JP2021119733A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常制御領域と電圧飽和領域との制御領域を切り替え時のトルク制御の不安定になることを防ぐこと。【解決手段】モータ制御装置100は、電流指令スムージング処理器14cにより、制御領域の切り替え直後は切り替え前の制御領域の電流指令値を使用し、時間経過にしたがって切り替え前の制御領域の電流指令値を小さくしていくと同時に、切り替え後の制御領域の電流指令値を大きくしていき、設定時間経過後は完全に切り替え後の制御領域の電流指令値を使用する。【選択図】図1

Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
空気調和装置等に用いられる圧縮機は、圧縮機を駆動するモータのロータの1回転中において負荷トルクが周期的に変動する。この負荷トルク変動は、吸入、圧縮、吐出の各行程におけるガス冷媒の圧力変化に起因する。この周期的な負荷トルク変動は、モータの回転速度の変動を生じさせ、振動や騒音を発生させる要因となる。特に、シングルロータリー圧縮機では、低回転領域で振動が大きくなる傾向にある。このようなロータの1回転中の負荷トルク変動を有する圧縮機を駆動する場合、モータの速度変動を抑えるためにトルク制御(周期的外乱抑制制御)が行われる。
通常、トルク制御は、振動が顕著となる低回転領域を制御する最大トルク/電流制御等の通常制御領域で実施される。しかし、インバータやモータの仕様および負荷条件によっては、弱め磁束制御等の電圧飽和領域でも振動が発生し、それに起因してモータのピーク電流が増大する。そして、振動の増加は、空気調和装置等において配管へのダメージや騒音を生じさせ、また、モータのピーク電流の増加による効率低下や圧縮機モータの減磁、また、減磁を防止するためのインバータの保護機能が動作してモータが停止等に陥る。
そこで、周期変動を抑制するための出力トルク変動を速度変動に対して最適化することで、電圧飽和領域におけるトルク制御の制振効率を向上させることが行われる。
特開2019−180173号公報
通常制御領域と電圧飽和領域の両方でトルク制御を行う場合、通常制御領域で生成される電流指令値と、電圧飽和領域で生成される電流指令値が大きく異なるため、制御を切り替えた際に電圧指令生成器に入力される電流偏差が大きくなる。このため、電圧指令生成器の出力が大きく変化し、トルク制御が不安定になるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通常制御領域と電圧飽和領域との制御領域を切り替えた時の電流指令値の差を小さくし、トルク制御の不安定化を防ぐことを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の実施形態の一例では、モータの速度指令値と速度とからモータ電流指令値を生成する電流指令生成器を備えたモータ制御装置において、前記電流指令生成器は、通常制御領域で電流指令値を生成する第1電流指令生成器と、電圧飽和領域で電流指令値を生成する第2電流指令生成器とを備え、通常制御領域から電圧飽和領域、または電圧飽和領域から通常制御領域へと制御領域が切り替わる際に、前記第1電流指令生成器と前記第2電流指令生成器を併用して前記モータ電流指令値を生成する。
本発明の実施形態の一例によれば、通常制御領域と電圧飽和領域との間で制御領域を切り替え時のトルク制御の不安定化を防ぐことができる。
図1は、実施形態のモータ制御装置の一例を示すブロック図である。 図2は、電流指令スムージング処理器によるスムージング処理を説明するための図である。 図3は、電流指令スムージング処理器の一例を示すブロック図である。 図4は、スムージング処理中の電流ベクトルを示す図である。 図5は、スムージング処理中の電流指令値の推移を示す図である。
