JP2008048570A - 交流モータ制御装置とその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 位置センサを用いずにゼロ速度制御または位置決め制御時に速度とトルクリプルを低減でき、安定にモータを停止させ、通常駆動時の制御応答性を維持できる交流モータ制御装置とその制御方法を提供する。
【解決手段】 指令速度と推定速度からδ軸指令電流を生成する速度制御部と、γδ軸指令電流とγδ軸電流から電圧指令を生成する電流制御部と、電圧指令を電力増幅するインバータと、モータ電流を前記推定位置で座標変換しγδ軸電流を生成する座標変換部と、電圧指令とγδ軸電流から推定位置誤差を生成する位置誤差推定部と、推定位置誤差から推定位置と推定速度を生成する位置速度推定部とを備える交流モータ制御装置において、指令速度と推定位置と推定速度からγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを生成するサーボロック調整部と、γ軸補正電流をγ軸指令電流に加算し新たなγ軸指令電流を生成する加算器と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】 指令速度と推定速度からδ軸指令電流を生成する速度制御部と、γδ軸指令電流とγδ軸電流から電圧指令を生成する電流制御部と、電圧指令を電力増幅するインバータと、モータ電流を前記推定位置で座標変換しγδ軸電流を生成する座標変換部と、電圧指令とγδ軸電流から推定位置誤差を生成する位置誤差推定部と、推定位置誤差から推定位置と推定速度を生成する位置速度推定部とを備える交流モータ制御装置において、指令速度と推定位置と推定速度からγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを生成するサーボロック調整部と、γ軸補正電流をγ軸指令電流に加算し新たなγ軸指令電流を生成する加算器と、を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、位置センサを用いずに速度あるいは位置を制御する交流モータ制御装置とその制御方法に関する。
従来の位置センサを用いずに速度あるいは位置を制御する交流モータの制御装置は、位置誤差に関する誤差量をモータ電流から推定し、その推定された誤差量がゼロになるように位置速度を推定している(例えば、非特許文献1参照)。また、位置誤差をモータ電流と電圧から推定するものもある(例えば、非特許文献2参照)。図9において、7は位置誤差推定部であり、モータ電流とあるいはモータ電流と電圧から位置誤差に関する誤差量を推定する。誤差量は、モータモデルに基づいて構成される状態観測器による推定方法や回転子磁極位置と基準磁極位置との偏差に関係するインピーダンスやインダクタンス偏差に基づく推定方法により推定される。8は位置速度推定部であり、7で推定された誤差量がゼロになるように位置と速度を推定するものである。図10において、81は比例積分制御器あるいはフィルタなどで構成される速度推定部で、その出力は速度推定値となる。82は積分器であり、速度推定値を積分して位置推定値を演算するものである。位置速度推定部で推定された速度ωestと指令速度ωrefの偏差をゼロにするように速度制御部6にてトルク指令値あるいは指令電流を演算する。図9の速度制御器の外に位置推定値と位置指令値との偏差ゼロにするように速度指令値を演算する位置制御器9を付加すると図11の位置制御装置となる。
このように、従来の位置センサを用いずに速度あるいは位置を制御する交流モータの制御装置は、速度推定値と位置推定値をフィードバックして、位置センサ付きで制御するのと同様に速度制御あるいは位置制御を実施するのである。
IEEE Transactions on Industry Applications、VOL. 39.、 No. 3、May/June 2003、p.761−767(P. 764、図4) 電気学会論文誌産業応用部門誌2002年7月号掲載、「推定位置誤差情報を利用したIPMSMの位置・速度センサレス制御」、p.722−729(p.724、図3、p.726、図6)
このように、従来の位置センサを用いずに速度あるいは位置を制御する交流モータの制御装置は、速度推定値と位置推定値をフィードバックして、位置センサ付きで制御するのと同様に速度制御あるいは位置制御を実施するのである。
IEEE Transactions on Industry Applications、VOL. 39.、 No. 3、May/June 2003、p.761−767(P. 764、図4) 電気学会論文誌産業応用部門誌2002年7月号掲載、「推定位置誤差情報を利用したIPMSMの位置・速度センサレス制御」、p.722−729(p.724、図3、p.726、図6)
