予め設定された暗証と一致する押釦31を押下する(但し、押下する順序は問わない)。これにより、不図示のストッパ機構の作動により開閉プレート36は図7(B)に示すように上昇し、ストッパ杆50も上昇する。これにより、ストッパ杆50の下端側面が段付き状の係止部49よりも半径外側に位置し、回動主軸39はロック解除方向(解錠可能方向、図7(A)及び図8(A)において時計回り方向)に回動可能であり、第1作動体40も(解錠可能方向、図7(A)及び図8(A)において右方向)に可動できる状態となる。
ユーザーが解錠すべき暗証を忘れたために扉3を開くことができない事態であっても、ロッカーや、キャビネットなどを緊急に開かなければならない非常解錠操作時について説明する。この場合、管理者は押釦錠装置11における回動主軸39の前面側に設けられ、扉3の前面にキー差し込み口が露出しているシリンダ錠62をマスターキーで回動する。これにより、シリンダ錠62の内筒62aが解錠方向に回動する。すると、内筒62aに固定された回動プレート60も一体的に回動する。この回動プレート60の先端に固定されたストッパブロック61は、図5(B)、図5(C)に示すように、作動体22をロック解錠方向に回動させるから、作動軸18を介してラッチ爪24を係止部25から外れるように回動させることができる。なお、この場合、回動主軸39は非回転であり、指掛け体も引手非操作姿勢に保持されたまま回動不能である。この非常解錠操作時には指掛け体10を扉開き方向に引く必要がないので、指掛け体10の故障時の扉開きにも役立つ。
暗証情報(暗証番号)を変更するには、一旦扉3を開き、且つ押釦錠装置11を解錠状態に保持して実行する必要がある。第1実施例においては、回動主軸39や第1作動体40がロック方向に付勢されており、この付勢力が連動機構を介して指掛け体10を扉3の表面から引いた状態に対して反対向きの力として作用するから、指掛け体10を解錠所定位置に保持することは、作業性が悪くなる。
解錠すべき暗証の押釦31を押下した状態で指掛け体10を解錠方向に操作したとき、少なくとも指掛け体10を介して回動プレート60に解錠方向の作動力が伝達されて扉86を開口部から開放可能に構成されている。
3、86 開閉体としての扉
10 手動操作体としての指掛け体
11 押釦錠装置
12 ユニットケース
18、102 作動軸
24、89、103 ラッチ爪
31 押釦
39 回動主軸
40 第1作動体
60 第2作動体としての回動プレート
54 カムフォロア
55 カム部
Claims (7)
- 本体の開口部を開閉する開閉体に押釦錠装置を備えた什器であって、
前記開閉体には、前記開口部にロック可能なラッチ手段と、前記ラッチ手段を少なくともアンロック方向に動くように手動操作する手動操作体とを有し、
前記押釦錠装置は、暗証情報をそれぞれ有する複数の押釦のうち選択された組合せの押釦を押下することにより、解錠すべき暗証が予め設定されるように構成され、
前記手動操作体及び前記押釦錠装置に設けられた解錠作動体は付勢手段により常時施錠方向に姿勢保持され、
前記解錠作動体は施錠時には作動不能で、解錠可能時には解錠方向に作動可能に構成され、
前記解錠すべき暗証の押釦を押下した状態で前記手動操作体を解錠方向に操作したときのみ、前記手動操作体を介して前記解錠作動体が解錠方向に作動するとともに、前記ラッチ手段にアンロック方向の作動力が伝達されて前記開閉体を前記開口部から開放可能に構成されている、什器。 - 前記手動操作体は前記解錠作動体に常時押圧されて施錠方向に姿勢保持されている、請求項1に記載の什器。
- 前記解錠作動体は、回動主軸とこの回動主軸に連動連結されて直線往復動可能な第1作動杆とからなり、前記回動主軸または前記第1作動杆のいずれか一方もしくは双方は、付勢手段により前記ラッチ手段をロックする方向に付勢され、
前記解錠すべき暗証の押釦を押下した状態で前記手動操作体を解錠方向に操作したとき、前記第1作動杆に常時押圧されて施錠方向に付勢されている前記手動操作体を介して前記ラッチ手段にアンロック方向の作動力が伝達されて前記開閉体を前記開口部から開放可能に構成されている、請求項1または2に記載の什器。 - 前記解錠作動体は、回動主軸とこの回動主軸に連動連結されて直線往復動可能な第1作動杆と前記回動主軸に取付けられた第2作動杆とからなり、
前記第2作動杆を介してラッチ手段を備え、
前記回動主軸、前記第1作動杆及び前記第2作動杆の少なくとも1つが付勢手段により前記ラッチ手段をロックする方向に付勢され、
前記解錠すべき暗証の押釦を押下した状態で前記手動操作体を解錠方向に操作したとき、前記少なくとも手動操作体を介して前記第2作動杆に解錠方向の作動力が伝達されて前記開閉体を前記開口部から開放可能に構成されている、請求項1または2に記載の什器。 - 前記手動操作体から手を離すと、前記押釦が施錠状態にリセットされるように前記手動操作体と前記押釦錠装置とが連係されている、請求項1乃至4のいずれかに記載の什器。
- 前記ラッチ手段は、前記手動操作体が施錠姿勢に保持された状態で、前記開口部に蹴り込み可能に構成されている、請求項1乃至5のいずれかに記載の什器。
- 前記押釦錠装置と手動操作体とがユニットケース内に収納され、このユニットケースが前記開閉体に着脱可能に装着される、請求項1乃至6のいずれかに記載の什器。
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2011
- 2011-07-12 JP JP2011153507A patent/JP5879058B2/ja active Active
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