以下に添付図面を参照して開示の技術にかかるモータ制御装置の実施形態の例について説明する。以下の実施形態は、周期的な負荷トルク変動を有する圧縮機を駆動する永久磁石同期モータ(PMSM(Permanent Magnet Synchronous Motor))のトルク制御を、位置センサレスベクトル制御により行う、例えば空気調和装置または低温保存装置等に用いられるモータ制御装置に関する。しかし、開示の技術は、周期的な負荷トルク変動を有する負荷を駆動するモータのトルク制御を行うモータ制御装置に広く適用可能である。また、以下の説明で単に速度と記した場合は、特に断らない限り角速度を表す。
なお、以下に示す実施形態は、開示の技術を限定するものではない。また、以下に示す実施形態は、開示の技術にかかる構成および処理について主に示し、その他の構成および処理の説明を簡略化または省略する。
なお、以下で用いる主な記号の説明の一覧を、下記(表1)に示す。
Figure 2021119733
(実施形態)
[実施形態のモータ制御装置]
図1は、実施形態のモータ制御装置の一例を示すブロック図である。実施形態のモータ制御装置100は、減算器11、18、19、38、速度制御器12、加算器13、16、17、21、22、電流指令生成器14、制御切替判定部15、電圧指令生成器20、d−q/u,v,w変換器(2相−3相変換器)23、PWM(Pulse Width Modulation)変調器24、IPM(Intelligent Power Module)25を有する。
また、モータ制御装置100は、シャント(shunt)抵抗26、電流センサ27a、27b、3φ電流算出器28を有する。なお、モータ制御装置100は、シャント抵抗26、もしくは、電流センサ27a、27bの何れか一方を備えていればよい。
また、モータ制御装置100は、u,v,w/d−q変換器(3相−2相変換器)29、軸誤差演算器30、PLL(Phase Locked Loop)制御器31、位置推定器32、1/Pn処理器33、補正トルク生成器34、iir(infinite impulse response)35a、35b、非干渉化制御器36、電流誤差補正生成器37を有する。
減算器11は、外部(例えば、上位のコントローラ)からモータ制御装置100へ入力された機械角速度指令値ωm *から、1/Pn処理器33により出力された現在の推定角速度である機械角推定角速度ωmを減算した角速度偏差Δωを、速度制御器12へ出力する。
速度制御器12は、減算器11から入力された角速度偏差Δωの平均が、ゼロに近付くような平均トルク指令値T0 *を生成して出力する。加算器13は、速度制御器12により出力された平均トルク指令値T0 *と、補正トルク生成器34により出力された変動トルク指令値ΔTとを加算した合計トルク指令値T*を出力する。
電流指令生成器14は、通常制御領域および電圧飽和領域のそれぞれにおいて、加算器13により出力された合計トルク指令値T*に基づいてd軸電流指令値Id *およびq軸電流指令値Iq *を生成して出力する。ただし、電流指令生成器14は、通常制御領域と電圧飽和領域の切り替えが行われると、切り替え時から所定の時間は、切り替え前の電流指令値から切り替え後の電流指令値に徐々に変化する電流指令値を生成して出力する。電流指令生成器14は、通常制御領域電流指令生成器14a(第1電流指令生成器に相当)、電圧飽和領域電流指令生成器14b(第2電流指令生成器に相当)、電流指令スムージング処理器14c(第3電流指令生成器に相当)を有する。
通常制御領域電流指令生成器14aは、通常制御領域において、加算器13により出力された合計トルク指令値T*の定トルク曲線と同一電流で最大トルクとなる最大トルク/電流(MTPI)曲線との交点であるMTPId軸電流指令値Id_mtpi *およびMTPIq軸電流指令値Iq_mtpi *を生成して出力する。
電圧飽和領域電流指令生成器14bは、電圧飽和領域において、加算器13により出力された合計トルク指令値T*を満たす弱め磁束d軸電流指令値Id_fw *および弱め磁束q軸電流指令値Iq_fw *を生成して出力する。電圧飽和領域電流指令生成器14bは、d軸電流検出値Id、q軸電流検出値Iq、出力電圧限界値Vdq_limit、機械角位相θmおよび電気角推定角速度ωeを用いて、弱め磁束d軸電流指令値Id_fw *および弱め磁束q軸電流指令値Iq_fw *を生成して出力する。出力電圧限界値Vdq_limitは、IPM25に外部(例えば、図示しない電源コンバータ)から供給される直流電圧Vdcを制御系であるdq回転座標軸系における電圧値に変換したものである。