従来の位置センサを用いずに速度あるいは位置を制御する交流モータの制御装置は、
位置速度推定部がいわゆるフェーズロックループとなっていて、その応答性は全体の制御の応答性を左右するものである。したがって、位置誤差推定部で推定される誤差量にリプル等が存在する場合は、位置速度推定部の制御ゲインを下げて、位置および速度制御部の制御ゲインも連動して下げなければトルクリプルや速度リプルを発生させ不安定になることになる。制御ゲインを下げる結果、制御系全体の制御応答を下げてしまうという問題があった。特に位置誤差推定部で推定される誤差量のリプルが大きくなるのは、速度がゼロ近辺の状態であり、その理由はモータを駆動する電圧が低下するため、誤差を推定するために用いるモータ電圧のS/N比の低下やモータ電流のリプルがインバータのデットタイムの影響で増加するためである。すなわち、ゼロ速度時や位置決め制御時などモータを停止させる状態の安定性を考慮すると、それですべての運転状態の制御応答が決定されてしまうという問題もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、位置センサを用いずにゼロ速度制御または位置決め制御時に速度とトルクのリプルを低減でき、安定にモータを停止させるとともに、通常制御時の制御応答性を維持することができる交流モータ制御装置とその制御方法を提供することを目的とする。
位置速度推定部がいわゆるフェーズロックループとなっていて、その応答性は全体の制御の応答性を左右するものである。したがって、位置誤差推定部で推定される誤差量にリプル等が存在する場合は、位置速度推定部の制御ゲインを下げて、位置および速度制御部の制御ゲインも連動して下げなければトルクリプルや速度リプルを発生させ不安定になることになる。制御ゲインを下げる結果、制御系全体の制御応答を下げてしまうという問題があった。特に位置誤差推定部で推定される誤差量のリプルが大きくなるのは、速度がゼロ近辺の状態であり、その理由はモータを駆動する電圧が低下するため、誤差を推定するために用いるモータ電圧のS/N比の低下やモータ電流のリプルがインバータのデットタイムの影響で増加するためである。すなわち、ゼロ速度時や位置決め制御時などモータを停止させる状態の安定性を考慮すると、それですべての運転状態の制御応答が決定されてしまうという問題もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、位置センサを用いずにゼロ速度制御または位置決め制御時に速度とトルクのリプルを低減でき、安定にモータを停止させるとともに、通常制御時の制御応答性を維持することができる交流モータ制御装置とその制御方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、指令速度と推定速度からδ軸指令電流を生成する速度制御部と、γδ軸指令電流とγδ軸電流から電圧指令を生成する電流制御部と、電圧指令を推定位置で座標変換しPWM変調して電力増幅するインバータと、モータ電流を前記推定位置で座標変換し前記γδ軸電流を生成する座標変換部と、前記電圧指令と前記γδ軸電流から推定位置誤差を生成する位置誤差推定部と、前記推定位置誤差から前記推定位置と前記推定速度を生成する位置速度推定部と、を備える交流モータ制御装置において、前記指令速度と前記推定位置と前記推定速度からγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを生成するサーボロック調整部と、前記γ軸補正電流をγ軸指令電流に加算し新たなγ軸指令電流を生成する加算器と、を備えることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の交流モータ制御装置において、指令位置と推定位置から速度指令を生成する位置制御部を備え、前記サーボロック調整部は、前記指令位置と前記指令速度と前記推定位置と前記推定速度から位置制御ゲイン調整パラメータを生成することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の交流モータ制御装置において、前記γ軸補正電流は、強め界磁電流であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の交流モータ制御装置において、前記サーボロック調整部は、前記指令速度と前記推定位置と前記推定速度からモータ停止状態を判断する停止状態判断部と、停止状態と判断したときにトリガを生成するトリガ生成部と、前記トリガにより前記γ軸補正電流と位置速度推定ゲイン調整パラメータと速度制御ゲイン調整パラメータを変更するパラメータ変更部と、前記パラメータを所定の時間で緩やかに切替えるソフト切替部とを備えることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