電流指令スムージング処理器14cは、通常制御領域と電圧飽和領域の切り替え時に、切り替え前後の電流指令値を用いて、電流指令生成器14の指令値をスムージング処理して出力する。電流指令スムージング処理器14cは、通常制御領域電流指令生成器14aと電圧飽和領域電流指令生成器14bが出力したd軸電流指令値およびq軸電流指令値を用いて最終的なd軸電流指令値Id *およびq軸電流指令値Iq *を出力する。なお、電流指令スムージング処理器14cの詳細は後述する。
制御切替判定部15は、出力電圧限界値Vdq_limit、仮d軸電圧指令値Vd_piがd軸非干渉化補正値Vdaにより補正された結果であるd軸電圧指令値Vd *、仮q軸電圧指令値Vq_piがq軸非干渉化補正値Vqaにより補正された結果であるq軸電圧指令値Vq *をもとに、現在のモータ10の制御領域が通常制御領域と電圧飽和領域の何れであるかを判定する。そして、制御切替判定部15は、現在のモータ10の制御領域が通常制御領域である場合にはCONTROL_TYPE:A(通常制御)を出力し、現在のモータ10の制御領域が電圧飽和領域である場合にはCONTROL_TYPE:B(電圧飽和制御)を出力する。
加算器16は、電流指令生成器14により出力されたd軸電流指令値Id *と電流誤差補正生成器37により出力されたd軸電流誤差補正値ΔIdとを加算した加算結果であるd軸電流補正指令値Id_FF *を出力する。加算器17は、電流指令生成器14により出力されたq軸電流指令値Iq *と電流誤差補正生成器37により出力されたq軸電流誤差補正値ΔIqとを加算した加算結果であるq軸電流補正指令値Iq_FF *を出力する。
減算器18は、加算器16により出力されたd軸電流補正指令値Id_FF *から、u,v,w/d−q変換器29により出力されたモータ10のd軸電流検出値Idを減算したd軸電流偏差Id_difを出力する。減算器19は、加算器17により出力されたq軸電流補正指令値Iq_FF *から、u,v,w/d−q変換器29により出力されたモータ10のq軸電流検出値Iqを減算したq軸電流偏差Iq_difを出力する。
電圧指令生成器20は、減算器18により出力されたd軸電流偏差Id_difと、減算器19により出力されたq軸電流偏差Iq_difそれぞれにPI(Proportional Integral)制御を実行し、変動誤差を抑制した仮d軸電圧指令値Vd_pi、仮q軸電圧指令値Vq_piを出力する。
加算器21は、電圧指令生成器20により出力された仮d軸電圧指令値Vd_piと、非干渉化制御器36により出力されたd軸非干渉化補正値Vdaとを加算したd軸電圧指令値Vd *を出力する。また、加算器22は、電圧指令生成器20により出力された仮q軸電圧指令値Vq_piと、非干渉化制御器36により出力されたq軸非干渉化補正値Vqaとを加算したq軸電圧指令値Vq *を出力する。
d−q/u,v,w変換器23は、位置推定器32により出力された現在のロータ位置である電気角位相(dq軸位相)θeをもとに、加算器21、22により出力された2相のd軸電圧指令値Vd *およびq軸電圧指令値Vq *を3相のU相出力電圧指令値Vu *、V相出力電圧指令値Vv *、W相出力電圧指令値Vw *へ変換する。そして、d−q/u,v,w変換器23は、U相出力電圧指令値Vu *、V相出力電圧指令値Vv *、W相出力電圧指令値Vw *をPWM変調器24へ出力する。PWM変調器24は、U相出力電圧指令値Vu *、V相出力電圧指令値Vv *、W相出力電圧指令値Vw *と、図示しないPWMキャリア信号から、6相のPWM信号を生成して、IPM25へ出力する。
IPM25は、PWM変調器24により出力された6相のPWM信号をもとに、外部から供給される直流電圧Vdcを変換して、モータ10のU相、V相、W相それぞれへ印加する交流電圧を生成し、それぞれの交流電圧をモータ10のU相、V相、W相へ印加する。
3φ電流算出器28は、シャント抵抗26を用いた1シャント方式で母線電流が検出される場合、PWM変調器24により出力された6相のPWMスイッチング情報と、検出された母線電流とから、モータ10のU相電流値Iu、V相電流値Iv、W相電流値Iwを算出する。
または、電流を検出する方式は、母線電流を検出する1シャント方式に限らず、例えば、2つの電流センサとしてCT(Current Transformer)を用い、電流センサ27aでモータ10のU相の電流を、電流センサ27bでモータ10のV相の電流を検出してもよい。3φ電流算出器28は、電流センサ27a、27bでU相電流およびV相電流が検出される場合、残りのW相電流値Iwは、Iu+Iv+Iw=0のキルヒホッフの法則より算出する。3φ電流算出器28は、算出した各相の相電流値Iu、Iv、Iwをu,v,w/d−q変換器29へ出力する。
u,v,w/d−q変換器29は、位置推定器32により出力された現在のロータ位置である電気角位相θeをもとに、3φ電流算出器28により出力された3相のU相電流値Iu、V相電流値Iv、W相電流値Iwを、2相のd軸電流検出値Idおよびq軸電流検出値Iqへ変換する。そして、u,v,w/d−q変換器29は、d軸電流検出値Idを電流指令生成器14、減算器18、軸誤差演算器30、iir35a、電流誤差補正生成器37へ、q軸電流検出値Iqを電流指令生成器14、減算器19、軸誤差演算器30、iir35b、電流誤差補正生成器37へ、それぞれ出力する。
軸誤差演算器30は、加算器21により出力されたd軸電圧指令値Vd *、加算器22により出力されたq軸電圧指令値Vq *、u,v,w/d−q変換器29により出力されたd軸電流検出値Idおよびq軸電流検出値Iqを用いて軸誤差Δθ(推定した回転軸と実際の回転軸との差)を算出する。算出した軸誤差ΔθをPLL制御器31へ出力する。
PLL制御器31は、軸誤差演算器30により出力された軸誤差Δθから、現在の推定角速度である電気角推定角速度ωeを算出して、電流指令生成器14、位置推定器32および1/Pn処理器33へそれぞれ出力する。
位置推定器32は、PLL制御器31により出力された電気角推定角速度ωeから電気角位相θeおよび機械角位相θmを推定する。そして、位置推定器32は、推定した電気角位相θeをd−q/u,v,w変換器23およびu,v,w/d−q変換器29へそれぞれ出力する。また、位置推定器32は、推定した機械角位相θmを、電流指令生成器14の中の電圧飽和領域電流指令生成器14b、電流誤差補正生成器37、補正トルク生成器34へそれぞれ出力する。
1/Pn処理器33は、PLL制御器31により出力された電気角推定角速度ωeをモータ10の極対数Pnで除算して機械角推定角速度ωmを算出し、減算器11、補正トルク生成器34へそれぞれ出力する。
減算器38は、1/Pn処理器33より出力された機械角推定角速度ωmから機械角速度指令値ωm *を減算することにより機械角推定角速度変動Δωmを算出し、算出した機械角推定角速度変動Δωmを補正トルク生成器34へ出力する。
補正トルク生成器34は、モータ制御装置100内に記憶されモータ10の振動が許容できる速度変動範囲である速度変動許容値|Δωm|*、減算器38から出力された機械角推定角速度Δωm、位置推定器32により出力された機械角位相θmから、周期的な速度変動である機械角推定角速度変動(速度変動)Δωmを速度変動許容値|Δωm|*以下に抑制するための変動トルク指令値ΔTを生成する。変動トルク指令値ΔTは、消費電力低減やモータ10の減磁防止等を考慮して調整される。なお、機械角推定角速度変動(速度変動)Δωmは、上記の角速度偏差Δωの値と正負の符号が異なるだけである。