の交流モータ制御装置において、前記停止状態判断部は、前記指令速度が零で前記推定速度の絶対値が所定値以下で前記推定位置の変化量の絶対値が所定値以下であるときに停止状態と判断することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、指令速度と推定速度からδ軸指令電流を生成する速度制御部と、γδ軸指令電流とγδ軸電流から電圧指令を生成する電流制御部と、電圧指令を推定位置で座標変換しPWM変調して電力増幅するインバータと、モータ電流を前記推定位置で座標変換し前記γδ軸電流を生成する座標変換部と、前記電圧指令と前記γδ軸電流から推定位置誤差を生成する位置誤差推定部と、前記推定位置誤差から前記推定位置と前記推定速度を生成する位置速度推定部と、を備える交流モータ制御装置の制御方法において、前記指令速度が零で前記推定速度の絶対値が所定値以下で前記推定位置の変化量の絶対値が所定値以下であるときに停止状態と判断するステップと、停止状態と判断したときはγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを第1所定値に設定するステップと、停止状態でないと判断したときはγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを第2所定値に設定するステップと、前記パラメータを所定の時間をかけて緩やかに切替えるステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、指令速度と推定速度からδ軸指令電流を生成する速度制御部と、γδ軸指令電流とγδ軸電流から電圧指令を生成する電流制御部と、電圧指令を推定位置で座標変換しPWM変調して電力増幅するインバータと、モータ電流を前記推定位置で座標変換し前記γδ軸電流を生成する座標変換部と、前記電圧指令と前記γδ軸電流から推定位置誤差を生成する位置誤差推定部と、前記推定位置誤差から前記推定位置と前記推定速度を生成する位置速度推定部と、を備える交流モータ制御装置において、前記指令速度と前記推定位置と前記推定速度からγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを生成するサーボロック調整部と、前記γ軸補正電流をγ軸指令電流に加算し新たなγ軸指令電流を生成する加算器と、を備えることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の交流モータ制御装置において、指令位置と推定位置から速度指令を生成する位置制御部を備え、前記サーボロック調整部は、前記指令位置と前記指令速度と前記推定位置と前記推定速度から位置制御ゲイン調整パラメータを生成することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の交流モータ制御装置において、前記γ軸補正電流は、強め界磁電流であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の交流モータ制御装置において、前記サーボロック調整部は、前記指令速度と前記推定位置と前記推定速度からモータ停止状態を判断する停止状態判断部と、停止状態と判断したときにトリガを生成するトリガ生成部と、前記トリガにより前記γ軸補正電流と位置速度推定ゲイン調整パラメータと速度制御ゲイン調整パラメータを変更するパラメータ変更部と、前記パラメータを所定の時間で緩やかに切替えるソフト切替部とを備えることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の交流モータ制御装置において、前記停止状態判断部は、前記指令速度が零で前記推定速度の絶対値が所定値以下で前記推定位置の変化量の絶対値が所定値以下であるときに停止状態と判断することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、指令速度と推定速度からδ軸指令電流を生成する速度制御部と、γδ軸指令電流とγδ軸電流から電圧指令を生成する電流制御部と、電圧指令を推定位置で座標変換しPWM変調して電力増幅するインバータと、モータ電流を前記推定位置で座標変換し前記γδ軸電流を生成する座標変換部と、前記電圧指令と前記γδ軸電流から推定位置誤差を生成する位置誤差推定部と、前記推定位置誤差から前記推定位置と前記推定速度を生成する位置速度推定部と、を備える交流モータ制御装置の制御方法において、前記指令速度が零で前記推定速度の絶対値が所定値以下で前記推定位置の変化量の絶対値が所定値以下であるときに停止状態と判断するステップと、停止状態と判断したときはγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを第1所定値に設定するステップと、停止状態でないと判断したときはγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを第2所定値に設定するステップと、前記パラメータを所定の時間をかけて緩やかに切替えるステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項1乃至3に記載の発明によると、位置センサを用いずに安定にモータを停止させる交流モータ制御装置を提供できる。
また、請求項4に記載の発明によると、ゼロ速度制御状態と通常制御状態とを自動的に検出し、状態に応じて制御ゲインを調整するため、ゼロ速度制御時に速度とトルクリプルを低減でき、安定にモータを停止させるとともに、通常制御時の制御応答性を維持す交流モータ制御装置を提供できる。
また、請求項3に記載の発明によると、位置センサを用いずに位置決め制御時に速度とトルクリップルを低減でき、安定にモータを停止させる交流モータ制御装置を提供できる。
また、請求項4および5に記載の発明によると、位置決め制御状態と通常制御状態とを自動的に検出し、状態に応じて制御ゲインを調整するため、ゼロ速度制御時に速度とトルクリプルを低減でき、安定にモータを停止させるとともに、通常制御時の制御応答性を維持する交流モータ制御装置を提供できる。
また、請求項6に記載の発明によると、位置センサを用いずに安定にモータを停止させる交流モータ制御装置の制御方法が提供できる。
また、請求項4に記載の発明によると、ゼロ速度制御状態と通常制御状態とを自動的に検出し、状態に応じて制御ゲインを調整するため、ゼロ速度制御時に速度とトルクリプルを低減でき、安定にモータを停止させるとともに、通常制御時の制御応答性を維持す交流モータ制御装置を提供できる。
また、請求項3に記載の発明によると、位置センサを用いずに位置決め制御時に速度とトルクリップルを低減でき、安定にモータを停止させる交流モータ制御装置を提供できる。
また、請求項4および5に記載の発明によると、位置決め制御状態と通常制御状態とを自動的に検出し、状態に応じて制御ゲインを調整するため、ゼロ速度制御時に速度とトルクリプルを低減でき、安定にモータを停止させるとともに、通常制御時の制御応答性を維持する交流モータ制御装置を提供できる。
また、請求項6に記載の発明によると、位置センサを用いずに安定にモータを停止させる交流モータ制御装置の制御方法が提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の交流モータ制御装置の第1の実施例を示す制御ブロック図である。図1において、1はモータ、2は電流検出器、3はインバータ、4は座標変換部、5は電流制御部、60は速度制御部、7は位置誤差推定部、80は位置速度推定部、10はサーボロック調整部、50、52、61は加算器である。位置誤差推定部7は、モータ電流とあるいはモータ電流と電圧から位置誤差を推定する。誤差量は、モータモデルに基づいて構成される状態観測器による推定方法や回転子磁極位置と基準磁極位置との偏差に関係するインピーダンスやインダクタンス偏差に基づく推定方法により推定される。位置速度推定部80は、位置誤差推定部7で推定された誤差量がゼロになるように位置と速度を推定する。位置速度推定部7で推定された速度ωestと指令速度ωrefの偏差をゼロにするように速度制御部6にてトルク指令値あるいは指令電流を演算する。サーボロック調整部10は、推定位置θestと推定速度ωestと指令速度ωrefからモータが停止する状態にあることを判別し、モータ磁極方向に指令電流ΔIγ、位置速度推定部80の推定ゲイン調整パラメータWθ、 速度制御ゲイン調整パラメータWvを生成する。本発明が従来技術と異なる部分は、サーボロック調整部10を備えた部分である。
次に本発明の動作について説明する。図2に示すように、モータ停止検出部101にて、式(1)の判別条件に基づき、零速度制御状態(モード1)か通常制御状態(モード2)かを判別する。
ここで、a、bは制御状態を判断する閾値である。モード1の場合、トリガ信号生成部102によりパラメータ変更部103に指令パラメータを変更するようトリガをかける。パラメータ変更部103は予め設定していたΔIγ、Wθ、Wvの指令値を出力する。ソフト切替部104は、ΔIγ、Wθ、Wvの指令値に達する時間を調整し、急激な制御ゲイン調整によるショックを防止するものである。モード1からモード2に移る際、同様にトリガ信号生成部102によりパラメータ変更部103に変更を止めるようトリガをかける。図3は、動作タイムチャート変更を示すものである。ΔIγは加算器50にてモータの界磁成分指令電流値に加算され、磁束を強める方向に電流を指令する。モータ停止状態では直流電流がモータに流れる。図4に示すようにこの状態では回転子は磁束位置に拘束されることとなる。