iir35aは、u,v,w/d−q変換器29により出力されたd軸電流検出値Idを入力とし、ノイズを除去してd軸応答電流Id_iirを出力するフィルタである。iir35bは、u,v,w/d−q変換器29により出力されたq軸電流検出値Iを入力とし、ノイズを除去してq軸応答電流Iq_iirを出力するフィルタである。iirは、無限インパルス応答フィルタであり、ノイズ除去フィルタの一例である。
非干渉化制御器36は、モータ制御装置100の外部(例えば、上位のコントローラ)からの電気角速度指令値ωe *と、q軸応答電流Iq_iirとから、仮d軸電圧指令値Vd_piを補正するためのd軸非干渉化補正値Vdaを生成する。また、非干渉化制御器36は、電気角速度指令値ωe *と、d軸応答電流Id_iirとから、仮q軸電圧指令値Vq_piを補正するためのq軸非干渉化補正値Vqaを生成する。d軸非干渉化補正値Vdaおよびq軸非干渉化補正値Vqaは、dq軸間の干渉項を予めフィードフォワードして、電流制御による干渉をキャンセルするための補正値である。ここで、干渉項の演算については、安定制御を図るために、非干渉化補正値は直流化された値であることが望ましい。このために、例えば、速度については電気角速度指令値ωe *を用い、d軸電流検出値Idおよびq軸電流検出値Iqについては変動成分が排除されたiirの出力値であるd軸応答電流Id_iirおよびq軸応答電流Iq_iirを用いて演算される。
電流誤差補正生成器37は、電流指令生成器14の応答遅延やdq軸の干渉により、dq軸電流が電流指令値に追従し切れずに生じる変動誤差(位相誤差および振幅誤差)を積算し、積算値の反転出力を電流誤差補正値(d軸電流誤差補正値ΔIdおよびq軸電流誤差補正値ΔIq)として生成する。ここで、d軸電流誤差補正値ΔIdはd軸電流指令値Id *とモータ10を流れるd軸電流検出値Idとの変動誤差を補正するための電流フィードフォワード成分であり、q軸電流誤差補正値ΔIqはq軸電流指令値Iq *とモータ10を流れるq軸電流検出値Iqとの変動誤差を補正するための電流フィードフォワード成分である。
すなわち、電流誤差補正生成器37は、電流指令生成器14により出力されたd軸電流指令値Id *およびq軸電流指令値Iq *と、u,v,w/d−q変換器29により出力されたd軸電流検出値Idおよびq軸電流検出値Iqと、位置推定器32により出力された機械角位相θmとからd軸電流誤差補正値ΔIdおよびq軸電流誤差補正値ΔIqを生成して出力する。
[実施形態の電流指令スムージング処理器]
次に、電流指令スムージング処理器14cについて説明する。通常、通常制御領域で生成される電流指令値と電圧飽和領域で生成される電流指令値が異なるため、制御領域を切り替えた際に電流指令値が急激に変化しモータの回転速度制御やトルク制御が不安定な状態になる。このように制御が不安定な状態になることを防ぐために、制御領域を切り替えた際に移行期間を設け、この移行期間にスムージング処理を行う。このスムージング処理は、制御領域を切り替える際に通常制御領域電流指令生成器14aと電圧飽和領域電流指令生成器14bを同時に使用して、電流指令値を切り替え前の制御領域の電流指令値から切り替え後の制御領域の電流指令値に徐々に変化させる処理である。図2は、電流指令スムージング処理器14cによる電流指令値のスムージング処理を説明するための図である。図2において、通常制御領域と電圧飽和領域との間で制御領域を切り替えた時、Gafter(スムージングゲイン_after)は、切り替え後の制御領域の電流指令値に乗算される係数であり、Gbefore(スムージングゲイン_before)は、切り替え前の制御領域の電流指令値に乗算される係数である。
afterおよびGbeforeの値の範囲は、0〜1であり、Gafter+Gbefore=1である。スムージング処理を行う時間(移行期間)として設定される設定時間(スムージング処理設定時間)をtset(例えば1秒)とし、スムージング処理の開始からの経過時間(スムージング処理経過時間)をtとすると、Gafter=t/tsetであり、Gbefore=1−t/tsetである。したがって、Gafterの増加率とGbeforeの減少率は同じ一定の率となる。
電流指令スムージング処理器14cは、制御領域を切り替える際に経過時間tが0のときは切り替え前の電流指令値だけを出力する。そして、電流指令スムージング処理器14cは、経過時間tの増加にともなって切り替え前の電流指令値の割合を減らし、切り替え後の電流指令値の割合を増やして出力する。そして、電流指令スムージング処理器14cは、経過時間tが設定時間tsetに達すると切り替え後の電流指令値だけを出力する。
図3は、電流指令スムージング処理器14cの一例を示すブロック図である。電流指令スムージング処理器14cは、スムージングゲイン_after算出器14c1(後ゲイン算出器に相当)、後乗算器14c2、14c3、前乗算器14c5、14c6、スムージングゲイン_before算出器14c4(前ゲイン算出器に相当)、加算器14c7、14c8を有する。
スムージングゲイン_after算出器14c1は、制御領域が切り替わってから設定時間tset以内のときに、Gafterを算出して出力する。後乗算器14c2は、スムージングゲイン_after算出器14c1が出力したGafterを切り替え後のd軸電流指令値に乗じて後d軸電流指令値Id_after *として出力する。後乗算器14c3は、スムージングゲイン_after算出器14c1が出力したGafterを切り替え後のq軸電流指令値に乗じて後q軸電流指令値Iq_after *として出力する。
具体的には、通常制御領域から電圧飽和領域に切り替わった場合には、後乗算器14c2は、Id_after *=Gafter×Id_fw *を出力し、後乗算器14c3は、Iq_after *=Gafter×Iq_fw *を出力する。一方、電圧飽和領域から通常制御領域に切り替わった場合には、後乗算器14c2は、Id_after *=Gafter×Id_mtpi *を出力し、後乗算器14c3は、Iq_after *=Gafter×Iq_mtpi *を出力する。
電流指令スムージング処理器14cは、例えばスイッチ14c9を用いて、後乗算器14c2および14c3への入力を、電圧飽和領域電流指令生成器14bの出力(Id_fw *,Iq_fw *)または通常制御領域電流指令生成器14aの出力(Id_mtpi *,Iq_mtpi *)のいずれか一方に切り替える。
スムージングゲイン_before算出器14c4は、制御領域が切り替わってから設定時間tset以内のときに、Gbeforeを算出して出力する。前乗算器14c5は、スムージングゲイン_before算出器14c4が出力したGbeforeを切り替え前のd軸電流指令値に乗じて前d軸電流指令値Id_before *として出力する。前乗算器14c6は、スムージングゲイン_before算出器14c4が出力したGbeforeを切り替え前のq軸電流指令値に乗じて前q軸電流指令値Iq_before *として出力する。
具体的には、通常制御領域から電圧飽和領域に切り替わった場合には、前乗算器14c5は、Id_before *=Gbefore×Id_mtpi *を出力し、前乗算器14c6は、Iq_before *=Gbefore×Iq_mtpi *を出力する。一方、電圧飽和領域から通常制御領域に切り替わった場合には、前乗算器14c5は、Id_before *=Gbefore×Id_fw *を出力し、前乗算器14c6は、Iq_before *=Gbefore×Iq_fw *を出力する。
電流指令スムージング処理器14cは、例えばスイッチ14c9を用いて、前乗算器14c5および14c6への入力を、通常制御領域電流指令生成器14aの出力(Id_mtpi *,Iq_mtpi *)または電圧飽和領域電流指令生成器14bの出力(Id_fw *,Iq_fw *)のいずれか他方に切り替える。
加算器14c7は、後乗算器14c2の出力と前乗算器14c5の出力を加算しスムージング処理を施したd軸電流指令値Id *を出力する。すなわち、加算器14c7は、d軸電流指令値Id *=Id_after *+Id_before *を出力する。加算器14c8は、後乗算器14c3の出力と前乗算器14c6の出力を加算しスムージング処理を施したq軸電流指令値Iq *を出力する。すなわち、加算器14c8は、q軸電流指令値Iq *=Iq_after *+Iq_before *を出力する。