ΔIγの大きさはモータ定格電流より低く設定されるが、停止状態の負荷条件により設定値の大きさを考慮する。また、永久磁石モータの場合、強め界磁をすると磁石の減磁することがあるので予め磁石特性を考慮して設定する。回転子の拘束により、後述の制御ゲイン調整による制御部の耐負荷性低下を補うことできる。ΔIγが指令変更値に達した後にWθ、Wvは、変更値へと増加する。本実施例ではWθ、Wvの指令値が0.8とし、それぞれの制御部の応答性を20%低下させる例を示す。図10で示した従来の位置速度推定部に対して、図5のゲイン調整部83を付加することにより、モード1とモード2のゲイン調整を自動で実施されることになり、モード1では制御応答が20%低下し、速度およびトルク制御ループのカットオフ周波数も20%低下するため、速度やトルクのリップル等の影響をその分除去することができる。速度制御部60もゲイン調整部83と同様なゲイン調整部を付加しており、ゲイン調整が自動で実施されることになる。モード2に移行する場合は、ΔIγを維持した状態でWθ、Wvの方を先に下げることにより、ゲイン調整時の回転子変動を防止することができる。
図6は第2実施例の構成を示す図である。実施例1に対し、位置制御部90を付加し位置制御装置を構成している。図6において、位置誤差推定部7は、モータ電流とあるいはモータ電流と電圧から位置誤差に関する誤差量を推定する。誤差量は、モータモデルに基づいて構成される状態観測器による推定方法や回転子磁極位置と基準磁極位置との偏差に関係するインピーダンスやインダクタンス偏差に基づく推定方法により推定される。80は位置速度推定部であり、7で推定された誤差量がゼロになるように位置と速度を推定するものである。位置速度推定部で推定された推定速度ωestと指令速度ωrefの偏差をゼロにするように速度制御部6にてトルク指令値あるいは指令電流を演算する。サーボロック調整部11は、推定位置θestと指令位置θrefと推定速度ωestと指令速度ωrefからモータが位置決め制御状態にあることを判別し、モータ磁極方向に直流電流を流すγ軸補正電流ΔIγ、位置速度推定部80の制御ゲインを調整するパラメータWθ、 速度制御部の制御ゲイン調整パラメータWv、位置制御ゲイン調整パラメータWpを生成する。本発明が従来技術と異なる部分は、サーボロック調整部11を備えた部分である。
次に動作について説明する。図7に示すように、モータ停止検出部111にて、式(2)の判別条件に基づき、位置決め制御状態(モード1)か通常制御状態(モード2)かを判別する。
次に動作について説明する。図7に示すように、モータ停止検出部111にて、式(2)の判別条件に基づき、位置決め制御状態(モード1)か通常制御状態(モード2)かを判別する。
ここで、a、b、cは制御状態を判断する閾値である。モード1の場合、トリガ信号生成部112によりパラメータ変更部113に指令を出すようトリガをかける。パラメータ変更部113は予め設定していたΔIγ、Wθ、Wv、Wpのパラメータに変更する。補償ソフト切替部114は、ΔIγ、Wθ、Wv、Wpの変更値に達する時間を調整し、急激な制御ゲイン調整によるショックを防止する。モード1からモード2に移る際、同様にトリガ信号発生部112により指令発生部113に指令を止めるようトリガをかける。図8は、動作タイムチャートを示すものである。ΔIγ、Wθ、Wv、Wpの調整方法は実施例1と同様である。
このように、ゼロ速度制御状態(あるいは位置決め制御状態)と通常制御状態とを自動的に検出し、状態に応じて制御ゲインを調整する構成をしているので、ゼロ速度制御時に速度とトルクリプルを低減でき、安定にモータを停止させるとともに、通常制御時の制御応答性を維持することができる。
図12は、本は罪の交流モータ制御装置の制御方法を示すフローチャートである。図12において、ステップST1で指令速度が零であればステップST2に零でなければステップST5に移動する。ステップST2では推定位置の制御時間あたりの変化量が所定値a以下であるかどうか判断する。a以下であらばステップST3へ、a以上であればステップST5に移動する。ステップST3では推定速度が所定値b以下かどうか判断する。b以下であればステップST4へ、以上であればステップST5に移動する。ステップST4ではパラメータを第1所定値に変更し、ステップST5では第2所定値に変更する。ステップST6では、パラメータを所定の時間かけれ緩やかに変更する。
図12は、本は罪の交流モータ制御装置の制御方法を示すフローチャートである。図12において、ステップST1で指令速度が零であればステップST2に零でなければステップST5に移動する。ステップST2では推定位置の制御時間あたりの変化量が所定値a以下であるかどうか判断する。a以下であらばステップST3へ、a以上であればステップST5に移動する。ステップST3では推定速度が所定値b以下かどうか判断する。b以下であればステップST4へ、以上であればステップST5に移動する。ステップST4ではパラメータを第1所定値に変更し、ステップST5では第2所定値に変更する。ステップST6では、パラメータを所定の時間かけれ緩やかに変更する。