[スムージング処理中の電流指令値]
図4は、スムージング処理中の電流ベクトルを示す図である。図4において、VOは誘起電圧であり、Ψaはモータ10の鎖交磁束であり、Ldはモータ10のd軸インダクタンスであり、Mは定誘起電圧楕円の中心である。図4は、通常制御領域から電圧飽和領域へ切り替わった場合を示す。図4(a)は設定時間tsetの0%経過時を示し、図4(b)は設定時間tsetの50%経過時を示し、図4(c)は設定時間tsetの100%経過時を示す。
図4(a)に示すように、設定時間tsetの0%経過時は、電流指令値は、通常制御領域にあるので、最大トルク/電流(MTPI)曲線上をトルク変動に応じて周期的に変動する。q軸電流指令値Iq *が大きくなった場合にはd軸電流指令値Id *は小さくなり、q軸電流指令値Iq *が小さくなった場合にはd軸電流指令値Id *は大きくなる。また、d軸電流指令値Id *の変動幅よりq軸電流指令値Iq *の変動幅のほうが大きい。
図4(b)に示すように、設定時間tsetの50%経過時は、電流指令値は、通常制御領域から電圧飽和領域に切り替わる中間点で、通常制御領域の最大トルク/電流(MTPI)曲線と合計トルク指令値T*の定トルク曲線との交点の電流指令値と、電圧飽和領域の定誘起電圧楕円と合計トルク指令値T*の定トルク曲線の交点の電流指令値とで平均値をとり、この点に対応したd軸電流指令値Id *、q軸電流指令値Iq *として用いる。この点は、トルク変動に応じて周期的に変動する。この時、図4(a)の通常制御領域と比較すると、d軸電流指令値Id *の変動幅は大きくなり、q軸電流指令値Iq *の変動幅は小さくなる。また、後述の図4(c)の電圧飽和領域と比較すると、d軸電流指令値Id *の変動幅は小さく、q軸電流指令値Iq *の変動幅は大きい。
また、図4(c)に示すように、設定時間tsetの100%経過時は、電流指令値は、電圧飽和領域にあるので、定誘起電圧楕円上をトルク変動に応じて周期的に変動する。q軸電流指令値Iq *が大きくなった場合にはd軸電流指令値Id *は小さくなり、q軸電流指令値Iq *が小さくなった場合にはd軸電流指令値Id *は大きくなる。しかし、通常制御領域と異なり、d軸電流指令値Id *の変動幅よりq軸電流指令値Iq *の変動幅のほうが小さい。
図5は、スムージング処理中の電流指令値の推移を示す図である。図5において、横軸は時間(s:秒)を示し、縦軸は電流(A:アンペア)を示す。設定時間tsetは1秒である。上段はq軸電流を示し、下段はd軸電流を示す。図5は、通常制御領域から電圧飽和領域へ切り替わった場合を示す。
図5に示すように、d軸電流指令値Id *とq軸電流指令値Iq *は常に逆位相となっている。また、設定時間tsetの0%経過時(横軸が0のとき)、Id_mtpi *の変動幅よりIq_mtpi *の変動幅が大きいため、Id *の変動幅よりIq *の変動幅が大きくなっている。これは、図4(a)と一致する。また、設定時間tsetの100%経過時(横軸が1のとき)、Id_fw *の変動幅よりIq_fw *の変動幅が小さいため、Id *の変動幅よりIq *の変動幅が小さくなっている。これは、図4(c)と一致する。
以上説明したように、本実施形態のモータ制御装置100は、電流指令スムージング処理器14cにより、制御領域の切り替え直後は切り替え前の電流指令値を使用し、時間経過にしたがって切り替え前の電流指令値をGbeforeによって小さくしていく。同時に、本実施形態のモータ制御装置100は、電流指令スムージング処理器14cにより、切り替え後の電流指令値をGafterによって大きくしていき、設定時間経過後は完全に切り替え後の電流指令値を使用する。これにより、本実施形態のモータ制御装置100は、制御領域が切り替わる際、トルク制御を行いながら切り替え前の制御領域の電流指令値を徐々に小さくしていくと同時に、切り替え後の制御領域の電流指令値を徐々に大きくしていくことで円滑な状態遷移を実現でき、制御領域が切り替わる際のトルク制御の不安定化を防ぐことができる。
10 モータ
11、18、19 減算器
12 速度制御器
13、16、17、21、22 加算器
14 電流指令生成器
14a 通常制御領域電流指令生成器(第1電流指令生成器)
14b 電圧飽和領域電流指令生成器(第2電流指令生成器)
14c 電流指令スムージング処理器(第3電流指令生成器)
14c1 スムージングゲイン_after算出器(後ゲイン算出器)
14c2,14c3 後乗算器
14c5,14c6 前乗算器
14c4 スムージングゲイン_before算出器(前ゲイン算出器)
14c7,14c8 加算器
15 制御切替判定部
20 電圧指令生成器
23 d−q/u,v,w変換器
24 PWM変調器
25 IPM
26 シャント抵抗
27a、27b 電流センサ
28 3φ電流算出器
29 u,v,w/d−q変換器
30 軸誤差演算器
31 PLL制御器
32 位置推定器
33 1/Pn処理器
34 補正トルク生成器
35a、35b iir
36 非干渉化制御器
37 電流誤差補正生成器
100 モータ制御装置

Claims (5)

  1. モータの速度指令値と速度とからモータ電流指令値を生成する電流指令生成器を備えたモータ制御装置において、
    前記電流指令生成器は、
    通常制御領域で電流指令値を生成する第1電流指令生成器と、
    電圧飽和領域で電流指令値を生成する第2電流指令生成器とを備え、
    通常制御領域から電圧飽和領域、または電圧飽和領域から通常制御領域へと制御領域が切り替わる際に、前記第1電流指令生成器と前記第2電流指令生成器を併用して前記モータ電流指令値を生成することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記電流指令生成器は、前記第1電流指令生成器と前記第2電流指令生成器からそれぞれ出力される電流指令値をもとに前記モータ電流指令値を生成する第3電流指令生成器を備えたことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記第3電流指令生成器は、
    前記第1電流指令生成器が生成した電流指令値と前記第2電流指令生成器が生成した電流指令値を用いて、切り替え前の制御領域の電流指令値に基づく前電流指令値と、切り替え後の制御領域の電流指令値に基づく後電流指令値とを算出し、算出した前記前電流指令値と前記後電流指令値を用いて前記モータ電流指令値を生成することを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記第3電流指令生成器は、
    制御領域が切り替わる際の移行期間に使用される電流指令値のうち切り替え前の制御領域の電流指令値の割合を求めるための前ゲインを算出する前ゲイン算出器と、
    前記前ゲイン算出器により算出された前ゲインを切り替え前の制御領域の電流指令値に乗じて前記前電流指令値を出力する前乗算器と、
    制御領域が切り替わる際の移行期間に使用される電流指令値のうち切り替え後の制御領域の電流指令値の割合を求めるため後ゲインを算出する後ゲイン算出器と、
    前記後ゲイン算出器により算出された後ゲインを切り替え後の制御領域の電流指令値に乗じて前記後電流指令値を出力する後乗算器と、
    前記前乗算器が出力した前電流指令値と前記後乗算器が出力した後電流指令値を加えて前記モータ電流指令値を生成する加算器と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
  5. 前記前ゲイン算出器は、前記前ゲインを制御領域の切り替え開始から所定の設定時間までに1から0へ一定の率で減少させ、
    前記後ゲイン算出器は、前記後ゲインを制御領域の切り替え開始から前記設定時間までに0から1へ前記一定の率で増加させることを特徴とする請求項4に記載のモータ制御装置。
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