サーボロック調整部において、位置速度推定部の調整ゲインWθをゼロにすることによって、位置センサ付きにおいてもゼロ速度制御あるいは位置決め制御時に速度とトルクリップルを低減でき、安定にモータを停止させることができるので、位置センサの分解能の低い、あるいは位置検出値にノイズが含まれる場合にも適用できる。
1 モータ
2 電流検出部
3 インバータ
4 座標変換部
5 電流制御部
6、60 速度制御部
7 位置誤差推定部
8、80 位置速度推定部
81 速度推定部
82 積分器
83 制御ゲイン調整部
9、90 位置制御部
10、11 サーボロック調整部
50、51、52、61、91 減算部
101、111 モータ停止検出部
102、112 トリガ信号発生部
103、113 指令発生部
104、114 遅れ時間調整部
2 電流検出部
3 インバータ
4 座標変換部
5 電流制御部
6、60 速度制御部
7 位置誤差推定部
8、80 位置速度推定部
81 速度推定部
82 積分器
83 制御ゲイン調整部
9、90 位置制御部
10、11 サーボロック調整部
50、51、52、61、91 減算部
101、111 モータ停止検出部
102、112 トリガ信号発生部
103、113 指令発生部
104、114 遅れ時間調整部
Claims (6)
- 指令速度と推定速度からδ軸指令電流を生成する速度制御部と、γδ軸指令電流とγδ軸電流から電圧指令を生成する電流制御部と、電圧指令を推定位置で座標変換しPWM変調して電力増幅するインバータと、モータ電流を前記推定位置で座標変換し前記γδ軸電流を生成する座標変換部と、前記電圧指令と前記γδ軸電流から推定位置誤差を生成する位置誤差推定部と、前記推定位置誤差から前記推定位置と前記推定速度を生成する位置速度推定部と、を備える交流モータ制御装置において、
前記指令速度と前記推定位置と前記推定速度からγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを生成するサーボロック調整部と、
前記γ軸補正電流をγ軸指令電流に加算し新たなγ軸指令電流を生成する加算器と、
を備えることを特徴とする交流モータ制御装置。 - 指令位置と推定位置から速度指令を生成する位置制御部を備え、
前記サーボロック調整部は、前記指令位置と前記指令速度と前記推定位置と前記推定速度から位置制御ゲイン調整パラメータを生成することを特徴とする請求項1記載の交流モータ制御装置。 - 前記γ軸補正電流は、強め界磁電流であることを特徴とする請求項1記載の交流モータ制御装置。
- 前記サーボロック調整部は、前記指令速度と前記推定位置と前記推定速度からモータ停止状態を判断する停止状態判断部と、停止状態と判断したときにトリガを生成するトリガ生成部と、前記トリガにより前記γ軸補正電流と位置速度推定ゲイン調整パラメータと速度制御ゲイン調整パラメータを変更するパラメータ変更部と、前記パラメータを所定の時間で緩やかに切替えるソフト切替部とを備えることを特徴とする請求項1記載の交流モータ制御装置。
- 前記停止状態判断部は、前記指令速度が零で前記推定速度の絶対値が所定値以下で前記推定位置の変化量の絶対値が所定値以下であるときに停止状態と判断することを特徴とする請求項1記載の交流モータ制御装置。
- 指令速度と推定速度からδ軸指令電流を生成する速度制御部と、γδ軸指令電流とγδ軸電流から電圧指令を生成する電流制御部と、電圧指令を推定位置で座標変換しPWM変調して電力増幅するインバータと、モータ電流を前記推定位置で座標変換し前記γδ軸電流を生成する座標変換部と、前記電圧指令と前記γδ軸電流から推定位置誤差を生成する位置誤差推定部と、前記推定位置誤差から前記推定位置と前記推定速度を生成する位置速度推定部と、を備える交流モータ制御装置の制御方法において、
前記指令速度が零で前記推定速度の絶対値が所定値以下で前記推定位置の変化量の絶対値が所定値以下であるときに停止状態と判断するステップと、
停止状態と判断したときはγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを第1所定値に設定するステップと、
停止状態でないと判断したときはγ軸補正電流と速度制御ゲイン調整パラメータと位置速度推定ゲイン調整パラメータを第2所定値に設定するステップと、
前記パラメータを所定の時間をかけて緩やかに切替えるステップと、
を備えることを特徴とする交流モータ制御装置の制御方法。
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